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ナンバー1

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  • 1:

    ◆8x8z91r9YM

    「一夜の夢見せます」

    2006-01-11 00:11:00
  • 141:

    ◆8x8z91r9YM

    「え?春菜?」僕はつい聞き返してしまった。
    「そやで、大学生のお嬢さん☆調べて分かったんやけどな、ヒカル知らんかったん…って店則で決まってるしミツル自分の事隠すタイプやもんな、分かるわけないか」

    2006-01-12 14:45:00
  • 142:

    名無しさん

    「夜遊びで今春菜が話題やで笑!まぁヒカルにだけ教えるけどうちが書き込みして写メのせてん!うちがヒカルを一番にしたるからな」
    「調べたって…どうやって?」「は?そんなん探偵使ったに決まってんやん笑。常識常識♪」
    こいつ…頭おかしい…寒気がした。本気で恐くなった。

    2006-01-12 14:50:00
  • 143:

    ◆8x8z91r9YM

    ダメだ…平常心平常心!
    話題を変えなきゃ。
    「そろそろ出よっか…」そう言うと明美は時計を見て「本間やぁ!もうこんな時間…いこっか」そう言って会計した。

    2006-01-12 14:54:00
  • 144:

    ◆8x8z91r9YM

    休憩します。
    書き込みよろしくっす

    2006-01-12 15:02:00
  • 145:

    名無しさん

    2006-01-12 15:28:00
  • 146:

    名無しさん

    ぉもしろぃ?

    2006-01-12 17:45:00
  • 147:

    ◆8x8z91r9YM

    この事は黙っておくべきか…店長に相談すべきか…
    この世界には、〔つきもの〕だよな…そんな事でミツルさんが潰されるわけない。これでつぶされたら例え本当の事だとしても所詮その程度。

    うん。そうだ。そうだよな

    2006-01-12 17:45:00
  • 148:

    名無しさん

    書いて((+_+))気になる(。・_・。)ノ

    2006-01-12 17:52:00
  • 149:

    ◆8x8z91r9YM

    明美は三階フロアで飲む。一度一緒に席まで行くとヘルプが来て、二階のオフィスに行く。
    オフィスにはNO2のリュウジさんが居て僕は挨拶した。
    「おはようございます」「おぅ。おはよう…同伴か?」りゅうじさんは携帯をいじりながらそう言った。
    「はい。明美さんです」「そうか…今月同伴頑張ってんな☆」

    2006-01-12 18:31:00
  • 150:

    ◆8x8z91r9YM

    「明美には気つけろよ」ぽんっ
    ソファから立ち上がりそう言って僕の肩に手を置いてからリュウジさんがドアを開けてオフィスを出ようとした時「おぅっ!りゅうじぃ☆おっはぁ」ミツルさんが入ってきた。
    「はよぉございまぁす」リュウジさんはそう言って店内に戻りオフィスに僕とミツルさんだけになった。

    2006-01-12 18:35:00
  • 151:

    ◆8x8z91r9YM

    「おはようございます」ミツルさんに挨拶するとミツルさんは笑顔で「おぅっ!おはよう☆久々やなぁ話すんの」そう言いながらロッカーにミツルさんはコートとサングラス、エルメスのカバンを入れてから香水をふった。
    やっぱかっこいいなぁ。華があるよな。
    「はい。あの…ミツルさん…」僕がそう言うと鍵をかけた後ソファに座ったミツルさんが「ん?…何?」そう言った。

    2006-01-12 18:40:00
  • 152:

    ◆8x8z91r9YM

    「明美さん…の事で」「ん?明美の事?あぁ口座変えしてはったなぁ☆何?お前気にしてたんか?」
    タバコを吸いながらそう言って笑った。
    「そんな事いちいち気にしてたらなぁ仕事やってられへんぞぉ笑!気にすんな気にすんな笑☆」カチャ
    チーフが入ってきた「ヒカル!早く三階に行け」そう言ってドアをしめた。

    2006-01-12 19:08:00
  • 153:

    ◆8x8z91r9YM

    そう言われ僕がオフィスを出ようとした時。
    「お前はいずれ俺より遥かにすごくなる…客が口座お前にするのなら俺は本望や」ミツルさんがそう言った。
    「えっ?」振り返った時ミツルさんの横顔が淋しそうに見えた。

    2006-01-12 20:16:00
  • 154:

    ◆8x8z91r9YM

    王座を譲る時期はそう遠くない。
    ミツルさんはあの時確信したんやと思う。
    夜遊びの一件でつぶされたんじゃなく、俺に注目しはじめた雑誌やテレビ。そう…いつまでも華麗に咲き続けてはいけない。

    2006-01-12 20:22:00
  • 155:

    ◆8x8z91r9YM

    ホスト雑誌だけじゃなく、ファッション雑誌にまで出ていたりもした。
    僕が入店したのはその後。だから直接ものすごさを知らないけど、店のオフィスにある雑誌や、入店三ヶ月までレンタルされるスーツを見れば何となくは分かる。

    2006-01-12 20:32:00
  • 156:

    名無しさん

    2006-01-12 20:38:00
  • 157:

    ◆8x8z91r9YM


    あの日は三月月末なのに雪が降った。さらさらの粉雪。
    入店して7ヵ月。とうとう俺はトップになった。

    2006-01-12 20:40:00
  • 158:

    ◆8x8z91r9YM

    売り上げ俺2500万 ミツルさん2000万。
    俺はうれしかった。店長からほめられた。ミツルさんからもほめてもらえた。
    けど、別れもおとずれた。

    2006-01-12 20:44:00
  • 159:

    ◆8x8z91r9YM

    オーナーが花束を持って二階店内に入ってきた。店内にいたホストも役職もボーイも総立ち。オーナーを見たのは二度目だった。

    店内に緊張がはしる。

    一体何が始まるんだ?

    2006-01-12 20:47:00
  • 160:

    ◆8x8z91r9YM

    「みんな今月もよう働いてくれたなぁ!ごくろうさん。おっ、ヒカル一位おめでとさん!ははっ」周りから拍手され俺はオーナーに一礼した。
    「ミツルもおつかれさんやったな…ほれ、受け取れ」オーナーからミツルさんにでっかい花束が渡された。何で花束なんやろ?

    2006-01-12 20:52:00
  • 161:

    ◆8x8z91r9YM

    「みんなミツルは今日で7を辞める」
    ―――?!―――

    オーナーの言葉に動揺する従業員。役職の人達はうなずいていた。

    2006-01-12 20:55:00
  • 162:

    ◆8x8z91r9YM

    「ミツル…今まで本間によう頑張ってくれたな…お前は俺の自慢やし誇れる人間や…」オーナーが優しく微笑みミツルさんの肩に手を置くと、あのミツルさんが涙を流し「5年間本当にお世話になりました!」深く頭を下げた。それにつられ涙を流す従業員がつぎつぎに拍手しだした。

    2006-01-12 21:00:00
  • 163:

    名無しさん

    2006-01-12 22:45:00
  • 164:

    ◆8x8z91r9YM

    俺は…俺には…やっと掴めたと思った地位がこの指からするりと涙も誘わず擦り抜けていく…そんな気がした。
     ミツルさんから握手され「今日からお前がうちの看板だ」そう言われた。たかが半年たらずの俺が「看板」?3年間ずっと2位だったリュウジさんはどうなるんだよ? ふと視線を感じて見てみるとリュウジさんと目が合った

    恨みのこもった目。

    2006-01-12 22:58:00
  • 165:

    ◆8x8z91r9YM

    そう

    本当の王座に座る大変さはあの瞬間から始まった。

    全てが始まった。

    2006-01-12 23:01:00
  • 166:

    ◆8x8z91r9YM

    その日の夜、夜遊びサイトがパンクしたらしい。
    告知もせず、辞めたミツルさんの話題。
    それは俺も正直不思議だった。普通前もって告知して最後はぱぁっとパーティするもんだとばかり思っていた。
    ミツルさんは嵐のように突然現われ伝説をつくり、幻のようにキラキラしたまま7から姿を消した。

    2006-01-12 23:06:00
  • 167:

    ◆8x8z91r9YM

    明美さんは自分がミツルさんを潰したと自慢気に話していたが、そんなわけはあるわけがない。
    ばかばかしすぎて真剣に聞いてられへん。
    ミツルさんの大量の口座客は見事に散らばった。俺口座になった客もいればリュウジさんやふみやさん口座にした客もいるし、他の店に流れた客もいた。

    2006-01-12 23:10:00
  • 168:

    ◆8x8z91r9YM

    俺は、いきなり消えた目標。
    正直腑抜けした。入り口に貼られるランキングの一位の所に妖艶に微笑む自分を見てもしっくりこない。
    ビルの中の吹き抜けにかけられた巨大ポスターはすぐに撤去されたみたいで何だか心に穴があいたみたいだった。

    2006-01-12 23:15:00
  • 169:

    ◆8x8z91r9YM

    オフィスのロッカーも指名グラフからも『ミツル』という名前がなくなり、ミツルさんがよく座っていたオフィスのソファは冷たくただそこにあった。

    俺…何やってんやろ。

    2006-01-12 23:20:00
  • 170:

    ◆8x8z91r9YM



    なぁ、ヒカル?
    お前本間に俺をぬいたな!

    2006-01-12 23:23:00
  • 171:

    ◆8x8z91r9YM

    昼間のホスト街。7ビルの前で立ち止まるスーツ姿の男がいた。
    「裕二?どうしたの?」女が振り返り男の元へ駆け寄ると男は微笑み「ほら、ここが7ビル!春菜初めて見るやろ?」指差した。
    目の前にどかんと立ち構える7ビルを見上げ春菜は
    「うん!初めて!へぇすごいやん!ここで裕二一番やったんやなぁ」そう言うと裕二が笑った。
    「そう!伝説のホスト、ミツル!ははっ」

    2006-01-12 23:30:00
  • 172:

    ◆8x8z91r9YM



    【MITSURU STORY】ENTER?

    YES

    2006-01-12 23:33:00
  • 173:

    名無しさん

    「はぁ?日本初?俺そ〜いうの興味ないんで」土曜の夜の三の宮のショットバーでいきなり黒スーツ二人に声かけられた。
    「興味なくていいから一度見て決めてくれ!ビルは大阪にあるから迎えに来させるし」名刺を渡された。
    桜井若。わか?変な名前やな笑!
    これがオーナーとの出会いやった。

    2006-01-13 00:09:00
  • 174:

    ◆8x8z91r9YM

    黒服二人去った後、連れが俺のもとに来た。
    「何あいつら?これもんか?」「いや…何か来月からオープンするクラブの従業員をスカウトしにわざわざ大阪から神戸にきたらしい」名刺を破ろうとしたけど、何かジーパンの後ろポケットに入れた。

    2006-01-13 00:13:00
  • 175:

    ◆8x8z91r9YM

    ホストなんて俺には向いてない。第一ばばぁとやらなあかんのやろ?
    無理!どついてまいそうやわ。しかもただでさえチャラチャラしとんのにや、仕事までチャラチャラ…って俺今何もしとらんやんけ仕事。

    2006-01-13 00:15:00
  • 176:

    ◆8x8z91r9YM

    何しても長く続かない。気付けば中卒。職歴パチンコ。って職歴ちゃうやんけ!女は好きやけどデブとぶっ細工は嫌い。ふらふらしながら、もう二十歳になってもた。お先真っ暗。今日が大事。ははっ、俺ってきもっ

    2006-01-13 00:23:00
  • 177:

    ◆8x8z91r9YM

    朝方家に帰る。俺ん家団地。
    オカンは、朝っぱらからガミガミ俺にどなってきたから壁パンチ!あ〜あ。また壁に穴あいてもた。きったねぇ。鏡に映る自分の顔。自分で脱色した髪に、あごにはひげ生やして、黒い肌。う〜んサーファー!

    2006-01-13 00:28:00
  • 178:

    名無しさん

    ジーパンのポケットから名刺を出して布団に寝転がりながら名刺を眺める。
    …ホストねぇ…日本初ねぇ…ビル全部が店で…来月オープン…大阪の寮…う〜ん


    寝よっ!

    2006-01-13 00:33:00
  • 179:

    名無しさん



    「でっかぁぁ!!」お迎えのベンツにもびびったが、ビルの外観にもびびった。「白いし!」俺がビルの外で叫んでると迎えに来てくれた、セバスチャン←俺が今つけた名前。がくすくす笑いながら「さぁ、中入りましょう」そう行って俺をビルの中に入れた。

    2006-01-13 00:46:00
  • 180:

    ◆8x8z91r9YM

    そう。結局来てしまった。電話先でオーナーはなんだか喜んでいた。俺ごときに喜ぶ意味が全く分からない。
    ビルは新しい匂いがした。何かわくわくする。このビルの中で働きたくなってきたぜ!

    2006-01-13 00:49:00
  • 181:

    ◆8x8z91r9YM

    チ〜ン。
    二階に付いた。うおっ!何かテレビで見たことあるようなでっかい扉やんけ!エレベーターを降りて扉の前まで行くとセバスチャンがばかデカイ扉を開けた。俺、シンデレ〜ラ?!

    2006-01-13 00:55:00
  • 182:

    ◆8x8z91r9YM

    真っ白なばかデカイ部屋の真ん中にオーナーと男前が二人いた。
    「どうぞ」セバスチャンがそう言う。俺は真っ白な中に入っていく。そしてそこにいる男前二人と目が合う。

    2006-01-13 00:58:00
  • 183:

    名無しさん

    なぁ、ヒカル
    お前の名前決めたのには理由があったんやぞ。
    ヒカルって名前の理由。

    2006-01-13 01:06:00
  • 184:

    ◆8x8z91r9YM

    今日はここまで。書き込みよかったらしてください!スレあがってたらかなりうれしいんで!
    >>1-200

    2006-01-13 01:09:00
  • 185:

    名無しさん

    ぉもしろぃですね♪これからもどん?書いちゃってくださぃ☆続きが早く読みたいでぇす〇(*≧∀*)ο

    2006-01-13 02:02:00
  • 186:

    名無しさん

    ミツルがL|なくなった時こっちまで寂∪くなリまし+ニ(;_;)読んでるので頑張って下さL|☆★

    2006-01-13 02:28:00
  • 187:

    ???

    読んでます??
    あんまり書き込みすると読む時邪魔になるかなって思って…?完結までぜーったい読むんで頑張って下さいね?楽しみにしてます? 今一番はまってます???

    2006-01-13 03:30:00
  • 188:

    あや

    カナリ好きです???

    2006-01-13 03:33:00
  • 189:

    名無しさん

    へたやなー…

    2006-01-13 03:41:00
  • 190:

    名無しさん

    続き楽しみ?
    頑張って最後まで書いてね(p′V`★)

    2006-01-13 03:45:00
  • 191:

    ?紫乃?

    毎日読ませてもらってます??完全にハマってます??場面背景が浮かんで来るのがよく分かります?頑張って下さいッッ??

    2006-01-13 07:07:00
  • 192:

    ◆8x8z91r9YM


    「来月のオープンまで今日から研修するから、とにかくこのノートとこの研修本を毎日持って来てきっちり頭に叩きこむこと!」入店が決まった次の日俺は大阪にある寮に引っ越した。
    寮って言ってもごっついマンション。オーナーの所有するマンションらしく地方から来た100人近い奴が住むらしい。マンションの門前に警備員二人、門をくぐるなんかごっつい庭と噴水。そして一階がごっつい広いロビーになっとって、二階にジム、三階事務所。

    ってかさぁこんな男前ばっかりよう集めたなぁ…。俺いっちゃんぷ〜やんけ。

    2006-01-13 11:54:00
  • 193:

    ◆8x8z91r9YM

    「今ここ二階フロアにいるのは50人。地方や神戸東京からオーナーや私黒川が、スカウトした素人。三階に50人地方で売れてたホスト。四階に20人。ここ大阪で売れてたホスト。全部で120人!同じように研修するからよろしく」えぇっ?!ひゃっひゃっ120人?!おっとこまえが?!
    俺絶対指名なんか無理やん。

    2006-01-13 12:07:00
  • 194:

    ◆8x8z91r9YM

    研修本とやらをぺらぺらめくってみてびびった。
    これホストちゃうでぇ!学校?!字ばっかやん( ̄□ ̄;)!!わぁぁぁ!
    めくってもめくっても字まみれ。最初にオーナーの歴史みたいなんが書いてあって芸能界やあらゆる業界と交流してるらしくなんかごっつい人やって事がわかった。
    勉強嫌いやのになぁ〜今から一ヵ月近く研修かよ…はぁ。

    2006-01-13 12:13:00
  • 195:

    ◆8x8z91r9YM

    なんか店長さんとやらが、ひたすらべらべらしゃべっていて、おきょうに聞こえてきたぁぁ。
    「はぁ…」ため息をついたのは俺じゃなく隣に座ってる奴。
    そいつと目が合った。

    そう、それがヒカルや。のちに俺と売り上げ競う事になる奴!ははっ☆なっつかすぃ〜

    2006-01-13 12:17:00
  • 196:

    ◆8x8z91r9YM

    一時間程何か店長がひたすら、話して、その後一時間研修本を読む時間と自由時間が設けられ、俺は隣にいたため息ついた奴に話し掛けた。
    「どっから来たんすか?」「俺?東京だけど…そっちは?」何か俺とは雰囲気全くちがうくて、綺麗な顔してる
    「神戸です☆あっ、ミツルって名前なんで!二十歳です!よろしく!」俺がそういうとそいつは微笑み

    「同じ年☆俺ヒカルです!よろしく」俺とヒカルは握手した!かっかっかっけぇぇぇ!かっこよすぎぃ!

    2006-01-13 12:25:00
  • 197:

    ◆8x8z91r9YM

    その後いろんな奴と仲良くなり知らないうちに10人くらいでわいわい話したりしていた。みんな男前!身長だってみんなほぼ180近くある。
    研修本は遊び半分で適当に目を通した程度。へへっ☆

    その日はとりあえず顔合わせ程度で夕方まで店にいて寮に帰った。店から少し離れた所にあって送迎車が何台も何人かずつ積んでマンションまで送ってくれた。

    2006-01-13 12:34:00
  • 198:

    名無しさん

    研修の間は朝晩食事付き。マンション八階の食堂というかレストランみたいな店で決められたメニューを食べるらしい。昼は店で出される弁当だってよ。
    このマンションごっつすぎ!
    あっ、九階はスーツ屋とエステがあり、エステ入店三ヶ月まで無料。脱毛とかもやってるらしい。
    食事は栄養を考えたメニューが出されとにかく飲み物は水。朝はココア。甘いのが嫌いな奴は水。

    2006-01-13 12:43:00
  • 199:

    ◆8x8z91r9YM

    次の日から10人ずつグループを決められ研修がはじまった。
    人間ドックにもいきました。
    俺の自慢のヒゲは見事に剃り落とされ、髪は栗色に染められ何か雑誌に出てくる流行りの髪型にされ、眉毛も髪の色に合わせ染められた。爪はエステできれいに整えられ日が経つにつれなんだか俺は男前みたいになってきた。

    2006-01-13 12:48:00
  • 200:

    ◆8x8z91r9YM

    毎日二時間ジムで運動もさせられ、わっけのわからん女性雑誌や心理学の本とかも読まされた。
    話し方の特訓、接客の心得、おしぼりの渡し方、あっ、歯医者にも通わされた。親不知ぬいたで!虫歯も治した!

    2006-01-13 12:52:00
  • 201:

    ◆8x8z91r9YM

    研修中俺のグループの奴は誰も弱音を吐かず楽しみながらやってた。
    俺は、とにかくよく怒られた。あっ、喧嘩もした。そりゃ若い奴の集まり。喧嘩だってあるやん。そのたび店長から怒鳴られたっけ笑。そんでもって店長にも切れた!そして俺は罰を受けた!まぁクラブ7の名誉のため内緒やけどな笑!泣く子も黙るさ!

    2006-01-13 12:58:00
  • 202:

    ◆8x8z91r9YM


    「なぁミツル?お前何位くらいに入りたい?」夕食の為レストランでヒカルと後、マナブ、アキヤ、サトシ、シンゴとかまぁ同じグループの奴10人で飯食ってる時、同じテーブルにいたヒカルが言いだした。

    2006-01-13 13:13:00
  • 203:

    ◆8x8z91r9YM

    「ん〜そうやなぁ…俺はなぁ「俺、一位になる」
    ヒカルがそう言った瞬間俺のグループの奴がし〜んとした。俺もびっくりした。

    マナブ「じゃあ俺も一位!」サトシ「じゃあじゃあ俺も!」シンゴ「ちょお!俺も!」次々に一位宣言をしだして俺が立ち上がった。
    「俺が一位になる!」そうでっかい声で言って座るとみんな笑いだした。

    2006-01-13 13:20:00
  • 204:

    ◆8x8z91r9YM

    シンゴ「ないない!いっちゃん問題児のミツルはケツから一位笑」リョウ「客にキレて、暴れて首やろ笑」みんな手たたいて笑いだした。
    ヒカルも笑ってやんの。俺むかついてテーブルに八つ当り
    ガーンッ!!
    「ほらな!すぐキレる」また笑いだしやがった。なんちゅう奴らや!俺がすねてると。

    2006-01-13 13:25:00
  • 205:

    ◆8x8z91r9YM

    「いよいよ明後日からだな」

    ヒカルがそう言った。周りの笑ってた奴等もうなずいた。俺はすねたまま。「どうせやるならさぁ、伝説作らないか?」ヒカルの言葉にみんな興味をしめす。

    2006-01-13 13:28:00
  • 206:

    ◆8x8z91r9YM



    「日本一の店で売り上げ一億上げよう。しかもここにいる俺達の中の誰か」

    2006-01-13 13:30:00
  • 207:

    名無しさん

    まだ希望に溢れていた、たかが二十歳そこらの俺たちは本当の大人の世界を何も分かっちゃいなかった。

    世の中甘くみすぎてたんだ。

    だから俺はなおさらあの時の約束をこの手で掴み取った。それは俺一人じゃなく消えてった仲間と掴み取ったんや。

    2006-01-13 13:35:00
  • 208:

    ◆8x8z91r9YM

    なぁヒカル?
    今、お前の視界に映る世界はなぁ、簡単にあまりにも簡単にお前の前から崩れ落ちる。

    だからな、王座に座り続けろ。どんな暗やみでも光りつづけろ

    2006-01-13 13:40:00
  • 209:

    名無しさん

    ????????????

    2006-01-13 13:42:00
  • 210:

    にゃんこ

    めっちゃオモロイ!早く続きが読みたい(>_

    2006-01-13 13:48:00
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