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いつの日か・・・・・・・・。
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1:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
この話はフィクションです☆昔1度書いたけど、掲示板が無くなってしまって途中になったから、
また書かせて下さい(^O^)/下手くそゃけど良かったら読んで下さい♪
2005-08-31 13:28:00 -
31:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
ドカッ―
布団からはみ出た母の姿があらわになった瞬間、私は血の気が引いた。
「・・・・・・。」うつ伏せに転がった母の背中からは大量の出血があった。
もう固まって黒ずんでいる。シンデル・・・・シンダ・・・・コロサレタ。2005-08-31 16:33:00 -
32:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
私はヘナヘナとその場に座り込んだ。涙は出ない。
これは現実なのだろうか。今起きている状況が理解できずにいた。
嬉しいのか、悲しいのか・・・・開放感だけあった。
《イナクナッタ・・・・。》私は訳が分からないままクスッと笑った。2005-08-31 16:37:00 -
33:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
しばらく醜く無残な姿の母をジッと見ていた。
私はもうこの人に縛られなくてもいいんだ。世間の目を気にする事も
しなくていい。みんなと同じように生きて幸せになれるのだと思った。
陽も傾き部屋がオレンジ色に染まる― 私はやっとの事で動き始めた。2005-08-31 16:42:00 -
34:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
部屋から出て廊下にペタンと座った。
玄関に投げ置いた鞄の中から携帯を取り出すと、110を押した。
10分もしないうちにサイレンの音が聞こえてくる。警察の人が母の体や
辺りをくまなく調べていた。私はその光景を隅のほうでぼぉっと見ていた。
「娘さんですか?」「・・・・・。」この時でさえ娘だと認めたくなかった。2005-08-31 16:47:00 -
35:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
警察の人には色々聞かれた。淡々と話す私を見て警察は、
少し疑っていたようだった。私は昨日【恭ちゃん】と言う人が来ていた事や、
その時のやりとり等を話した。直ぐに恭ちゃんに容疑の疑いは掛かった。
詳しい事は良く分からない。早く全てが終わって欲しいと願った。2005-08-31 16:51:00 -
36:
削除削除されますた
あぼ~ん -
37:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
私は母の遺骨を海にまいた。親戚付き合いもなくお墓だって何処にあるか分からない。
第一そこまでする義理はないと思った。母との写真を一応探して見たが、
一枚も出てこなかった。その内顔も思い出せなくなるのかと思うと、
少し寂しいような気もする。2005-08-31 16:59:00 -
38:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
恭ちゃんはあっさり犯行を認めた。朝の時点では既に死んでいたらしい。
気が付かなかったなんて、よっぽど母を見ていなかったのだなと思った。
母は私に何も残してくれてはおらず、500万の借金が出来たくらいだった。
それぐらいの覚悟はしていたつもりだったが、さすがに堪えた。
2005-08-31 17:05:00 -
39:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
私は学校を辞める事にした。父親だと言う知らない男は、葬儀にすら来なかった。
そんな奴に学校へ行かせて貰うのは私のチッポケなプライドが許さない。
学校側もあっさり中退を認めた。そりゃそうだろう。授業は出ない、母は娼婦、その挙句殺された。
そんな子供を置いておく学校があるだろうか・・・・。
中退手続きを済ませ、家に帰った。2005-08-31 17:10:00 -
40:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
荒れた家の中から有り金をかき集める―
私はこれから1人だ。友達も親も親戚も誰も頼れる人はいない。
自分の力で生きていかなければ・・・そう思った。
出てくるお金をかき集めても5万程度にしかならなかった。母は一体いくらで体を
売っていたのだろう。2005-08-31 17:14:00