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すっぴん
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1:
名無しさん
優香に似てるとよく言われる私が、化粧を落とすと…山田花子になるのだ。
2012-02-25 17:43:00 -
49:
名無しさん
その時、携帯が鳴った。メール受信‐ハゲ
「今家行ったんやけどおらんみたいo(^-^)o」
テメー…
しかもおらんみたいo(^-^)oって………o(^-^)oが腹立たしい。2012-02-27 17:55:00 -
50:
名無しさん
電話をかけてみる。「居留守かいな!今から行くし鍵開けてな」とハゲ。今私、山田ver.やけど…まぁいっか。
ピンポンが鳴る。ガチャッ。
「うわぁ誰!家間違えましたぁ!うそうそ!ヒッヒッ」と変な笑い声を振り撒きながら、ハゲては散らかしながら、我が城へ突入するハゲ。酔ってるこいつ…しかも作業着のままのガテンハゲ。
2012-02-27 17:58:00 -
51:
名無しさん
ちょ、ハゲ…砂落ちるし先服着替えてくれへん?
と言い、ふとハゲの手元を見るとコンビニ袋にビールたんまり。しかも少しリッチにアサヒスーパードライだ。そうくるなれば私は大歓迎だ。
ハゲは私の山田顔を見て「ヒッヒッ!」と笑った。…無意味に、笑ったのだ。2012-02-27 17:59:00 -
52:
名無しさん
それから私らは朝の9時頃まで飲んだ。ほんまに兄弟みたいに。色んなことを語り合った。私のぺしゃんこ豚鼻について。ハゲがハゲてしまった経緯について。
ここまで全部語り合える人は、この顔で目を見て話せるのは、家族とリンゴとハゲくらいやなぁ。なんて思っていた。
その瞬間からハゲが一番の男友達になるまでに、そう時間はかからなかった。2012-02-27 18:01:00 -
53:
名無しさん
これは余談になるが、ハゲはよく私の頭を優しく撫でた。そして決まって「毛ぇくれや」と呟く。そんな面白いハゲが大好きだった。二十歳にして私は、ハゲた人と友達になったのである。
2012-02-27 18:04:00 -
54:
名無しさん
「てかさぁ…それ恋じゃないん?」
リンゴが爪をカリカリカリカリと削りながら言う。
恋愛経験0に等しい私はバカにしたような笑いで「や、ハゲやで?ハゲてんねんで。ないない」と言う。山田花子の分際でひどく上から目線である。2012-02-27 18:05:00 -
55:
名無しさん
「そう?そんなもん?」とリンゴ。うむ…山田花子の分際であれやけど…正直ハゲと恋愛とか心の底から気持ち悪い。
「そっかぁ…」カリカリカリカリ…リンゴはつまらなそうにまた爪をカリカリしだした。
2012-02-27 18:07:00 -
56:
名無しさん
リンゴの問いも全く気にせず、
ハゲとはいい友達関係を築いていった。こんな日が続けばいいなと、ぼんやりと考えていた。
男女の友情は、ある!ハゲのおかげで気付けたのだ。2012-02-27 18:10:00 -
57:
名無しさん
二十歳、秋。当時私は某居酒屋さんでバイトをしていた。オープン前のモッサリした店内に入る。「クサッ………あ、おはよう」バイト仲間の、名前は…益若にしよう。益若つばさっぽいのだ。
「おはよ〜☆今日新人入ってくるって〜」と益若。
あ?そうなん?「しかもな…イケメンやで!」「えーどこで見たん。」「履歴書!」見間違いやて。2012-02-27 18:14:00 -
58:
名無しさん
そんなことをあーだこーだ言っていると、更衣室のドアがノックされた。「お〜い開けて、新人紹介するわ」と店長。はいはい、とドアを開けるとそこには…
2012-02-27 18:15:00