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人生狂わせ屋
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1:
主
私は一度に二人の人生を狂わせてしまった。
「不倫」
本当に馬鹿でした。2011-02-27 01:41:00 -
21:
名無しさん
凜子「はっ、あ、はい!そこにお願いします!」
業者「分かりました?」
ニコっと笑うその顔はくしゃっとなった目元が凄く優しそうで、強く凜子の脳裏に焼き付いた。2011-03-03 21:56:00 -
22:
名無しさん
その人が荷物を降ろす間、凜子は関係のない棚を開けてみたり、空の段ボールを整理したり、ひたすら仕事をするフリをしていた。
ひとり緊張してしまい間が持たない。
『顔赤くなってないかな』『私今動き不自然ちゃうかな』
頭の中はそんな考えでいっぱいだった。2011-03-03 22:04:00 -
23:
名無しさん
ちらっとその人に目をやった。リフトで荷物を降ろしている。顔が凜子の方へ向きそうになる。さりげなく目をそらし背を向けた。ドキドキして仕方がない…。
すると、
「すみません!終わりましたー」2011-03-03 22:15:00 -
24:
名無しさん
凜子「はいっ!ありがとうございますっ?」
業者の元へ駆け寄った。
業者「ここにサインお願いできます?」
完全にテンパっている凜子は、上着・ズボン・胸ポケット、どこにシャチハタを入れたか分からない。いろんな所を触りながらあたふたしていると、その人が自分の胸ポケットのボールペンを凜子に差し出した。2011-03-03 22:21:00 -
25:
名無しさん
凜子「あ、すみません?」
《中村》とサインして、極力顔は見ないようにして伝票とボールペンを渡した。というか見れなかった。
業者「ありがとうございます?」
反射的に顔を上げるとまたあの優しい笑顔。頬がカーっと熱くなった気がした。2011-03-03 22:34:00 -
26:
名無しさん
面白そう?頑張って?
2011-03-05 22:25:00 -
27:
主
ありがとうございます?
また時間見つけて更新しに来ますので、気長に待ってやってください??2011-03-09 12:41:00 -
28:
名無しさん
そしてその人はトラックに乗り込み帰って行った。受け取った伝票の控えに目を向ける。
【水谷】
それが彼との出会いだった。2011-03-13 18:59:00 -
29:
名無しさん
「水谷さんっていうんやぁ…」
帰り道、自転車をこぎながらずっとさっきの事を思い出していた。指がかじかんでいる事も頬を刺す風の冷たさも今は感じない。凜子の頭の中は水谷の事でいっぱいになっていた。彼氏の篤志とはまた雰囲気の違う、柔らかい笑顔が忘れられなかった。2011-03-13 19:05:00 -
30:
名無しさん
次の日。いつものようにパソコンで打ち込み作業をしていると…
「中村さぁん♪」
振り向くとえらく機嫌の良い杉本さんが笑顔で立っていた。
「昨日はありがとうねー♪遅くなったんやってね?ごめんね〜凄く助かったわぁ」2011-03-13 19:08:00