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◆朝が来る度、遠ざかる貴方◆

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  • 1:

    ユウナ

    私の名前はユウナ。元風俗嬢だ。
    −四月−私は初めて恋をした。今も忘れられない貴方との想い出を書いてみます。
    〜貴方に捧げる手紙として〜

    2007-10-07 21:33:00
  • 28:

    ユウナ

    『遊び人なんやろうな・・・。夜職で、ホストちゃうゆうてたけど、やっぱホストなんかなぁ・・・。』そんな想いが私の頭の中を駆け巡る。−そんな事、とうに慣れっこやん。− そんな風に思いながら、私は眠いのを我慢しながら朝が来るのを待っていた。
    この時の私は、まったく人を信用しようとはしていなかった。異常な位のかんぐり女。普段はそんな事思わせないように微笑みながらも、脳内では疑い、勘繰り、好きで有ればあるほどに、憎しみにかわる。過去のトラウマからだった。けれど、相手にはそんな私的事情は関係ない。分かってはいたけれど、止められなかった。
    ー信じて、裏切られたら誰が責任とってくれんの??− −やっぱりなって思ったほうが気持ちは楽やん??− −裏切られる前に裏切ってしまえー
    そんな風にしか、人間関係を築くことができない。そんな自分が、あなたをきっと苦しめていたんだね・・・?

    2007-10-11 12:40:00
  • 29:

    ユウナ


    そう。結局裏切っていたのは紛れも無いこの私・・・。
    貴方を傷つけ続けていたのも、私。どうして、どうしてそのことにあの時気が付かなかったんだろう。
    与えてくれる貴方に甘えて、求めることばかりに夢中になって。今更気が付いても遅いよね・・・?

    2007-10-11 13:35:00
  • 30:

    ユウナ

    ユウ『・・・あ、アカン眠たいわぁ。。。』何度も落ちそうになりながらも、私はてつクンから連絡くるんを待ち続けてた。優しいてつクンは仕事が終わるまで何度と連絡してきてくれとった。
    基本、待つんが大嫌いな私。絶対普段やったら、『やっぱ、やめとくわ』って、悪びれる様子もなくゆうてちゃうやつと遊びいこっ♪とかしとったとこやった。
    ー朝6時ー
    〜♪♪〜♪♪〜〔てつクン〕ユウ『もっしもしぃ〜!!』てつ『おっ♪起きとったぁ??今からいくわぁぁーー!!』ユウ『ぉお♪りょーーかい♪』そうゆうて、私は家までの道を軽く説明した。この時、すんどった家はめちゃ分かりやすい場所に有ったことも有って、てつクンは直ぐに分かったみたいやった。

    2007-10-11 14:19:00
  • 31:

    ユウナ

    なぁ?てつクン。私な、貴方が傍におってくれていた時、この日の事何度も後悔してん。この日をきっかけに、私一人でおるんが、寂しくって平気やなくなってしもたから。売女でおるんが辛くって仕方なくなったから。
    貴方を知らんかった時にもどれなかなってしもたから。幸せを感じてしまったあたしは、もう後には戻れん様なっとった。貴方さえ、おらんくなったらっておもっとった。
    けどな、おらん様なった今のほうが辛くって仕方ないねん。なんで、あの時もっと貴方の事大切にしようとせぇへんかったんやろ・・・?勝手に裏切ってるんやって決め付けて、なんであんなにも憎んで、うらんどったんやろ。
    そう思い込む様になってから、いつの間にか、貴方が傍におっても寂しさを感じるようになっとった。あの時、寂しそうな顔してたんに気が付かしてしもとった?全部、ずっとあんたの事考えとってんで。あんたの事しか考えてなかった。ごめんなぁ・・・・

    2007-10-12 10:30:00
  • 32:

    ユウナ

    そんな風にしか、考えられへん自分が、虚しくって、憎くて・・・。だいっ嫌いやった。貴方を傷つけてばっかりいてる自分が・・・。
    幸せになんか、なれないよ。乗り越えることなんか、できないよ。前になんか進めない。
    なぁ?てつクン。貴方じゃなきゃ、意味が無くて。貴方にしか、できへん。貴方しか、無理やねん。
    貴方の幸せに、私は不必要なんだって分かっていても。。。ごめんなぁ・・・?

    2007-10-12 10:45:00
  • 33:

    ユウナ

    てつ『ついたで♪』ユウ『オートロック806押してーー!!開けるから♪』てつ『了解♪』
    ーピンポーーーん!!−
    そう鳴ったと同時に画面に貴方の顔が映った。白黒で、あまり良く分からんかったけど、想像しとった苦手なギャル男でもなくそこに映った貴方は想像以上に私好みの男前な大人の男!!
    なんか、めっちゃ嬉しかった。貴方の内面や声に惹かれとった私は別に外見がどんなんでも良かったおもっとったんやけど(笑)私のテンションは一気に上がっていった。私は慌ててエレベーターの前まで彼を迎えに行った。

    2007-10-12 22:34:00
  • 34:

    ユウナ

    なぁ?てつクン。貴方はもう前に進んでるよね?もう、新しい恋してる?幸せ?幸せでいてほしいなぁ・・・。
    てつクンさぁ、プロフィールの1番欲しいものは?のとこに【友達】ってかいてあったのなぁ??
    だから、私てつクンとは【友達】でいたかってん。1番欲しいものになりたかったから。でも、ソレが辛くって仕方なかったよ

    2007-10-13 10:32:00
  • 35:

    名無しさん

    お腹がピーゴロゴロいうてる…

    2007-10-13 10:50:00
  • 36:

    ユウナ

    41 読んでもらって?ありがとうございます♪
    面白くない小説?かもしれませんが、最後までかかせてくださいね!

    2007-10-13 11:33:00
  • 37:

    ユウナ

    なぁ?てつクン。うちな、てつクンのとって、どんな存在やったんやろ?
    やっぱり、ただの友達?やったんかなぁ・・・?
    うちにとって、貴方はな、たった一人の愛する人。やった。いや、現在進行形で今もそう。
    「彼女」にしてもらえるなら、してもらいたかった。でも、そんな事言い出せなかった。貴方がいなくなってしまいそうで。

    2007-10-13 11:46:00
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