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みきちゃん♪
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1:
紗織
はじめまして。紗織です。15歳の夏休みに年上の彼氏が出来ました。相手は25歳、名前は陸。通称りくちゃんです。
15歳時分のあたしには年上過ぎるりくちゃんに、遊ばれてるんかとビクビク恐れながらも、なんとなく上手くいっておりました。あれよあれよと交際7年目に突入-☆
するはずやった。2010-06-17 13:15:00 -
5:
名無しさん
『ありがとう。あの、関西弁じゃないねんな?出身とか聞いてもいい?』どうせど田舎出身のなんちゃって標準語やろ。笑
『あたし東京からきたの♪今は阪大に通いながらね、ここの会社でバイトしてるんだっ♪』『・・・。』東京の上に頭まで賢いときて、言葉が出なかった。逆に考えを見透かされたようで、自慢にも聞こえた。2010-06-17 13:31:00 -
6:
名無しさん
なんか‥完敗やん。何を競ってたわけでもないけど負けた感じがした。
私こそ岡山出身のなんちゃって関西弁で、着飾った制服やって金さえあったら通えるお馬鹿女子校。
すみません。調子乗りました。考えが横柄でした。2010-06-17 13:34:00 -
7:
名無しさん
そうなんや。色々と凄いねんなと返し、初めて音符女の方に身体ごと向け、顔を覗き込んだ。
なになに!?素っぴんやん笑。だけどもキメの細かい白い肌。痛みもなく綺麗な栗色の長い髪にいい香り。それに彼女の放つ柔らかなオーラ、可愛い言葉遣いに気遣いに、自分なんかよりもうんと大人に感じ、色気を感じた。2010-06-17 13:36:00 -
8:
名無しさん
それがみきちゃんとの出会い。
2010-06-17 13:37:00 -
9:
名無しさん
『仲良くしたってなあ、みき。こいつ人見知りやからてこずるやろけど。苦笑』
さっきまで彼女である私までを空気として扱った陸が話しに割り込んできた。なんやねん今さら。しかもみきって呼び捨てかいや。2010-06-17 13:38:00 -
10:
名無しさん
『おぉーみき!いつの間に来てん!飲みいや』『白ワインでいい?』突然の訪問だったらしいみきちゃんに、あっという間に会話の中心が移った。
『あたしだってまだ未成年なんだよおwwだからオレンジジュースがいいな♪』
あとお水貰えないかな?と続けるみきちゃんは鞄からマルチビタミンのサプリメントを取り出し、口に含んだ。2010-06-17 13:40:00 -
11:
名無しさん
それを見てるとまた少しイラついて、イラつく自分がみきちゃんの大人ぶりと比較されてるようで。追い討ちを掛けて子供過ぎる自分を自覚させられまたイラついた。
ははっ、情けないわ。
ケータイでもいじってよかなと考えてたら、大皿料理が私の前に運ばれてきた。2010-06-17 13:46:00 -
12:
名無しさん
『あ、パスタ。取り分けるわな』と独りごとのように遠慮がちに呟いた私。
どうせ空気。話題はみきちゃんの私生活。誰も聞いちゃいない。詰まれた取り皿に手を伸ばしたそのとき。
『パスタ来たよ♪温かいうちに食べようねっ♪』とトングと取り皿をささっと掴んだ手があった。みきちゃんだ。2010-06-17 13:49:00 -
13:
名無しさん
気ぃ利くやんと口々にする同僚さんがた。そんで陸。
私の声、みきちゃんに聞こえてなかったんかな?
誰も聞いてなきゃ独りごと。されどみきちゃんは私の20センチもない隣の席。聞こえないはずがない。
わざとなのか。やられた。2010-06-17 13:55:00 -
14:
名無しさん
慣れた手付きでパスタを分けるみきちゃん。周りの感心の声。各々に配られた湯気の上がるお皿。
私はただただ見てることしか出来なかった。
みきちゃんが最後に陸の前へと配膳した。『みき、ありがとうなあ』陸の目尻も下がる下がる、その時。
酔っているのか陸がグラスと間違え、キャンドルの入った小瓶を掴んでしまった。2010-06-17 14:11:00