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彼氏依存症

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  • 1:

    素人

    ヘタクソすぎてムカつかせてしまったらすいません。小説というよりは、過去の回想です。

    2006-03-26 05:27:00
  • 101:

    素人

    こんな状態で、帰るところは一つ。(終わった。ケンさんや。昨日私を抱かれへんかったから…卑怯なやつ!)自分が危険に立たされていると頭でわかっていても、助けを求める場はなかった。こんな右も左も言葉もわからない状況で、逃げ場はなかった。

    2006-03-29 08:19:00
  • 102:

    名無しさん

    2006-03-29 13:20:00
  • 103:

    ???

    しおり?

    2006-03-29 14:35:00
  • 104:

    素人

    『純一…』       私がこんな状態になっている事など、彼は今想像もしていないだろう。    (ごめん純一。私、いつも心配している側だったから、たまには心配して欲しかってん)彼の気を引くための駆け引きは〔凶〕という最悪の結果になろうとしていた。

    2006-03-30 22:44:00
  • 105:

    素人

    今の私に逃げ場はない。 考えても仕方なかった。最悪の結果が頭をよぎる。

    2006-03-30 22:47:00
  • 106:

    素人

    『愛ちゃん!大丈夫ですか!?』けたたましい声でケンさんが叫ぶ。いつのまにかケンさんは女子トイレまで私の様子を見にきていた。(自分がやったくせに)心配している振りが馬鹿らしかった。『愛ちゃん!愛ちゃん!大丈夫ですか?』店の騒音にも負けないくらいの大声で叫んでいる。演技にしては上手かった。(心配してる振りしてもばればれやから?)

    2006-03-30 22:57:00
  • 107:

    素人

    吐けるまで吐いた。薬のせいで歯がガチガチとかじかむ。(…いつまでもトイレにこもってても仕方ないか…)半分諦め、半分強気でトイレを出る。

    2006-03-30 23:02:00
  • 108:

    素人

    トイレを出ると、真っ先に出迎えたのはなぜかケンさんではなく、取引先のマレーシア人だった。間髪入れずに勢い良くいう。『薬入れたでしょ!』日本語の話せる彼に怒鳴る。そいつはキョロキョロしながらとぼけていう。『私わからない。なんの事ですか?』

    2006-03-30 23:07:00
  • 109:

    素人

    (もういいわ?とぼけやがって)ケンさんに頼まれて、こいつらがグルになっているとしか思えなかった。

    2006-03-30 23:09:00
  • 110:

    素人

    ハッと顔をあげる。一人だった雑魚(取引先のマレーシア人)が心配した振りをして集まってきていた。私のわからない言葉で仲間同士何かを話している。頭がグルグルしてあまり状況が把握できない。気が付くと雑魚に囲まれていた…

    2006-03-30 23:14:00
  • 111:

    名無しさん

    2006-03-30 23:15:00
  • 112:

    素人

    けたたましい叫び声がした!『愛ちゃん!愛ちゃん!帰ります!』酔っ払って叫びまくるケンさんだった。私に近寄ろうとするのを、いかにも(まかして!)という顔で阻止しているマレーシア人。

    2006-03-30 23:16:00
  • 113:

    素人

    それを振り払ってケンさんは近寄って来ると、よたついている私を力強く支え、そしてすごい意気込みで言った。『帰ります!』

    2006-03-30 23:19:00
  • 114:

    素人

    また同じホテルに帰るのは嫌だった。そういえばケンさんは酔っ払い出してからすぐに何度も『帰ろう』と言っていたが、前日の事件のせいで気がすすまなかった私は『まだ早いよ』とホテルへの帰宅を渋っていた。

    2006-03-30 23:25:00
  • 115:

    素人

    たがこうなったからにはホテルへの帰宅は観念するしかなかった。

    2006-03-30 23:28:00
  • 116:

    素人

    暗やみと騒音の迷路みたいなディスコをケンさんに支えられながら出ると、開口一番に彼の目を見て言った。『薬入れたでしょ!』私は今までケンさんに見せたことのない、怒りと軽蔑の眼差しでビシッと言い切った。

    2006-03-30 23:35:00
  • 117:

    素人

    『私がですか!?なぜ?なんのために?』彼は必死に濡れ衣を晴らそうと食いかかってくる。

    2006-03-30 23:36:00
  • 118:

    素人

    『ケンさん、昨日の事おぼえてる?私今までふれなかったけど、ちゃんと覚えてるんだからね!』    『…はい。…覚えてます。昨日はすいません。酔っていました。でも薬は違います!私にもプライドがあります!信じてくれないなら私は死んでもいいです!信じてください!』彼は必死に涙を浮かべながら訴えてきた(そりゃぁオーバーやろ)と思いながら、ケンさんの必死さはまんざら嘘には思えなかった。

    2006-03-30 23:41:00
  • 119:

    素人

    ホテルについて散々話し合いをした。頭はしっかりかりしていた。

    2006-03-30 23:47:00
  • 120:

    素人

    『ケンさんじゃないなら誰?』まだ恐怖と怒りでいっぱいの私は納得するまで追求しつづけた。まだケンさんをうたがっていた。『わかりません。多分取引先のボス以外の誰かがかってにやった事だと思います。私も飲まされました。』

    2006-03-30 23:52:00
  • 121:

    素人

    (え?ケンさんも??)それは全く気付かなった。酔っているだけだと思っていた。『何のために??』『多分、愛ちゃんがかわいいから…』『え!?』(私達はお客さまとして招待されたのに?しかも表向きはケンさんの彼女として来ているのに?みんな表向きはケンさんに頭が上がらないという感じだったのにそういう事はありえるのだろうか?)『この国はそういう所です。普通じゃないです…私も散々周りには注意したほうがいいと言われてきましたが、こうなってやっと、みんなの言っていた事がわかりました。』

    2006-03-31 00:03:00
  • 122:

    素人

    そういえばディスコでのケンさんの様子はおかしかった。『愛ちゃんは私が守ります!』ひつこいくらいに言っていた。警備員を紹介してきたのも…何度も私に帰ろうと言ってきた。よく考えれば…あのグラスの変な印…!ケンさんにも付けられていた!?

    2006-03-31 00:06:00
  • 123:

    素人

    あのグラスの変な印は、間違えないため。そう。薬を〔入れる〕グラスと〔入れない〕グラス。印のあるグラスにだけ、彼らは薬をいれていたのだ。

    2006-03-31 00:08:00
  • 124:

    素人

    入れるグラスは私とケンさんのものだけ。     トイレを出て私を取り囲む雑魚たち。ケンさんをさりげに阻止する彼ら…。  つじつまがあった。

    2006-03-31 00:10:00
  • 125:

    素人

    危うくまわされるところだった…!?彼らに!?確かに知り合って間は無かったが、観光に連れていってくれたり、私を笑かしてくれたり、友達みたいに接してくれていたのにすっかり気を許していた…ショックだった。

    2006-03-31 00:14:00
  • 126:

    素人

    なんとか一難を乗り越えた私は、虚しさと悔しさで一杯だったが、転んでもただでは起き上がらない私は痛手を逆手にとる事を決心し、こんな危険な目に合わせたケンさんには必ず何か償いをしてもらわないとね。と思いながら眠りについた。

    2006-03-31 00:18:00
  • 127:

    素人

    その薬が一体なんだったのかわからなかったが、薬物関係が全く初めてだった私は二日間ベットから起きれなかった。

    2006-03-31 00:21:00
  • 128:

    素人

    寝込んでいる間、純一に電話をしてこの事件を伝えた。『だから危ないっ言っただろ!大丈夫なのか!?』『うん。ごめんね。でも今は大丈夫。』      『ならいいけど』

    2006-03-31 00:23:00
  • 129:

    素人

    案外あっさりした返事だった。もっと取り乱して心配してくれると思った。

    2006-03-31 00:24:00
  • 130:

    素人

    私がオーバーなだけなのだろうか?薬関係に縁のない普通の人だったら、彼女が知らない国で薬を飲まされたなんて聞いたら、ビックリして取り乱すかと思っていた。そもそも薬なんてテレビや映画の中だけの話だと、当時の私は思っていた。それなのに彼は、レイプされそうだった事にたいしては驚いていたが、薬については案外冷静な態度だった。

    2006-03-31 00:32:00
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