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僕等がいた。
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1:
奈津美
まだ17才だったあの頃
そこには確かに
僕等がいた。2005-05-17 15:34:00 -
71:
奈津美
ありがとう(?_?)?? 頑張るなぁ!
2005-05-19 10:35:00 -
72:
奈津美
奈津美「だるいかぁ・・・まぁそんな事言わないで花火楽しもうなぁ」
オレンジ色をした空が少しずつ青とうす紫色の空に変わり出した。2005-05-19 10:40:00 -
73:
奈津美
海「・・・」海は少しずつ私に笑う顔を見せてくれるようになった。自分の話も少しずつだけど話すようになった。
それでもいつも遠くを見ていた。
奈津美「きれいやなぁ」
二人で花火をたくさんした。花火の命は一瞬で消える。その美しさは心の中にずどんと何かを残してくれる程素晴らしい。最後の線香花火をしていた。
海「あんたさぁ・・・いい奴かもな」線香花火の作り出すわずかな明かりが海を照らす。
奈津美「いい奴かもじゃなくていい奴なんだよ。」2005-05-19 10:50:00 -
74:
奈津美
私の線香花火の日玉がぽたりと地面に落ちた。
奈津美「あぁ゛っ?あんたが言うから落ちたやんかぁ!」ほっぺを膨らました。すると海は少しふきだして
海「ふぐみてぇだな。」と言った。
ポタッ
海の線香花火の日玉も地面に落ちた。海「あっ」海は眉間にしわをよせて唇をとがらせて変な声を出した。それが本間におかしくて私は笑い転げた。奈津美「あほやぁ!あはははははっ!お腹いたいやんかぁぁぁ!すねお!すねお!」海は恥ずかしそうにしていたけどそのうち笑い出した。2005-05-19 11:12:00 -
75:
奈津美
次の日から学校でも海は私に少しずつ話し掛けるようになった。女子達は勝手に勘違いして噂をたてまくった。私と海ができてるだとかデートしていただとかでたらめばかり。由美子「奈津美さぁ、冬月の事好きなんじゃないん?あたしもう直人一筋やし別に構わんよ」
奈津美「だから違うってばそんなんちゃうし・・・っていうか前から聞きたかったんやけど神田からの告白なんで受け入れたん?」由美子「だってさぁ、直人も結構実は気になってたから」
奈津美「はぁ?まじで?軽いなぁあんた」
由美子「だってぇやっぱ好きって言ってくれるほうが嬉しいもん」2005-05-19 11:20:00 -
76:
奈津美
由美子は部活が終わると神田と帰った。
由美子と神田に手を振ったあと海に
奈津美「ごめん。待った?」海「いや、神田といたし。行こうか」
海は歩き出した。海はいつもより真剣な顔をしていた。奈津美「冬月どないしたん?顔暗いで?」
海「・・・そこの喫茶店入ろう」海はそう言って喫茶店に入った。2005-05-19 11:36:00 -
77:
奈津美
「おまたせしました」
テーブルの上に二つならんだミックスジュースとコーラ。
奈津美「どないしたん?」海「恋人が出来たって言われた」
奈津美「えっ・・・付き合って四年の彼女の人?」海はうなずいた。私は慌てて彼女をかばった。奈津美「そんな事ないって!彼女さびしかったから嘘付いたんやって!」海「俺が向こうで一番仲良かった奴と付き合う事になったからって」海は顔色ひとつ変えずそう言った。
何故だか涙がこぼれた2005-05-19 11:43:00 -
78:
奈津美
あの頃 全てを信じていたあの頃
悲しみは僕等の全てであり 喜びは僕等の全てだと勝手に思い込んでいた。
それは 空を目指し 届くことなく一瞬で舞散る花火のように きっと美しく純粋なものだっただろう。2005-05-19 11:47:00 -
79:
奈津美
第5話
「彼女の願い」2005-05-19 12:05:00 -
80:
奈津美
奈津美「あんたさぁそれでいいんか?諦めるん?」涙をふきながら海に言った。
海「あいつが決めた事なら構わない・・・遠距離はやっぱ無理だって事だろ」
奈津美「あんたも簡単やん。あんただって同じやん軽いなぁ」海「・・・」奈津美「奪い返せばいいやんか・・・取られたなら取り返せばいいやんか!」2005-05-19 12:11:00