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好きと言いたかった
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1:
まり
今朝はインターホンの鳴る音で目を覚ました。インターホンを見ると50半ばのスーツを来た男が立っていた。
『朝っぱらからセールス?』私は居留守をすることにした。
2010-12-10 14:46:00 -
61:
まり
男はそんな私を見て興奮したのか、腰を動かす。
(早くイッテ!早く)私は必死に手と頭を上下させた。男のものが硬直仕切った瞬間、口を外して男の腹に出した。口に残る唾液すら喉を通したくなくて、私は口の端からソレを垂れ流した。2010-12-12 00:30:00 -
62:
まり
『マリちゃんエロいね』
以前、口に含んだ精子をそうしたら客に偉く受けたことがあった。あからさまにツバを出せない私のとっさの気転だった。
ただ、すごく消えたい気持ちになった。2010-12-12 00:33:00 -
63:
まり
事を終えると男は一人でシャワーを浴びた。その間、壁にかかっている姿見に移る自分の姿を見ながら、私は泣いた。
悲しい?空しい?惨め?
どれでもない。ただ、ひたすら涙が溢れた。
『今更…?』私は髪を乱して素っ裸で呆然と立ち尽くす泣きっ面の自分を笑った。2010-12-12 01:04:00 -
64:
まり
男がシャワーをしている間に内線がなった。バスローブを羽織って男を見送った後で、私は身体をゴシゴシと洗った。何度も何度も力を込めて身体を洗った。うがいも、いつも以上にイソジンを入れてコップ何倍もした。そのまま頭から爪先までを念入りに洗った。
2010-12-12 01:08:00 -
65:
まり
『ありがとう諭吉さんでしょうが…』私は笑いながら泣いた。
この日、寮に戻って私はまたシャワーを浴びた。身体がふやけるんじゃないかと思うくらい長時間。帰ったら食べようと藤堂さんから貰っていた、お弁当は食べれなかった。自分の口から食事を取ることが気持ち悪くて仕方なかった。2010-12-12 01:12:00 -
66:
まり
(明日、やだな)きっと藤堂さんは明日も来る。私は風俗嬢なのだから、何も今日したことを藤堂さんに後ろめたくなんて思わなくていい。だって、私は彼のなんでもない。だって、彼は私の上客で常客。
最大の諭吉供給者なのだから。ただ、それだけなんだから。2010-12-12 01:16:00 -
67:
まり
次の日も、やはり藤堂さんの名前は予約ボードにあった。この頃から回りの女の子がちらほら噂仕出したことを私が気づかないわけがなかったが、差ほど気にも止めずにいた。
(予約があっても、来ない日もあるし…)
2010-12-12 01:20:00 -
68:
まり
予約ボードの前に立っていた私に店長が話しかけた。
『マリ!すまん!伝達ミスやった!ほんまにすまん』勢いよく頭をさげる店長に
『なんで謝るわけ?おかしな店長。お陰で久々にネット指名着いたし、昨日もいっぱい儲けたし』言いながら泣きそうになった。2010-12-12 01:29:00 -
69:
まり
何となく店長の顔は見れなくて、私はスッと部屋に入った。
そして、私の希望の塊のような期待は外れた。
『こんにちは。マリちゃん』この日は悔しいけど、カッコイイと素直に思った。
2010-12-12 01:31:00 -
70:
まり
それなのに私は
『こんにちは。諭吉さん』そう言って藤堂さんを出迎えた。
『ははは』笑った藤堂さんの顔が少し淋しそうに見えたのは私の自惚れだったのか、でも、あの時確かにそう見えた。2010-12-13 01:46:00