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☆nineteen☆ ー10代の終わりー
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1:
ゆき
1月−私は今月で19になる。今年で10代も最後だ。
そんな事を思いながら日記を開く 1ページ1ページ丁寧に綴られたその文章は私を暗い闇の中へと引きずり込む。2006-01-10 07:38:00 -
31:
ゆき
その後誠二は「親戚の家へ行かなければいけない。」そう言って次の日大阪からいなくなった。
私は誠二が居なくなってすごく寂しくて寂しくて心に開いた大きな穴に飲み込まれそうになっていた。
一人ぼっちになった気がした…2006-01-11 05:50:00 -
32:
ゆき
行かないといけなくなったものは仕方がない―そう自分に言い聞かせて過ごすことしかできなかった。
そんなある日私は翔太とゆう男に告白された…。
彼は誠二と同じ一個上
私は悩んだ末付き合う事にした。別に好きでも嫌いでもなかった。ただ寂しかった…。2006-01-11 05:58:00 -
33:
ゆき
彼は薬中…―
私はどうしてそんなことをするのか理解出来なかった。ただしてはいけない事なんだということは分かっていたからもう止めてと何度も彼に訴えた。
翔太は約束した。
「もう絶対しない」と…。2006-01-11 06:03:00 -
34:
ゆき
だけど見事にその約束は破られた。
しかも私に告白してきたのはゲームだったのだ。
適当に告白して相手の返事を待つ。
相手がOKで自分も別に良かったら交際スタート―。
なんて幼稚なゲームなんだろう。私も別に好きじゃなかったとはいえさすがにその話しを聞いた時は耳を疑った。2006-01-11 06:19:00 -
36:
ゆき
そこから先はもうあまり思い出したくない―。
いつの間にか私は薬を覚えた。
毎日薬とSEXに溺れた。2006-01-11 07:02:00 -
37:
ゆき
記憶が飛んだり、幻覚を見たりした。幻聴も聞こえた。気付くと誰かとSEXをしていた。
(私は何…―?)
私の思考回路は日に日におかしくなった。
何かが狂っていた…
暗い闇の中で私は自分で自分の首を絞めていた
苦しい…―誰か助けて…―だけど誰も私に見向きもしなかった。
私は好奇な目で回りから見られていた。
(あいつはおかしい)と…2006-01-11 07:13:00 -
38:
名無しさん
14歳の春ー。私には彼氏ができた。歳は4個上で名前は「慶一」
彼も極度の中毒者だった。2006-01-11 11:59:00 -
39:
ゆき
私はウリをしてネタをもらいそれを売った事もあった。慶一のことを「狂っている」なんて言えないし思えない−。私も充分狂っていたから…。
多分お互いにそう思っていただろう。2006-01-11 12:08:00 -
40:
ゆき
慶一にはよく振り回された。彼の考えていることはいまいちよくわからない…
私は慶一と付き合いだしてから薬をやめていた。
付き合っている者同士が一緒にするものではないと思っていたから。
そんな彼氏は嫌だった…。私にもまだまともな判断力は残っていたのかな。2006-01-11 13:26:00