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∞ぽん酢∞
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1:
あたしの名前は御浜めい。友達には、マメって呼ばれたり呼ばれなかったり。昭和五十年後半に産声を上げてはや二十年は過ぎました。そんなの私の今までのお話。始まり始まり*。'・゚;*。・。
2005-12-12 17:01:00 -
2:
−書き込みは感想スレへ−
◆本スレッドはsage進行です。
◆本編に書き込む場合はE-Mail欄に半角で「sage」と入力してからお願いします。
2005-12-12 17:04:00 -
3:
実家はお寺。父は坊さん。
生を授かった時、まだ母と父は世に言う『ラブラブ』と言われる奴だった。
3年の差で生まれた弟も、昔は間違いなく可愛かった。2005-12-12 17:05:00 -
5:
━━マメ━5歳━━
『ちょっと!!!ゆん!!!お姉ちゃんが先やんか(`Д´*)』
『メイ!!!弟いじめへん!!』
『だって!!ゆんが!!』2005-12-12 17:08:00 -
6:
『ゆんはまだちっちゃいでしょうが!!!』
母は兵庫の山奥も山奥過ぎるような寺の娘。父との出会いは大学時代。仏教大学に通う箱入り娘だった母は、ろくに授業にでないで釣りやら麻雀やらに精を出し、3年制大学に5年居た、ろくでなし父に恋をしたとか。2005-12-12 17:14:00 -
7:
カチャ……。
『ただいまー。ん(゚Θ゚・)メイ何やえらいぶっさいくな顔して。またすねとんか』
ろくでなしも丸くなり、一男一女に恵まれた。坊さんとして毎日ポッポコポッポコとスクーターを走らせる。2005-12-12 17:17:00 -
8:
━━マメ━14歳━━
『おとん!!!あたしのワキスプレーまた使たんか!!』
父はろくでなしが丸くなっただけでなく、私が年々背が伸びるにつれ、
比例の様に体も解体前の本マグロのように丸くなっていた。2005-12-12 17:21:00 -
9:
離婚もした。
我が家はみんなB型である。
関係あるのかないのかは知らないが、離婚しても案外仲良しな関係を築いている。
私は母のしていた馬鹿デカい寺の家事と、毎日の学業になんとか励んでいた。この頃はそんな頃(。´v`。)ノ2005-12-12 17:26:00 -
10:
やらしい話、金銭面は苦労しなかった。
ただ、楽な訳でもなかった。
『坊主丸儲け』
良く聞く言葉だが、実はこれは二つに別れる。
坊さんでも、法外な金額を檀家さん(お客さん)に出させる者も居れば、金額にこだわらずに善意でお参りを行う者もいる。2005-12-12 17:30:00 -
11:
自慢だが、父は後者だった。
そんな父が大好き。
なので、別に至って普通な暮らしをしていた。
贅沢は正月位なもんだった。2005-12-12 17:33:00 -
14:
名無しさん
?
2005-12-12 23:48:00 -
15:
━━マメ━16歳━━
豆少女は学校まで8?は軽くある通学路をマイ自転車でキーコキーコと通学に勤しんでいた。
電車は嫌い。バスは何故かかなり好き。
だが、バスで行こうものなら、電車も利用しなければならないので、豆少女は自転車を走らせる。2005-12-13 13:22:00 -
16:
友達はできた。先生もいい人ばかりだった。
でも失礼な話しだが、志望校ではなかった。
志望校受験の日、それは三月のとある日。
不運な花粉症の豆少女は、試験用紙で鼻水を拭こうかと思った位に、目と鼻水にいじめられていた。
試験の途中から自分の人生と生命の神秘なんか妄想しだしてしまい、確率としては先生の太鼓判を押された志望校に落ちた。2005-12-13 13:27:00 -
17:
テストはいつも百点だった。
そりゃそうだ。
テストは中学に入って1番最初に教えられる内容ばかりだったのだから。
それでも2点とかの生徒を見ると涙がちょちょ切れた。
それなりに楽しかった。なので『充分満喫した』と言う理由で16歳にして自主退学。2005-12-13 13:37:00 -
18:
滋賀県に行ってみた。
夢と希望にうちひしがれて電車をおりたら夢も希望もなくなった。
都会に行けば良かったと心から思った。
トボトボと歩く。
『なぁなぁどこ行くん!!?』2005-12-13 13:43:00 -
19:
『……大阪』
『まぁじで☆連れてったるわ☆乗りや☆』
小さい車からは二つの顔がニョっと出ていた。
カチャ。。。バタン!!!2005-12-13 13:45:00 -
20:
『何歳?彼氏おるん?』
こんな会話が飛び交う。
運転手のコンと言う男、見るからにチャラい。
助手席のよくわからない黒い男もチャラい。
『あ、俺ちょっと便所』2005-12-13 13:47:00 -
21:
バタンッッ!!!
運転手コンはトイレに出る。
突如、助手席の黒いのが後ろの豆少女の隣に。
『( ̄Θ ̄・)』
『なぁなぁ』と鼻息荒く豆少女に近寄る。2005-12-13 13:50:00 -
22:
『あの、意味がわからんのんですが』
乳を掴まれた豆少女は鼻息荒い黒いのに向かって問う。
『まぁまぁ』黒いのは乳を掴んだまま鼻息がより一層荒くなって行く。
『…………ハァ』
━━━━━━バキッッッ!!2005-12-13 13:52:00 -
23:
カチャ。。。
『え?あれ?なんでこいつのびてんの(゚Θ゚・)』
帰って来たコンが何故か助手席に居る豆少女を見て、後部座席の黒いのを見る。
『ちょっと。乳をね。触ったもんで』2005-12-13 13:56:00 -
24:
お伝え忘れていたが、
豆少女は合気道が一応師範級である。
後ろでのびてる黒いのを見て笑ったコンはさっさと豆少女を大阪に運んだ。
番号交換なんてしないが、この男とは、のちにまた出会う事となる。この時はお互い思いもしなかった事だが。
こうして豆少女の放浪旅は幕を閉じた。2005-12-13 14:00:00 -
27:
ジージージージー
それはせみも茹だるような暑い夏の日だった。
━━━ピンポ────ン━
『おいアホ〜!!!さりチャン来たど。暑い暑い』
我が家の本マグロが豆少女の部屋のフスマをウチワ片手に開けた。2005-12-14 12:17:00 -
28:
『お邪魔〜(。・v・。)ノ』
『…ん(pΘ`)………オハヨ』
『あんたもぅ昼過ぎやで!!』
『ホヒ。で、何?』
汗ばむ体を起こすと手探りで煙草を探した。2005-12-14 12:20:00 -
29:
この頃我が家は寺を本マグロの友人坊さんに手渡し、
マンション住まいを始めていた頃。
『あたしなー』
サリはライターを差し出す。
『ありがと。うん?』2005-12-14 12:23:00