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*ピエロ*
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1:
◆pdSlmz1VDI
――今この瞬間。
あたしはただ笑いたいだけ。笑ってて欲しいだけ。夢もないし、特に飛び抜けたモンもない。ハイでもなくローでもなく,ただ一定のテンションを保つコトって何よりも難しい。雨も降りゃ虹も出る。
――きっと人生、笑ったモン勝ち。2006-05-20 06:33:00 -
111:
◆hjeX5VxSgg
そんな感じで1時間位経った時――。あたしの携帯が鳴った。《着信:亮チャン》〈なんや?〉営業後あたしはいつも電話をとらないが、こんな時間。しかもあんまり電話派じゃない亮チャンだったので電話に出た。
『もぉし?どした〜?』
「もしもしキヨカ?今ちょっといい…?」いつもと違うテンションの亮チャンに優しく話を聞いてみる。2006-06-08 06:10:00 -
112:
◆hjeX5VxSgg
『どしたん?』
「…今から会われへん?」ビックリした。亮チャンは店外求めてきた事ないのに。
『今ちょっと厳しいかなぁ…てかどしたん?なんかあった?』「どうしても会いたいねん…無理?」
〈……。〉『わかった。ドコ行けばいい?』いつもと明らかに様子が違う亮チャンに、あたしは行ってあげる事にした。"ココでいかんかったら切れる"そんな気がしたから。2006-06-08 06:20:00 -
113:
◆hjeX5VxSgg
『行くの?』少し哀しそうな顔する周クン。『ウン。ゴメン。なんかお客さんやねんけどいつもと様子違うくて。』『お客さんなん?一人で大丈夫?』『大丈夫?!大丈夫な人やから♪笑』
カバンから財布を取り出すあたしの手をギュッと握る周クン。目が合う――。2006-06-08 06:24:00 -
114:
◆hjeX5VxSgg
ちょっとドキッとする――。『ん?』『いいよ。俺が会いたかったから!笑』と満面の笑みを見せる周クン。
〈…可愛いなぁ♪笑〉絶対営業うまいわ、この人。
知ってても嬉しい気分になる。『キヨが会いたかったのぉ。笑』そう握り返した手をそっとほどいて周クンが席を経った。『新しい名刺作ったから見て帰ってよ。』と。2006-06-08 06:29:00 -
115:
◆hjeX5VxSgg
その間にそばに立ってたホストを呼んで耳打ちした。
『周クンの席、キヨカさんからドンペリピンク頂きましたぁ-!!ありや-す!!』
その声にビックリしてる周クンの元へ行き、お金を払った。『ゴメンね。またユックリくるなぁ♪』『…ありがと。笑』少し照れた様に笑う周クンから名刺を受け取って店を出た。2006-06-08 06:37:00 -
116:
◆hjeX5VxSgg
そして待ち合わせ場所へ向かって待つ事?分、亮チャンは来た。いつものポロシャツにリュックサック姿。
『ゴメン。急に…。』
『全然いいよ♪どしてん!亮チャンッ!笑』そうポンッと亮チャンの胸を叩いた。
『あんな…俺、貯金無くなった。だからもうキヨカに会いにいかれへんねん。』〈――…へッ。〉てゆうか、そやんな、貯金か。駅員サンでそんな給料よくもないもんな。そかそか…。。2006-06-08 06:59:00 -
117:
◆hjeX5VxSgg
『でも俺キヨカの事好きになってもおてん。俺みたいなんにこんなんゆわれてもキヨカ困らせるんもわかってる。でもな…ホンマに好きやねん。』〈━…。。〉『ウン。』そんなん言われましても…なぁ。。その後の台詞にあたしはおったまげた。『…だから付き合ってくれとも言わんし、セックスしてくれとも言わん。…ただ今日だけ一緒におってくれへん…?』
2006-06-08 07:06:00 -
118:
◆hjeX5VxSgg
迷った。断ろうと思えばいつでも断れた。でも、何故かあたしは『いいよ。』オッケ-を出していた。
『…ホンマッ!?ありがとう!キヨカ!』と泣きそうな顔して喜ぶ亮チャンを見て、なんか少し笑ってしまった。『いいよ。笑 今日も仕事やから夕方までしか無理やけど。』2006-06-08 07:09:00 -
119:
◆hjeX5VxSgg
『無理ゆってゴメン。』
申し訳なさそうに謝る亮チャンを見て、なんか切なくなった。〈朝やからかな?笑〉あたしは夜の仕事をしてるからかして夜よりも朝、切なくなったり心がざわめく。帰ってもヨカッタけど、なんとなく「いっか」と思った。コレが間違いだったなんて。。2006-06-08 07:13:00 -
120:
◆hjeX5VxSgg
亮チャンの要望でカラオケボックスに入った。密室なのが逆に良かった。やっぱり太陽の下で亮チャンと歩くのはちょっと…笑 ってゆうのもあったし、変に遠出するのもしんどいし。でも、コレがアイツが仕掛けた罠だったなんて。あたしはまだまだ子供だったんだなと思う。
2006-06-08 07:18:00