小説掲示板君に恋した。のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

夜遊びweb掲示板 関西夜遊びweb掲示板 関西
エリア選択

夜遊び掲示板を検索する

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。

掲示板リストメニュー

君に恋した。

スレッド内検索:
  • 1:

    祐輝

    当時、俺は中学2年。
    学校はいわゆるマンモス校で、クラスは9クラス。こんな大きな学校だったが、俺はその中でも目立つ存在だった。
    3兄弟の末っ子で、兄二人はモデル、自分でいうのもなんだが俺もそれなりにイケメンだ。
    女なんかいくらでもいる、そう思っていたが、ある日俺は恋に落ちた。

    2012-06-02 18:14:00
  • 31:

    祐輝◆YAtFvu3vOw

    その数日後、俺は先生に呼び出しを食らっていた。内容は進路のことだ。
    俺は何になりたいとか特になかった。兄貴たちがモデルだから俺もそうなるんだろう程度で、希望はない。
    他の奴らはみんな夢があったが、俺は今が楽しい。だから先のことなんて考えたくもなかった。≪授業出てるだけでありがたいと思え!センコウ!≫と言ってやりたいくらいだ。

    こっぴどく説教され、辺りはすでに真っ暗になっていた。部活も終わったようで人の気配がない。

    2012-06-03 01:06:00
  • 32:

    祐輝◆YAtFvu3vOw

    教室に携帯を忘れたことに気付き、取りに行くと薄暗い影が。。。
    『キャーーー!!!』
    【わぁーーー!!!】
    すごい悲鳴がし、驚いた俺も声をあげた。
    頭を抱えしゃがみこむ魔女を発見した。。。いや、舞を発見したのだった。

    2012-06-03 01:10:00
  • 33:

    祐輝◆YAtFvu3vOw

    祐輝【脅かすなよ!!魔女かと思ったぜ!】と怒鳴った。
    舞『あなたこそ脅かさないでくださいぃ〜。』震えた声で言い返す。
    話を聞くと舞も忘れ物を取りに来たらしい。少し話したかったし、夜も危ないし、家まで送って行くことにした。

    2012-06-03 01:14:00
  • 34:

    祐輝◆YAtFvu3vOw

    舞は話を聞けば聞くほど、変な奴だった。
    まずはメガネ。別に目が悪いわけではないらしく、度が入っていないということ。
    次に髪。本当は薄い茶色がかった色らしいが、いつも黒染めしているということ。
    そして絶対に目をみて話さないということ。
    俺はこいつを変えてやりたいと思った。

    2012-06-03 01:21:00
  • 35:

    祐輝◆YAtFvu3vOw

    祐輝【携帯!】
    舞『え?』
    祐輝【携帯出せって言ってんの!】
    舞『すいません。はい。。。何に使うんですか??』
    疑問になりながら携帯を差し出す舞。俺はその携帯に自分の番号を入れた。そして。。。

    2012-06-03 01:24:00
  • 36:

    祐輝◆YAtFvu3vOw

    祐輝【これ、俺の番号!帰ったら電話して!それから明日からメガネ禁止ねー。あと敬語も禁止!】
    舞『え?羽野くん、どうしてですか。。。??』
    舞は困惑していたが、言葉を被せるように俺がいう。
    【敬語禁止!!羽野くんも禁止!今から祐輝って呼ぶこと。わかった?センコウでも祐輝って呼んでるってー】
    結構強引だったが、舞は承諾した。

    2012-06-03 01:29:00
  • 37:

    祐輝◆YAtFvu3vOw

    この時すでにいろんなことが動き始めていたが、俺はそんなことを知らずに、ただ浮かれていた。

    その日の夜、早速舞から電話があった。
    舞『もしもし、藤田です』

    震える声、俺も何故か緊張する。

    2012-06-03 01:32:00
  • 38:

    祐輝◆YAtFvu3vOw

    舞は聞くと答えるが、それ以外はほとんど沈黙。人と話すのが苦手らしい。
    俺はできるだけ話がしやすいように会話した。笑ってもらえるように考えながら話した。
    こんなに頭を使ったこと、今までで初めてぢゃないかというくらい考えて話した。

    1時間以上話したが、俺には数分のことのように思えた。

    2012-06-03 01:36:00
  • 39:

    祐輝◆YAtFvu3vOw

    次の日。。。

    朝、美月はいなかった。修也サンキューと思いながら、学校に行ったが、美月が来なかったのは修也のせいではなかった。

    教室に着く前に美月の怒鳴り声が聞こえる。。。

    2012-06-03 01:39:00
  • 40:

    祐輝◆YAtFvu3vOw

    慌て教室に入ると倒れる舞。それを囲む美月と男女。
    美月『祐輝に色目使ってんぢゃねーよ、ぶす!祐輝は美月の彼氏なんだからな!!メガネ外して可愛いと思ってんのか?』
    男『ぶすは何してもぶすなんだよ』
    女『気持ち悪ーい。あんたと同じクラスで最悪ー』
    これがイジメって奴なのか?俺はどうしていいかわからなかったが、ただ守りたいという気持ちで叫んだ!

    2012-06-03 01:48:00
新規レスの投稿
名前 (8文字まで)
E-mail
必須本文 (750文字まで)
君に恋した。を見ている人におすすめの掲示板

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。
※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。