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夜の仕事を始めて・・・

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  • 1:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    下手くそな文章ですが、出来る限り読みやすく書くので良かったら読んでください。

    2005-09-09 08:02:00
  • 51:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    2月。ゆかはまたもや夜の仕事を始めた。
    次は何を考えたのかセクキャバだ。
    もうどうでもよかった。

    2005-09-22 22:08:00
  • 52:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    だけど、セクキャバは徐々に楽しくなった。
    もちろん仕事の内容に対してではない。
    たくさんの友達ができた。
    お店の人も優しかった。
    居場所が出来たようで心地よかった。

    2005-09-22 22:09:00
  • 53:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    学校には適当にしか行っていなかったが、
    バイトはマネージャーをさせてもらったのでまじめに行っていた。
    もちろんセクキャバも。
    この時期ゆかに初めて彼氏ができた。
    友達の紹介してくれたひとだ。
    男前ではなかったが付き合おうといわれたのでつきあった。

    2005-09-22 22:13:00
  • 54:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    だけど何回かデートした後、すぐに別れた。
    夜の仕事を隠して付き合っていたのがしんどくなった。
    でも別にショックなんかじゃなかった。
    セクキャバは楽しかったし、バイトもやりがいがあったから。

    2005-09-22 22:16:00
  • 55:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    3月16日。この日は忘れられない。
    セクキャバの仕事に向かう途中お兄ちゃんの奥さんから電話がなった。
    普段一切かけてこないからへんだとは思ったがとりあえずでた。
    「親父が危篤やっ!!」その一言に頭が真っ白になった。

    2005-09-22 22:18:00
  • 56:

    名無しさん

    更新されてる??読みま〜ちゅ?

    2005-09-22 22:19:00
  • 57:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    すぐに引き返し病院へと急いだ。
    病室にはいるとお姉ちゃんの強い希望で延命処置が施されたあとだった。
    動くことも喋ることもできなくなった親父をみて呆然とした。
    お姉ちゃんが「父ちゃん、ずっとゆかの名前よんでたんよ・・」
    とゆかに泣きつきながら話した。

    2005-09-22 22:23:00
  • 58:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    ゆかは親父が植物状態になって初めてきがついた。
    もう、何も伝えることができない。
    ごめんなさいの言葉もかけてやれない。
    今までお見舞い来なくてごめんとも言えない。
    静かにベットに横たわり、心電図のおとが絶え間なく鳴り続ける。
    生きているのにしんでいるような親父。
    ゆかはなんて親不孝な娘なんだろう・・?
    心の中で自分を責め続けた。

    2005-09-22 22:27:00
  • 59:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    64さん読んでくれてありがとう!もうちょい更新しまぁす☆

    2005-09-22 22:28:00
  • 60:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    とうとう延命治療にも親父のからだは耐えられず、4月1日午後10時44分。
    痛みもなく、苦しみもせず、静かに息をひきとった。
    鬼のようなおにいちゃんが静かに泣いた。
    ゆかとお姉ちゃんはまだ親父が死んだという実感がなかった。

    2005-09-22 22:34:00
  • 61:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    その後質素な親父の葬儀が執り行われた。
    お通夜の晩、冷たくなった親父と2人っきりになった。
    ゆかは冷たくなった親父に泣きながらあやまった。
    「親父・・ほんまにごめんね・・」
    何度も何度も謝った。
    だけどゆかの声はもう届かない。
    物音ひとつない部屋がさらにもう声は届かないんだと実感させた。

    2005-09-22 22:39:00
  • 62:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    次の日、数少ない身内が集まり、葬式がはじまった。
    坊主の長いお経の後、お焼香をあげ、棺桶に花を入れる。
    お兄ちゃんの子供たちは泣きじゃくっていた。
    お姉ちゃんも泣いていた。
    ゆかも花を入れた。
    花に囲まれて静かに眠る親父を見た瞬間急に実感がわき、涙が止まらなかった。
    冷たくなった親父の頬にふれ、「ごめん・・」とあやまった。
    親父の顔はゆかの涙で濡れていた。
    棺桶がしめられ、親父は火葬場へと運ばれた。
    こうしてゆかの親父の一生は終わった。

    2005-09-22 22:46:00
  • 63:

    いつも見てます☆ゆかちゃんがんばってね(^^)/

    2005-09-22 23:23:00
  • 64:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    kさんありがとう♪
    頑張って書くんで見てください!

    2005-09-22 23:36:00
  • 65:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    親父がいなくなってもゆかの生活は何も変わらなかった。
    ただひとつ、家に親父の遺影が飾られた。

    2005-09-22 23:37:00
  • 66:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    すぐにメールがきた。
    「仕事しんどいやろうけど無理しなや。なんかあったらすぐ行ったるから。」
    付き合ってもないのにへんな人だと思った。
    あんな男前がゆかのことを好きなはずがない。そう思った。

    2005-09-22 23:43:00
  • 67:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    実際当時のゆかはかなり太っていた。
    今より20キロ近く太っていたような気がする。
    そんなゆかだから、あんな男前が・・・
    そう思っていた。

    2005-09-22 23:45:00
  • 68:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    だけど、毎日朝も昼もメールはくる。
    いつも優しい言葉をかけてくれる。
    いつのまにかゆかはかずまくんに惚れていた。

    2005-09-22 23:46:00
  • 69:

    名無しさん

    ?

    2005-09-26 15:23:00
  • 70:

    名無しさん

    ゆかちゃんがんばれ(^O^)/

    2005-10-03 23:59:00
  • 71:

    名無しさん

    ???

    2005-10-04 12:31:00
  • 72:

    名無しさん

    2005-10-04 12:52:00
  • 73:

    名無しさん

    どうなった?続きは?

    2005-10-04 17:41:00
  • 74:

    名無しさん

    続き待ってるよ(>_

    2005-10-06 13:25:00
  • 75:

    名無しさん

    age

    2006-01-02 10:28:00
  • 76:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    ある日、かずまくんから3日後デートせぇへん?ってメールがきていた。
    ゆかはかずまくんに電話をかけ、3日後はバイトと夜と両方あるから、
    会うのは夜中になるよって伝えた。
    それでもいいからって言ってくれたので会うことにした。

    2006-01-02 23:29:00
  • 77:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    デートの日までの時間はあっというまに過ぎて、とうとう当日がきた。
    その日は朝から体調が悪かったが、バイトは休めないので11時間労働という
    過酷な仕事時間を終え、ミナミまでセクキャバの仕事へと足を急いだ。

    2006-01-02 23:32:00
  • 78:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    セクキャバは早上がりと伝えていたので1時ごろには上がれるはずだったのに、
    結局2時前になってしまった。
    終わり次第かずまくんには電話してと言われていたので、即効電話をかける。
    緊張してきた。なんであんな男前が・・・なんでゆかなんかと・・・
    そう思った。

    2006-01-02 23:35:00
  • 79:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    かずまくんに遅くなったことを謝ると、いつもの優しい笑い声で許してくれた。
    ゆかは緊張しながら、待ち合わせ場所のひっかけ橋へといそいだ。

    2006-01-02 23:39:00
  • 80:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    ひっかけ橋についたが、それらしき人物はいなかった。
    ゆかが着いたと同時くらいに電話がなった。
    「今ひっかけ着いた〜」とのこと。
    あたりを見回すと、白いシャツをきたやたら男前が近づいてきた。

    かずまくんだ!

    2006-01-02 23:42:00
  • 81:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    ゆかは顔が熱くなった。
    「とりあえずご飯でも行く?」って質問にうまく返事ができなかった。
    かずまくんと目が合わせられない。
    のろのろと歩いているうちに千日前の和民についた。

    2006-01-02 23:45:00
  • 82:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    2人でお疲れ様でしたの乾杯。
    ゆかは恥ずかしさのあまりお酒をハイペースで飲んだ。
    お酒で顔が熱いのか、かずまくんに対して恥ずかしいから熱いのかわからないくらい飲んだ。
    だけど不思議と酔えなかった。

    2006-01-02 23:49:00
  • 83:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    ごはんにもほとんど手をつけず、2人は和民をあとにした。
    かずまくんがでるやいなや、カラオケに行こうと言い出した。
    ゆかもカラオケは得意だったので喜んでカラオケへ向かった。

    2006-01-02 23:53:00
  • 84:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    カラオケに着いたはいいが、震えて声が出ない。
    いつものようにうまく歌えなかったが、かずまくんは喜んでくれた。
    ゆかが浜崎のteddy bearを歌ったときかずまくんが泣いた。
    そのわけは深く聞かなかった。

    2006-01-02 23:59:00
  • 85:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    カラオケでもそうとう2人で飲んだので、帰りにはお互い酔っていた。
    帰ろうとしたとき、かずまくんが「家、来る?」って言った。
    戸惑った末、かずまくんの家に行くことにした。
    タクシーに乗り込んでかずまくんの家に向かう途中、頭が猛烈に痛くなった。

    2006-01-03 00:03:00
  • 86:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    かずまくんの家に着くなり体がしんどくてさすがに動けなかった。
    かずまくんが「大丈夫?」って心配してくれた。
    風邪薬をもらってベットに横になった。
    かずまくんがいきなり服を脱ぎだした。
    ゆかはびっくりして飛び起きた。

    2006-01-03 00:09:00
  • 87:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    「あ、俺寝るときはこうやねん。」って言われても・・
    恥ずかしくてかずまくんに背をむけて横になった。
    夜中にデートってこういうことやったん?とか思いながら寝転んでいたが、
    かずまくんはナニもしてこなかった。

    2006-01-03 00:14:00
  • 88:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    風邪薬が効いてきたのかいつのまにかゆかは、
    あんなに恥ずかしがっていたのにかずまくんに抱きつきながら寝ていた。
    かずまくんがおでこに、ほっぺたにチュウしてきたのがわかってゆかはかずまくんの顔を見た。

    2006-01-03 00:20:00
  • 89:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    かずまくんは笑って「ごめん。起こした?」って言った。
    あなたにチュウされたら誰でも起きるわ!と思いながらかずまくんには首を横に振った。
    「よこにゆかおるし、エッチしたいけど今日はしんどそうやからやめとく。」
    ってかずまくんがいきなり言い出した。

    2006-01-03 00:24:00
  • 90:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    男なんてエッチしたいだけとばかり思っていたからその優しさにはすごく感動した。

    朝目覚めると、かずまくんはぐっすり寝ていた。
    昨日のしんどかったのが嘘のように消えていた。
    ゆかはかずまくんが起きないうちに化粧をすませ、またかずまくんの横に寝転んだ。

    2006-01-03 00:28:00
  • 91:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 92:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    かずまくんの寝顔は子供みたいで可愛いかった。
    その日かずまくんはバンドの練習があるからとお昼ごろには2人で家を出て駅まで送ってもらった。
    ゆかは夢見心地のまま家にたどりついた。

    2006-01-06 01:32:00
  • 93:

    名無しさん

    お父さんがなくなった所で泣いちゃった???
    頑張って書いてね??
    応援してます??

    2006-01-06 02:23:00
  • 94:

    名無しさん

    1ー100

    2006-01-06 23:29:00
  • 95:

    ???

    頑張って?

    2006-01-07 01:05:00
  • 96:

    名無しさん

    1-50

    2006-01-07 02:17:00
  • 97:

    名無しさん

    2006-01-07 02:19:00
  • 98:

    名無しさん

    2006-01-07 02:21:00
  • 99:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    その日の夜、仕事の待機時間にかずまくんから電話があった。
    そして急に「付き合ってほしい」って言われた。
    ゆかは驚いた。
    ゆかなんかが相手にされるはずがないと思っていたから
    その言葉を聞いた時すごく嬉しかった。
    ゆかは迷わずokした。

    2006-01-13 05:03:00
  • 100:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    めでたくカップルになれた。
    2回目のデートでかずまくんと初エッチした。
    かずまくんのことは大好きだったが
    「本当にゆかなんかでいいのか」という気持ちがあったのかな・・
    どこか物足りない気持ちでいっぱいだった。

    2006-01-13 05:08:00
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