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1:
◆pdSlmz1VDI
――今この瞬間。
あたしはただ笑いたいだけ。笑ってて欲しいだけ。夢もないし、特に飛び抜けたモンもない。ハイでもなくローでもなく,ただ一定のテンションを保つコトって何よりも難しい。雨も降りゃ虹も出る。
――きっと人生、笑ったモン勝ち。2006-05-20 06:33:00 -
101:
◆hjeX5VxSgg
《アホみたあ〜い。》
それ位にしか思わず、周クンの店へと向かった。そう、この時はあたしはまだわかってなかった。
ルミちゃんの怖さ。
嫉妬に狂う女の怖さ。2006-05-29 03:07:00 -
102:
名無しさん
?
2006-05-29 23:36:00 -
103:
◆hjeX5VxSgg
『いらっしゃいませ-!!』威勢いいなぁ。『キヨちゃんいらっしゃいませ♪』
すぐに周クンがきて席まで案内してくれた。とりあえず座り焼酎を頼む。〈ホストなんか久しぶりぃ〜。〉何回か付き合いとかアフターで使った事があるぐらいだ。2006-06-07 22:02:00 -
104:
◆hjeX5VxSgg
『お疲れ様っ♪てかキヨちゃんがココおるんめさ不思議な感じ!笑』と周クンが笑う。『そ?笑 てゆか周クン、今日もカッコいいよね。笑』あたしも自然と笑顔になる。『もう!うるさい〜笑』話し始めて15分位経った時。『ちょっとゴメンね』周クンが席を立った。パっと辺りを見渡す。
2006-06-07 22:09:00 -
105:
◆hjeX5VxSgg
あ。笑 周クンが女の子に抱きつかれてるのが見えた。〈アレこないだの鍋屋の子や。色彼カナあ〜。〉なんて考えてた時、『"あたしの周クンに何すんのよ〜!"とか思ってる?笑』あたしの隣に倒れ込む様に座る男。
【優クン】。。『思ってた?〜!笑』〈わ…。またこの香水。。〉あたしはその不快な匂いを誤魔化す様に笑ってみせた。2006-06-07 22:20:00 -
106:
◆hjeX5VxSgg
『今日はルミ来てたぁ?』『ウン。いてたよぉ。』〈てか。近い?。〉―どうも苦手だ。この男。なんやこの至近距離は!笑 『てゆうか昨日はありがとうね☆』一応お礼ゆっておこ。。
『あ〜…ルイ?笑』優クンは少し笑って『んじゃお返しちょおだい♪』言ってきた。2006-06-07 22:25:00 -
107:
◆hjeX5VxSgg
『ん〜何飲みたい〜?』とボトルが並んでる棚を見渡すあたしの腕を掴み、こう耳打ちした。
『…なぁチュウして?』
〈―…。〉『…優クンってこうゆうやり方?笑』『まさか。笑』少し離れた席で周クンが立ち上がるのが見えると、優クンは体を離したが、最後にニッコリ笑って言った。『だって俺キヨちゃんが欲しいねんもん♪』2006-06-07 22:34:00 -
108:
◆hjeX5VxSgg
あたしが"欲しい"――?
『ちょっと優!キヨちゃん口説くんはなしやぞ!笑』戻ってくるなり周クンが優クンの肩を叩いた。『だってこんな可愛いねんで〜?笑 お前セコイわぁ。笑』さっきまでと変わり冗談混じりで笑う優クンに、『お前ルミちゃんがおるやろ!笑』と周クン。『ホンマあいつ油断もスキもないわ。笑』優クンが行った後周クンが笑って言ったいた。2006-06-08 05:52:00 -
109:
◆hjeX5VxSgg
『優クンってルミちゃん色な〜ん?』『キヨちゃん。そこ聞いたらアカンとこ!笑』笑いながらあたしの頭をポンッと叩く周クン。
『キヨちゃんはルミちゃんと仲良しなんやろぉ?』
『ん〜普通にね。』『何それ!笑』と、次はほっぺをつねってくる周クン。ボディタッチ激しいなぁ。笑 でも全然いやらしくないし、優クンと違っていい香りがする。2006-06-08 05:57:00 -
110:
◆hjeX5VxSgg
『キヨちゃんって水歴長いっしょ?』『ん〜、どおやろ。ってゆっても〜…』
そこから二人他愛もない話をした。お互い店はどうだとか芸能人は誰が好きだとかそんな本当に他愛もない話。それでもすごく自然に笑えてる気がして嬉しかった。その間周クンが席を経つ事はなかった。2006-06-08 06:03:00 -
111:
◆hjeX5VxSgg
そんな感じで1時間位経った時――。あたしの携帯が鳴った。《着信:亮チャン》〈なんや?〉営業後あたしはいつも電話をとらないが、こんな時間。しかもあんまり電話派じゃない亮チャンだったので電話に出た。
『もぉし?どした〜?』
「もしもしキヨカ?今ちょっといい…?」いつもと違うテンションの亮チャンに優しく話を聞いてみる。2006-06-08 06:10:00 -
112:
◆hjeX5VxSgg
『どしたん?』
「…今から会われへん?」ビックリした。亮チャンは店外求めてきた事ないのに。
『今ちょっと厳しいかなぁ…てかどしたん?なんかあった?』「どうしても会いたいねん…無理?」
〈……。〉『わかった。ドコ行けばいい?』いつもと明らかに様子が違う亮チャンに、あたしは行ってあげる事にした。"ココでいかんかったら切れる"そんな気がしたから。2006-06-08 06:20:00 -
113:
◆hjeX5VxSgg
『行くの?』少し哀しそうな顔する周クン。『ウン。ゴメン。なんかお客さんやねんけどいつもと様子違うくて。』『お客さんなん?一人で大丈夫?』『大丈夫?!大丈夫な人やから♪笑』
カバンから財布を取り出すあたしの手をギュッと握る周クン。目が合う――。2006-06-08 06:24:00 -
114:
◆hjeX5VxSgg
ちょっとドキッとする――。『ん?』『いいよ。俺が会いたかったから!笑』と満面の笑みを見せる周クン。
〈…可愛いなぁ♪笑〉絶対営業うまいわ、この人。
知ってても嬉しい気分になる。『キヨが会いたかったのぉ。笑』そう握り返した手をそっとほどいて周クンが席を経った。『新しい名刺作ったから見て帰ってよ。』と。2006-06-08 06:29:00 -
115:
◆hjeX5VxSgg
その間にそばに立ってたホストを呼んで耳打ちした。
『周クンの席、キヨカさんからドンペリピンク頂きましたぁ-!!ありや-す!!』
その声にビックリしてる周クンの元へ行き、お金を払った。『ゴメンね。またユックリくるなぁ♪』『…ありがと。笑』少し照れた様に笑う周クンから名刺を受け取って店を出た。2006-06-08 06:37:00 -
116:
◆hjeX5VxSgg
そして待ち合わせ場所へ向かって待つ事?分、亮チャンは来た。いつものポロシャツにリュックサック姿。
『ゴメン。急に…。』
『全然いいよ♪どしてん!亮チャンッ!笑』そうポンッと亮チャンの胸を叩いた。
『あんな…俺、貯金無くなった。だからもうキヨカに会いにいかれへんねん。』〈――…へッ。〉てゆうか、そやんな、貯金か。駅員サンでそんな給料よくもないもんな。そかそか…。。2006-06-08 06:59:00 -
117:
◆hjeX5VxSgg
『でも俺キヨカの事好きになってもおてん。俺みたいなんにこんなんゆわれてもキヨカ困らせるんもわかってる。でもな…ホンマに好きやねん。』〈━…。。〉『ウン。』そんなん言われましても…なぁ。。その後の台詞にあたしはおったまげた。『…だから付き合ってくれとも言わんし、セックスしてくれとも言わん。…ただ今日だけ一緒におってくれへん…?』
2006-06-08 07:06:00 -
118:
◆hjeX5VxSgg
迷った。断ろうと思えばいつでも断れた。でも、何故かあたしは『いいよ。』オッケ-を出していた。
『…ホンマッ!?ありがとう!キヨカ!』と泣きそうな顔して喜ぶ亮チャンを見て、なんか少し笑ってしまった。『いいよ。笑 今日も仕事やから夕方までしか無理やけど。』2006-06-08 07:09:00 -
119:
◆hjeX5VxSgg
『無理ゆってゴメン。』
申し訳なさそうに謝る亮チャンを見て、なんか切なくなった。〈朝やからかな?笑〉あたしは夜の仕事をしてるからかして夜よりも朝、切なくなったり心がざわめく。帰ってもヨカッタけど、なんとなく「いっか」と思った。コレが間違いだったなんて。。2006-06-08 07:13:00 -
120:
◆hjeX5VxSgg
亮チャンの要望でカラオケボックスに入った。密室なのが逆に良かった。やっぱり太陽の下で亮チャンと歩くのはちょっと…笑 ってゆうのもあったし、変に遠出するのもしんどいし。でも、コレがアイツが仕掛けた罠だったなんて。あたしはまだまだ子供だったんだなと思う。
2006-06-08 07:18:00 -
121:
◆hjeX5VxSgg
カラオケの部屋に入り、歌ったり出会った頃の話を懐かしんだりしていた。不思議と眠さはあんまりなくて、気付けばもうお昼過ぎになっていた。『キヨカ大丈夫?眠くない?』『大丈夫?♪まだまだ歌うぞ〜♪笑』
途中、周クンからお願いしてたおはようコールがあって普通に話して電話を切った。2006-06-08 07:24:00 -
122:
名無しさん
頑張れ?
2006-06-08 08:30:00 -
124:
名無しさん
あげ
2006-06-09 01:43:00 -
126:
名無しさん
ぁげ??
2006-06-12 01:50:00 -
127:
名無しさん
おもしろいのに…?
2006-07-01 21:05:00 -
128:
◆sLw9gWh98.
放置しててスイマセン。トリップ変えたケド主です。忘れたので。またチョコチョコ書いて行きます。マイペース更新ですが、良かったらまた見てやって下さい。
2006-08-19 08:10:00 -
129:
◆sLw9gWh98.
あたしはいつのまにか眠っていた――。
パッと目を開けた瞬間、いつもの夢だと思って瞬きをした。――が。。
〈違う―。夢じゃない。〉2006-08-19 08:13:00 -
130:
◆sLw9gWh98.
――ど-ゆ-コトだ?――
頭がうまく回らない。体が動かない。顔がこわばる。〈どうしたらいい――?〉『キヨカゴメンな…!』そう言ってあたしの首元に唇を這わす亮チャン。あたしは抵抗を忘れる位ビックリしていた。そして――
〈――ャッ――…ッ。〉『好きやで、キヨカ。』―チュッ、ピチュ――…
――ビビッていた。2006-08-19 08:26:00 -
131:
◆sLw9gWh98.
『ちょッ…やめッ…ンッ!』
やっとのコトで声を出したのも束の間、用意してたんだろう、口枷を素早く押し込まれ、更に嫌悪感と恐怖感が増した。
――耐えられない。
アリエナイ。『うあ゛ッ!!』何かにとりつかれた様に無我夢中であたしの服を脱がそうとする亮チャンのアソコを、思いっきり蹴ってやった。
〈ありえへん―…コイツ!〉マヂでありえん。。2006-08-19 08:35:00 -
132:
名無しさん
読んでます?
2006-08-20 01:15:00 -
133:
◆sLw9gWh98.
『うッ…ッ』亮チャンが下を向いた。―逃げれる―そう思って起き上がろうとした瞬間――『ぃ゛ッ…!!!』
ありえない力で両胸を鷲掴みされた。"イタイ。"
『大人しくしときやキヨカ…こうされたかってんやろ?』
そう言って胸を揉む亮チャンの顔を見た時、あたしの中で選択肢を選んだ。2006-08-20 05:48:00 -
134:
も-ムリ。
「ジッとしてたら終わる」
今まで見たコトない亮チャンの表情、力、雰囲気。"止められナィ。"ソレが直感。"力では敵わない。"ソレが「現実」―――" " "06/08/20 05:522006-08-20 05:52:00 -
135:
◆sLw9gWh98.
無駄な抵抗は逆効果だと見たあたしは、されるがままに服をはぎとられ、されるがままに体をもてあそばれていた。
"何であたしがこんな目に"なんて思いながら、また、アヤの顔を思い出しながら――……。2006-08-20 05:58:00 -
136:
◆sLw9gWh98.
――今何時やろ…?
そう思い始めた頃、しつこい位愛撫を続けていた亮チャンの手が自分のベルトに伸びた。―カチャッ―…〈くる…〉どうせなら口じゃなくて目隠ししてくれよ…
そう心の中でぼやいた瞬間――…
――♪♪♪――鳴り響く着信音。この曲は…〈周クン…?〉2006-08-20 06:04:00 -
137:
◆sLw9gWh98.
でも、ココでドラマチックに周クンが助けに来てくれる訳でもなく、行為が中断される訳でもなく、亮チャンはデカクなったソレをあたしの中に突き刺した。―グチュッ―…『ンッ…ッ』チュクッ、グチュッ、パンッ――…
"痛…ッ。"その何分かの痛みの中で、行為が終わるまで周クン専用の着信音がずっと鳴り響いていた――。2006-08-20 06:11:00 -
138:
◆sLw9gWh98.
あたしの中から異物感がなくなった後、亮チャンは携帯のカメラで恥ずかしい格好のあたしを収めていた。
ダルィ。ダルすぎる。怒りを通り越したあたしは無言で口枷を外し、服を整え、
『お疲れ。一生バイバイ。』と亮チャンの肩を叩いた。するとすかさず脱力気味に寝転ぶ亮チャンが言う。
『待ってやキヨカ!コレ…消して欲しくないん!?』2006-08-20 06:24:00 -
139:
『…好きにすれば?』
携帯を奪って折ってやるコトも出来た。ケド何よりあたしはこの場から消え去りたかった。一刻も早く、コノ部屋を出たかったんだ。
―バタンッ―" " "06/08/20 06:292006-08-20 06:29:00 -
140:
◆sLw9gWh98.
ダルィ。ダルィ。ダルィ―……
ホテルを出て直ぐ様、タクをつかまえ携帯を開く。
PM11:49《着信17件》着歴は店長と客と周クン。『こんな時間やってんや…。』
"アイツ"は何時間あたしが起きるんを待ってたんや?ど-やってホテルまで運んだ?……………2006-08-20 06:36:00 -
141:
◆sLw9gWh98.
━━なんの薬使った?初めからこうするつもりやった…?
『ダルィ、ダルィ……。』
やばい。何も考えるな。笑え。笑え…。2006-08-20 06:38:00 -
142:
◆sLw9gWh98.
家につき一番に周クンに電話をかけた。『もしッ!キヨチャンッ!?』『もし!電話くれとったやんなあ?どした〜?』『今ドコいてんの?俺店行ったんやけどルミチャンがキヨチャン無欠で連絡取れへんゆうてて…』
〈――…〉『あぁ〜ゴメンゴメン〜!周クンに昼過ぎ起こしてもらったやん?あの後二度寝しちゃってぇ〜笑』――笑う。笑える。
"大丈夫…大丈夫。"2006-08-20 06:45:00 -
143:
名無しさん
ハマってしまった↓↓笑
2006-08-20 07:21:00 -
144:
名無しさん
おもろい!
2006-08-21 05:49:00 -
145:
あい
おもしろ-い?
2006-08-21 05:52:00 -
146:
◆sLw9gWh98.
書き込みしてくれてる方、ありがとうございます。
2006-08-21 17:24:00 -
147:
◆sLw9gWh98.
『ホンマに?』『ホンマ?』
『あ、ちょっと待って!またかけるッ!』ザワザワしてる。仕事忙しいんかな。『ウンウン、仕事頑張ってなぁ。』そう言って電話を切った。2006-08-21 17:27:00 -
148:
◆sLw9gWh98.
―シーン―
静まり返った自分の部屋。ダメだ。モヤモヤする。ヒトリは苦手だ。ヒトリが好きな癖にヒトリが苦手だ。。
過ぎたコトはすべて「過去」捕われるな、振り返るな。
2006-08-21 17:32:00 -
149:
◆sLw9gWh98.
――今日、あたしは客に犯された。
でも、一番キモチワルイのは、嫌なのはそのコトじゃない。
――ダメだ…。2006-08-21 17:33:00 -
150:
◆sLw9gWh98.
あたしはササッとシャワーを浴びて化粧をし、家を出た。
向かった先は「SHINE」。会いたかったのは彼だ。
『周クンッ♪』
『えッ、キヨチャンッ?えッ、何で何でッ?』ビックリしてる周クン。あぁ…今日もカッコィィ。笑 癒される。笑 ホッとして席につく。2006-08-21 17:39:00 -
151:
◆sLw9gWh98.
『どしたん?何かあった?』席に着くなり心配そうにあたしの顔を覗き込む周クン。〈可愛いなぁ〜笑〉
『会いたくなった♪笑』笑ってみせるともっと柔らかく笑う周クンの綺麗な顔。全部、包んでくれそうな。それでいてやっぱセクシーで…笑『マヂ周クンそそるわ〜笑』『もう!笑』ポンッと頭を叩かれた。2006-08-21 17:44:00 -
152:
◆sLw9gWh98.
『昨日ってか朝、お客サン大丈夫やったん?』とグラスを拭きながら切り出す周クン。その時気付いた。薬指に指輪――。〈お…笑〉
彼女かぁ?色彼かぁ?なんてオッサンみたいやし黙っとこか。笑
その後もたわいのない話をしていたふとした瞬間だった――。2006-08-21 17:51:00 -
153:
◆sLw9gWh98.
―ビクッ―!『ッ…?』
周クンの綺麗な指先があたしの唇に触れた。『…な…』あたしが口を開く前に周クンが言った。
『ゴメンゴメン、傷…。』〈え…ッ。〉『あ…ホンマや。』鏡を見た。下唇の右端に切傷があった。『何でやろ?笑』『痛い?』そう聞いたまま唇から手を離そうとしない周クン。
『痛くない♪』2006-08-21 17:59:00 -
154:
◆sLw9gWh98.
全然きづかなかったケド、恐らくあの口枷のせいだろう。周クンが触れてるせいか、だんだん痛みが現れてきた。
『痛い?』もう一度周クンが聞く。あたしの目を見て。〈――ッ…〉『チョット…。』何で?目をそらせない――。2006-08-21 18:13:00 -
155:
◆sLw9gWh98.
『そっか。』とニッコリ笑い手が離れた。〈…―?〉
何だ?今の間は―…。
『そういやルミチャン心配してたから、連絡してあげやぁ?』そしていつもの周クンに戻る。『あ〜ウン、しとく♪』『また明日優と行くと思うから。』『ん〜待ってる?♪』そう言ってまた他愛もない話が始まった。2006-08-21 18:22:00 -
156:
◆sLw9gWh98.
『キヨチャンて休みの日何してんの?』周クンがビールをごくっと飲み干しあたしを見る。『え〜なんやろ?買い物トカ。』『彼氏は?』『おらんよ。笑』『ホンマ〜?笑』と笑う周クン。『ホンマ?!笑』『んじゃ友達と遊んだり?』『あ〜ないない。笑』あたしも焼酎を飲み干し、グラスを置いた。
2006-08-21 18:27:00 -
157:
◆sLw9gWh98.
『友達おらんもん、あたし〜笑』『またまた…笑』とあたしの酒を作りながら言う周クン。『ホンマに?。仲良かったコらも最近連絡取ってへんからなぁ〜。』
『へぇ〜…何で?』と周クン。『ん〜…何となく?かな。今は周クンに会いたい毎日やわ♪笑』と笑った。
2006-08-21 18:34:00 -
158:
◆sLw9gWh98.
その日はそんな会話をして終わった。良い酔い加減であたしは家に帰りすぐ眠れた。
――次の日の夜「PIERO」
あたしは自分の甘さを知る。2006-08-21 18:39:00 -
159:
◆sLw9gWh98.
この日あたしはいつも通り仕事をしていた。相変わらず女のコ達はあたしを見て何やらヒソヒソ笑ってたケド関係なし。
"後一時間で上がれる♪"そう時計を見た時
『いらっしゃいませ-!』周クンと優クンが入ってきた。『優〜ッ♪』と駆け寄るルミチャン。これまた関係ナシ。あたしはタバコケースを手に取りじゃれるルミチャンと優クンをすり抜けて周クンを席に案内した。『ど-ぞお♪』
2006-08-21 18:46:00 -
160:
◆sLw9gWh98.
『今日はちゃんとおる♪笑』と笑う周クン。『だって周クンくるってゆってたも〜ん♪笑』その後ルミちゃんと優クンもすぐ席につく。対面席―。『キヨチャン昨日何しとったん?』優クンがあたしにそう言った瞬間、ルミちゃんが口を挟んだ。
『んまやキヨ〜!連絡もナィしミンナ心配しとったんやで〜!』と。
2006-08-21 18:51:00 -
161:
◆sLw9gWh98.
『ハハ…寝てたあ♪笑』〈怖い?。笑〉こ-ゆ-女ってホンマある意味すごい。コロコロ態度変えれるんやもん。笑 『もお〜!ちゃんと来てや〜ルミ寂しいんやからぁ!』と軽く怒ってみせたから、『ゴメン?〜♪』とあたしもテキトーに合わせておいた。
2006-08-21 18:55:00 -
162:
◆sLw9gWh98.
今日もいつもの様に2:2で話して、周クン達はミーティングがあるらしく1時間でチェックが出た。ちょうどあたしらも上がりの時間で、ルミちゃんはこのまま優クンに付いて行くらしく、周クンを先に送り出し、あたしは優クンとエレベーター前でルミちゃんを待っていた。
2006-08-21 19:14:00 -
163:
名無しさん
一番大好き?
2006-08-21 23:42:00 -
164:
名無しさん
くわえさせられた口○ってなんて読むの? てかなに? わからんから教えて?
2006-08-22 01:25:00 -
165:
名無しさん
↑くちかせやろ??よおわからんけど口封じるもんやで。
2006-08-22 10:51:00 -
166:
名無しさん
ぁげ?
2006-08-23 19:20:00 -
167:
◆sLw9gWh98.
説明ありがとうございます。その通りです。書き込みもありがとうございます。嬉しいです。
2006-08-24 07:08:00 -
168:
◆sLw9gWh98.
その時だった――。
ニヤニヤしながらあたしを見る優クン。ゾクッとした。『何ぃ?』悪い予感がした。
『別に〜。キヨちゃんって枕営業?笑』〈…コイツ…〉おちょくりやがって…コンニャロウ。。黙ってると優クンは非常階段へとあたしの腕を引っ張った。2006-08-24 07:14:00 -
169:
◆sLw9gWh98.
『チョッ…どしたあ〜ん?笑』とまだ笑って見せると、優クンの口から出た言葉に更にゾクッとした。
『キヨちゃん寝顔も可愛いんやなぁ。変なプレイが好きみたいやし。笑』『―ッ。』言葉が出ない。。
昨日の"あのコト"だ―。2006-08-24 07:19:00 -
170:
◆sLw9gWh98.
なんで―…グィッ―!
腕をそのまま引っ張られ、引き寄せられ、顔が近い。『俺ともしよ?』『…イヤ』触れそうな唇。なんで…?『キヨちゃんアキバ系じゃないとアカン?笑』――…決定的な一言だった。
『何で知ってんの?』掴まれた手に力を入れ、彼を睨む――。2006-08-24 07:29:00 -
171:
◆sLw9gWh98.
嫌悪感、不快感、違和感?ワカラナィ。なんしか、あたしはこの人が"苦手"だ――。『イイな。今の顔。笑』
〈―イヤや。〉優クンがそう笑った時、手を振りほどこうとした。が―、、
『――ンッ…―』2006-08-24 07:35:00 -
172:
◆sLw9gWh98.
やられた。非常階段に唇が触れ合う音が響いた。
―チュゥッ―チュッ―…『ンッ…!ゥ…ッ』――長い…腕、痛いし…傷痛い。。おかまいなしに侵入してくる舌。
いらんし…ヤメテ。ヤメテ…。。逃げたい。消えたい。
ダルィ、ダルィ――…。2006-08-24 07:42:00 -
173:
◆sLw9gWh98.
髪をクシャクシャに掴まれて、激しい、長いキス。やっと唇が離された瞬間、優クンがあたしの顔を覗き込む。
『イイ顔すんなぁ。笑』
睨むあたしを更におちょくる。『コレ、変態プレイ楽しかった?笑』と、あたしの下唇の傷を触る。昨日、周クンに触れられたトコロを――。2006-08-24 07:48:00 -
174:
◆sLw9gWh98.
『…優クンが仕組んだん?』『まさか。笑 俺は画像送られてきただけ。ホラ、コレ』と携帯画面をつきつけられ、一瞬羞恥心が煽られたケド、一瞬で何かに冷めた。
2006-08-24 07:53:00 -
175:
◆sLw9gWh98.
亮チャンに取られた写メ。一枚だけじゃなかったんや。理由はどうあれこの男にはもう見られてる。ジタバタしたってしょうがない。こうなったら―。。
『何が目的?あたしとヤリたいん?』2006-08-24 07:56:00 -
176:
名無しさん
かいて?
2006-08-27 23:55:00 -
177:
名無しさん
主さん待ってるね?
2006-08-28 08:11:00 -
178:
名無しさん
続き楽しみ?
2006-09-05 02:24:00 -
179:
名無しさん
?
2006-09-05 04:16:00 -
180:
名無しさん
この話むっちゃおもろい?主さん更新待ってるね?
2006-09-05 06:23:00 -
181:
名無しさん
あげ
2006-09-15 08:08:00 -
182:
名無しさん
??
2006-09-17 09:46:00 -
183:
名無しさん
気になる??おもろい??待ってます?
2006-09-24 00:31:00 -
184:
名無しさん
おもろい
2006-09-24 17:28:00 -
185:
名無しさん
まってます?
2006-09-30 04:53:00 -
186:
名無しさん
ぉもしろいゎ☆
2006-10-01 14:06:00 -
187:
名無しさん
書いてほしい?
2006-10-14 14:49:00 -
188:
◆3jKRGC/wik
放置すいません。書いて行きます。
2007-01-22 18:27:00 -
189:
◆3jKRGC/wik
『ウ〜ン…そやね。とりあえずは♪』と、ニッコリ笑う優クンにホントに背筋が冷たくなった。ケド、こんなんでうろたえれば、きっとあたしは食い尽くされる。この男に――。。
――ガチャッ、パタパタ…
その時、ルミチャンが歩いてくる音が聞こえた。2007-01-22 18:38:00 -
190:
◆3jKRGC/wik
優クンの目的がワカラナイ以上、下手に逆らうのは危険。
―グイッ―『いいよ?』
逆にあたしが優クンの腕を引っ張り階段を3つ程下りた。『…さすがキヨチャンやな♪』優クンは薄く笑いながら、再びあたしに唇を落とした――。
―ガチャッ―…『優〜?』すぐそばで呼び掛けてるルミチャンの声なんか無視して―――。。2007-01-22 18:49:00 -
191:
◆3jKRGC/wik
その後あたしが一度店に戻る際、入り口でルミチャンとはちあわせた。すれ違う際――。『…とうとう枕嬢成り下がったかァ〜♪』と独り言の様に呟くルミチャンの笑いに、
『優クン階段にいてるよ?』と同じ様な笑いで返した。2007-01-22 19:07:00 -
192:
◆3jKRGC/wik
――睨んでも怖くないよ?あたしはピエロ。
泣いてても笑ってるから。何も怖くない。怯まない。
だってもう、大切なモノは何ひとつない――。2007-01-22 19:12:00 -
193:
◆3jKRGC/wik
――アヤ。
――アヤ?
もし生きてたら、あんたもあたしと同じ様に――…2007-01-22 19:16:00 -
194:
◆3jKRGC/wik
――ギシッ、ギシッ――!
『ンッ…、ァッ…!』
〈―あぁ、面倒臭い。〉『キヨチャン意外と狭いなッ…?周とはもうしたんッ?』〈…面倒臭すぎる〉額に浮かぶ汗、広がるあの香水の嫌な香り、無駄に拘束された手首。〈…趣味なんかぁ?〉今更逃げも隠れもしいひんのに。2007-01-22 19:26:00 -
195:
◆3jKRGC/wik
『なあ、聞いてんの!?』『ンッ…!』首を横に振る。決してあたしはエムではないケド、優クンがそうしたいのなら仕方がない。『ハァ…ッ、なあキヨチャンッ…?周のコト好きなん?』また首を横に振る。
〈――うるさいなぁッ…〉こんな無意味な言葉責め?をされながらあたしは延々と突かれている。そして終わるのを待っている――。
亮チャンの時と一緒。2007-01-22 19:36:00 -
196:
◆3jKRGC/wik
『ハァッ、ハァッ…』
彼は何度となく果てて、何度となくあたしを犯す。すべてが無意味。何がしたいん――?
優クンはあたしが欲しいと言った。ならあげる。何回でもどうぞ。
飽きるまで―――。2007-01-22 19:44:00 -
197:
名無しさん
もぉ書いてくれないのかと思ったから嬉しすぎる???
2007-01-22 19:46:00 -
198:
◆3jKRGC/wik
やっと優クンが落ち着いたんは明くる日の昼。〈凄まじい性欲…〉さすがのあたしも疲れていた。
『…コレ、もういいやろ?』とベルトを巻き付けられた両腕を晒すケド、『無理♪俺とおる時は。』とまたゾッとする様な言動。ありえへん…
『…その写メ送ってきたんは誰?』『ルミやで』〈――やっぱり。〉2007-01-22 19:54:00 -
199:
◆3jKRGC/wik
――予想的中。
『そう。』『ソレ以上はきかんの?』優クンの言葉を無視して立ち上がり、この手を支配するベルトを歯でほどこうと試みる、が――グイッ――
『無ー理!アカンゆうたよな?』と顎を指で上げられる。屈辱。ヤル間位は許せる。でもそれ以外は、あたしは誰にも縛られたくない――。2007-01-22 20:03:00 -
200:
◆3jKRGC/wik
フラフラと、生きていたいだけ。やのに――。
『もう用はないやろ?』彼を睨む。『…その顔好きやわぁ俺。笑』『…』〈アカン…〉ムキになったら負け。コイツの思う蕾やな。あたしは一つ大きなタメ息をつき、彼をユックリ押し倒した。
『…じゃぁもうキヨのコトめちゃくちゃにして?』2007-01-22 20:14:00