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☆スタービーチ☆

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  • 1:

    きらきらアフロ

    「ねぇ知ってる?星の降る夜は1つだけ願い事が叶うんだよ?」
    「誰も信じてないと思うけどさ。私は信じてるんだよね☆」

    2005-07-20 01:28:00
  • 101:

    名無しさん

    あんた出会い系なん?てか名前ちもちわるい

    2005-07-26 02:51:00
  • 102:

    きらきらアフロ

    「疲れたらいつでも帰ってくればいい。」
    「ワシはいつでもここにいるから・・・。」
    オーナーの目から一滴の涙がこぼれた。
    ボクに初めて見せた涙だった。
    「行って来ます。」

    2005-07-26 02:54:00
  • 103:

    きらきらアフロ

    ドアを開けるともう夜は明けきっていた。
    朝日が水平線から半分顔を出していた。
    爽やかな風がボクを吹きぬけた。
    町を出る前日のことだったっけ。

    2005-07-28 03:51:00
  • 104:

    きらきらアフロ

    酒でふらつく足でまとめた荷物を持って家を出た。
    家族には気づかれないようにそっと。
    永遠の別れではなかったけど何か照れくさかったし、寂しかったから。
    ボクは別れというものが苦手だった。

    2005-07-28 04:17:00
  • 105:

    きらきらアフロ

    結局リナとはあれから話す機会がなかった。
    機会がなかったというより作らなかったのだけど。
    一度話してしまうとボクはまた泣いてしまうから。
    泣き虫なボクをリナには見せたくなかったから。

    2005-07-28 04:21:00
  • 106:

    きらきらアフロ

    「プルルルルルッ・・・。」
    ホームに少しくすんだブルーの電車が滑り込んできた。
    朝早くだったせいか、乗客は数えるしかいなかった。
    ボクは窓側の席に座りそっと目を閉じた。
    ドアが大きな音を立てて閉まった。

    2005-07-28 04:29:00
  • 107:

    きらきらアフロ

    「ガタン」という音と共に電車は動き出した。
    窓から見える海は朝日が水面を照らしキラキラ光っていた。
    本当は「帰ってくるな」って言って欲しかった。
    ボクは本当はすごく弱い人間だったから・・・。
    むせ返るような夏の匂いがぼくを包んでいた。

    2005-07-28 21:47:00
  • 108:

    きらきらアフロ

    ボクは泣いた。声を押し殺して泣いた。
    町を離れるのがこんなにも辛かったなんて思わなかった。
    電車はトンネルをくぐり抜けスピードを上げていった。
    せみの声が遠くに聞こえた。19歳の夏のことだった。

    2005-07-28 22:06:00
  • 109:

    きらきらアフロ

    町を出て一ヶ月が過ぎた。
    見るものすべてが新鮮だったけど寂しさは増すばかりだった。
    「そろそろ慣れてきた?」
    店を閉め終わったあと店長のトオルさんが声をかけてきた。

    2005-07-28 23:41:00
  • 110:

    名無しさん

    2005-07-28 23:46:00
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