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みちよ物語

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  • 1:

    倫代ジュニア

    【倫代】バツ1子持ち。好きな物は金と酒。大事な順番、娘!娘!娘!の完全親馬鹿。そのくせ男関係いまだに現役。座右の名は猪突猛進。泣き虫で寂しがり屋なオバチャンや。そしてやや天然な彼女の忘れ物は驚異的。そんな倫代は、愛すべき私のオカン。

    2007-09-01 05:08:00
  • 2:

    倫代ジュニア

    倫代19歳で妊娠。結婚しても別れるのは時間の問題、もって1年やな。と本人も思いながらのできちゃった婚。付き合って2ヵ月のスピード婚やった。

    旦那との性格の不一致にわりと早い段階で気付いた倫代は、別れる事前提で旦那の給料から内緒で毎月5万ずつ貯金をしだす。

    その頃ジュニアは倫代のお腹でスクスク元気に育つ。それと同時進行で貯金の額も増えていった。

    2007-09-01 05:30:00
  • 3:

    倫代ジュニア

    離婚が成立したと同時に倫代は実家を出て、以前の貯金30万を使ってジュニアと二人で生活するためにアパートを借りる。

    元旦那となってしまったオトンは月1でジュニアに会いにくる。しかしまだ0才のジュニアは全力でオトンを拒む。ジュニアは人懐こく人見知りもほとんどせず、愛想良なのになぜかオトンにだけは懐かない。

    我が子からのあまりにもヒドイ扱いにショックを受けたオトンは、ジュニアが2才の誕生日を迎えた日。もう会わないでおこう、と決意する。しかしオトンは倫代の友達を装ってたびたびジュニアに会いにくる。それでも一向に拒否り続けるジュニア。

    2007-09-01 06:05:00
  • 4:

    倫代ジュニア

    倫代はオトンに興味のない様子。ジュニアもそれを感じる。倫代は友達が沢山いて、男友達もいっぱいいる。倫代の友達はジュニアも友達。倫代の好きな人はジュニアも大好き。よって子供心にもオトンを友達として認めなかった。全く興味なかった。

    その事に気付き出した倫代。やたらとジュニアにオトンの良さをアピール。ところが子供とは時に超能力者。いくらアピールされようが、オトンはジュニアにとって敵でしかなかった。ごめんねオトン、今は大好きよ。

    オトンをフォローしつつも倫代はちゃっかり彼氏持ち。ジュニアがまだ3ヵ月の赤ちゃんの時から秘かに付き合ってたらしい。…離婚する前やんな?それって不倫よな?その彼氏とはジュニアが小学校に上がるまで付き合いが続く。しかしジュニア、倫代に彼氏がいるとは知らずに育つ。正確には男友達の一人として認識してて、まさか付き合っていたとは気付かなかった。そこら辺が上手な倫代。

    2007-09-01 06:31:00
  • 5:

    倫代ジュニア

    ジュニアは保育園に通う。そこで小さな事件が起こった。ジュニアは生後6ヵ月からその保育園に通うから、なかなかの古株だ。よって友達も沢山いた。そしていつものように○○ごっこ遊びを始めた。定番のおままごと。通称おかあさんごっこ。いつも楽しいのにこの日は違った。

    マミ『ジュニアは寄せんとこぉ』アスカ『なんで〜?』…ほんまよ、なんで?ジュニア疑問に思う。同時に他のメンバーもマミに聞いた。するとマミ『だってジュニアお父さんおらんやろ?』…たしかに。けど負けない!『でも何で一緒に遊んだらあかんの?』マミ『ママ言ってたもん!ジュニアはパパおらんから、お母さんごっこ一緒にしたら可哀想って』…なんやそれ!今でこそ思うが、その頃まだまだ純粋なジュニア。マミの言葉を鵜呑みにする。そうか、あたしはオトンおらんからお母さんごっこしたらあかんねや。

    7時、倫代が車で迎えに来た。『ジュニアー!』両手を広げる倫代に抱きつくジュニア。そのまま抱えられる。そして車へ〜 と思ったら職員室から先生に呼ばれる倫代。ジュニア抱えられたまま先生の元へ。

    2007-09-05 11:29:00
  • 6:

    名無しさん

    あた∪もみちよやから
    なんか生々しいな??ワラ

    2007-09-05 11:35:00
  • 7:

    倫代ジュニア

    ジュニアがマミに噛み付きに行った事を先生は倫代にちくった。そう、あの後マミに噛み付いた。ジュニアはこれまでも腹が立つたびに噛み付くとゆー狂暴な面を持ってた。

    帰りの車内。倫代は歌いながら運転。噛んだ事について何も言ってこない。毎回の事。ジュニアから言うまで何も聞いてこない。けどそれが恐い。そのまま晩ご飯タイム。家の電話がなる。ミチヨ『あー今日はあかんねん、また今度食べにおいで』電話を切った倫代。ミチヨハウスはやたら来客が多い。晩ご飯時になると必ずと言ってもいーほど、誰か来て一緒にご飯食べてジュニアと遊んで帰っていく。けどそれを断ったって事は、誰もこやん。ジュニアは口を開いた。

    ジ『マミちゃんと喧嘩した』ミチヨ『それで?』ジ『噛んだ』ミチヨ『マミちゃん痛かったんちゃう?』ジ『…けど寄せてくれへんねんもん!』ミチヨ『ほんなら噛んで良いん?』ジ『…あかん』ミチヨ『ほな明日もっかい謝ろか、一緒にゴメンネしたるから』ジ『…うん』

    2007-09-05 11:53:00
  • 8:

    倫代ジュニア

    ミチヨ『けどマミちゃんも意地悪言いやるなあ、何で寄せてくれへんねやろ』…それはジュニアにオトンがおらんから。ジ『なんでうちにはパパおらんの?』THE!単刀直入。それに対して倫代はなぜか大爆笑。ミチヨ『よー言うわ!パパいっぱいいるやん。』倫代いわく、家に遊びに来る女友達は皆ママで。男友達は皆パパらしい。続けてミチヨ『たいがいの家はパパママ1人ずつやけど、ジュニアは両方いっぱいいるねんで。もっと自慢していいとこやろ!笑』倫代はそのまま風呂の用意をしに風呂場に向かった。単純なジュニア。そうか、あたしはいっぱいパパいるんや。

    次の日倫代に園の中まで付いてきてもらって、マミに謝った。それからもマミはジュニアにパパがおらんからどうの〜と何かにつけてジュニアを仲間外れにしようとして来たけど、倫代の名言のおかげでジュニアは自信を持ってた。

    マミに言われても、あたしにはパパいっぱいおるもんね〜って思ってた。

    2007-09-05 12:09:00
  • 9:

    倫代ジュニア

    >>7さん、みちよちゃんなんや?うちの倫代ちゃん、かなりえー人やから?たぶん7さんもえー人のはず??

    2007-09-05 12:15:00
  • 10:

    倫代ジュニア

    ジュニアが小学校にあがる前に、倫代は6年付き合った彼氏と別れる事になる。オトンとは1年も続かんかったのに、彼とはよっぽど相性が良かったんやね。よく家に遊びに来たりバーベキューも連れてってくれたし風呂も一緒に入ったし、大好きなパパの一人やった。

    ミチヨハウスには沢山の人が出入りするから、彼を倫代の特別な存在やとはジュニアは把握してなかった。だから別れた時も『最近こうへんね〜なんで〜?』とか失恋して傷ついた倫代の心をブスブス攻撃してた。知らんかってん、ゴメンね倫代ちゃん…。

    ミチヨ『よっしゃ!呑もか』ジ『はーい』

    2007-09-05 23:29:00
  • 11:

    倫代ジュニア

    倫代は毎日晩酌する。けど酔い潰れてるとこは見た事ないかも。お酒飲んでる時の倫代は気前が良いからジュニアは大好き。絵本とか昼間は1回読んだら『もっかい』ってリクエストしても『そんな本ばっか読んでたらアホなんで』とか言って却下されるねん。おそらく面倒臭いだけなんやろけど。

    ジ『これ読んで』ミチヨ『えー?またぁ?』ジ『よーんーで♪』ミチヨ『しゃーないなぁ、本ばっか読んでたらアホなんで』って言って5回でも6回でも読んでくれる。笑。

    でもこの日は別れてショックやったんか、いつもの酔っ払いの倫代ちゃんじゃなかった。

    2007-09-05 23:57:00
  • 12:

    倫代ジュニア

    倫代の一杯目の水割り作るのはジュニアの担当。それさえ作ったら後は勝手に飲みはるから、寝る前の絵本をどれにするか選ぶ作業に移るジュニア。

    よし!これにしよう!【ピーマンマン】ピーマン嫌いの子の話。倫代はピーマン嫌いやから昼間は絶対読んでくれない。誰か忘れたけど買ってきてくれた時、ミチヨ『なんでピーマンやねん…』ってスネてた。笑

    けど晩酌中ならちゃんと読んでくれる。ジ『こーれー読んで〜』ミチヨ『ん〜?今日はジュニアが読んで〜』おや?初めてのパターン。倫代にピーマンマンを読んだげようと絵本持って行った。

    2007-09-06 00:34:00
  • 13:

    倫代ジュニア

    ミチヨ『ピーマン嫌や。これ読んで〜これがいい〜』子供みたいな倫代。小学校あがる前の娘に甘えてくる。ジ『しょうがないな〜』あたしは一人っ子のわりに一人っ子っぽくないってよく言われる。たぶん倫代の存在がかなり影響してると思う。

    ん?その本はジュニアが初めて見る絵本やった。ジ『この字ぃ読めへん』すると大笑いのミチヨ『ママも読めへん』それはオール英語の外国の絵本やった。白い表紙に鮮やかで綺麗な絵。悩むジュニアにミチヨ『絵見て話作って?それ聞きたい』なるほど!絵を見ながら勝手に話を作って倫代に読んであげた。

    倫代は感動の涙を流す。けど涙を見てもちっともビビりませんよ。だって倫代は泣き虫やから、何かあったらすぐに泣くねん。その後ジュニアに言う。ミチヨ『ジュニア好きよ〜』って抱きついてくる。それであたしが寝た後にもっかい泣く。知ってるよ、倫代はジュニアの前でもビービー泣くけど。悲しい涙は見せんようにしてたね。いつも悲しくて泣く時はあたしが寝てから。隠れて泣いてたのに、ゴメンね。たいがい嘘寝やったから。あたし倫代が泣いてたん知ってる。それから倫代はだいたい年に一回くらいのペースでジュニアにこの本を読ます。彼氏と別れるたびに笑。

    2007-09-06 01:16:00
  • 14:

    倫代ジュニア

    倫代は6年付き合った彼氏と別れて、すぐ彼氏ができた。ブッ細工やった。男は顔じゃないと思うけど、完全にブッ細工やった。倫代寂しさのあまり血迷ったんかな?

    小学校の初めての参観日の日、教室に計4人のパパママが来てくれた。倫代と、お馴染みの友達が2人、それと初めてみる顔が1人。その人が新しい彼氏。変な顔。

    友達に『どれがお母さん?』って聞かれて自身満々に倫代と洋子ちゃんを指さす。友『綺麗〜』当たり前やん。ジュニアにとって倫代軍団は結構自慢できる。なのに。。一人変なん交ざってる。

    2007-09-06 11:32:00
  • 15:

    倫代ジュニア

    しかも!ブチャイクな彼は空気も読めへんアホやったみたい。倫代に気に入られたかったんか何なんか知らないけど、ジュニアが作文を読む時に後ろから『よっジュニア!』とか言ってくる。まじ勘弁。友達に知り合いってバレんの嫌やったのに、その一言のせいで一気に見られたやん。

    テンション下がるジュニア。それ見て笑う倫代軍団。そして何で笑ってんのかわかってない不細工。先生に煩いって理由で4人とも退場させられてた。

    恥ずかしすぎる。ジュニアはスネた。

    2007-09-06 11:52:00
  • 16:

    倫代ジュニア

    ミチヨ『ごめんな、今日はご飯おごったるから勘弁』とジュニアに言う倫代。おごるも何もジュニアは小1やし、あなた母親やし。倫代のせいでおごるって言葉を正しく理解できてなかったあたし。

    宿題忘れた時も先生に怒られてんのに『ご飯おごるから許して』って言って余計に怒られて、倫代もついでに怒られてたのを覚えてる。

    その日もミチヨ『人の好意は有り難く受け取らないと。先生も素直ちゃうなぁ』反省の色なし。ミチヨ『くれるって言われたらニコニコ喜ぶのが礼儀ってもんや、女は可愛く生きないと損する』倫代は小学生のジュニアに女についてよく語った。ミチヨ『ま〜宿題くらいはちゃんとしなさい』倫代は基本的にジュニアを怒らない。

    2007-09-06 12:07:00
  • 17:

    名無しさん

    読んでます?
    ミチヨめちゃ可愛いLadyですね?主さんのペースで頑張って下さい?

    2007-09-06 17:14:00
  • 18:

    倫代ジュニア

    わぁ?
    読んでくれてるん??
    ありがとう??
    嬉しい?書くの遅いかもしれんけど、できるだけ毎日更新するようにします??

    2007-09-06 22:05:00
  • 19:

    倫代ジュニア

    朝食はミチヨハウスではいただきません。毎朝喫茶店のモーニングを二人で食べる習慣やねん。理由は『朝ご飯作る時間あったら、ゆっくり喋りながら食べたい』って倫代が言ってた。けど倫代は毎朝自分のお弁当作ってたから…。矛盾してるような…。

    今日は遠足♪朝起きたら倫代がお弁当を作ってくれてた。おかず多く作りすぎたんか、唐揚げとか卵焼きがラップしてテーブルに置いてある。ミチヨ『用意できたら朝ご飯食べに行くで』ジ『これ食べたらいーやん』ミチヨ『何を言うてんの、朝は喫茶店って決まってんねんから』…それ決めたんはあんたや。ってツッコミたいとこやけど。ジ『決まってるならしゃーないか』と納得してしまった小学生のジュニアでした。笑

    そしてこの日の遠足。楽しみのお弁当の時間も倫代のミスで楽しさ半減。

    2007-09-06 23:04:00
  • 20:

    倫代ジュニア

    当時セーラームーンに夢中だったジュニア。友達と遠足の弁当箱はセーラームーンでお揃いにしよう!と約束して、倫代におねだりして買ってもらった。ワクワクo(^-^)o♪お弁当袋を開いてジュニア唖然。

    林檎の輪切り?みたいな可愛くも何ともない絵を書いた弁当箱…。これはいったい。フタを開けて再び衝撃が走った。

    キャベツともやしの茹でたやつ(?)に塩胡椒しただけっぽいおかずが弁当箱一面に入ってる。唐揚げは?卵焼きは?おにぎりは?ジュニアは弁当箱のフタをそっと閉じた。ジ『向こうで食べよっと〜』ジュニアは友達にバレんように離れたところ行ってすばやく弁当食べました。

    2007-09-06 23:24:00
  • 21:

    おもろL1?
    楽しみにしてます?

    2007-09-07 01:47:00
  • 22:

    倫代ジュニア

    ありゃ??
    また読んでくれてる方がいたとわ?嬉しい?
    ひサンありがとう?
    今からちょと書いてきますッ??

    2007-09-07 10:11:00
  • 23:

    倫代ジュニア

    倫代はたびたび自分のとジュニアのものを間違えた。電話がらみでこんな事があった。

    ジュニア小5か小6、倫代と声がそっくりって言われだした頃。ジュニアが帰宅したら珍しく鍵が開いてた。早く仕事が終わったんか既に倫代が家にいた。ミチヨ『おっかえり〜♪』その時に家電がなった。

    ミチヨ『は〜い♪』『うんうん、そうなん?すごいやん』『それでそれで?』『へ〜うんうん』…これは長電話になりそうやな。はよ切ってや、マユから電話かかってくんねんから。倫代の電話が盛り上がってて、切る気配なかったから倫代に口パクで『はやく切って』って言いに行った。

    2007-09-07 10:22:00
  • 24:

    倫代ジュニア

    そしたらミチヨ『あ〜ジュニア来たからかわるよ』そう言って受話器を渡されて。ジュニアは戸惑う。だってこれ誰?恐る恐るジ『もしもーし』マユ『えっえっ今のお母さん?』マユパニック。それもそのはず。マユ『あたし恋愛相談ジュニアのお母さんにしちゃったやん!』そんなん怒られても、あたし知りませんやん。

    マユの話聞いて電話切って、さて『ちょっとー』するとミチヨ『ちゃうねん、ちゃうねん』何がちゃうねん。ミチヨ『タイミングって大事やん?』倫代の言い分はこうやった。

    倫代がハーイ♪って電話出たらマユ『あージュニア?聞いてほしい話ってのはな…!』ってどんどん話すからテキトーにスゲー、わーって合わしてたんやって。(そこで電話かわれよって話やけど)そしたらどんどん話進んで楽しくなってきて(オイオイ)ネタで途中ジュニアの真似も交えながら会話したけど。(オーイ)あまりにもマユが気付かず赤裸々に話してくるから(マユも気付こうよ)これはヤバいかも。って思って(思うの遅い)ソワソワしてた所にジュニアが現われて。チャーンスと思って(…チャンスやと?)電話バトンタッチしたらしい。最低。そらマユさん怒りますわ。

    2007-09-07 10:42:00
  • 25:

    倫代ジュニア

    突っ込むとこ多すぎるからあえてジ『若者と楽しく喋れてよかったね』って言った。そしたらミチヨ『せやろ?あたしまだまだ声も感覚も若いって事やん♪』すごく幸せな性格ですね。ミチヨ『大丈夫やって!マユも大して怒ってへんよ』すでにマユ呼び捨て。

    ミチヨの言うとおりマユは次の日にはもう怒ってなかった。むしろマユ『ジュニアママ会ってみたい♪』とか言いだして、倫代とも仲良くなりだした。それからは家に電話してきて先に倫代が出たら、しばらく倫代と喋ってた。笑

    2007-09-07 10:53:00
  • 26:

    倫代ジュニア

    倫代はそんな性格やから、ジュニアの友達にも【倫代ちゃん】って呼ばれてる。笑

    ジュニアが中学生になりました。小学校から2つの中学校に別れます。仲の良かった友達ともお別れ。ほとんどがA中学、学年で2人くらいがB中学へ。そしてジュニアはB中へ行きます。

    B中に通うのはジュニアの他にもう一人。顔も知らん。実はジュニア小5の途中で転校してん。しかも4クラスもあったから、知らん子の方が多かった。だから実質全員知らない人達の所にジュニアは飛び込みます。

    2007-09-07 11:05:00
  • 27:

    名無しさん

    ジ『あたしA中がよかった』ジュニアはたびたび愚痴ってた。友達が全然出来んかったから。B中にはジュニアの通ってた小学校とは別に3つの小学校の合体。だかは仲良しグループができちゃってた。

    ミチヨ『そんなん言うてもしゃーないやん、友達なんか自然とできるて』楽天的な倫代に腹が立つ。あたしの気持ちなんかわからんくせに!

    ジュニア反抗期

    2007-09-07 11:30:00
  • 28:

    倫代ジュニア

    ジ『何でこんなとこに引っ越したん』『もっと北の方やったらB中やったのに』ジュニアは自分が友達できないのは家のせいやとばかりに倫代を責めまくった。

    倫代はジュニアが小5の夏休みに中古やけど一軒家を購入した。今考えたら偉いなって思う。女で一つで育てて、あたしに財産残るようにって家まで買って。けど子供ってそんなんわからん。

    ジ『なんでこんなボロい家買ったん?』『マユん家とかめっちゃ綺麗やのに』結構ひどい事をズバズバ言ってしまってた。それでも倫代は怒らない。

    2007-09-07 13:13:00
  • 29:

    倫代ジュニア

    ミチヨ『確かに古いけど、落ち着くやんか♪』倫代はジュニアがなんぼキレても自分のペースを崩さない。だからよけーに腹が立つ。

    ジュニアがこの家を嫌いな理由、も一個あった。倫代は風俗しててん。29歳まで。普通の仕事もしてたけど、風俗で貯めたお金でこの家買ってん。倫代から聞いたんじゃないけどジュニアは知ってた。

    ある日電話がかかってきて、この頃まだ携帯は普及してなかったから。もちろん家電。倫代にフラれたのであろう男が当時小6のジュニアを倫代と間違えて『お前は体売って金儲けてたんやもんな、だから俺なんかいらんねやろ。俺とやっても金にはならんしな』なんやコイツ、そらフラれるわ。気分悪いから電話切ったった。その後何回か着信あったけど無視しといた。ジュニアはまだ小学生やったけど、だいたい話は飲み込めた。だってシングルマザーの家にしては裕福な方やったと思う。

    2007-09-07 13:32:00
  • 30:

    倫代ジュニア

    倫代には言ったらあかんかな?って子供ながらに思ってたから、その電話の事は倫代には内緒にしてた。

    倫代に毎日いらん事言いながら、学校では完全に独りぼっちやった。ジュニアは声は倫代と似てるけど、顔は全く似てない。たぶんオトン似。不細工ではないと思うけど、愛敬ある顔の倫代とは正反対の顔。黙ってたら恐いって言われる。

    その顔の効果なのか、いじめられる事はなかった。けど無愛想なジュニアは一向に友達が出来んかった。友達がおらんで暇なジュニアは保健室が憩いの場となる。そこで運命の出会い(と思ってた)剛と仲良くなる。のちに倫代の餌食となる。こうご期待。

    2007-09-07 13:54:00
  • 31:

    倫代ジュニア

    剛はヤンキーに憧れてる言わばヤンキーの卵ですね。しかし中1なんで、まだまだ発展途上。これから立派なヤンキーになってゆきます。笑

    ツヨシ『先輩紹介したるわ』そう言って非常階段に連れてかれたジュニア。そこにいたのは上級生男女7名。3年生の男3人と女1人、2年生の男1人と女2人。皆さんヤンキーでいらっしゃいます。

    普通はビビるとこなんかもしれんけど、むしろその空間に安心感を抱いてしまったジュニア若干12才。蛙の子は蛙。倫代遺伝子おそるべし。とゆーより小さい頃から仲良かった倫代の友達は、ここにいる人達よりはるかに磨き上げられたヤンキーやったから。何とも思わなかったんでしょーね。慣れって恐ろしい。

    2007-09-07 14:17:00
  • 32:

    倫代ジュニア

    そんなん考えてたら『それ何?』中2の女がジュニアの足元を指指す。ジ『何って、ルーズソックスやん笑』そしたら大変。プチッといってしまいました。男も女も同性には厳しいよね、なぜか。『はぁ?わかってるわ、誰がそんなん履いていいって言った?』ジ『あんたも履いてるやん』反抗するジュニアに中2女『てか敬語使えや!』必死の中2女子。吸ってたタバコの煙が鼻から噴射したのが見えて、ジュニア笑ける。それを見てますますプチッときた中2女子。立ち上がった時に中2男子が軽く止めに入ろうとした。けど振り払われる。ヤンキーのくせに弱っちぃ中2男子。この学校、男子より女子の方が強いらしい。その証拠に中3女子、茜の一言で中2女子はおとなしくなった。アカネ『もーえーて、しょーもない事でグチグチ言いなや』茜は倫代に雰囲気似てる。アカネ『名前は?』ジ『ジュニアと申すます』茜にはちゃっかり敬語。のはずがおかしな日本語のジュニア。アカネ『ははっ!敬語とかいいで笑。喋れてないしな笑』中2女子『ぇえ?!』不満そうな顔。それから茜とジュニアは親友になっていく。年は2個違うけど。おかげで中2女子とは最後まで仲良くなれんかった。笑

    2007-09-07 14:44:00
  • 33:

    倫代ジュニア

    けど茜とそこまで仲良くなったんは倫代のおかげやと思う。

    反抗中のジュニアは今朝も倫代に『絶交や!』と吐き捨ててから学校に行った。今日はどうする気やろう。そんなん考えながら家に到着。

    テーブルの上には紙1枚。【実家に帰らせていただきます。晩ご飯は冷蔵庫です。倫代】またか。

    2007-09-07 14:53:00
  • 34:

    倫代ジュニア

    倫代はすぐスネる。普通は親って子供が反抗しだしたら怒ると思うねんけど、彼女はスネるねん。

    ジュニアが反抗し出して4ヵ月くらい。絶交や!って言ったのは3回目。

    1回目は今回と一緒でテーブルに置き手紙あって、迎えに行って仲直り。2回目は『ジュニアが喋ってくれるまでご飯食べへん』言うてほんまに食べへんから心配なって仲直り。3回目は『先に喋ったら負けね』って言って絶交を楽しみ出したから、アホらしくなって仲直り。今回何かな?って思ったら、また実家かよ!ネタ切れ?

    2007-09-08 01:47:00
  • 35:

    倫代ジュニア

    ピンポーン

    おばあちゃん家。ジ『倫代ちゃーん』ミチヨ『…』おばあちゃんにゴメンなーって言って倫代の所まで行った。ジ『帰ろう』ミチヨ『…フンッ』フンって!ジ『ごめんて、帰ろ?』ミチヨ『どーしょかな〜』怠いぞ倫代。ジ『…』ミチヨ『あたしは帰りたい』ほな帰ってきいな。ミチヨ『ジュニアは帰ってきてほしい?』…イラッ。ジ『おばあちゃん、帰るわ!倫代ちゃんよろしく』ミチヨ『わー!ゴメンゴメン一緒に帰ろう?』最初からそう言ってくれ

    帰り道の倫代ちゃん、マシンガントーク。楽しそう。ジュニアの反抗期はたった4ヵ月で終わった。だって結局めんどくなんのあたしやもん;笑

    2007-09-08 02:01:00
  • 36:

    倫代ジュニア

    次の日から、かつては倫代との朝の日課やったモーニングが再開した。中学に入学してからほぼ一緒に朝ご飯食べるとかなかったから。

    倫代は嬉しそう。だから昨日やっと友達が出来た事を報告した。剛と茜。剛は冷静に考えたら別に格好良くないねんけど、初めて仲良くなった子やったから。ジュニアの目にはやたら素敵に見えた。ちょっと好きになってたし。笑。

    ジ『剛はめちゃ格好良いねん』かなりホメちぎりながら倫代に報告した。茜とはまだそこまで仲良くなるとは思ってなかったし、この時はあんま茜の話はせんかった。

    2007-09-08 02:16:00
  • 37:

    倫代ジュニア

    >>36の2段落目【絶交や!言うたんは3回目】改め【絶交や!言うたんは4回目】ごめんなさい?

    2007-09-08 02:21:00
  • 38:

    倫代ジュニア

    ミチヨ『今日仕事休みやねん』ジ『ほんで?』ミチヨ『学校行っていい?』ジ『こんでいい』ミチヨ『けち!』ケッ…ケチ?ジ『嫌やもん』ミチヨ『なんでよ?』普通嫌やろ。ジ『どうせあれやろ?剛見にくるんやろ』ミチヨ『さすがジュニア』もーええってー。倫代に剛の話をした事を後悔。

    ジ『遅刻するし先出るわ、ごちそうさま』ミチヨ『ジュニアは真面目やなぁ、素晴らしい!いってらっしゃーい』

    ミチヨ『パパ(喫茶店のマスター)聞いて、ジュニア偉いで。遅刻せんねん。やっぱ遅刻はあかんよ、うんジュニアはそこらへんきっちりしてるから――…』恥ずかしいからやめて。カランコロン…喫茶店を出た。

    2007-09-08 02:42:00
  • 39:

    名無しさん

    ↑略ごめんなさい?

    そう、倫代の座右の銘は【猪突猛進】ありえへんって。これ全く良い言葉ちゃうのに。座右の銘と言うより、倫代の代名詞やで。

    2007-09-08 03:13:00
  • 40:

    名無しさん

    みちよラビュ?

    2007-09-09 01:37:00
  • 41:

    倫代ジュニア

    ↑ありがとう?
    少しだけですが書いてきます?

    2007-09-09 13:58:00
  • 42:

    倫代ジュニア

    歴史の時間。ジュニアは真面目に授業を受けてた。勉強めっちゃ苦手やけど歴史はなぜか好きやった。

    そして後頭部には熱い視線が。。

    始まりの挨拶をした後に先生が『今日は竹本さん(ジュニア)のお母さんが来られてます。あまり気にせずいつもどおり授業に集中しましょう』って気になるわ!

    2007-09-09 14:07:00
  • 43:

    倫代ジュニア

    倫代がいらん事を授業中に言わんかソワソワしながら、全く先生の話に集中できないジュニア。

    キーンコーンカーンコーン

    よし終わった!コラ倫代!後ろを振り向いたジュニア。あれ?すでに倫代はいない。

    2007-09-09 14:11:00
  • 44:

    倫代ジュニア

    倫代めドコ行った。そこえ歴史の先生、吉田が話し掛けてきた。ヨシダ『ジュニア、良いお母さんやないか』ジュニアは友達おらんのに先生達には下の名前で呼びすてにされてる。吉田め、馴々しいぞ。

    ヨシダ『普段仕事で授業参観なんて行った事なかったらしいやないか』完全に嘘ですね、騙されてますよ先生。彼女はイベント事は来るなって言っても来るタイプですよ。ヨシダ『それで今回たまたま!休みがとれたから』よー言うわ。ヨシダ『ぜひともジュニアの授業受けてる姿を見たいって』ハイハイ 。ヨシダ『けど始まって10分くらいで教室出ていきはったわ』あー、つまんなくて出てったんやね。ヨシダ『気ぃ使いはったんやな』…どんなけイメージええねん、倫代。ジ『ヨッシーごめんな』ヨシダ『いやいや、――』吉田はまだ喋りそうな勢いやったけど、倫代が気になるジュニアは教室を出た。

    2007-09-09 14:28:00
  • 45:

    倫代ジュニア

    どこ行ったんやろか?帰ってるって事はないと思うねんな〜。まだ倫代の目的は達成してないはずやし。剛を見る為にはジュニアにせめて名字くらい聞かな、わかるわけないもんな。

    キーンコーンカーンコーン

    あっ授業始まる。まあ次は数学やし大丈夫やろ。とりあえずまだ靴あるかだけ見に行こう。と階段を下りながら窓をチラッと見た。

    2007-09-09 14:36:00
  • 46:

    倫代ジュニア

    倫代の帰っていく姿が見える。あれ?帰るん?いったい何しにきたんや笑。それに開始10分で教室出てったはずやのに、何で帰るの今なんやろ。まーええか。あんま気にせずジュニアは保健室に向かった。剛おるかな♪とかおもいながら。笑

    ガラッ

    『おージュニア!』保健室には中3男子が一人。茜の彼氏でもある。

    2007-09-09 14:45:00
  • 47:

    倫代ジュニア

    保健室を見渡すジュニアに『茜は今歴史やで』茜も歴史が好きなのか?笑。いやね、あたしが探してるのは茜じゃなくて剛くん。

    ジュニア『剛は、おらんね〜』そしたら茜の彼氏がピッチ(懐かしい)をパカッとあけて『ちょい電話かけたるわ』と言ってくれた。

    2007-09-09 14:53:00
  • 48:

    倫代ジュニア

    『ん〜出えへんわ』ジュニア『ピッチいいな〜♪』って笑顔で言いながらも心の中では剛どこや!?って思ってた。茜は歴史やけど、他の皆は非常階段かな?茜も剛もおらんのに非常階段に行く意味のないジュニアは、保健室で茜の彼氏と喋る事にした。この人は結構良い人やった。

    なぜなら剛の話を色々してくれたから。笑。剛は3人兄弟の末っ子で兄貴2人が茜達の先輩らしい。なるほど、だから剛は3年生に可愛がられてるんか。ジュニアもやけど、剛も1年生の時から髪の毛を染めても文句言われへんかった。そのせいで1年間ガマンしてきた2年生には生意気や!って嫌われてた。

    2007-09-09 15:13:00
  • 49:

    倫代ジュニア

    授業が終わった茜が保健室に帰ってきた。アカネ『ジュニアやん!なんしてんの、この不良』ジ『あんたに言われたくないわ笑』アカネ『あんたて先輩にむかって!笑』茜の彼氏が『俺次体育やし行くわ』体育が好きなのね笑。アカネ『そうなん、茜めう帰るから』ジ『帰るん?』アカネ『もー用事ないし。ジュニア茜んち来る?』ジ『どうしよかな…』今日はまだ剛と会ってないし…。アカネ『なんかあるん?』ジ『えっあっ何もない』顔が赤くなるジュニア。気付かずアカネ『ほな一緒帰ろ』ジ『ゔ、うん』半ば強引に茜の家に行く事になった。

    2007-09-09 15:30:00
  • 50:

    名無しさん

    いやん?ジュニアかわいいやん??

    2007-09-09 20:52:00
  • 51:

    倫代ジュニア

    ↑やん?ありがとっ?

    今から書いてきます?

    2007-09-10 10:07:00
  • 52:

    倫代ジュニア

    茜の家は学校から3分くらいの場所にある。家で喋ったり化粧したりしてたら、学校の終わる時間になってて、チャイムの音も聞こえる。茜の彼氏とその友達がぞろぞろ家に入ってきた。学校から近いから溜り場みたいになってる。

    ちょっと期待したのに、剛の姿はなかった。ジ『そろそろ帰るわ』苦手な2年女子もおったし、なんとなく居心地悪く感じてきたジュニアは帰る支度をした。アカネ『気ーつけてな』ジ『あいー』

    2007-09-10 11:27:00
  • 53:

    倫代ジュニア

    ジ『ただーいま』ミチヨ『おかえり〜♪』夕飯の支度をする倫代

    ジ『今日恥ずかしかったわ』ミチヨ『なんでぇ、あたしは楽しかったで♪』ジ『あー、何してたん?10分くらいで教室出たって聞いたけど。それから学校しばらくおったやん?』ミチヨ『うん、教室出て帰ろうと思ったらさぁ――』

    2007-09-10 15:16:00
  • 54:

    倫代ジュニア

    ――――――――――――
    倫代は教室の中に剛がいるはず!と思って探してた。けど皆後ろ姿やし、名前も顔も知らんし。わかるわけないやん!って気付いて。授業も暇やし、剛を見るのは諦めて帰ろうとした。

    教室を出て職員室に寄ってから帰ろうとか思いながら歩いてたら、一人の男子生徒が怒られてる場面に遭遇。倫代わくわくして(オイオイ)しばらく見てたら(はよ帰りなさい)どうやらタバコを没収されてたらしい(あら可哀想)その男子生徒の名前は山本くん(!!!!)ヤンキーの卵って感じで倫代はなんとなくほっておけない。(ほっといていーよ、何の問題もないよ、ジュニア嫌な予感)
    ――――――――――――

    2007-09-10 15:37:00
  • 55:

    倫代ジュニア

    山本くんって、剛?たぶんそうやんな、てか授業中にフラフラ歩いてタバコ取り上げられてる山本くん、これは山本剛しか考えられへん。

    ジュニア恐る恐る『で、そのまま帰ったんやんな?』ミチヨ『なわけないやん』ですよねー。チーン。ジュニア嫌な予感がまた過る。ジ『喋りかけたりはしてへんよな?』ミチヨ『もちろん』へ?倫代えらい!感動も束の間、続けてミチヨ『けど何見てんねんオバハン言われたから』( ̄□ ̄;)!!えー!剛めヨケーな事を!ジ『それでどないしたん?』軽く唾を飲むジュニア。ミチヨ『なんやこのチンチクリンって思って』チッチンチクリン?!ジ『えっえっほんでどしたん?』ミチヨ『…それは言えへん』ニヤッと倫代。えーーー!

    2007-09-10 15:54:00
  • 56:

    倫代ジュニア

    ジュニアが密かに想いをよせてる山本剛。倫代とのやりとり、非常に気になる。

    ジ『なー、その後どうしたん?』倫代は山本少年の名誉の為に。とかわけのわからん事言って何も教えてくれへん。ジュニアがあまりにもしつこいからミチヨ『なんやあんた山本少年が好きなん?』…ゔ!!そうやけど『違うよ』ミチヨ『ほなえーやん、もう』ジ『えーくないよ教えて』倫代はちょっと考えてから『しゃーないな〜、交換条件!』なぬ?『剛会わせてくれるなら教えたるわ』ムリムリムリ!

    無理に決まってるやん、山本少年は剛やねんから。

    2007-09-10 16:04:00
  • 57:

    倫代ジュニア

    倫代との交換条件は成立する事なく次の日を迎える。ジュニアとってもモヤモヤ。

    それでも休まず学校に行く真面目なジュニア。余談ですが小中学校、無遅刻無欠席なのです(中学はほぼ早退してたけど毎朝行く事は行ってた)ジュニア偉い!余談終わり。

    そんな朝に限ってバッタリ下駄箱で剛に会ってしまう。

    2007-09-10 16:20:00
  • 58:

    倫代ジュニア

    ジ『おはよう』ツヨシ『ぉお』キャッ♪って違う違う。探り開始。ジ『昨日会わんかったなぁ』ツヨシ『ぉお〜お前早く帰ったらしいやん』やんっお前♪ジ『お前てなんやねん(テレ)』ツヨシ『ごめんごめん竹本』えー!お前でいいのに。。ジュニア自滅。それからとゆーもの山本少年は名字でしか読んでくれなくなりました。チーン

    倫代の事も聞けないまま月日が流れ、ジュニアは剛に名字で呼ばれながら…ツヨシ『ジュニ…あっ竹本、あんな――』は〜;ジ『どしたん山本』いつの間にかジュニアも山本呼び。

    仲良しやのに恋愛に発展する気配なし。ジュニアの初恋は切ない。相談とかしたいけど、茜に今更言うのも恥ずかしいし。

    2007-09-11 10:11:00
  • 59:

    倫代ジュニア

    ミチヨ『よっしゃ呑むで〜』ジ『はいはい』台所に酒をとりに行くジュニア。ミチヨ『だめだめジュニア』何がだめ?ミチヨ『そんなテンション低かったら美味い酒も不味なるでしょうが』知るか!ミチヨ『どっかしんどいん?』恋の病です。ミチヨ『もっと居酒屋みたいに「ァィョー!!」とか言わないと』よく喋るな〜って思いながら。ジ『知らんやん、ほな居酒屋行きーな笑』ミチヨ『おー!そうしよ居酒屋行こう♪』ジ『いってらっしゃい』ミチヨ『何を言うてんの、ジュニアも一緒に決まってるやん♪』ジ『いらーん、一人で行きや』ミチヨ『えっ…』……何。ミチヨ『…ほんなら家で呑む』明らかにテンション下がる倫代。ジメジメ酒を注ぎ出した。もー面倒くさいなぁ。ジ『わかった行こう』ミチヨ『ぃやったー!』何歳や?このスネる性格なんとかならんかな

    2007-09-11 10:28:00
  • 60:

    倫代ジュニア

    キャベツを食べながら倫代と話をしてた。ミチヨ『そう言えばさ、ジュニアは彼氏とか作らんの?』ブッ(焦)何を唐突に。ジ『ん〜、まだ早い』ミチヨ『別に早くないやろ、茜なんて彼氏コロコロ変わってるやん』

    うん確かに笑。茜はモテるし何より本人も気が多いから、付き合って別れての展開が早い。ちょっと羨ましい。

    ジ『気になる子はいんねんけどさ』あたしってば母親に何を言ってるんや。ミチヨ『剛?』よー覚えてんな〜。まーえっか。ジ『そうやねん、仲は良いねんけど。』ミチヨ『発展せずか〜』はい、そうなんすよ。

    2007-09-11 10:57:00
  • 61:

    倫代ジュニア

    〜倫代に恋愛相談〜
    ミチヨ『付き合いたいとか思わんの?』ジ『ん〜よくわからん』ミチヨ『好きは好きなん?』ジ『うん』ミチヨ『ほな一回付き合ってみたら?』ジ『そんな簡単?』ミチヨ『簡単簡単、あかんかったら別れたらいいねん』ジ『どやって付き合うん?』ミチヨ『告白したしまいやん』ジ『えー!そんなんできひん』ミチヨ『ほな相手に好きや!って言わしたったえ〜ねん』ジ『え〜!』ミチヨ『あっもうこんな時間や、はよ帰ろ。おっちゃんお愛想で』
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    2007-09-11 11:11:00
  • 62:

    倫代ジュニア

    基本的には単純なジュニア。
    ジ『明日告白してみよかな』ミチヨ『えーやん行け行け』ジ『けどさ、振られたら気まずくない?』ミチヨ『告白して断られそうな雰囲気なったら「冗談やん」って言ったらいいねん』なるほど!ジ『学校きたらあかんで』ミチヨ『えっ行っていいん?』ジ『無理無理!』ミチヨ『残念やわ!明日は仕事』よかった〜

    2007-09-11 11:23:00
  • 63:

    倫代ジュニア

    保健室にて。ジ『山本〜』ツヨシ『ん〜?』ジ『あたしあんた好きやわ』ツヨシ『…え゙』何やその声は。てかジュニアもいきなり言い過ぎたかも。この空気。。失敗か?ジ『冗談や笑』ツヨシ『…』えー!倫代ちゃーん!最悪な空気流れてんねんけど( ̄□ ̄;)!!

    2007-09-11 11:29:00
  • 64:

    倫代ジュニア

    〜居酒屋恋愛相談室〜
    倫代に保健室での出来事を報告。倫代爆笑。ヒドイ

    ジ『どうしよ』ミチヨ『大丈夫やって』何を根拠に。ジ『明日無視されたらどうしよ』ミチヨ『逆に無視したったらええねん』ジ『そんなんできひん』ミチヨ『笑!ジュニアは可愛いなあ♪』遊ばれてる?ミチヨ『まぁまぁ大丈夫やって』
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    2007-09-11 11:37:00
  • 65:

    名無しさん

    ジュニアがんばれ?

    2007-09-13 09:00:00
  • 66:

    倫代ジュニア

    ↑ありがとデス?
    ジュニア軽く倫代と喧嘩してまして、しばし書く気が失せてました?ゴメンなさい?

    今から真面目に書いてきますッ?

    2007-09-13 10:43:00
  • 67:

    倫代ジュニア

    次の日の朝
    ツヨシ『おい』ジ『!!』ジュニアに突然の不意打ち。ちょっと待ってや少年、あんたは今日あたしを無視する言うてたやん(言うてない)それでそれをジュニアが無視し返す予定で(結局するんかい)

    そんな想定外の動きされたら、あたしが困るねん(かなり自己中)

    2007-09-13 10:50:00
  • 68:

    倫代ジュニア

    そこえ中3男子。
    ナイスタイミン!ジ『おはよう』あらージュニア剛をスルーしてしまいました。ゴメンナサイ。3『おはよー!今日はえらい愛想良いやん』はい、普段自分から挨拶なんぞしません。低血圧なんで朝は無口です。3『おっ剛おはよう』おっと。ジ『あっマツゲとれそう!あたしトイレ行くから!ほな!』なんて露骨なジュニア。剛に目を合わせる事なく中3男子に別れをつげてトイレ直行。

    2007-09-13 11:01:00
  • 69:

    倫代ジュニア

    トイレの鏡の前にて。めっちゃ阿呆やー、性格悪ない?だってさ勝手に好き言うて冗談言うたくせに。。何で次の日にこの扱い。完全嫌われる道を自ら歩んでるよね。はーー。

    ため息ついて、とりあえず教室に向かった。

    2007-09-13 11:08:00
  • 70:

    倫代ジュニア

    担任が出席をとってる。
    『竹本ー』ジ『…』考え中『竹本ー』ジ『…』はー。『休みにすんぞ』ジ『あかんあかん』それだけは!何の為に毎朝真面目に登校してると思ってんの!

    出席も無事終了したのでジュニアは校売のおばちゃんの所に向かった。保健室は剛に会う恐れがあるから。

    2007-09-13 11:15:00
  • 71:

    倫代ジュニア

    以前から校売のおばちゃんとは仲良くしてた。ジュニア実は団体行動が結構苦手。そのくせ一応いつも友達はいるし、いじめられた経験もない。仲良しグループの中からスッと抜けたくなる時がある。この頃も保健室や非常階段に集まる集団にちゃっかり交じってたけど、一人行動も多かったジュニア。そんな時によく校売のおばちゃんに喋りに行ってた。

    2007-09-13 11:22:00
  • 72:

    倫代ジュニア

    昔こんな事があった。

    ジュニアまだ小学校あがったかあがってないかの頃、近所の仲良しメンバーと公園で遊んでた。

    ほぼ毎日遊ぶ公園、そこにはホームレスの人達が暮らしてた。そさてジュニアはその人達とめっちゃ仲良しやった。

    2007-09-13 11:29:00
  • 73:

    倫代ジュニア

    皆と遊ぶのに飽きたらフラッとおっちゃんの所に行って喋ったりしてた。(本人は「まだ独身やからお兄ちゃんや」って言ってたけど、最後までおっちゃん呼びやった)

    ある日皆でドッチボールをして遊んでた時、おっちゃん集団がぞろぞろ近くにやってきた。ドッチボールの見えやすい所に座って観戦しだした。

    2007-09-13 11:42:00
  • 74:

    倫代ジュニア

    皆ジュニアを応援してくれてた。

    『ジュニアー行けー!』『あーあぶない』『よっしゃ!』『わー後ろ後ろ』

    それに腹を立てたんかなんなんか、友達の一人が暴言をはいた『おっさん達臭いねん、どっか行けや』その一言を筆頭に皆が悪口を言いだした『きたない』『うんこ』…それに対しておっちゃん軍団は何も言い返さずぞろぞろ戻って行った。

    2007-09-13 11:52:00
  • 75:

    倫代ジュニア

    ジュニアはその日の事を倫代に話せずにいた。皆にあの後『なんであんなんと喋ってるん?』『汚い』『また喋ってたら仲間からはずすから』散々言われた。正直、仲間から外される事には何の問題もなかったけど。今までおっちゃん達の事を汚いなんて一度も感じた事がなかったジュニア。友達に言われて『そっか汚いねんや、もう喋らんとこ』って思ってしまった。そんな汚い人と仲良くしてたって倫代に言ったら倫代は悲しむやろうと思って言わんかった。

    2007-09-13 12:06:00
  • 76:

    倫代ジュニア

    ところが後日。倫代とスーパーで買い物してる時に『竹本さん』倫代に声がかかった。ジュニアがいつも遊ぶ友達の母親の赤井さん。ミチヨ『赤井さん、どーもですぅ。いつもジュニアがお世話なってます』アカイ『いいえ、こちらこそ。』そして本題?に入った。『いやね、息子から聞いたんですけど。ちょっと気になる事があって』チラッとジュニアを見る赤井。ミチヨ『何かあったんですか?』倫代もジュニアを見てから不安そうに聞いた。アカイ『実わね、――』

    2007-09-13 12:15:00
  • 77:

    倫代ジュニア

    赤井は倫代にホームレスの人達とジュニアが仲良くしてる事を倫代に全て話した。

    ジュニアは心ん中で、いらん事言うなよって思ってた。もー仲良くしてないのに。だから赤井に言った。

    ジ『もー喋ったりしてない』アカイ『そう。ジュニアちゃんはお利口やねぇ』ジュニア得意気に倫代を見た。けど倫代はそれに対して何も言わんかった。ミチヨ『そうですか、家でじっくりジュニアに話聞いてみます』そう言って赤井と別れた。

    2007-09-13 12:27:00
  • 78:

    倫代ジュニア

    じっくり?もう全部赤井が喋ってたやん。ジュニアは買ってもらったグリコの玩具が気になって倫代が帰り道普段より口数が少ない事に気付かんかった。

    夕飯を食べ終わりグリコを食べながら、おまけの玩具がトロフィーやった事にジュニアは軽く凹んでた。これの用途はいったい…。当時小さいコップやと思ってた。

    そこへミチヨ『ジュニアちょっとこっちおいで』

    2007-09-13 12:34:00
  • 79:

    倫代ジュニア

    ミチヨ『今日の赤井さんの話はほんま?』ジ『うん』ミチヨ『そっか、ちゃんと謝った?』ジ『えっ誰に?』ミチヨ『誰にって、おっちゃんらに決まってるやん』ジ『えっ喋っていいの?』ミチヨ『なんで喋ったあかんの?』ジ『汚いから』ミチヨ『なんで汚いん』ジ『皆が汚いって言ってたから』ミチヨ『なんやそれ、ジュニアも汚いと思ってるん?』ちょっと考えるジュニア。ミチヨ『ほんまの事言いや、怒らんから』

    ジ『汚くない、おっちゃん優しいもん』倫代はニコって笑ってチューしてきた。ミチヨ『ほな何で汚いとか言うねん』ジ『皆が言うからジュニアがおかしいんかなって思って』それを聞いて倫代が笑った

    2007-09-13 12:50:00
  • 80:

    倫代ジュニア

    ミチヨ『おっちゃん達は汚くないで』ジ『そうなん?』ミチヨ『そやで』ジ『そっか』じゃー今まで通り仲良くしていいんや。ミチヨ『まー、とりあえず明日謝りに行こう。ついてったるから』

    2007-09-13 13:16:00
  • 81:

    倫代ジュニア

    倫代はジュニアにこう教えた。

    生きてる人に汚い人悪い人はいない。けどジュニアにとって敵になる人はいる。それは外見とか住んでる場所とか関係ない。今回おっちゃんはジュニアにとって敵ではなかったけど、味方のフリした敵もいるんやで。

    ジ『敵と味方、どうやったらわかるん?』ジュニアの問いにミチヨ『直感レーダーってのがあんねん』ジ『何それ?』ミチヨ『これはママだけが持ってる秘密兵器やねん』ジ『えーずるい』ミチヨ『大丈夫、ジュニアにも裏技あるから』ジ『えっ何?何?』ミチヨ『ママ見てたらいいねん』ジ『?それだけ?』ミチヨ『そう、ママが仲良くなったら敵じゃないって証拠やからだから知らない人と仲良くなる前にはまず紹介すんねんで。』

    2007-09-13 13:18:00
  • 82:

    倫代ジュニア

    思い出すとたまーに良い発言をしてる倫代。

    なんでそんな昔話が出てきたかとゆーと。よく似た出来事がこの校売のおばちゃんとジュニアに訪れたから。

    校売のおばちゃんと仲良く話すジュニア。そこへ中2女子が来た。

    2007-09-13 13:46:00
  • 83:

    名無しさん

    ジュニア好きやで?

    2007-09-14 00:12:00
  • 84:

    名無しさん

    やったー?更新されてる?嬉しい?

    2007-09-14 02:58:00
  • 85:

    倫代ジュニア

    ありがとう?
    少し書いてきます??

    2007-09-14 03:23:00
  • 86:

    倫代ジュニア

    中2女子が喋りかけてきた『竹本あんた何してんの?今授業中やで、さぼったらアカンやろ〜笑』いらんのん来たなぁ。

    あたしより先にオバチャンが口を開いた。オバ『ちょっと、タバコやめなさい』2『はぁ?うっさいねんオバハン』オバ『先生に言ってもいいのんよ』2『勝手に言えや』うわー面倒臭いぞ。あたしは関係ないでーすっとジュニアは立ち去ろうとした。

    2『ちょっと何処行くねん』はいー。ジュニアは戻って座り直した。なんやねん、この女子しんどいわー。

    2007-09-14 03:43:00
  • 87:

    倫代ジュニア

    オバチャンと中2女子はしばらく言い合ってた。まったくしょーもない、オバチャンも意地なってんのかお互い譲らん。

    2『オバハンに何か迷惑かけたんか?なぁ?竹本』あーまぁ。オバ『ここで吸われたら気分悪い。ねぇ?竹本さん』えっあー、うん。二人共あたしにフルのやめて下さい。

    2『もーええわ、このオバハン話ならんわ。こんなんしてても時間の無駄や』やっと気付いたか。

    2007-09-14 03:56:00
  • 88:

    倫代ジュニア

    気付いたらサッサと非常階段でも何処でも行ってくれ。

    2『竹本行くで』え?なんでやねん。チラッとオバチャン見たらプリプリしてる。もー、怒ってるやん、さっきまで楽しく会話してたのに。2『はよおっ!』なんやねんこいつ。とりあえずついてった。

    2007-09-14 04:03:00
  • 89:

    倫代ジュニア

    非常階段に到着。そこには中2女子の相方、中2女子Bと中2男子。そして剛がいた。(なんでおんねん)

    中2女子はまだブツブツ文句言ってる(ねちっこい奴め)そしたら中2女子Bが言った。

    B『あんた知らんの?あいつ佐々木のオカンやで』佐々木って誰や?2『ほんまに言ってるん?そら佐々木もキモいはずやわ』だから佐々木って誰やねん。ジュニアは中2男子に聞いた。

    2007-09-14 04:12:00
  • 90:

    倫代ジュニア

    佐々木充ササキミノルくん。校売のオバチャンの息子で。○○中学の2年生。中2女子が過去に告って玉砕くらった相手。

    あー充か!知ってる。一回遊んだ事ある。あんま顔覚えてへんけど(ジュニアは剛以外興味ありません)佐々木ってゆーんや。そして中2女子フラれたんかい。だからってキモい言うなよ。逆恨みやね、完全に。

    2007-09-14 04:25:00
  • 91:

    倫代ジュニア

    2『そや良い事考えた!あたし校売でこれから何も買わんとこ』アホちゃうか。勝手にしーな笑。あんた一人がそんなんしても何の影響もないわ。2『学年に声かけとこ』ありゃ。それは大変かも。

    ジュニアの学校、1学年に9クラスある。(その割りにヤンチャ人口少ない)中2女子と中2女子Bは2年生の中では絶対的な存在やった。中2男子はオマケみたい。だからこの2人が【校売で物買うな】言うたら間違いなく2年生は買わんくなると思う。

    2007-09-14 04:36:00
  • 92:

    倫代ジュニア

    2『剛、竹本、1年はあんたらに任したで』はい、とばっちりー。ツヨシ『無理ですよ』そうそう無理。剛はともかく、残念ながらジュニアは学年に友達いませんし、そない影響力もないですし、そもそも中2女子の為に頑張る義理ないと思う!

    ジ『あたし無理、友達おらんし』(我ながら寂しいセリフ)2『おらんならおらんなりに頑張れや』何を頑張るねん。2『とりあえずジュニアは校売に喋りに行くの禁止や、オバハンとこ行ったらもう仲間入れたらんからな』どっかで聞いた事あるセリフやな

    2007-09-14 04:50:00
  • 93:

    名無しさん

    がむばって
    主さんなんさい?

    2007-09-14 05:45:00
  • 94:

    名無しさん

    そうゆうのやめよや?
    ジュニアすぅーき?

    2007-09-14 08:24:00
  • 95:

    名無しさん

    ジュニア〜!!

    2007-09-14 11:28:00
  • 96:

    名無しさん

    なんか読む気がせーへん

    2007-09-14 12:06:00
  • 97:

    名無しさん

    ゲッツ

    2007-09-14 12:20:00
  • 98:

    倫代ジュニア

    応援してくださってる方々、ありがとうございますっ??

    2007-09-14 13:03:00
  • 99:

    倫代ジュニア

    仲間入れたらへんって、あんたらにそんな権限ないやん。それに元々あたしの事嫌ってるやんか。

    ツヨシ『わかりました』へ?ツヨシ『一年には俺が言うときます、ほら竹本も。』えー?なんか剛、一気にダサ男に見えてきてんけど。ジ『あ、あーうん』

    ジ『山本本気で言ってるん?』ツヨシ『何が?』何がってあんた。ジ『だからさっきのんやん、あんな幼稚なん付き合うん?』

    2007-09-14 13:15:00
  • 100:

    倫代ジュニア

    ジ『ふーん、まぁ今日は茜ん家今から行くし。バイバイ』ツヨシ『ちょー待てや、俺も行くやん』…なんやろ、なんか非常にうっとい存在に感じる。

    ジ『あーかーねー』アカネ『鍵開いてるー』2階の茜の部屋から声が聞こえた。

    2007-09-14 13:30:00
  • 101:

    倫代ジュニア

    ジ『あんた今日朝から学校来てへんやろ、どしたんな?』アカネ『寝坊してん!笑。けどジュニア来たし学校行く気失せた!』ジュニアのせいかい。ジ『どっか遊びに行く?』アカネ『せやな〜、○○中学行こか』ジ&ツヨシ『○○中学?!』声が揃う二人。アカネ『なんやあんたら気持ち悪いな笑』佐々木充の中学や。アカネ『そこの男と今良い感じやねん、紹介するし。とりあえずジュニアはケツ乗り!剛は自分の足使い』

    えっと、実はジュニア原チャ乗れません。自転車も乗れません。極度の運動音痴なので仕方ないと自分でフォロー。それに体力ないんで喧嘩もめちゃめちゃ弱いです。てかした事ない。いつもラッキーな事に喧嘩せんで良いポジションを確保できてたから、お手軽にヤンキー体験してました。けど本人は決してヤンキーじゃないです。へタレ=ジュニアです。

    2007-09-14 13:49:00
  • 102:

    倫代ジュニア

    茜に運んでもらい、○○中学到着。

    ジ『カナとかおるかな?』アカネ『おるやろ、とりあえず中入ろ』ジュニア学校には茜しか友達いないけど、他校には仲良い女子が結構いる。

    アカネ『おーおったおった☆翔は?』ジ『えっ?茜の良い感じの人って翔なん?』翔は今2年で、実はジュニア知り合い。とゆーか倫代の友達の息子やから、幼なじみでもある。佐々木充と1回遊んだ事あるのも、翔の家に遊びに行った時にたまたまおったから。そーいや茜に言ってなかったな、翔と知り合いって事。皆で集まってもいちいち翔と喋らんしな。

    2007-09-14 14:32:00
  • 103:

    倫代ジュニア

    アカネ『えっジュニア翔知ってるん?』翔は一匹狼みたいな奴やから、皆おるトコに顔出すのもタマにやもんね。他校の女はあんま知らんで普通かも。ジ『知ってるよ、てか幼なじみやったりするし笑』アカネ『まじで?!はよ言えよ!お願いキューピットして』ジ『良い感じなんやろ?』アカネ『いや、正直わからんねん。翔難しい』まぁ、わかりにくい奴かもしれん。けど茜にしたら珍しいな。

    2007-09-14 14:42:00
  • 104:

    倫代ジュニア

    ジュニア、今日の予定では【茜ん家行く→中2女子について相談→解決→剛について相談→解決→スッキリ】ってはずやったのに、最初の茜ん家に行くって所から剛ついてくるし。予定がくるった。挙げ句の果てになぜか翔と茜のキューピット?茜に中2女子の相談するタイミングを逃した。

    2007-09-14 14:47:00
  • 105:

    倫代ジュニア

    剛はなぜか来ない。なんやアイツ何してんねん。そして翔も来ない。佐々木充もいない。

    駅行って何するでもなく皆でダラダラしてた。人数は知らん間に増えてく。飽きてきたジュニアは帰る事にした。茜は翔が来るまで待つって言うから、他の子に家まで送ってもらった。

    結局茜に校売のオバチャンの話できへんかったな〜。まー剛と気まずかったんはいつの間にか解消されてるけど、同時にしょーもない男に見えてきたしなぁ。そんなん考えてたら家に到着した。ジ『ありがとう、また明日も遊ぼうな』

    2007-09-14 15:02:00
  • 106:

    倫代ジュニア

    『ただいま♪』家に入って一瞬何のこっちゃわからんジュニア。ジ『はぁ?あんたちょっと何してんの』

    食卓テーブルでご飯を食べる少年が一人。剛

    ぶっ 剛がジュニアを見てビックリして口の中のもんが飛び出しそうになってる。ビックリしたんはこっちやで、もっかい聞くけど『あんた何してんのよ』

    2007-09-14 15:08:00
  • 107:

    倫代ジュニア

    その時に不信者がもう一人家の中にいる事に気付く。しかも外人さん。トイレから普通に出てきた。なんやこれ。全く状況がつかめないジュニア。そして倫代の姿は無し。パニックなりかけてた時に二階から倫代がおりてきたミチヨ『おかえり〜』おかえり〜ちゃいますよ姉さん、見知らぬ外人さんと剛がなぜ家にいるの?

    2007-09-14 15:17:00
  • 108:

    倫代ジュニア

    倫代の話によると…
    謎の外人さんの名前はルーク。ノバで講師をしてて、倫代のお友達(ホンマゎ彼氏。後に打ち明けられた)

    帰り道、原チャでコケる少年を発見したルークと倫代。それが剛やった。どうやらカーブ曲がりきれなかったようす。ダサ過ぎる。大丈夫か?と近寄ると、君はいつかの山本少年ではないか!と倫代。そのまま家に連れて帰ってきたとの事。

    2007-09-14 15:38:00
  • 109:

    倫代ジュニア

    ちょっと待って、倫代ちゃん。一回頭整理するわ。『連れて帰ってきちゃった♪』って得意気に言ってるけど、剛見た所軽傷やし。別に連れて帰ってくる必要性なくない?不可解。けど倫代の不可解な行動は今に始まった事ちゃうから、そこは無視したとしても。訳わからんのはあんたよ剛、何でノコノコ倫代についてきてんの?そして乗ってたとゆー原チャは?

    2007-09-14 15:44:00
  • 110:

    名無しさん

    みちよバリおもろいやんワラ

    2007-09-15 05:29:00
  • 111:

    倫代ジュニア

    倫代おもろいですか?ヨカッタ?
    今から書きます。

    2007-09-15 11:46:00
  • 112:

    倫代ジュニア

    『ジュニアの名誉の為に』倫代はそう言って詳しく教えてくれない。ルークも日本語ペラペラやのに、言葉がわからないフリをする。倫代めルークをよく教育してる。もちろん剛が自分から言うはずもなく。気になりつつもお腹すいてたジュニアは夕飯を食べる事にした。

    後から発覚したけど、剛が乗ってた原チャはパクりもんで。しかも倫代の知り合いの原チャやったらしい(世間はせまい)それを倫代が上手いこと対処してくれて、剛は倫代に借りができてしまったらしい。

    それはわかったけど、なぜ家に招待したのかは謎。倫代の考えはわかりません。

    2007-09-15 11:59:00
  • 113:

    倫代ジュニア

    倫代に今日の出来事を話して意見を聞きたかったけど、剛もルークもいたから。話すのは諦めた。

    ミチヨ『今から呑みに行くで』元気な倫代。ルークと(なぜか)剛も一緒に行くらしい。

    その日はいつもより疲れてしまったジュニア。眠いから先に寝とくと言って3人を送り出した。布団に入るとすぐに深い眠りについた。

    2007-09-15 12:07:00
  • 114:

    倫代ジュニア

    ふと目を覚ますと、倫代が隣で寝てた。

    時計を見ると夜中の3時。早く寝すぎたからな〜。倫代に布団をかけようとした時、ミチヨ『ジュニア…』ん?寝呆けてる笑。ジ『どしたん?』寝言には答えたらアカンって知ってるけど、ついつい答えてしまうジュニア。倫代は寝言が多い。

    ミチヨ『早くっ早くしないと!』ジ『早く?笑』ミチヨ『遅れるで!…ニンジャ』忍者?!ジ『忍者って何よ?』ミチヨ『ん゙〜、うるさい』スースー。…倫代の寝言終了。

    2007-09-15 12:22:00
  • 115:

    倫代ジュニア

    次の日の朝、喫茶店での二人の会話は倫代の寝言で持ちきりやった。おかげで結局、昨日の話はできないままジュニアは登校した。

    校売のオバチャン大丈夫かな?あんま金にならん商売やって言ってたしな。

    心配やったけど、そこまで深刻にも考えてなかったかもしれない。一日を普通に過ごした。いや、普段より真面目に過ごした。苦手な体育の授業もちゃんと出た。

    2007-09-15 12:31:00
  • 116:

    倫代ジュニア

    >>116間違えました?

    【ジュニアの名誉の為に】
         ↓
    【山本少年の名誉の為に】

    2007-09-15 12:35:00
  • 117:

    倫代ジュニア

    弁当の時間、茜が迎えに来た。

    アカネ『ジュニアー!あんた今日休みかと思ったわ!何してたん』何って、ごく平凡な一日を送ってただけ。アカネ『ほら一緒に弁当食べよ、ホラホラ!』茜は少々強引。ジ『いや、今日は教室で食べるわ』アカネ『なんでぇ?』ん〜と、説明すんの結構めんどいな。ジ『ん〜とぉ…』それを察知した茜、さすがアカネ『長なりそやな、ここで一緒に食べよ。弁当持ってくるわ、話はそれからな』

    2007-09-15 12:48:00
  • 118:

    名無しさん

    >>97 年きいたらあかんのかいなワラ セーラームーンすきやったから年齢一緒くらいかなておもただけやんけ(^O^)/主さん邪魔してゴメンw

    2007-09-16 00:22:00
  • 119:

    名無しさん

    書いてー

    2007-09-17 05:00:00
  • 120:

    倫代ジュニア

    セーラームーンめちゃ流行ってたもんね?ジュニアは20前半やで??

    昨日更新できんかった分、今日は多めに書いてきます?

    2007-09-17 12:51:00
  • 121:

    倫代ジュニア

    茜が持ってきたのは弁当じゃなくてメロンパンとパックの牛乳やった。

    ジ『それ今買ってきたん?』アカネ『そやで〜』ジ『売店すいてた?』アカネ『んなわけないやん!今日も混み混みや。だいぶ揉まれてきたわ笑』

    あれ?おかしいな。今日から2年は売店で物買わないはずじゃ…?なんで混んでるんやろ?

    2007-09-17 12:58:00
  • 122:

    倫代ジュニア

    アカネ『で?何の話やっけ』ジ『うん、昨日さ――』

    変やな、と思いながらも昨日の中2女子との出来事を茜に話した。

    アカネ『ふーん、相変わらずしょーもない事すんなぁ笑』ジ『ほんまによ』アカネ『で、一年にジュニアは声かけたん?』ジ『まったく』アカネ『友達おらんもんな笑』ジ『…』笑えへん

    2007-09-17 13:10:00
  • 123:

    倫代ジュニア

    アカネ『まぁまぁ、口だけちゃうか?実際パンに生徒群がってたし。問題ないやろ』ジ『せやな』

    実は問題は発生してたけど、ジュニアと茜は気付かずそこで話は終了してしまった。なぜなら他にも話す事がいっぱいあったから。

    アカネ『そういや昨日剛どうなったんやろ?結局駅前も来んかったで。今日もまだ見てへんし。』ジ『あ〜笑。剛さぁ――』家帰ったら剛がおった事、謎の外人さんルークの事をアカネに話した。

    2007-09-17 13:19:00
  • 124:

    倫代ジュニア

    アカネ『勝手に行っていいんかな?』ジ『いいやろ』アカネ『けど直接家行ってキモない?』ジ『いけるやろ』アカネ『あんま仲良くないのに茜』ジ『仲良くもないんかい』最初「良い感じの子がいる♪」言うてたんは誰や笑

    茜があんまりモジモジやから、とりあえず翔の中学に顔を出しに行く事にした。どうせ学校なんか行ってへんやろと思いながら。

    2007-09-17 13:39:00
  • 125:

    倫代ジュニア

    ところが校門の前に何台か置いてある原チャの中には見覚えのある一台が。

    ジ『翔来てるやん』アカネ『え?あっほんまや』ジ『ここで待ってよか』門の前で座って喋りながら翔を待ってた。30分もせんうちにゾロゾロ4人の男子生徒が校舎から出てきた。

    2007-09-17 13:45:00
  • 126:

    倫代ジュニア

    ショウ『ジュニア!なんやお前何してんねーん』ジ『あんたに会いに来てん』ショウ『あー?可愛い事言うやんけ、ただアンタって呼ぶのやめなさい。お兄ちゃんと呼びなさい』翔はジュニアより1歳上やから、やたらと兄貴ぶる。

    茜はペラペラ喋る翔を見て驚いている様子。それもそのはず、翔は初対面とか浅い付き合いの相手にはかなりのポーカーフェイス。とゆうより格好付け。

    茜の方をチラッと見て『友達?』さっきとは一辺したサラッとした口調でジュニアに聞いてきた。

    2007-09-17 14:02:00
  • 127:

    倫代ジュニア

    ジ『茜やで、翔知ってるやろ?』ショウ『んーたぶん』なんてフテコイ態度。ショウ『今から家くるか?』ジ『行く行く!なぁ茜?』アカネ『う、うん』はにかむ茜、可愛いぞ。

    翔が一緒にいた友達と少し話してる間、ジュニアは茜に聞いた

    ジ『あんなんのドコがいいん?笑』アカネ『顔』なるほど、単純明快。

    2007-09-17 14:13:00
  • 128:

    倫代ジュニア

    ジ『うわー、久しぶりやわぁ』ジュニアは翔の部屋に入るなり部屋に飾ってあるトロフィーやらメダルを見ながら言った。アカネ『陸上してるん?』ショウ『せやで』彼はスポーツ馬鹿。単独競技のみやけど。

    茜がトイレに行きたいと部屋を出てった。するとショウ『茜ちゃん人気あるねんで』ジ『人気?』ショウ『おー、めっちゃ可愛いやろ?』ジ『うん、だいぶなぁ』知らんかった。茜は確かに可愛いしモテるのは前からわかってたけど、他校の年下にも人気があったとは。さすがやな。

    2007-09-17 14:31:00
  • 129:

    倫代ジュニア

    そこえ『翔ー!!』窓の外から声。外を見ると、さっき別れたはずの翔の友達3人と、新たな仲間2人。

    ショウ『あいつら、茜ちゃんと仲良くなりたいから来たんやな?』そーなんや、まじ茜すごいな。ショウ『帰れや!笑』翔の言葉を無視して茜目当ての男衆5人が部屋に入ってきた。なんとも暑苦しい空間。

    2007-09-17 14:39:00
  • 130:

    倫代ジュニア

    男『あれ?茜さんは?』ショウ『帰った』男『えー』これこれ兄さん達よ、その反応はあまりにもジュニアに失礼っすよ。あたしも女ですよ。それにしても、この狭い部屋に男が6人も。むさ苦しい。

    アカネ『わぁ!』トイレから帰ってきたら部屋に男が溢れかえってて、ビビって思わず声をあげた茜。そらビックリするわ。

    2007-09-17 14:46:00
  • 131:

    倫代ジュニア

    茜の良い所は顔に似合わず男みたいな性格の所。最初『茜さん茜さん』言うてた男連中とも下ネタとか、ベッラベラ喋ってすぐ仲良くなってた。

    そのサッパリした茜の性格のおかげでジュニアは嫉みの感情とかを抱かんですんだ。もし茜がキャピキャピのブリッコやったらジュニアはさぞ捻くれたでしょう笑

    2007-09-17 14:54:00
  • 132:

    倫代ジュニア

    いい加減暑苦しいとゆう事で外に遊びに行く事になった。その日は結構楽しくて、ジュニアは家に帰るのが夜中になってしまった。

    家に帰ると半泣きの倫代に迎えられた。

    ミチヨ『ジュニアー!心配したやろがボケェ!泣』ジ『わーゴメンゴメン』…って『剛お前何でこんなとこおんねん』なぜか剛がリビングに布団敷いて寝てる。。

    2007-09-17 15:03:00
  • 133:

    名無しさん

    ジュニア?みちよちゃんと喧嘩したの?待ってるよ?

    2007-09-21 14:54:00
  • 134:

    倫代ジュニア

    心配してくれてありがとう??
    ジュニアは大丈夫です??

    今から書いてきます。

    2007-09-22 13:58:00
  • 135:

    倫代ジュニア

    ミチヨ『なんか今日学校で喧嘩してきたらしいで』ジ『喧嘩ぁ?』寝ている剛を起こした。剛は打撲の後があり痛々しい。

    ジ『ちょっとあんたどうしたんよ?』ツヨシ『あー、ごめん。家帰ったら兄ちゃん達に何あったとか聞かれるからさあ。今日だけ泊めて?明日は他のツレん家行くから』

    2007-09-22 14:04:00
  • 136:

    倫代ジュニア

    ジ『それは良いけど、何で喧嘩なったか聞いてんねん』剛は一向に喧嘩の理由を言わない。質問しまくるジュニアを倫代が止めた。ミチヨ『もーえーやん、あんたも寝え』

    納得のいかないままジュニアは布団に入った。

    2007-09-22 14:08:00
  • 137:

    倫代ジュニア

    結局剛の喧嘩の相手も理由もわからない。次の日茜にその話をしたけどわからなかった。

    茜とジュニアはそれから毎日のように○○中学の男と遊ぶようになった。翔や佐々木充その他と翔の先輩達。

    2007-09-22 14:13:00
  • 138:

    倫代ジュニア

    そんな中、剛は剛でしっかり土台を築いていたようだった。実は喧嘩も強い方らしい。ジュニアと剛はその頃あんまり仲良くなかった。

    茜達3年が卒業して、やっと事態を飲み込んだジュニア。

    2007-09-22 14:22:00
  • 139:

    倫代ジュニア

    進級してからもジュニアはしばらく他校の友達と仲良くしていた。

    そんなある朝ジュニアは倫代から興味深い話を耳にする。

    2007-09-22 14:26:00
  • 140:

    倫代ジュニア

    ミチヨ『昨日学校行ってんけどな――』

    この頃倫代はジュニアのせいでたびたび学校に呼び出されてた。

    ミチヨ『山本少年だいぶしっかりしてきたなぁ』はて?何があったのかと尋ねると。

    2007-09-22 14:31:00
  • 141:

    倫代ジュニア

    倫代の話によると

    学校から帰ろうとしたら、またもや一人の少年が怒られている姿を目撃。よく見るとそれは山本少年。怒っている先生はカツラなのだろうか。不自然な艶に不自然な固まり具合。今回は山本少年、髪の色について指導を受けているようだ。反抗する山本少年に先生から衝撃の一言『髪は自然体が一番や!』その言葉に吹き出しそうになってしまった倫代。必死で堪えたところで剛が『そうか?俺は先生お洒落やと思うで』とカツラの下はおそらくハゲチャビンであろう頭部を見ながら笑顔で答えた。

    ナイス少年!倫代は嬉しくて仕方なかったらしい。かつて反抗といっても『はぁ?』としか返答できていなかった山本少年。成長したもんだ。と倫代は剛を誉め讃えていた。

    2007-09-22 14:48:00
  • 142:

    倫代ジュニア

    ジュニアはその話を聞いて、純粋やった剛が、こ憎たらしい人間になってしまったとしか思わんかった。

    倫代の感覚はやっぱり理解できない。

    2007-09-22 14:51:00
  • 143:

    名無しさん

    剛ウケル…?確かにカツラ先生かっこいいわワラ

    2007-09-25 07:13:00
  • 144:

    倫代ジュニア

    カツラ先生、3年間ずっと同じ髪型でした?

    2007-09-26 15:28:00
  • 145:

    倫代ジュニア

    剛はちょっと短気なところがあってすぐカッとなる。売られた喧嘩は必ず買っていたみたいだった。喧嘩をしては何故か倫代ハウスに泊まりにきていた。一年の頃はジュニアよりも背が低かったのに、男の成長期は凄まじかった。中2〜しばらく伸び続けていた。

    適度に後輩にも慕われ、3年ともそれなりに上手くやっていたようだ。

    2007-09-26 15:37:00
  • 146:

    倫代ジュニア

    ある昼休みにフラッと売店に立ち寄った。毎日倫代が弁当を作ってくれるので基本的にあんまり売店に用事のないジュニア。それに昼休みになる前にはたいがい学校を抜け出していたので、上級生に言われたからと言うわけではないが。ちょうどあの時から一度も喋りに行ってなかった。

    2007-09-26 15:44:00
  • 147:

    倫代ジュニア

    久しぶり過ぎて来るタイミングを間違えた。今まさにパンの争奪で生徒が群がっている真っ最中だった。

    生徒の頭の隙間からオバチャンの顔がチラッと見えた。

    2007-09-26 15:47:00
  • 148:

    倫代ジュニア

    ジュニアはすぐに異変に気付いた。

    …おばちゃん変わってる?売店の中にいるのは、佐々木充のオカンでもあるジュニアの知っているオバチャンとは違う人やった。

    2007-09-26 15:51:00
  • 149:

    名無しさん

    忙しいんですか??

    2007-09-27 14:51:00
  • 150:

    名無しさん

    みちよさんて今30代?

    2007-09-28 04:59:00
  • 151:

    名無しさん

    初めて読んだけどメチャおもろぃ??はまった?

    2007-09-28 05:16:00
  • 152:

    倫代ジュニア

    >>155さん最近ちょっと忙しいです?けど放置は絶対しないので、たまに覗いてもらえたら嬉しいです??
    >>156さんこの当時の倫代ちゃんは33歳でした?
    >>157さんそんなん言われたら嬉しい?ありがとう?

    2007-09-28 14:10:00
  • 153:

    倫代ジュニア

    これはどうゆう事やろ?

    ジュニアは携帯を取り出した。携帯といってもプリケー。つい先日茜にもらった。元々は翔の持ち物だ。プリケーをやめて、携帯を買ってもらったから必要なくなったらしい。

    羨ましい。倫代はなぜか携帯を買ってくれなくて、それが不便やからと茜経由でジュニアの持ち物になった。

    2007-09-28 14:27:00
  • 154:

    倫代ジュニア

    ジュニアは茜にワンコした。すると茜からはすぐにワンコが返ってきた。

    今学校か〜。

    2人の間では昼間のワンコにワンコ返しは[学校]の合図やった。2コールの返事は茜の場合たいがい[翔といる]、そしてジュニアの場合は[友達といる]。色気のないジュニア。そう茜と翔は付き合ってる。ジュニアは結局キューピットらしい事は何一つしてなかったのに、勝手に2人は上手い事いって付き合ってた。

    2007-09-28 14:34:00
  • 155:

    倫代ジュニア

    なんや翔と一緒ちゃうんか、ジュニアは今度は翔にワンコした。

    翔もワンコを返してきた。だからジュニアはもっかいワンコをした。そしたら翔から普通に着信が入った。

    ジュニアこの頃、プリケーの事は倫代に内緒にしてたし、カードを購入するほどお金もなかったから常にワンコでした…

    2007-09-28 14:38:00
  • 156:

    倫代ジュニア

    ショウ『おー、どないしてん?』ジ『今どこおるん?』

    ジュニアは佐々木充に聞こうと思った。なんか剛には聞きずらかったし、ましてや3年女子にも聞かれへんし。

    2007-09-28 14:42:00
  • 157:

    倫代ジュニア

    ショウ『△△おるで、おまえも来るか?』ジ『充もおるん?』ショウ『おー。なんや充がどうしてん?』ジ『えっいや(説明すんのが面倒やったから)なんでもいーやん!とりあえず充おるなら行くわ!』

    と言ったものの原チャ持ってへんし乗れへんジュニア。足がない…

    ジ『翔迎えにきて…』ショウ『お、に、い、ちゃん』イラッ。ジ『迎えにきて』ショウ『だーかーらー、お、に、い、ちゃ』ジ『茜に翔のいらん事言うで』ショウ『わーかったわ、ほな迎えいったるから待っとけ』

    2007-09-28 14:52:00
  • 158:

    倫代ジュニア

    ところが迎えに来たのは翔ちゃうかった。誰やアレ?

    佐々木充やった。なぜ?まーえーか、用あんのは充やしな。

    翔にワンコした。

    2007-09-28 14:55:00
  • 159:

    倫代ジュニア

    すぐに翔から着信があって、電話を出た。

    ショウ『お前感謝しろよ〜』どゆこと?ショウ『まぁ充は今女おらんから♪』ジ『は?』

    翔は何を勘違いしてんねん

    2007-09-28 14:58:00
  • 160:

    倫代ジュニア

    ミノル『どしたん、話って…』なんや佐々木充、その頬の火照りは。翔は充になんて言ってここに来さしたんや。

    ジ『いや、別にそんな改まって話すような事でもないくて…』ただオバチャンどうなったか聞きたいだけ。ジュニアがそれを言う前に充が

    ミノル『そやな、俺もこんな雰囲気ちょっと苦手やしな』こんな雰囲気とは?

    2007-09-28 15:05:00
  • 161:

    倫代ジュニア

    ジ『いやー、だからな、翔に何言われたんか知らんけど。あたしはただ…』ほんま翔むかつくわ。

    ミノル『うん、正直ビックリした』だからビックリするような事は何も…

    なんか充の反応おかしいし。さっさと聞かな。

    2007-09-28 15:16:00
  • 162:

    倫代ジュニア

    ジ『前置き怠いし単刀直入に聞くわな。あのさ、あたし充の』オカンと仲よかってんけど最近見やんねん。いつ何で仕事やめたん?

    そう続けるはずが。佐々木充め、話を途中で止めよった。

    ミノル『ちょっとストップ』なんでやねん

    2007-09-28 15:21:00
  • 163:

    倫代ジュニア

    ミノル『俺から言わして』何を言いだすの佐々木充。

    ミノル『はー、やっぱ緊張すんな』いえ決して緊張するような内容ではないです。

    ミノル『よし!』充はこっちを見た。ちょっと待って、絶対違うやん、絶対勘違いしてるって、だから落ち着こう。まず落ち着こう佐々木充。

    2007-09-28 15:27:00
  • 164:

    倫代ジュニア

    ジ『えっいや違うって』何とか誤解だと伝えたい。あたふたするジュニアの手を充が握った。

    生まれてこのかた、こんなシチュエーションにも男にこんなふうに手を握られたのも初めてのジュニア。

    不覚にもドキッとしてしまいました。その一瞬の隙に勘違い佐々木充は

    2007-09-28 15:33:00
  • 165:

    倫代ジュニア

    ミノル『好きやねん、付き合おう』

    チーン。佐々木充おつかれ!

    と言いたい所やねんけど何せ告白なんて初めてくらったジュニア。全く好きちゃうかったのに、ちゃっかり嬉しくなってしまった。

    2007-09-28 15:37:00
  • 166:

    倫代ジュニア

    その余韻に浸り照れていたジュニア。

    ちゃうやん、ちゃうちゃう

    充にオバチャンの事を尋ねた。

    2007-09-28 15:43:00
  • 167:

    倫代ジュニア

    ジ『仕事やめたみたいやから心配やって』ミノル『大丈夫やで、オカン今ちゃう仕事探してるけど何とか生活はできるし。俺の事心配してくれてるん?優しいねんな』

    いや、あんたちゃうくて

    そんなこと言えないジュニア

    2007-09-28 15:48:00
  • 168:

    倫代ジュニア

    ジ『なんで仕事やめたん?』やっと聞けた。長かった、ふー。ところが

    ミノル『さぁ?』知らんのかい!いったい今までの会話は何やったんや。もーええわ、聞きにくいけど剛に聞いてみよう。

    ミノル『皆んとこ行こか』充が立ち上がった。

    2007-09-28 15:55:00
  • 169:

    倫代ジュニア

    ジ『いや、えーよもう。用事終わったし』今から剛んとこ行こう。

    ミノル『まだ用事残ってるやん』用事って何?

    ミノル『皆に俺らの事報告せな♪』

    2007-09-28 15:58:00
  • 170:

    倫代ジュニア

    ジ『やーあかんって』必死で止める。てかまだ付き合う返事とかジュニアしてないやん。

    ミノル『なんや恥ずかしいん?笑』もーだから違うねんって。その時充の携帯がなった。

    ミノル『はい、はい、えっわかりました。すぐ行きます』『ごめんジュニア、ゴチャい事なってるらしくて俺も行かなあかんなった。また連絡するわ』

    2007-09-28 16:03:00
  • 171:

    倫代ジュニア

    充は去っていってしまった。翔にワンコ。

    …返事なし。そっか、翔も呼び出しされたんやな。しばらく翔も充も連絡つかんなるなあ。

    はぁ、どうしよ。

    2007-09-28 16:06:00
  • 172:

    まにゃ??

    めちぁおもろぃッッ?
    たぶんまにゃ??も主サンと同い年くらぃ??
    マイペースで頑張ってネ?

    ?しぉり?

    2007-09-29 08:40:00
  • 173:

    名無しさん

    まにゃさんありがとう?
    感想スレを作っていただけたので、また覗いてみてください?  ジュニア

    2007-09-29 11:32:00
  • 174:

    倫代ジュニア

    どおしようかな、充勘違いしてしまってるし。ジュニアもまんざらでもなかったりするし…。付き合ってもいいんかな?んー…

    そんな事を考えながら歩いてるとコンビニの前に中3女子とその仲間達がいるのが見えた。

    2007-09-29 11:44:00
  • 175:

    倫代ジュニア

    ちゃう道通ろ。しかし方向転換したのが遅かったらしく『ジュニア!』声をかけられた。

    ジ『はーい』仕方なくそこに交ざりに行った。

    中3女子が喋ってる横でジュニアは意味なく座って話を聞いてるフリだけしてた。

    2007-09-29 11:50:00
  • 176:

    倫代ジュニア

    ジュニアはとりあえず色んなバリエーションの『まじっすか?すごいっすねぇ』を使い分けて乗り切った。だいたい話を聞いてる感じにはなる。

    苦手な人といる時のジュニアは基本『まじで』しか言葉を発しない。

    けどせっかく中3女子の機嫌が良さそうやから、ジュニアからも喋ってみよう。

    2007-09-29 11:57:00
  • 177:

    倫代ジュニア

    ジ『そういや売店のおばちゃん変わったんですね』
    3『結構前やで』
    ジ『えっ何でやめたんですか?』
    3『やめたってゆーか、うちらがやめさしたようなもんやけどな笑』
    ジ『…?どゆ事ですか?』

    2007-09-29 12:01:00
  • 178:

    倫代ジュニア

    売店の売り上げから仕入れ代を引いた分が店の利益になる。そこから経費などもかかってくるから、実際オバチャンに入ってくるお金はしれている。儲かる仕事ではない。

    もし生徒に万引きされたらどうなるだろう?

    それはオバチャンのミスとみなされ、代わりに代金を支払わないとあかん。赤字どころじゃない。全部シワよせはオバチャンにきてしまう。

    2007-09-29 12:09:00
  • 179:

    倫代ジュニア

    だからオバチャンにとって万引きは、一番されて困る行為やった。

    ジュニアがオバチャンに喋りに言った時、確認作業で万引きに気付き泣いてる場面に実は何度も遭遇した事があった。

    2007-09-29 12:12:00
  • 180:

    倫代ジュニア

    それをジュニアが励ましてる事を知っていた中3女子。オバチャンがされて困る事はちゃんとわかってた。

    最初は、売店で物買うなと皆に言ったらしいけど。弁当のない子やどうしても必要な物がある子は困った。

    そこで万引きさす事にした。5人くらいに万引きさせて、盗んだものを他の生徒に半額で買わしたらしい。

    2007-09-29 12:18:00
  • 181:

    倫代ジュニア

    ジ『茜が家来るみたいなんで帰ります』
    3『いいな〜うちらも行っていいよな?』絶対嫌やし。

    ジ『いや〜無理ですねぇ』丁重にお断わりしてジュニアはそそくさとその場を抜け出した。

    2007-09-29 12:34:00
  • 182:

    倫代ジュニア

    家に帰るとドアの鍵がしまっていた。今日倫代ちゃん遅いって言ってたな〜。

    冷蔵庫にはプリンが入っていた。ちょうどいいやん、茜プリン好きやし。

    ジュニアの家に到着した茜はそのプリンを食べた。かなり美味しかったらしい。茜に充の話をして、二人で笑って盛り上がっていた。

    2007-09-29 12:38:00
  • 183:

    倫代ジュニア

    そこへ倫代が帰ってきた。ただいま〜♪の声ではなく聞こえてきたのは
    ミチヨ『プリーン!!』

    ミチヨ『あ〜おかえり。茜ひさしぶり!』ジュニアと茜に適当に挨拶を済まして冷蔵庫に一直線の倫代。

    2007-09-29 12:42:00
  • 184:

    倫代ジュニア

    まさか…。そのまさか。冷蔵庫の中を覗きこんで、しばし沈黙の倫代。

    ミチヨ『プリン…』ジ『ごめん、食べちゃってん』ミチヨ『ジュニアプリン嫌いやん』アカネ『ごめん倫代ちゃん、食べたん茜やねん』ミチヨ『茜もプリン嫌いやん…』

    いや、茜はプリン好きやで

    2007-09-29 12:50:00
  • 185:

    倫代ジュニア

    ミチヨ『自分へのご褒美プリンやったのに…』ジ『ごめんな、わからんかったから』ミチヨ『冷蔵庫に隠してたのに』

    冷蔵庫の真ん中にありましたが。。

    茜が申し訳なさそうな顔をした。

    2007-09-29 12:56:00
  • 186:

    倫代ジュニア

    ミチヨ『茜、そんな気にする事ないで』気にさしてんのアンタや。
    ミチヨ『いーねん、アイス食べるし』

    倫代はアイスを食べて機嫌が良くなった。

    2007-09-29 12:59:00
  • 187:

    名無しさん

    ミチヨワロス

    2007-09-30 01:31:00
  • 188:

    名無しさん

    めっちゃオモロイ????
    主サン頑張ってなぁ??

    2007-09-30 04:17:00
  • 189:

    名無しさん

    >>194さん>>195さんありがとう??感想スレ作っていただいたんで、よかったら覗いてみてください。ジュニア

    2007-10-03 11:55:00
  • 190:

    倫代ジュニア

    ジ『倫代ちゃーん、売店のオバチャン変わっちゃってん』ミチヨ『そうなん、ジュニア仲良かったもんなぁ』ジ『そやねん。。しかも中3女子のせいやねんで』

    倫代に一通り話をした。

    ミチヨ『中3女子もお子ちゃまやなぁ』茜が言わんで良い事まで喋りだした。アカネ『ほんまそれ。しかも倫代ちゃん聞いて、中3女子な一回オバチャンの息子に振られてんねやん。その腹いせやねんで絶対』

    2007-10-03 12:10:00
  • 191:

    倫代ジュニア

    ミチヨ『は〜女は恐いなぁ』佐々木充の話は出さんでほしかったジュニア。

    ミチヨ『で、その息子はジャニ面なん?』ジャニメン…おそらくイケ面。ごめんな茜、意味不明で

    アカネ『ジャニ面かなぁ?アカネのタイプではないけど。そこそこなんちゃうかな』通じちゃってるよ…

    2007-10-03 12:16:00
  • 192:

    倫代ジュニア

    アカネ『なぁジュニア?』話ふらんといてー。ジ『…男前ではないと思う』

    ミチヨ『ふーん、茜!翔と最近どうなん?あのマセガキいっちょまえに年上の女と付き合ってからに』

    ジャニ面でないと聞き、一気に佐々木充への興味がなくなった倫代。それより小さい時から知ってる翔が茜と付き合ってる方が気になるみたい。

    2007-10-03 12:23:00
  • 193:

    倫代ジュニア

    茜と倫代は翔の話で盛り上がってた。

    佐々木充についてもうちょっと突っ込んでほしかったジュニア。恥ずかしいから聞かれても何も言わんけど、放置されるとそれはそれで寂しい。はい天の邪鬼です。

    そこへ『ただいま〜』

    2007-10-03 12:27:00
  • 194:

    倫代ジュニア

    玄関にいたのはルーク。何がただいまや、ここはあんたの家ちゃうやろ。

    ルークは家に来る時「おじゃまします」の代わりに「ただいま」っていっつも言う。別にいいねんけど。

    薄々気付いてたけど倫代に一応聞いた『付き合ってんねやろ?』

    2007-10-03 12:37:00
  • 195:

    倫代ジュニア

    ジ『別に隠さんでいいよ』倫代は少し戸惑ったけど、ルークとの交際を白状した。

    賛否両論あるかもしれんけど、ジュニアは倫代に彼氏がいても構わない。それで放ったらかしにされたら拗ねるかもしれんけど、倫代は彼氏がいても絶対に一番にジュニアの事を優先に考えてくれてたし。オトン以外の男いよーが何も問題なかった。

    2007-10-03 12:43:00
  • 196:

    倫代ジュニア

    ジ『いいんちゃう?応援するし』ジュニアの言葉に喜んだのは倫代じゃなくてルークやった。

    ルークは嬉しそうにジュニアを抱き締めようとしてきた。恥ずかしいからよけたけど。でもこの日を境にルークはほぼ毎日のように『ただいま』と帰ってきてはジュニアを抱き締めにきた。全てよけました。

    ルークとジュニアが仲良くなる中、倫代はちょっと複雑な心境やったんやと思う。この頃にルークは結婚を強く望んでた。でも倫代は《再婚はしない》と頑なに拒んでいたから。

    2007-10-03 12:57:00
  • 197:

    倫代ジュニア

    ルークと倫代は少しズルズルした感があった。

    倫代は恋多き女やとジュニアは思う。毎年違う彼氏ができては別れを繰り返してた。なのに今回は結構長く続いてる。昔6年付き合った彼氏以来やった。

    ジュニアもあれから進級して3年になり、後残すところわずかで中学卒業だ。

    2007-10-03 13:05:00
  • 198:

    倫代ジュニア

    ズルズルと言えば、ジュニアの恋愛もだ。結局流れで佐々木充と付き合ってしまい。そのまま継続している。

    流れで付き合ったとはいえ、好きは好きやった。それなりに幸せやった。ただ彼はかなりの勘違い野郎&押しの強い性格やから困る事は多々あった。

    けどこんな性格の男やったから、奥手なジュニアでも付き合えたんかな?と思う。

    2007-10-03 13:12:00
  • 199:

    倫代ジュニア

    ジュニアは校内にも剛以外の友達ができて彼氏もいて、倫代と喧嘩する事もなく、毎日楽しかった。

    でも一つ…。気掛かりとゆうか、寂しくなる事があった。

    最近茜と一切遊んでない。電話もしてない。メールもしてない。丸一年、お互いに距離を保っている。家も近いはずやのに全く顔も見てなかった。

    2007-10-03 13:18:00
  • 200:

    倫代ジュニア

    あんなに仲良かったのに…。なんでこんなんなっちゃったんやろ。全てはジュニアに責任があった。

    佐々木充の勘違いからスタートして3ヵ月くらい経った時の事やった。

    充とジュニアがラブラブなのに対し、茜と翔の間には危ない空気が流れだしていた。

    2007-10-03 13:26:00
  • 201:

    倫代ジュニア

    夏休み、翔は歳をごまかしてアルバイトをしていた。茜とゆう彼女がいるのに、事もあろうかそこで一緒に働く女の子を口説いていたのだ。

    その事実は後にバレるが茜よりも先にジュニアに情報が入った。

    翔の口説いていた女の子の名前は葵。目が大きくて可愛い。一般的にパンコと言われるくらいのイケイケ女でかなりの遊び人。女からは結構嫌われてたけど性格がサッパリしてて、ジュニアは葵が好きやった。そう、翔はジュニアと葵が知り合いとは知らずに口説いてた。

    2007-10-03 13:39:00
  • 202:

    倫代ジュニア

    最初、翔の事とは知らずにジュニアは葵から相談を受けてた。この日はなぜか倫代同伴のもと恋愛相談が開始された。

    アオイ『葵ほんまに好きになりそうやねんけど』葵は茜と同じ歳。最近始めたダンスの教室で知り合って以来、倫代ハウスにもよく遊びに来る。

    ミチヨ『ほな付き合いや♪』倫代は恋愛相談とか恋バナとか大好きやから、やたら楽しそう。

    2007-10-03 13:52:00
  • 203:

    倫代ジュニア

    アオイ『うん、けど遊び人っぽいし悩むねん』葵の口からそんな言葉が出るなんて。葵は『男は遊び人がいい。後腐れないし』そう言って不特定多数の男とやりまくってた。

    それもあって『体は大事にしなあかんで』って心配してた倫代は葵に好きな人ができた事を喜んでる様子やった。

    ミチヨ『遊び人?嫌やな〜。写真とかないん?』アオイ『実は、昨日遊びに行ってプリクラとってん』ミチヨ&ジ『見せてや☆』二人が乗り出した

    2007-10-03 14:04:00
  • 204:

    倫代ジュニア

    二人は止まってしまった…。翔の姿。

    ジ『葵ごめん、こいつ彼女おんで』言いにくかったけど翔は茜と付き合ってんねんし。って思ってハッキリ葵に言った。ところが

    アオイ『うん知ってる、あたしと同じ歳やろ?』

    2007-10-03 14:12:00
  • 205:

    倫代ジュニア

    葵に聞くと、翔は最初から茜の存在は隠してなかったらしい。その上で葵を口説いてきてるからたぶん翔は葵に対して遊びなんやと思う。それを葵もちゃんとわかってた。でも好きになりかけてる…

    ミチヨ『そんなんやめとき、男なんかいっぱいおんねん。葵にはもっと良い男おる』ジ『ほんまよ、やめとき』葵と茜の為に言った。それと同時に倫代とジュニアは翔にめっちゃ腹がたった。

    2007-10-03 14:21:00
  • 206:

    倫代ジュニア

    昨日は茜の誕生日。茜にワンコしたらツーコール返ってきたから、ジュニアはてっきり茜と翔は一緒におるもんやと思ってた。

    昨日茜と会う前かしらんけど、よりによって茜の誕生日に。

    ジ『やったん?』倫代がおんのにジュニアはストレートに聞いてしまった。

    2007-10-03 14:27:00
  • 207:

    倫代ジュニア

    昨日は手を繋いだだけで、キスも何もせんと。夜まで一緒に遊び家まで送ってくれたらしい

    ミチヨ『ちょっと翔も本気なりかけてんちゃうん』
    ジュニアも思った。茜の事が心配になってきた。昨日夜までって…。茜にワンコしたん夕方やってんけど

    葵が帰ってからジュニアはチャリンコで茜の家に向かった。

    2007-10-03 14:37:00
  • 208:

    倫代ジュニア

    茜家におるかな?ジ『あーかーねー』下から声をかけた。アカネ『どしたー?』2階の茜の部屋の窓から顔を出さずに声だけがした。

    ジ『あがっていい?』返事がない。少しして携帯にメールが届いた。〔まだ翔おるねん、今日はごめんな〕一瞬その文章に違和感を感じたけど。

    何にしても周りが口出さん方が良いんかな?って思ってワンコだけ返して、ジュニアは佐々木充の家に行く事にした。

    2007-10-03 14:47:00
  • 209:

    倫代ジュニア

    佐々木充のオカン=元売店のオバチャンと挨拶もそこそこに、充の部屋に入った。

    ジ『あんた何してんの』茜とおるはずの翔が部屋にいた。ミノル『こいつ昨日の夜中に家来て今までずっとやで』

    どうゆう事?ほんなら茜とは昨日から全く会ってないの?

    2007-10-03 14:52:00
  • 210:

    倫代ジュニア

    ジ『もしかして』茜泣いてたんかな…。

    ジ『ちょっと、翔早く帰りや』ミノル『なんやジュニア、俺と二人がええんか?』ショウ『帰っても暇やん』ジ『何言うてんねん、暇ちゃうやろ行くで』ミノル『えっジュニアも?』ジ『ごめんな行くわ』ミノル『俺も行くわ』ジ『こんでいいよ、また連絡する』

    翔を引っ張って充の家から出した。

    2007-10-03 15:01:00
  • 211:

    倫代ジュニア

    ショウ『どしてんジュニア〜』ちょける翔が憎たらしい。ジ『昨日何してたん』ショウ『何やいきなり』ジ『何してたん』ショウ『え〜?ちょい用事』ジ『茜の誕生日やで?』ショウ『わかってるよ』ジ『じゃあ何で会ったらへんの?』ショウ『俺にも色々あんねん』色々って何やねん。葵と遊んでたクセに。

    ショウ『なんなん?ジュニアなんか変やぞ』ジ『変なんはあんたやん!浮気とかしょーもない事すんな』

    翔は驚いた顔を見せた。

    2007-10-03 15:17:00
  • 212:

    倫代ジュニア

    ジ『葵はジュニアの友達や』
    翔は再びビックリしていて何も言えずにいた。

    ジ『葵はな、確かにパンコかもしれんけど。純粋やし良い子やねん。だから茜の事好きなら手ぇ出さんといたって!』

    2007-10-03 15:21:00
  • 213:

    倫代ジュニア

    ジ『茜に全部言うつもりやったけど、あの子が翔の事どんだけ好きが知ってるし。茜の悲しむ顔見たくないから言われへんわ。もう今回は知らん事にするから』

    茜に言わんとこうと思ったのには理由が2つあった。

    2007-10-03 15:25:00
  • 214:

    倫代ジュニア

    一つは、翔に似た人と女の子が歩いているのを目撃した。と充が皆でいる時に話した。その時に茜が『浮気なんか発覚したら翔も相手の女もしばきまわす。』と言ってた。皆笑いながら聞いてたけど、茜ならやりかねん。翔はしばかれても良いけど。葵はジュニアの友達。言うのはやめとこう、と思った。

    二つ目は、茜からさっき届いたメールが引っ掛かってた。茜はジュニアに、翔とおるって送ってきてた。理由はわからんけど、わざわざ嘘ついてまで翔とおるって言ってきてるのに。それをジュニアがあんま知ってたら茜も嫌やろなって思った。

    2007-10-03 15:40:00
  • 215:

    倫代ジュニア

    ところが翔『茜に言うてもえーぞ』

    ………言えるかボケ!
    ジ『言わんよ、言わんから浮気すんな。浮気はええにしても葵はやめて。いや浮気もあかんか?まぁ、とりあえず言わんから。心入れかえて真面目に生きてください』

    2007-10-03 15:45:00
  • 216:

    倫代ジュニア

    ショウ『浮気ちゃうし』ん゙?ショウ『俺、葵好きやねん』何を言ってるのお兄さん、あなた茜ちゃんと付き合ってるでしょ。

    ジ『茜と別れてから言いや』当然の意見。

    ショウ『何回も言うてるわ。そんな簡単に別れれるなら別れてるわ』どゆこと?

    2007-10-03 15:53:00
  • 217:

    倫代ジュニア

    翔は自他共に認める一匹狼の自由主義者。基本的に良い奴やけど、理解するまでは友達としてもしんどい相手かもしれん。

    付き合ったら確実に女が寂しくなるのは目に見えてる。けど翔と茜はほぼ毎日会ってたし、携帯チェックもしてた。茜は翔を束縛もしてた。

    それでも仲良くやってるから、やっぱ愛ってすごいな翔も変わるんやなって思ってた。

    2007-10-03 15:59:00
  • 218:

    倫代ジュニア

    翔の言い分としては、好きやから我慢してたけどいいかげん疲れてきたらしい。

    ショウ『俺、野放しにしてくれてる方が性に合ってるねん』小さい頃から翔を知ってるだけに、わからんでもない。

    2007-10-03 16:03:00
  • 219:

    倫代ジュニア

    なんか複雑な気分やった。

    ジ『まーそれは翔と茜の問題やしな。これ以上何も言わんわ。だからあんまズルズルせんといたって』ズルズル…ジュニアも人の事言えへんけどさ。

    ショウ『わかってる』

    2007-10-03 16:20:00
  • 220:

    倫代ジュニア

    その一週間後に翔と茜は別れた。と翔から聞かされた。茜からは何も聞かない。その日も茜は倫代ハウスに来てたけど、ジュニアには翔とは順調と言う。

    ミチヨ『何でもかんでもは無理ちゃう?仲良いからこそジュニアにはまだ言いたくないんかもしれんし。』倫代はそうやってジュニアを励ましてくれたけど、正直ショツクやった。何で茜はジュニアに何も言ってくれへんねやろ、頼ってくれへんねやろ。友達と認めてもらえてないみたいで悲しかった。

    2007-10-03 16:28:00
  • 221:

    倫代ジュニア

    そんな時に素直に相談してくる葵がジュニアには嬉しかった。翔には悪いが葵には違う男を紹介した。しかも葵も相手の男も乗り気で、まだ一回喋っただけやけど上手く行きそうな感じがする。

    残念、翔くん諦めてください。

    事件は次の日に起きた。

    2007-10-03 16:39:00
  • 222:

    倫代ジュニア

    ミチヨ『ジュニアー!』
    倫代の声でジュニアは起こされた。

    ジ『声でかい』ミチヨ『ごめん』ジ『うわ、まだ5時やん。おやすみ』ミチヨ『あかんて』ジ『あかんことない寝る』ミチヨ『あかんて、あかんて』ジ『……』ミチヨ『あかんってー』ゆっさゆっさ揺らしてきた

    何回あかんて言うねん。めんどくさいから仕方なく起きた。

    2007-10-03 16:52:00
  • 223:

    倫代ジュニア

    略⇒何回あかんて言うねん。めんどくさいから仕方なく起きた。

    階段を下りると目を腫らした茜がリビングにいた。

    ジ『どしたん』だいたい想像はつくけど、茜から聞くのは初めてやから知らないフリをした。

    2007-10-03 16:57:00
  • 224:

    倫代ジュニア

    アカネ『翔がな、浮気してんねん』あー。ジ『それは確かなん?』アカネ『うん。葵って言うねんけど、絶対許さん』んー。

    茜、普段は全然こんなんちゃう。誰でも好きになりすぎると周りが見えなくなると思う。たぶんこの時の茜は周りが見えなくなってたんと思う。こんな朝に押し掛けてきたり。それがわかったから茜をなだめようとした。

    2007-10-03 17:04:00
  • 225:

    倫代ジュニア

    ジ『茜?相手の葵ちゃんは悪くないかもしれへんやん、浮気が事実なら翔は確実に悪いけど』アカネ『そら翔は悪いけど、相手の女ほんま嫌。腹立つ』ジ『相手の子に色々言うても茜が格好悪いだけやで、やめとき』

    アカネ『なんでジュニアは葵をかばうん』ジ『別にかばってへんよ』アカネ『かばってるやん、ジュニア葵と友達なんやろ。』

    どこからの情報なんか、茜はジュニアと葵が友達なのを知ってた。

    2007-10-03 17:13:00
  • 226:

    倫代ジュニア

    ジュニアが黙ってると
    アカネ『なぁ、茜と葵とジュニアはどっちの味方なん』

    そうやって問い掛ける茜の目は、茜と言ってくれと言うようやった。翔にも同じ事を聞いたんやろうか…

    2007-10-04 11:50:00
  • 227:

    倫代ジュニア

    ミチヨ『朝ご飯食べてくるわ』倫代は服だけ着替え鞄を持ってスッピンのまま家を出ていった。

    アカネ『あっ、倫代ちゃんに気ぃ使わしてもた…』さっきの問いに答えれてないままやったけど、茜が話しだした。

    2007-10-04 11:54:00
  • 228:

    倫代ジュニア

    気付くと時間は8時を過ぎてた。

    アカネ『あっジュニア遅刻する!』ジ『えーよ別に』アカネ『あかん!早く行き!』

    別にいいのに。今は茜の方が気になるし…。けどジュニアの無遅刻無欠席のこだわりを知ってる茜は、自分がしんどいのにジュニアを学校に行かせた。

    2007-10-04 12:01:00
  • 229:

    倫代ジュニア

    出席とるわけちゃうし遅刻してもいいねんけどな。そう思いながらジュニアは学校に向かった。

    ジュニアは美化委員とやらに勝手に決まってました。夏休み中も水をやりに行かなあかんとゆう、なんとも面倒な係やった。それを文句言いながらも真面目にこなしてたジュニア。

    花壇に水をやったらすぐ帰ろう。

    2007-10-04 12:10:00
  • 230:

    倫代ジュニア

    ポケットの中の携帯がなって見ると〔朝からごめんな○○の家行ってくる〕茜からのメールやった。○○は茜の友達の名前やった。

    今日はダンスの日、葵に会う。はぁ。ため息が漏れた。

    2007-10-04 12:16:00
  • 231:

    倫代ジュニア

    pm7:00―教室
    アオイ『ジュニアー』ジ『おー葵』アオイ『どしたん、具合悪い?』ジ『いや?大丈夫やで』アオイ『ほんま?なら良いねんけど』葵は茜と打って変わって元気印やった。

    アオイ『今日終わったら皆でクラブ行くねんけど一緒行こう』そんな気分じゃない。ダンスしてるクセにジュニアは元々あんまりクラブは好きじゃない。煩い。とりあえず断った

    2007-10-04 12:25:00
  • 232:

    倫代ジュニア

    ところが。終わって携帯を見ると茜から鬼のような着信があった。急いで電話を掛けなおした。普段は必ずワンコやけど、茜が出るまで待った。

    アカネ『何してたん』ジ『えっあっゴメン、ダンスやったから』アカネ『何でなん?普段ならすぐにワンコ返してくれるやん』ジ『うんゴメンな、ダンスしとったから見てへんかってん』アカネ『絶対うそやし』ジ『嘘ちゃうわ』アカネ『ほんまはジュニアも茜の事嫌いなんやろ?怠いから無視したんやろ?』ジ『何言ってるん、意味わからん』

    アオイ『ジュニアー!おつかれぇ』葵が電話してるジュニアに抱きつきにきた

    2007-10-04 12:37:00
  • 233:

    倫代ジュニア

    アカネ『だれ?』ジ『友達』葵とおるなんて言われへん。アカネ『…だれ?』ジ『だから友達』茜の口調にジュニアもだんだん腹が立ってきてしまった。アカネ『ジュニア友達おらんやん』

    ……何それ

    何か無償に腹が立った。茜はよく冗談ぽくジュニアは友達おらんやん!て言ってくるけど、腹立つとかは全くない。なのにこの時は何かすごい馬鹿にされた気がした。

    2007-10-04 12:44:00
  • 234:

    倫代ジュニア

    ジ『あっそ』アカネ『だって、おらんやん…』まだ言うか。けど確かに茜の声が少し弱くなったのは感じた。なのにジュニアは、苛々してたので言ってしまった。

    ジ『そやな、あたし友達おらんねん。一人もおらんわ。』そのまま電話を切った。

    ジ『葵、クラブやっぱ一緒行くわ』

    2007-10-04 12:49:00
  • 235:

    倫代ジュニア

    茜にキツく言ってしまったけど、言った本人ジュニアも泣きそうやった。

    なんなん茜?ジュニアは茜の友達ちゃうんかい。いったいなんやと思ってんねん、もう嫌いや。

    携帯には何度も茜からの着信があった。けどジュニアは反応しなかった。

    2007-10-04 12:53:00
  • 236:

    倫代ジュニア

    その日は帰るのが面倒やったから葵の家に泊まろうとしたけど、倫代がわざわざ車で迎えに来てくれた。

    ジ『ごめん倫代ちゃん』 ミチヨ『この不良娘がー』

    車の中でほとんど会話はなかった。朝方の茜の様子や普段ダンスの後は真っすぐ帰るジュニアのいつもとは違う行動。倫代は一切触れてこんかった。

    2007-10-04 13:05:00
  • 237:

    倫代ジュニア

    朝方に起こされ、夜中まで遊んだジュニアは布団に入るなりすぐに眠りについた。

    その夜は珍しく夢を見た。まだジュニアが幼い頃の思い出が夢となって出てきた。

    2007-10-04 13:10:00
  • 238:

    倫代ジュニア

    ============幼いジュニアは泣いてた。
    ミチヨ『そんな事ない』倫代はジュニアを抱き締めながら泣いてる。どうしたんやろ?そんな事って何?
    幼いジュニアは何かを訴えながら泣いている。けど何を言ってるのかよく聞こえない。
    倫代も何かを言ってる。その声も聞こえにくい。耳をすましてもなぜかはっきり聞こえてこない。
    と、突然『ジュニアー!』

    2007-10-04 13:24:00
  • 239:

    倫代ジュニア

    倫代の声で目が覚めた。
    ミチヨ『もう昼やで、起きや』

    あの夢は何やったんやろ。
    それから同じ夢をジュニアは何度も見た。けどいつもなぜ泣いているのか、この夢に意味があるのか。わからずにいた。

    2007-10-04 13:29:00
  • 240:

    倫代ジュニア

    その日の夕方、茜が家に来た。お互いに謝ったけど。表面的な感じがした。皆で遊んだりはあったけど、二人で会うとかはなくなったし。そんな寂しい関係がしばらく続いたけど、だんだん一緒に遊ぶ事もなくなっていった。茜はバイトを始めて、ジュニアもダンスが楽しくてダンス仲間(葵etc..)と一緒に過ごしたり同じ年の友達ができたりで。気付けば連絡すらとってなかった。

    2007-10-04 13:41:00
  • 241:

    倫代ジュニア

    卒業間近に迎えて、またあの夢を頻繁に見るようになっていた。その夢に出てくるのは幼いジュニアと倫代やのに、なぜか起きると茜の事が頭をよぎる。

    毎日楽しくてそれなりに充実してるのに、その夢を見たら寂しい気持ちがジュニアを襲った。

    2007-10-04 13:45:00
  • 242:

    倫代ジュニア

    ジ『ルークおはよう』
    ルークが住み着くようになってから、喫茶店に通う事はほとんどなくなった。ルークが朝食を作ってくれる。それをジュニアはルークと二人で食べる。

    倫代は、相変わらず喫茶店通い。ジュニアの代わりに新しい相棒をつれて。

    2007-10-04 13:55:00
  • 243:

    倫代ジュニア

    剛だ。彼はマザコンならぬ倫代コンや。非常に気持ちが悪い。彼もまたルークと同様住み着いている。

    経緯は特におもしろくもないので省きます。剛は卒業と同時に塗装業の仕事につくらしいから、いずれ出て行くやろう。

    けどこの人(ルーク)はいつまでいる気やろか。ジュニアは味噌汁をすすりながらルークをチラ見した。

    2007-10-04 14:02:00
  • 244:

    倫代ジュニア

    外人さんって顔はっきりし過ぎよな。ルークの遺伝子ちょっと欲しかったわ。

    ルークがジュニアの視線に気付き、なんだい?って顔をした。

    ジ『ルークがオトンやったらな〜(ジュニアもベッピンさんやったやろうに)…って。ちょっと思っただけ〜笑。ごちそーさまっ』

    2007-10-04 14:10:00
  • 245:

    倫代ジュニア

    あんま意味なく軽く発言したジュニアの言葉が原因で、邪魔くさい事になってしまった。倫代ちゃんごめんね。あとルークもごめんね。ついでにオトンもごめんね。

    さて、行くかな。この日ジュニアはオトンと会う。認識としては、倫代に嫌われてるオッサン。このオッサンに興味ないけど、会ったらお小遣いくれるからたまに会ってた。倫代も貰えるもんは貰っとけって言ってくれたから、心置きなくオトンとは気付かんまま小遣いせびってました。

    2007-10-04 14:22:00
  • 246:

    名無しさん

    主サン待ってます??

    2007-10-19 19:05:00
  • 247:

    名無しさん

    ?????

    2007-10-26 01:58:00
  • 248:

    倫代ジュニア

    放置が長引きごめんなさい?書いてきますね?

    2007-10-26 17:09:00
  • 249:

    倫代ジュニア

    オトン『ジュニアー!こっちこっち』でかい声が店中に響き回る。当然のように店内の人たちがジュニアを見た。ジュニアは少し機嫌が悪くなった。

    ジュニア、結構名前変わってます。倫代19オトン20の時の子供なんで奇抜な名前を付けられた。今は自分の名前好きやけど、当時は恥ずかしいなって思ってた。

    ジ『…』ジュニアは無言で椅子に座った。

    2007-10-26 17:35:00
  • 250:

    倫代ジュニア

    ジュニアはあからさまに態度悪いのに、空気の読めないオトンはいきなり本題に入った。
    オトン『ジュニア、実は俺、お父さんやねん』…?
    ジ『そうなん、子供いんの?何才?』他人事。
    オトン『子供は、ジュニアおまえや』…はい?
    何言ってんのこのオッサン

    2007-10-26 17:41:00
  • 251:

    倫代ジュニア

    ジ『そんな冗談いらんて』早くお小遣いくれたらさっさと私帰りますやん。そんな意味不明な冗談に付き合ってる暇ないって。
    オトン『冗談違う』真剣な眼差しのオトン。そんな目で見られても困るんですけど。助けて倫代ちゃん。オッサン頭おかしなってる、お小遣いせびり過ぎたかな?あたしのせい?それやったらゴメン、謝るから意味わからん事言うのやめよ。

    ジュニアの混乱は無視して、さすが空気の読めない我がオトン。話を止めない。自分の言いたい事を一気にジュニアに話しだした。

    2007-10-26 17:49:00
  • 252:

    倫代ジュニア

    オトンは今でも倫代が好きな事、倫代とやり直してジュニアと3人で暮らしたい事を熱烈にアピールしながら語る。このオトン真面目なのかただのアホなのか…言わないで良い事まで事細く、そして赤裸々に中学生のジュニアに自分の浮気してた事や倫代のブランド品を勝手に質屋に売ってた事やお腹の大きかった倫代を殴った事などを話してきた。

    オトンはいったい何がしたいんや?この長たらしい話を聞いてジュニアが感じた事。なんて最低な男だろうか。

    2007-10-26 18:01:00
  • 253:

    倫代ジュニア

    ジ『…で?』異常に冷たい反応をしてしまった。でもそれ以外言葉は見当たらない。
    オトン『ジュニアには父親の存在も必要やと思うから』何を言いだすねん
    ジ『仮にさ、オトンやとしよや』認める気はない。こんなアホ男嫌や。
    オトン『仮にじゃなくてホンマにお父さんやねん』イラッ
    ジ『例えそうでも、あたしには他にパパ沢山いるからこれ以上増えても困るわ』そう、昔パパいないからって仲間外れにされた時に『ジュニアにはパパもママもいっぱいいるやん♪』って言われて育ったジュニア。本当に倫代の周りの人達に沢山愛情もらって育った。だから小遣いくれるだけで愛情を感じなかった存在の男に父親面されても困る。

    2007-10-26 18:16:00
  • 254:

    倫代ジュニア

    オトンはしつこくジュニアに倫代との間を取り持ってくれと頼んでくる。

    あまりにも面倒臭いので、鳴ってもいない電話を出るフリをしたジュニア。

    ジ『はいー?うん、うん、わかった今すぐ行くわ』軽く小芝居。ちらっとオトンを見て『ごめん今から行かなあかんから帰るわ!ほなね!』そのままオトンに喋る隙を与えない為に再び電話で喋るフリをした。『うん、え?なんて?電波悪いちょっと待ってや店出るな』そのままオトンから逃れた。

    2007-10-26 18:27:00
  • 255:

    倫代ジュニア

    ふー、しんど。あっ!お小遣い貰うの忘れてた!最悪やあの時間は何やったんや。めっちゃ無駄やったわ。あーあ。帰ったら倫代に話さなあかんよな。これまた面倒やな。ってかホンマにオトンなんかな?めっちゃ嫌やねんけど…

    倫代に『パパいっぱい♪』と育てられたけど、年頃の娘がいつまでも信用しているはずもない。まー本当のオトンは死んだか別れたかしたんやろう。けど死んだと思うのはなんとなく嫌やから、どっかで幸せに生きてるんやろう。ジュニアのオトンは男前で誠実で素晴らしい人。何か事情があり一緒に暮らせないけど、いつもジュニアの事を想っているよ。ジュニアのオトン像はとてつもなく美化された物やった。あくまでも勝手な妄想やけど、ジュニアのオトン像は崩れつつあった。あくまでも、あくまでもジュニアの夢やから文句言ってめ仕方ないけど、やめてくれー!と自称オトンに怒りを覚えた。

    苛々してる所に倫代から電話がなった。タイミングいいのか悪いのか。

    2007-10-26 18:42:00
  • 256:

    倫代ジュニア

    ジ『はいー』
    ミチヨ『ジュニアごめん、今日帰れへんねん。』
    ジ『え?なんで』
    ミチヨ『ちょっとな…。ごはん冷凍食品でも食べといてくれる?』
    ジ『それはいいけど…』剛とルークとジュニア…何か嫌やな。『充泊めてもいい?』

    2007-10-27 10:38:00
  • 257:

    倫代ジュニア

    ミチヨ『避妊するの条件やで』
    ジ『わかってる』てか剛おんのに出来へんわ
    ミチヨ『ごめんな、帰れそうなら帰るから』どうゆう状況なんやろか
    ジ『…うん、わかった』

    2007-10-27 10:42:00
  • 258:

    倫代ジュニア

    その夜ルークは帰ってこなかった。なんや、倫代ちゃんルークとデートでも行ったんかな?と思った。

    ジュニアは充と剛と川の字で横になった。充はブーブー言ってたけど無視して寝た。今日のオトンの事を思い出しながら。

    またあの夢を見た。でもこの日はいつもより少し鮮明やった。

    2007-10-27 10:50:00
  • 259:

    倫代ジュニア

    ============幼いジュニアと倫代。何度も見すぎて『またこの夢』と思いながら第三者のような感覚で、泣いているジュニアを見た。              
    ジ『…・・…・・』
    ミチヨ『そんな事ない』
    ジ『…ウッ…ウッ…いかんといて、いやや、…ウッ…いかんといて』
    ============

    2007-10-27 11:03:00
  • 260:

    倫代ジュニア

    目が覚めた。横には剛。寝相の悪い充は部屋の隅に転がってた。充に布団をかけに行って、ジュニアは台所に向かった。

    異様に喉が乾いていた。寝ながら泣いてたみたい。いつもより鮮明だったが、なぜかまた頭に浮かぶのは茜。

    台所の明かりがついていて、人の気配がある。

    2007-10-27 11:11:00
  • 261:

    倫代ジュニア

    ジ『あーおかえり』
    倫代が帰ってきてた。冷蔵庫に直行するはずが倫代にそれを阻止された。
    ミチヨ『そんな事ないから!』えっ?
    そう言って倫代はジュニアを抱き締めた。
    さっきの夢の中の倫代と同じ言葉。同じ感覚。いったい

    2007-10-27 11:17:00
  • 262:

    名無しさん

    剛はなんで一緒にすんでんの?話はぶかれてるところがなにげにおもろい?
    ジュニア頑張ってな〜?

    2007-10-30 03:45:00
  • 263:

    名無しさん

    おもろい?

    2007-10-30 17:05:00
  • 264:

    名無し

    面白すぎ?
    かいて?

    2008-12-26 02:32:00
  • 265:

    名無しさん

    2008-12-27 22:47:00
  • 266:

    名無しさん

    続きは?

    2009-01-18 12:41:00
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