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*ピエロ*
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1:
◆pdSlmz1VDI
――今この瞬間。
あたしはただ笑いたいだけ。笑ってて欲しいだけ。夢もないし、特に飛び抜けたモンもない。ハイでもなくローでもなく,ただ一定のテンションを保つコトって何よりも難しい。雨も降りゃ虹も出る。
――きっと人生、笑ったモン勝ち。2006-05-20 06:33:00 -
80:
◆hjeX5VxSgg
あたしは一瞬何が起きたかわからなかった。でも自分の上半身を見てすぐにわかった。血……。アヤがハサミをふりかざしたのだ。あたしの胸に。
『……ッ…』胸を押さえるあたしの背中を押すアヤ。『…ウザイねん!!はよ出ていけ!はよ!お前だって結局見捨ててどっか行くんやんけ!…アヤとおったらこんなんなんねん!!殺されたくなかったら今すぐ消えてくれ…ッ!!!』2006-05-28 05:46:00 -
81:
◆hjeX5VxSgg
―その後、気が付けばあたしは走っていた。血で滲むシャツを押さえて、無我夢中で走っていた。
━ドクンドクンッ━!心臓の音がおさまらない。
《アヤ…ハサミ…てか…血……ッ。……翔太…ぁ…!》携帯、置いてきた…。ふと辺りを見渡す。《公衆…!》近くの公園でへたり込んで震える手でポケットをあさった。『何でやねん…ッ』財布も小銭も何もない――…2006-05-28 05:52:00 -
82:
◆hjeX5VxSgg
『ど…しよッ…ヒクッ!』
切れたシャツから血がポタポタ垂れてくる。痛い、イタイ…!『……アヤ…ッ』あたしはひとり泣いた。何か糸が切れた様に泣きじゃくった。『ゥッ…ァッ…ヒック…!!ぅう〜…!』本気で泣いたらこんなに声がでるんやって知った瞬間だった。2006-05-28 05:57:00 -
83:
◆hjeX5VxSgg
その後、あたしはタクをひろい震えながら地元へ向かっていた。『姉ちゃんなんやその血!!病院か!?』焦る運転手に『大丈夫やから…』と何度も言った。
《翔太…翔太……翔太。》心の中では、彼の名前を呪文の様に連呼しながら。。2006-05-28 06:00:00 -
84:
◆hjeX5VxSgg
『お前ッ…どうしてんそれ!?』…良かった。翔太家おって……。その後、気付けば病院にいて、胸に包帯をぐるぐる巻かれていた。《痛……アヤ…。》頭を抱えた。あたし、どうしたらいい――?そんなあたしに翔太が言った。『清香。俺と一緒に住も?んでもっかいやり直そ?全部。俺が守るから。今度は絶対お前のそばにおるから。』
あたしは無気力にただ頷いていた。泣きながら――。2006-05-28 06:07:00 -
85:
◆hjeX5VxSgg
まさか―。"まさか"―
2006-05-28 06:09:00 -
86:
◆hjeX5VxSgg
アレが最後になるなんて。
思ってもみなかった。
アヤ?
アンタ今何してる―?2006-05-28 06:11:00 -
87:
◆hjeX5VxSgg
――てゆうか…
生きてる――?2006-05-28 06:13:00 -
88:
◆hjeX5VxSgg
2006-05-28 06:15:00 -
89:
◆hjeX5VxSgg
――ピピピ―――!!!
『…ぅおッ!またかよ…!』
布団から手を出し、目覚ましにを止める。2006-05-28 06:17:00