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みきちゃん♪
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1:
紗織
はじめまして。紗織です。15歳の夏休みに年上の彼氏が出来ました。相手は25歳、名前は陸。通称りくちゃんです。
15歳時分のあたしには年上過ぎるりくちゃんに、遊ばれてるんかとビクビク恐れながらも、なんとなく上手くいっておりました。あれよあれよと交際7年目に突入-☆
するはずやった。2010-06-17 13:15:00 -
65:
陸
三木はニタリと口角を上げて笑うと俺においかぶさってきた。
そのまま雰囲気に流されていく俺。
男というものは実にズルい生き物で、三木の好意は少なからず気付いてたのに、あわよくばなんて考えて、拒むこともなかった。
頭の中では紗織紗織と連呼しながら、身体は三木を抱いている最低な生き物、俺。2010-06-20 21:09:00 -
66:
名無しさん
おもしろい?
頑張って?2010-06-20 21:44:00 -
67:
陸
*!*!*!*!*!
タクシーの運ちゃんに行き先を告げ、大急ぎで家へと飛ばしてもらった。運転席のデジタル時計は3時12分と表示されている。
紗織まだ起きてるかな?
今朝紗織が『ケーキ用意して待ってるなあ』と言っていたのを今になって思い出した。罪悪感で息が詰まる。2010-06-21 00:01:00 -
68:
陸
紗織・・。知らぬが仏やぞ。今回だけは勘弁してくれ。
俯いて下唇をきつく噛み、俺なりの平静を保つことを心に決めた。
タクシーを降りてマンションを見上げると、自室の灯りが点いてることが確認出来た。待ってくれている紗織を想像するだけで涙腺がゆるむ。
『アカンアカン。平静やぞ』自分に活を入れ玄関に向かった。2010-06-21 00:11:00 -
69:
陸
静かに扉を開けると、テーブルに伏せて寝息を立てている紗織、2人じゃ食べきれないほど大きなケーキ、それに俺に宛てた物であろう小包が見えた。
心がチクリと痛む。
『紗織?ただいま。布団で寝よっか』と優しく揺すると、驚いた猫みたいに跳ね起きた。
『おかいり!遅かたね!やろおかい楽しかった?』全く呂律が回らない紗織。ぐいっと力強く抱き締めた。2010-06-21 00:22:00 -
70:
陸
『遅なってごめんな。ケーキありがとう。今日はもう遅いから、明日にしような』
まだ夢見心地な紗織は『ういー。』と返事をすると、また眠ってしまった。
ベットに運ぼうと抱えあげると『りくちゃん、なんかいい匂いするなあ』ふいに紗織が言った言葉に心臓が止まるかと思った。というか止まった。
そうか?曖昧に返したが返事がない。・・寝言だった。2010-06-21 00:31:00 -
71:
陸
*!*!*!*!*!
翌日もその翌日も、そのまた翌日も、数ヶ月経っても三木は何事もなかったような顔をして出勤していた。
何の変化もない日常。
ただ1つ、三木は俺のことをりっくんと呼ぶようになっていたのを除いて。2010-06-21 00:38:00 -
72:
陸
『りっくん!資料のコピ-やっといたよっ♪』職場で堂々と呼ぶんねんもん。困っちゃうわ。
『はいはい。ありがとう。悪いけど30部ほど追加で』素っ気ない口調で指示を出すと、同期の山下が近づいてきた。
『お-か-や-ん。彼女に冷たくし過ぎたらだめよ。職場の空気も悪くなるでしょ。』なにこの突然変異のオカマキャラ。
あ、山下は野郎会のメンバーね。2010-06-21 01:13:00 -
73:
陸
『誤解招くようなこと言わんといて。だいたい俺には2年付き合ってる彼女おるから』この返しに山下は目を丸くした。
『うそやん!?皆お前と三木が付き合ってるもんやと思ってんで。じゃあ、りっくんてなによww』それはだなあと、必死に弁解をするも聞く耳を持たない山下。
『ほんなら今日の野郎会、おかやんの彼女呼べよ』紗織を?
『わかった。場所だけ決めといて』2つ返事で承諾してしまったが、誤解を解くいい機会になりそうだ。2010-06-21 01:29:00 -
74:
陸
これがすべての元凶になったことは言うまでもない。
2010-06-21 01:30:00