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俺の女

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  • 1:

    俺は悠久。二十歳。容姿は普通。女にもそこそこモテる。この二十年間やんちゃもしてきた。女遊びもしてきた。でも今まで理性を失う事は無かった。あの女と会うまでは―" " "05/08/12 04:55

    2007-08-25 07:12:00
  • 151:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「やる気はあるか?」
    『はっ、はい!』
    俺と圭は声を揃えて返事をした。
    「じゃあ、採用!笑。明日から来い!仕事の事は大輝から、聞け。」
    「あ、あの…」
    海斗さんはそそくさと席を立って、どっかへ行ってしまった。

    2005-08-14 01:33:00
  • 152:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    俺と圭は大輝から、仕事の大幅な説明をしてもらった。
    初心者の俺にはさっぱりだったが、とりあえず実践から入ろうと思った。
    「じゃあ、明日6時な!」「6時ぃ?店は夜からじゃ…」

    2005-08-14 01:38:00
  • 153:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「当たり前や!新人は掃除担当やからな!笑」
    俺はだまされた……と思った。
    「明日俺も6時に行くから、それまでに店の前おれよ!みっちみち鍛えたるから、覚悟しとけよ!笑」
    俺はこの時の大輝の笑みを一生忘れない………笑

    2005-08-14 01:46:00
  • 154:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    次の日、俺等は6時に出勤して、掃除を一通り終わらせた。それだけでくたくたになった。
    9時から店がオープンすると、ホストが全員で16人ずらっと並んだ。俺は、またまた圧倒された。
    「悠久、圭!客引きいってこい!」
    海斗さんにいきなり指示された。

    2005-08-14 02:03:00
  • 155:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    外に出て声をかけてみるが、ナンパのようにはすんなりといかない。シカト…シカト…シカトの嵐!俺は相当落ち込んだ。笑
    「悠久、あの女どう?」
    いかにもキャバ嬢二人組。声をかけてみる事にした。「そこのべっぴんさん二人組!笑」
    すると、二人同時に振り向いた。笑

    2005-08-14 02:07:00
  • 156:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    やったぁ!!と思い、近づいて話し掛ける。
    「なぁ、俺等と一緒に楽しい夜を過ごさん?笑」
    「いいで!いこいこ!」
    なぜかすんなりオッケーだった。
    「で、どこの店?名前は?何歳?いつからホストしてるん?」等と質問攻めにあった。笑

    2005-08-14 02:10:00
  • 157:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    名前は真理と結衣。18歳の現役キャバ嬢。客から金を貰っては、ホスト遊びをしているらしい。顔はなかなか可愛い感じだった。
    俺は真理、圭は結衣の隣に座った。
    「自分、ホスト向いてなさそうやなぁ!笑。でもなんか雰囲気が好きやわ」
    真理にいきなり痛い所をつかれた。年下にここまでゆわれるとは…少々、落ち込んだ。笑

    2005-08-14 02:16:00
  • 158:

    名無しさん

    更新まってる?

    2005-08-14 02:58:00
  • 159:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「真理ちゃんは酒、何飲むん?てかお前、未成年やんけ!笑」
    「何おっさんくさい事言ってるん?笑」
    「カクテルにしとけ!」
    「嫌だよー!けいくんピンドン!笑」
    「お前なぁ…笑」
    最近の未成年は怖い…笑

    2005-08-14 03:15:00
  • 160:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    160さん、ありがとう☆もう少し更新して寝ます!

    2005-08-14 03:17:00
  • 161:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    俺はピンドンとやらを初めてみた…。こいつがピンドンか…。
    「悠久!真理の為に一気してよ!」
    「本気っすか?」
    「本気!!笑」
    真理に勢い負けをした俺は一杯、二杯と軽くたいらげた…つもりだったが、気付けば意識が飛んでいた。情けない………笑

    2005-08-14 03:21:00
  • 162:

    りぁ

    悠久クン今日も楽しみにしてま?すッ??頑張れ?ぃ?

    2005-08-14 03:21:00
  • 163:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    気付けば、俺は自分のベッドに寝ていた。どーやって帰ってきたのか全く記憶がない。人間てのはなかなかよく出来てるもんだ。
    「…ったぁ」
    二日酔いで頭がガンガンする。俺は水を飲もうとベッドから、立ち上がろうとした。

    2005-08-14 03:24:00
  • 164:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    りぁさん、いつもありがとう☆少しだけですけど、更新しますね!
    よく見ると、隣に女が寝ている。
    真理だ!!!!
    俺はズボンを脱いで、すぐに確認した。昨日の晩は何も無かったようだ。
    ホッとした………。

    2005-08-14 03:27:00
  • 165:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「ん…悠久っ?」
    「おはよ!てか俺、昨日何してた?」
    「んー…なんか酒ガンガン飲んで、酔うて、叫んでたで。笑」
    「ははは。まじかよ…」
    「んで、真理が圭くんに悠久ん家聞いて、連れて帰ってんでぇ」
    「そうなんや…」
    「てか悠久って彼女とかおるん?」

    2005-08-14 03:31:00
  • 166:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「おらんで。」
    「佐里…って誰?」
    「えっ?なんでお前その名前…」
    「昨日、家帰ってきたら、悠久が真理に抱き着いてきて、ずっと真理を佐里って呼んどってん」
    「前の女やねん。」
    「まだ引きずってるん?」

    2005-08-14 03:34:00
  • 167:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「それは無いわ。しかも、真理が気にする事ちゃうしな。」
    「気にもなるわ!だって、真理なぁ、悠久の事好きやもん!」
    「えっ?」
    「真理と付き合って?」

    2005-08-14 03:37:00
  • 168:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「今は無理やな…女作る気無いし…」
    「あんたホストのくせに色もかけんねんなぁ」
    「色って…?」
    「はぁ…まぁ、いいわ。あたし悠久が落ちるまで店通うから、覚悟しといてな」

    2005-08-14 03:39:00
  • 169:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「は…はい」
    真理はその後、さっさと部屋を出てった。
    また厄介な奴に好かれてしまった。真理はこれから俺をどうしようとしてんだろ?俺はそんな事考えながら、仕事の為に眠ることにした。

    2005-08-14 03:44:00
  • 170:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    次の日、俺はまた6時に出勤した。店に着くなり、大輝に
    「悠久、お前昨日やってくれたな!」
    うわ…怒られる…と思ってビビってた。
    「海斗さん褒めとったで!初日でお前、売り上げ20万やからな!」
    「はっ?何が?」
    「真理ちゃんやん!」

    2005-08-14 03:52:00
  • 171:

    ?汚嬢?

    ?初?しぉり(?´?`)

    2005-08-14 03:54:00
  • 172:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「真理ちゃん、朝の5時までおったしなぁ。あれはお前に惚れてるわ。色カノにしてまえば?」
    「色カノ?」
    「本間の女じゃなくて、適当に彼女扱いしとけば、金積む女の事!」

    2005-08-14 03:57:00
  • 173:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「そんなん、俺には出来んわ!」
    「まぁ、試しにやってみ!ホストがどんなもんか分かる思うわ!」
    大輝は色カノ、宿カノ、店カノ、趣味カノ…いっぱいいるらしい。その中でもエースと呼ばれる人がいるらしく、重要人物だと言ってた。

    2005-08-14 04:01:00
  • 174:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    汚嬢さん、初しおりありがとう!
    俺にはちんぷんかんぷんだった。俺は別にナンバーに入りたい訳でもなく、金を貢いで欲しい訳でも無かった。だから、特に何も考えず、怒られない程度の仕事をしていた。

    2005-08-14 04:04:00
  • 175:

    名無しさん

    2005-08-14 04:04:00
  • 176:

    名無しさん

    主サン?
    寝タンかな??
    更新まってる??
    ぉやすみ?

    2005-08-14 05:21:00
  • 177:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    178さん、ありがとう!また夜に更新します☆

    2005-08-14 12:02:00
  • 178:

    ピイマン

    初めてよんだぁ?めちゃおもろいやん?

    2005-08-14 12:41:00
  • 179:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    ピイマンさん、ありがとう☆

    2005-08-14 14:55:00
  • 180:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    続き書きます!
    俺はそれから、確実に自分の客を掴んでいった。でも色、枕は絶対にしなかった。ホストなら、必要不可欠なのだが、俺は絶対にしなかった。というのも、佐里の事があってから、女と付き合う事はもっての他、女に興味が無くなってしまっていた。

    2005-08-14 22:21:00
  • 181:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「悠久ぁ、いつになったら百合の事好きになってくれるん?」
    「ははは…」
    俺は笑ってごまかした。
    百合は俺と同い年の20歳だ。百合は風俗嬢で、ホストは初めてだと言う。俺はほぼ毎日、百合が店に来てはからまれていた。何時も無理だと断ったが、なかなか分かってくれない。

    2005-08-14 22:32:00
  • 182:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    何時じゃなくて、何度でした!

    2005-08-14 22:33:00
  • 183:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「ねぇ?悠久、聞いてんの?ねぇ!!」
    「悠久さん、2番テーブルです!」
    「おう!百合、んじゃあ、また後でな!俺、ちょっと行ってくるわ。」
    「えーー……」
    百合はしょぼくれた顔で俺を見ていた。

    2005-08-14 22:36:00
  • 184:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    その2番テーブルにはあの真理がいた。
    「悠久、お久!真理、最近忙しかってあんま来て無かったけど、真理おらんくて淋しかったんちゃん?笑」「いや、平和やったわ!笑」
    「はぁ??笑それひどくない??」
    「じゃあ、ちょっとだけ淋しかった!笑」

    2005-08-14 22:41:00
  • 185:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    真理は、ホスト初日から、ずっと俺を口座で来てくれてる。いい奴だし、可愛いと思う。でも好きにはなれないし、なりたくない…。「悠久?どうしたん?なんか元気ないやん」
    「えー?そうか?」
    「じゃあ、悠久の為にルイでも卸そかなぁー」

    2005-08-14 22:45:00
  • 186:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    俺はまた百合の席に戻った。
    「悠久、あの女誰?」
    「誰ってただの客やで?」「ふーん…」
    俺は百合がこの時、何を考えているか予想もつかなかった。この時に止めていればよかったのに…

    2005-08-14 22:50:00
  • 187:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    その日は俺の客は二人で真理はラストまで居た。
    「悠久ぃー一緒に帰ってもいいぃ?」
    真理は酔っ払っているようだ。真理は俺の店に来ると必ず酔って、俺が家まで送るはめになる。
    「真理!タク来たぞ!はよ乗れ!」
    「あぁーい!!」

    2005-08-14 23:21:00
  • 188:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    タクに乗り込むと、真理は俺に寄り掛かってきた。
    「悠久ぃ?真理なぁ、悠久の事好きやれぇ…」
    「はいはい、分かったから!笑。すいません、〇〇まで行って下さい!」
    俺は話を軽く流すと、真理はいきなり泣き出した。
    「なんでなぁ…悠久はなぁ…真理のこ…となぁ…っ」「あー分かった、分かった!お前、タクのおっちゃんおんのに、やめろ!笑」

    2005-08-14 23:44:00
  • 189:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「真理はぁ…悠久がぁ…」「すいません。お兄さん、着きましたけど…」
    お金を払って真理の家で一緒に降りる事にした。
    「悠久ぃ、今日は一緒におってぇ?なっ?」

    2005-08-14 23:47:00
  • 190:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    そのまま俺は真理の押しに負けて、真理の家に泊まった。真理は家に着くと、すぐに寝てしまった。もちろん俺等は一緒にいても何も無いプラトニックな関係だ。
    俺は真理の隣で寝た。真理の寝顔を見て、こいつかわええがな!笑。と少しドキッともした。

    2005-08-14 23:50:00
  • 191:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    気付けば、昼前になっていた。真理は寝かせたままにして、俺は家に帰った。
    家に着くと、充電をして携帯を見た。すると、驚くような光景を目の当たりにする。

    2005-08-14 23:58:00
  • 192:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    受信メール:百合「悠久、帰ったら連絡して。」
    百合「悠久、どこにいるん?あたし寂しい。」
    百合「悠久、誰といるん?あの女と一緒?」
    百合「悠久、あたしの事裏切る気?許せない」
    …………………
    そんなメールが約30通程、届いていた。俺は背筋がゾッとした。百合には寝ていた事にしようと思った。

    2005-08-15 00:04:00
  • 193:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    寝て、起きると次は真理からメールが入っていた。起きたら、連絡してきて!緊急事態やねん!と入っていた。電話をかける。
    「もしもし?なんかあったんか?」
    「実はあたしが寝てた間に非通知の電話とメールがいっぱいきててん…それで恐くなってもて…」

    2005-08-15 00:09:00
  • 194:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    俺は直感で百合だ―そう思った。
    「真理。もしかしたら、それ俺の客かもしれん。だから、お前はちゃんと鍵閉めて、家におれ!」
    「本間なん?分かった!」俺は電話を切って、すぐ百合に電話した。

    2005-08-15 00:12:00
  • 195:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「もしもし?百合?」
    「悠久?電話してきてくれたん?あたし、淋しかってんから…」
    「お前、それより俺の客に非通知で電話したり、メールしたりした覚えないか?」
    「はっ?何のこと?根拠もないのに、人を疑うなんて最悪やな!」

    2005-08-15 00:15:00
  • 196:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「正直ゆえ!したんか?」「……した、けどなんか悪いん?だいたい悠久があたしをほったらかしてあの女のとこ行くからやろ?悪いんは悠久やろ?」
    俺は口を開いた。
    「ゴメン。俺が悪かった。俺がお前を満足させられんかったからやな…全部、俺のせいや。ゴメンな…百合…」

    2005-08-15 00:22:00
  • 197:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「全部、俺が悪い…。やから、何かあったら、俺に言え!俺は何されてもいい。でも、あいつは関係ない!だから、あいつには何もするな!」
    「そんなにあの女が大切なん?あたしは何なん?金もいっぱい出してきたし、悠久に一番尽くしてるのはあたしやで!それよりあの女の方が大切なん?」

    2005-08-15 00:27:00
  • 198:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「そんなんゆうてんちゃうわ!お前もあいつも一緒や。差をつける気は無い。ただ俺は、お前みたいに筋の道通さん奴が嫌なだけや!」
    「もう、いいわ!あたしもう悠久の店にはいかん!」「それは構わんけど、これ以上に何かしでかしたら、ただじゃ済まんって分かっとけよ!」

    2005-08-15 00:33:00
  • 199:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    百合にいきなり電話を切られた。その後、真理に電話をし、当分はお前ん家に俺が行くと言った。真理は喜んでいた。
    とりあえず、このまま一段落できれば、いいんだけど…

    2005-08-15 00:36:00
  • 200:

    めぐ

    頑張れ???

    2005-08-15 08:36:00
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