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みきちゃん♪
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1:
紗織
はじめまして。紗織です。15歳の夏休みに年上の彼氏が出来ました。相手は25歳、名前は陸。通称りくちゃんです。
15歳時分のあたしには年上過ぎるりくちゃんに、遊ばれてるんかとビクビク恐れながらも、なんとなく上手くいっておりました。あれよあれよと交際7年目に突入-☆
するはずやった。2010-06-17 13:15:00 -
11:
名無しさん
それを見てるとまた少しイラついて、イラつく自分がみきちゃんの大人ぶりと比較されてるようで。追い討ちを掛けて子供過ぎる自分を自覚させられまたイラついた。
ははっ、情けないわ。
ケータイでもいじってよかなと考えてたら、大皿料理が私の前に運ばれてきた。2010-06-17 13:46:00 -
12:
名無しさん
『あ、パスタ。取り分けるわな』と独りごとのように遠慮がちに呟いた私。
どうせ空気。話題はみきちゃんの私生活。誰も聞いちゃいない。詰まれた取り皿に手を伸ばしたそのとき。
『パスタ来たよ♪温かいうちに食べようねっ♪』とトングと取り皿をささっと掴んだ手があった。みきちゃんだ。2010-06-17 13:49:00 -
13:
名無しさん
気ぃ利くやんと口々にする同僚さんがた。そんで陸。
私の声、みきちゃんに聞こえてなかったんかな?
誰も聞いてなきゃ独りごと。されどみきちゃんは私の20センチもない隣の席。聞こえないはずがない。
わざとなのか。やられた。2010-06-17 13:55:00 -
14:
名無しさん
慣れた手付きでパスタを分けるみきちゃん。周りの感心の声。各々に配られた湯気の上がるお皿。
私はただただ見てることしか出来なかった。
みきちゃんが最後に陸の前へと配膳した。『みき、ありがとうなあ』陸の目尻も下がる下がる、その時。
酔っているのか陸がグラスと間違え、キャンドルの入った小瓶を掴んでしまった。2010-06-17 14:11:00 -
15:
名無しさん
『りくちゃん!?大丈
『きゃ!!りっくん!!火傷してないっ??』私が言い切る前にみきちゃんが大慌てで声が重なった。
『あはは、やってもた。痛いわあ』『ちょっと待ってね!すみません氷いただけますか?』とウエイターに駆け寄るみきちゃん。
即座に席に戻ってくるや否や、可愛い小花柄のハンカチに氷を包み、さらに火傷した陸の右手を優しく握った。2010-06-17 14:19:00 -
16:
紗織
パチンッッ━━。
乾いた音が店内に響く。
何が起こったのか理解出来ていないのか周りの視線が一気に集中する。
力いっぱいにみきちゃんの手をはたいてしまった私へと。2010-06-17 23:35:00 -
17:
名無しさん
非常に気まずい空気。
どうしよう、何か言わなきゃ。ごめん?そうや、ひとまず謝らなあかんわ。
『…らんといて!りくちゃんに触らんといてっ!!』
口から出てきたものが全然謝罪の言葉じゃなくって自分でもびっくりした。2010-06-17 23:38:00 -
18:
名無しさん
『ちょっ紗織、何言って…最低やなお前。ごめんなみき?痛かったな?』必死にフォローする陸に何も言えなくなってしまった。
『いいのいいのっ。紗織ちゃんゴメンねっ♪そんなつもりなかったんだけど』
弁解するように皆に告げたあとにゆっくりと私の方へ振り返り言った。2010-06-17 23:41:00 -
19:
名無しさん
『紗織ちゃんはちょっとヤキモチ妬いちゃっただけなんだよね-っ♪りっくんってドジなとこあるから大変だよねえ?笑』
周りにはきっと私をなだめるように見えたやろう。でも私は見逃せなかった。
みきちゃんの口角がニタリと上がったのが。2010-06-17 23:44:00 -
20:
紗織
『それより火傷したの平気なの?りっくん飲み過ぎちゃダメだよお♪』
『ほんまやぞ岡山!ちゃっかりみきに手握って貰いよって、計算かww』
計算してるのは陸じゃない。この女・・何か企んでる。2010-06-18 21:54:00