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  • 1:

    麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

    いつか‥の麻奈です。ゆっくり書くので良ければ読んでやって下さい☆
    (人´∀`*)

    《コピペ》

    2006-06-13 16:28:00
  • 2:

    麻奈 ◇b1Ucjzcv2I

    『はぁ〜』真っ白な息を吐きながら今日もそこへ向かう。
    黒いスーツ・セットした髪・先輩に借りたロングコート。今日も寒さで手がかじかむ。家を出てどれくらいたっただろう‥
    今、俺は梅田にいる。夢のため?そんなのとっくに忘れた、簡単にゆうと女が好き、酒が好き‥。
    もちろんsex大好き(笑)
    この街に来て3ヶ月‥俺、ホスト。

    2006-06-13 16:29:00
  • 3:


    最初は夢とか希望とか‥
    期待もしてたけど案外ホストってしんどい‥

    2006-06-13 16:31:00
  • 4:

    毎日キャッチキャッチキャッチキャッチキャッチ‥
    1ヶ月目なんか給料ないに等しかったし、こんだけ頑張っても売り上げあげなきゃ意味ないし‥。

    2006-06-13 16:31:00
  • 5:

    でも物好きっているんやな(笑)
    こんな俺にも客ができたし。
    いやぁ‥客ができるとこの仕事笑えるぐらい儲かる。

    2006-06-13 16:32:00
  • 6:

    ただ女ってのはワガママでただ一緒に酒飲んでしゃべるだけじゃ満足してくれない、ヤッパリ疑似恋愛の世界ですから?(笑)

    2006-06-13 16:33:00
  • 7:

    うちの店、新人時代みっちり教えられる事がある‥


    それは色枕☆

    2006-06-13 16:34:00
  • 8:

    1ヶ月目先輩に色枕営業・客の落とし方、等々とことん語られた。
    すぐにその意味を理解した。

    2006-06-13 16:35:00
  • 9:

    そんなこんなで先輩のお客様はみんな彼女。
    ヘルプつく俺の身にもなれっ(笑)

    2006-06-13 16:36:00
  • 10:

    『昨日まぁくん帰ってこやんかってん‥薫君なんか知らん?』
    『あぁマサトさん店で死んでましたよ』
    『そうなん?ほんまに?』
    ‥すんません、ほんまはマサトさん昨日『あの女マクってくるわ〜』ゆうて張り切って店出て行きました‥
    なんてもちろん言えません、はい。

    2006-06-13 16:37:00
  • 11:

    かと思えば
    『ウチもう付き合ってるのしんどくなってきた‥つらいよ‥』『いや、ゆうやさんいつも〇〇さんには感謝してる、あいつがおるから今の俺があるねんって俺にゆうてはりますよ!』『ほんまに〜泣‥薫君ありがとぉ‥なんか元気でた☆』
    ‥フォローもぬかりなく、さすがに泣いて感謝されると心が痛む、けどここはそうゆう世界。

    2006-06-13 16:38:00
  • 12:

    俺らも生活かかってるし、毎日必死なんです。
    そんなこんなで3ヶ月、大分慣れたし、酒も強くなった。

    2006-06-13 16:39:00
  • 13:

    はてはて、今日の客予定は‥。
    なおかな☆
    No.045・なお
    職業・泡姫〜☆
    かなりの太客。

    2006-06-13 16:40:00
  • 14:

    あ、ここ大切☆
    枕も大変なんすよ‥色だって疲れる?。
    毎日体休まる暇ないもん‥

    2006-06-13 16:41:00
  • 15:

    〈営業かけとこか‥〉
    プルルル-
    『もし、ハニー仕事の調子はどう?』
    ‥ハニーやって!(笑)自分でゆっててムズムズする、

    2006-06-13 16:42:00
  • 16:

    『もしもし-忙しくて疲れたよぉ‥』
    『なら今日は帰り?しんどいやろ?』
    ‥これ大切☆
    『え‥でも薫客こないんやろ?』
    『ええよ?わがの女疲れてんねんから、頑張るし!』なら決まって‥

    2006-06-13 16:43:00
  • 17:

    『‥薫の顔見たいし行くよ☆ありがと』ってな感じでゆうてくる、
    『ほんま?嬉しいわ、でもあんま無理すんなよ?なら連絡待ってるな』
    プツ-ツ-

    2006-06-13 16:44:00
  • 18:


    よっしゃ、客予定できた☆(笑)
    心配するフリやけどね。
    俺、性格悪ぅ‥

    2006-06-13 16:45:00
  • 19:

    これも全て営業トーク。
    先輩からの教え。
    さて、キャッチ頑張りますか☆

    2006-06-13 16:46:00
  • 20:

    自慢じゃないけどキャッチには自信あるねん、
    え??聞いてない?(笑)

    2006-06-13 16:47:00
  • 21:

    キャッチは自分を捨てて声かけまくる、
    寒い中頑張ったかいあって2人組ゲット!

    2006-06-13 16:48:00
  • 22:

    『いらっしゃいませぇ!!』
    まだ営業始まってすぐやから客は少ない‥
    『何飲む〜?』
    『ビールで〜』

    2006-06-13 16:48:00
  • 23:

    女の子の名前は
    『えり』と『かな』
    近くのキャバ嬢らしい

    2006-06-13 16:49:00
  • 24:

    えり可愛い‥
    『初めまして〜薫です。』
    名刺を渡しえりの前に座った。

    2006-06-13 16:50:00
  • 25:

    しばらく時間がたって
    『えりちゃん店うるさいから隣行っていい〜』
    そう言いながらえりの隣に座った。

    2006-06-13 16:51:00
  • 26:

    近くで見たらやっぱり可愛い☆
    〈キャバかぁ‥ま、趣味カノにできたらえぇなぁ‥〉
    あ、やっぱ俺最低。

    2006-06-13 16:52:00
  • 27:

    なんでかな‥ホスト初めて俺は性格が変わってしまった。
    女は、金・利用する物、てゆう考えになってしまった。
    自己中にもなったかな。

    2006-06-13 16:53:00
  • 28:

    そんなこんなで1時間たってチェック
    えりと番号交換して送り出した。

    2006-06-13 16:54:00
  • 29:

    『えりちゃん可愛かったなぁ』
    かなについてた当店No.1のゆうやさんが俺に言う。
    『でしょ☆かなりヒットですよ!笑』
    『こっちのかなって子はしんどいわ笑』

    2006-06-13 16:55:00
  • 30:

    時刻はまだ2時。
    〈そういや、なおソロソロかな‥〉
    『まだ仕事中かぁ?俺はこのクソ寒い中キャッチです。バリ寒い〜!!なおも頑張れよ☆』
    ーメール送信ー

    2006-06-13 16:56:00
  • 31:

    とすぐ着信(笑)
    ーなおー
    『はいはい』
    『薫〜今から行くよん?あと30分ぐらいでつくからね♪』
    わ-い☆笑)

    2006-06-13 16:56:00
  • 32:

    『体大丈夫なんかぁ?』
    『全然☆薫に会うってだけでウキウキやで?店入っとき?ついたら電話するから☆』
    『ありがとぉ‥なら店戻っとくわ〜気つけてな☆ばいばい』プツ-

    2006-06-13 16:57:00
  • 33:

    さてと、今日忙しいゆうてたから、こんぐらいまでならいけるやろ。
    と、頭の中でお金の計算をしてる内になおから電話がなった。

    2006-06-13 16:58:00
  • 34:

    このなお。
    俺がホストを初めてすぐの客で今では俺の太客だ。
    ただかなりの痛い女‥通称『痛客』‥

    2006-06-13 16:59:00
  • 35:

    客が被ると叫ぶし、他の客に暴言吐くし‥サイトで自作するし、ワガママやし‥でも金は落とす。
    だから繋いでる。

    2006-06-13 17:00:00
  • 36:

    後、俺の初枕の相手でもある。
    〈はぁ‥鬱や‥〉

    2006-06-13 17:01:00
  • 37:

    タクシーからおりるなおを軽く抱きしめてエレベーターに乗り込んだ

    『薫〜チュウは?』
    またかよ‥はいはい‥

    2006-06-13 17:02:00
  • 38:

    エレベーターをおり店の扉を開く
    『いらっしゃいませぇ!』
    〈いらっしゃいませぇ〜!!〉
    席に案内し、トイレでツバを吐いた
    〈チッ!!〉 スーツで口を拭ってなおの元に向かった

    2006-06-13 17:03:00
  • 39:

    『お疲れさん☆今日は頑張ったなおにヨシヨシしたるわな』
    『薫も今日はキャッチあげたんやろ?頑張ったやん♪』
    『おぅ、今日キャッチした子結構可愛かったで☆』
    『‥‥』

    2006-06-13 17:04:00
  • 40:

    『怒った?(^_^)怒ったなおも可愛い☆』
    『‥もぅ!なんで薫はなおにそんな事ばっかゆうんよ!怒』

    2006-06-13 17:05:00
  • 41:

    『‥』
    『薫‥?』
    『‥だってなお最近俺の相手してくれへん‥俺何ゆうてんのやろ、ハズ‥』
    『薫‥なおは薫しか見てないよ?大好きやで?』
    〈うん、知ってるよ。〉

    2006-06-13 17:06:00
  • 42:

    イヤってゆう程あなたの愛は伝わってます‥(笑)

    2006-06-13 17:06:00
  • 43:

    さてと‥この辺で金使ってもらわんと。
    なおに一番金使わす方法は一つ‥
    客を被らせる事

    2006-06-13 17:07:00
  • 44:

    ここで出番は俺の可愛い可愛い趣味カノちゃん☆(笑)
    No.055 みき

    2006-06-13 17:08:00
  • 45:

    職業 キャバ嬢
    めっっちゃ可愛いねんこれが‥(笑)
    ほら、被った女が可愛いと嫉妬心ってすごいやん?
    なおの場合は異常。

    2006-06-13 17:09:00
  • 46:

    泣く・怒る・叫ぶ・やかるetc.
    お前は百面相か!って勢いで機嫌がコロコロ変わる。
    自己中やし…
    ま、使い方が半端ないから許すとして

    2006-06-13 17:10:00
  • 47:

    〈さてと‥そろそろ…〉
    ヘルプと楽しそうに話すなおに安心し席を立とうとした

    2006-06-13 17:11:00
  • 48:

    「ちょっとごめんなッ」
    「薫どこ行くん?!」
    「内緒?」
    「…」
    「トイレやってトイレ!」
    「…いってらっしゃい」

    2006-06-13 17:12:00
  • 49:

    〈はぁ…ウザイわぁ!!〉
    なおはかなりの束縛女、相手にするこっちの身がもたない

    一度ワガママがピークになり売り上げ無視でなおを切ろうと思って別れ話をした事がある…。
    結果、

    2006-06-13 17:13:00
  • 50:

    名無しさん

    略やめてね?

    2006-06-13 17:30:00
  • 51:

    名無しさん

    まだぁ?

    2006-06-15 10:32:00
  • 52:

    包丁を向けられた
    〈こわ〜…〉
    その後、死ぬやら殺せやらの言い合いになった
    俺のイライラも限界だった

    2006-06-15 14:20:00
  • 53:

    「そんなに死にたいなら勝手に死ねや!!お前の事なんか知らんわ!!」
    そう言いなおの家をでた
    数時間後
    俺の携帯が鳴る
    着信は病院から。

    2006-06-15 14:21:00
  • 54:

    もうお分かりですか?(笑)
    そう、このクソ女手首を切りやがった
    しかも律儀に自分で救急車を呼んだらしい…
    おまけに連絡先に俺を指名
    〈こんな指名いらんねん…〉

    2006-06-15 14:22:00
  • 55:

    病院になおを迎えに行き家に送った
    「ほんまになおはいらんの?泣」
    「…」
    「なお薫おらんのやったら死んだ方がましや!!なお本気やから!!」
    〈ふぅん…本気ね…〉メンドイ…

    2006-06-15 14:23:00
  • 56:

    俺は面倒な事が大嫌いだ
    〈ある意味こいつまだ使えるかな…〉
    「…なお?ほんまにごめんな、俺はなおに苦労ばっかかけてる、好きやから、だから別れた方がいい…」
    「イヤ!!そんなん薫の為やったらなんでもするよ!!イヤや!!」

    2006-06-15 14:24:00
  • 57:

    「…でも…」
    「イヤやぁ!!なおの事好きなら別れへん!!泣」
    「…なおは俺の事好きなん?俺いい男ちゃう、それでもいいん?」

    2006-06-15 14:25:00
  • 58:

    「大好き!!薫じゃないと無理や!!」
    「ありがとぅ…ほんまに嬉しい…苦労かけるけど2人で頑張ろ?俺もなおだけやから」
    「薫…」
    「ただ今度自分の体傷つけたら別れるからな!!」

    2006-06-15 14:26:00
  • 59:

    「うん…ほんまにごめんね…」
    泣くなおを抱きしめてキスをして…
    愛してる、好き、等々の甘い言葉を吐きながらなおを抱いた

    2006-06-15 14:27:00
  • 60:

    「アッンッ…薫ッ…気持ちいい…」
    「ハァ、なお…イッていぃ?」
    「薫……中に出してッ」
    〈ハィハィ〉
    なおに対するイライラをなおの中に全部出した〈フゥ、スッキリ〉

    2006-06-15 14:28:00
  • 61:

    〈妊娠?大丈夫?彼女泡姫ですから笑〉
    でも俺、基本的にsexは生中だし
    だって気持ちいいやん?(笑)
    不思議に女の子も生でした方が心は安心するみたい
    〈あ、これ俺の勝手な考えなんで☆〉

    2006-06-15 14:29:00
  • 62:

    てな感じでなおと今も続いてる
    女の子って不思議でさ、ちょっとドラマチックな展開で愛の言葉囁くと信じるねんなぁ…
    普段冷たい俺がコレすると効果倍☆(笑)

    2006-06-15 14:30:00
  • 63:

    愛?情?そんなん無いですよ
    これっぽっちも
    世の中金でしょ、金!!俺、営業の時自分で金すらだした事ない(笑)
    え?やっぱ最低?
    こんなやつばっかりですって

    2006-06-15 14:31:00
  • 64:

    さてさて、そんななおちゃんに今日もお金いっぱい使ってってもらわないと〜
    (笑)

    2006-06-15 14:33:00
  • 65:

    トイレに入り可愛いみきみきに電話をした

    2006-06-15 14:33:00
  • 66:

    プルルル-
    「もしもしダァリン?どしたの〜?」
    「もぉしハニー?まだ仕事中??」
    「もうすぐ終わりだよん♪」
    〈ヨシ!!笑〉

    2006-06-15 14:34:00
  • 67:

    「いや、実はさぁ…またあのなおが来ててさぁ、みき助けて〜」
    「え?あいつまた来てんの?笑」
    「そやねん〜みきはいつもと同じで座ってニコニコしてるだけでいいから、お願い!!」

    2006-06-15 14:35:00
  • 68:

    「いいよ☆売り上げの為やし愛するダァリンの為やん☆」
    「ほんまに?ごめんなぁいつも?…感謝してる!!みきスキやぁ〜!!笑」

    2006-06-15 14:36:00
  • 69:

    「みきもスキやでぇ☆じゃぁ店下ついたら電話するね-」
    「うん、分かったぁ☆変な男について行くなよぉ!!笑」
    「はいはい☆笑じゃぁまた後でね〜」
    プツ

    2006-06-15 14:37:00
  • 70:

    〈…やっぱみき可愛い!!笑〉
    女は素直じゃないと、都合がいいから

    みきはその点かなり楽な女、だから金使わないけど大切に繋いでる。

    2006-06-15 14:38:00
  • 71:


    彼女なんかいらない
    女なんか信用しない

    2006-06-15 14:39:00
  • 72:

    なんで?
    当たり前やん
    女作ったら邪魔になるだけ
    本気になったって人の心は変わるやん
    信用なんかできひん したくもない

    2006-06-15 14:40:00
  • 73:

    人間なんて信じていい事なんてない
    俺はそう思ってる

    だって俺、ホストやし?(笑)

    2006-06-15 14:41:00
  • 74:

    〈ハァ‥〉ため息をついてなおの席に戻った
    「薫遅い!!怒」
    「ごめん?お腹痛くてさ〜笑」
    「あははは」
    なおも普通にしてたらマシやのにな‥

    2006-06-15 14:42:00
  • 75:

    なんて事を考えながら3人で楽しく飲んでいた
    -ブブブブ-胸のポケットが震えた
    〈あ、みきや☆〉
    「なおごめん、客来るから下行ってくるわな」
    みるみるなおの表情が曇っていくのを見るか見ないかで俺は席を離れた

    2006-06-15 14:43:00
  • 76:

    エレベーターの扉が開くとみきが立っていた
    明るめの髪を綺麗にセットし、黒のコートにヒール、キラキラしたアクセサリーぱっちり二重に笑うと八重歯、白い肌、つやつやの唇、
    〈やっぱり可愛い!!笑〉

    2006-06-15 14:44:00
  • 77:

    思わずギュッと抱きしめると甘い香りが鼻の奥を刺激した
    「どしたん〜?もう酔ってるのぉ?」
    「ううん〜やっぱみき可愛いなぁ思て…」
    そう、みきは可愛い

    2006-06-15 14:45:00
  • 78:

    みきは俺の地元の後輩。
    体の相性バッチシです!!(笑)

    みきはなんと16歳

    2006-06-15 14:46:00
  • 79:

    え?あかんやんって?
    バレやんかったらええんちゃう?(笑)
    基本適当人間なんで☆

    2006-06-15 14:46:00
  • 80:

    エレベーターに乗り込んでみきにチュウ
    もちろんみきもなおも自分が彼女って信じてる
    みきにはなおの事太客で痛くてしんどい女ってゆうてる
    〈その通りやし〉

    2006-06-15 14:47:00
  • 81:

    一方なおには
    育て、付き合ってってしつこいねん。

    これだけゆうてる
    なおはこれで充分

    2006-06-15 14:48:00
  • 82:

    「ほんまありがとぅなぁ?みきがおったらあいつ金使うからさぁ」
    「いつも凄いもんなぁ…みきは薫の為に耐えるやん☆」
    「ほんまみき可愛い〜嬉しい〜」
    またギュッとみきを抱きしめた

    2006-06-15 14:49:00
  • 83:

    エレベーターをおりて店の扉を開く
    「いらっしゃいませぇぇ!!」
    〈いらっしゃいませ〜〉
    なおのいる席が視界に入った
    〈ガン見しすぎですって姉さん!!笑〉

    2006-06-15 14:50:00
  • 84:

    でも気持ちは分からなくもない
    だって従業員ですらみきが来ると喜ぶくらい
    だってどうせヘルプつくなら可愛い子のがいいやん?

    2006-06-15 14:51:00
  • 85:

    おまけにみきは性格曲がってないし
    従業員みんなのお気に入り
    そんな子とsexできる俺ってば幸せ者〜(笑)

    2006-06-15 14:52:00
  • 86:

    みきをなおの席から軽く見える席に座らせた
    みきが苦笑い
    〈やんなぁ…でも協力してもらいます〉
    みきと楽しそうに話す俺になおは嫉妬する。

    2006-06-15 14:53:00
  • 87:

    いや、むしろ他の女と…かな
    なおをしばらく放置状態に
    俺はみきの肩を叩いたりしてみる
    座る距離も近め
    (笑)

    2006-06-15 14:54:00
  • 88:

    横目でヘルプが近づいてくるのが分かった
    〈お、今日は早いなぁ〜〉
    失礼します。とヘルプが俺の耳元で言う
    「薫さん、なおさんシャンパンです」
    〈待ってました☆笑〉

    2006-06-15 14:55:00
  • 89:

    みきに
    〈頑張って☆〉
    と言われ席を立った
    …なおさん怖いって!(笑)
    なおはみきを睨みつけてタバコをふかしていた

    2006-06-15 14:55:00
  • 90:

    恐る恐るなおの隣に座った
    なおが口を開く
    「あのクソガキしょぼいくせにまだ来てるん!?まじきしょい!!金使わんくせに!!なぁ薫!?育てって気づかん所が笑える〜」
    「そぅやなぁ〜笑」

    2006-06-15 14:56:00
  • 91:


    〈…あなたも色カノです…客です…〉

    2006-06-15 14:57:00
  • 92:

    「なおシャンパンおろすん?ありがとぅ☆何がいい?」
    「あの女嫌いやわ…とりあえずカフェパ!!」
    「味は??」
    「さくらんぼ〜」
    「分かった〜待っててなぁ」

    2006-06-15 14:58:00
  • 93:

    なおの席を離れ裏に向かう時みきと目が合い
    〈ごめんな!!〉
    と目で合図した
    みきはニッコリ笑顔☆

    2006-06-15 14:59:00
  • 94:

    あ〜…カフェパかぁ…
    裏になおと仲がいいヘルプの健がいたのでカフェパ以外をおろさせるように作戦会議をした
    〈…〉
    「OKっす!!なら俺マイクであおりますね!!」
    「おぅ!!頼むわぁ」

    2006-06-15 15:00:00
  • 95:


    そして、カフェパリさくらんぼを持ってなおの席に向かった

    2006-06-15 15:01:00
  • 96:

    ついにシャンパンコールが始まる
    音楽が流れ、照明が回る、そしてスポットライトがなおを照らす
    健が叫ぶ
    「薫さんテーブルなおちゃんよりカ-フェドパリ頂きましたぁ!!ありやっす!!」
    〈ありやぁす!!〉

    2006-06-15 15:02:00
  • 97:

    「それではおいしいシャンパンの音まで、3、2、1〜?」
    〈ポンッ〉
    シャンパンのコルクをなおに開けさせた

    2006-06-15 15:03:00
  • 98:

    そして回しのみ
    「ベッピン飲め飲め〜!!お次は薫〜」
    早ッ!!(笑)
    もっと飲めよな…

    2006-06-15 15:03:00
  • 99:

    仕方なしにかわしぼをあごにあて瓶に口をつけ上を向いた
    〈さくらんぼはシャツのしみになるから嫌いや…〉
    「あっけろあっけろ!!」
    シャンパンが開いた

    2006-06-15 15:04:00
  • 100:

    そこですかさず健がマイクで話し出す
    「どうもぉ〜安いシャンパンありやすぅ☆笑なおちゃ〜ん俺飲んでなぁい、いや次はカフェパリなんかじゃないよなぁ〜?笑」
    「どうしましょっどうしましょっ3、2、1〜?」
    マイクがなおに向けられた

    2006-06-15 15:05:00
  • 101:

    音楽が止まった状態に…
    みきがおるのに断る訳がない
    なおはプライドの固まりやねんから(笑)
    「もう!!笑)じゃあドンペリ〜!!」
    「ありやぁす!!ドンペリ持ってこぉ〜い!!」

    2006-06-15 15:06:00
  • 102:

    飲んでは煽って、飲んでは煽って
    何回も繰り返し合計カフェパリ2本
    ドンペリ2本
    ドンペリピンク1本
    まぁまぁかな…

    2006-06-15 15:07:00
  • 103:

    「おいしいシャンパン飲めたのはなおちゃんあなたのおかげです!!感謝の気持ちを込めまして、最初に3回パンパンパン真ん中2回パンパン最後に1回パンごちそうさまでしたぁ!!」
    シャンパンコール終了

    2006-06-15 15:08:00
  • 104:

    なおの顔は得意げだ
    〈調子乗りやがって…。〉
    「あんなガキさっさと帰してやぁ?」
    「は?」
    「これで売り上げあがったやん?あんな女いらんやろ?」

    2006-06-15 15:09:00
  • 105:

    〈ここらでキレとくか。〉
    「は?お前何調子のってんの?客は客やろ?なんでお前にそんなでかい顔されなあかんの?俺の気持ち分かってんの?」
    「え?」
    「そんな性格悪い女もうええわ、帰れや。」
    「か、薫…?」

    2006-06-15 15:10:00
  • 106:

    「薫?怒ったん?ほんまごめん!!言い過ぎた。ごめんなさい。」
    「ほんまにお前最近なんか調子乗りすぎ、もう帰れや。」
    「いや!!帰りたくない!!好きやもん」
    「なら勝手におれや!!知るか!!」
    そう言いなおの席を離れて裏へ向かった

    2006-06-15 15:11:00
  • 107:

    「薫さん売り上げあがりましたねッ」
    裏に入ると陽気に健が話しかけてきた
    「は?あの程度であげたに入らんやろが?」
    「…。」

    2006-06-15 15:12:00
  • 108:

    「あいつはまだ引っ張れる、もっと上げれる。ヘルプの仕事頼んだからな。」
    「はいッ!!」
    「あのクソ女にはまだ使ってもらわな腹の虫おさまらんわ」
    「任して下さい!!」

    2006-06-15 15:13:00
  • 109:

    なおには目もくれずみきの席に戻った
    「薫くん…あれ。」
    みきがなおの方を見ながら口を開く
    なおは健になだめられながら号泣していた

    2006-06-15 15:14:00
  • 110:

    〈格好悪…〉
    「みきは気にするなって」
    「うん、でもあの人ほんまにただのお客さんなん?」
    〈こいつも詮索かよ、ダルいなぁ〉

    2006-06-15 15:15:00
  • 111:

    「みきまで俺のこと信じてくれやんの?ホストやもんな、信用できひんよな…」

    2006-06-15 15:16:00
  • 112:

    「なんで?違うよ!みきはちょっと気になっただけ!薫の事一番知ってるのは美樹(みき)やもん!」
    (本当の俺?お前が知る訳ない。)
    「そっか…でもほんまに奈緒(なお)はただの客やから、軽く色使う部分はあるけど、美樹が悲しむような事はないから、だからもっと俺の事信用して?」
    髪を少し撫で切なく美樹を見つめた。

    2006-06-15 15:16:00
  • 113:

    「…もう、帰るか?」
    美樹はうつむいて首を横にふった。
    「そっか…俺奈緒どうにかしないといけない、大丈夫?」
    コクリと首を縦にした
    (本当、女って面倒くさい。)

    2006-06-15 15:17:00
  • 114:

    (ま、そんな俺が女を相手にしてるなんて一番不思議だな)
    「まだ今月始まったとこだしカフェパリ1本だけ頼んでもいい?ツケでいいし、払えなかったら俺かぶるし…。」
    「…うん。」
    「じゃあ、コール無しでグラスで2人で飲もな?ちょっと待ってて。」

    2006-06-15 15:18:00
  • 115:

    席を立とうとした瞬間美樹がスーツの袖を掴んだ。
    「どうした?」
    「…美樹、美樹薫の事好き。…色じゃないやんな?違うやんな?」
    「当たり前やろ?信用できひんのやったらいいよ?でも俺はほんまに美樹の事好きやで?」
    と美樹に向かって笑う。

    2006-06-15 15:19:00
  • 116:

    「そっか!良かった。なぁ薫?美樹今月給料あるしピンドンにしてよ?グラスでカフェパリとか格好悪いやん?」
    「大丈夫なんか?」
    「大丈夫やで!薫の為だよ!」
    「…お前本当いい女やわ。俺の自慢。」
    席を立ち美樹の頭をポンとたたいて裏に向かった。

    2006-06-15 15:20:00
  • 117:

    チラっと奈緒を見るとまだ下を向いてうつむいていた。
    (待っとけよ、もうすぐお前が主役になれるから。)
    俺は笑いをこらえながらピンドンを持ち美樹の席に戻った

    2006-06-15 15:21:00
  • 118:

    横目で奈緒が顔をあげたのが分かった
    構わず美樹の横に座りポンとコルクをあけた。
    ピンク色の半透明な液体がグラスでクラッシュアイスと混ざり合う。

    2006-06-15 15:23:00
  • 119:

    美樹がシャンパンをおろすなんて奇跡。
    珍しくヘルプにゆうやさんが座り3人でグラスを持った。
    「かんぱぁい!」
    ーチンー

    2006-06-15 15:23:00
  • 120:

    健に目で合図をした(今しかないぞ)と。
    奈緒の表情にはもう怒りしかない様子、悔しい、悔しい、悔しい。

    2006-06-15 15:24:00
  • 121:

    シャンパンが半分程無くなった。
    「じゃあ、奈緒んとこ行ってくるわ。」
    「うん、頑張ってね!」

    そして奈緒の席に戻った。

    2006-06-15 15:25:00
  • 122:

    「お前何泣いてんの?」
    奈緒の隣に座った
    「…」
    「お得意のだんまりか?喋る事ないなら帰る?」
    「…イヤ」

    2006-06-15 15:26:00
  • 123:

    「なら何か喋って頂けます?」
    「ごめん。」
    「悪いと思ってないのに謝らんでいいで?」
    「ごめん。反省してるから…。」
    「ふ〜ん、お前さぁ、彼女ならもっとヘルプに気ぐらい使えよ。ついてくれてんのにふてこい態度とんなよ。」

    2006-06-15 15:27:00
  • 124:

    「ごめんなさい。」と、奈緒はまた泣き始めた。
    「泣くな!客きてるねん、泣くなら帰れ!」
    「イヤや!泣かない!だからおらして!」
    「店ん中やねんから客っぽくおれよ!」
    「…薫、許してくれる?許して?」

    2006-06-15 15:28:00
  • 125:

    「ちょっと来い…」
    「…?」
    奈緒をトイレに連れて行く。
    俺の店のトイレは客席から見えない。

    2006-06-15 15:29:00
  • 126:

    ーガチャー
    奈緒が身を固めた
    (こいつ俺が殴ると思ってる。)

    俺は奈緒を抱きしめた。

    2006-06-15 15:31:00
  • 127:

    「か、薫!?」
    「奈緒〜?ごめん。言い過ぎた、ほんまごめんな?ついカッとなった。」
    「…薫〜。奈緒が悪いねん、許してくれてありがとう…。」
    「…仲直りやんな?」
    「うん!!!」

    2006-06-15 15:31:00
  • 128:

    頭を撫でて奈緒を見つめてキスをした
    「奈緒、先席戻ってて?健にも謝るんやで?」
    「うん!」
    奈緒はご機嫌だった。

    2006-06-15 15:32:00
  • 129:

    (色々手がかかる女だよな、全く)
    鏡を見て髪のセットをチェックしうがいをしてトイレをでた。

    2006-06-15 15:33:00
  • 130:

    奈緒の席に戻った瞬間、俺は心の中でガッツポーズをした。
    小さなテーブルの上にシャンパンが並んでいる。しかもドンペリ。
    「仲直りだよ!」
    奈緒が笑った。

    2006-06-15 15:34:00
  • 131:

    「奈緒、ありがとうな。」
    「ううん、今日はパァっと飲も!」
    (時間かかったかいがあったな)
    「おう!コールでよかったよな?待ってて。」

    2006-06-15 15:35:00
  • 132:

    シャンパンコールが始まった。
    「本日2回目奈緒ちゃんより〜ワビのシャンパン頂きましたぁぁ!」
    〈ありやぁぁす!〉

    2006-06-15 15:36:00
  • 133:

    ピッチャーが回され俺の元に…。
    「飲めよ薫〜!!どんどん飲んで死ぬまで飲んで!!」
    マイクのゆうやさんは楽しそうだ。

    2006-06-15 15:37:00
  • 134:

    俺はなかばヤケクソでピッチャーを上にあげた。
    ドンペリの匂いで吐き気がするのを一緒に飲み込んだ。
    カッターなんかビシャビシャ、口の中はシャンパンの味。

    2006-06-15 15:38:00
  • 135:

    ピッチャーをあけてもドンペリの匂いで吐き気は止まらない。
    「開きましたぁ!!奈緒ちゃんこの次は〜?!」
    マイクを向けられた奈緒
    「…じゃぁ、ピンク〜!」
    また照明が回りだす

    2006-06-15 15:38:00
  • 136:

    ゆうやさんのマイクを奪った。
    「あ!!薫!!」
    「笑」
    「お次はゆうや〜!!飲め飲め?1!!?1見したれ!!」
    (ゆうやさんすんません、笑)

    2006-06-15 15:39:00
  • 137:

    奈緒が潰れてシャンパンコールは終わった。
    合計
    ドンペリ5
    ピンク2
    カフェパリ3

    2006-06-15 15:40:00
  • 138:

    奈緒は席で潰れて寝ていた
    トイレに入りさっき飲んだシャンパンを吐いた。
    「ふぅ…」
    胃液で喉と鼻が痛い。うがいをして顔を洗って、美樹の席に戻った。

    2006-06-15 15:41:00
  • 139:

    「おかえり!薫大丈夫?」
    「うん、大丈夫やで。」
    「いっぱい飲んでたねぇ…シャツびしゃびしゃ。」
    「クリーニングだしてな。」
    「分かったよ〜」

    2006-06-15 15:42:00
  • 140:

    総チェックが入り美樹をタクシーに乗せ、奈緒は無理矢理起こして帰らせた。
    掃除をすませ客席で眠りについた。
    (おかん、元気かなー…)

    2006-06-15 15:43:00
  • 141:

    懐かしい夢を見た。
    背が小さい髪の長い女の子…ー。
    誰やっけな…

    2006-06-15 15:44:00
  • 142:


    ー麻里だ…ー。

    2006-06-15 15:45:00
  • 143:

    元カノってやつ…それが麻里。
    ホスト始める前から付き合ってたっけ。、訳も分からず捨てられて。それっきりかぁ…ー。

    2006-06-15 15:46:00
  • 144:

    別に引きずってる訳じゃない。
    ただ…ー

    俺は女を信用なんかしない。そう決めた

    2006-06-15 15:47:00
  • 145:

    サイケのうるさい着信音で目が覚めた
    着信
    ーひろー
    サイケ仲間だ。俺が逃げた物、それは薬物…ー。

    2006-06-15 15:47:00
  • 146:

    ものの見事にハマった。
    葉っぱからバツ、シート、玉、注射以外なら手をだした。
    だからといって依存じゃない。ただクラブの時だけ体に入れる。普段は葉っぱだけ。

    2006-06-15 15:48:00
  • 147:

    ひろはソレらを流すプッシャー(売人)ー。
    「もしもし?」
    「おぅ、寝てたか?前ゆうてた草見つかったから。」
    「あぁ、ありがとう!また連絡するわ。ほんじゃ」

    2006-06-15 15:49:00
  • 148:

    ひろとの電話を切って携帯を見た。
    時刻20:35ー
    オープンは22時、焦って寮に戻り風呂に入って用意した。(頭いてぇ〜…)

    2006-06-15 15:50:00
  • 149:

    簡単に髪のセットをして営業メール
    昨日の新規のえり
    「昨日はありがとう☆おかげで寒い思いせずにすんだわ、あんま喋られへんかったけど覚えてる?笑(^^;)って感じで今日も仕事頑張りまぁす!」
    ー送信完了ー

    2006-06-15 16:17:00
  • 150:

    クールマイルドに火をつけ次々と営業メールを済ませた。

    2006-06-15 16:18:00
  • 151:


    なんで麻里の夢なんか見たんだろう
    引きずってる…訳ないか…ー。
    女なんか女なんかっていいながら女がいないど食ってけない仕事してるんだ、俺

    2006-06-15 16:19:00
  • 152:


    俺に恋なんて、できる日が来るなんて

    2006-06-15 16:20:00
  • 153:

    あり得ないだろうなぁ…ー笑
    そんな事を考えてるとオープン時間。
    白のカッターを着て、黒のスーツを身にまとう。
    かかとを鳴らして街を歩く、こんな俺は誰が見てもホストなんだろうな…ー。

    2006-06-15 16:21:00
  • 154:

    どうせスーツを着た俺が好きなだけ
    女が化粧で変わるように俺はスーツを着る。
    店までの道のり、なにも変わらない同じ毎日

    2006-06-15 16:21:00
  • 155:

    寝て起きて仕事して、休みは営業して枕して、クラブ行って薬して…ー。
    何やってんのか。

    そんな日々が続いて半年
    薫19歳ー

    2006-06-15 16:23:00
  • 156:

    あぁ…今年も寒くなってきたなぁ。
    そんな話を健としながら今日も梅田に立っていた。
    いつもと変わらないキャッチ…のハズだったんだ。

    2006-06-15 16:24:00
  • 157:

    女の子を見てると向こうから2人組が歩いてきた
    「おい健、あれいくぞ。」
    「了解っす!!」
    黒コートの2人組

    2006-06-15 16:25:00
  • 158:

    健と2人で声をかけた
    「何してんの〜?」
    その子はキャッチをされたのが初めてのようだ。

    2006-06-15 16:26:00
  • 159:

    「えッ?何?」(おもしろい…)
    「どこ行くん?」
    「あ!!えっと今から面接やねん!!遅刻やねん!!泣」
    「大丈夫?!」
    「わからんけど…」

    2006-06-15 16:27:00
  • 160:

    「よければ番号教えてや?」
    「あ…はい、どうぞ。」
    (どうぞやって!!笑)
    ○?○********ー
    俺の携帯のサイケが流れた。

    2006-06-15 16:31:00
  • 161:

    「はい、これでOKやわ。俺、薫ってゆうねん。登録よろしく」
    「あッうん。じゃあね!!」
    「え!?電話するから出てやぁ!!」
    振り向いてその子は手をふって友達と足早に歩いて人混みの中に消えていった。

    2006-06-15 16:32:00
  • 162:

    (名前ぐらい名乗れよ…笑)
    「えらい急いでましたね。」
    「ほんまやな、なんかウケた。」
    この時間に歩いてる女はたいがいキャッチもかわしなれてる

    2006-06-15 16:33:00
  • 163:

    「絶対キャッチされたん初めてやわ、あの子。」
    「そうなんすか?変わってますね。あんな急いでどこ行ったんでしょうね。」
    そんな会話をしながらキャッチを続けた

    2006-06-15 16:33:00
  • 164:

    その日も酔っ払い仕事が終わると寮に戻りスーツのまま寝た。

    ♪♪♪ー奈緒ー

    ♪♪♪ー奈緒ー

    2006-06-15 16:35:00
  • 165:

    奈緒の鬼電で目が覚めた。
    「はい…」
    「今どこ?何してたん?なんで連絡くれへんの?!」
    「…お前なんやねん、酔って潰れとったんじゃ!!寮!!」
    「連絡ぐらいくれてもいいやん…」

    2006-06-15 16:35:00
  • 166:

    「分かった分かった、じゃぁな。」
    プツー、一方的に電話を切った。
    奈緒は本当にうっとうしい
    時刻はまだ18時
    (あのバカ電話する時間ぐらい気を使えよ…)

    2006-06-15 16:37:00
  • 167:

    真っ暗な部屋の中、手探りでタバコに火をつけた。

    「ふぅ〜…。」

    2006-06-15 16:38:00
  • 168:

    ぼ〜ッと携帯を眺めていた。
    発信履歴
    ○?○********ー
    (あ、昨日の子だ。起きてるかな…)

    2006-06-15 16:39:00
  • 169:

    プルルルルー…カチャ…ー
    「…はい、」
    「ごめん寝てた?」
    「…えっと、誰??」
    「うわッひど!!登録してゆうたやん!笑昨日声かけた薫やで?分かる?」

    2006-06-15 16:40:00
  • 170:

    「あぁ、お猿さんみたいな人や。」
    (失礼なやつやな…笑)
    「なんか気になって電話してん。昨日あんなとこで何してたん?」
    「仕事の面接やで、疲れたぁ…。」

    2006-06-15 16:40:00
  • 171:

    「そうなんや。何の面接?」
    「キャバやで〜」
    「てゆうか気になってんけど君ミテコやろ?働いたらアカンやん。」
    「ミテコ?って?」
    「18歳以下って事やで、夜の仕事は18からやからな。」

    2006-06-15 16:41:00
  • 172:

    「あぁ…私まだ16なったとこやわぁ…。」
    「なんか訳ありなん?」
    「まぁちょっとねぇ、薫くんは何歳なん?」
    「言いたくないなら無理には聞かないけど、なんかあったらゆうてや。力なるし。俺は19なったとこ★」

    2006-06-15 16:42:00
  • 173:

    「そうなんや。若いね。」
    「いやいや!笑自分のが全然若いで?」
    「あ、そやね☆」
    と当たり障りのない会話をした。

    2006-06-15 16:43:00
  • 174:

    「もう友達が起きそうやから電話きるね。今日も仕事頑張って。」
    「あ…うん、分かった。」
    「じゃあばいばい」
    「あッッ!!ちょっと!!」
    「ん?」

    2006-06-15 16:44:00
  • 175:


    「名前教えて?」

    2006-06-15 16:45:00
  • 176:

    「…あやね、彩音だよ。」

    「あやね…分かった。ありがとぅ、仕事頑張ろな!」
    そして電話を切った。
    (彩音…か。)

    2006-06-15 16:46:00
  • 177:

    その電話から俺は彩音に色んな話を聞いた。
    彩音はあの日、キャッチをしたあの日が初めての夜の仕事だったらしい、おまけに梅田も…
    「梅田も知らんかったんかよ〜笑」
    「うるさいなぁ仕方ないやんかぁ…」

    2006-06-15 16:47:00
  • 178:

    「しゃぁないやん、地元からでた事なかってんもん…ー」
    「まあ、俺も似た様なもんや。」
    「今日も仕事頑張るわぁ。」
    「おぅ☆」

    2006-06-15 16:48:00
  • 179:


    (育てか…うまいこといくかな。)
    今はミテコだけど後々いい金づるになるかもしれないやん。
    正直顔もうろ覚え。

    2006-06-15 16:48:00
  • 180:

    そんな事を考えていた。

    今日は美樹と営業ー
    「か〜おるッ!」
    「お、おはよ☆どこ行く?」

    2006-06-15 16:49:00
  • 181:

    「美樹どこでもいいよ☆」

    美樹の体に目がいく(最近こいつとやってなかったなぁ)
    「俺は2人きりになれるとこですかねぇ…」
    「…薫スケベ…ホテル行く…?」

    2006-06-15 16:50:00
  • 182:


    ー部屋に入るなり美樹をベットに押し倒す。
    「ちょ…薫シャワーは?」
    「そのままがいい。早く美樹とやりたい…」
    「…アッ」

    2006-06-15 16:51:00
  • 183:

    欲望のままに美樹と体を重ねた。

    「…薫ッ…」
    「ハァ…もぅ無理かも…笑」
    「うん…」

    2006-06-15 16:52:00
  • 184:


    腰をふって美樹の奥の奥に出したー。

    ーーーーーーーーー

    2006-06-15 16:53:00
  • 185:

    枕元にあるティッシュを美樹に渡しタバコに火をつけた。
    フゥ〜ー
    「なんだか今日の薫激しかったね☆たまってた?笑」
    「あはは、お前が相手してくれないからなっ」
    (あほか、体休まらんぐらいや…)

    2006-06-15 16:54:00
  • 186:

    (最近美樹かわいくない…。)
    俺はなんだか切なくなった。
    昔はかわいかったのに…。

    2006-06-15 16:55:00
  • 187:

    いつものコースで、美樹との営業を終わらし久々のクラブに行った。
    やっぱさいこぉぉ!!笑ー
    草、バツ、シート
    体に入れると吹っ飛んだ。

    2006-06-15 16:56:00
  • 188:


    ー目を覚ましたのは翌日の夕方だった。
    ミソノとゆうホテルで死んでいた。
    このミソノ別名ブリブリ療養所…笑
    いつもお世話になってます…。

    2006-06-15 16:57:00
  • 189:

    (ちょっとやりすぎたな…)
    重たい体をおこし、寮に戻り用意を済ませると店に急いだ。ーハァ…眠たい

    2006-06-15 16:58:00
  • 190:

    今日はなんか静かやなぁ…。
    「…あれ?携帯がない。うっそぉ!!やってもうたぁ!!泣」

    ホストの命的な携帯をこの日無くしてしまった。

    2006-06-15 16:59:00
  • 191:

    「ぅわッほんまにありえへん、うわぁ…」

    結局、携帯は見つからず、俺は大量の金の卵達を逃してしまった。

    2006-06-15 17:00:00
  • 192:

    なんとか、太い客や頻繁に来る客は連絡を繋げる事ができたが 美樹 と連絡をとる事が無くなった

    で、悪い事って続くねんなぁ…笑

    2006-06-15 17:01:00
  • 193:

    新しい携帯を買い、いつもと同じようにキャッチにでていた
    「さっみぃ…健、俺しょんべん行ってくる。」
    「あ、はい。」

    2006-06-15 17:02:00
  • 194:


    気持ちよくトイレをしようとチャックを下ろした。
    と、息子がなんだか痛い…。
    「え…??ん??」
    なんかおかしい…

    2006-06-15 17:03:00
  • 195:

    まあ、お分かりの通り。
    「うわぁ…ー笑」
    病気を貰っていた
    (誰やろ…)
    しばらく考えても分からない。

    2006-06-15 17:04:00
  • 196:

    (………ま、多分美樹やろ。ほっとこ。)

    気づいた時にはもう手遅れで、夜遊びの俺のスレはえらい事になっていた。

    2006-06-15 17:05:00
  • 197:

    ー性病色枕の薫ーだのーミテコ妊娠さしたーレイプだの。
    ある事ない事飛び交っていた。
    「あぁ…!!泣もうまじやめてくれぇ…」
    客が切れる。

    2006-06-15 17:06:00
  • 198:

    でも、俺は開き直った。
    (なんかゆわれたら逆ギレしたったらええねん!!笑)
    でもやっぱり細くても客の数はガタンと落ちた。
    売り上げが、未収も飛ばれた。
    マイナス地獄…

    2006-06-15 17:06:00
  • 199:

    給料がないから前借りをする。
    マイナスが増える。
    悪循環…ー
    そんなある日。

    2006-06-15 17:07:00
  • 200:

    いつもの営業終了後、オーナーが従業員にむけて言った。
    「今月いっぱいでこの店がミナミに移動になる、寮も変わるから荷物整理しとけよ!!次の箱はミナミで一番ぐらいにでかいぞ〜」
    (は??ミナミ??クラブがあるやん☆笑やった!客も多そうやし。)

    2006-06-15 17:08:00
  • 201:


    「ミナミかぁ〜どんな感じなんすかねっ?」
    健が心なしか嬉しそうに見えた。
    「そんな大差ないやろ、ミナミのが人多いしな。何よりクラブあるし!!」
    そう言い薫は笑った。

    2006-06-15 17:09:00
  • 202:

    そして…
    ーー場所はミナミ

    毎日キャッチをしても、なかなか客が増えない。
    (マイナス減らねぇー…)正直、焦っていた。

    2006-06-15 17:10:00
  • 203:

    (なんやねんミナミ!!話すら聞いてもらわれへんどころかホスト多すぎやろ!キャッチ慣れしすぎやろ。)
    そう、ミナミはキャッチが多い。街を歩く女の子は、大概交わし方を知ってて話すらろくに聞いてもらえない。

    2006-06-15 17:11:00
  • 204:

    薫の店のホストは、男前ばっかりって訳でもなくキャッチで苦戦していた。
    「声かけてくんな」「うるさい」「不細工〜アハハ」「じゃまじゃま」
    こんなの日常茶飯事である。

    2006-06-15 17:12:00
  • 205:

    むしろ声を出してくれるだけまだマシだったり…。
    そしてついにその日がやってきた

    ー新店オープンー

    2006-06-15 17:13:00
  • 206:

    新箱の店は広く、黒と赤を基調にした広いフロアが印象的だ。
    白いソファーに、DJブース、天井から床に照らされるカラフルなレーザー…。

    2006-06-15 17:14:00
  • 207:


    そして爆音で流れるクラブ並みの音楽

    ここが薫のホスト人生が本格的にスタートする場所である。

    2006-06-15 17:15:00
  • 208:


    「う…わぁ…」
    俺は、新しい店に感動した。

    (すげぇ…めっちゃ綺麗。広い、トイレも広いし!笑)

    2006-06-15 17:16:00
  • 209:


    「今日からここで営業が始まる!みんな頑張ってくれよ!」
    「はい!!」
    オーナーの言葉に従業員が声を揃えた。その日はオープンイベントの為ひっきりなしに客が入り、広い店であたふたと仕事をこなした。

    2006-06-15 17:16:00
  • 210:

    営業が終わり、従業員でご飯を食べに行きその日は新しい寮に帰ってスグに寝た。
    (疲れた……そう言えばあの子、元気にしてんかな…名前なんやったっけ…えっと、)
    そのまま薫は眠りについた。

    2006-06-15 17:17:00
  • 211:

    「薫…薫さん…起きて…起きて下さい!!」「…うん…」
    眠たい目を少し開けると光が眩しかった
    「薫さん!!起きて下さい、遅刻しますよ!!」
    ーガバッー
    健の声に驚いて時計を見ると時刻は21時…。

    2006-06-15 17:18:00
  • 212:

    「おっまえ後1時間しかないやんけ!!」「薫さんが起きないからっすよ〜泣」
    すぐにシャワーを浴びた。髪を乾かし、軽くセットをしスーツに身を包む…。
    薫19歳
    ー今日からミナミのホストー

    2006-06-15 17:19:00
  • 213:

    島之内を足早に歩き店に急いだ。

    「おはようございます!!」

    2006-06-15 17:21:00
  • 214:

    「おぉ、薫さん出勤ですか?おはようございます!」
    No.1ホスト、ゆうやさんが笑う。
    「すんません、勘弁してください、笑」
    「まぁまぁ、ミーティング始まるぞ、」
    「はい!」

    2006-06-15 17:22:00
  • 215:

    俺の店はオーナー、代表、店長、そしてNo.1と続いていく。
    ややこしい役職とかはない。
    No.1のゆうやさんは本当に良くしてくれてよき兄貴的な先輩、ゆうやさんは枕をしない、完璧な色営業だ、話を聞いてても尊敬する。

    2006-06-15 17:23:00
  • 216:

    (俺にはできねぇな…しがない枕ホストなんで。)
    そんな事を考えているとミーティングが終わり従業員とキャッチに向かった。

    2006-06-15 17:24:00
  • 217:

    (夜だってのにやっぱ人多いなぁ)
    街にはホストを始め、キャバのボーイ、キャバの女の子、バー、カラオケ、様々な人でごった返していた。

    2006-06-15 17:25:00
  • 218:

    3時間後ーー
    「あぁもう、ボロボロやんけぇ…」
    キャッチが全く上がらない、むしろ話すら聞いてもらえない。ゆうやさんや上の人達は客が来て店バックしたが俺の客予定は無かった。

    2006-06-15 17:25:00
  • 219:

    気づくとキャバクラも終わり女の子達が送りの車で帰る時間になっていた。
    「薫さぁん…寒いっすねぇ…」
    「踊れ。踊ったら暖かくなるハズや!」
    訳も分からず健とおちゃらけていた。

    2006-06-15 17:26:00
  • 220:

    寒さでテンションが上がってきた。
    お☆キャバ嬢2人組発見〜!!
    「健、このフランクフルト持ってキャッチしてこい!」
    「可愛いじゃないですかぁ、イヤっすよ。」
    ばしっー!健のお尻にケリをいれて無理矢理キャッチをさせた。

    2006-06-15 17:28:00
  • 221:

    「ひどいっすよ〜」
    と言いながら健が声をかけている。
    (あ、確かに可愛いな。健無視られてるやん)
    見かねて声をかける。

    2006-06-15 17:29:00
  • 222:

    「どこ行くん?俺らとフランクフルト食おや!笑」
    片方の女の子が俺の方を見つめた。
    (何?めっちゃ可愛いやん、俺なんかついてる?ケチャップ?!)
    「か…おるくん?」
    (え?)

    2006-06-15 17:29:00
  • 223:

    「え?!なんで?俺の事知ってんの?」
    (こんな子やったら覚えてるハズやのに…)
    「……ね」
    「は?なんて?」
    (うわ、怒ってる)

    2006-06-15 17:31:00
  • 224:

    「あやね!あ・や・ね!」
    (あやね?…彩音?!えぇ!うっそぉ!)
    「彩音!?嘘やん!なんで?梅田ちゃうかった?」
    「梅田からミナミの店に移動したの!薫くん携帯繋がらんし覚えてないしひどいなぁ〜笑」

    2006-06-15 17:32:00
  • 225:

    「めっちゃ偶然やん!俺の店も今月ミナミ移動してきてん!携帯はほんまごめん、落として無くしてん、可愛くなってて気づかんかってんて!まじで!」
    「さすがホストやなぁ〜。キャッチ?頑張ってね。」
    「あ、…携帯教えて頂けますか…?」
    「…よろしいですよ?笑」

    2006-06-15 17:33:00
  • 226:

    「じゃね。」
    「あ、うん」

    彩音はヒールをカツカツならし友達と夜の街に消えていった

    2006-06-15 17:34:00
  • 227:

    「薫さんあの子知り合いなんすか?」
    「梅田で声かけたあの子や」
    「…あぁ、あの珍しい子、え?!かなり変わってましたね!可愛くなってる!」
    ーー本当にビックリした。
    今考えるとあれはきっと運命だったと思う。

    2006-06-15 17:35:00
  • 228:

    その日の仕事はあんまり身が入らなかった。
    携帯に登録された彩音の番号を、何回も見て電話をかけようか迷っていた。

    2006-06-15 17:37:00
  • 229:


    (俺は何を恋する乙女みたいな行動ばっかしとんねん)
    自分で自分にツッコミをいれて、彩音に電話をする事にした

    2006-06-15 17:38:00
  • 230:

    プップップップッー
    無意識に咳をして唾を飲んだ。
    一瞬の静寂…ー
    ガチャー
    「あッも、もしもし!?」

    2006-06-15 17:39:00
  • 231:

    「……おかけになった電話番号は現在使われておりません、番号をお確かめに…」
    (え…?)

    2006-06-15 17:40:00
  • 232:

    (携帯使われてないやん…)
    何回かけても登録された番号に間違いはなく、機械的な女が喋るだけだった。
    (…あ〜あ…なんか凹むわぁ…)
    俺はなんとも言えないような、気持ちになっていた。

    2006-06-15 17:40:00
  • 233:

    とはいえ今は仕事中、凹んでる場合じゃない。
    (仕方ないな。ショックやけど仕方ないよな…)
    自分に言い聞かせ、その日はヘルプで浴びる程酒を飲んだ。

    2006-06-15 17:41:00
  • 234:

    営業時間終了ー
    「今日は薫が頑張ってたなぁ…」
    酒でボーっとする俺の頭に、代表の声が遠くに聞こえる。
    「そうすね…」
    そんな会話を子守歌に、薫はそのまま眠りについた。

    2006-06-15 17:42:00
  • 235:

    ブブブッブブブッ
    ソファーから耳に伝わる振動で目が覚めた。
    (あ、俺あのまま寝てもうたんや…)
    まだしっかり機能してない体を起こし、タバコに火をつけた。
    着信3件、メール5件

    2006-06-15 17:43:00
  • 236:

    さっさとメールに目を通して簡単に返信した。
    不在着信は奈緒2件知らない番号から1件…。
    (また〇〇の連れやけど、とかのヤカリ電話か…。)

    2006-06-15 17:44:00
  • 237:

    まだ時刻は20時
    オープンまで後2時間ある。

    (めんどくせ…)
    店を出て寮に戻り不在着信の主に電話をした。

    2006-06-15 17:45:00
  • 238:

    プップップッー
    プルルルルーガチャッー
    「もしもし」
    「もしもし?お電話頂いてたみたいなんでかけたんですけど、どちら様ですか?」
    少し間があく…

    2006-06-15 17:46:00
  • 239:

    「もしもーし、聞こえてますぅ?」

    「…誰か分からんの?彩音やけど…」

    「……はぇっ?!」

    2006-06-15 17:47:00
  • 240:

    (え?待てよ待てよ、どこの彩音ちゃんや?いや一人しかおらんがな!)
    「え?彩音ちゃん?携帯変えた?」
    「は?何ゆうてんの?昨日教えたやん」
    ?????

    2006-06-15 17:48:00
  • 241:

    説明すると真相はこうだ。
    彩音ちゃんに口頭で番号を教えてもらい登録を間違えたのは俺。
    彩音ちゃんにも口頭で教えたのでかかってきました。
    (……俺のあほ…)

    2006-06-15 17:49:00
  • 242:

    彩音ちゃんに笑われた反面、拒否られたと思っていた俺は有頂天になった。
    「あ、ごめん、プリケーやから切るわ。」
    「俺からかけ直すから!」
    (なんや、拒否られてたんちゃうかったんや俺)
    こんな事で純粋に喜んでる自分がきもい

    2006-06-15 17:49:00
  • 243:

    (嫌われたんじゃなかったんや)
    無意識にテンションが上がる自分がいる。
    着信履歴に残った彩音の番号を確認すると発信ボタンを押したー。

    2006-06-15 17:50:00
  • 244:

    (ん?待てよ、俺からかけたのにプリケーとか関係なくないか…?)プルルルーカチャッ
    「もしもしハニー?」
    「え?!笑、ごめんなんか勘違いしてたわ。私かけてないのに…」
    「…自分おもろいな…」
    「ほんま素で間違えた!笑」

    2006-06-15 17:51:00
  • 245:

    そんな会話から始まりたわいもない話をした。

    2006-06-15 17:52:00
  • 246:

    彩音は友達と一緒に住んでいるらしい
    「そうなんや、でもまたなんで?」
    「え?」
    「なんで夜しようと思ったん?」
    「う〜ん、理由はないよ。ただ地元でイヤな事いっぱいやから…だから。」

    2006-06-15 17:53:00
  • 247:

    彩音の意味深な答え方が気になったが、あえて深くは聞かなかった。
    「話したくなったらゆうてな。今日も仕事頑張ろうや!」
    「うん、ありがとう。また電話するね」

    2006-06-15 17:54:00
  • 248:

    麻奈 ◆b1Ucjzcv2I
    05/5/8 16:59〜05/5/28 08:59

    ここまでしかバックアップとってません。
    よろしければ続き書いてください。

    2006-06-15 17:58:00
  • 249:


    復活Uナニンゃ?*゚。

    2006-06-15 22:14:00
  • 250:

    2006-06-15 23:04:00
  • 251:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 252:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 253:

    麻奈 ◆I8kRFqbI1c

    うわぁーコピペありがとうございます!!
    大分日開いてしまってるのですが折角コピペしていただいているので思いだしゆっくり頑張ってみます??
    よろしければ気長にお付き合い下さい。

    2006-06-16 06:28:00
  • 254:

    麻奈 ◆I8kRFqbI1c


    (やっぱおもろい)(笑)久しぶりの電話のあやねは相変わらずやった。
    仕事?でカツカツやった俺はちょっと癒されてもーたワラ
    「ま、ミテコは基本好き、扱いやすいから。」

    2006-06-16 06:35:00
  • 255:

    麻奈 ◆I8kRFqbI1c

    そっからの生活も対して変わらんかった、寝て起きて仕事営業営業営業……
    その中にあやねとの電話も入るようになった。

    最初は冷たかったあやねやけど、徐々に打ち解けていって俺らテル友やなぁってよく笑ってた、そんなこんなで俺の中に野望ができた。

    2006-06-16 06:43:00
  • 256:

    麻奈 ◆I8kRFqbI1c


    ぜーったいあやね落とす!!ってゆう計画(笑)
    だってなんも知らんねんでっ、俺色に染めたら楽しそうやん、扱いやすいやん、それ、めっちゃ楽しそうやん☆(笑)
    ってな感じで俺はやる気マンマン♪になってた。

    2006-06-16 06:47:00
  • 257:

    名無しさん

    2006-06-16 07:36:00
  • 258:

    名無しさん

    2006-06-16 07:58:00
  • 259:

    TTT ◆Mjk4PcAe16

    復活おめでとうございます(^O^)頑張って下さい♪キャ☆

    2006-06-16 08:10:00
  • 260:

    名無しさん

    2006-06-16 08:49:00
  • 261:

    ◆I8kRFqbI1c

    アウトサイドのTTTさん☆(ノ▽≦*)
    のんびリ復活しますね★
    キャ☆

    2006-06-16 08:50:00
  • 262:

    ◆I8kRFqbI1c


    久しぶりのミテコちゃん♪
    美紀第二号を作るべく、これはいくっきゃないやろって事で告白!!
    「もしもしハニー、俺と付き合ってくれへんかな?」
    「…えぇ!?えぇ!!」

    2006-06-16 08:58:00
  • 263:

    ◆I8kRFqbI1c

    うーん、これこれ。
    この反応初々しいねぇ☆

    「………」
    (あらっ??しくった?…いや、いけるはずやろ、なんでなんもしゃべらん…早かったかっ?…)

    2006-06-16 09:01:00
  • 264:

    ◆I8kRFqbI1c

    …………………………

    「あ…あのぉ…」
    「…うち、ミテコやで?いいの?まだ16やで?」
    「(来た!!ワラ)…ったり前やん!!ミテコとか関係ないしっ俺の彼女になってほしいねん!!あやねに!!」

    2006-06-16 09:05:00
  • 265:

    ◆I8kRFqbI1c

    はぁ…我ながらよく出てくるなぁ、こんなセリフ、ワラ
    かゆいかゆいー

    2006-06-16 09:09:00
  • 266:

    ◆I8kRFqbI1c

    「………ちょっと考えたい。」


    …うんうん、ちょっとかん…って、えぇーーー!!

    2006-06-16 09:11:00
  • 267:

    ◆I8kRFqbI1c

    ちょっちょっと待てよ、今の流れでは
    「うん?ハート」
    ぐらいの返事なハズやんっ!

    …いや、ここでがっつくのが1番あかんな。

    2006-06-16 09:21:00
  • 268:

    名無しさん

    2006-06-16 10:22:00
  • 269:

    マリアちゃん

    まなちんやぁ!ってこれまなちんが書いてるんかな?覚えてる?携帯水没してメモリー飛んでん!サブアドあったら教えてくり(o・―・o)ノ

    2006-06-16 18:44:00
  • 270:

    麻奈 ◆I8kRFqbI1c

    まりあちゃんてあのマリアちゃん?




    機種は分かるやんな♪捨てあどやから(*´艸`*)
    えすえーわいはいふんえっくすえっくすはいふんけーどっといーどっとわいどっとてぃーどっとおー9おー9
    NGやからひらがなでしかいれられへん↓

    2006-06-16 23:34:00
  • 271:

    ふぅちゃんのママ

    がんばれ?応援してるよって?

    2006-06-17 00:24:00
  • 272:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 273:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 274:

    名無しさん

    いい加減ウザイよ↑のやつ

    2006-06-19 11:55:00
  • 275:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 276:

    名無しさん

    2006-06-20 02:33:00
  • 277:

    名無しさん

    荒らしたるなや

    2006-06-20 05:21:00
  • 278:

    しげ

    まなたん発見!!しげだよ〜ん(*б。б*)覚えてる?元気にしてたのね(σΟωO)σがんばって書いてちょ♪

    2006-06-20 18:58:00
  • 279:

    麻奈 ◆I8kRFqbI1c

    しげ〜(>_

    2006-06-21 08:04:00
  • 280:

    読ンでるョ☆更新頑張ッてなぁ(^-^)ぁッ!!もちろン、マィペースでッo(^-^)o

    2006-06-21 19:38:00
  • 281:

    マリオ

    頑張って更新してちょ(o ̄∀ ̄o)

    2006-06-22 07:16:00
  • 282:

    名無しさん

    更新楽しみに見てます?

    2006-06-22 11:40:00
  • 283:

    あげ↑↑↑

    2006-06-22 20:18:00
  • 284:

    名無しさん

    ホスト狂いまなあげ

    2006-06-22 23:32:00
  • 285:

    名無しさん

    お前が狂ってんちゃうん?ワラ ずっと潰してるけど見苦しいやつやなぁワラワラ
    あ、まなちゃん頑張ってね☆

    2006-06-23 10:28:00
  • 286:

    ◆I8kRFqbI1c

    海さん☆ふうちゃんのママさん☆マリオさん☆アンカーレスしていただいた方☆Thank you(^^ゞ
    のんびり気まぐれ更新なので気長にお付き合い下さいませ♪

    2006-06-24 08:12:00
  • 287:

    ◆I8kRFqbI1c

    更新を待って頂いてる方☆
    後、ケンカはしないで下さい(´・ω・`)でもありがとぉ♪Thank you☆★

    2006-06-24 08:14:00
  • 288:

    ◆I8kRFqbI1c

    ー本文続きー

    「…おっけ!分かった、じゃあ俺待つわ。で・も〜日曜日までね笑)」
    「えっっ!笑)そんなん!無理やて!早いって!」
    「俺が無理〜、じゃあ日曜日電話するから絶対でてな☆ばぁい☆」

    2006-06-24 08:32:00
  • 289:

    ◆I8kRFqbI1c

    ビバ☆俺様☆
    って!かんっぺきがっついてるやん俺!あほ!!いや、こうなったら開き直りや、放置や放置………………………まぁ、無理やろなぁ。あんな感じやったし…しくったなぁ…(-.-;)ま、えっか☆次があるさぁ♪
    てな感じで俺のあやねゲット計画が終わった、まぁ正味絶対無理や思てた。

    2006-06-24 08:40:00
  • 290:

    ◆I8kRFqbI1c

    がっ!
    ー日曜日ー
    「もしハニー、お返事を☆」
    「………よろしくダァリン★テレ」
    「…ん??っえ!えぇー!まじ!?めっちゃ嬉しいんやけど!絶対フラれる思てた!ってか今度の水曜デートな!開けといて」「爆笑…分かった☆開けとくわ。」

    2006-06-24 08:44:00
  • 291:

    ◆I8kRFqbI1c

    …やっぱ俺、神様に味方されてるやん、ビバ☆俺☆
    って感じであやねゲット作戦成功!!
    (みき第二号とったどー笑)楽勝やん♪ミテコ☆)
    その日あやねと付き合った。

    2006-06-24 08:47:00
  • 292:

    ◆I8kRFqbI1c

    育てはめんどいけどまぁまぁ可愛いから許す!ってか落とした事にぶっちゃけ満足☆うまい事育ったらラッキーぐらいや♪って俺最近更に性格悪なってきたような…笑
    っとそんなこんなで水曜日☆お決まりにカラオケ。
    (いや…あやねさん…むーちゃ距離あるんやけど!笑)
    緊張、してんかな?可愛いやっちゃなぁ☆笑

    2006-06-24 08:53:00
  • 293:

    ◆I8kRFqbI1c

    ちょっと近づいたろかな…
    (うわー顔真っ赤やん、キョドってるし、もしかして本気とか?)はい俺、痛いやつ決定☆笑

    「もぉー!ハズいって…薫くんなんか歌ってよ☆」

    2006-06-24 08:58:00
  • 294:

    ◆I8kRFqbI1c

    (お☆待ってました。)
    「ん〜…ぢゃあ彩音の為に歌うわなぁ」入れたのは少し古めのラブソング☆
    (ま、客みんなに歌ってるんやけど。笑)
    俺、熱唱★

    2006-06-24 09:01:00
  • 295:

    ◆I8kRFqbI1c

    (………よし!どや!)
    って彩音の方見たら…って!目うるうるしてるやん!なんや!?えぇー!!
    「彩音ちゃん?お〜い…」
    「…ごめん?まじ感動してた、ありがとう…こんなん初めてで、嬉しい☆」

    2006-06-24 09:06:00
  • 296:

    ◆I8kRFqbI1c

    (は?たったこんぐらいで?…変なやつ…)
    でも、こん時の彩音を見てちょっと、ほんのちょっとだけやけど心が痛んだ。


    2006-06-24 09:12:00
  • 297:

    ???

    しおり?

    2006-06-24 14:46:00
  • 298:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 299:

    しげ

    しおり☆また電話してくり〜
    しげぴょんよりww

    2006-06-26 03:12:00
  • 300:

    名無しさん









    302の潰し誰か分かってんねん、ブログと店ホムペと?チャンで叩くで?いい加減にしろや
    殺すぞ

    2006-06-26 07:20:00
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