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君じゃなきゃダメで?

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  • 1:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ?実話に少し肉付けしてかき?ます?下手ですが、意見あればかきこんでください?

    2006-03-30 01:43:00
  • 201:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『あれ、俺の携帯は?』準備ができたので、外に出ようとすると、隼人が言う。『ああ、机の上にあったで☆はいッ〃』
    私が靴をはいていると、『ちょい待てや』『…何?』『お前、携帯みたやろが』

    2006-04-05 01:42:00
  • 202:

    ☆あいり☆

    気になる〜(´∀`)♪
    楽しみにしてまあす。。

    2006-04-05 11:17:00
  • 203:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ☆あいり☆さん、はじめまして♪読んでくれてうれしいですo(^-^)o

    2006-04-05 13:33:00
  • 204:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    また、機嫌悪くなった…みたなんて言えない。
    隼人をなだめるよーな穏やかな口調で言った。『見てないから。そんなとこに置く隼人も悪いやろ?』隼人は携帯を細かくチェックしているようだ

    2006-04-05 13:36:00
  • 205:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『早く行こうよ☆』怒りと悲しみで爆発しそうなのをこらえた。『…フン』
    隼人は食事中も、機嫌が悪くやり切れなかった。『てかな、携帯見られてやましい事でもあるん?』『ないわアホ』━ほんまにダルイ。どーしたら嫌いになれるか。それバッカリ考えるようになった

    2006-04-05 13:40:00
  • 206:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人に対して諦めのキモチが生まれた。何をしても、いつキレられるかとビクビクしていた。携帯も全部見られ、プライバシーもない。
    出会わなければ…何度もそう思った━それに、弱い自分が嫌になる

    2006-04-05 13:43:00
  • 207:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『同じ学校の樋口亮☆この近くに住んでて、コンビニ入ったら早藤サンみつけてん』――あぁ。学校とコンビニで何度か見た…
    『そっか☆みた事ある〜』彼は私の名札の名前をチエックしていたらしい
    『ちょっと話さへん?』

    2006-04-05 15:10:00
  • 208:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人にばれたら殺される…どうしよう。困った顔で彼を見上げた。
    彼の整った顔と優しい笑顔にドキドキした。
    『━うん☆いいよ』この状態から抜けだしたかったのかもしれない。

    2006-04-05 15:12:00
  • 209:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    近くのモスに入った。亮クンがセットを買って来た。『どうぞ☆』『え…お金』彼はニコニコしている。『いいから食べや♪』『…ありがとぅ』彼の周りは穏やかな空気が流れている。――居心地いいな…

    2006-04-05 15:16:00
  • 210:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『うん!入学してすぐ位に早藤サンの名前、ユウナに教えて貰ってん…』
    ―え。そんな前から名前…知ってたん?『コンビニで見つけて結構何回も通ってるのに早藤サン気付いてくれんくてさ笑〃当前やけどな』

    2006-04-05 15:23:00
  • 211:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    それって―――
    今まで、隼人以外の男の子の事なんて、考えた事なんてなかった。考える事なんて許されなかった…
    隼人にバレたら。そう考えたら段々落ち着かなくなった『そろ?帰る?』亮は、空気を読むように言った

    2006-04-05 17:49:00
  • 212:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『あ、ウン。』『ゴメンね?引き止めて』申し訳なさそうに亮が言ったから、慌てて『気にせんといて☆』笑顔で言った。
    『あの…よかったらアド教えて?』えっ!━どうしよう。

    2006-04-05 17:52:00
  • 213:

    ?

    よんでま〜す?
    ガンバッテネ?
    本間はまる?

    2006-04-05 21:38:00
  • 214:

    あいり

    はじめまして?
    話進んでる‐??
    なんか主サンの気持ちめっちゃわかる?
    あいりも同じ心境になったコトあリます??

    完結まで頑張って下さい?

    2006-04-05 22:38:00
  • 215:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ?さん、前もあげてくれましたよね??ありがとうございます(?´?`)
    あいりさん、共感して貰ってうれしいです?今思ったら優柔不断やし、私にも悪いとこ一杯です?
    幸せな恋してくださいね?

    2006-04-05 22:56:00
  • 216:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人から逃げ出したかった。『いいょ☆』
    それに亮といると落ち着く…隼人以外は天使に見えただけやったんかな笑?
    ━でも、この事が亮を巻き込む事になった。
    よかった。隼人からは連絡は来ていなかった

    2006-04-05 22:59:00
  • 217:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人にバレないように、女の子の名前で登録し、メールはまめに消した。
    ズルイかもしれない――でも、私の安らぎになっていた前より隼人の行動も気にならなくなった…

    2006-04-05 23:02:00
  • 218:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    今日も隼人は些細な事でキレだした。
    ガシャーン!…私の部屋は又グチャグチャになった。『―隼人!』涙があふれた。もう何度泣いただろうか。
    『謝れや。』意味がわからない…『ゴメンなさい』訳もわからず謝った。

    2006-04-05 23:05:00
  • 219:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    部屋を片付け始める私をしばらく眺め、『…サイ。』隼人が呟く。『何?』『ゴメンなさい』
    隼人は、本当に何か心の病気なんやと思う。今度は何度も謝り、泣いていた。何がしたいんやろ…

    2006-04-05 23:07:00
  • 220:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は一日一回は何かにつけてキレていた。
    亮とは、学校ではよく話すようになった。何回か遊びに誘われたが、さすがにそれは無理やった―段々、亮に申し訳なくなってきた
    でも、亮のおかげで隼人の事を気楽に考えられるよーになった事は感謝している

    2006-04-05 23:10:00
  • 221:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    今日もいつものように、亮とメールをしていた。その時電話がかかってきた。[隼人]『…はい?』『今、ドアの外おる。今すぐあけろ』私は言われた通り、すぐにドアをあけた

    2006-04-05 23:13:00
  • 222:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ、俺も携帯見せる。正直に話すからお前も携帯見せて?』 ――ヤバイ。
    今携帯を見せたら確実殺される。『何で見せなアカンの?嫌やしな』
    『何でやねん!俺も見せる言うてるやん』どーしよ…

    2006-04-05 23:19:00
  • 223:

    名無しさん

    2006-04-06 02:56:00
  • 224:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    231さん、ありがとうございます?

    2006-04-06 13:30:00
  • 225:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何でいきなりそんなん言うん?』
    隼人は私から携帯を奪おうとした。『…やめてッ』今絶対携帯を見せる訳にはいかない。私は隼人を振り払った。『何でみたいん!?』泣きながら隼人を睨みつけた

    2006-04-06 13:33:00
  • 226:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『痛いな。お前、あんま調子のってると殴るぞ!』―ビクッ。『…はよ、かせ』
    隼人は自分の携帯を机の上に置いた。『貸せ』

    2006-04-06 13:36:00
  • 227:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    覚悟を決めて、隼人に携帯を渡した。机の上の隼人の携帯なんて別に見たくもなかった。
    ただ、見られた後殴られる…そう思ったら怖くなった。隼人の顔つきが段々変わる。『おい、こいつ男やろ』

    2006-04-06 14:42:00
  • 228:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何…の事?』…メールの中で私は亮と呼んでたし、亮も俺って言ってるし――バレバレ…
    『ふざけんな。正直に言わな殺す』隼人は私の腕をつかんだ。『いたッ……学校の…子』
    なんでここまで言われなアカンのよ

    2006-04-06 14:45:00
  • 229:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『男やな?何でメールしとん!チャントいわんかい。』
    『…ヒッ…』『泣くな、ウザイ』今度は足で背中を蹴られた。『―学校の子で、友達になった』『こいつの事スキなんか?』隼人のイライラは増していった

    2006-04-06 14:49:00
  • 230:

    ちの

    見てまぁぁぁす?    頑張ってね?

    2006-04-06 18:56:00
  • 231:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ちのさん、ありがとうございますb('?^?)ほんまに暗い話でごめんなさい?

    2006-04-06 21:52:00
  • 232:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    また、また一人傷つけてしまう…『嫌やッ!関係ない人巻き込むんはやめて―』『お前が悪いんやろ。言えへんのか?スキなんか?遊び人!』━隼人にだけは言われたくない。『…スキとかそんなんちゃうから』

    2006-04-06 21:58:00
  • 233:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『言う事聞け。』―グイッ。隼人が私の胸倉を掴んで言った。『はよせー。』『ヒッ!!』怖い…
    『ほら』隼人が無理矢理私に携帯を握らせた。―仕方ない。覚悟を決めて、メールを送る━━送信━━

    2006-04-06 22:01:00
  • 234:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    送信を確認して、隼人は私から手を離した。
    すぐに私の携帯が鳴った…[そうなんや。知らなくてゴメンね。又学校でね]
    亮の優しさに、涙が出た。私ヒドイ事したのに…
    その瞬間、『…ウッ。』隼人のコブシが又お腹に入った

    2006-04-06 22:05:00
  • 235:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…ハァ、ハァ』『…なん…で』私はお腹を押さえた。『何でそんな顔すんねん!俺は不安やったんや。最近、サオリが冷たいから何かあると思って…』
    ―あぁ。私が悪いんや。私のせいで、隼人すら傷つけてたんや…『隼人。ゴメン…殴り?』

    2006-04-06 22:08:00
  • 236:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…何で。サオリ』隼人は頭を抱えた。そして、走って出て行ってしまった。
    ―バタン。乱暴にドアが閉まった。
    痛い…私は、何がしたいんやろ。スキやからって、一緒にいる事は隼人にも良くないんかもしれん

    2006-04-06 22:11:00
  • 237:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ―しばらく動けなくて、ベッドに横たわっていた。
    私らは、きっとうまくいかへん。隼人は私じゃアカン…周りも巻き込んで。
    でも、隼人の事は全く嫌いになれなかった
    別れなアカンよな…。その時携帯が鳴った。[隼人]

    2006-04-06 22:17:00
  • 238:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    どうしょう…迷っていたらきれてしまった。しばらくして、又かかってきた。『…はい。』『サオリちゃん?』声の主は、隼人ではなかった。ひどく焦っている様子。『誰…ですか?』『隼人のツレやけど!』何なん?―嫌な予感。

    2006-04-06 22:21:00
  • 239:

    ?

    早く続きよみたぁい?
    アタシも実は同じような
    経験あります?

    すごいわかります?

    2006-04-06 22:43:00
  • 240:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ?さん、ありがとうございます?そうなんですか??なぜか離れられないんですよね?この時はグダグダでした?

    2006-04-07 11:36:00
  • 241:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『今すぐ〇〇病院来て?』『…えっ。』『あいつ、呼吸とまってて』何で?――『私はもう関わったらアカン…行けへん』
    ほんまは心配でたまらなかった。でも、私は関わらん方がいい。

    2006-04-07 11:39:00
  • 242:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『お願いやから。そんなんいわんと…』しばらく呆然としていた。隼人は、ほんまに病気やったん?『―わかった。すぐ行く』
    私は、鞄に最低限の荷物を詰め、タクシーに飛び乗った。私のせい?

    2006-04-07 11:43:00
  • 243:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    病院に着くと、前に男の子が立っていた。『サオリチャンやんな?早くいこ』私は男の子に着いていった。
    『隼人…この中やから外で待と?』『―隼人、死ぬん?』『多分大丈夫やで。サオリチャンの事、アイツから聞くけど、今日も喧嘩したん?』

    2006-04-07 11:46:00
  • 244:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『え…うん』隼人にたまたま電話したところ、様子が変やったから駆け付けたら、隼人は倒れていたらしい…『あいつ。睡眠薬大量に飲んだラシイ』―えぇ?『…何でなん』

    2006-04-07 11:50:00
  • 245:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『俺らと遊んでても自分の意見通らんかったらすねるし、ドタキャンばっかやし呆れてるけど、純粋やし、大切な人は必死で守る。俺も喧嘩に巻き込まれた時何回助けて貰ったか…』
    私の知らない隼人。私が1番知っているはずの隼人

    2006-04-07 11:56:00
  • 246:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    今思い出すのは、なぜか隼人との楽しい思い出ばかり―『隼人は正直まぢ遊び人でな、でも感情なんてあらへんねん笑』
    俺、誰にも本気にならん―隼人の言葉を思い出す。『隼人家族がスキやったからさ、大切な人がいなくなるが、もぅん嫌やったんかもな』

    2006-04-07 12:02:00
  • 247:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私が下を向いて泣いていたからか、その男の子が一人で話ている。―でも、頭の中は隼人で一杯になった。『サオリチャンの事聞いた時、俺ら安心してん!それに、やっと俺らが面倒みる必要なくなったし笑』

    2006-04-07 12:05:00
  • 248:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…でも、私がいると隼人を傷つけるねん。イライラさせて。私じゃアカンねん』しばらく沈黙が続いた。『―それでも、隼人はサオリチャンがいいんやと思うで☆俺らといてもサオリチャンの事ばっかし!それに楽しい思い出もあるんちゃうん☆』

    2006-04-07 12:17:00
  • 249:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ゆっくり、目を閉じた。―悪ふざけする隼人の顔。可愛い隼人…助かって――
    『尚志クン!ハァ…隼人は!?』もしかして…『おばさん!大丈夫やから☆』
    若くて、綺麗。『隼人のお母さんやで』

    2006-04-07 17:34:00
  • 250:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『あら、はじめまして☆』笑うと隼人にそっくり…思わず笑ってしまった。『ほんま隼人は迷惑ばっかかけて…後でどついたろ』隼人の口が悪いのは、お母さん似やろな笑
    『いつもゴメンな、尚志クン』『気にせんといて下さい』

    2006-04-07 17:37:00
  • 251:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…でも、安心したわ。』おばさんは遠くを見ながら語り始めた。『お父さん、浮気して出て行ってしもたから、隼人は人を信じひんし…女遊び激しいのもお父さんに似てしもて―』
    ――初めて聞く、隼人の家庭事情…

    2006-04-07 17:40:00
  • 252:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人の事、何も聞いてあげれなかったね…
    『こんなカワイラシイ子とチャント付きあってるんやね。隼人は気性荒いけど…仲良くしたって?』『━はいッ。』
    バタン━━
    隼人の病室のドアが開いた

    2006-04-07 17:44:00
  • 253:

    ちの

    ちののしおりッ(*´艸`*)             サオリちゃんのファン1号?

    2006-04-08 23:37:00
  • 254:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ちのさん、ほんまに感動しました??
    ありがとう??

    2006-04-09 01:28:00
  • 255:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『あ、お母様ですか?息子さんは命に別状はないですけどニ、三日入院していただきます』お医者さんの言葉で安心した―
    『隼人!あんたは何でそんな迷惑かけんねん』お母さんが怒鳴り始め、皆きょとんとしている

    2006-04-09 01:31:00
  • 256:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『ババァ、静かにせーや』『アホか、ほんま…』二人の間に確かな愛情を感じた。
    『尚志クンと彼女に謝りなさい!』『…彼女?』
    尚志クンと私も病室に入った。隼人の顔つきが変わる━『!?…サオリ、何でおるん』

    2006-04-09 01:34:00
  • 257:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    明らかに隼人は嫌そうな顔をしている――
    お母さんは、入院手続きで医者に呼ばれ、病室は三人になった。
    『俺が呼んだんやけど。』私来たらアカンかったん…?『サオリ。別れよか―』

    2006-04-09 01:36:00
  • 258:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『!?なっ…』隼人は私と目を合わそうともせず、単調な口調で言ったた。
    『―俺、お前を又傷つけた…死んで償うべきやのに生きてる』
    『隼人!助かったんやから…サオリチャンを今から大切にしろ』尚志クンが焦って言った

    2006-04-09 01:40:00
  • 259:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『俺といたらアカン…サオリを傷つける。』━嫌や。『お前、死ぬとか簡単にいうな!チャント償って幸せにしたれよ』尚志クンもだんだん怒りだした。
    私は何も言えなかった。隼人が言ってる事が痛い程わかるから…

    2006-04-09 01:47:00
  • 260:

    ちの

    サオリちゃんマイペースでいいから頑張ってねッ★    ちののしおりぃファン1号?

    2006-04-09 05:55:00
  • 261:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ちのさん?読んで貰えてほんまにウレシイです??
    いつも励まされます??

    2006-04-09 16:36:00
  • 262:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人がスキ…でも、隼人は私といる事でたくさん傷ついてる―私じゃアカンのかもしれん。
    スキだけじゃアカンのかな…
    今すぐ帰るべきかもしれない。でもなかなか足が動かなかった

    2006-04-09 16:38:00
  • 263:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ、今まで迷惑かけて…ゴメン』私は隼人をみつめた。隼人は窓の方を向いたまま―
    私は何も言わず、ドアの方に歩き始めた。泣きそう…泣いたら隼人は困るやろ?だから帰らな━━

    2006-04-09 16:41:00
  • 264:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリチャン!』尚志が呼んでいる。振り返って笑ってみせた。隼人は、窓の外を見つめたまま…
    バタン━ドアを閉めて、目を閉じた。これから、頑張ろうと思ったのに

    2006-04-09 16:44:00
  • 265:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『あ、えっと…サオリチャン?』廊下で、隼人のお母さんに出会った。『今日はほんまゴメンね。』涙をこすって、『大丈夫です。無事でよかったです☆』笑って答えた。『ほんまいつも迷惑かけてるでしょ?』

    2006-04-09 16:46:00
  • 266:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『いえ、でも…さっきフラれました。』
    『え?アイツはほんま、こんないいコを…』ほんま隼人にそっくり。ぼーっと、お母さんをみつめていた。『サオリチャン、隼人はきっと素直になれへんねん。今、みっともない姿見せてもたから。』

    2006-04-09 16:49:00
  • 267:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…はい。』『ほんまにサオリチャンの事スキやと思うから』『…はい。よろしく伝えてください』
    お母さんと別れ、病院をあとにした。
    ほんまに、もう別れた方がいいんかな…いつの間にか眠っていた

    2006-04-09 16:52:00
  • 268:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    いつものように、学校に向かう。勿論、隼人からの連絡はなかった。
    ━お見舞い行きたいな。あ、フラれたし無理やん。
    隼人がいる事が当たり前になっていて、本当に辛かった。

    2006-04-09 18:30:00
  • 269:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    バイトと学校を繰り返す毎日…
    隼人、そろそろ退院したんかな。平凡な毎日、あれからまだ三日しかたってないのに―隼人のいない毎日はゆっくり流れる。
    もう涙は出なかった。

    2006-04-09 18:32:00
  • 270:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ━一週間位たった頃、ポストに手紙が入っていた。
    [サオリへ]かなり汚い字…切手も貼られていない。
    隼人…?急いで中身を見た。かなり分厚い。何枚もあった

    2006-04-09 18:37:00
  • 271:

    さくら

    今日一気に読んだ?
    バリ続き気になるッ?
    がんばってください(?*v?v)?。*゚

    2006-04-09 22:25:00
  • 272:

    ちの

    ちののしおり?(*´艸`*)

    2006-04-10 00:04:00
  • 273:

    名無しさん

    バリぉもろぃ?カゞンバテね?

    2006-04-10 01:02:00
  • 274:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    さくらさん?読んでくれてうれしいです(?>∀

    2006-04-10 02:41:00
  • 275:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    サオリへ
    今まで、迷惑ばっかりかけてほんまゴメン。心に傷をおったやろ?心配や…
    俺は、ほんまどーしようもない奴や。自己中で、短気で、寂しがり、そのくせ強がりで嫉妬深い

    2006-04-10 02:46:00
  • 276:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    それに臆病…サオリと出会うまで、束縛する事なんて知らなかった。
    女に本気になるなんて、恥ずかしいて思ってた。
    何でサオリじゃないとアカンかったのかは俺にもよくわからへん。

    2006-04-10 02:48:00
  • 277:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ただ、お前は純粋で疑う事をしらん。今まで、恵まれてたんやろな。
    最初は、そんなサオリをバカにしてた…でも、それが羨ましかったんかもしらん。
    俺はあの日、サオリに携帯を見て欲しかった。

    2006-04-10 02:50:00
  • 278:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    レポート頼んだ日、俺の携帯見たんやろ?悲しかったやろ?
    俺、あの後けじめつけてん!もう、ホストせーへん、サオリを泣かせへんて誓って客全員にメールしてん。サオリの目で見て欲しかってんか

    2006-04-10 02:52:00
  • 279:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    サオリの事はずっと見てたから、サオリが最近俺から離れていってる気がして怖かってん。やから、俺もケジメつけた。
    まさかと思ってたけど、お前が男と連絡しててほんま嫌やってん…
    だからって、又同じ事繰り返した俺は最低や!

    2006-04-10 03:04:00
  • 280:

    ちの

    ちの彼の気持ち分かるかも??          ちのも好きすぎたら首輪つけて何処にもいけんようにしたいもん??                 ちののしおりぃ(*´艸`*)

    2006-04-10 08:14:00
  • 281:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ちのさん?本気でスキになれる人がいる事が幸せゃなって思います?私は隼人に出会うまで、束縛しあって付き合う事はなかったです?

    2006-04-10 14:57:00
  • 282:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    サオリ…本気で人をスキになる事を教えてくれてありがとうな。
    俺と出会ってくれてありがとう。
    ━最後の方は、涙で文字がみにくかった。私の渇いていた涙が、又溢れ出した。

    2006-04-10 14:59:00
  • 283:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私の指が勝手に動いた。[隼人]━お願い、出て!
    プーップーッ…
    何度かけても、繋がらなかった。もう、遅いん!?
    私は隼人の家を知らない。━どうしよう。隼人が愛しくて仕方ない

    2006-04-10 15:03:00
  • 284:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    明日、学校に行こう!
    その日の夜は、そわそわして眠れなかった…隼人と会えるかなんて、わからない。でも、じっとしていられない。
    伝えたい思いがあった。

    2006-04-10 15:04:00
  • 285:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ━昼すぎあたり、隼人の学校に着いた。
    経済学部の搭を探し、キョロキョロしていた。
    隼人に対しては、いつまでもドキドキが消えない…隼人はほんまに不思議な人。
    『…サオリチャン?』

    2006-04-10 15:07:00
  • 286:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    スーツ姿の男のコが立っている。━誰?
    どこかで見た。『あ!?尚志クン?何でおるん?』『…ソレは俺のセリフやで☆』確かに―『俺もこの大学やねんで!』

    2006-04-10 15:13:00
  • 287:

    名無しさん

    2006-04-10 15:51:00
  • 288:

    ちの

    ちのも束縛しないοでも本当ゎしたいο      でも自分が何するか分かんないし恐いからしないのかな(*´艸`*)       ちののしおりぃ??

    2006-04-10 18:25:00
  • 289:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ちのさん?束縛は、されたら嫌な人もいるから平等にできたらいいですよね?
    私は束縛はあんまりしないしされたくないです?
    この話やと矛盾してるかも笑?

    2006-04-10 20:34:00
  • 290:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『あ、しらんかった。何でスーツ?』『就活やで☆一応…』隼人は、将来の事考えてるんかな。隼人の未来には、もう私はいないのかな。
    尚志クンに全てを話した。

    2006-04-10 20:37:00
  • 291:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…アイツ、サオリチャンの事拒否ってるん!?ほんま素直ちゃうなァ』
    尚志クンが、携帯を開いた。『今アイツ多分授業やから、待ってな』
    隼人にメールしてくれているらしかった━

    2006-04-10 20:38:00
  • 292:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    …やっと、会える?一週間ちょいしかたっていないのに恋しくてたまらない。
    いつになったら、隼人にドキドキしなくなるんやろ。
    『俺もな、隼人の事偉そうに言われへんねん。真剣な恋とかしたことないし笑』尚志クンが、又話出した。

    2006-04-10 20:40:00
  • 293:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『隼人はサオリチャンに出会ってほんま変わった。俺も、真剣に恋できるんかな…』寂しそうな尚志クン。
    『━できるよ☆尚志クンいい人やんか!』『ありがとう』
    キーンコーン…

    2006-04-10 20:43:00
  • 294:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『あ、授業終わったで☆後5分位で来るんちゃう?隼人には、サオリチャンの事言ってへんから。俺、帰るな』
    『えっ。』二人で話すのが、今更照れ臭い。
    『俺邪魔やろ?仲良くな』尚志クンは、去って行った

    2006-04-10 20:45:00
  • 295:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    始めて会った日のゴーインな隼人。ソースを口に一杯つけて笑う隼人。悪ふざけをする隼人…
    隼人の事を考えている時は乙女になれた。服、化粧、髪―完璧にしたかった。少しでもカワイくみせたかった

    2006-04-10 20:48:00
  • 296:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ…?』
    聞き慣れているのに、懐かしい声がして振り返った。『何で、おるん?』困ったような、うれしいような顔をしたその人。私のダイスキな人…

    2006-04-10 20:51:00
  • 297:

    ちの

    ちのも束縛されたくないから、しない?      矛盾してるけど、サオリちゃんの小説に勝手に共感さしてもらってます★    ちののしおりぃ(*´艸`*)

    2006-04-11 06:19:00
  • 298:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何で拒否るんよ…』隼人を睨みつけてしまった。『俺らは、一緒にいるべき違う。』『嫌や!』
    暫く、隼人は黙っていた。『―嫌やもん。』
    『…サオリ、ほんま俺でいいん?』

    2006-04-11 15:24:00
  • 299:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ちのさん?
    共感して貰えてうれしい?それと、いつもほんまにありがとうデス(?>∀

    2006-04-11 15:25:00
  • 300:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人の手をとり、無理矢理握らせた。『…これ。』
    隼人の手紙に入ってたチケットの半券やプリクラ―
    『これは隼人の!ずっと持っててな☆』『‥‥』
    ギュッ―隼人が私を抱きしめた。『ちょ…みんな見てるで〃』

    2006-04-11 15:29:00
  • 301:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    恥ずかしさが、心地よさに変わった。
    『絶対離さへんで…』

    2006-04-11 15:54:00
  • 302:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人はカウンセリングに通い始めた。『今日は積木並べただけやで!意味わからん』
    最初は嫌がってた隼人。それでも続けて通っていた―『隼人、明日空けといてや☆』『…なんで?』『いいから!』

    2006-04-11 15:57:00
  • 303:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『んなら、又明日ッ☆』隼人の車を降りた。
    プップーッ―隼人の車が、見えなくなるまで眺めていた。最近、隼人は前よりキレなくなった。
    少しずつ、状況はよくなっていると思ってた…

    2006-04-11 16:13:00
  • 304:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    今日は、二人揃って電車でミナミにやってきた。『ゴホゴホ…』『ちょ〜隼人、風邪!?』隼人はしょっ中風邪っぽい。『俺、裸じゃないとねられないのぉ〜』
    甘えたな隼人。『ちゃんと服着なさい』

    2006-04-11 16:16:00
  • 305:

    ちの

    ちののしおりぃ(*´艸`*)

    2006-04-12 07:00:00
  • 306:

    ひの

    今日も更新できませんか(..)?

    2006-04-13 18:38:00
  • 307:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ちのさん?しおりありがとうございます?
    ひのさん(>_

    2006-04-13 21:35:00
  • 308:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ〃』
    後ろから声が聞こえて振り返る。『理香!』
    私は隼人に理香とわかりあって欲しかった。理香にも隼人の事わかって欲しかった…『…』隼人は、理香を見て複雑な顔をしている

    2006-04-13 21:41:00
  • 309:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    理香には、一応隼人と三人で会いたいと伝えていた。でも、気まずい空気…『とりあえず、どっか入ろ?』一人必死になっていた。
    理香は仕事前らしく、気合いが入っていた。少しぽっちゃりした気もする…

    2006-04-13 21:47:00
  • 310:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『てか、理香何も気にしてないから☆サオリ気にしんときやぁ』
    ―理香が明るい声で言う。『サオリが幸せならいいねん!』『俺が幸せにするから任せろ☆』…隼人。二人のやりとりを見て、うれしくなった

    2006-04-13 21:51:00
  • 311:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 312:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    しばらくして、理香は仕事に向かった。
    『サオリ、今日はありがとう。ずっとツレの事気掛かりやったけど…素直になれへんかって』私はにっこり笑った。
    『久々にブラブラしよけ☆徒歩もえーもんやな』

    2006-04-13 21:58:00
  • 313:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    手を繋いで、ミナミの街をぶらぶらした。
    ―ずっと一緒にいれますよーに☆この幸せがずっと続きますよーに…
    隼人もこのキモチは変わらないよね?

    2006-04-13 22:01:00
  • 314:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ―あれから、二年たった。[春]私は無事大学3回生になった。隼人はあの後、就活を始め、無事社会人になった。
    カウンセリングも、もう来なくていい。と言われたらしい

    2006-04-13 22:03:00
  • 315:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人はイライラする事が少なくなった。勿論、たまにキレる事もあるけれど…
    『隼人スーツ似合うやん☆』入社式を終え、いつものコンビニに隼人が迎えに来てくれた。

    2006-04-13 22:06:00
  • 316:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『男前は何着ても似合うねん!』『はいはい。』
    『ひどッ…ゲホゲホ』隼人は最近体調が悪いらしい。『花粉症やわ〜絶対』隼人は医者が嫌いらしい。てか、怖いんじゃないかと思う。今まで、病院にお世話になってきた癖に

    2006-04-13 22:09:00
  • 317:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『仕事頑張っていけそう?』『ほんまダルイ!学生はいいわ〜』
    隼人は不動産の営業マンになった。『俺口だけは負けへん』隼人はそう言っτ、やる気満々やった。『まぢ腹へりぃ☆あ、ここ入ろ』
    相変わらずゴーインやけど…

    2006-04-13 23:57:00
  • 318:

    ひの

    読んでます.....((((*^o^)ノノ

    2006-04-18 23:21:00
  • 319:

    名無しさん

    2006-04-19 06:31:00
  • 320:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ひのさん☆放置してゴメンなさい(ーー;)↑の方、ありがとうございますo(^-^)o

    2006-04-19 15:45:00
  • 321:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人の性格が、良くなって本当によかった。『私隼人と結婚したいな…』『ゲホゲホ…』隼人の顔が、真っ赤になった。
    『嫌なん?』『ゲホ…うれしい!しよな☆』

    2006-04-19 15:47:00
  • 322:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    今月の給料が入ったら、指輪を買ってやると約束してくれた―色々あったけれど、今以上の幸せはきっとないと思う。
    隼人は明日も仕事なので、早い時間に別れた。

    2006-04-19 15:49:00
  • 323:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    こんなふうに、学生同士の時みたいに一緒にいれる時間は減ったけど、確かな愛を感じていた。
    ブーブー…携帯がなった。
    [隼人][あんまり一緒にいてやれなくてゴメン。指輪楽しみにしとけよ☆]

    2006-04-19 15:52:00
  • 324:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ―隼人。携帯の画面をみて一人微笑んだ。…もう一通。[理香][ついに、私も◎◎専門学生になったよ☆お互い頑張ろ(^O^)]
    ―私もそろそろ、やりたい事みつけなあかんな。

    2006-04-19 15:54:00
  • 325:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    国語が一番得意だった。ただそれだけで決めた国文学科…夢は、隼人のお嫁さん。でもそれだけではアカンよね。
    [隼人のお嫁さんになるからね♪]隼人に送信した。

    2006-04-19 15:57:00
  • 326:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    それから10日位たった。隼人とは、順調に付き合っていた。
    [今日会える?]しばらくして隼人からの返事…[ゴメン今日残業やねん↓]
    この日位から、会えなくなってしまった。

    2006-04-19 15:59:00
  • 327:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は忙しい。―わかってる。学生の時のようにはいかない。わかってるのに、寂しかった。
    バイトの時間を増やす事にした。今日もバイトが終わって、帰ろうとした。『サオリ。』

    2006-04-19 16:02:00
  • 328:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『亮…』学校では、亮を避けていた。当たり前やけど、気まずい。この近くに住んでるんやもんな。出会ってもおかしくない。
    『久しぶり…』沈黙に耐えられず、口を開いた。

    2006-04-19 16:18:00
  • 329:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ、俺のこと避けてるもんなあ笑』
    痛いところをつかれた。『だって…この前。…ゴメン』『気にしてへんし、避けんといてな!んなら又』
    亮の後ろ姿を見送った。なんていい人なんやろ。

    2006-04-19 16:20:00
  • 330:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    家に帰ってしばらくしても隼人から連絡はない。『はぁ…』溜息をつく。
    ―お風呂からあがるとメールが届いていた。[今日は久々に話せてよかったわ☆]亮だった。

    2006-04-19 21:01:00
  • 331:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    亮に返信したら、又怒られる。殺されるかもしれない…私はそっと、携帯を閉じた。
    テレビにも飽きて、ほんまに暇になった。
    ブーブー…私はすぐに携帯を手にした。―隼人!?

    2006-04-19 21:05:00
  • 332:

    名無しさん

    気になる??

    2006-04-20 00:28:00
  • 333:

    ちの

    久しぶりに、ちののしおりぃ(*´艸`*)       カキコしてなかったけど、毎日覗かしてもらってますょ??サオリちゃんファイト★

    2006-04-20 06:43:00
  • 334:

    名無しさん

    2006-04-20 09:06:00
  • 335:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    344さん、読んでくれてありがとうございます??ちのさん、ちのさんのかきこみあるとうれしいです??346さん、あげてくれてうれしいです??
    最近学校が忙しいので、放置気味でゴメンなさい??

    2006-04-21 00:24:00
  • 336:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    [いきなりメールしてゴメンな。迷惑やったら返さなくていいよ?]―亮やった。
    亮やったらもっと幸せにしてくれるかもしれん…一瞬、そんな風に思ってしまった。
    少し考えて、私は亮に返信してしまった。

    2006-04-21 00:26:00
  • 337:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    [こっちこそ、ほんまにゴメンね。迷惑違うで☆]
    ほんまに最低…私は、ほんまに寂しがりで弱い。しばらく、亮とのメールが続いた。隼人からの連絡はなかった。
    ほんまに仕事?自分は、男とメールしてるのにいっちょ前に疑っていた

    2006-04-21 00:48:00
  • 338:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    [昨日ゴメンやで☆仕事行ってくらぁ〜]―朝起きると、隼人からふざけ気味のメールが届いていた。大変やねんなぁ…
    昨日自分がした事を少し後悔する。[いいよ!今度はいつ会える?]

    2006-04-21 00:50:00
  • 339:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    そう送って、学校に行く準備をした。
    [ゴメンまだわからん〜]昼頃、隼人からメールがきた。四月は会社は忙しい時期なんやろう。わかってるのに…『サオリ最近老けた顔してるで〜笑』昼休みユウナに言われた一言ではっとする。

    2006-04-21 00:54:00
  • 340:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリそぅいえば、亮とメールしてるんちゃうん〜』ユウナはニタニタしている。『あ、うん。』『彼氏大丈夫なぁん?』私の彼氏の性格は、私の友達にはもう結構有名―『最近かまってくれへん』溜息まじりの声で言った。『浮気したら〜?亮喜ぶで笑』

    2006-04-21 00:57:00
  • 341:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…』私は黙っていた。『やっぱ学生同士のが楽ちゃう?亮はオススメやよ。』
    黙ってユウナの話を聞いていた。―痛いとこつくな。
    亮ともし付き合ったら…なんて、一瞬想像してしまった。

    2006-04-21 00:59:00
  • 342:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ほんま、最近隼人の顔とかうっすらしかわからへん…こんなけ一緒にいても、うまく思いだせへん。
    窓の外をみつめて、授業は上の空やった。
    意味もなく[センター問い合わせ]をしてしまう。はぁ…

    2006-04-21 01:03:00
  • 343:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ゴールデンウィークも近くなった。[隼人、ゴールデンウィークは休みあるん?]しばらくして返信がきた。[あー二日位ならあるかな☆]
    やっと会える![遊ぼうよ〜][そんなに遊びたいん?]返ってきたメールの内容にショックを隠せない…

    2006-04-21 01:06:00
  • 344:

    ひの

    ショックだぁ。。。。(〃_ _)σ‖

    2006-04-21 10:46:00
  • 345:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ひのさん、感情移入ありがとう??

    2006-04-21 17:14:00
  • 346:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    今まで、どこかで隼人の方がスキってきもちが大きいような気がしてた。自惚れてたんかな。
    隼人に電話してみた。"はい。"『もしもし…今大丈夫?』懐かしい隼人の事がした。

    2006-04-21 17:16:00
  • 347:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『隼人、私の事嫌いになったん?』"なってないから!それだけか?"『冷たい…ゴールデンウィーク会えへんの?』"まだわからん―"
    明らかにおかしい隼人の態度。忙しいからと言って電話は切れた。
    また涙が止まらなくなった。

    2006-04-21 17:18:00
  • 348:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ―なんで?会社でいい人いたん?
    何がなんだかさっぱりわからない。でも、しつこく言うと隼人に嫌われる。ほんまに忙しいだけかもしれん…

    2006-04-21 17:19:00
  • 349:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    亮からは、二日置き位にメールが来た。罪悪感も薄れてきた。
    結局ゴールデンウィークは、バイトと実家に久々に帰った。最後の一日は、理香と会う事になった。
    理香はもう夜の仕事はやめたらしい。『おまたせ〜』

    2006-04-21 17:21:00
  • 350:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    理香は既に昼の匂いが定着していた。『理香な、彼氏できてんで☆学校のコやから年下やけど…』
    近くの居酒屋に入るなり理香が言った。『嘘ぉ。よかったやん!』理香にやっと彼氏ができたと聞いてほんまにうれしかった

    2006-04-21 17:35:00
  • 351:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    確実に前に進む理香―私は…?
    『理香は隼人クンとうまくいってなさそうやね。』私はどうやら顔にでやすいらさい。『冷められたんかもしれん』理香に事情を話した。

    2006-04-21 23:05:00
  • 352:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何でなんやろな…でも隼人クンはサオリの事嫌いになったりせーへんと思う。』
    私はまだ社会に出た事がない。わからない世界。不安が募った。『とにかく早く会って、話合いや?』『うん…』頼りなくうなずいた

    2006-04-22 02:43:00
  • 353:

    みか

    おもしろいし読みやすい☆楽しみにしてます

    2006-04-22 17:21:00
  • 354:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    みかさん、ありがとうございます(>∀≦)

    2006-04-23 00:59:00
  • 355:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ―でも、話合いたくても隼人は会ってくれない。ゴールデンウィークも結局会えずに終わろうとしていた。
    せっかく久々に理香に会えた。理香に悪いと思って、一生懸命笑顔を作った。
    『無理せんでいーねんで?大丈夫?』

    2006-04-23 01:02:00
  • 356:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    理香はいつも助けてくれた。ありがとう―
    理香と別れ、駅に向かった。スーツを着た、ホストらしき人達がうろうろしだした。隼人がホストをしていた時を思い出した。
    そういえば、指輪…

    2006-04-23 01:04:00
  • 357:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人の給料日はとっくに終わっているはず―指輪くれるって言ったやん…
    急に辛くなってきた。その時、私の携帯がなった。[理香]…理香?『はい。どーしたん?』低い声で電話にでた。

    2006-04-23 01:07:00
  • 358:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    "サオリ今どこ〜?"理香の声ははしゃいでいた。『駅むかってる。』"あんな…今からホストいかん?キャッチされてさ〜"
    ―は?理香。あんなに辛い思いしたのに?『いいよ』

    2006-04-23 01:10:00
  • 359:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は、半ば投げやりになっていた。このまま、家に帰ったら孤独に押し潰されてしまう気がした。
    "んなら、ひっかけ戻ってきてな☆"―電話は切れた。理香が又はまったらどうしよう…

    2006-04-23 01:12:00
  • 360:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    でも今はちゃんと彼氏がいるし、理香はしっかりした性格や。私の方こそ、はまってしまう気もした。
    とりあえず、一人でいたくなかった。小走りで戻った。こんなのばれたら隼人とはさよならやね…

    2006-04-23 01:14:00
  • 361:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    でも、寂しがりの私を何でこんなに一人にするん?今は全然愛も感じなかった。『サオリ〜!』理香が手をふっている。
    『あ、サオリちんやね?はじめまして☆』イケメンホスト君が一人立っていた。

    2006-04-23 01:16:00
  • 362:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『店こっちやで〜』ホスト君の後ろについて歩いた。『サオリ、ゴメン!なんか久々に行きたくなってん。カッコイイし☆』理香が小声で言った。『いいよ☆私一人になるん嫌やったし。』『同じ過ちはせーへんし、今は彼氏いるし心配せんといてな』

    2006-04-23 01:46:00
  • 363:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    周りを見渡すと、ホストやキャバの看板が一杯…私はキョロキョロしていた。―あっ。
    私は、足をとめた。『サオリ?何してるんよ〜』理香が振り返った。『あっ…』理香も気付いたらしい。
    『CLUB TRUST』とかかれた看板に…

    2006-04-23 23:06:00
  • 364:

    ひの

    ぅんぅん(゚゚)(。。)

    2006-04-25 21:33:00
  • 365:

    名無しさん

    >1->350

    2006-04-26 02:30:00
  • 366:

    名無しさん

    2006-04-26 05:41:00
  • 367:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ひのさん、いつもありがとう( ^^)Y☆Y(^^ )
    あげて下さった方ありがとう♪?

    2006-04-26 09:21:00
  • 368:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は、ここで働いてたんや…二回目はどこのお店かはしらない。でも、ここにいたんや。―今も?
    一瞬そんな考えがよぎった。もう社会人やし、それはないか…

    2006-04-26 09:24:00
  • 369:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリちん、そのビルじゃないからぁ』ホスト君に呼ばれてはっとした。理香は心配そうに私を見ていた。『ゴメンね!行こう』
    小走りで駆け寄った。私も昔はキャバ嬢のはしくれだった。だから忘れよう…

    2006-04-26 09:27:00
  • 370:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ただ少し寂しくなった。隼人もこんなふうに若い女の子に声をかけて、笑いかけていたんやね。
    『いらっしゃいませッ!』ホスト達の声がした。二回目のホスト―理香はやっぱり堂々としていた。私は慣れない…おどおどしていた

    2006-04-26 09:31:00
  • 371:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    名前は別にどうでもいいんやけど、私達を案内してくれたのは裕樹君というらしい。同い年には見えないほど大人っぽかった。『ちょっと待ってな☆』
    『サオリ、誘惑に負けたらアカンで!ねだられたりしたら私がどつくから』―理香らしい言葉。

    2006-04-26 09:36:00
  • 372:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ、誰にするん?これ見よ!』理香がメニューを開いた。私は、こうゆうのが苦手。指名するのが恥ずかしい…『サオリは理香と全然タイプ違うしなぁ。この人とかぁ?』理香はやっぱりこういう場にくるといきいきする。

    2006-04-26 09:39:00
  • 373:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『誰にしよう…』私はこういうのが苦手。はずかしい。『サオリは理香とタイプ違うからな、この人とか?』
    私は携帯を気にしていた。『あ、うん。』『サオリ!今日は楽しむんやで☆』

    2006-04-26 12:13:00
  • 374:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は携帯を気にしていた。『今日は楽しむで!』理香が言った。理香はただ私を励ましたかっただけかもしれない。
    『誰にする?』裕樹君が戻ってきた。

    2006-04-26 12:19:00
  • 375:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は三人位を指さした。『待っててな☆』裕樹君は、またどっかに行った。『サオリのタイプて、わかりやすい笑』理香が笑った。
    だんだん楽しくなってきた。『ビールのも!』私の言葉に理香がまた笑った。『よっしゃ!!』

    2006-04-26 12:22:00
  • 376:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『こんにちわ。』パネル以上にかっこいい男の子が、名刺をもってやってきた。『自分男前やな!』理香が一息おいて言った。『翼です。横いい?』『…うん。』私はあまりに男前の、とゆーかストライクな子が来たので更に緊張してしまった。

    2006-04-26 12:25:00
  • 377:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    385重複しちゃいました?NGワードでエラーがでたので、よみにくくなりました。ゴメンなさい

    2006-04-26 12:38:00
  • 378:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何歳なん?』さらさらの少し毛先がカールしたメッシュいりの髪の毛。すっとした切れ目。翼君も同い年らしく私達は盛り上がった。
    『焼酎のもゃ。もち、初回やし追加料金いらんで』『うん!』

    2006-04-26 12:43:00
  • 379:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    久しぶりにはめを外した。私達は、初回料金で厚かましい位楽しんだ。始発も出る頃、『そろそろ帰る〜』ふらふらの理香が言った。私は、しばらくしたら悲しくなって泣きそうになっていた。

    2006-04-28 19:49:00
  • 380:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    いつもならお酒を飲んだら楽しくなるのに。今日は一気にテンションが落ちた。隼人…何でこんなにスキやのに、私はこんな事してるんやろ。涙が落ちそうになった。私はお金を払い、トイレにダッシュした。

    2006-04-28 19:52:00
  • 381:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    泣いている所を見られたくなかった。涙をふき、化粧を直してトイレのドアを開けた。『どしたん?』―翼君が立っていた。
    …見られた?『トイレ行っただけやん☆』私は、平生を装って、テーブルに戻ろうとした。

    2006-04-28 19:55:00
  • 382:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    その時、手首をつかまれた。…えっ。私は翼君の腕の中にいた。『辛そうな顔してるで?』
    酔っ払っているから、体に力が入らなかった。私は、理香のやりとりを思いだした。ホストは愛がなくても平気でこんな事をする。

    2006-04-28 19:58:00
  • 383:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    自分に言い聞かせた。でもドキドキしていた。
    『離して…』涙が出そうになって、小声で言った。『アドレス教えてくれたら♪』私が困った顔をしていると、翼君は無邪気に笑った。―隼人みたいな顔。

    2006-04-28 20:14:00
  • 384:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私の基準はいつも隼人だった。でも、連絡はない…
    『教えるから離して?』翼君がさっと離れた。『んなら、いこか☆』
    ―テーブルに戻ると理香は寝そうになっていた。私は翼君とアドレス交換をした。

    2006-04-28 20:16:00
  • 385:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    自分でも、何がしたいのかわからない。それに、隼人がなぜ連絡をくれないのかもわからない…嫌いになった?真実を知る事も恐かった。
    理香がベロベロだったから、タクシーを拾った。

    2006-04-28 20:18:00
  • 386:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ〜やばい、彼氏から鬼電や笑』理香がかすれた声で言った。『出ないの?』『今でたらばれる〜サオリの家にいた事にするし泊めて〜』
    どっちにしろ理香は一人で帰れないだろう。それに一人になりたくない。

    2006-04-28 20:22:00
  • 387:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『いいよ。大丈夫?』『…ん。』タクシーで私の家まで行った。
    理香は寝る。と言って化粧を落としてソファーに横になった。5分もたたないうちに寝息が聞こえた。

    2006-04-28 20:24:00
  • 388:

    名無しさん

    4ロロ?

    2006-04-28 20:24:00
  • 389:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私がお風呂からあがると携帯がせわしく揺れていた。急いでかけつけた。[隼人]―隼人!私はすぐに電話に出た。『元気にしてたか?』あまりにも普通に接された。

    2006-04-28 21:04:00
  • 390:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何で連絡くれんかったん?』『忙しかっただけや』又泣きそうになっていた。―そっけない隼人。『何があったん?』『別に…』やっぱり何かある?
    『冷めたん?』何回そう聞いても違うと言う隼人。

    2006-04-28 21:07:00
  • 391:

    ひの

    隼人(ぅω;)

    2006-04-29 00:08:00
  • 392:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ひのさんありがとう(゜艸`●)

    2006-04-30 01:43:00
  • 393:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…今から会えるか?』『えっ。』今会ったら、私が亮と連絡をとっていた事がばれる。それに私は翼君にアドレスを教えてしまった。『なんや、男と連絡とったんか?』『あ、今理香が泊まりに来てるねん。』

    2006-04-30 01:46:00
  • 394:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は焦った。『ほんまか?』隼人は少し疑っているみたいやった。『それでもいいから少し家入れてくれんか?』会いたいキモチと、バレたらどうしようという恐怖。それに、遊び歩いた自分への後悔…そして隼人のキモチが知りたかった。

    2006-04-30 01:49:00
  • 395:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『いいよ。』理香は起きる気配がない。―理香がいる。殴られたりはせーへんやんな。
    電話を切って私はやましい内容のメールを全て削除した。正直に話す勇気はなかった。トラウマになっていた。

    2006-04-30 01:51:00
  • 396:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    しばらくして、チャイムがなった。ガチャ…
    久々に見る隼人の顔。私は申し訳なさで一杯だった。『ほんまやったんや』ソファーで寝息をたてている理香を見て隼人が言った。
    『サオリ、話がある』

    2006-04-30 01:54:00
  • 397:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人はいつになく真剣な顔で、私をみつめている。『何よ…』『もう男に連絡したんやろ?今、正直に言い?』全てをみすかしたような隼人。思わず目をそらした。『してない。』『こっちみて言え。』

    2006-04-30 01:57:00
  • 398:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『……ゴメンなさい。』私は小さい声で言った。隼人が立った。ビクッ…
    ―殴られる?怖くて仕方なかった。私は理香が寝ている方に近づいた。
    『ヤッパリな…』隼人の声はかすれていた。

    2006-04-30 01:59:00
  • 399:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『お前は、それだけのもんや。』隼人は泣きそうになっていた。
    ―胸がしめつけられた。いつも怒った隼人が、悲しんでいる。
    『俺、入院しとったんや。』―えっ?『病気…ねん』頭が真っ白になった。

    2006-04-30 02:02:00
  • 400:

    名無しさん

    この小説好きやわ。がんばって書いてな

    2006-05-01 14:21:00
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