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絆-Kizuna-

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  • 1:

    頑張って書くので宜しくお願いしますm(__)m

    2005-06-26 01:28:00
  • 393:

    ムーンに着くといつもより人が多くてカウンターもいっぱいだった。レイはホロ酔いで私も飲みたい気分だっからキツメのカクテルを出してもらい、二人で語り出した。
    健にいも忙しそうだったし、私はレイに今日あった出来事と英二とのこれまでの話を小さな声で話した。レイは酔いながらも私の話をマジメな顔して聞いてくれた。
    その時晃太から電話がかかってきた。
    「今日は負けちゃったよ。マジ疲れた」
    「そうなんだ。お疲れ様だね」

    2005-07-26 14:59:00
  • 394:

    名無しさん

    2005-07-26 15:09:00
  • 395:

    「明日大丈夫?時間はねぇ・・・・」
    晃太は明日の予定時間や場所を説明してくれた。
    「そーだ!由里明日デートしよって言ったじゃん?ディズニーランドとかどう?」
    無邪気に聞く晃太。ディズニーランド・・・か。晃太は知らない。私には昔からたくさんの思い出があること。小さい頃によく家族みんなで行ったことや英二と付き合う前に初めて行った場所。でも新しい思い出を晃太と作ればいい。
    後ろを振り返ってばかりじゃ前には進めないから。

    2005-07-26 15:15:00
  • 396:

    「いいよー。じゃあ決まりね。明日とりあえず迎えに行くから」
    そう言って電話を切った。レイは私の背中をトントンっと叩き、私の気持ちを察してくれたようだった。
    ムーンも時間がたつにつれいつものマッタリした感じに戻り、健にいとレイとゆっくりお酒を飲んで話していた。
    その時新しいお客さんが入ってきたので入口に目を向けると私は一瞬目が合ってドキッとした。入ってきたのは晃太の前の彼女だった。
    ここを知っていても不思議じゃない。一緒に来たこともあったのだろう。私の顔色にレイが気付き、小声で「誰?」と聞いてきた。

    2005-07-26 15:24:00
  • 397:

    「健ちゃん私ね、専属決まったんだ♪」
    その人は健にいに向かって話し始めた。レイは少し黙って嫌な顔をしていた。
    「ねーねー健ちゃんお隣りの彼女さん達は何してる人なの?」
    突然元カノ『アミ』は健にいに聞いた。健にいもあたふたして困ったように見える。その時酔っ払ったレイが少し怒った声で言った。

    2005-07-26 15:38:00
  • 398:

    悠?

    割り込んでごめんなさぃ?応援してます???ゆりちゃんファンです?頑張ってね?〃

    2005-07-26 15:42:00
  • 399:

    ありがとう?頑張ります?

    2005-07-26 16:09:00
  • 400:

    名無しさん

    2005-07-26 16:10:00
  • 401:

    名無しさん

    2005-07-26 16:43:00
  • 402:

    名無しさん

    2005-07-27 22:13:00
  • 403:

    名無しさん

    書いてぇ???

    2005-07-28 03:50:00
  • 404:

    また頑張って書いていきます?

    2005-07-29 14:41:00
  • 405:

    「関係ないと思いますけど」
    一瞬私は健にいと目が合い、凍り付く空気が流れた。
    「何熱くなってんの?普通に聞いただけなのに。若いっていいよねー何にでも熱くなれて」
    元カノ《アミ》はクスッと鼻で笑った。
    「モデルかなんだか知らないけど性格悪いから捨てられて当然だよねー。アタシが男だったら頭下げて付き合ってって言われても断るってかんじ」

    2005-07-29 14:48:00
  • 406:

    レイは酔った勢いもあって、そう言い返した。晃太のいない場所でこんなことになるなんて・・・。
    「ほらほら、もう!みんな楽しく飲もうって。せっかくのうまい酒がだいなしだろー」
    健にいが間に入ってくれたおかげで、とりあえずその場は落ち着いた。でも楽しくも飲めないし早く帰ろうと思い、帰る前にトイレに行った。
    私がトイレから戻るとまたレイと元カノが何か言い合っている。

    2005-07-29 15:19:00
  • 407:

    「ちょ、ちょっとレイ!酔いすぎだって」
    私が慌てて止めに入ると元カノは私を見てこう言った。
    「あんたオミズなんだってね。どーりで馬鹿っぽいと思った。晃ちゃん知ってるの?知らないよねー?相手にされるわけないもんねー」
    レイが言い合ってる最中にぽろっと口が滑り、煽られた勢いで言ってしまっていた。
    誇らしげに勝ち誇った顔をして私達を見ている。でもどうでも良かった。だって晃太は私を選んでくれたんだから。何の取り柄もないこんな私を好きだって言ってくれた。

    2005-07-29 18:14:00
  • 408:

    「何か言いなさいよ」
    私が何も言わずにいると元カノは挑発的に言葉を発する。馬鹿馬鹿しくて答える気にもならない。と同時に私の中の嫌な部分が出てしまった。
    「ハハッ超ウケルんだけど。熱くなってんのそっちじゃん。それに晃太は知ってるし心配してもらわなくても大丈夫だから」
    元カノは悔しそうな顔をした。私はレイの手をとり健にいにお金を払うとすぐにムーンを出た。スッキリした・・・とまではいかなかったけど一言言えただけで気持ち良かった。

    2005-07-29 18:22:00
  • 409:

    「由里飲み直すー?アタシまだまだ大丈夫なんだけど」
    酔っ払い口調のレイが私に向かってニコニコ笑っている。
    「飲み直すってもう飲めないじゃんこんなに飲んじゃって。大丈夫?家まで送ってくから」
    タクシーを止め、レイを乗せると車は走り出し、レイは私に寄りかかったまま寝てしまったようだった。私も窓の向こうの夜のネオンで光る街をジッと見つめていた。
    青、赤、白、黄色、緑やオレンジ。たくさんの色がキラキラしている。街を彩る宝石みたいに。

    2005-07-30 04:34:00
  • 410:

    ボーッとしていたのか気付けばタクシーはレイのマンションに着いた。
    「ほら起きて、レイー。着いたよ」
    私に起こされて眠そうに目をこするレイの顔は子供みたいに可愛かった。少しぐずった後、やはり眠いのか私に手を振りながらマンションにゆっくり入って行った。
    「成城の**まで」
    晃太のマンションの場所を説明した私も少し眠くなってしまっていた。やれやれ・・・疲れたなぁ。せっかく楽しく飲んでたのに。

    2005-07-30 04:41:00
  • 411:

    一週間前の今頃は晃太のせいでタクシーの中で泣いて帰ったんだっけ。帰ると英二が待っていて。
    でももういないんだよね。首元にぶら下がった英二が幸せになれって渡してくれた天使の涙のネックレスを私は強く握りしめた。
    幸せになるんだ。何があっても幸せになれる。英二から貰ったネックレスだったけど、晃太に悪い気にはならなかった。英二は晃太に私の幸せを託してくれたんだから。
    そうこうしているうちにマンションに着くと、私は誰もいない晃太の部屋に帰った。

    2005-07-30 04:48:00
  • 412:

    広い部屋・・・静かな空気。一人じゃ寂しく感じるなぁ。大きなベッドに横たわると、私は化粧も落とさないままいつの間にか寝てしまっていた。
    (PPPPPP)
    あったま痛ーい・・・目覚ましの音が二日酔いの頭に響く。まだ眠いよもう少し寝たい。そうは思ったものの迎えに行く用意もしなきゃいけないし私は眠いのを我慢して起きることにした。
    シャワーを浴び、眠気覚ましにコーヒーを飲むと目もやっとパチッと開いた。今日が晃太との初めてのデート。そう思うと二日酔いだってすっかり直ってしまう。女の子って単純だよね。

    2005-07-30 04:59:00
  • 413:

    名無しさん

    読んでます?

    2005-07-30 05:27:00
  • 414:

    大丈夫なのかな?そんなことを考えていると車を見つけた晃太が足早に歩いてきた。
    後部座席に荷物を入れ、助手席のドアが開いた。久しぶりってわけじゃない。たった三日だったのに晃太の顔を見ると嬉しくてしょうがなかった。
    照れ笑いする晃太を見ているだけで昨日あった嫌なことも全部忘れることができた。
    「ちゃんと待ってておりこうさんじゃん。エライエライ」
    そう言って晃太は私の頭を撫でてくれた。

    2005-07-30 09:06:00
  • 415:

    「飯食った?俺ちょっとだけ小腹減ってんだけど」
    「食べてないよーだって起きて急いで来たんだもん。由里も少しすいてるかなー」
    何気ない会話が心地いい。と、そんな気分でいると晃太が突然びっくりすることを口にした。
    「今日ディズニーランド行くじゃん。その前に飯食って、それから浦安着いたらとりあえず由里の家行こうよ。挨拶もしておきたいし」
    う、浦安!?家!?挨拶!?ってマジ急すぎじゃん!私はびっくりして頭が混乱してしまった。真剣に付き合おうと言ってくれてたけど展開が早過ぎて。それよりお母さん達みんな腰抜かすよ・・・

    2005-07-30 09:16:00
  • 416:

    「由里?駄目かな?」
    晃太が慌てた私を見て困った顔をした。
    「うん分かった。いいよ。でもお母さん達びっくりしちゃうよホントに。後で電話しなきゃね」
    オッケー・・・しちゃったよ。どうしよう。うちなんて普通のマンションだし広くもないしホントに普通なんだけど・・・。
    しばらく走った後、私達はとりあえず道路沿いにあったカフェに入った。注文も済み、座っているとやっぱり周りの視線が痛いほど分かった。晃太とどこかに行くといつもこうなるんだよね・・・隣にいる女誰なんだって。

    2005-07-30 09:23:00
  • 417:

    晃太が忘れた携帯を取りに車に戻った時、私は慌てて実家に電話をかけた。お母さんがすぐに出て私も焦りながら話した。
    「もしもし由里だけど。あのね、今日連れて行きたいっていうか会ってほしい人がいるの。っていうか英二と別れたから新しい人なんだけど」
    「え!?英二君と別れた?何でまた」
    「うーんそれはまたゆっくり話すから。でね、その新しい人が挨拶したいって言ってて。後で行くからびっくりしないでね」
    「急に言われても・・・うんまぁ分かった分かった。じゃあ気をつけて帰ってきなさいよ」

    2005-07-30 09:33:00
  • 418:

    電話を切るとちょうど晃太が戻ってきた。運ばれてきたランチを食べながら楽しそうに笑う晃太を見てるとこれから先、この人とずっと一緒にいられたらいいなってそう思った。
    昨日の試合で全然打てなかった話や、後輩とご飯を食べながら野球について話したこと、晃太はたくさん話してくれた。
    「由里ちゃんと聞いてる?聞いてないだろ」
    晃太の話してる姿をジッと見ているとすねた顔して晃太がふくれた。
    「聞いてるよー。今は晃太の顔見てたの。可愛かったから」

    2005-07-30 09:39:00
  • 419:

    「なんだよそれー可愛いキャラじゃねーっつーの」
    照れる晃太がもっと可愛く見えた。食事も終わりレジに向かう途中、晃太に財布を渡された。えっ?
    「車出して待ってるから払ってて」
    そう言って晃太は先にお店を出た。何気ないことなんだろうけど嬉しく思ったのは何でだろう。私はレジを済ましている間もずっとゴキゲンだった。そしてお店を出て車に乗り、晃太に財布を渡そうとした。
    「あー持ってて由里が。」

    2005-07-30 09:46:00
  • 420:

    持っててって私が?持ってていいんだ・・・。こんなこと思うのは私だけなのかもしれないけど、この人の彼女なんだなってそう思った。
    「住所入れて。ナビ」
    晃太に言われ、私は実家の住所を入力した。時代もホントに便利になったもんだなぁ。って年寄りじみてるなぁ私。その時私の携帯が鳴った。由輝だ。
    「はいはーい何ー?」
    私が出ると由輝が慌てて話しだした。

    2005-07-30 09:52:00
  • 421:

    「ねーちゃん英二君と別れたってどうゆうことだよ。っつーかもう新しい彼氏連れてくるとかマジありえねー」
    ???????
    「って何であんたが知ってんの?」
    「俺久しぶりに昨日からこっち帰ってきてたんだよね。さっき起こされ聞いてチョーびびった」
    やばい・・・由輝がいるなんて。由輝は英二とすごく仲が良かったし。それに晃太なんかに会ったらミーハー丸だしで大変なことになりそう。

    2005-07-30 09:58:00
  • 422:

     

    2005-07-30 09:58:00
  • 423:

    「まぁとりあえずどんなやつか楽しみにしてるよ。英二君のほうが良かったら俺は仲良くしねーからな」
    そう言って勝手に電話は切れた。あー気がめいる。どうなるんだろ。
    「あのね、弟、由輝っていうんだけど昨日から帰ってるみたいなんだー。だから家にいるんだけど」
    「マジ!?良かったー。会ってみたかったんだよね。21だっけ?」
    無邪気に話す晃太。心配してるのは私だけみたいだ。

    2005-07-30 10:05:00
  • 424:

    でも家に近付くにつれ、少し晃太の口数も減ってきた。緊張?してるのかな。それでもナビ通りに進んで行けば少しずつゴールが見えてきた。
    昔と比べて変わった風景。こんなに建物あったかな?そんな景色が目にうつる。もう家もすぐそこだったので近くにあったコインパーキングに車を止め、私達は車を降りた。
    遠征帰りだから晃太はスーツのまま。なんだかかしこまってるみたい。二人で並んで歩いていると昔から知っている近所のおばさんに会った。
    「由里ちゃーん。久しぶりね。元気なの?」

    2005-07-30 10:14:00
  • 425:

    私に話し掛けたおばさんだったが隣にいた晃太を見て驚いた顔をした。やばっ。
    「元気ですよー。おばさんも元気そうだね♪急いでるからごめんねまた今度」
    私はそう言って晃太のそでを引っ張って歩いた。
    「なんだよ由里、ゆっくり話せばいいのに久しぶりなんだろ?」
    「いいってば。晃太にびっくりしてたし。ねっ!早く行こう」

    2005-07-30 10:19:00
  • 426:

    マンションに着くと晃太は言った。
    「俺が昔住んでたマンションに似てる。よく分かんないけど懐かしくなった」
    似てる・・・んだ。少し安心した。やっぱり普通に育ってきたんだ。今じゃこんなにすごい人なんだけどね。
    玄関のインターホンを押すとお母さんがドアを開けにきた。
    「あっ、初めまして。突然ですいません。あ、矢口と言います」

    2005-07-30 10:24:00
  • 427:

    晃太が勢いよく挨拶をした。お母さんはすぐに気付き、目を丸くして驚いた。
    「あ、あ、由里の母です。すいませんこんなとこまで来ていただいて。あの、どうぞ上がって下さい」
    お辞儀しあう二人は緊張しているのか何度も頭を下げていた。お母さんに連れられ晃太とリビングに入ると由輝がテレビを見ながら座っていた。私達に気付き振り返ると由輝はびっくりした声で言った。
    「えっ?矢口?マジかよ矢口じゃん」
    それを聞いた晃太は大笑いした。

    2005-07-30 10:30:00
  • 428:

    「ハハハッそうそう、矢口だよ矢口。由輝くんだっけ?初めまして」
    「あ、あの僕びっくりして・・・矢口さんが来るって思ってなくて。あ、弟の由輝です」
    僕?由輝が僕なんて使ったの初めてだ。妹二人は学校がありその時家にはいなかった。
    「晃太座って」
    私がそう言うと晃太はまたペコッとお辞儀をしてソファーに座った。お母さんもソファーに座り、由輝はカーペットの上にそのまま座った。
    「由里、が会ってほしいって言ってたのは矢口さんだったの?」

    2005-07-30 10:37:00
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