小説掲示板━続・傷跡━のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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━続・傷跡━

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  • 1:

    理都

    完結まで、宜しくお願いします?
    ━傷跡━初めからはこちらです→http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1133335290/-5

    2006-01-04 03:52:00
  • 380:

    名無しさん

    2006-01-19 18:51:00
  • 381:

    名無しさん

    2006-01-19 18:53:00
  • 382:

    ???

    しおり?

    2006-01-19 19:25:00
  • 383:

    名無しさん

    ?????????????????

    2006-01-19 19:29:00
  • 384:

    名無しさん

    ???

    2006-01-19 19:56:00
  • 385:

    理都

    381サン、遅くなってスミマセン?眠たくなるまで頑張って更新?するので、良ければ読んで下さいね??
    りりチャン、ありがとう☆久しぶりに、りりチャンからのカキ見て嬉しかったです!あと、場所は気にしないでねm(*o_o)m
    かチャン、ありがとう!?

    2006-01-20 00:16:00
  • 386:

    理都

    ???チャン、しおりありがとう??
    あげてくれた皆様、ありがとうございました!

    今から出来るトコまで更新?しますので、良ければ読んでやって下さい?

    2006-01-20 00:18:00
  • 387:

    理都

    現実ってね、時にものすごく曖昧で
    近いようで、それは、あまりに遠く感じる。    

    目を閉じれば、昨日までの景色が、ほら… こんなにも繊細に浮かぶのに。

    2006-01-20 00:29:00
  • 388:

    理都

    目を背けてしまいたい。 あんな事が起きなければ、まだ、笑っていれた?    

    あんな事がなければ、まだ無かった事に出来たのに―――――‥。

    2006-01-20 00:36:00
  • 389:

    理都

    ―その日は、雨だった。
       
    ザーザーザーザー…
    昨日までの、目を掠めるくらいの秋晴れとは打って変わって、外はどしゃぶり。『……雨って、久しぶりやん。』

    2006-01-20 00:41:00
  • 390:

    理都

    『龍二ぃー、傘あったっけ?』
    あたし達二人は相変わらずで――、
    あの日、結局音沙汰もなく夜中に帰ってきた龍二は、一言も゛ごめん ゛とは…言わなかった。

    「傘?折畳みが、クローゼットにあるかも。」

    2006-01-20 00:48:00
  • 391:

    理都

    『マジー?見てみるわ。買い物行かなあかんし。』
    【ザーザーザーザー】
    降り止みそうにない大雨。傘なかったら、こりゃキツイしな…。

    「ってか…金あるん?」

    2006-01-20 00:53:00
  • 392:

    理都

    『え?……あぁ、あと何千円かなら残ってるで。』   
    ついに、【万札】をきってしまった――。          
    「…そうなんや。っつか、お前、それ飽きひんの?」龍二が、あたしの手元を見て言った。 あたしの手元には、食べかけの【フランスパン】が、握られてる。

    2006-01-20 00:59:00
  • 393:

    理都

    『あぁ、コレ…?うん、なんか慣れた!!』
    あたしは、自分で言って、笑いながら答えた。     
    気付いたら、スーパーの帰りにいつも゛ソコ ゛に寄るようになっていた。匂いに釣られるのもあったけどなんせ、これだけであたしの【食費】は二日浮く…。  
    ここ最近は、油っぽい冷凍食品もやめて、゛コレ ゛しか食べていなかった。

    2006-01-20 01:07:00
  • 394:

    理都

    すみません!
    睡魔に襲われてきたので、明日の朝一に、急いで続き書きます。本当に、少なくてごめんなさい?

    2006-01-20 01:10:00
  • 395:

    名無しさん

    ほぉ〜い?お疲れさん?
    また朝なぁ〜?

    2006-01-20 03:09:00
  • 396:

    名無しさん

    ???????????????

    2006-01-20 03:31:00
  • 397:

    理都

    「ってか、お前……ちょっと痩せた?」          
    ――――――。
    『…えっ!!?ほんまに?それ誉め言葉!?痩せたとか嬉しいわぁ。笑』

    「何……言ってんねん。そんなんばっか食ってるからやん。ちゃんと食えよ。」

    2006-01-20 08:06:00
  • 398:

    理都

    『食べてるって〜!ほら、冷凍食品って…食べ過ぎたら体に悪そうやん?笑 パンならそんな事ないし☆』   
    自分でも、気付いていた。   
    「…そっか、ほんま理都はパン好きやな。パンってそんなうまい!?」

    2006-01-20 08:18:00
  • 399:

    理都

    体調は、あまり良くない。  
    体重は…少しずつ減っている、こと。             
    『うん、おいしいで☆龍二も食わず嫌いせんと、食べてみたらいいのに〜!笑』   
    ――それでも、あたしは、笑って答える。 今日も、そして明日も。

    2006-01-20 08:29:00
  • 400:

    理都

    こんな事が、起きるまではきっと――――‥。      

    【♪〜♪〜♪】
    『…あれ?』突然、部屋に鳴り響いた、機械音。

    2006-01-20 08:34:00
  • 401:

    理都

    「電話?俺?」
    『うん…。あたしじゃないわ。』
    龍二の携帯が、鳴った。 【カチャ―】「もしもし?」   
    「…はい。えっ………!?マジ!?健輔君!?」

    2006-01-20 08:45:00
  • 402:

    理都

    その名前に……一瞬、驚いた。【健輔君】といえば、千葉に住んでるという龍二の学生時代の先輩。
    そう、那智さんの―――‥  
    《龍?久しぶりやな…。》「…健輔君、めっちゃ久しぶりっすね〜!!元気でした!?あれからすぐ、千葉帰ったんすか!?」
    《…おう。相変わらず、マスオしてるわ。笑》

    2006-01-20 08:53:00
  • 403:

    理都

    「ははっ、お魚くわえた鬼嫁〜っ♪っすね。笑」
    《…それゆうなよ。笑》    
    「で、どうしたんすか?電話なんて珍しいっすね!」《あぁ……うん。》     
    そういえば、彼もあの時、那智さんに協力するって言ってたうちの一人。一体、何の用なんやろう――‥?

    2006-01-20 09:00:00
  • 404:

    理都

    《那智の事………やねん、けど…な。》      「‥‥‥‥‥‥。」  
    《おい、龍二…?聞いてるか?》
    「あ……はい。」      
    お願い。これ以上‥‥‥ 思い出させないで――?

    2006-01-20 09:09:00
  • 405:

    理都

    《恨まんといて……やって欲しいねん。アイツの事》「‥‥‥‥‥。」
    《アイツもな、色々抱え込んでたねん。昔から、強がりな奴やった…やろ?だから、後輩にカッコつけて、誰にも弱音見せれずにあんな結果になってもて……》   
    「――――え?」

    2006-01-20 09:17:00
  • 406:

    理都

    「あんな結果って……那智さん、東京で成功してないんですか?」
    《――東京?》
    《え‥‥‥まさか龍二、お前……まだ知らんのか?》「え?」            

    《ニュースや新聞は!?お前……まだ見てへんの?》

    2006-01-20 09:25:00
  • 407:

    理都

    「……ニュース?新聞?」《マジ‥‥‥で。今朝の、新聞ある?》
    「いや、うち新聞とってないんで。ってか…いったい何なんすか?ニュースとかって……那智さんに、何かあったんすか!?」
    《…………。》
    「もしもし!?健輔君?」

    2006-01-20 09:30:00
  • 408:

    理都

    《那智は………今朝、死んだで。》         
    「――――は?」
    《テレビにも、新聞にも…載っとった。ビルの上から飛び降りた…ねん。》     
    「何―――言ってんすか。健輔君…それは――‥冗談になってないっすよ!笑」

    2006-01-20 09:39:00
  • 409:

    理都

    《………冗談やったら、ええのに…な。残念ながら…事実やわ。》
    「うそ―――でしょ?」  
    《龍二…今から俺が話すこと、良く聞いてくれ。お前、那智の未収の話は…聞いてたよな?》
    「――――‥。」

    2006-01-20 09:47:00
  • 410:

    理都

    《そのうち二人は一緒に住むようになって、そんな日々が、四年近く続いてた。やけど…な、やっぱり那智も【ホスト】やから、営業もせなアカンし、店にいたら自分以外の女に優しくする那智の姿を、毎晩見る。レナちゃんは、精神的に病んでいって医者に鬱病を診断された。那智はそれを心配して…【ホスト】を辞めるって言ったねん。それで一度、神戸の店を辞めた。ミナミに変わったって聞いたやろ?》
    「……はい。」
    《那智にとったら、レナちゃんの為にした事やった。神戸ではナンバー争いするぐらい波に乗ってた自分を捨てて、女との、レナちゃんとの生活を取ったんやから。やけど…レナちゃんは怒ったねん。勝手に辞めたことを。「アンタが辞めたら、あたしの…四年間はどうなるん?那智…思い出して?夢を諦めんとって!」鬱病で飯もろくに食えんくなって痩せ細っていく体、やけど、レナちゃんは毎晩那智を説得した。》

    2006-01-20 10:30:00
  • 411:

    理都

    《それから…約一ヵ月後、那智は復帰したねん。ミナミで新しいスタートをきった。やけど、レナちゃんの事を想ったら今までみたいに営業が出来んくて…売り上げは上がらん一方やった。それを見ていたレナちゃんは、辞めていた風俗をまた始めた。「あたしが…なんとかせなアカン!!那智を助けれるのは、あたししかおらん。」前と同じ生活の繰り返し。やけど、変わった事が一つ‥‥。自分でも気付かへんうちに精神的に追い詰められてたレナちゃんは、鬱病から、【自殺未遂】を頻繁にするようになった。》
    「……自殺…未遂?」

    2006-01-20 10:46:00
  • 412:

    理都

    《簡単に言ったら…リストカットやな。分かるよな?レナちゃんの腕に日に日に増える【傷】を、那智は、見てみぬフリするしか出来んかった。レナちゃんは、自分の夢を…応援してくれとったから。那智の隣で、レナちゃんはいっつも笑ってた。アイツは絶対【涙】を見せへん…那智がいっつも言ってたわ。やけど…》「…健輔…くん?」
    《……ズッ、…ははっ、悪いな。続き、話すわな。》
    《…やけど、ある日、いつも通り仕事後に那智の店に来とったレナちゃんが、仕事から家に帰るとおらへんかった。那智はすぐに地元の連れや、俺んとこに電話してきたけど…俺は千葉におったし探す事とか出来ひんかったねん。》

    2006-01-20 11:00:00
  • 413:

    理都

    《でも、何日経ってもレナちゃんは姿を現さんくて、心配で……とりあえず、俺もそっちに戻った。お前と三人で会った時や。》
    「‥‥あぁ、あの日。」
    《お前が帰った後に、那智に詳しい事情を聞いた…。やけど、レナちゃんが何処におるかはさっぱり見当がつかんかったねん。残ったのは…レナちゃんの給料日までに溜まった、大量に残る店の未収だけ――‥。》

    2006-01-20 11:16:00
  • 414:

    理都

    「未収……って、那智さんが言ってた…。」
    《そう、エースである客が飛んだ。それが…レナちゃんの未収や。やけど、俺らも那智自身も、レナちゃんが急に飛んだ理由が分からんかった。昨日までは、あんなに笑っとったのに…。そう考えとったある日、レナちゃんから一本の電話が鳴った。「那智?早くこっち来て!」「…お前、何処にいるねん!?」「東京!アンタの夢叶える為に、先にこっちで働いてるよ!」レナちゃんは、嬉しそうに言った。東京で家も借りたから、待ってるって…。》「とう…きょう…?」

    2006-01-20 11:26:00
  • 415:

    理都

    《……那智の夢や。東京でナンバー1のホストになる事。聞いた事あるやろ?》「…はい。」
    《やから…那智は、店を飛んだ。レナちゃんが待ってる東京に行く為に。事情を知ってる俺は、アイツに協力した。やけど、龍二……お前は自分を慕ってくれてる可愛い後輩や。那智も、お前にだけはほんまの事を話せへんかった…。情けない姿を、見せたくなかったんやろな。》
    「―――‥。」

    2006-01-20 11:36:00
  • 416:

    理都

    《やけど、東京に行ったアイツは……夢やったホストにはならへんかった。》
    「え…?」
    《今度こそ、ずっとレナちゃんの傍におってやりたかったんやろな。那智は、慣れへん昼の仕事を始めて、レナちゃんの事も、二度と働かさへんかった。》
    「――それ…で…?」

    2006-01-20 11:42:00
  • 417:

    理都

    《……それで、レナちゃんは、どうしても、納得いかんかったんやろな。那智の夢を叶える為に東京まで来たのに、自分がアイツの夢を邪魔をしてる。自分がいたらアカン!……そう、思ったんかも知れへんな。レナちゃんは、那智に別れを告げた。【好きな人】が出来たから――って。》
    「好きな―…人?」
    《最初は…な、那智もレナちゃんが自分の為に無理してるんやと思って、そんなん話も聞かへんかった。》

    2006-01-20 11:51:00
  • 418:

    理都

    《やけど、レナちゃんは…那智が止めていた風俗を、また自ら始めた。仕事後はホストクラブを渡り歩いて朝まで、帰ってこーへん。那智は何度も止めたけど、聞く耳すら持たへんレナちゃんは……そのまま落ちていく一方やったねん。》
    「―――‥。」
    《サイトにはレナちゃんの名前がいろんなスレで目についとった。【○○の本カノは○○のレナやで!】【○○とラブホから出てくるとこ見た!】金回りがいいと思って疑ったら、ついには…パパの存在まで出てくる始末やった。》

    2006-01-20 12:06:00
  • 419:

    理都

    《立場……逆転ってとこやな。那智は、どんどん病んでいった。飯はもちろん、仕事にも行けんくなった。「女なんかいらんわ!」くらい、昔みたいに強気で開き直れたら良かった…ん…やけどな。ホストを辞めたアイツは、一人の男としてほんまにレナちゃんが全てやったから……。相変わらず帰ってこーへんレナちゃんから、メールが入った。【もう別れよ。】昨日の夜やった…。那智の…ズッ…おっちゃんから電話が……あったんは。》 

    「――――っ‥‥。」

    2006-01-20 12:17:00
  • 420:

    理都


    中途半端_?なトコですみません。仕事なので、中断します??

    2006-01-20 12:18:00
  • 421:

    名無しさん

    2006-01-20 14:27:00
  • 422:

    名無しさん

    ぁ|+〃?

    2006-01-20 19:29:00
  • 423:

    ぎゃー気になる?

    2006-01-21 02:29:00
  • 424:

    名無しさん

    ???????????????

    2006-01-21 09:28:00
  • 425:

    名無しさん

    おまじない?
    http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/uranai/1137594585/l5

    2006-01-21 12:23:00
  • 426:

    名無しさん

    前から気になってたんゃけどこれ実話ですかぁ?

    2006-01-21 14:17:00
  • 427:

    名無しさん

    http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/uranai/1137594585/l5

    2006-01-21 17:14:00
  • 428:

    名無しさん

    実話って書いてたやん

    2006-01-22 04:58:00
  • 429:

    理都

    かチャン、遅くなりました?頑張りますね!?

    431サン、都合上、住んでる地名、年令(私以外)などは少し変えています。あとは実話です。記憶が曖昧なセリフ部分は、微妙ですが…

    2006-01-22 13:56:00
  • 430:

    理都

    「‥‥‥‥那智さんが…、自分か…ら?」         

    《……アイツも、お前にはほんまに悪い事したって、金返しといてくれ…って。俺…預かってるから。》    
    ソンナンアリエヘンヤロ。

    2006-01-22 14:54:00
  • 431:

    はな

    一気によんぢゃった?頑張ってちょ?

    2006-01-22 17:02:00
  • 432:

    名無しさん

    ????????????????????????

    2006-01-22 17:28:00
  • 433:

    おーい

    2006-01-23 00:49:00
  • 434:

    理都

    はなチャン、ありがとう!?読んで頂けて嬉しいです?頑張るので、宜しくお願いします??
    438サン、あサン、ありがとう!更新遅くなってごめんなさい?今から仕事まで書いていきます?

    2006-01-23 11:16:00
  • 435:

    理都

    アリエルワケ・・・ナイ   
    「……だって、那智さ……んは……………」     

    那智サンハ―――――‥‥   

    2006-01-23 11:20:00
  • 436:

    理都

    《…………そう……やな。アイツが言ってた…ズッ…一番弱い、人間や。…一番弱くて…なりたくないもんに……なってもたんやな》    

    一番弱い、人間――――。
    那智‥‥さん‥‥

    2006-01-23 11:29:00
  • 437:

    理都

    ――――――――――――――――――――――――《おい龍二っ☆もーすぐ始まんで!!集会!》      
    《…えー?マジ?んでぇ、今日はぁ誰が仕切るん?》《今日はな、那智さん来てるみたいやねん!!》    
    《………えっ!!?それほんまなん?》

    2006-01-23 11:41:00
  • 438:

    理都

    《ほんまやって!すげぇやろっ?健輔くんと一緒に来るみたいやわ〜☆》       
    那智さん来るんや―――‥    
    《……久々やな。緊張するわ。》
    《確かにな〜!笑…なんせ我らの、総長やからな!》

    2006-01-23 11:46:00
  • 439:

    名無しさん

    ????????????????????????

    2006-01-23 11:51:00
  • 440:

    理都

    ――【那智さん】は、
    当時、ここらの若いもんを裏で率いてる頭。言えば、族の総長…やった。
    そんな那智さんに憧れてるヤツらは少なくなくて、俺も直哉も、そのうちの一人やった。那智さんが直接、集会に参加する事はほとんどなくて…やけど、なぜか皆那智さんについていく。あの゛不思議なオーラ ゛に、俺らは完全に引き付けられてた。《最後までこの人についていきたい。》那智さんは、そういう力を…持つ人やった。

    2006-01-23 11:57:00
  • 441:

    理都

    《お疲れさまっすーーーー!!!》
    黒を探すのが難しい程、カラフルな頭をした集団…。胡散臭い集団が、声を揃えて一斉に挨拶をする。
    《あ、お疲れぇー。》
    それに笑顔で応える男前。やっぱり那智さんは、カッコイイわ…!!!!

    2006-01-23 12:03:00
  • 442:

    理都

    《んじゃぁーえーっと、集会始めまぁーす。》       
    そっから淡々と夜の海岸で集会が始まり、その週にあった事や…他の族の情報などを、各自報告し合う。     
    はっきり言って、俺はそんなもんどーだって良かった。俺の目標は、【那智】という人間。
    ただ一人やったから。

    2006-01-23 12:09:00
  • 443:

    理都

    《んー…まぁ、あんまり顔出してない俺が言う事やないんやけどぉ。仲間は、大切に。》
    全員が、彼の言葉に、耳を傾ける――。
    《今、こうやって自分がこの場所にいれる事…。仲間あってこその、自分やと思って欲しい。》
    《コホン…もちろん、仲間だけじゃない。一番に感謝せなあかんのは、もちろん自分の【親】や。》

    2006-01-23 12:27:00
  • 444:

    理都

    すみません。一回中断します???

    2006-01-23 12:32:00
  • 445:

    名無しさん

    ????????????????????????

    2006-01-23 17:42:00
  • 446:

    理都

    《腹立つ事もある。筋違いな事もある。やけどぉ…どんな事があっても【親】だけは大切にして欲しい。》   
    【親】――――、か。 
    俺には…難しい話やな。      
    《ぇーってな感じで俺の教訓はなぁ、》

    2006-01-23 22:45:00
  • 447:

    理都

    《男ならぁー、人前で涙を見せるな!女を泣かすな!親を泣かすな!マジでこの三つやからぁ…。》      
    《ー‥‥ぁーあとねぇ、これ最悪。 自殺する奴。》   

    自殺……?

    2006-01-23 23:01:00
  • 448:

    理都

    《親から与えられた命、なんやと思ってるん?自殺なんか親不孝な事する人間はぁ…一番弱い人間やわ。そんなんには、なりたくないやん?》

    《…みんな覚えとけぇー。腕に傷ある奴らもいるけどさぁ、お前らがそうやって自分傷つけたり、何気なく過ごした今日は、誰かが必死で夢見た゛明日 ゛やねん――。分かるよな?》

    2006-01-23 23:20:00
  • 449:

    名無しさん

    ????????????????????????

    2006-01-23 23:30:00
  • 450:

    理都

    《聡、単車乗って、コケんなよ。》
    《…あ、はいっ!》
    《…順平、シンナーは止めとけ。分かったな?》  《…………ハ…イ。》 
    《お前らぁ、みぃーんな命粗末にするなよー!!俺からは以上でっす。はい、健ちゃんバトンタッチ☆》

    2006-01-23 23:51:00
  • 451:

    理都

    那智さんの、【口癖】だった。
    《命、粗末にするなよ!》《俺は、弱い人間だけにはなりたくないねん!》     
    影でいつも、恐いもんなしの俺等の事…心配してた。  

    《…自分が、龍二って子?健輔と゛タイマン ゛張ったってほんまなん?笑》

    2006-01-24 00:10:00
  • 452:

    理都

    え――?俺、那智さんに、話し掛けられてる・・!?  
    《……あ、ハイ。タイマンってか…1.2発殴り合っただけっすけど。》
    直接会話するんとか初めてやし…。うっわ‥‥ヤバイマジ緊張やん!
    《そーなんやぁ。健輔とやり合うなんて、なかなかいい根性してるやん☆自分、気に入ったわ。笑》
    《え…?》

    2006-01-24 00:18:00
  • 453:

    理都

    《龍二、お前はビッグになるよ。》
    《ビッグ…?俺が…?》
    《お前は…俺と同じ匂いがするわ☆三月に俺等おらんくなっても、頑張れよ。》    
    那智さん達は…今年でこの学校を卒業する――。

    2006-01-24 00:27:00
  • 454:

    理都

    《おいっ…おい…龍二!!お前、今那智さんに話かけられてなかった!?》
    《あ…おう直哉。マジ…緊張して鳥肌立ったわ。》 《相変わらずオーラすごいもんなぁ。あの人だけは…ほんまの天性やなっ!》   
      
    那智さん、あなたはそれくらい俺等の 憧れでした。

    2006-01-24 01:35:00
  • 455:

    名無しさん

    ????????????????????????

    2006-01-24 03:18:00
  • 456:

    名無しさん

    ぁげ??

    2006-01-24 11:55:00
  • 457:

    名無しさん

    ????????????????????????

    2006-01-24 20:19:00
  • 458:

    ぁぃ

    がンばッτ(・?・?)?
    早く続き読み+ニぃ?

    2006-01-25 18:49:00
  • 459:

    理都

    あげてくれた方、ありがとうございます?

    ぁぃチャン、ありがとう??今から遅れた分、たくさん更新?しますね???

    2006-01-25 20:56:00
  • 460:

    理都

    《―――…し?…もしもし龍二?…聞こえるか!?》「――え? あ…ボーッとしてました。」        
    《……今日、通夜があんねん。那智のから預かったお金、その時に渡すから。》
    「……。」

    2006-01-25 21:48:00
  • 461:

    理都

    「健輔くん…その女、は?那智さん追い込んだ女は…今何処にいるんすか?」 《…。レナちゃんか?レナちゃんは、実家に帰ってるんちゃう…かな。》
       
    「……実家?そいつ、いったい何なんすか?那智さん殺したん…そいつやないすかっ!!!」
    許されへん――――…。

    2006-01-25 22:04:00
  • 462:

    理都

    「そいつ、とっ捕まえて、責任取らせましょうよ。」《責任…?》
    「風俗、してるんでしょ?慰謝料でも何でもぶん取ってそんなくそ女…ボロボロにしてやったらいいやないすか!!」  

    《……。》

    2006-01-25 22:13:00
  • 463:

    理都

    《……喜ぶと思うか?》 「…え?」
    《那智が、そんな事して…喜ぶと思うか?》
    「……。」

    《龍二、昨日おっちゃんから電話があった時な……》

    2006-01-25 23:10:00
  • 464:

    名無しさん

    ????????????

    2006-01-26 00:00:00
  • 465:

    名無しさん

    遅いなぁ

    2006-01-26 00:18:00
  • 466:

    理都

    《すぐに、新幹線で駆け付けたんや、俺も。けど、誰よりも…那智の所に先に着いてる子がおった。
    ……レナちゃんやった。》   
    「―――‥。」         
    《…レナちゃんは、何も言わずにただ、那智の傍で…手を握っててん。那智が息を引き取ってからも、涙一つ… 見せへんかった。》

    2006-01-26 02:00:00
  • 467:

    理都

    《龍二、分かるか…? 人の心なんてな、そいつにしか分からへんねん。いや、自分自身でさえ…分からへん時もあるくらいや。レナちゃんの真意…なんてな、誰にも分からへんねん。》   

    ヒトノココロ――――?   
    那智さん…

    2006-01-26 02:10:00
  • 468:

    理都

    「…健輔く…ん、俺は…俺は…… いったい、どうしたら?」
    《…辛いのは分かる。みんな一緒や。やけどな龍二、人を憎むのは間違ってる。少なくとも那智は…レナちゃんを憎んだりしてないはずやで?お前にだって、分かるやろ?》
    「……。」

    2006-01-26 02:32:00
  • 469:

    理都

    エラーが多すぎるので、明日の朝一に更新します??  
    読んでくださった方、ありがとうございました???

    2006-01-26 03:07:00
  • 470:

    理都

    《那智の分まで…俺等は強く生きるしか、ないんちゃうか?》
    「そう……すね。」   《今日、来いよ。》
    「…。」
    《んじゃあ、夜に…な。》「………ハイ。」

    2006-01-26 11:22:00
  • 471:

    理都

    【カチャ――】          
    『……。』
    《一体、何があったん?》とは、ただならない雰囲気からか、聞けなかった。    
    「…ちょっと、外行ってくるわ。」
    『え…?外、大雨やで?』

    2006-01-26 11:27:00
  • 472:

    理都

    あたしの言葉も聞かず、龍二は立ち上がると、そのまま玄関へと、迎う。   『…傘は?』
    「いらん…わ。」
    【ガチャン―】
    玄関の扉が、ゆっくりと閉まる。
    …。

    2006-01-26 11:31:00
  • 473:

    理都

    どうしよう…。
    【―ピッ】
    龍二が置いていった携帯電話を開き、着信履歴を、画面に映す。
    『……。』
    【プップップッ…プルルルルル―】あたしは、発信ボタンを押して、゛彼 ゛へとかける。

    2006-01-26 11:39:00
  • 474:

    名無しさん

    2006-01-26 13:58:00
  • 475:

    名無しさん

    更新いっぱいするとかゆーてたのに全然やん。しかも更新遅いから全然内容分からんくなる。

    2006-01-26 16:41:00
  • 476:

    理都

    482サン、皆様。
    申し訳ないです。早起きして、更新しようと思ったのですが…すみません?
    事情があって仕事を掛け持ちし始めたので、寝る時間があまりなくて更新がどんどん遅れてしまい、本当にご迷惑おかけします?少しずつになりますが、どうぞ見守って頂けたら…嬉しく思います。

    2006-01-26 23:38:00
  • 477:

    名無しさん

    ????????????

    2006-01-26 23:56:00
  • 478:

    あい

    仕事τ"大変ゃのレニゴメンね?小説楽∪みレニ∪τるカラゆっくりτ"も[|[|カラ頑張っτなぁ(・?・?)?

    2006-01-27 00:36:00
  • 479:

    まや

    ゆっくりでィィょ??

    2006-01-27 01:11:00
  • 480:

    知香

    『後悔……か……』
    『ん?』『ぁっ、なんでもないよ』
    私の頭の中は混乱していた。あの子を見殺しにするという罪悪感と助けてあげる優越感に揺れ動いていた…たくさんの言葉を思い出した。陸や千春さんや、りぃ達の言葉を…
    一体自分がどうしたいのかわからない。。

    2006-01-27 02:10:00
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