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愛したあなたへ…

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  • 1:

    初めてで下手くそですが、頑張って書くので、良かったら読んで下さい☆〃あたしがすごく愛してた人との、実話です…

    2005-08-17 20:58:00
  • 200:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    この頃は、完全にあたしの方が、立場が上だった。殴ったりはするが、勇が本気であたしを好きなのもわかっていたし、どうしたら直るんやろう、と考えていた。

    しかし、そんな立場が逆転する…

    2005-08-24 01:55:00
  • 201:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    次の日、勇からの電話はなかった。あたしは母親にも、仕事場の人にも、『その顔どうしたん?』と言われ、思い出したら腹がたって、しばらく電話しんとこう!かかってきても、何日かは無視したろ!なんて思っていた。

    2005-08-24 01:59:00
  • 202:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    その次の日も、電話はなかった。仕事決まった言ってたし、真面目にやってるんやろか…なんて、都合の良い解釈をしていた。

    そのまた次の日も、電話はない。明日あたり、電話してみようかな?凹んでるかも知れんし。まぁそろそろかかってくるやろ、なんて思っていた。

    2005-08-24 02:04:00
  • 203:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    次の日、お弁当屋の仕事を終えると、また元彼から着信が入っていた。この前もかかってきてたし、何やろう?と思い、かけ直した。梢『もしもし?どうしたん?』元彼『久しぶりやなぁ!もう一生出てくれへんのかと思ったわぁ!彼氏出来たんかぁ?』梢『うん、出来た』…少し気まずそうに答えた。元彼『そうかぁ…』声のテンションが、一気に下がった。元彼『もう電話とかしたアカンなぁ。なぁ、最後でいいから、飯でも食いにいかんか?』

    2005-08-24 02:11:00
  • 204:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    あたしは悩んだが、『もう電話したアカンなぁ』という言葉に胸が痛んだのと、『最後』という言葉に、梢『そうやな。あたしも会って、話がしたい!』と答えた。そうして、今から会う事になった。

    2005-08-24 02:15:00
  • 205:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    元彼の家へ行き、あたしの車を置いて、元彼の車で、ご飯屋さんへ向かう。久しぶりやなぁ…助手席座んの。元彼は少し、老けたような気がして、横顔を見ていると、悲しくなった。車の中でも、ご飯屋さんに着いても、いっぱいいっぱい話をした。元彼は面白いし、それでいて、真面目な話もすごく出来る。好きやったなぁ、こうゆうとこ。

    2005-08-24 02:19:00
  • 206:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    普通にご飯を食べて、元彼の家へ帰った。元彼『寄ってくか?』梢『えっ…』元彼『そんな顔しんでも、襲ったりとかしいひんやん!』悲しそうに笑って言うので、あたしは『少しなら…』と言い、お邪魔する事にした。

    2005-08-24 02:24:00
  • 207:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    家に入ると、以前と比べ、散らかっていた。ここで一人で生活してるんやもんな…と思うと、また悲しくなった。テレビを見ながら、また色んな話で盛り上がった。付き合ってる時も、元彼とは、夜通しでも語り合えるほどだった。勇とはまともに話も出来ない。気がつくと、大分時間が過ぎていた…

    2005-08-24 02:29:00
  • 208:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    梢『もうこんな時間?あたしそろそろ帰るわ』と言った。元彼は時計を見て『話しこんでもうたなぁ!お前とおったら、話がつきひんわぁ』と笑った。…同じような事思ってくれてたんや。嬉しかった。元彼『新しい彼氏とは、上手くいってんか?』急に聞かれた。梢『うん!』本間はいってないけど…元彼『そうか…良かった』

    2005-08-24 02:35:00
  • 209:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    そう言って、元彼『送るわ、玄関までやけと…』と、玄関へ向かう。靴を履いたあたしに、『梢!頑張れ!』と言い、元彼は右手を差し出した。あたしも自然に右手を出し、握手をした。本間に終わったんやぁ…急に淋しくなったあたしは、『やっぱりもうちょっとおる!』と言った。しかし元彼は、『新しい彼氏、大事にせえ!これ以上おったら、俺襲ってまうぞっ!』と言って、背中を押された。梢『…』何も言わずに、車へ歩いて行った。

    2005-08-24 02:43:00
  • 210:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    帰りの車の中、あたしは泣いていた。元彼はまだ、あたしの事を、愛してくれていると思う。でも、背中を押してくれた。優しい人。今日会って良かった。あの人を愛して良かった。

    そして今、あたしには勇がいる。あの人を捨ててまで、あたしは勇に惹かれていった。そうや、あたし頑張らな。今日は遅いし、明日には電話をしよう!きっと勇も、反省してるはず!もう1回、1から勇と頑張ろう…

    2005-08-24 02:57:00
  • 211:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    次の日、あたしは仕事中に、勇にメールを送ってみた。『仕事頑張ってる?ご飯でも食べに行こっか!』ウキウキしながら返事を待っていたが、仕事が終わるまで、返事はなかった…仕事が終わり、電話をかけてみた。プルルルル…プーッ、プーッ…えっ?切られた?もう1度かけ直す。『ただいま電波の届かない…』今度は電源が切られてる…

    2005-08-24 03:03:00
  • 212:

    まぁ?

    あっ?更新されてたぁ??今日はないかと思ったよ?けど良かった???続き読めて????梢チャン頑張って???

    2005-08-24 03:16:00
  • 213:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    まぁ?さん?ぃっも読んでくれてぁりがとぅ??昨日は普段ょり、更新の時間が遅かったね??
    まぁ?さんは何か、小説書ぃてるの?前から聞こぅと思っててん?

    2005-08-24 21:41:00
  • 214:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    急に色んな事が、頭の中を駆け巡る…勇怒ってる?もしかして嫌われた?今誰か他の女といるの?

    もう1度かけ直したが、電源は切れたままだった…またかかってくるかな?そう思いながら、居酒屋のバイトへ向かった。

    2005-08-24 21:46:00
  • 215:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    その日も忙しかったが、頭の中は、勇でいっぱいだった。どうか仕事が終わって携帯をチェックしたら、勇からの連絡がありますように…
    そして仕事終了…祈るような気持ちと、大丈夫!かかってきてる!と自分に言い聞かせる。携帯を開くと、普通の待ち受け画面のままだった…

    2005-08-24 21:52:00
  • 216:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    もう1度かけてみた。プルルルル…今度は呼び出し音が鳴る。しかし勇は出なかった。

    その日の夜も、何度かかけた。次の日もかけた。メールも何件か送った。それでも勇からの連絡はなかった…
    勇…何してるん…

    2005-08-24 22:01:00
  • 217:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    嫌な事ばっかり考えた。別れるって言ってないよな?もうこのまま終わりなん?
    そしてすごく反省した。仕事とは言えども、あたしも勇に、そんな思いをさせたんだろうか…勇はまだ16歳。あたしは彼女やのに、母親のように、厳しく言いすぎたんやろうか…勇があたしを愛してくれてるからって、ちょっと調子に乗りすぎたんやろうか…もし次かかってきたら、もっと勇に優しくしよう。あたしは勇と、頑張って行きたい!

    2005-08-24 22:07:00
  • 218:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    勇と電話の繋がらない何日か、あたしは仕事は手につかない、食事も喉を通らない、夜は淋しくて、とりあえず誰かに話を聞いてもらっていた。お願いやから、連絡をちょうだい…

    そうして次の日…

    2005-08-25 00:10:00
  • 219:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    お弁当屋のバイト中に、待ちに待った、勇からの電話が!梢『もしもし!』仕事中にも関わらず、トイレに行くふりをして、急いで電話に出る。勇『お〜。久しぶり〜。』勇ののんきな声に、拍子抜けした。梢『何してたんっ!?』勇『え〜、別にぃ』…怒ったらアカン。冷静に話す。梢『めっちゃ心配したんやで!』勇『ほな会って話すわぁ。今から会えるかぁ?』

    2005-08-25 00:19:00
  • 220:

    名無しさん

    主名前なんて読むン?

    2005-08-25 00:20:00
  • 221:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    これを逃したら、一生勇と会われへんかも知れん…そのくらいの気持ちだった。梢『わかった!今から仕事早退する!』

    そう言ってあたしは、体調が悪いから、あがらせて欲しいと頼み、仕事場を後にした…

    勇に電話をする。梢『あがったで!今ドコ?』

    2005-08-25 00:23:00
  • 222:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    名無しさん→あたしの名前は『しょう』ですょ☆〃名無しさんも、適当でもィィんで、名前教ぇてくれると嬉しぃな(^_-)-☆

    2005-08-25 00:27:00
  • 223:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    以外にも勇は、仕事場のすぐ近くにいた。勇の姿を見つけるなり、あたしは叫ぶ!『勇!』そして駆け寄り、勇の腕を掴んだ。勇『何や…興奮して』そうでもしないと、またどこかへ行きそうで…

    2005-08-25 00:32:00
  • 224:

    麗羅

    さっきの名無しデス☆彡ぁりがと(^O^)頑張ってな〜!

    2005-08-25 00:33:00
  • 225:

    まぁ?

    梢チャン?本当、毎日??更新頑張ってくれてるね??ありがとう?私は何も??書いてないょ?今まで波瀾万丈な人生だったけど…?書くのは本当に難しいだろうし面倒臭いと思うから読む方が私はスキかな?

    2005-08-25 00:33:00
  • 226:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    改めて☆〃
    麗羅さんっo(^-^)oカキコぁりがとぅ!何かかなり混んでて、なか?書けナィ(-.-;)しばらく時間あけて、また書きますネ!読んでくれて嬉しぃデス♪

    2005-08-25 00:37:00
  • 227:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    まぁ?さんからもカキコ???ありがとっ??あたしもかなり、波瀾万丈ゃでぇ??この話が無事終ぇたら、そんな話でも書ぃてみょぅカナ??↑にも書ぃたケド、少し時間あけて、また更新しまぁす??

    2005-08-25 00:42:00
  • 228:

    ?美圉?

    梢ちあン?

    バリはまるゥ-?

    頑張ってηё??
    応援してまふ??

    2005-08-25 00:45:00
  • 229:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    232サン?何て読むのぉ??ごめんなさぃ…??
    でもカキコめっちゃ嬉しぃ????これからも頑張って、カキ?しまふっ???
    今から更新しまぁ?す??でも少しで、眠たくなるカモです…??

    2005-08-25 01:50:00
  • 230:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    そして二人は車に乗り、ホテルへ行った…車の中で、勇は言った。『俺な、梢の事本間好きやねん。離れたら不安なるし、毎日一緒にいたいねん。でも最近の梢は、俺の事うざがってたやろ?』…確かにそうだった。勇『俺な、親からもじいさんからも、うざがられてるやん。連れもな、俺が怖いから、仲良くしよんねん』…勇はヤンキーだった。勇『だからな、俺そうゆうの、すごい気になるねんか』

    2005-08-25 01:57:00
  • 231:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    確かにあたしは、勇と離れたい時があった。別に別れるとかじゃなくて、本間に毎日毎日一緒だったから、たまには家でゆっくりしたり、友達とも遊びたかった。しかし勇は、『本間に女なん?』とか、『何時には帰って来て!』とか言っていた。…正直うざかった。

    2005-08-25 02:01:00
  • 232:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    あたしには、あたしの事を心配してくれる親がいて、友達がいて、仕事場の人達とも、仲が良い。でも勇には、あたしだけなんや…

    2005-08-25 02:07:00
  • 233:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    そしてあたしに手をあげる事も、すごく反省したと言った。『俺な、今まで付き合った女には、そんなんした事ないねん。梢に甘え過ぎてるんかも知らん』…そんな言葉も、あたしは嬉しいと思った。

    あたしもここ何日かで考えた事を言い、『仕事はゆっくりでええよ。ただ母親から電話かかってきて、あたしに文句言われるような事は、やめて欲しい』そう伝えた。

    勇は『わかった』と言った。

    2005-08-25 02:20:00
  • 234:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    ホテルに着く。もう人目を気にしなくていい…二人はすぐさま抱き合った…

    きっとお互いが、欲しくて欲しくて、たまらなかったのだろう。

    あたしは泣きながら、勇が目の前にいる事を、感謝した…良かった。あたしには勇が必要や。おそらく勇も、同じ事を思っていたはず…

    2005-08-25 02:27:00
  • 235:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    そしてその日は、そのままホテルに泊まった。親が気になったが、また勇と離れる事の方が恐かった。

    それからは毎日一緒にいた。出来る限り、勇が泊まろうと言えば、泊まるようにした。そして会っている時のお金は、極力あたしが出すようにした。

    2005-08-25 02:32:00
  • 236:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    何ヶ月経っただろう…

    相変わらず勇は、パチンコばっかりだった。仕事を探しているそぶりもなかった。時には喧嘩もしたし、殴られる事も、以前より多くなった。またあたしの中に、もう疲れた…別れたい…という感情が、だんだんと出てきた。

    2005-08-25 02:38:00
  • 237:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    喧嘩の内容は色々あった。勇はすごく、嘘つきだった。あたしが『いい加減仕事は?』と言った時。『仕事を見つけてきた』そう言って、毎朝『行ってくるわ』とメールが来ていたし、あたしはやっと安心していた。でも、それは嘘だった。毎日そう言って、パチンコに行っていたのだ。誰かが、『勇をパチンコ屋で見かけた』と言っていたのがきっかけで、発覚した。

    2005-08-25 02:57:00
  • 238:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    お金にも、すごくだらしがなかった。働いていた時は、給料だと思っていたし、そうでない時は、パチンコで勝ったと言っていた。しかしそれは、祖父から取り上げたお金だったり、友達に借りたお金だった。勇は借りたお金を返す気など、さらさらなかった。友達は困り果てて、実家へ電話をする。その度に母親から電話があり、あたしは文句を言われた。

    2005-08-25 03:03:00
  • 239:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    他にも、言い尽くせないほど、最悪な所は、いっぱいあった。

    何で別れなかったんだろう…きっともう、最初は嫌だった事も、だんだん慣れてしまって、あたしの感覚は、麻痺してしまったんだと思う。

    そしてそんな男でも、愛してはいた…

    2005-08-25 03:07:00
  • 240:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    あたしは何よりも、勇を最優先してきた。勇といる時間が、他のどの時間よりも、多かっただろう。

    親とはすごく仲が悪くなり、ますますあたしは、家に帰らなくなった。友達からの誘いも、断る事がほとんどだった。いつしか疎遠になっていた。

    多分あたし達は、周りなんか目に入ってなかった…

    2005-08-25 03:15:00
  • 241:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    しかし、あまりに同じ事の繰り返し…仕事をしない事も、暴力を振るう事も、慣れてはしまったが、許せる事ではなかった。いい加減、疲れてきたな…心機一転したいな…

    そんな事を思った。季節は夏だった。

    あぁ、もう勇と、1年経ったんや。

    2005-08-26 02:25:00
  • 242:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    親とも折り合いが悪くなっていたあたしは、まず家を出ようと考えた。そして地元を離れてから、勇とは別れよう。どうにかなるやろ…こんな毎日には、もう飽きた!

    そんな事を考えながら、ワクワクしていた。いつにしよう…

    2005-08-26 02:32:00
  • 243:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    そして数日後、あたしは家を出た。何日か分の着替えと、財布と携帯。財布の中には、5万ほど。しかし銀行には、少しの貯えがあった。大丈夫!どうにかなる!

    2005-08-26 02:39:00
  • 244:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    今思えば、すごく浅はかだった。何日か前までは、勇とは相変わらずだったが、普通に仕事をして、仲良くないとは言え、帰る家があったのに…

    ただ毎日、何の代わり映えもしない、とくに楽しい訳でもない、そんな毎日に、嫌気がさしただけ…

    あたしは今でもだが、思いたったら、すぐ行動!な人だ。

    2005-08-26 02:46:00
  • 245:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    そうして電車に揺られ、大阪に着いた。(あたしは大阪人ではないので、とりあえず都会に来ようと思いました★)

    ビジネスホテルを探し、とりあえず2泊で取った。荷物を置き、適当に外をブラブラする。やっぱ都会やなぁ…人が多い。

    2005-08-26 02:55:00
  • 246:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    そこで初めて、キャッチという人に出会う。男『ちょっといいですか?』梢『えっ?』…田舎者のあたし、道でも聞くのかと、普通に返事した。男『今どこかで、働いてますか?』あたしは『?』と思いながらも、男の話を真剣に聞いた。

    2005-08-26 19:58:00
  • 247:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    その頃テレビでは、『お水の花道』をやっていたし、大学生の友達が、キャバクラでバイトしているという話を聞いて、正直憧れていた。しかも時給も良い。寮もあると言う。あたしは『やりたいです!』と張り切って答え、詳しく聞く為に、喫茶店に入った。

    2005-08-26 20:03:00
  • 248:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    お店は梅田の、東通りら辺にあると言った。そして仕事の内容などを聞き、携帯番号を交換した。まだ昼だったので、夜の7時に電話をして、面接をする事になった。

    とりあえずする事がなくなったので、あたしはホテルに戻った。

    2005-08-26 20:06:00
  • 249:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    ボーッとしながら、まず親の事を考えた。あたしは何も言わずに出て来た。まぁ何日か家に帰らない事は、しょっちゅうだったので、何日かは大丈夫だろう。仕事が決まって、住む所も決まってから、連絡しよう…

    2005-08-26 20:09:00
  • 250:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    そして勇の事を考えた。別に別れた訳ではない。今も付き合っている。しかしこれまたあたしは、何も言わずに行動した。勇は今頃あたしは、弁当屋で働いていると思っているだろう。何て切り出そう…怒るかなぁ…

    2005-08-26 20:13:00
  • 251:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    そしてあたしはお風呂に入り、念入りに化粧をし、髪の毛も巻いた。よし、準備完了!

    でもまだ5時だ…どうしよう。すると電話が鳴った。勇だ!ちょうどいつもなら、弁当屋が終わる頃だった。

    2005-08-26 20:46:00
  • 252:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    少し悩んだが、暇だったし、出る事にした。梢『もしもし』勇『仕事終わったぁ?』梢『行ってない…』勇『は?何で?体悪いん?』どうしよう…少し沈黙になる。勇『どこおるん?家か?』梢『大阪…』勇『はぁ?』梢『…』勇『何でやねん?』梢『家出ようと思って。今仕事探してる…』さすがにキャバクラの面接に行く事は、黙っておいた。

    2005-08-26 20:55:00
  • 253:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    勇『意味わからんわ…そんでいつ、帰って来んねん?』梢『わからん…仕事と住む所決まったら、荷物取りに帰るかなぁ…』勇『俺は何やねん?本間むかつくわぁ!』梢『もうな、色んな事に疲れてん。あんたもいつまで経っても、仕事しいひんし。大阪で新しく頑張ろうかな、て思ってん』勇は黙っていた。梢『そうゆう事やし!』そう言って電話を切った。

    2005-08-26 21:04:00
  • 254:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    フゥーッ…溜息をつく。また携帯が鳴った。勇からだ。梢『何?』勇『勝手に切んな!』怒鳴って言う。そして『別に家を出ようと思うんはいい。でも何で、俺に何も言わんねん?それがむかつくわ!』…だって言ったら、勇は俺も行く!なんて言い兼ねない。梢『ごめんな、黙ってて…そんであたしは、そっち戻る気ないから。嫌やったら、別れてくれていいから』

    2005-08-26 21:11:00
  • 255:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    勇『はぁ?お前は俺が嫌で、大阪行ったんか?』それもある…が喧嘩をするのも面倒だったので、『家出たかってん』と言った。勇は少し考えた様子で、『また後でかける』と言った。そして電話を切った。

    2005-08-26 21:15:00
  • 256:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    あたしと勇に、遠距離恋愛なんて無理だ。あたしは新しい土地で、頑張っているうちに、勇の事を忘れられたらいいなぁ、何て思っていた。最近のあたしには、勇以外に何もなかったから。だから別れるのは、淋しかった。でもこれからは違う。新しい生活にワクワクしていたあたしは、そんなくらいにしか思っていなかった。

    2005-08-26 21:20:00
  • 257:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    7時前まで、テレビを見て、ボーッと過ごした。この時間にゆっくり出来るなんて、どれくらいぶりだろう。

    そうして7時前。あたしはさっきのキャッチに電話をかけた。待ち合わせ場所を決め、そこへ急いで向かう。

    待ち合わせ場所には、もうキャッチの人は待っていた。梢『すいません!』と駆け寄る。男『ええでぇ!ほな行こかぁ!』そして歩いて5分ほどで、お店に到着した。

    2005-08-27 01:06:00
  • 258:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    お店は薄暗くて、すごく大きい音で、音楽が流れている…何人か女の子がいる…初めてそうゆうお店に入るあたしは、かなりドキドキしていた。男『そこに座っといて』と言われ、座っていたものの、かなりソワソワしていた。しばらくして、別の男がやってきた。あたしの前の席に、ドカッと腰をおろし、『はじめまして』と言った。

    2005-08-27 01:12:00
  • 259:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    店長『じゃぁ、更衣室に行って、服着替えよか!』梢『はい!』そう言って案内され、『着替えたら出てきてな!仕事教えるし!』と言われた。

    着替えて鏡を見る…けっこうイケてるやん♪とか一人で思いながら、張り切って更衣室を出た。よし、頑張ろう!自分に喝を入れる。

    2005-08-27 01:26:00
  • 260:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    ある程度の仕事の流れを教わった。店長『後は実践や!』…大丈夫かなぁ。何て思いながらも、お店は忙しく、躊躇する間もないくらい、あたしはお客さんの席に付いた。何となくぎこちなかったが、お客さんは初めてとわかったら、みんな『頑張れ!』と言ってくれた。お酒を飲むのも、話しをするのも、大好きなあたしは、けっこう楽しんでいた。あっというまに、予定していた、あがりの時間になった。

    2005-08-27 01:32:00
  • 261:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    携帯を見ると、鬼のような数の、勇からの着信…メールも入っていたので、チェックする。『何時でもええから、連絡してこい!』そしてあたしは勇に電話をした。梢『ごめん、寝てた』嘘をついた。勇『遅いわ!どんなけ待った思てんねん!』はっ…?勇『俺も大阪来たでぇ!お前今どこや?』…えっ?大阪おるん…?

    2005-08-27 01:46:00
  • 262:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    寝起きやから、用意するし、しばらく待っててと伝え、電話を切った。何しに来たんや…あの男は…

    そしてあたしは1度、ホテルへ戻った。服をジーパンにはきかえて、髪の毛もアップにまとめ、とりあえず地味にした。そして勇に電話をかける。『今から行くわ。どこおるん?』けっこう近くの、コンビニにいるらしい。あたしはコンビニに向かった。

    2005-08-27 01:54:00
  • 263:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    勇『待ちくたびれたわ!』…勝手に来たくせに。とりあえずご飯を食べる事にした。お店に入り、注文を済ます。梢『あんた来てどうすんの?』勇『どうにかなるやろ〜。金もあるし!』勇は財布を広げ、中を見せる。かなりのお札。梢『それどうしたんよ?』勇は夕方あたしと電話を切った後、また祖父の家へ行き、『これが最後や。俺大阪行くし!』と言い、3万もらったらしい。そしてすぐさま電車へ乗り、こっちへ来た。着いてすぐにあたしに電話をしたが、出なかったので、パチンコに行ったらしい。『さすが大阪はよう出てるわ』勇は笑って言った。

    2005-08-27 02:08:00
  • 264:

    まぁ?

    最近?カキコミしてなかったけど、ちゃんと毎日??読んでるからね???

    2005-08-28 01:26:00
  • 265:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    まぁ?さん、カキコぁりがとっ??今日はちょっと酔っ払げゃから、また明日に更新しまし??本間ごめんなさぃ??毎日チェックしてくれて、本間に嬉しぃです??ぁりがとぅ???

    2005-08-28 02:32:00
  • 266:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    梢『いくら勝ったん?』勇『え〜、6万ちょい!今日はホテル泊まろな!』梢『は?あたしホテル取ってるし』勇『俺どうすんねん。』…勝手に来ておいて、何を言ってるんだ。勇『絶対一緒におってや。俺未成年やし〜。』…じゃあパチンコすんなよ。煙草も吸うなよ。梢『てかこれからどうする気なんさ?』

    2005-08-29 01:16:00
  • 267:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    勇『一緒に住もうや!俺も家出たかったし!梢とずっと一緒におれるやん!』梢『あんた仕事しいひんし、あたしは寮入りたいから、そんなん無理やし!』勇『仕事かぁ。パチプロなろかなぁ』…やっぱり真面目に、仕事する気なんかないんや。梢『絶対負けるし!まともな仕事する気ないんやったら、一緒に住むとか無理やから!』勇は『ほな探すわぁ』と、適当に流した。

    2005-08-29 01:22:00
  • 268:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    結局その日は、それからカラオケに行き、朝方にラブホテルへ入った。あたしは自分の取ったホテルへ戻りたかったが、勇に切れられて、無理矢理連れていかれた。勇のせいで、この先の予定が狂っていく…

    次の日、朝方までカラオケに行っていたのと、かなりお酒が入っていたので、起きたらお昼の3時だった…

    2005-08-29 01:30:00
  • 269:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    もうすぐ寮見に行く約束してるのに…どうしよう。勇を起こして、とりあえずホテルを後にした。

    勇『腹へったし、何か食おや〜』梢『あたしホテル戻りたいねんけど…』勇『何でやねん?それより今から何する〜?二人で昨日行った、パチンコ行こや!』梢『あたしはまともに、仕事探しに来たんやで?遊びに来てんちゃう!』かなりイライラした。

    2005-08-29 01:36:00
  • 270:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    そうは言っても、勇を置いてくのは無理だった。今までは、勇の終電の時間を気にしたり、あたしには車もあったし、放って置いて逃げるようにして、帰る事もあった。今この状況で、どうやったら、勇をまけるんやろう。必死で考えたが、いい方法が思い浮かばなかった。

    2005-08-29 01:42:00
  • 271:

    まぁ?

    お??更新されてるじゃん????

    2005-08-29 01:49:00
  • 272:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    トイレに行き、店長に電話をした。留守電だったので、『実家に帰る用事が出来たので、また大阪に戻ってきたら、こちらから連絡します』と入れておいた。勇と一緒の時に、電話があると困る、と思ったからだ。

    そして二人でご飯を食べ、結局パチンコに行ったのだ。勇がめっちゃ負けて、お金がスッカラカンになったら、また地元にお金を取りに帰るかも…なんて思っていた。

    そして予定とはウラハラに、あたし達は、大勝ちしてしまったのだ…

    2005-08-29 01:51:00
  • 273:

    名無しさん

    2005-08-29 01:55:00
  • 274:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    二人合わせて、20万ほど。勇は、『これで家借りようや!』と言い出した。確かにお互いの持ってるお金も合わせたら、家が借りられる。悩みながらも、そうする事にした。家はあった方が、何かと便利やしな…その日もラブホテルに泊まり、次の日に、家を探しに行く事に…

    2005-08-29 01:55:00
  • 275:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    まぁ?さん?今まさに、更新してまっせ??でも何か混んでるんか、すっごぃ書き込みしにくぃっ????明日も仕事ぁるから、後しばらくしたら、ぉねむに入りますぅ????

    2005-08-29 02:00:00
  • 276:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    朝からあたしは、ホテルに荷物を取りに行った。結局ここでは寝てない…モッタイナイなぁ。

    そしてあたし達は、宣伝でやっていたのを思い出し、マンスリーレオパレスを借りる事にした。これなら最初のお金も、安くて済む。保証人もいらない。何だかんだ言いながら、初めて家を借りる事に、ワクワクしていた。

    2005-08-29 02:06:00
  • 277:

    まぁ?

    いつも??終わることをわざわざ教えてくれて、ありがとう??梢チャンのその親切さも?小説読むときの魅力だね?

    2005-08-29 02:10:00
  • 278:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    その当時、あたしは二十歳になっていたし、普通に借りられた。ただ、極力安くて、その日から入居出来る所!という条件だったので、住む場所は、市外になってしまった。まぁいいか、無事に家が見つかった。1ヵ月だけだが…
    その日はそれからが、大忙しだった。家に案内されて、鍵を貰う。テレビや洗濯機は付いていたし、それも魅力だった。余ったお金で、100均に行き、必要な物を買った。

    2005-08-29 02:17:00
  • 279:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    あっという間に、1日が過ぎた。とりあえず1ヵ月は、住む所に困らずに済む。あたしも勇も、大満足だった。

    入ったばかりだけど、自分達の家。やっぱりホテルとは違う。久々に落ち着いて寝れた。

    2005-08-29 02:24:00
  • 280:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    家は10万ほどで借りれたので、まだお金の余裕があった。仕事の求人雑誌を、一応買ってはみたが、あたしは水商売がしたかったので、それほど真剣に探さなかった。半月ほど、勇とダラダラと過ごした。あほみたいに寝て、あほみたいにエッチした。パチンコに行っても、何故か勝ったし、買い物に出掛けては、生活に必要な物、服も買った。

    2005-08-29 02:33:00
  • 281:

    名無しさん

    2005-08-29 02:34:00
  • 282:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    半月が過ぎ、ようやくあたしは、焦り出した…1ヵ月でここを出ないといけない。それからどうしよう…勇は、『また1ヵ月延長したらええやん』とのんきだった。そして相変わらずパチンコに出掛けたが、一気にどん底に落ちる…手持ちのお金が、全部なくなった。あたしは貯金があったが、それは勇には内緒だ。

    2005-08-29 02:39:00
  • 283:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    お互いイライラしながら、家へ帰って来た。買い置きしておいた、カップラーメンを食べた。明日からどうしよう…

    する事がないので、その日は寝た。

    次の日の朝、あたしが起きると、勇はすでに起きていた。あと1食残っていたカップラーメンが、食べられていた。梢『あたし何食べたらいいんよ?』すごくむかついた。勇『俺も食べたりんし、腹へってるわ!喉も渇いたし!』

    2005-08-29 02:47:00
  • 284:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    本当にあたし達の財布の中は、二人合わせて、500円もなかった。いい加減仕事しなやばいな、日払いの所。とか悩むあたし。勇は『パチンコに行きたい』とずっと言っている。お互いイライラしていたので、当然喧嘩になった。散々言い合いをして、また殴られた。1時間ほど揉めたが、拉致があかずに、二人ともまた寝た。

    2005-08-29 02:54:00
  • 285:

    名無しさん

    あげ!

    2005-08-29 15:22:00
  • 286:

    名無しさん

    2005-08-29 16:07:00
  • 287:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    名無しさん→ぁげてくれて、ぁりがとぅござぃます♪また良かったら、名前付けて、感想とか下さぃ☆〃

    2005-08-30 01:14:00
  • 288:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    お互い、寝ていても、すぐ目が覚める…あれだけ寝たのだから、当たり前だ。それでも必死で、寝よう寝ようとした。あたしが目が覚めても、勇が寝ているのを見たら、喧嘩になるのも嫌で、また無理矢理寝た。本間にこれから、どうしよう…
    夜の7時頃、勇に起こされた。勇『もう限界やって。出かけよ』

    2005-08-30 01:21:00
  • 289:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    梢『お金ないのに、出かけてどうするんよ?』勇『このままやと、腹へって死ぬわ!』梢『…』勇『何とかするから!』

    お互い寝るのも、いい加減無理だったし、とりあえず準備をして、家を出た。梢『どうするん?』

    2005-08-30 01:25:00
  • 290:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    勇は、『お前ちょっと、ここで待っとけ!』と言い、隣のマンションに消えて行った。

    5分ほどで戻って来た。原チャに乗って…勇『早く乗れ!離れるから!』…言われるままに、原チャにまたがる。…そうして何分か走り、住んでる場所から離れた。梢『あんたこれ、どうしたん?』勇『パクったに決まってるやろ!』

    2005-08-30 01:31:00
  • 291:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    悪いとは思いながらも、あたしはどこかで、ワクワクしていた。勇は昔から、こんな事が得意らしい…原チャの運転も、慣れたものだった。免許もないのに…そういえば、昔少しだけ、暴走族に入っていたらしい。

    勇『食うもんもパクるから!』梢『えっ?』そう言いながら、スーパーに入って行く。

    2005-08-30 01:39:00
  • 292:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    勇『お前は邪魔になるから、どっかで待っとけ!』そう言われ、あたしは立ち読みをして、待つ事にした。5分くらいで、勇は戻って来た。勇『出るぞ!』慌てて本を置き、勇に付いて行く。また原チャに乗り、少し離れた所へ行く。

    2005-08-30 01:43:00
  • 293:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    その当時、勇はダボダボのズボンを履いていた。ポケットから、缶ジュースを2本取出す。勇『はい!』梢『ありがとう…』そして、今度はポケットから、プリッツとベビースターラーメンが出てきた…勇『あんまでかいもんは無理やから、こんなんしか無理やった…』申し訳なさそうに言った。あたし達は、あっという間に、それを食べた。

    2005-08-30 01:50:00
  • 294:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    中途半端に食べて、余計にお腹が減る…勇も同じようだ。勇『またちゃうとこ行こか』そう言い、また別のスーパーやコンビニを、何件か回った。あたしは外で待ち、自分がパクる事はなかった。1回ずつ食べずに、家へ持って帰る事にした。最後に原チャは、捨てて帰った。

    2005-08-30 01:58:00
  • 295:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    家へ着いて、あたしのドキドキは、やっとおさまった。何件かを回り、ラーメン、おにぎり、パン、お菓子など、充分すぎるほどの数だった。二人で笑いながら、お腹いっぱい食べた。勇『明日はまだいけるな!』梢『そやな!』

    悪い事とはわかりながら、あたしは勇が頼もしく見え、優しいな、と思って、また好きになった。

    2005-08-30 02:04:00
  • 296:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    何日かは、そんな感じで過ごした。あたしは家で待って、勇はかばんを持って行き、1度でたくさんパクってきた。1回だけ、無銭飲食もした。あたしが先に店を出て、歩いてお店から離れる。勇がしばらくしてから、原チャでやってきて、二人で急いで、その場から逃げた。

    2005-08-30 02:09:00
  • 297:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    気がつけば、家を出ないといけないのが、一週間を切っていた。

    ある日のお昼に、真剣に勇に話した。梢『あたしな、キャバクラで働きたいねん。寮もあるし、日払いでももらえるし』絶対怒られると思っていたが、勇はあっさり、『いいんちゃう?』と言った。

    2005-08-30 02:14:00
  • 298:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    本屋へ行き、条件の良さそうな所の電話番号をメモして、電話をする。すぐに面接の日が決まった。勇にその事を告げると、勇『俺1回地元に帰るわ!』と言った。梢『どうやって?』と聞いたら、勇『キセルに決まってるやん』と言った。地元にいた頃も、パチンコで負けた日は、ホームのフェンスを飛び越えて、良く帰っていた。こいつなら出来るな…納得してしまった。

    2005-08-30 02:20:00
  • 299:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    梢『何しに帰るん?』勇『じいさんに、金貰いに』やっぱり…梢『あっそ』と言って、その日は適当に過ごした。

    次の日、勇は朝早く起きて、地元へ帰って行った。あたしは昼まで寝て、それから面接の準備をする。あたしにはまだ、勇には内緒の貯金があったので、お金をおろし、久々にまともに、ご飯を食べれた。我ながら性格悪いな…とか思いながら。

    2005-08-30 02:27:00
  • 300:

    まぁ?

    今日はもぉ終わりかなぁ?私、一昨日彼氏と別れちゃった?遠距離だったし…?って全然関係ない話だね?で今日?全部読み直してたょ??不倫のコトや彼氏からの暴力とか何か昔の私とかぶる所があるんだよね〜?だから、この?は頑張って完結して欲しいな??

    2005-08-30 02:57:00
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