-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
○●彩香の恋愛話○●
-
1:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
a.m5:30――コンポから大音量で音楽が流れる。外はまだちょっと暗い。
あ〃ぁー今日も、だるぃけど楽しい1日の始まり…?。
2006-01-06 06:32:00 -
2:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
眠い目を開いて清涼感たっぷりの目薬を指す。朝からきくね?目がしみるね??すっかり依存してしまったタバコに火をつけ一服。意識がはっきりしてきたところでダッシュでシャワー?そんで化粧・髪の毛に1時間半をかけ‥ぅん、今日も完璧?
2006-01-06 06:36:00 -
3:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
a.m7:10、お料理上手なママのお弁当をひっつかみ、カバンにつっこみ猛烈にチャリンコをこぐ??もうすぐ7月、駅に着く頃にはうっすら青春の汗。今日もいぃ汗かいたゎ??
2006-01-06 06:36:00 -
4:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
――彩華『ちょぉ、髪あげた方がイィ?』
愛子「あーどっちでもイィんちゃう??」
彩華『真剣に考えてや?ってか化粧いけてる??』
愛子「ぉん、いけてるいけてる?あっ髪あげてなぃ方がいぃで??」
彩華『今あげたとこやんけ???よしッ可愛いな?』2006-01-06 06:42:00 -
5:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
そんなこんなで優チャンとの初対面。
《ゃんっ優チャンばりおっとこまえやん???愛子サンキュッ??》
少し話してメルアドを交換し、優チャンと友達は自分達のクラスに帰って行った。2006-01-06 06:42:00 -
6:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
次の時間すぐさまメールを送る。
『初めまして?彩華デス?さっきは緊張してあんまり喋られんかった??ごめんね?』
《よしよし、なかなか可愛いな。ピッ――送信完了。しかし優チャン男前やったなぁ、ばりラッキー??》
なんて思ってるとケータィがぶるった。
「ぉぅ、メールさっそくやなぁ?笑。知ってると思うけど優太です?えー趣味はサッカーです。特技もサッカーです。つまりサッカーです。これからよろしくな?」
2006-01-06 06:43:00 -
7:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
《や??ん優チャンかわいぃ??彩華ついてるゎぁ、ほんまついてるゎぁ。愛子に何かおごったらなな??》
など思いつつその後もメールは続いたのでした?。
2006-01-06 06:45:00 -
8:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
その日の放課後、愛子をカラオケに誘い(もちろん彩華のおごり)、帰りの電車を待っていた。するとケータィが鳴った、差出人→→?優チャン?。
「今部活おわった?今日も疲れたゎ?てか彩華のタイプってどんなんなん?」
2006-01-06 06:46:00 -
9:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
《タイプなぁ?…彩華、正味顔やねんな。性格とか暴力・薬中以外やったら別に何でもいぃんやけどなぁ……》
『ん?‥優しくておもしろい人カナっ??優チャンゎ??』
まさか顔がよけりゃ何でもいい と言えるはずもなく、当たり障りのない好みを言うておいた。女なんてそんなもんよね???彩華だけなのか???
2006-01-06 06:47:00 -
10:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
すぐに返事がきた。
「そっかぁ…じゃぁ俺は彩華のタイプじゃないな?俺は彩華みたいな子やで。」
ぁっはーん、優チャンたら彩華にほの字なのか?そうなのか??自慢じゃないが彩華は恋愛偏差値というものが全くない。当時はやったケータィの占いでは、彩華の恋愛レベルは21位中21位、[繁殖期のゴキブリ]だった…ゴキブリか……と当時はものすごく落ち込んだものだ??
2006-01-06 06:48:00 -
11:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
困った彩華は愛子に電話?愛子「もし?こちらキュートスマイルNo.1の愛子サンですが何か?」
彩華『うっさい黙れっ、それどころちゃうねんって???優チャンからなっ……(状況説明中)』
愛子「もうそこはいっとけ?優チャンとか早くしなとられるで、もう何かうまいこと言うてくっつけ??」
2006-01-06 06:50:00 -
12:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
いやいや、展開早すぎやろ…?と今なら思うが、その時の彩華はてんぱっていたため愛子の言うままを実行することにした。
『ぇ???めっちゃうれしい??ってか優チャンとか彩華のタィプそのままだょ?』ピッ――送信。
《ん〃??これでよかったのか?まぁ愛子は恋愛偏差値あるしな、彩華と違い21位中4位の先生レベルやったしな?信じよう。》
2006-01-06 06:51:00 -
13:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
すぐに携帯が鳴った。差出人はもちろん?優チャン?。「そっか、俺も嬉しいゎ?。あんな、こんなん言うん自分でも早すぎる思うし、信じてもらわれへんかもしらんけど俺彩華のこと好きやねん、一目惚れやってん。で、もし彩華がよかったら付き合ってくれへんかな?俺めっちゃ大事にするし?」
2006-01-06 06:52:00 -
14:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
またまたすぐさま愛子に電話??
愛子「はい、こちら恋愛レベルせんせ…」
彩華『あんなッッ優チャンからなっ……(状況説明中)』
愛子「あたしまだ喋ってるやろ?ぅんうん…で、あんたはどうなん?優チャンのこと好きなん?」
2006-01-06 06:54:00 -
15:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
彩華『…たぶん好き、ぅうん好きやわ?けどな、一目惚れやで?』
説明しよう、いやさせて下さい。彩華の人生初の彼氏、すなわち元彼も彩華に一目惚れしたと言ってきた。顔がなかなかだった為付き合ったが、ヤリチンだということが後に判明し恋愛慣れしてない彩華は非常にショックを受け別れた。
2006-01-06 06:55:00 -
16:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
彩華はそいつと付き合って3日で処女を捧げた。痛がってる彩華をムシし、そいつは3回もやりよった。若さってすごぃ?
彩華は痛くて痛くて、早くイッてほしい為『早く……』と言うと何を思ったかそいつは猛スピードでピストン開始。彩華、もはや声にならない。《早くイッて…むしろ逝って……》と願いが届いたのかそいつは1回目、挿入1分程で果てた。まぁその後2、3回戦が始まるのですが。断らない彩華も彩華ですが?だって断って嫌われたくないやん?乙女ってそーやん??
2006-01-06 06:56:00 -
17:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
そんなことがあり、彩華はエッチと一目惚れに軽いトラウマを持っていたのん?。じゃぁ愛子サン「彩華の気持ちも分からんでもないで。けどな、優チャンとあいつは違うやろ?……優チャンに内緒にしててって言われてたから言わんかったけど、優チャン実は前から彩華のコト知っててん。あたしと一緒におるとこ見て、一目惚れしたって言うて紹介頼んできてん。でもあんた最近まで彼氏おったやん、だから無理やゎ言うたら『別れるまで待ってるから。別れたら1番に俺に教えて。』って言っててん。そんな奴が彩華の嫌がるコトすると思う?何事も相手を信じな始まらんのやで。」
2006-01-06 06:57:00 -
18:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
全てを悟っているかのような愛子の言葉…《さすが先生や、やっぱ繁殖期のゴキブリとは違うな‥。愛子サンすてきやゎ??》
彩華『そうやな…ありがとう、愛子ちゃん?今から優チャンに返事するな。』
愛子「ぅん。はよしたりや、優チャン待ってるで??‥でどーすんの?」
彩華『もち?やろッ、オフコース???優チャンは彩華の運命の人やっ。愛子サンキュ、愛ちてる?チュッ』
愛子はすごい奴だ。おない年とは思えない程人生について哲学している。今になっても彩華の大事な親友兼、恋愛の師匠だ?2006-01-06 07:00:00 -
19:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
電話越しに熱烈なチュゥを送り、電話を切り優チャンに?の返事を送る。
――こうして6月某日、優チャンと彩華は驚異的な早さでカップルとなった??2006-01-06 07:00:00 -
20:
名無しさん
ぉもろぉぃ?頑張って?
2006-01-06 07:12:00 -
21:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
26サン、初カキコめっちゃ嬉しい?しかもおもろいトヵほんまにめちゃめちゃ嬉しい???めっちゃ嬉しいゎ?ぁっしつこいってな??どうもありがとう?
2006-01-06 07:16:00 -
22:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
次の日は学校お休みディだった。夕方までゴロゴロして、いきなり思い立った彩華は優チャンに電話をした。
プルルルル‥プルルルル………出ない。今日は部活お休みディだと言ってたのに。彩華の電話をブチるとかえぇ根性しとんやなぃか?と、少々彩華チャンキレ気味。
2006-01-06 08:33:00 -
23:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
彩華はAB型なのですが、どうやらA:1、5割、B:8、5割であろう、限りなくB型に近いAB型なのです?つまり自己中なのです。ここで彩華の性格を軽く紹介します→→
?自己中。?自意識過剰。?時間に超ルーズ。?プラス思考で楽観的。?何気にかなりロマンチスト。?泣き虫。?寂しがりや。?超短気。?しかしか?なり小心者のびびり。?口がものっそい悪い。しかし異性の前ではそんなコト微塵も感じさせなぃ。?単純。
ん?こんなもんか?しかしこうやって文章にしてみると自分っていかに駄目人間なのか分かります。。?
2006-01-06 08:34:00 -
24:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
話は戻って、彩華はふて寝しようとしておりました。すると電話が?もしや優チャン???ドキドキしながらディスプレィを見ると……
着信→→?パパ?
パパかよ??もうッ???彩華『はぃもしもしなに?』句読点一切無しで聞いた彩華に親バカなパパは「もしもし彩華??(この時ほんまにハートが見えた)今家か??」
彩華『家やけど。なんか用ですかね?』
パパ「いや特に用はないんやけどなぁ…あっそういやペペ元気か?」2006-01-06 08:35:00 -
25:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
ぺぺとは家の愛犬、フレンチブルドッグのこと。パパがある日突然つれてきたのです?
彩華『ぉん、元気やど。いっつも通りブサ可愛いゎ。』
パパ「おしっこしてたらシート変えたってや?彩華は休みの日に家におるんか〜かわいそうにな?」
《パパめ‥?どうせ彼氏おらんからってコトやろ、ふん?けどおとついまでの彩華じゃナィもんね?今の彩華には優チャンと言う素敵な彼氏がいてるもんね?パパのバカパパ?プッ?》
2006-01-06 08:36:00 -
26:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
彩華『あーそうね、じゃぁ仕事がんばって』――プチッ。
これ以上バカパパの相手はしてられないと思い電話を強制終了した。すると直後に鳴る携帯。《き???パパもうえぇって?》と思い電話に出た。
彩華『なに?用ないんやったらかけてこんとってッ彩華もやるコトあんねやんかッッ??』
2006-01-06 08:37:00 -
27:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
「……ぁっごめんな、俺さっき違う部屋おって気付かんかったから‥ごめんな?」
その声は‥優チャン??あわてて携帯のディスプレィを見る。そこに表示されてたのは間違いなく 通話→→?優チャン?。
《……あぁ終わった…なんで神様はこんないぢわるなんかなぁ。なんでパパは掛け直してこやんのかなぁ…彩華は何やねんやろなぁ……アヘアヘ》
自問自答が頭に瞬時に駆け回る。しかし一刻も早く誤解をとかねば??
2006-01-06 08:38:00 -
28:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
彩華『違うねんッ優チャンにじゃなぃねん?ちょっと元彼がしつこくて…ごめんね?』
優チャン「まじで?そんな奴着拒否しとき、心配やゎ?」
……と優チャンはあっさり信じてくれて、彩華は元彼から被害を受けてる可哀相な彩華になりすました。《優チャンごめんな…ほんまはパパやねん。バカパパやねん…。これからは口悪いの直すようにするね?》と心に決めた彩華でした。
2006-01-06 08:39:00 -
29:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
優チャンと他愛もなぃ話をして電話を切った後、愛子に即電話?。愛子は爆笑してた。つられて彩華も爆笑して、“パパと優チャン勘違い事件”はネタとなり終わった。ん?今日も楽しい1日やった??
2006-01-06 08:40:00 -
30:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
そんなこんなで月曜日。今日からまた1週間学校が始まる???
優チャンと付き合ったからと言って劇的に何かが変化したわけじゃなかった。あえて変わったとすると、昼休みに彩華のクラスの前に人だかりが出来るようになったコト。それは彩華のファン達が彩華を見に訪れるの?……なわけもなく、優チャンのクラスの友達が彩華を見に来ただけのこと。
2006-01-06 08:42:00 -
31:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
始めは《見たきゃ見れば〜?》な彩華だったが、それが3日も4日も続くとさすがに腹が立った。何よりムカついたのが、人だかりが出来て3日目。
彩華は愛子を始め、クラスのお友達とお昼ゴハンを食べていた。その日は彩華の大好きな焼きタラコおにぎりを食べていた。人だかりも大して気にせず、ルンルンでおにぎりを頬張っていると、なんと大好きな大切な焼きタラコを床に落としてしまった。
2006-01-06 08:43:00 -
32:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
この時のショックと言えば言葉に表せられない。例えば、冷蔵庫に入れて楽しみにしておいたプリンを誰かに食べられたような。例えば、最後に残しておいたケーキのイチゴを誰かに盗られ食べられたような。そんな感じ。。まぁものすごくショックだったんです?
2006-01-06 08:44:00 -
33:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
彩華は意地汚い。ので、いつもなら床に落ちようが地面に落ちようが焼きタラコと唐揚げの為なら全然平気。まったく平気。やのにこの日は優チャンの友達が見てる…彩華と焼きタラコの結末を見守ってる……すっごい悩んだ結果。。。焼きタラコを諦めた。丁寧にティッシュで焼きタラコを包み、袋に捨てた。『焼きタラコ落ちちゃった??タラコさんごめんね?』とか言っちゃって。だってさ、もしここで彩華が拾って食べでもしたら、絶対優チャンに伝わるやんか?彩華女の子らしいキャラで通ってたから、そんなこと出来やんかったのん…泣。
2006-01-06 08:45:00 -
34:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
一緒に食べてた友達は全部分かってるから、香奈なんかお弁当に入ってた唐揚げを彩華にくれた。香奈、イィ奴??ホロリ。
この“焼きタラコ事件”のおかげで、彩華は人だかりにイライラしてきてた。やのに次の日もこりずに見にきよる。ついに彩華はキレた???
2006-01-06 08:46:00 -
35:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
昼休みが終わって奴らが帰ったと同時に、優チャンにメールを送った。『優チャンのクラスの子ら、一体何なん?今日で4日連続きてんけど。彩華見せもんちゃうねやんかぁ。このままやったら彩華耐えられへんし別れるゎ。』
出ましたね、自己中アンド短気。優チャンはいきなりのコトでかなりびびったはず。すぐに「ごめんっ明日からは絶対行かせへんから??彩華にいやな思いさせてごめんな?」ときた。
そして単純な彩華は《これで明日からこやんやろしまぁえぇか??》と、普通に仲直り?優しい優チャンだぁいすき??
2006-01-06 08:47:00 -
36:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
とりあえずここまで?今からお出かけするのん??見てくれる方おるんやろか……??しかし書くのって難しいんですね、小説家サン尊敬するゎ??今ゎ明るく楽しい恋愛模様ですが、後に色々あります?そんで全て実話デス?そんじゃアディオス?
2006-01-06 09:02:00 -
37:
ゆき
ごめん爆笑。めっちゃおもろすぎ!ワラワラ
2006-01-06 09:19:00 -
38:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
ぃゃ?んゅきチャンッ?読んでくれてる方おられるのか気になって見てみたらッ?読んでくれたのね、ありがとぅ??なんやかんや10分置きぐらぃに見にきてる自分が初心者丸出しではずかしッッ??ほんまにありがとぅ??
2006-01-06 09:41:00 -
39:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
そんなこんなで、優チャンと彩華は普通に日常をおくっていた??優チャンは彩華にベタ惚れになってくれた。始めはよかった。本当に幸せだった。だけど彩華は追うのが好きらしく追われると冷めるんです…自分でもイヤだよ?泣。
2006-01-07 07:18:00 -
40:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
付き合って1ヵ月記念の日。優チャンはとてもうれしそうで楽しそうで、予定をたてまくりだった。そんな優チャンを見てたらイライライライラ…?なんで?ねぇなんで?自分でも分からなぃ。1ヵ月記念の前日、嬉しそうに電話で明日の予定を説明する優チャン。そんな優チャンに彩華は言った。
2006-01-07 07:19:00 -
41:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
彩華『ってかたかが1ヵ月でなんでそんなはしゃいでるん?別に記念日とかいぃやん。』
優チャンはへこんでた。そりゃそーだ、ってゆうより彩華ならそんなコト言われたら別れる。だけど優チャンは?なのか?そんな彩華をこよなく愛してくれた。
当日、ゴハンを食べに行った。帰りにプリクラを撮った。今手元にそのプリクラがありますが、とても若々しくて初々しい?こんな時もあったなぁ‥って懐かしくなります。
2006-01-07 07:20:00 -
42:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
そんなドS彩華とMっぽぃ優チャンにも別れがきた。いや、こさせたと言った方が正しいかも。
2006-01-07 07:21:00 -
43:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
付き合って2ヵ月。彩華は早くも倦怠期に陥っていた。言うまでもなく優チャンはラブラブなつもり。でも彩華はダルダル。
そんな時、彩華はナンパされた。彩華はナンパされたら非常にてんぱる。いつまでも慣れない。たまに軽くあしらったり出来ると、《今めっちゃ大人の女みたいやった???彩華バリかっこぃぃ???》と心の中で自画自賛しまくります、ハィ今でも。
2006-01-07 07:22:00 -
44:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
話しは戻ってそのナンパ男。めちゃめちゃ彩華のタィプだったんです??当時の彩華は、軽い感じの男がかっこよく見えた。キレィにセットされた明るい髪、香水のいぃ香り、オシャレな服装……そいつはいとも簡単に彩華のハートを奪った。
そしてそいつはこう言った、「彩華チャンに一目惚れしてん…また遊んでくれへんかな?」2006-01-07 07:23:00 -
45:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
キタ――(゚∀゚)――ヒトメボレ???もうえぇっちゅうねんッッ???
…と思いつつあっさりケータィ交換した。
でも優チャンも好き、倦怠期だけど。当時の彩華は、ただ単に刺激が欲しかったんだと思う。突然あらわれたナンパ男に刺激されまくられた。おバカな彩華は勘違い。《この人が本当の彩華の運命の人なんだゎ?彩華はこの人が好きなんだゎ??》2006-01-07 07:24:00 -
46:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
……痛い。痛すぎる。勘違いもはなはだしい。過去に戻り、『それは恋じゃなぃんですよーあんたは刺激が欲しいだけなんですよーー』と言ってやりたい。
が、当時の彩華はこのナンパ男が運命の人だと思った。道で偶然出会い、彩華に一目惚れしたなんて運命に決まってる?と思っていた。それがナンパじゃなぃか。本当バカだ。2006-01-07 07:25:00 -
47:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
そして優チャンとは2ヵ月半をもって別れた。別れは非常に醜いものだった。突然別れたいと言った彩華に、優チャンはショックを隠し切れずボロ泣きした。電話だったが、彩華ももらい泣きする程泣きまくっていた。
2006-01-07 07:26:00 -
48:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
別れた次の日、優チャンから電話がかかってきた。ナンパ男に恋をしてしまった彩華は、この時優チャンがうっとうしくて仕方なかった。とてもふてこく電話にでる。
彩華『何?』
優チャン「…(泣きながら)俺ムリやって…彩華と別れるとかほんまムリや……お願いやから考え直してくれへん……?」
彩華『無理。彩華こそ無理。もう彩華ら終わったやん、現実みて?うっとーしーねん。じゃぁ』
2006-01-07 07:27:00 -
49:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
最悪な人間だ。今自分で書いててこの時のコトを思ったら、この先どんな罰が彩華に訪れても仕方なぃんじゃなぃかと思う。
そんな日々が続き、優チャンもやっと引いた。「俺はずっと待ってるから。」と言い…。優チャン、ありがとう。優チャンとの日々はとても楽しかったよ。ありがとう。
2006-01-07 07:28:00 -
50:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
そんなこんなで独り身になった彩華サン?もう彩華を妨げるものは何もナィ。ナンパ男との恋に突き進むだけ?いけいけ彩華?ゴーゴー彩華??
2006-01-07 07:29:00 -
51:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
……が、人生そんなに甘くなぃ。人をあれだけ傷つけておいて、それでも幸せになれる程神様は優しくなかった。そのナンパ男は、見た目が軽けりゃ中身も軽い男だった。連絡をとっていた期間は1年程とっていたが、その間に会った日は…4回。今数えたらリアルに4回だった。コィツの話は省略します、大してなぁんにもなかった。優チャンと別れてこのナンパ男と付き合うのかと思えばそうでもなかったし、やるこたぁやったがそれだけだった。
2006-01-07 07:31:00 -
52:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
《あーぁ。本気で好きになったのになぁ…。何を今更「彩華は妹みたぃやねん?」やねん??じゃぁ何か、お前は妹とやんのか?あーどっかにいぃ人おらんかなぁ。。。》
今思えば、ここら辺から彩華は変わった。愛がなくちゃエッチは出来ない?なんて嘘だと思うようになった。
2006-01-07 07:32:00 -
53:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
出会いはナンパ。今まで付き合った人数は20人以上。…そんな男だったけど、彩華は大好きだった。始めは刺激のなぃ毎日がイヤで、いきなり現われたナンパ男に刺激を求めた。だけど彩華は本気になった。ナンパ男が「髪長い子が好き?」と言えばエクステをつけ、「お姉系が好き?」と言えばお姉雑誌を読みまくって研究した。
2006-01-07 07:33:00 -
54:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
彩華を好きになって欲しかった。彩華だけのものになって欲しかった。メールや電話で連絡をとり、たまぁに遊んだり。そんな日々が1年続いて、そのナンパ男とは切れた。
思い切って『彩華、あんたのコト好き。』と言ったら「俺彼女おるからなぁ。」ときた。ぇっ…あんた今の今まで彩華んちおったやん。一緒に内P見てたやん。チュゥしてたやん……。
彩華『そっかぁ…。彩華のコト好きになることはなぃ?』泣きながらメールを送った。
ナンパ男「ないなぁ。」2006-01-07 07:34:00 -
55:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
……言い切るなよ。家くんなよ。チュゥすんなよ…。
彩華『そっか。分かった?じゃぁばぃばぃ?』
ナンパ男「おぅ?」
悲しかった。辛かった。少しは彩華のコト好きでいてくれてるかなって思ってた自分が恥ずかしかった。でも気付かれたくなくて、あえて?←をつけた。彩華は大丈夫やねんから。傷ついてなんかないねんから?
2006-01-07 07:35:00 -
56:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
次の日愛子とカラオケに行った。『彩華失恋したって??』とか頑張って笑っていたかったけど、愛子が「あなたのキスを数えましょう」を歌った時とたんに涙があふれた。あまりにもピッタリすぎて。あまりにも彩華のための歌みたいで。
彩華はジャンカラで大泣きした。愛子は彩華の頭をなでるだけで何も言わなかった。
愛子、ありがとう。愛子が泣かせてくれへんかったら彩華はたぶんずっとしこりになったままやった。ほんまは大丈夫なんかじゃないもん…彩華はそんなに強い人じゃなぃもん…?
2006-01-07 07:36:00 -
57:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
いっぱい泣いてすっきりして、1週間後ケータィをトィレに落としてしまった。新しい連絡先をナンパ男に教えるべきか迷ったけど、結局教えなかった。教えたら絶対彩華はひきずってしまう。また連絡とってしまう。だから教えなかった。
それから3ヵ月後、地元のコンビニでそいつに会った。向こうは彩華の後ろに並んだ。さっき目が合ったから、彩華のコトは気付いているはず。彩華はとてもてんぱった。同じ品物を2回落とした。話し掛けるべきか否か……せっかく忘れかけてたのに??2006-01-07 07:37:00 -
58:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
結局話し掛けなかった。目が合うだけで向こうも話し掛けてこなかった。
でもこの日会えてよかった。何かすっきりした、よく分からんけど?そんなこんなでナンパ男との恋は終わった。2006-01-07 07:37:00 -
59:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
さてさて、恋に傷ついた彩華サン。やっぱりどう考えてもここから彩華は変わった、たぶん悪い方向に。
2006-01-08 05:13:00 -
60:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
彼の名前は直クン。いっつもクラスの中心にいてて、男らしくてでもちょっと天然で。そんな彼に恋をした。
放課後の教室、彼はその時1人でいた。《今しかなぃ?…でも今日すっぴんやっ??あぁ……》ウジウジすること約10分。隣にいて見兼ねた愛子が、直クンにメルアドを聞いてくれた?サンキュ愛子?グッジョブ??2006-01-08 05:15:00 -
61:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
愛子「あんた何してんねん、早く聞いてこい?」
彩華『ムリや?だって喋ったコトないねんで??そんなんやのに…?』
愛子「関係あるか?……も?ほら行くで?」
そー言って愛子が教室に入っていった。彩華も続いて教室に入る。う〜…目が泳ぐ‥直クンの顔みられへん?
当の直クンはMDを聞いていて全く気付いてなぃ。そんな直クンの肩を叩いて、愛子が話し掛けた。2006-01-08 05:16:00 -
62:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
愛子「1人で何してるん???」
直クン『あ〜なんか先生に呼び出されてんねん??』
愛子「そうなんや、大変やなぁ?てかさ、メルアド教えてくれへん?」
《ぇッッ??愛子、直クンのコト好きやったんかな??…あぁ、彩華の為か??…彩華も頑張らなぁ??》2006-01-08 05:17:00 -
63:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
あとで愛子から直クンのメルアドを教えてもらうことも出来たけど、なぜかこの時自分で直接聞聞かなアカン?と思った。
彩華『あっ…あや、彩華もお、教えてもらていい??』
噛んだ。ものっそい噛んだ。しかも「っ」が抜けた。《初めて喋ったのに…もー彩華自分イヤ?クスン。》
直クン「ぉ?いぃで?んじゃ送ってきてなぁ?」
彩華『ぅんっ??』2006-01-08 05:18:00 -
64:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
《っしゃぁ、自分で聞けたゼィ???》
満足感たっぷりの彩華。直クンのアドレスを打つ為にケータィを開く…パカッ。――ピーピーピー…
《うそん、充電切れ??ありえへん?あ〃ぁどうしよ??》
彩華『ぁっ…ごめん、充電切れたゎぁ?タィミング悪すぎ…?』
2006-01-08 05:19:00 -
65:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
愛子・直クン「ありえへんやろ??笑。」
――その後愛子に直クンのメルアドをメールしてもらい、直クンのメルアドゲッチュ??
っしゃぁ、頑張るゼィっ??
2006-01-08 05:20:00 -
66:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
…この頃、彩華にはぞくに言うセフレというものが2人いた。そして同時に不倫もしていた。濃い性活を送っていた。。?
でもみんな好きな人じゃなぃ。直クンが好きなんだよッッ彩華は??
…でもでも、セフレの1人とは切れなかった、独りになるのが恐くて。2006-01-08 05:21:00 -
67:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
セフレの1人とは切れないまま、直クンとの恋を順調に育んでいた。直クンはある日突然、彩華のコトを“彩チャン”と呼ぶようになった。…ん〜照れる??
彩華は“タィプ→男前”の自他共に認める面食いだったが、直クンはそうじゃなかった。顔は全然かっこよくなかったけど、幸せそうに寝る顔とかジャージが誰よりも似合うとことか、広い背中が大好きだった。直クンの背中を見てたら無性に抱きつきたくなる。そんな背中。…伝わるかな??
2006-01-08 06:16:00 -
68:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
ある日突然、メールをしていたら直クンが「彩チャンの声聞きたい。」と言ってきた。んなもん、いくらでも聞かせますがな???
即効直クンに電話?。直クンはなんか照れてる。彩華も照れてる。なんやかんや1時間ぐらぃ喋って電話を切った。次の日、めちゃめちゃ恥ずかしかった。おはようを言うのが精一杯??
《嗚呼、彩華恋してる?》毎日実感していた。
2006-01-08 06:17:00 -
69:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
直クンが近くにいるとドキドキして。話し掛けられたらそっけなく返したりしてしまって。その頃の彩華は直クンに夢中で、1日が直クンのおはようメールで始まって、おやすみメールで終わって。嗚呼しあわせだッッ??
2006-01-08 06:18:00 -
70:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
またまたある日突然、直クンが「カラオケに行きたい。」と言った。初デート?直クンが2人は恥ずかしいと言う為、2・2でカラオケへGO????
1番、直クンが歌った。…直クン歌うますぎ??めちゃめちゃうまい?彩華は一層直クンに惚れた。歌うまい人ってきゅん?ってしますよね?直クンは持ち歌であろうエグザエルを歌って、彩華を魅了させた。素晴らしすぎる歌声??
《ん〜‥何にしよ。やっぱ大塚愛かな、ぅんっ、これにしよ?》
彩華が選んだ曲は…そう、大塚愛チャンのさくらんぼ。恋する乙女ならお目当ての相手の前で、1度は歌うであろうさくらんぼを選んだ?2006-01-08 06:19:00 -
71:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
想いをこめて歌った。[ゥン、ィエイ、ゥン?]まで歌った。…チャラララ チャ?ラララ ラララララ―……?
直クン「めっちゃ歌うまいなぁ、俺びびったし??」
自慢じゃないが、彩華は歌には自信がある??一時は本当に歌手になろうかと思ってたぐらぃ。が、あややには勝てないと思いやめた。どうせやるなら1番になりたいじゃ?ん?
歌を歌いおわる毎に直クンは彩華を誉めた。「歌手なれるって??」とまで言った。直クンがつんくなら今頃彩華はハロプロの一員に…??2006-01-08 06:21:00 -
72:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
そんな感じでカラオケは終わった。直クンはカラオケ代をおごってくれて、家の近くまで送ってくれた。
この頃が絶頂に2人が両思いに近かったと思う。歌本渡す時に手が触れたら、直クンは彩華を見つめてニコッ?ってしてくれた。つられて彩華もニコり返し??
友達にも「はよ付き合いや??」と言われていた。彩華も近いうちに付き合う気でいた。
…が、直クンと付き合うことはなかった。なぜだ?どこで彩華は間違ったのか??今でも謎である。2006-01-08 06:22:00 -
73:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
彩華はまだセフレと切れずにいた。直クンとメールしていて、『今から友達と遊んでくる??』と送ったら「男?」ときた。嘘つけばいいのに、やめときゃいいのに、ヤキモチを焼いてほしくてアホな彩華は正直に『ぅん??』と言う。ぁっセフレとは言ってなぃょ??
そんなことが何回かあり、直クンは彩華に呆れたんだと思う。彩華のヤキモチを焼いてほしいって気持ちは、直クンの気持ちを冷めさせるのに充分やったんかな。2006-01-08 06:23:00 -
74:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
そんな直クンの気持ちに気付かないアホすぎる彩華は、直クンに告白した。
直クン「俺、男と遊ぶ子とかイヤやねん…。」
そこで彩華は、今までのヤキモチを焼いてほしいが為の行為は全て裏目に出ていたことを知った。何事もやりすぎはいけないということを、この日痛感した。
この時は泣いた。一生分泣いたんじゃないかと思うぐらい泣いた。自分の愚かさを呪った?2006-01-08 06:24:00 -
75:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
その後は直クンとはずっと友達。そのうち直クンに彼女が出来て、それでも卒業までずっと好きだった。もう1回告白しようかとも考えたけど、1年以上温めた思いを玉砕覚悟で伝える勇気がなくてやめた。
直クンとは結果付き合えなかったけど、大事なコトをいくつか学んだ。
やりすぎはいけないこと。こんな彩華でもこんなに誰かを好きになれること。彩華は彩華自身で恋をつぶしたこと。2006-01-08 06:25:00 -
76:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
直クンに彼女が出来たとき。「アドレスかえました??」って来た新しいアドレスには直クンの彼女であろう娘の名前。彩華が思いを告げてから2ヵ月後。少しだけ傷は癒えたけど、さすがにこれにはこたえた。
彩華は強がりのクセがあるから、友達にはもう平気なフリをしていた。いつも通りの彩華。アホなことでバカ笑いして、誰かの紹介の子とメールして。
2006-01-08 06:46:00 -
77:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
友達は直クンの名前も出さなくなった。でも彩華は直クンを忘れられずにいた。あの時あぁしてたら…って思ったら枯れたはずの涙が溢れる。学校では直クンが友達に幸せそうに彼女の話をしてる。
今はもう、直クンとあんなに毎日してたメールも電話もしない。直クンの心の中に彩華はきっと1?も居ない。彩華が悪いんだけど。自業自得なんだけど。…でも好きで好きで……
2006-01-08 06:47:00 -
78:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
みんな相当心配してくれたと思う。学校におるときの彩華は今まで通りやったから。アホみたいなことしてアホみたぃに笑って…いつもの明るい彩華やったから。“いつも笑顔の明るい彩華”で居たかったから。
2006-01-08 06:49:00 -
79:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
ん?着々と話しは進んでいきますが読んでくれてる方はおるのだろうか…?
2006-01-08 06:53:00 -
80:
???
彩華チャン初めましてぇ??昨日初めて読み始めてめちゃ?ハマってまいました??更新楽しみにしてまぷっ??
2006-01-08 17:54:00 -
83:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
???チャン→ぃは?ん、はまったとかめちゃめちゃ嬉しいゃん??読んでくれてほんまにありがとう、読んでくれてる人なんて誰もいてなぃんじゃないかと思ってたからかなり嬉しい?良ければまたカキコお願いします???
2006-01-08 23:09:00 -
85:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
その頃の彩華は心身共にボロボロだった。恋愛もそうやけど、ママとパパは結構教育に熱心で「彩華にいい大学に行ってほしい」ってずっと言ってた。その為のお金は惜しみなく使ってくれた。有り難かったけど、それが彩華には大きなプレッシャーになっていった。
「彩華は出来る子やから」「ママとパパの子やねんから」「もっと頑張りなさい」
そんな言葉が苦しくて仕方なかった。彩華も頑張ってる。彩華なりに頑張ってる。…もっと もっと……。2006-01-08 23:20:00 -
86:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
だんだん、夜もあんまり寝られへんくなってゴハンも1日1食になっていった。みんなから毎日の様に「キレィ。」って言われてた自慢やった肌も、顔色が悪くなってボロボロになっていく。体も痩せていく。この頃の睡眠時間は2、3時間ぐらい。
でも寝たら負ける、周りはもっと頑張ってるはず。2006-01-08 23:22:00 -
87:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
そんな日々が続いて、学校に行けなくなった。と言うよりひきこもりになった。学校では直クンが幸せそうに彼女の話しをしてる。家ではパパとママが前の模試の結果を聞いてくる。満点以外は問題外。
自分の部屋にひきこもった。彩華の部屋には鍵がついてたから、誰も入ってこれない。お腹がすいたらパパとママがいないお昼にゴハンを食べた。2006-01-08 23:22:00 -
88:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
欝病やったんかな??毎日部屋で死ぬコトを考えてた。
《こんなことしてる時間なんてなぃのに。彩華一体何してんの?》
頭では分かってる、こんなコトしてる時期じゃないこと。ライバルは今この時も頑張ってること。だけど心が言うことを聞かない。問題を解こうとすると涙が溢れて読めない。
そんな自分がイヤで、手のひらにシャーペンを突き立てた。狂ったように何度も何度も。そのうち血が出てきてもやめなかった。2006-01-08 23:23:00 -
89:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
そんなことしても何も変わらないのは分かってた。そのうちリストカットを覚えた。部屋のドアを叩きながら、ママが何か言ってる。怒ってるのか心配してるのか分からなかった。
ママの声を聞いてたら頭がぐちゃぐちゃになって、自然とカッターに手がのびる。
切ると血が出た。何度も切った。別に本気で死にたくなかったけど、切りたくなった。2006-01-08 23:24:00 -
90:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
少し前の彩華は、自分がこんなコトをするなんて夢にも思ってなかった。《リストカットなんて弱い人間がするもの。死にたかったら死んだらいいのに。》って思ってた。
でも本当は違った。自分がなってみて初めて分かったけど、みんなきっと生きたいからする。生きたいけど生きづらくて、何かにすがらな生きられへんくて。それが自分を傷つけることで、死にたくなんてない。本当は生きたいから。2006-01-08 23:25:00 -
91:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
そんな日々が1ヵ月ぐらい続いて、学校も出席日数がかなりやばくなった。パパもママも大学のことを言わなくなった。
その頃の彩華は、リストカットが習慣になってしまっていた。もう何が辛いのか、彩華はどうしたいのか、生きないとあかんのか。そんなことすら分からなくなっていた。パパとママがドア越しに話かけてきたら、頭がぐちゃぐちゃになって言葉にならないコトバを泣き叫ぶ。もうほんまに心の病気やったと思う。
2006-01-10 02:54:00 -
92:
名無しさん
???
2006-01-10 02:56:00 -
93:
???
頑張ってね??
2006-01-10 04:58:00 -
96:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
???サン→カキコありがとう、頑張りまっする????良ければこれからも読んで下されば光栄デス??
2006-01-10 23:39:00 -
98:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
ある日突然、愛子が家にきた。会いたくなかった、今の彩華はいつもの彩華じゃないから。肌もボロボロで、体は痩せて、髪もボサボサで。絶対会いたくなかった。ママが家にあげて、愛子がドア越しに彩華に話し掛けてきた。
2006-01-10 23:44:00 -
99:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
愛子「……彩華?みんな心配してるで…彩華電話もメールも返さんから…大丈夫?」
彩華『…大丈夫やで〜、ちょっと体調悪くてなぁ?もうすぐ行くから心配しやんといて。』
彩華は意地っぱり。こんな時も意地をはってしまった。本当は大丈夫なんかじゃないのに。
愛子「…ヒッ……ヒック…」2006-01-10 23:46:00 -
100:
彩華 ◆0gyq3MgaWA
ドア越しでも分かった。愛子が泣いてる。今まで愛子が泣いてるのなんか見たコトない。どんな時も冷静で、みんなのまとめ役で、絶対弱音を吐かない愛子。そんな愛子が彩華の部屋の前で泣いてる。彩華はドアの鍵をあけた。……愛子が入ってきた。
2006-01-10 23:47:00