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いつの日か・・・・・・・・。

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  • 1:

    七恵 ◆bcw/PCgrX2

    この話はフィクションです☆昔1度書いたけど、掲示板が無くなってしまって途中になったから、
    また書かせて下さい(^O^)/下手くそゃけど良かったら読んで下さい♪

    2005-08-31 13:28:00
  • 11:

    七恵 ◆bcw/PCgrX2

    ガラッ−
    「七恵や〜ん!」会いたくない奴に会ってしまった。梨絵も同じ学校に通っている。
    こいつを見ると何もしていなくても腹が立つ。それなりに整った顔立ち、綺麗な肌・・・。
    自分を平気で傷つける梨絵が信じられなかった。

    2005-08-31 13:40:00
  • 12:

    七恵 ◆bcw/PCgrX2

    私の体なんて傷だらけだ。小さい頃から母には痕が消える間もなく
    殴られた。煙草で焼かれた痕だってある。今でこそ暴力はなくなったものの、
    その傷が消えることはない。
    梨絵の話しを適当にかわし、放課後までの時間を寝て過ごす。

    2005-08-31 13:41:00
  • 13:

    七恵 ◆bcw/PCgrX2

    放課後になると、私はまたいつもの公園に向かった・・・・。
    公園に着くともう夕太の姿があった。「七恵〜今日は遅いやぁん?」
    ジャングルジムへ近づこうとしたとき異変に気づいた。
    「七恵ちゃんもすればぁ?」梨絵がやって来る。「お前もやろうやぁ?」
    夕太も一緒になって言った。

    2005-08-31 13:42:00
  • 14:

    七恵 ◆bcw/PCgrX2

    《なんで・・?嫌いなん知ってるやん。》今までに1度だって勧められた事はなかった。
    夕太がボケているのを見たのも初めてだ。夕太だけは信じていたのに・・・。
    「七重ちゃ〜ん?」キモイ・・サワルナ・・・キタナイ・・・。
    トロ〜ンとした目で迫ってくる夕太と梨絵を振り切り公園を飛び出した。
    まだ時刻は6時だった。家に帰れない・・誰か助けて。

    2005-08-31 13:43:00
  • 15:

    七恵 ◆bcw/PCgrX2

    私はあてもなくさまよい歩いた。でも限界だ・・・9時過ぎた頃、
    家に向かって歩き始めた。外には薄い光だけが漏れていた。まだ誰かいるかも知れない。
    そう思いながらも家の引き戸を開けた。ガラガラ−
    できるだけ静かに戸を閉める。ギシギシ・・・廊下をつま先で歩き部屋へ向かった。

    2005-08-31 13:44:00
  • 16:

    七恵 ◆bcw/PCgrX2

    バンッ−
    襖が勢い良く開いた。見つかった・・・・「あんた何しに帰ってきたんよ!」
    部屋の中を見ると煙草の煙で充満していた。裸の母が座る横には見知らぬ男がキョトンとした
    顔でいる。「こいつ誰や?」「・・・・。」答えない母。
    「お前ガキおったんかいや。」男はため息を付きながら服を着始める。
    「待って!こんな子知らん・・・続きしようや。」「触るな・・ババアがっ!」

    2005-08-31 13:45:00
  • 17:

    七恵 ◆bcw/PCgrX2

    二人のやり取りを黙ってみていた私、動くことが出来なかった。
    男の足にしがみ付く母はとても醜かった。 こんな女から産まれて来たのかと思うと、虫唾が走る。
    「2度と連絡してくんなよ。」「待って!待って!」ドカッ−
    離そうとしない母を蹴り飛ばした。それと同時に数枚のお札が宙を舞い
    汗ばんだ母の体にぴったりと引っつく。「どけっ!」男はドアの前に立つ私を
    突き飛ばし帰っていった。

    2005-08-31 13:47:00
  • 18:

    七恵 ◆bcw/PCgrX2

    母の顔が豹変する。「あんたっ・・!」バシッ−
    さしぶりに平手打ちを喰らった。「誰のお陰で飯食ってると思ってんの!」
    「・・・・。」「恭ちゃん帰ってもうたやない!」恭ちゃんとはさっきの男だろう。
    母は近所では有名な娼婦だった。「ババアに食わしてもらった覚えない。」
    私はそれだけ言って部屋に向かった。

    2005-08-31 13:48:00
  • 19:

    七恵 ◆bcw/PCgrX2

    私はベットの端に座り、何度も唱えた。




    《ジネバイイ・・・・アンナヤツ・・・・シネバイイ・・・・。》

    2005-08-31 13:53:00
  • 20:

    七恵 ◆bcw/PCgrX2

    私は夜中3時を回ると家に帰っていた。それまでに帰ってしまったら、
    この日のように【客】と出くわす事になるからだ。誰に言われた訳でもなかった。
    自然に学んだ事だった。中学に上がったときには、もう母の行為を理解でき
    時間まで帰らなかった。その為、こんな醜い母を見たのは初めてだった。

    2005-08-31 13:58:00
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