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あの頃。

スレッド内検索:
  • 1:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    携帯の受信フォルダを開く。あの人からの嬉しいメールは全部保護してある。それを見るたび涙が溢れる。あの人からの指定着信音はもう鳴らない。
    失って初めて気付いた事。
    幸せやった。

    2005-12-21 02:45:00
  • 2:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    別れを選んでやっとわかった。あの人が好き。ほんまに好き。あの人がいたから笑えた。あの人が支えてくれた。あの人がいるから頑張れた。
    もう遅いのに。いまさら、遅いのに。
    神様が願いをひとつだけ叶えてくれるなら、間違いなく願う事。
    〈あの頃に戻りたい〉

    2005-12-21 02:49:00
  • 3:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    あの人はホスト。知らない人の方が少ない。私はあの人を本気で好きやったのにただ好きなふりをしていた。離れるまで自分でも気付かなかった。きっと、たくさんのホスト、色、枕、嫉妬に狂う女、自分を売ったお金で愛を表現し、愛を買おうとする女、嘘、偽り。夜の男と女の汚い世界を見すぎて知らず知らずの間に心が麻痺して本当に人を愛する事を忘れてたんやろう。

    2005-12-21 02:56:00
  • 4:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    私はホストが好き。初めてホストに出会って何人のホストを見てきたやろ。有名な店には、ほぼ行った。メインは必ずナンバー1か役職。ルックスの悪いホストは嫌い。ルックスのいいホストは接客もいい。売れっ子は私の心を癒してくれる。今もあの頃も変わらない私の中のホストの定義。お金を払うからには知名度もルックスも話術も兼ね備えたホストがいい。私の前ではプロでいてほしい。ありきたりな色でその場が楽しければいい。お金は払う。だから望んだ接客をして。私の心には入ってこやんといて。
    あの人に出会うまでは私にとってのホストってこんなもん。割り切って当然。
    そう思ってた。

    2005-12-21 03:08:00
  • 5:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    だけどあの人の前ではひとりの女の子になれた。有名風俗嬢とゆうレッテルを捨てれた。自分の事を源治名じゃなく本名で呼べた。私がグラビアデビューしてから出会ったホストの中で唯一、私の風俗業界での存在を知らなかったから。有名風俗嬢とゆう肩書きに食い付いてこなかったから。

    2005-12-21 03:24:00
  • 6:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    あの人と初めて会話した頃、私は自信に満ち溢れてた。出勤すれば予約でうまる。雑誌に出れば店の電話がパンクする。数々の有名ホストが指名で来る。毎月、雑誌の編集部から特集の依頼が来る。収入も普通の風俗嬢より多い。不動のナンバー1と言われ、客にもホストにもチヤホヤされた。当たり前。そう思って生きていた。傲慢な女やった。今思えば何の自慢にもならない。ホストは私じゃなくフードルの肩書きを背負った風俗嬢の私が好き。そう言い聞かせる事で仕事を頑張った。

    2005-12-21 03:34:00
  • 7:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    新規のホストクラブに遊びに行く時は必ず前もって決めたメインにメールする。私は「仕事は風俗。〇〇って店の〇〇やで」やりとりするうちにこう送る。返信は決まってる。「〇〇ちゃん、知ってるよ!よくヘヴンのってるやん」このメールを見て自分に念をおす。ほんまの姿は見せへん。風俗嬢〇〇やから。
    けど、あの人だけは違った。「ごめん、俺ヘヴンみーひんから風俗詳しくないねん」新鮮やった。あの人は若いけどベテランホスト。私はあの人が新人の頃から知ってる。でもその頃付き合ってた男にホスト一切禁止命令を出されて遊びにいけなかった。あの人が新人の頃に店に行ってたら今頃どうなってたんかな?もっと早く出会いたかった。私の心が麻痺する前に。心がすさむ前に。
    たくさんの風俗嬢やフードルを見て接客してきたはずのあの人が全盛期だったあの頃の私を知らなかった。私はメールを送ったその日に会いに行った。

    2005-12-21 03:49:00
  • 8:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    久しぶりに生で見る顔はストライクゾーンど真ん中。あの人が最初に私に言った言葉。「はじめましてのような違うような」自然に笑えた。私は「喋るのは、はじめまして。でも昔から知ってたよ。キャッチしてる頃知ってねんで」そう言うとあの人は「えっ?だいぶ前やん。キャッチとかバリはずいやん。」そう答えた。あの人はルックスと天性であっとゆうまにナンバー1になってキャッチなんかほとんどしてない。あの人の存在は知っててもあの人がキャッチをしてた姿を知ってる人はほとんどいないはず。あの人は今、某ホストクラブの代表やから。

    2005-12-21 04:03:00
  • 9:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    昔の時代のミナミやいろんな事話したなぁ。「何才?年令不詳よなぁ?」「顔出しした時からずっと公式年令変えてへんねん!サバ読んでるよぉ」ほんまの年令ゆったらびっくりしてたなぁ。私の趣味は若造り。スタイルも肌にも気を使ってたから嬉しかった。それからあの人はヘヴンを何冊か持ってきた。「すごいやん!アイドルやん!今の時代でこんな子おったんやぁ」嬉しかった。あの人の元彼か色彼かわからんけと、一瞬グラビアにのってたお客さんいててんな。今でもあの人とその子が関係あった事は有名。「ひさしぶりのフードルやわぁ。昔は何人かおったけど俺しらんだけで〇〇ちゃんてかなり有名なんやな」

    2005-12-21 05:26:00
  • 10:

    名無しさん

    おもろそうやからあげ?

    2005-12-21 19:40:00
  • 11:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    私は言った。「仮面かぶってるだけやで。本名は〇〇。やから本名で呼んでな!」自分でも不思議だった。自然に口から出た本名。いつもと違う感覚だった。私は彼のホストデビュー時代を知っている。あの頃の私は顔出しなんかしてないただの風俗嬢。彼氏はあの人も知ってるホスト。色枕で有名やったホスト。あの人はきっと思ったやろな。本営でがっつりひっぱられてたって。私は近づいた心の距離を一歩離す為に真実を語った。メインホストには絶対に内緒にしてきた事を。この時から私はあの人に恋のかけひきをしてたのかもしれない。私を特別扱いしてよ。私と他の客、一緒にしたらあかんよ。あなたにだけ過去を話すんやから。

    2005-12-21 22:19:00
  • 12:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    私は付き合ってたホストと結婚していた。最初は色彼。むしろ趣味。こいつの女好きは天下一品。寝る暇もおしんで女と会う。やる。その中のひとりだった。だけど私は惚れた。ほんまに惚れた。だから、こいつの女ぐせの悪さには泣かされた。家に行ったら趣味彼がいた事もある。ベットに裸で。あいつがはまってたRPGのゲームをロードしたら登場人物に色彼の名前がついていた。財布の中には色んな女とのプリクラ。キスしてるのは当たり前。結婚します!とかゆうコメントまであった。そのたびに私は発狂した。気が狂ったかのようにキレた。私はあいつにお金を落としてたから。自分よりお金を落としてない女に時間を使うあいつが憎かった。愛は憎しみと紙一重。その意味を19才で知った。あいつとは半同棲。帰ってこない日は色彼の家。色んな嘘をつくけどわかっていた。帰ってきた日はあいつが寝ている間に携帯チェック。ほんま嫌な女。見るたびに怒りで血の気がひく。鳥肌がたつ。こんな偽物の愛が続くはずなかった。

    2005-12-21 22:33:00
  • 13:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    身も心も疲れ果てた。今まで付き合った男はみんな私にはまった。浮気なんかされた事ない。男はいいなり。そう思ってた私が惚れた男にさんざん振り回された。お金と指名は簡単に手に入るのにあいつの愛は手に入れられへん。嫉妬だらけの嫌な女。色に溺れたバカ女。みっともないと思ってきた女の姿に自分がなった。ある日、私は見た。あいつが客でもない女と手をつないで歩いているとこを。我慢してきた心、少しだけ残っていた信じる心が壊れた。

    2005-12-21 22:42:00
  • 14:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    そのまま携帯番号を替えに行った。メルアドも替えた。あいつの荷物は全部捨てた。あいつが大事にしてたアルマーニのスーツもグッチの時計もシャツもベルトも。私が買ったエルメスのネクタイもカバンも。鍵の救急車を呼んで鍵も替えた。あいつのメモリーも受信メールも送信メールも消した。そして私も姿を消した。

    2005-12-21 22:46:00
  • 15:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    人生で初めて味わった挫折。敗北。私は精一杯愛した。言葉、行動、そしてお金。すべてをかけて表現した。それが伝わらなかった。がむしゃらに恋をした半年間の苦しみを痩せ細った体が語っていた。

    2005-12-21 22:50:00
  • 16:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    私は仕事に没頭した。何かに狂ったかのように働いた。信じるのはお金と自分だけ。忘れていた心のゆとりを取り戻した頃、あいつを目にした。風俗雑誌のホストページのグラビアで決め顔のあいつを。[不動のナンバーワン]と書かれていた。相変わらず女騙して、金しぼりとってんやな。あいつは人間じゃない。私から恋愛感情を奪った。あいつへの恨みを踏み台にして生きていた私はあいつのページを破り捨てた。
    私はあいつと離れて充実した生活を送ってた。仕事とクラブと遊びと。ホストなんか興味ない。普通の二十歳の女の子。ただ風俗嬢なだけ。この頃からかもしれない。私が客の前で本当の自分を隠して風俗嬢を演じるのを徹底したのは。客は金にしか見えない。お金さえ払えば夢を見させてあげる。体は売る。だけど心は売らない。作った笑顔。作ったセリフ。作った愛敬。気付いたらナンバー1になっていた。顔出しNGのナンバー1に。

    2005-12-21 23:05:00
  • 17:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    少し優しくすれば客は喜ぶ。泣いたふりすれば優しくしてくれる。週に1回の来店が2回、3回に増えて、客ははまる。風俗嬢の私に惚れる。なかには借金してまで通う客もいた。そんなん関係ない。惚れたら負け。私はあいつに惚れて負けた。惚れた相手の為なら何でもできる。それを知ってる私は強かった。客はつかみようのない私にはまっていく。おもしろいぐらいはまる。『バカ、お金が絡んでるから相手してんねん。』たまに素の自分がつぶやく。だけど私は風俗嬢。自分の体を売って生きてる風俗嬢。心も体も汚い。そんなの知ってる。一回汚れたものは同じ。お金がすべて。自分さえ、本当の自分さえ売らなければそれでいい。

    2005-12-21 23:15:00
  • 18:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    店ではいつも明るい子。バカキャラで送りの車の中ではムードメーカー。ナンバー1やのにつんけんしない。こう言われて店の女の子にも人気があった。やけど店の女の子の前でも風俗嬢〇〇。絶対に素は見せない。女の子達は相談してくる。「どうやったらそんなに指名が取れるんですか?」「ホストの彼氏が冷たいんですよ。他に女いるんですかね?」「○○さん、ホスクラいかないんですか?何の為に風俗してるんですか?」全部におきまりの言葉で答える。私が、ナンバー1の私がホストに色られてたなんか言えるわけがない。冷静でかっこいい女を演じていた。それがくせになっていた。

    2005-12-21 23:24:00
  • 19:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 20:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    ミズキに聞いた。「この店な、自分で選んだん?」ミズキはあっさりと「彼氏にね、ここが稼げるって教えてもらったんですよ。昔の彼氏のエースがここにいたらしいんですけど知ってますぅ?ルックスいいし金は使うけどかなり執着する痛い子やったみたいですけどね。」って言った。ブチ。久々に頭が音をたてるぐらいムカついた。あいつ私の事こんなんゆうてんやな。エースでしたか。そりゃどうも。今はこの店のエースですけどね。頭に血がのぼる。ミズキには「色んな女の子おったしわからんわぁ。ホストと付き合ってる子いっぱいやったし。とりあえず好きな人の為に頑張るなら一生懸命しやなな。」軽く言い放った。バカのミズキに痛い子って言われたし。まあいい。私を抜けるもんなら抜いてみろ。前にも増して私は指名を増やした。《誰にも負けない》

    2005-12-21 23:56:00
  • 21:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    ミズキは私になついてきた。「聞いてくださいよぉ〜」って近づいてきてあいつの話をする。うんざり。あいつの事を聞くたび惨めな自分を思い出す。吐き気がする事もあった。何回もミズキに「そいつ色枕趣味の女好きやで」って言いそうになった。ミズキは毎日あいつの店に通っていた。まあエースに近かった。毎日の稼ぎのほとんどを使っていた。愚痴は聞いても私は止めない。ホストにお金を使う女には一貫していた。はまってる時に何を言われても聞かない。私がそうやったから。あいつに狂ってた時期に親友を失った。私は親友が泣いて止めるのも聞かずにあいつに金を使った。それでも愛して欲しかったから。私の純粋な気持ちをあいつは裏切った。受けとめようともしなかった。いつか痛い目にあうやろな。過去は過去。あいつを恨む気持ちも忘れてたある日、ミズキがこう言った。

    2005-12-22 00:05:00
  • 22:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    「彼氏がね、前ここで働いてた元エースの事ばっかり言うんですよ。あいつは凄かったって。俺にあそこまで惚れた女はおらんって。俺のせいであいつはおかしなってん。もっと大切にしとけばよかったわぁって。彼氏、元エースの事好きやったんですよ。多分ね。私、元エースに負けたくないんですよ。別れて1年もたつのに彼氏は元エースの事忘れてないんですよ。むかつくでしょ?ミズキだって頑張ってるってわからせたいんですよ。」
    一瞬、頭が真っ白になった。誰の事かわからんかった。でもあいつのエースでこの店で働いてるのは私だけ。私の事に間違いない。あいつは私の事まだ覚えてる。一生懸命やった事わかってた。久しぶりに動揺した。

    2005-12-22 00:56:00
  • 23:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    プライベートで何があっても客には関係ない。接客は完璧にして当然。今もかわらないポリシー。そのポリシーがあの日は守れそうになかった。こんな状態では仕事したくなかった。何でこんなんなってんねん。あいつの事は忘れたはずやん。ぐちゃぐちゃの頭を整理する為に早退した。予約を全部けった。今なら簡単に答えが出る。まだあいつの事を忘れてなかった。好きやった。完全燃焼してない恋を無理矢理終わりにしてただけやった。あいつと別れて作り上げた偽りの強い自分でいる為にあいつを心の中から消したふりをしついただけやった。

    2005-12-22 01:03:00
  • 24:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    帰った私は酒を浴びた。あいつとの思い出がよぎる。消す為にまた飲む。もう1年もたつのにあいつの顔も声も体もしぐさも鮮明に浮かんでくる。酒を浴びても浴びてもあいつが出てくる。ミズキの入店がきっかけでわかった。きちんとけじめをつけなあかん。何も言わずに消えたんや。あの過去から逃げてたらあいつを完全にはふっきる事ができひん。

    2005-12-22 01:09:00
  • 25:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    私はミズキにメールした。【ミズキの彼氏の店、連れてってや。】酔った勢いもあって私はあいつの前に姿を現わす事にした。
    あいつの好みで伸ばしていたままの長い髪を念入りに巻いた。ロングのストレートが好きなあいつに反発するかのように。あいつが嫌いやったお姉系の服を着る。あいつと離れて買った時計、ブレス、ネック、リングをつける。あいつが嫌いだった香水をつける。バーキンを持つ。あいつが知らない私の姿になる。1年とゆう歳月は私の見た目も変えた。過去と決別するにはちょうどいい。あいつのタイプと正反対の格好。もう迷いはなかった。変わった自分を見せに行く。私はあいつといた時から働いてる店で今はナンバー1と伝えに行く。あんたの客と同じ店と教えてあげる。それから本当に愛してた事を話す。それで頭からあいつを完全消去する。

    2005-12-22 01:22:00
  • 26:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    ミズキとミナミで待ち合わせた。久しぶりにこの街にきた。二度と足を踏み入れる事はないと思った街。御堂筋の左側。ミズキと会ってあいつの店に迎う。ミズキは嬉しそうに場所を説明するけど私は知ってる。何回通ったか。この道を何回通ったか。あいつの店のビルが見えた時深呼吸した。ビルの下でミズキがあいつに電話する。あいつがもうすぐ降りてくる。もう一回深呼吸してナンバー1の〇〇になりきる。エレベーターがあいた。

    2005-12-22 01:28:00
  • 27:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    1年ぶりに会ったあいつはやつれてたように見えた。ミズキが私を紹介する。「ナンバー1の〇〇さんやで。お世話になってんねん。」あいつが私を見る。そして「初めまして」笑いながら言う。私はかけてたサングラスをはずして笑顔でゆった。「初めまして、〇〇です。よろしく。楽しませてね。ホスクラ来るの1年ぶりやから」本名は言わない。今の私には入り込ませない。あいつは目が点になっていた。ギャルだった私の変貌もやけど消えた女の出現にあきらかに動揺していた。だけどあいつもプロ。横には太客のミズキがいる。「こちらこそよろしく。エレベーター乗って下さい」冷静なふりをする。

    2005-12-22 01:36:00
  • 28:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    店に入る。席に座ると懐かしい顔がよってきた。かつて店ぐるみで私のヘルプをしていた子だ。私は初めましてと言う。どっかで見た事あると言われても初めましてで通した。1時間たった時にあいつがミズキを帰そうとした。私に話あるからって合図する。ミズキを帰してあいつは私の横に座った。

    2005-12-22 01:41:00
  • 29:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    「ほんまびっくりしたわぁ。〇〇やろ?マジあん時ごめん。俺ほんまに後悔してん。また会えて嬉しいわ。つーかお前変わったなぁ。きれいになったわ。」「私は変わったよ。あんたのおかげで強くなった。もう昔のきもい私は忘れて。あんな姿、恥以外の何でもないから。あの時はあんたが好きすぎて自分を見失ってたわ。嫌な女やったやろ?しつこくしてごめんな。でも私はあんたがほんまに好きやった。誰よりも愛してた。」目をそらす事なく伝えた。自分でも気付かないうちに強くなってたと再認識した。

    2005-12-22 01:49:00
  • 30:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    「俺な、ミズキからナンバー1がなって聞くたびにお前ちゃうんかって思っててん。今日ナンバー1と来るって聞いた時、お前が来るかもって気がしてん。だから俺なりにお前にいわなあかん事整理してた。お前は俺が生きてきた中で一番俺を愛してくれたわ。親よりもな。ホストしてたらいろんな女見るやん。軽がるしく好きゆう奴なんかいっぱいおったわ。確かに俺の為に風俗して金使う女がほとんどやわ。でもお前がくれた以上の愛は感じひんねん。俺あん時バカやったからな、お前傷つけて泣かせてもこいつは俺から離れへんって思っててん。お前の愛情にうぬぼれて勘違いしててんな。お前がおらんなった時、俺初めて気付いてん。お前の存在のでかさや、安心感にな。それとお前が好きって事にな。後悔したわぁ。最後の方なんかお前ガリガリやったやん。苦しめてんなあって。

    2005-12-22 02:00:00
  • 31:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    ホストやめようと思ったわ。惚れた女を幸せにできひんかった俺に何ができるねんって。悩んだわぁ。お前の家行ったもん。でもお前鍵変えてたやろ?俺、それ見てな思ってん。もうこいつを振り回したらあかんって。あんだけ自分を犠牲にして俺を愛した女が俺を拒絶してんねん、離れようとしてんねん、俺が現れたらあかんって。俺なあ、あん時はマジで泣いたぞ。泣きまくって開き直ってん。ナンバー1でおる事がお前がしてくれた事へのお返しやから、引退まで絶対誰にも負けへん。決めたら楽なったわ。やるしかないからな。趣味を一切やめたわ。俺に関わりたいなら金がいるでってな。お前がな、安売りすんな、時間使った分金使わせてってよくゆってたやろ?その意味がわかったわ。

    2005-12-22 02:10:00
  • 32:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    お前をほったらかして遊んだ女は全員風俗に沈めたわ。お前が泣いてる間えー思いしとってんから当然やって思ってな。値打ちこくようにしてん。そしたらな売り上げ3倍になったわ。欲しい物何でも買えるし、何でもできたわ。でもな、恋愛感情と情を失ってん。満たされへんねん。お前を好きやったって気付いた日から俺、女が金にしか見えへんなってん。最低やろ?」

    2005-12-22 02:17:00
  • 33:

    名無しさん

    オモろいからアゲ

    2005-12-22 02:28:00
  • 34:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    一気に喋ったあいつの目線は下をむいたまま。私は何から切り出せばいいかわからんかった。こいつは現役ホスト。口では何でもゆえる。絶対信じるか。信じるのは自分とお金だけ。大丈夫。今の私は大丈夫。だからこそ本音を言おう。  「私なけじめをつけに来てん。ミズキがうちの店来てからな、ううん、雑誌であんたのグラビア見た時からやわ、あんたを思い出すようになってん。そのたびにな、あんたと離れて築きあげた偽りの自分になって忘れようとしてん。忘れようとすればする程、自分を偽るねん。風俗嬢〇〇がどんどん完璧になっていくねん。指名はのびる一方やわな、お金にも困らんわ、やけど淋しいねん、心が。あん時必死やったからな、偽るなんて事知らんかってん。ありのままの私でぶつかってたやん。今はありのままの自分がわからんなってん。偽りすぎてな。それでよかってん。やからこそ、今の私をあんたに見せて過去を消し去ろうとして会いにきてん。過去を忘れれば今の私は偽りじゃなくなるやろ?やけどな今やっとわかった。あんたの話聞いてやっと気付いた。あん時があるから今があんねんな。あん時の私も輝いてたも

    2005-12-22 02:36:00
  • 35:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 36:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    私はすっとした。すっきりした。あいつに嘘も偽りもなく本音がゆえたから。過去の自分を認め、受け入れたこの日、私の人生は変わった。

    2005-12-22 03:16:00
  • 37:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    「帰るわ。チエックして。来てよかったわ。ありがとう。あんた頑張りね!お互い引退までナンバー1やで!」リズムにのって言った私にあいつが一言。「俺も帰るわ。」「はぁ?何ゆってんな?お客さんおるやろ?」「今、接客できる精神状態ちゃうねん。俺かなり動揺してるねん。お前が遠いねん。あんなに俺に惚れ込んでたお前がごっつい遠いねん。この1年、お前への後悔とお前からの愛にすがって頑張ってきたのに、突然現れて、あっさり楽なったわってふっきられて、俺明日から何を支えに頑張るねん?めっちゃ頭うったやんけ。お前泣かせた罰やな。お金はいらんわ。こんぐらい安いもんやわ。あと携帯教えてや。」「今は別々の人生やろ?電話とかいらんよ。送り出しもいらんで。さて明日からはもっと指名とれそやわぁ」私は席を立ってドアに向かった。一緒に出てきたあいつにここでいいって手で合図してエレベーターのボタンを押す。

    2005-12-22 03:30:00
  • 38:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    ドアがあいてのった瞬間あいつも乗り込んできた。 「びっくりした!いいよ。お客さんとこ戻りって」「今やっと昔のお前の顔したわ。今もきれいやけど俺は昔の顔が好きやな。」
    涙が出そうになった。あいつが、見苦しい私を見てきたあいつが過去の私を誉めた。消し去ろうとしていた過去の私の方がいいって言ってくれた。顔の事だけかもしれない。だけど私は嬉しかった。大好きだったあいつに大嫌いだった自分を誉められた事が。

    2005-12-22 03:37:00
  • 39:

    りん?

    ぉまめ?トコのスレ見て飛んで来たょ??
    おもしろいし、頑張って完結してね??応援してます??又?来るね???

    2005-12-22 05:33:00
  • 40:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    りん?ちゃん?ありがとね?長くなりそうやけどお付き合いお願いします?

    2005-12-22 05:38:00
  • 41:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    サングラスかけててよかった。本当の涙は誰にも見せない。あいつと離れた時に決めた事。あいつが手を握った。忘れてはない、体が覚えていたぬくもりと感触。完全に本当の自分に戻った気がした。だけど頭は素の私でいる事を許さなかった。「離して。私、タダじゃないねん。お金もらって触らせてる体やねん。商品やねん」体を売る事で、体をお金に変える事で存在価値を確認しすぎた私の口から勝手に出た言葉。あいつは悲しそうな顔をした。

    2005-12-22 05:50:00
  • 42:

    名無しさん

    めたぉもろぃ?はゃく読みたいな?頑張ってね?

    2005-12-22 06:00:00
  • 43:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    もう元の私には戻れない。過去を受け入れても、私は変わってしまった。だけど涙は溢れた。とめどなく溢れた。自分で自分がわからない。泣く事を忘れて生きてきた一年間。あいつの一言で、一瞬で泣いた。やのに体が拒否反応を起こす。あいつは私を抱き締めた。謝りながら強く抱き締めた。懐かしいにおいがした。私が好きだと言ってた香水のにおい。でも私は抱きつく事はしなかった。「今の私、そんなに安くないから。」腕を擦り抜けあいつから離れた。エレベーター止まったままや。1のボタンを押す。いつもの冷静な私に戻る。エレベーターが1階についた。「ちゃんとご飯食べるんよ!帰るな。堺筋でタク乗るからここでバイバイ!おやすみ!」完全に風俗嬢に戻っていた。作った笑顔。作った声。タクの中で考えた。出した答え。〈一生作られた今の自分で生きていこう。過去を認めても自分には戻れないってわかったんだから〉

    2005-12-22 06:07:00
  • 44:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    開き直ったら、なおさら楽になって爆睡した。目覚めは壮快。いつものようにシャワーを浴びて準備をする。今日も仕事頑張ろう。いつものように店に行く。予約の確認をする為にリストに入る。「今日は予約電話いつもより凄かったぞ。ラストまできっちり受付開始5分で埋まりましたよ!ナンバー1!」マネージャーが微笑む。こいつは女の子をおだてりゃいいと思ってるからたまにうざい。今日は金曜日。埋まって当たり前。「頑張るわ。」それだけ言って私の専用の部屋に行く。いつものようにセット完了してコールする。今日の1本目は誰やろ?作られた笑顔で客を待つ。私の前に、風俗嬢〇〇の前に現れたのはあいつだった。

    2005-12-22 06:18:00
  • 45:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    「きのう来てくれたから来た。めっちゃ電話したわ。一番に予約とれてよかった。俺、ちゃんとお金払ってる客やからな。」あいつは部屋に入るなり寝転んだ。「俺お前帰ってからすぐ早退してんやん。色々考えてんけどな、悩んでもしゃーないから、会いにきてん。」天井を見つめて言う。ここは店。あいつは今お客様。私はこの店のナンバー1。仕事。「ありがとう。でもミズキに見られたらどうするんよ?気をつけてよ。」言いながら寄り添う。

    2005-12-22 06:26:00
  • 46:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    「なぁ、腕まくらしながら抱き締めてや。お金払ってるからいいやろ?久しぶりに女に甘えたいねん。」そういや、よく腕まくらしたな。覚えてるんや。私は言われた通りする。きつくあいつを抱き締めた。きのうと同じにおいがする。ギャル男だったあいつもキレイ目と呼ばれる服装に変わってた。「相変わらずスーツしか似合わんな」おちょくる私にあいつはキスをした。何度も何度も唇を重ねた。

    2005-12-22 06:32:00
  • 47:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    私にとってキスはセックスより大事。今もずっと。エレチュウもうまく交わす。ホストとはセックスしてもキスはしない。私がキスの重みを知ったのがこの日。あいつとの一年ぶりのキス以来私は客とのキスをやめた。それで来なくなるならいい。絶対売らない物が二つになった。心とキス。キスをしない風俗嬢になった。

    2005-12-22 06:38:00
  • 48:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    あいつは次の日も店に来た。その次の日も。来ても脱がない。キスをして抱き合うだけ。離れてた時間をうめるかのように強く抱き合う。あいつが買った時間内だけ。あいつが帰ればキスをしない風俗嬢に戻る。あいつはいつも悲しい笑顔で帰る。

    2005-12-22 06:43:00
  • 49:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    5回目の来店であいつは私を貸し切った。7時間をお金で買った。今はいつでも家で帰りを待ってる私じゃない。呼ばれればすぐ行く私じゃない。あいつはそれをわかりきっていた。「俺めっちゃエースやん!お前の太客やん。何もしやんでいいし楽やろ?」「あんたがおらんくても指名でうまりますぅ!貸し切れただけありがたく思ってよ!やけど何がしたいん?私もうあんたの店いかんで?エースにはならんよ。」聞く私にあいつは「俺、信用ないなぁ。まだ疑うか?俺も一応ナンバー1やねん。ひとりの客の為にこんなに時間使うかぁ!俺はな、お前が他の男を接客すんの嫌やねん。お前の存在が今より遠くなりそうやねん。手の届かんとこにいくのが嫌やねん。これ以上自分作って風俗嬢になりきらせたくないねん。お前、よく笑うし笑顔かわいいけど、目、笑ってないやん。昔の笑顔と違うねん。お前のほんまの笑顔を奪ったんは俺やわ。やからお前をほんまに笑わすのも俺やねん。お前があん時みたいに笑うまで俺はここに来るから。」

    2005-12-22 06:56:00
  • 50:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    42さん?ありがとぉ?嬉しい?いっぱい書くから最後までよろしくね?

    2005-12-22 07:01:00
  • 51:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    「バカじゃないん?私、笑ってるし。あんたが毎日来たら他のお客さん困るやん!だいたい何でそこまでするん?一年たてば人間は成長するねん。過去は気にせんとこよ。いい思い出やし。惚れたら負けやん、恋愛は。あんたは悪くないよ」「じゃあ、俺、今、負けやな」えっ?笑いながら言われてもわからんやん。「俺、お前が好きやわ。絶対に好き。愛してる。もう離したくない。失いたくない。俺にとってお前が運命の女やねん。やり直して欲しい。それから風俗やめて。お金ならなんぼでもやるわ。やから、もう体売るな。売る必要ないから。」

    2005-12-22 07:11:00
  • 52:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    かりにもあいつはナンバー1ホスト。不動のナンバー1。私が体を売って稼いだお金でその地位を維持していた事もある男。そのあいつが仕事を辞めてと言っている。私を好きだと言っている。負けず嫌いが負けを認めた。私は正直困った。私はあいつと別れてから頑張って今の私を築き上げた。ナンバー1の座。そんなに簡単に捨てたくない。プライドだってある。何よりこの仕事を辞めたら存在価値に認識する場所がなくなる。

    2005-12-22 07:29:00
  • 53:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    色んな思いが交錯して戸惑う私にあいつはとどめを刺す。「俺はお前が必要やねん。お前がこの世におる事の大切さは誰より知ってるわ。お前の客の誰より知ってるわ。俺は風俗嬢のお前も元のお前も知ってるねん。二人のお前を知ってる奴俺以外におるか?全部受け入れるから。お前の傷ついた心も笑い方忘れた目も、売り続けた体も、作られたお前も全部。もちろん昔の嫉妬に狂ってたお前もな。全部全部わかって好きやねん。お前を幸せにできるのは俺だけや。お前の言う事なら何でもきいたる。望む事は何でもしたる。やから、風俗あがってくれ。俺のとこ帰ってこい。俺を好きじゃなくていい。時間がかかってもいいから。だから、もう体を売るな。俺がお前を買う。」

    2005-12-22 09:00:00
  • 54:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    2年半の月日が流れた。
    何不自由ない生活。あいつは私を世間でゆう幸せな女にしてくれた。目が笑うようにもなった。作る必要もなかった。平凡な毎日が当たり前に過ぎていく。あいつは浮気なんかしない。仕事以外で女と関わる事もない。誰もが羨ましがる夫婦だった。不満なんかない。
    けど私は
    離婚した。

    2005-12-22 09:48:00
  • 55:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    離婚で人生の歯車が狂う事も気付かずに。
    不幸になる事も気付かずに。
    私はわからない。なぜ離婚したのか。今、よく考えてもわからない。あの時の自分に聞きたい。何で?
    あの時の自分に言いたい。アホやろ?

    2005-12-22 09:51:00
  • 56:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    離婚してしばらくは遊んだ。ホストもいっぱい行った。楽しくなかった。中身のない男を相手に喋るのは疲れる。あげくにルックスがいまいちだと叫びたくなる。やっぱり自分の存在価値が知りたくなった。戻るところはただひとつ。
    風俗。
    私はソープデビューした。雑誌に顔出しする事に決めた。失う物は何もない。売るのは自分。私は商品。ならおおいに宣伝しよう。同じ商品だ。完売する方が価値がある。私はソープでナンバー1になる。そう決めた。離婚で何かがふっきれた。あんなに断り続けた、本番行為を当たり前にする。だってソープだから。女の武器をあますとこなく使ってお金にするところ。それがソープ。

    2005-12-22 10:01:00
  • 57:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    店は私をかわいがる。大事にする。指名を取るから。稼ぎ頭だから。不景気な時代に毎日MAXの指名が取れるソープ嬢は本当に少ない。色んな意味でソープ業界での地位を作った。名前はあの時と同じ。私にはこの名前しかない。ぴったりだ。

    2005-12-22 10:19:00
  • 58:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    ソープは思っていた何倍も重労働だった。1日12時間働いた。マットに慣れるまで大変だった。今ではマットが売り、得意プレイはマットって言えるようになったけど相当努力した。ヘルスの頃、努力なんかした事なかった。ソープは努力なしじゃ生き残れない。心以外売った私は完璧なソープ嬢を目指した。そしてまた思う。
    〈誰にも負けない〉

    2005-12-22 10:25:00
  • 59:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    4ヵ月後にはだんとつナンバー1になった。不動のナンバー1を倍近い指名本数で蹴散らした。努力なんか縁のない私が努力したんだ。負けるわけにはいかない。だけど気持ちに体がついてこない。ガリガリに痩せた体は体力の限界だった。ピルが体に合わず副作用がすごい。吐き気、めまい、頭痛、たちくらみ。慢性睡眠不足。気力だけで働いた。お金に不自由なんかしてない。だけど何かに追われるように働いた。よく店の社長に借金か?男か?そう聞かれていた。

    2005-12-22 10:33:00
  • 60:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    休みの日はひたすら寝る。だからお金を使う暇がない。銀行の常連。私の月収は3百万を越えていた。でも私は倒れた。過労、寝不足、栄養不足。2回目までは頑張れた。3回目で自分の限界に気付いた。このままじゃ死ぬ。復帰未定の長期休暇に入った。

    2005-12-22 10:38:00
  • 61:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    自分の体の弱さが憎らしかった。気持ちと体が伴わない。初めて仕事で味わう屈辱。ずっとナンバー1じゃないとあかんのに。まだこれからやのに。私にとって長期休暇なんか何の生きがいもない時間にしか過ぎない。早く復帰しよう。私は吐くまで食べた。太りたい。好きなだけ寝た。人間こんなに寝れるのかってゆうぐらい寝た。ジムにも通った。体力を戻すのひ必死だった。

    2005-12-22 10:45:00
  • 62:

    名無しさん

    そういえば今日、発売日や。先月撮影した写真がグラビアにのる。毎月、私は同じ雑誌を2冊買う。1冊は保存。もう1冊は自分のページを切り抜いてスクラップする。だいぶ増えたな。短期間でこれだけのグラビアを飾るソープ嬢は私ぐらいやろな。いつもの本屋に買いに行く。今月の表紙の子、かわいいやん。雑誌マニアは飛び付くやろな。オタクみたいだ。自分が顔出しするまでは全く興味なかったのに。とりあえず2冊買って帰る。相変わらず重い。先月より重いのはまた痩せた事を物語っていた。今月は気持ちも重い。いくら客が予約電話をしても私は休み。次回出勤未定やねんから。ため息をつきながらページをめくる。最初に見るのはもちろんソープページ。巻頭グラビアは私。ちょっと痩せすぎかな。でもこれは写りいい。絶対、電話とまらんわ。何で体こんなんなん?指名もったいない。はがゆいけど、今働ける体じゃない。来月頑張ろう。

    2005-12-22 13:34:00
  • 63:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    昼すぎに送ったメールにはすぐ返事が来た。さすが有名ホスティ。返信内容は慣れてるオーラ溢れる、当たり障りのない内容。絵文字の使い方がかわいくてテンションが上がる。名前、歳、仕事、住んでる所を教えた。バツ1以外隠す気はさらさらなかった。何人ものソープ嬢を見てきたんだろう。ソープ嬢やでってメールの返事は正直に教えてくれてありがとう。だった。さて、いっちょかまさなな。私、雑誌に顔出ししてるから隠してもバレるしさ。謙虚ぶって自分の存在をアピる。ソープ嬢〇〇だとゆう事を。知ってか知らずか最新号あるけど載ってる?ときた。巻頭グラビアだよ。さらっと返信。時間をおいて、マジ?〇〇ちゃん?本物?バリ嬉しいんやけど。予想通りの反応。ブームにのりまくりの〇〇が客でくれば、どのホスティも嬉しいよな。

    2005-12-22 13:53:00
  • 64:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    さっそく遊びに行った。接客は完璧。言う事なし。ホスクラのほんまの楽しみ方ってこんなんやったんや。気分いいしテンションあがるし。グラビアのりまくりの私の事はヘルプ達も知っててチヤホヤされたな。もちろん私はソープ嬢を演じる。あいつの時は捨てるように義務感でお金を使ってたけど今回は違う。ほんまに楽しかったから。何回か通ううちに色んな店に行ってみたくなった。もちろん雑誌を隅から隅まで見た。名前は聞いた事あるホストにメールしまくった。

    2005-12-24 01:45:00
  • 65:

    名無しさん

    2005-12-24 05:21:00
  • 66:

    りん?

    めっちゃおもしろい???
    更新楽しみにしてます??
    完結まで長いみたいケド、頑張ってね??

    2005-12-24 18:14:00
  • 67:

    名無しさん

    良いっすね?

    2005-12-25 03:27:00
  • 68:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    70さん?読みやすくしてくれてありがと?
    りん?ちゃん?ありがとね?読んでくれて嬉しい?まだあの人が出てくるまで長いけど、覗いてね?
    72さん?ありがと?マジ嬉しい?今日は更新できるか微妙やけど頑張るから応援してね?これからあの人に出会う前と出会ってからを詳しく書きますね?

    2005-12-25 13:03:00
  • 69:

    名無しさん

    ????????????

    2005-12-25 23:17:00
  • 70:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    74さん?ありがと??マーク大好き?今から更新します?

    2005-12-26 22:35:00
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