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人生狂わせ屋

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  • 1:

    私は一度に二人の人生を狂わせてしまった。

    「不倫」

    本当に馬鹿でした。

    2011-02-27 01:41:00
  • 15:

    名無しさん

    続きお願いします(..)

    2011-03-03 14:48:00
  • 16:

    ↑さんありがとうございます?

    マイペース更新になるかと思いますが、時間を見つけて書くようにしますので宜しくお願いします?

    2011-03-03 18:38:00
  • 17:

    名無しさん

    荷受け窓口のインターホンが鳴った。

    凜子「はい」
    業者「遅くなって申し訳ございません!○○物産です!」
    凜子「ご苦労様です。今降ります。」

    2011-03-03 21:24:00
  • 18:

    名無しさん

    『ほんまに遅いわ…』
    凜子はイライラしながら階段をおりた。

    「ご苦労様です。」
    窓口のシャッターを開け、顔も見ずに一言声をかけた。

    2011-03-03 21:27:00
  • 19:

    名無しさん

    業者「申し訳ないです!遅くなってしまって。」
    凜子「あ、大丈夫ですよ」
    電気を点けて振り向いた瞬間…凜子のの体にビリっと電気が走り、自分の瞳孔がみるみる開いていくのが分かった。

    どうしよ、めっちゃかっこいい…

    2011-03-03 21:37:00
  • 20:

    名無しさん

    歳は27、8ぐらいだろうか。黒髪の短髪に切れ長だがたれ目気味の瞳。芸能人でいうと大沢たかおによく似ていた。

    凜子はすぐに目をそらし、自分がとった最初の無愛想な態度を本気で後悔した。

    業者「商品ここで大丈夫ですかね?」

    2011-03-03 21:46:00
  • 21:

    名無しさん

    凜子「はっ、あ、はい!そこにお願いします!」
    業者「分かりました?」

    ニコっと笑うその顔はくしゃっとなった目元が凄く優しそうで、強く凜子の脳裏に焼き付いた。

    2011-03-03 21:56:00
  • 22:

    名無しさん

    その人が荷物を降ろす間、凜子は関係のない棚を開けてみたり、空の段ボールを整理したり、ひたすら仕事をするフリをしていた。
    ひとり緊張してしまい間が持たない。
    『顔赤くなってないかな』『私今動き不自然ちゃうかな』
    頭の中はそんな考えでいっぱいだった。

    2011-03-03 22:04:00
  • 23:

    名無しさん

    ちらっとその人に目をやった。リフトで荷物を降ろしている。顔が凜子の方へ向きそうになる。さりげなく目をそらし背を向けた。ドキドキして仕方がない…。

    すると、
    「すみません!終わりましたー」

    2011-03-03 22:15:00
  • 24:

    名無しさん

    凜子「はいっ!ありがとうございますっ?」
    業者の元へ駆け寄った。
    業者「ここにサインお願いできます?」
    完全にテンパっている凜子は、上着・ズボン・胸ポケット、どこにシャチハタを入れたか分からない。いろんな所を触りながらあたふたしていると、その人が自分の胸ポケットのボールペンを凜子に差し出した。

    2011-03-03 22:21:00
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