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明日への後悔
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1:
柚子
あの日、後悔をしたから今がある
貴方も私も、あの日はもぅ無いけど今がある
沢山の人に囲まれて思い出す過去はどれもこれも綺麗すぎて、悲しい
後悔が明日へ繋がる様に、そう信じて悲しい過去を思い出してみる2006-01-29 00:24:00 -
351:
名無しさん
面白れーなぁ?
2006-02-06 16:15:00 -
352:
名無しさん
続き楽しみ?
2006-02-06 16:52:00 -
354:
柚子
>>ゆみサン>>352-353サン
ぁりがとーーーござぃまッす(*′艸`*)
皆様の心優しぃコメントを、有り難く頂戴させて戴きますね(;□;)
ぼちぼちラストスパートに入りますので、どぅぞ皆様ご一緒に全力疾走してくださぃませ2006-02-07 10:34:00 -
355:
削除削除されますた
あぼ~ん -
356:
柚子
「お客さん待ってるよ?戻れば?」
トイレから出てきた彼女の第一声で、俺の決意はふっとんだんだ。
「何だそれ」
「あ、私いたら仕事しにくいか」2006-02-07 10:37:00 -
357:
柚子
「怒らしたいの?」
―自分勝手な感情が止められない。
彼女を傷つけても何も変えられないのにな。2006-02-07 10:39:00 -
358:
柚子
「信じるじゃなかった」
だけど、そう言って笑った彼女を許せなかったんだ。
「俺もだよ」
―もぉ…限界…2006-02-07 10:40:00 -
359:
柚子
「痛い!」
やってる事はすばるサンと何ら変わり無かった。
「いいから帰れ」
できるだけ自分を押さえて言ったけど、すごく傲慢な言葉に思えた2006-02-07 10:41:00 -
360:
柚子
ゆなが優の視線を気にしているのが分かって、店内の視線に初めて気付いた。
―怒られるな…
そうは思ったけど後のことなんて、どうでもよかった2006-02-07 10:42:00 -
361:
柚子
「もう会わんとこーや」
そう言ったのは彼女の為
「じゃぁ何?バイバイ?」
そう言ったのも彼女の為2006-02-07 10:42:00 -
362:
柚子
「アンタ最低やな」
そう言ったのは誰の為?
「泣くぐらいなら、言いたい事言えやッッ!」
そう怒鳴ったのは?2006-02-07 10:43:00 -
363:
柚子
「アンタはどーしたいの?」泣いている彼女に、そう呟いたのは?
最低なのは俺だった。2006-02-07 10:44:00 -
364:
柚子
―もぅ、分かったじゃないか。ゆなは俺を想ってくれている―
何かを押し殺す様に泣きじゃくる彼女を見てそう思うのに
言葉が欲しくて、形が欲しくて追い詰めた2006-02-07 10:53:00 -
365:
柚子
すばるのおもちゃ箱の中で恋をしたお姫様
救い出すのはおもちゃの兵隊
抱き締めたいのにそうできないのは、剣と盾に両手をふさがれていたから
おもちゃ箱の隙間から、ニタニタ笑うすばるが見えた気がした2006-02-07 11:03:00 -
366:
柚子
「アンタどーしたいんだよ」それは俺への言葉
俺はどーしたいんだ?
彼女に投げ付けた言葉が深く突き刺さる2006-02-07 11:04:00 -
367:
柚子
愛してるを形にしたくて、夢への扉を閉めた俺
その時…泣きじゃくるゆなが何か呟いた様に思えた2006-02-07 11:05:00 -
368:
柚子
━それぞれの闇━
泣いている彼女を置きざりにして店内に戻ると、るぅも優も従業員も、ゆなの友達までもが奇異の目で俺を待っていた
バックヤードから俺を覗く代表が手招きをする2006-02-07 11:18:00 -
369:
柚子
―あっ、怒られるのか…。
やっとこさ正気に戻った俺は、静まり返る視線をたち切る様に、その手招きに頷いた。
…早くホストに戻りたかった2006-02-07 11:39:00 -
370:
柚子
「いいの?お前」
やけに落ち着いている代表と向かい合い座ると、すぐにそう聞かれた。
質問の意図を誤魔化すように
「会計は俺が払いますから」2006-02-07 11:46:00 -
371:
柚子
俺はそんな的外れな回答をした。
「まぁ、当然そうするよ」
とクソ真面目に答えた代表は、「じゃぁ」と言って席を立とうとする俺の腕を捕まえて言葉を繋げた2006-02-07 12:25:00 -
372:
柚子
「そーじゃなくて、帰して良かったのかって聞いてるんだけど?」
テーブルを挟んで片腕を捕まれたままの俺は、お互いの不恰好な態勢に観念してもう一度椅子に座りなおした。
「切れてもよかった客…なんで…」
―客じゃない。だけど、そんな事は言えない2006-02-07 12:29:00 -
373:
柚子
自分で吐いた嘘まみれの言葉の羅列に、吐き気がした。
「ふーん…ならいいわ。席戻れ、一席残ってるだろ?」
そう言って、やっと俺の腕を解放しパソコンに向き直った代表の背中
何だか、全て見抜かれている気がした2006-02-07 12:31:00 -
374:
はるな ◆ofir7ZeOpE
ドキドキ・・・★
2006-02-07 13:03:00 -
375:
柚子
>>はるなサン
また?ぁりがとーござぃます (*^ー^)ノ
ドキドキ…☆頂きました(*′艸`)☆2006-02-07 22:47:00 -
376:
柚子
「やっぱ彼女なんじゃん!!」
席に戻った俺をそう怒鳴りつけ、優はさっさと帰っていってしまった。
―でも…これでよかったんだ。2006-02-07 22:49:00 -
377:
柚子
そう思いながら、彼女の背中を見送った。
どれだけ待ってたって俺には、彼女の欲しがる物は何一つ与えてあげられない。
愛も、言葉も、安っぽい指輪でさえも…
彼女達の「好き」がいつか本物の意味を持つ為に、俺なんかから離れた方がいいんだよ2006-02-07 22:52:00 -
378:
柚子
だけど…そんな気持ちの真相は、自分を正当化したいだけ
―優はきっとまたすぐに…すがれるホストを探すんだ。
本当はそうだと知っていた2006-02-07 22:55:00 -
379:
柚子
「セイタローさん…よかったんですか?」
どいつもこいつもそうやって、同じ質問を投げ掛けてくる。
今回の声の主はるぅだとすぐに気付いたが、振り返るのも面倒でその台詞を聞き流した
「ゆなちゃんは…すば君と切ろうとしてましたよ」2006-02-07 22:59:00 -
380:
柚子
「ゆなチャンからすば君奪ったんはアンタやろ!」
るぅの言葉が、俺のそんなセンチメンタルをぶった切る。
あまりに大きな声を出すので、フロアーに聞こえるんじゃないかと思ったが、BGMにかき消され聞こえなかった様だった
それを確認して、るぅを睨み付けた2006-02-07 23:07:00 -
381:
柚子
「奪えんかった…それでいいやん。アイツはすばるのトコに帰ってハッピーエンドやんけ、文句なしのな」
まっすぐに俺を見据えるるぅが、なんとなく大物に見えた気がした。
「文句ありますよ。聞こえませんでしたか?ゆなチャンすば君と切ろうとしてたって。俺言いましたよね」
「だけど…」2006-02-07 23:11:00 -
382:
柚子
―だけど…ゆなはまだ、すばるに会いに行ってるじゃないか。
そう言い返すよりも早く、るぅが口を開いた
「あみが言ってたよ。殴られた日は会ってくれないって‥セータロウにも何にも言わないって。アンタを想う数だけあの子の心と体の傷は、増えてるんやないか!どこがハッピーエンドやねん!」
―もう、言い返す言葉は浮かばなかった2006-02-07 23:16:00 -
383:
柚子
ゆなを追い詰めて、追い詰めて、追い詰めて…。
彼女を大事にしていると思い込んで、体も心も見てこなかった。
すばるを気にしていたのは彼女じゃなくて、俺の方だったんだ。
そう気付いた時には何もかもが手遅れで、俺の腕の中には何も残っていなかった2006-02-07 23:20:00 -
384:
柚子
振り返ったらそこにはもうるぅは居なくて…―
春の影が見えない夢の外への扉が、音を立て閉まるのが見えた
―ゆなはまだ、泣いているのだろうか2006-02-07 23:23:00 -
386:
名無しさん
(つД`)。゜。 えぇわぁ?
2006-02-08 04:12:00 -
387:
名無しさん
これちゅき?書いて?
2006-02-08 06:03:00 -
388:
岡ちゃン
今日初めて読んだンゃけど・・・すげぇー人生Σ(゚□゚;)俺にゎ真似できねぇー(´・ω・`)ショボーン↓↓でも面白い(*г′∀`)г*頑張って?
2006-02-08 06:10:00 -
389:
柚子
>>388-389サン、>>岡ちゃンサン
ぇえデスカ!ほんまデスカ!!書きますょ!ぇぇ、そりゃもぅ喜んでッ ( ´∀`)
岡ちゃンサンはメンズでらっしゃぃますか?ぇっと…書ぃてる自分でさえも、こんな人生はまっぴらゴメンですΣΣ(゚Д゚;)良いコゎ真似しちゃ駄目ですょ(´Д`;)
ぃゃ?御感想ぁりがとーござぃます(;□;)少し早すぎたラストスパートに息切れしてぉりました所存です!だけど、もぅちょぃがんばります((*^∪^*))2006-02-08 10:34:00 -
390:
柚子
━少年の声━
CLUB Dの看板の前に、私はきっともう30分は立たずんでいる。
まるで辛い現実から目をそらすかのように、肩を抱かれ幸せを装いながら店へと逃げ込んで行く人を眺めていた。2006-02-08 10:38:00 -
391:
柚子
そんな女の子の数…23人。
―そっか…まだ23人は仲間がいるんだ。
そんな事を考えている私の目の前を、24人目の女の子が笑顔で通り過ぎていった。2006-02-08 10:43:00 -
392:
柚子
「化粧がはげてるのか…」
手鏡を広げて覗き込むと、笑いたくもなる様な、なんともムチャクチャな顔があった。
必死になってマスカラとファンデで化粧を作り直したが、変な顔には変わりはなくて、仕方がないと諦めた。
深呼吸を一つしてから、手の汗で曇ってしまっていた携帯を開いた。2006-02-08 10:52:00 -
393:
柚子
誠汰朗と寝た2ヵ月前のあの冬の日から、私は数えきれないくらい何度もすばると話し合ってきた。
そしてその数だけ、彼に殴られたアザを背負って彼の店に行っていた。
それは事実、だけど真実じゃない
━私は無意識に、二人共と繋がっていられる方法を探しているんじゃないの?2006-02-08 11:13:00 -
394:
はるな
あげとこ♪
2006-02-08 11:39:00 -
395:
柚子
誠汰朗の腕の中で『風俗嬢のゆな』がそう笑っている。
━…捨てられたってしょーがないんだよ。
そう、捨てられたって仕方がないよね。
いつの間にか、奈央にはゆなに負けてしまっていたんだ2006-02-08 11:43:00 -
396:
柚子
誠汰朗を傷つけなくちゃ、そんな事も分からない自分を責めた
―ごめんじゃなくて、ありがとう。そう言いたい…。
誠汰朗の笑顔を思い浮かべて、通話ボタンに願いを託す。
―コールは5回2006-02-08 11:49:00 -
397:
柚子
「なに?」
騒がしい音に交ざり、すばるの声が聞こえた―…
2006-02-08 11:51:00 -
398:
名無しさん
柚子さん文章うまい!
続き楽しみしてます。2006-02-08 14:27:00 -
400:
柚子
>>はるなサン
毎度ありィィ (*^ー^)ノ
>>400サン
400ぉめでとぅ&ぁりがとぅゴザィマスヽ (゚Д゚)人(゚Д゚)┛恐ろしぃ程の誤字脱字が…!!ぁりますね(◎∧◎;)意味分かんなかったぜひ聞ぃてくださぃ(≧人≦)2006-02-08 19:19:00