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生まれ変わったら。。。
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301:
『はぃはぁ〜い。』電話をきり、コートのポッケに手を突っ込む。今日も寒いわ。。はぁー。ため息をつく。白く濁る。
いつものように、商店街を早歩きで歩く。
12月にはいってから、キャバやクラブなどのスカウト行為がなくなって歩きやすい。ちょっと淋しいような気もするけど。2006-01-18 22:38:00 -
302:
『待たせてごめん。。』優ちゃんのほうが先に着いていた。
『いいで。アンちゃん気つかわんといて。いこっ。』優ちゃんはいつも気使わんといてって言う。あたしすぐ謝るからかなぁ??
『うん。』エレベーターに乗り五階へ。2006-01-18 22:50:00 -
303:
『アンちゃん今日機嫌ぃぃやん。なんかあったん?』
優ちゃんには、あたしの本性をみしている。あたしは気分屋やから、機嫌悪くなるとすぐ顔に出る。すぐキレる。すごく情緒不安定。夜の仕事しはじめてから余計に情緒不安定。みんなから心配されるぐらい浮き沈みが激しい。2006-01-18 22:56:00 -
305:
純ちゃんに逢うからセットゎ控えめな巻髪にした。
『あっし梅田やからそろそろいくわ〜』優ちゃんはこのとき梅田のキャバで働いていた。
『ぢゃぁまた連絡するなぁ!気を付けてね。』美容室からあたしの働いているキャバまで5分ぐらい。いつもの早歩きで歩く。2006-01-19 13:43:00 -
307:
憂欝な時間の始まり。。きっとあたしは水商売にむいていないと思う。嘘ついたりするん嫌。。っていうより、嘘ついたこと忘れてしまうから後々自分が困る。それに体求めてくる客がおおすぎ。。みんなはうまいことかわすみたいだけど、あたしにはできない。もっと要領よくできたらいいのに。。
2006-01-22 15:44:00 -
308:
夜の仕事をはじめたときは、頑張っていた。毎日軽く百人ぐらいは連絡とっていた。けど、今は煩わしい。。こんなホステス終わってる。自分でも最悪やと思う。あのときの頑張りはどこにいったんだろう。
いつかクラブのママになってやる!ずっと心に秘めていた。その気持ちはいったいどこにいったんだろう。2006-01-22 15:49:00 -
312:
『アンナさんお願いします。』ボーイが呼びにくる。
話を切り上げる。『ゆっくりしていってくださいね。』いつもの作り笑い。『ありがとう。』
2006-01-22 17:10:00 -
314:
時計が12時をさす。『もぅあがってぃぃ?』担当のボーイに話し掛ける。『無理やなぁ!』『帰るわ!』
あわてて服を着替え純ちゃんに電話をかける。2006-01-22 17:15:00 -
315:
『今おわったよ!』
『四つ橋筋の交差点まできてや!』
『わかったぁ☆』
タクシーに乗り迎う。
久しぶりに純ちゃんに逢う。早く逢いたい。2006-01-22 17:18:00 -
316:
『ひさしぶり!』
にこっと笑いながら車に乗る。
『ひさしぶりやな!』純ちゃんゎ髪を切っていてすっきりしていた。
逢うのがひさしぶりすぎて、顔まともにみれない。。初めて恋をしたかのよぅなそんな感覚。2006-01-22 20:18:00 -
317:
『お腹すいた?』
すいてないけどきっと純ちゃんはお腹かが減ってるんだなぁって思って『お腹めっちゃすいた!なんか食べにいこう?』って言った。
『俺もお腹すいててん!何食べたい?』やっぱり!この人の行動はなんかわからんけどすべてわかる。どうしたいのか、どうしてほしいのか。。2006-01-22 20:22:00 -
318:
『う〜ん、純ちゃんが食べたいものがいいなぁ!』純ちゃんは肉とか脂っこいものが好き。きっと夜遅いしラーメンだろぅ。
『ラーメンでぃぃ?』やっぱり!
『いいよ!いこぉ!』2006-01-22 20:26:00 -
320:
『うわぁ〜!めっちゃおいしい!!』大げさなリアクションをする。こうすると、純ちゃんは喜ぶ。あたしが楽しんでいるとき、喜んでいることが、純ちゃんの楽しみであり喜び。
『そぅやろ?』いつものように、にゃっと笑う。2006-01-22 20:34:00 -
324:
『一緒にお風呂入ろう。』甘えてくるあなたがかわいいと思う。あたしより16才年上だけど、年の差なんて感じない。もぅ少しあたしが早く生まれてきていればよかったのに。。
神様はいじわるです2006-01-22 22:36:00 -
325:
『。。。』
『アトピーなんか気にしいひんで!前言ったけど、俺は外見で判断しいひん!おまえの中身が好きやねん。。』
あたしのことこれほど愛してくれる人はきっとあなただけだと思う。今まで付き合った男性はあたしのことを好きだったけど愛していなかったと感じた。。あなたはあたしを愛してくれた2番目の人。一番は家族。2006-01-22 22:41:00 -
326:
『ありがとう。』涙がでそうだった。。
あたしが気にするからお風呂の電気も消してくれた。何も考えてないように見えるけどちゃんと考えてくれている。あたしはあなたのそぅいうところに惚れました。社長さんという名誉や地位、財産なんかに惚れていない。2006-01-22 22:45:00 -
327:
『ガチャピン本名なんやっけ?』
付き合ってるけどまだ本名で呼ばれたことがなかった。ガチャピンかおまえしか言われたことない。
『本名は香奈だよ。』2006-01-22 22:49:00 -
328:
『何って呼んでほしい?』
『うーん。』考えていた。姫とかハニーって呼んでもらおうかなぁ。。
『早く答えなガチャピンって一生言うぞ!』にゃっと笑っている。
『ガチャピンは嫌だ〜!香奈って呼んで〜〜!』泣きそうになりながらさけんだ。2006-01-22 22:53:00 -
329:
純ちゃんは声をだしながら笑っている。
『香奈はほんまにおもろいなぁ!あきひんわ!』
初めて名前で呼んでもらってすごくうれしかったのを今でも覚えている。2006-01-22 22:56:00 -
330:
純ちゃんがぎゅ〜っとあたしを抱き締める。あなたの愛が伝わってくる。『俺のこと愛してるか?』きっと純ちゃんは愛に飢えているんだ。。奥さんに愛されていないんだろう。そぅいえば、この前『奥さんは、お金いれとけば何もいわへん。。』って悲しそうに言っていた。あなたはダレカに愛されたいんだよね?だからあたしを選んだ。全部わかってるよ。
2006-01-22 23:01:00 -
333:
『何時に帰るの?』
ホントはこんなん聞きたくない。ずっと一緒にいたい。。あたしが朝まで一緒にいたいって言ったらあなたはいてくれるのわかってる。けど、あたしは2番目だから控えなくちゃいけない。。
『三時になったら帰るわ!』2006-01-22 23:09:00 -
337:
『純ちゃん起きて〜!!』体をゆらゆら揺らす。なかなか起きない。
格闘すること30ふん。やっと起きた。
『なに?』目をこすっている2006-01-22 23:28:00 -
339:
『もぅ五時半だよ!寝てしまってごめんね。。』
しまった!という顔をしている純ちゃん。『寝てしまった俺が悪いからきにすんな!』2006-01-23 23:57:00 -
340:
『香奈チュウして?』
『ぅん。。』
顔を近付ける。おはようのチュウ。毎日できたらぃぃのに。。胸が苦しくなる。このままときがとまればぃぃのに。。2006-01-24 00:00:00 -
341:
『エッチしてもいい?』恥ずかしそうな顔をしていってきた。
『ぃぃよ。。』
次いつ逢えるかわからない。だから時間があるかぎり、ふたりは愛し合う。2006-01-24 00:03:00 -
342:
『もぅ七時半やぁ!香奈用意して。』
『わかった。』
シャワーを浴びる。もぅお別れの時間。あなたと過ごしていると時が流れるの早いよ。2006-01-24 00:06:00 -
344:
この日を境に純ちゃんはあたしと逢う日は家に帰らなくなった。。うれしい反面、心が苦しくなる。。これでいいのでしょうか?
頻繁に家に帰らなくなっている理由は奥さんにもわかるはず。。奥さんが何もいわないのは、純ちゃんとの約束があるから。。2006-01-24 10:23:00 -
345:
『束縛しない』
浮気しようが何しようが、束縛をしない。これが結婚の条件だったらしい。
だから奥さんは黙っている。もしあたしが奥さんの立場だったら我慢できない。。2006-01-24 10:28:00 -
346:
名無しさん
見てるょ?頑張って??
2006-01-24 10:57:00 -
348:
純ちゃんの奥さんは強い。こどものために我慢してるのか、純ちゃんのこと愛してるから我慢しているのか、わからない。
けど、あたしには到底適わない相手だろう2006-01-24 17:10:00 -
349:
自分の幸せを選ぶのか、相手の幸せを奪うのか。。毎日格闘していた。どうしたらいいのか答えが出せない。
そんななか、ある事件が起こる。2006-01-24 17:18:00 -
350:
今日は久しぶりに出掛ける。いつもホテルばっかだったからうれしい。
『ルミナリエいって中華料理食べよう!』今から遠足いくコドモの表情をしている。
『うわぁ!楽しみ★』2006-01-24 17:22:00 -
351:
『雨女違うもんっっ!』認めたくない。
『ぉまえは雨女や!認めろよ!笑』
『。。。雨女です。。。』
『大丈夫!俺最強の晴れ男やから★』自信満々に答えている。2006-01-24 17:33:00 -
353:
神戸につくとあれだけ降っていた雨が病んだ。
『俺晴れ男やからなぁ!!』いかにも自分が晴れささたぞという自慢げな顔をしていう。
『すごいね。』とりあえず誉めておくのが無難。2006-01-24 20:26:00 -
354:
『ぉぃしい中華料理食べにいこう!』
『うん。』
純ちゃんの後ろを歩いている。純ちゃんは後ろを振り返り、手を差し出す。
ぎゅっと握る。
幸せ。2006-01-24 21:29:00 -
356:
『次はチーズケーキ食べにいくぞ!!』気合い満々の様子。たった今、コース食べてデザートもたべたやん。。
『まだお腹苦しいから先ルミナリエみにいかへん?』
2006-01-24 21:33:00 -
357:
『おまえ小食やなぁ!チーズケーキぐらい食べれるやろ。』ちょっと不機嫌な様子。あたし小食というより普通。コースだって食べれなくて残したのに。純ちゃんは自分の思いとおりにならないとすぐ不機嫌になる。
2006-01-24 21:35:00 -
359:
ルミナリエを見ながら歩く。もちろん手を繋いで。。こういうデートがずっとしたかった。。なんか付き合ってるって感じがする。毎回ホテルやったら体目的みたいやし。
2006-01-24 21:52:00 -
360:
『うわぁ〜綺麗!!純ちゃん逢う時間作ってくれてありがとう!』
『いつも時間つくれんくてごめんなぁ。。』
『ぃぃよ!一緒におれるだけで幸せやから!』
そういうと純ちゃんはすごく喜んでいた。きっと奥さんには言ってもらってなぃんだろうね。2006-01-24 21:58:00 -
362:
地下のぉ店に入る。階段の壁には芸能人のサインや写真が飾ってある。けっこう有名なチーズケーキ屋さんらしい。
『このチーズケーキかわってるね。』
『やろ?おいしいやろ!?』
『うん!つれてきてくれてありがとう!』2006-01-24 22:05:00 -
363:
『香奈、今日どぅする?』
『何が?』
『もう帰るんか、このまま一緒におるか。。』
少し悩んだ。最近純ちゃん家帰ってないし。。あたしの中の天使と悪魔が戦う。2006-01-24 22:08:00 -
364:
離れたくない。。今日は一緒にいたい。。
あたしは自分の欲に負けてしまった。
このときのあたしは、最低な人間だった。純ちゃんの家庭を心配しながらも、いつか奥さんから奪ってやるって思ってた。だから赤ちゃんできたらぃいのに。。とかいろいろ考えてた。2006-01-24 22:11:00 -
370:
ホテルにつくとシャワーを浴び愛し合う。
『いってもぃぃ?』
『ダメ!』いつもはぃぃってゆぅけどこの日はダメっていた。
『ぁかん?』
『無理。』2006-01-25 11:44:00 -
371:
『香奈もぅいってまぅ。。』
『我慢してよ!』
『。。。ごめん。中でだしちゃった。。』
『。。。』コトバがでなかった。うれしいような感じもしたけど。。2006-01-25 11:46:00 -
372:
『安全日か?』
『セイリおわったとこ。。』
『できたらどぅしよ?』焦っている純ちゃん。あたしは落ち着いていた。
『できたときはできたときぢゃなぃ?避妊しててもできるときはできるやん?中だししてもできないときはできひんやん?』
『そぅやな!できるときはできるし、できひんときはできひんしな!』ほんま単純な人です。2006-01-25 11:50:00 -
373:
純ちゃんの赤ちゃんが欲しかった。できてたらいいのにとひそかに思っていた。。赤ちゃん出来たら純ちゃんはあたしのモノになると思った。奥さんと離婚してあたしと結婚して幸せな家庭を築きたい。
2006-01-25 11:53:00 -
376:
それからすぐ純ちゃんは仕事で海外にいった。帰ってくるのは一月十日。
淋しい日々がつづく。。普段なかなか電話したり、逢えないし。。2006-01-25 11:57:00 -
378:
大晦日の日、トモダチの優ちゃんと願いが叶うと有名なお寺にいくことにした。
大晦日に昼間から女二人。電車に揺られ嵐山に向かう。2006-01-25 12:02:00 -
379:
いつもは二時間待たないとお寺に入れないらしいけど、大晦日だったから人が少なかった。カップルばっかり。。うらやましかった。手繋いで、『寒いね。』などいいながら仲良くくっついている。あたしもそんな恋愛がしたい。
財産も名誉も地位もいらない。些細なことでも幸せだとか感じれるようなそんな相手と一緒になりたい。純ちゃんは奥さんとコドモがいてる。。純ちゃんと一緒になれたら。。そんなカップルになれるのに。2006-01-25 12:07:00 -
380:
ここのお寺は一年中鈴虫が鳴いているお寺。お地蔵さんにお参りする前にお尚さんの話を聞く。
『人が不幸になるような願い事をしないように。』
このコトバにひっかかった。あたしは純ちゃんと一緒になれるようにお願いしようと思っていた。もし叶えばあたしは幸せになれるけど、純ちゃんの奥さんとコドモは。。?2006-01-25 12:16:00 -
381:
お賽銭をいれ、お地蔵さんに手を合わせた。
《あたしにふさわしい男性と巡り合わせてください。もし純ちゃんが運命の人であれば、結ばれますように。。》
あたしは最低です。自分の幸せだけを願いました。2006-01-25 12:21:00 -
383:
紅白みたりして過ごした。優ちゃんは疲れ果てて寝てしまい、結局カウントダウンはNHKの放送を見ながら一人で年明けを迎えた。
夜中に住吉大社にいくつもりやったけど、優ちゃんの寝顔みてたら起こすのかわいそうやしあたしもねた。2006-01-25 12:26:00 -
384:
二人とも爆睡。起きたらお昼の12時でした。大慌てで用意して住吉大社に向かった。
まわりはカップルや家族連ればっかり。『早くうちらも幸せになろうな!』といいながら住吉大社に参拝。
2006-01-25 12:29:00 -
387:
でも、書いてある内容にびっくりした。物凄く当たっているから。。
《キーワード 現実
相手に大切に思われているが、相手は心も体もひとつです。》
2006-01-25 12:35:00 -
388:
見た瞬間、純ちゃんのことだと悟りました。あたしミクジや占いあんまり信用しないけど、当りすぎているからへこみました。
普通のミクジは中吉を引いて大喜び。記念に持って帰ることにした。人生初めての中吉。
優はまた大吉をひいていた。恐ろしいわ。2006-01-25 12:39:00 -
391:
一月七日。優の誕生日。
電話をかける。『もしもし、誕生日おめでとう。仕事帰りどっかいこう?』
『ありがとう。いきたい!』
『どこいく?』
『飲みに行きたい!』2006-01-25 12:45:00 -
392:
『ホスト。。ですか?』恐る恐る優に聞いた。
『うん。いこう。』
『わかった!店調べとくね。またあとで。』
ホストは痛い目あってからいっていない。なんか純ちゃんに悪い気がした。でも、淋しかった。国際電話一本もかけてこないし。奥さんと一緒なんかなぁ。。不安に押しつぶされそうになる。。たまには息抜きも必要かな。。2006-01-25 12:48:00 -
394:
ミナミのある店に向かう。
途中、キャッチされた。『今からどこいくん?』あたしはひたすら無視。
『どこのお店?』優が口を開いた。
『○○○○です』2006-01-25 14:06:00 -
395:
あたし『今からいくとこと同じ系列やん!んぢゃあそこいくわ!』寒い中キャッチかわいそうやしついていった。
ホスクン『ありがとうございます。』2006-01-25 16:17:00 -
398:
キャッチくんらがついた。あたしについたのは18才夜は一年目の子。はっきりいってホストにむいてない。『男メニューもってきて!』我慢の限界になっていった。あたしどんだけ不細工でもしゃべりあかんくても、話したりできるけどこの子は無理だった。
2006-01-25 16:23:00 -
399:
顔とか見ないで適当に指を差す。『この子よんで!』
優は楽しそうに話している。『アンチャン、この子今日で二日目やねんて!』
『まぢで?かわぃぃな笑!色営とかしらんちゃん?』2006-01-25 16:25:00 -
400:
ホス『色営ってなんですか?』不思議そうな顔をしている。
あたし『優教えてあげやぁ!』
優『ぁんな〜、色営っていうのはなぁ〜。。』一生懸命教えている様子。2006-01-25 16:27:00 -
401:
会話がはずんできたそのとき、『失礼しま〜す』背の低いかわぃぃホスくんがやってきた。
あたしはちらっと見て無視していた。今ついてるセイヤくんを指名しようとしていたから。2006-01-25 16:38:00 -
402:
『そろそろいくなぁ!』セイヤがいった。
『いかんといて?』
『また戻ってくるからな?』
『わかった。いってらっしゃい。』セイヤはいってしまった。2006-01-25 16:40:00 -
404:
二時間経過した。『そろそろ帰るわ。』ヒカルにいった。
『まだかえらんといて?ラストまでおって?』
『もう七時やしなぁ。。』
『お願い。1500円にしとくから。』
『お金は別に気にしてないねん。』2006-01-25 16:44:00 -
406:
十分後、ヒカルはもどってきた。それからずっとあたしにつきっぱなしだった。お酒も入ってるせいか不倫してることとか話してしまった。。そのせいで色をかけられてしまった。
『今日休みやから遊びにいこう。』営業が始まった。。『いけたらね。』冷たく言い放つ。2006-01-25 16:49:00 -
409:
純ちゃんとずっと連絡とってなくて淋しかった。夜中になると淋しさが倍増する。ひとりでいたくない。勝手に手が動く。ヒカルに電話をしてしまった。。
『もしもし、ヒカルと遊びたい』
『ぃぃよ。ミナミこれる?』
『今からぃくわ。』2006-01-25 16:55:00 -
411:
きら
最初カラ読んだ?
楽しみにしてるね????2006-02-13 07:47:00 -
414:
◆IIQVZM1CgQ
『待たせてごめんなぁ!』ヒカルがあわててやってきた。
『ぃぃよ。』
『どこぃく?』
2006-02-13 10:04:00 -
415:
◆IIQVZM1CgQ
同年代の男の子と遊ぶのが久しぶりだったせいかあたしは緊張して倒れそうだった。みんなは何して遊ぶのだろうか??お客さまや純ちゃんとかとしか出掛けることがあまりないあたし。若い子ともたまにはあそばなあかんみたいやね。
2006-02-13 10:25:00 -
416:
◆IIQVZM1CgQ
『ヒカルに任せるよ。』
『いきたいとこなぃの?』
あたしの顔をじっと見るヒカル
『。。。』思わず黙ってしまった。2006-02-13 10:27:00 -
417:
◆IIQVZM1CgQ
『どぅしたん?俺と遊ぶの嫌?』心配そうな顔をしてみつめるヒカル。
『違うよ。。若い子と遊ぶの久しぶりすぎてどこいってぃぃかわからへん。。』
いきなりヒカルが笑いだした。『おまえも若いやん!ぢゃあカラォケいこぅか』2006-02-13 10:31:00 -
418:
◆IIQVZM1CgQ
『ぅん。。』
ヒカルの後ろについて歩いた。
今日は火曜日。ヒカルの店ゎ営業中。『ひっかけ歩いて大丈夫なん??』
『そんなん気にしてたらあそばれへんやん。気にしなくてぃぃよ。』のんきなヒカル。2006-02-13 10:36:00 -
419:
◆IIQVZM1CgQ
『ヒカルさん、おはよーございます。』 ひっかけでキャッチしてるホストがあいさつをしている。
『おはよ!俺仕事休みやねん。ぃぃやろ?笑がんばってなぁ!』
『ありがとうございます。』2006-02-13 10:38:00 -
420:
◆IIQVZM1CgQ
そんな感じでカラォケいくまでにヒカルは何人ものホストに挨拶をされていた。
一緒に横を歩くのが嫌だった。あたしを風俗まで落としたマサヤもミナミのホスト。マサヤに逢いたくない。ヒカルと一緒に歩いてるの見られたくない。2006-02-13 10:42:00 -
421:
◆IIQVZM1CgQ
もしマサヤがあたしとヒカルが一緒にいるのをみたらきっと笑うだろう。あのバカ女、次は違うホストにだまされてる。って心の中で笑うだろう。
なんであたしはヒカルといるの?マサヤの件があってからあたしはホストが嫌いだった。中にはぃぃホストもいてるだろうがあたしは出会ったことがない。完全友営で有名だった某ホストくんだってあたしに手をだしてきた。そこまで嫌いなホストとなんで一緒にいるんだろう?淋しいから??2006-02-13 10:47:00 -
422:
◆IIQVZM1CgQ
2006-02-13 10:51:00 -
423:
◆IIQVZM1CgQ
『香奈先に歌って?』
『ヒカルが先に歌ってよ〜。』まだ緊張している。
『おまえ元気ないぞ?一気しろ!』ヒカルがあたしにカシスオレンジを渡す。2006-02-13 10:56:00 -
424:
◆IIQVZM1CgQ
『こんなにムリだよ。。』
『ぢゃぁ半分なぁ!』
『わかったよ。。』泣きそうになりながら半分一気した。2006-02-13 10:59:00 -
425:
◆IIQVZM1CgQ
『さすがやなぁ!』
急に酔いが回る。。逆に酔ったほぅがぃぃのかも。。緊張してヒカルの顔すらみえない。。
『歌うんやめよ!』ヒカルが急に言った。『今日はゆっくり話しよ??』2006-02-14 18:31:00 -
426:
◆IIQVZM1CgQ
不倫してること、今まで経験したこと全部話してしまった。ヒカルなら話してもいいと思った。さすがに飛田で働いたことあるとはいわなかったけど。。
このとき全部話さなければヨカッタ。。あたしは隠したりうそつくことができない。たまには嘘や隠すことも必要なんだとあとで気付くことになる。2006-02-14 18:35:00 -
427:
◆IIQVZM1CgQ
ヒカルのことも聞いた。嘘か本当かわからないけど。。でもこのとき話してくれたことあたしは信じる。信じてあげないと可愛そうだと思った。だってヒカルのコトバがひっかかるから。。
『ホストしてたら信じてもらえない。いつも疑われる。。』悲しそうな表情。悲しそうな声。
2006-02-14 18:48:00 -
428:
◆IIQVZM1CgQ
営業かもしれない。けどヒカルのあの表情と声は本心だろう。だから信じようとした。一人の人間として信じてあげたかった。
2006-02-14 18:52:00 -
430:
梅田に到着。まだ五時。どこもお店は開いてない。梅田を途方もなくぐるぐる歩き回った。ヒカルはずっとあたしを笑わせてくれる。急に踊りはじめたり、おもしろいこといったり。。
2006-02-14 18:57:00 -
431:
『ヒカル?仕事しなくていいよ?普通にして?』あたしは思わずいってしまった。
『これが普通やで!香奈が笑ってるとこみてたいねん。』
胸が熱くなった。不倫や仕事で疲れきってあたしは笑うことを忘れていた。ヒカルはあたしに笑顔を取り戻してくれた。笑うことを思い出させてくれた。2006-02-14 19:02:00 -
432:
◆IIQVZM1CgQ
一時間ほど歩いた。二人とも疲れ切っていた。目の前にあった漫喫に入ることにした。
店内は狭い。これが漫喫?って感じだった。
『俺の思ってる漫喫と違う〜!』ヒカルが小声でいった。
『ほんまやなぁ。小さいし。』あたしの声が店内に響く。しまった( ̄□ ̄;)!!
ヒカルが『こらっ!』って可愛く怒ってくれた。2006-02-14 19:09:00 -
433:
◆IIQVZM1CgQ
同年代のカップルってこんなんなんかなぁ?!
普通の恋愛はこんな感じなのかなぁ。。あたしも普通の恋愛がしたい。普通っていう根拠がわからないけど。。
あたしの中で普通っていうのは、不倫ぢゃない恋愛。お互いが愛し合ってる同士の恋愛。どっちかが利益のために恋人を演じてない恋愛。それが普通の恋愛だと思う。
2006-02-14 19:15:00 -
434:
◆IIQVZM1CgQ
あたしは眠さに限界が達していた。
『香奈帰るか?』ヒカルが心配そうな顔をしている。
帰るっていいたかったけど言えなかった。ヒカルと一緒にいたかった。ヒカルのそばにいることによって元気でいられる。楽しい。だから離れたくない。。2006-02-14 19:18:00 -
435:
◆IIQVZM1CgQ
《純ちゃんごめんなさい。。あたしなこんな恋愛がしたい。カラオケいったり漫喫いったり。ヒカルとは付き合っていないけど、カップルみたいで楽しいねん。純ちゃんとはこんな恋愛できひんやん。。あたしいっつも我慢してる。つらいねん。。》
2006-02-14 19:21:00 -
436:
◆IIQVZM1CgQ
『大丈夫やで。ヒカルこそしんどぃやろ?帰る?』素直にいえなかった。まだ一緒にいたいって。。そぅいえばあたしが色を求めてると勘違いされたら嫌だから。。今はプライベート。けどあくまで客とホスト。
2006-02-14 19:24:00 -
437:
◆IIQVZM1CgQ
ヒカルは黙り込んだ。。何か考えてる様子。
あたしはパソコンの画面をじっと眺めていた。。2006-02-14 19:26:00 -
438:
◆IIQVZM1CgQ
重い沈黙がつづく。。
ヒカルが口を開いた。『俺んちくるか。。?』ちょっとためらっていた。
『ぅん。。』2006-02-14 19:28:00 -
439:
◆IIQVZM1CgQ
2006-02-14 19:32:00 -
440:
◆IIQVZM1CgQ
ヒカル、このときあたしのことカルイって思った??あたしは体の関係とかなしにヒカルのそばにいたかっただけやで。。ヒカルが横にいるだけで楽しいねん。
2006-02-14 20:05:00 -
441:
◆IIQVZM1CgQ
『部屋かなり汚いで!ごめんなぁ。。』
『そんなんきにしないよ。片付けようか?』
『大丈夫やで。ありがとぅ。』
部屋を片付けはじめたヒカル。片付けるというか、モノを一つの場所にかきあつめてるだけ。。2006-02-14 20:08:00 -
442:
◆IIQVZM1CgQ
ヒカルをみているだけで笑顔がこぼれる。純ちゃんと出会ったころを思い出した。。たしか純ちゃんもあたしに笑顔を思い出させてくれた人。
神様はあたしが落ちてるときに素敵な人と出会わせてくれてるみたい。2006-02-14 20:12:00 -
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◆IIQVZM1CgQ
『シャワー浴びてくるなぁ!適当にテレビみたり音楽聞いたりしとぃて。』
ヒカルの部屋の様子をみて彼女は今はいてないみたい。昔同棲してた様子。あと枕もしてるみたいだった。イロカノかなんかわからんけど女の子と撮ったプリクラが床に落ちていた。コンドームやローションがそのへんに落ちている。歯磨きセットまで常備している。2006-02-14 20:20:00 -
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◆IIQVZM1CgQ
もしや。。あたしに枕する気なんか!?あたし枕とか色とか求めてないし!!簡単に家にきたこと後悔した。
2006-02-14 20:24:00 -
445:
◆IIQVZM1CgQ
『あ〜すっきりしたぁ。香奈もシャワー浴びてくる?』
これはまずいと思った。『化粧おとしある?』
『なぃわ。。』
よかったぁ。。思わず心の中で喜んだ。
『ぢゃあやめとくわ。』2006-02-14 20:27:00 -
446:
◆IIQVZM1CgQ
沈黙がながれた。。
2006-02-14 20:29:00 -
447:
◆IIQVZM1CgQ
『香奈ってカルイやろ?』ヒカルが口を開いた。簡単に家にくるんぢゃなかったって後悔しまくった。
『なんで?簡単に家にきたから?』
『夜二年もしてたら雰囲気でわかる。香奈は昔遊びまくってた感じする。あと意地っぱりで寂しがりややなぁ。』当たってる。。2006-02-14 20:33:00 -
448:
◆IIQVZM1CgQ
『そんな風にみえるんやぁ。ショック。。』
『俺やからいいけど簡単に男信用したらあかんで!男の家入ったりしたらあかんで?』
『はぁーい。気を付けるわ。』2006-02-14 20:36:00 -
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◆IIQVZM1CgQ
こんなホスト初めてやわ。。ヒカルは普通に応援したくなった。たまに店いってあげてもぃぃなって思った。
『一緒の布団やったら嫌やろ?もぅひとつ敷くゎ』ヒカルは気を使ってくれる。仕事だからかもしれないけど。2006-02-14 20:41:00 -
450:
◆IIQVZM1CgQ
『おやすみ。』
ヒカルはかなり疲れていたんだろう。すぐ眠りについていた。寝顔がものすごく可愛くてみとれてしまっていた。
2006-02-14 20:43:00