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◆朝が来る度、遠ざかる貴方◆

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  • 1:

    ユウナ

    私の名前はユウナ。元風俗嬢だ。
    −四月−私は初めて恋をした。今も忘れられない貴方との想い出を書いてみます。
    〜貴方に捧げる手紙として〜

    2007-10-07 21:33:00
  • 8:

    名無しさん

    風俗はした事ないけど、失恋して自棄になる気持ちすごく分かる

    2007-10-08 00:07:00
  • 9:

    ユウナ

    ?番さん♪
    読んでもらって、分かるといってくれてありがとうございます!めちゃめちゃ嬉しかったです!

    2007-10-08 06:09:00
  • 10:

    ユウナ

    その頃、私は風俗という仕事に限界を感じていた。毎日十回以上シャワーを浴び、知らない男たちに性欲をぶつけられては、その欲求を満たす。
    洗っても、洗ってもきえることのない汚れ。ウガイをしても、歯を磨いても消えることのない味と臭い。時に、私は真っ赤に腫れ上がるまで体を洗う。セペを何本も使い中を洗浄する。精液がまだ喉へ絡んでいる気がしては、喉の奥へと指を突っ込んで掻きむしる。
    そんな事をしたって汚れが消えることはないのもわかっていた。
    何度も何度も頭の中で繰り返される知らない男達の息遣い。私は抜く為だけに買われていく動く人形だった。

    2007-10-08 06:19:00
  • 11:

    ユウナ

    なぁ、てつクン。貴方は出会った時の事を今でもまだ覚えてる?
    私は忘れたことがないよ。出会ったことがよかったのかどうか、それははっきりゆうて私にはもうわからへん。
    けどな、一緒にいたあの数カ月は私にとって初めての幸せな期間やった。貴方と会えたことを何度も神様に感謝したよ。
    生きていてよかったって、初めて心の底からおもっとった。なにもかもが、初めてやってん。ありがとう。愛してんで。

    2007-10-08 06:31:00
  • 12:

    ユウナ

    あれは、桜が満開に咲く四月のことやったな。
    その日私は、仕事が休みで暇つぶしにインターネットの中をグルグルと徘徊してた。何をみても、何に対しても興味がわくことは無かった。
    そんな時見つけたんが、てつクン、貴方の自作ホームページだった。気が付けば、私はてつクンの綺麗な言葉遣いで書かれたリアルでそれでいて楽しい内容でまとめられた日記小説と、生について書かれた私的理論に見入ってしまっていた。
    『この人のこと、もっとよくしりたい』そんな気持ちから、プロフィールを開いてみた。『この人が、私がこんな引かれる人が、この世に存在してたんや』読み初めて数時間、それ位てつクンに惹かれてる私がいた。

    2007-10-08 06:42:00
  • 13:

    ユウナ

    【メールありやす!私は○○(ここはあえてスルーしてください)でしたが、ユウナちゃんもですか?】そんな短い内容のメールだった。
    私のテンションは、久しぶりに一気に上がっていった。『やった!メール返してくれた!バリうれしいし!』
    【私も、一緒の○○でしたよー!】私は、慌ててメールを返信した。メールを返さない、返したって数時間後とか数日後の私がだ(笑)こんなの初めて!私は送信ボタンをおすと、携帯を握りしめながら返信を待っていた。もう、既にてつクンに恋をしていたに違いなかった。あったこともなかった、こえすら聞いてない。
    だけど凄く居心地がよかったんだ。なぜだかはわからない。だけど、こんな事は初めてだった。きっと、運命だったんだ。私は今もそう信じているよ。

    2007-10-08 07:03:00
  • 14:

    ユウナ

    〜♪♪〜〜♪♪〜♪♪〜
    直ぐにメールの着信音が鳴り響いた。
    私のテンションはまた一気に駆け上がっていく。さっきよりもドキドキするのを押さえながら、メールを開いてみた。
    【ついにきた!!○○話で盛り上がれる人を待っていたのですが面白いですね!てかいきなりですけど電話しません?!0?0********嫌やったらスルーしてください?】さっきとは打って変わって絵文字がならんだそのメールには、そこには、そう記されていた。『ダァーッ!バリ嬉しいし!ありえへん!てか、めちゃめちゃ喋ってみたいィィー!!』てつクンにであえた事で、それまで陰気くさくなっていた私の気持ちは一気に変わっていった。

    2007-10-08 07:14:00
  • 15:

    ユウナ

    なぁ?てつクン。多分、貴方との出会いでやたらとテンションMAXやった私は、絶対超変な女やったやんな?(笑)
    でもな、それが私の本来の姿やったんかもしれへん。なんせな、めちゃくちゃ嬉しかったんよ。
    はっきりゆうて、男には不自由してへんかったし人との新しい出会いにも興味は無かった。
    けどな、貴方だけは特別やってん。ほんまやで?こんなん想えるん、多分あんただけや。絶対そう言い切れるで私。

    2007-10-08 07:18:00
  • 16:

    ユウナ

    ホンマは直ぐにでも、電話したかった。けどその時、たまたま元彼が遊びに来てて、電話することができへんかった。関係なんてもうとうになかった相手やったけど、私はこの元彼にいっぱいお金を借りてる状態やったから、『遊んで』っていわれたら断ることはできへんかって、正直こまっとった相手。やけど、一切男と女の関係では既に無くなって何年もたってた。
    私は、電話すんのんがいやなんやって思って欲しくなくって直ぐにメールを作成した。【ごめんなさい!嫌とかやないねんけど、今来客中で・・・。かえってからでもいいですか??】ホンマは、うちも電話したいって素直に言いたかった。そやけど、〔きもい女って思われたくない。〕そんな気持ちがそれを、許してはくれへんかった。てつくんやったから。
    メールして数分後、〜〜♪♪〜♪♪♪〜〜〔てつくん〕 【いいですよ♪連絡待ってます。】という優しい内容に私はますます、てつくんへの気持ちがおおきなっていってた。
    なんでなんやろ・・・?ホンマにわからへん。とっくに女を捨てて売女としていきとった私が、なんでか女になってしまっとった。てつくんの、なんでもない一言で私の心が癒されていく。こんなん、はじめてやった。=風俗嬢やってことは、しられたくない=そうおもっとった。今まで、何度も『そんな仕事してる人に・・・』って。男からも、女からも、何度も?偏見な言葉言われとったから。それでも、風俗からは、上がれへんかった。〔所詮、私は売女だ。〕そう思っときたかったから。普通の女になるんがこわかったんや。期待して傷付くことが。けれど、私はもうてつクンにこいしてしまっていたから、『所詮、風俗嬢や。』って。てつクンにだけは思われたくは、なかった。

    2007-10-10 01:07:00
  • 17:

    ユウナ

    それから、私は何度も遠まわしに元彼へ変えるように促した。そやけど、鈍感な元彼は腹が立つくらいその気持ちにきがつかんかった。時間でけが刻一刻とすぎてゆく・・・。
    ぁあ!!電話できへんなったらどないしよう・・・。元彼には、悪いけど私の頭ん中には、もはやそれしかなかった。2,3時間が経過した時、メールの受信音が鳴り響いた。
    『????』〔てつくん〕 【はよ来客をかえらせて♪】そんな内容やった。『てつくんも、私の電話まってくれてるんやぁ!!』私は、ホンマに嬉しかった。元彼なんか、そっちのけで私はてつクンにメールを返した。もう、私の視界に映るのは携帯の画面だけ。
    【仕事中やゆうのに、ごめんなさい!!なかなか来客帰ってくれんくって!!】元彼には、悪いけどホンマ帰ってほしかった(笑)『なぁ。。。私なんか寝むたなってきたわ・・・。』そんな風にゆうて、私は、ますます元彼へ早く帰ってくれる様促し始めた。

    2007-10-10 01:32:00
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