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ツインソウル

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  • 1:

    名無しさん

    ねぇ今、なにをおもってる?

    誰をおもってる?

    なにをしてる?

    あなたにあえなくなってもうすぐ四年。

    今でも貴方を変わらず思い続けているよ。



    ‥愛してる

    2013-05-24 07:51:00
  • 68:

    美月

    あたしもお茶が大好きだから、同じ物が好きな事が凄く嬉しかった。

    そっから、梅田まで本当他愛もない話をした。あたしのしょうもないわけの分からない話でも、たかあきは馬鹿にしたりせずちゃんと聞いてくれた。笑ってくれた。

    ‥この人、今まで出会った人達と何かが違う気がする。

    2013-05-24 17:36:00
  • 69:

    美月

    ひであき「美月ちゃん、ラッド好きやねんやんな?俺もめっちゃ好きやねん!この曲とかバリよくない?」

    嬉しそうに趣味の音楽について語るひであき。全く音楽も薬の話(ツボ(笑))もそれになんて事ない、しょうもない話も、全てがフィーリングしては語りあい、一緒にいるだけでワクワクしてきては楽しい。

    2013-05-24 23:35:00
  • 70:

    美月

    車にいた数十分があっという間に過ぎていった。今思えば、それはとても神聖で、貴重な切ない時間だった。

    あたしにとっても、俺たかあきにとってもそれは一緒だったんだよ。

    美月、心から君を愛してる。四年たった今でも変わらずに。

    2013-05-24 23:45:00
  • 71:

    美月

    楽しい時間はあっという間に過ぎるとは正にこのことだと思った。

    たかあきが到着の電話を隣で入れていた。

    少し経ってから、車が二台来た。

    たかあき「あの、後ろの車。」

    え?あたしが行くの?突然のたかあきの言葉に少し戸惑いを感じながらも

    美月『ちょっと待っててなー☆』

    2013-05-25 03:01:00
  • 72:

    美月

    あたしは何か変な胸騒ぎを感じながら言われた通りの車を覗いた。中には五人はいただろう人数が乗っていた。

    "はぁ?これなんかおかしいやろ"

    そう思ったあたしは、急いでたかあきの車へ戻った。

    2013-05-25 03:05:00
  • 73:

    美月

    美月『あのさ、なんか車いっぱい人乗ってるねんけど?』

    そういいながらもあたしの胸騒ぎは収まらない。

    たかあき「あ、ごめん!間違った前の車やったわ」

    さっきまでとは打って変わって冷たい顔のたかあき。

    "何かおかしい"

    2013-05-25 03:12:00
  • 74:

    美月

    "はめようとしてる?"

    そんな勘繰りが頭を過る。大丈夫、なんでもない、たかあきがそんな事する筈はない。

    そう自分に言い聞かせ、再び言われた通りの車へ急ぐ。

    運転席には男の人、助手席には若い女。
    今度は大丈夫そうだ、そう思った。

    2013-05-25 03:16:00
  • 75:

    美月

    車の中を覗いてると運転席にいた男に乗って!と言われた。

    美月『お邪魔しまーす☆』

    そう言ってあたしは車の後部座席に乗り込んだ。

    男「こんな量どーすんのー?商売でもすんのー?(笑)」

    美月『いや、何と無く!必要かなーと思って照』

    そんな会話だけ交わし、品物をお金と引き換えに受け取る。

    美月『ありがとうございましたー☆』

    2013-05-25 03:23:00
  • 76:

    たかあき

    本当はお前をさらってしまうつもりだった。きっと高値で売れる、そう思った俺たちは、お前を海外へ売り飛ばしてやろうと計画していた。

    だけど、美月の心からこう聞こえたんだ。

    "あなた、あたしを売り飛ばす気でしょ?"ってさ。

    その時感じた、こいつは俺らに似ている生き物だ。売り飛ばしたりしたら勿体無い。
    使い道がまだある筈だってね。

    2013-05-25 03:31:00
  • 77:

    たかあき

    この時から、何と無く感じてた筈だった。それを分かってて分からないふりをして自分を偽ってた。

    俺、、、こいつの事‥もしかして好きなんじゃないのか??

    そういう考えは駄目だ。俺らは人を好きになる資格なんて無いのだから

    2013-05-25 03:39:00
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