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〜記憶〜

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  • 1:

    ナオ◆3SY5uqK/6I

    『キーーーッ』       『ガガガガガー』    『誰か〜救急車〜……』 〜〜〜〜〜〜〜〜  

    2011-11-28 06:30:00
  • 20:

    ナオ◆3SY5uqK/6I

    携帯の電源をつけたらメロディがなった。不在着信と数通のメールが来ていた。メールと着信相手は友達の紗江。メールを開いてみる。
    ………私は体かのちからが抜け膝を着いた…その直後今までにないくらいの震えが襲ってきた…

    2011-11-28 10:09:00
  • 21:

    ナオ◆3SY5uqK/6I

    『件名:大至急、本文:奈央子、なんで繋がらないの?大至急連絡ちょうだい。勇樹君が事故にあった。早く連絡ちょうだい。 紗江』
    頭が真っ白になるってこうゆう事なんだ。何も思い浮かばない。紗江の顔も勇ちゃんの顔も、何も浮かばない。

    2011-11-28 10:15:00
  • 22:

    ナオ◆3SY5uqK/6I

    紗江に連絡もせず鞄だけ持ち勇ちゃんの元に急いだ。3時間後、着いたものの何処の病院か分からない…すぐに紗江に電話をした。『奈央子っ』紗江が電話に出た瞬間、何かに押さえられていた涙が溢れ出し言葉にならない言葉を言っていた。
    紗江が『奈央子っ、今何処?落ち着いて…ゆっくり息吸って…』紗江は私が落ち着くまで勇ちゃんの事は言わなかった。

    2011-11-28 10:42:00
  • 23:

    ナオ◆3SY5uqK/6I

    『ゆ…うっ…勇ちゃん…うっく…勇ちゃん…何処?…うっく』
    『奈央子今何処なの?こっちに来てるの?』
    私は頑張って声を出し
    『○○駅…うっ…勇ちゃん…病院は?…うっく』紗江は私に病院の場所を言い『私も今から健次と行くから』と電話を切った。健次は私と勇ちゃんが出会った合コンにいた勇ちゃんの同僚であり友達で紗江の彼氏。

    2011-11-28 10:53:00
  • 24:

    ナオ◆3SY5uqK/6I

    私はタクシーに乗り病院名を言った。病院に着くまでの間、勇ちゃんの姿を思い浮かべた。早く会いたい。早く会いたい。ただそれだけ。また涙が溢れてきたけど頑張って堪えようとした。だって勇ちゃんに会った時、こんなぐしゃぐしゃな顔見られたくないもん。

    2011-11-28 11:02:00
  • 25:

    ナオ◆3SY5uqK/6I

    『お客さん、着きましたよ。』
    ハッとしてお金を払いお礼を言いタクシーを降りた。大きな病院を目の前にし何だか怖くなった。ここに来て初めて勇ちゃんの症状を思い浮かべた。勇ちゃんが事故にあったとしか聞いてなかった私は、大怪我なのかなぁ…勇ちゃん何て言うかなぁ…。ちょっとの間病院の前で立ったまま考えていた。

    2011-11-28 11:09:00
  • 26:

    ナオ◆3SY5uqK/6I

    少し落ち着きを取り戻した私は病院の中へ入った。看護士さんに勇ちゃんの名前を言い病室を聞こうとした時看護士さんが『あっ、大野さん、こちらの方が…』と私の後ろにいた女性に話しかけた。私は振り返りその女性が勇ちゃんのお母さんだと確信した。…目元がそっくりだったから。

    2011-11-28 11:16:00
  • 27:

    ナオ◆3SY5uqK/6I

    私はゆっくりとお辞儀をし『…奥野奈央子です。』と挨拶した。
    お母さんは『勇樹の母です。』とゆっくりお辞儀をし『勇樹のお友達ですか?わざわざ来て下さって有難うございます。』と言った。
    勇ちゃんはまだ私の名前を両親に言ってなかったんだ…。私はすぐに「お付き合いさせて頂いてます。」と言おうとするとお母さんが
    『まだ意識が戻らなくて…』とうっすらと涙を浮かべ言った。

    2011-11-28 11:25:00
  • 28:

    ナオ◆3SY5uqK/6I

    意識が戻らない…?…何?勇ちゃん…?
    放心状態で周りの患者さんや看護士さんの声すら聞こえなくなった… 。
    『…さん、…奥野さん、せっかく来て頂いたのにごめんなさい…まだ面会謝絶なんですよ。』とお母さんが申し訳なさそうに言った。
    お母さんはまたゆっくりお辞儀をしどこかへ行ってしまった。

    2011-11-28 11:34:00
  • 29:

    ナオ◆3SY5uqK/6I

    『…子…奈央子…奈央子大丈夫?』
    紗江が後ろから声をかけてきた。
    紗江の声を聞いた私は紗江に抱き着き声をあげて泣いた。
    紗江と健次くんは私が落ち着くまで背中を擦ってくれた。少し落ち着いた私はさっきお母さんに言われた事を紗江に伝えた。

    2011-11-28 11:40:00
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