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この物語ゎフィクションです
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1:
ぬし
完結できるとい〜な♪
―娼婦と売り専―
2010-05-11 04:22:00 -
81:
ぬし
「この後さ、外でたいんだ」
後かたずけをしてる時零太は言った
「でも…」
「この時間なら人少ないし大丈夫だよ!ね、いいでしょ?」
時計を見るともう4時を過ぎていた
それでも今は冬だから外は真っ暗だった
「うん。出よっか」
「やった!!」
零太は一気に笑顔になり超特急でお皿を洗い終わった2010-05-14 00:05:00 -
82:
ぬし
零太と手を繋いで街に出た
やっぱりクリスマスだからか
街はこの時間でもカップル達がいた
「ほら、あれだよ!」
零太が指を指した先に大きなクリスマスツリーがライトアップをして飾ってあった
言葉が出なかった
あまりにも綺麗だったから
2010-05-14 00:08:00 -
83:
ぬし
喋るたびに白い息がでてきてそれがツリーと重なって余計に綺麗に見えた
その周りには何組かのカップルが肩を寄せ合いながら皆幸せそうだった
ツリーを真下から見上げた時思わず
「綺麗…」
とつぶやいてしまった
2010-05-14 00:12:00 -
84:
ぬし
すると零太は
アキちゃん、 と呼んだ
その顔はなんだかもどかしくて
目をそらしながら零太は言った
「今日はクリスマスおめでとう!」
…?意味がわからなかった
「あ、だからね、その…年に一回のクリスマスは聖なる夜で…」
寒いせいか鼻の頭を真っ赤にさせながら
何かをいいたげで
でもよくわからなくて
2010-05-14 00:16:00 -
85:
ぬし
零太は必死で話てるけどアタシには意味がわからなくて
「零太?」
そう言った時
零太はチラッとアタシを見た
あ〜!!と変な声をだして頭をかきながら
「ツリーの上見てみてよ」
そう言われたからアタシはツリーを見上げた
その一瞬の時、零太がアタシの肩をもってアタシの口にキスをした
ドラマで言えばスローモーションに映されるみたいに
アタシはその時時間が止まったのかと思った
2010-05-14 00:19:00 -
86:
ぬし
なによりいきなりだったからビックリした
零太は数秒ほどたった時離れた
ドキドキが止まらない
あの夜以来のキスだった
「…俺は、アキちゃんが大好きなんだよ。」
零太が始めてアタシに好きだと言った
ドアップの零太はいつもより大人びて
ツリーの光が当たってるから余計かっこよかった
2010-05-14 00:26:00 -
87:
ぬし
すると零太はポケットから何かを取り出した
それはリボンがついた鍵だった
「俺とずっと一緒にいて下さい」
零太が真っすぐアタシを見てにいった
アタシはとりあえず嬉しすぎて呆然としていた
「答えゎ?」
本当に幸せだった
これでもかってぐらい、幸せだった
アタシの方が大好きだよ…
涙があふれる
「こちらこそお願いします。」
嬉しい涙ってこのことを言うんだね
2010-05-14 00:29:00 -
88:
ぬし
「や、やったー!!!!!!!!」
零太はアタシを抱きしめた
超緊張したよ!心臓バクバクだよ!そういいいながら零太は今までで1番の笑顔を見せた
マジ?!マジ?!
なんてずっと一人で言ってる零太アタシは本当に幸せ者だな…
「これから毎年今日が記念日だね」
そんな事を言う零太を見てアタシはこれから何年先もずっと零太といられるってそう信じてた
2010-05-14 00:34:00 -
89:
ぬし
「も〜いくつ寝ると〜♪お正月〜♪」
「もう今日が今年最後ですね」
「そうよーはいもんやったな〜!」
今日は店は休みで風華さんとその仕事仲間さんそして翔ちゃんとバーを貸し切りに大晦日パーティーに呼ばれた
なんだかんだで楽しかったけど零太は今日も仕事だって行ってた2010-05-14 00:45:00 -
90:
ぬし
零太と結ばたあの後零太は二人で住む新しい家を見せてくれた
綺麗なマンションだった
俺んち狭いから
そういって買ってくれたんだ
俺が買ったんだよ、俺が♪
何回も自慢げにそのセリフを言う零太は子供みたいだった
2010-05-14 00:49:00