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怪奇日食

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  • 1:

    チャポーン……。
    チャポーン………。
    水道の蛇口から水が漏れていた。

    2008-01-31 11:54:00
  • 2:

    【一章】水

    『くそっ!この前直したばっかりだろうがっ!!』『あの水道会社、また手抜きやがって!』
    朝からイライラさせやがる。

    2008-01-31 16:47:00
  • 3:

    一週間前から蛇口の水がもれ続けている。業者は水道管や、ボルトに何の以上も無くお手上げと言いやがった。他にあるとしたら建物自体の配管か、上下の部屋の使い方に問題があると言う。………そんなのがあってたまるかっ!とふて腐れつつも車のキーを手にとった。

    2008-01-31 22:02:00
  • 4:

    恋愛小説とか同じような話しばっかで全く面白くないから期待してます。
    頑張ってください

    2008-02-02 04:58:00
  • 5:

    >>4ありがとう。自分もずっとそう思っていました。なので、恋愛や夜関係を極力抑えたいと思います。
    試行錯誤で更新が遅いですが頑張ります。

    2008-02-03 05:45:00
  • 6:

    ババアはパッシングに気が付き、急にソワソワし始めた。『いいから前だけ見とけ!!頼むから目の前で事後だけは止めろよ!』伝わるはずもないが何でも口に出てしまうのが俺の癖だ。一人暮らしが長いから。と言うより、昔からそうだった気がする。
    『……9時をお知らせします。ピンポンパンポーン♪』

    2008-02-03 06:26:00
  • 7:

    『おはようございますっ!今日も一日が始まりましたね!○○さん!』
    『今日はいつもより機嫌がいいんじゃなぁ〜い?アキちゃん♪』
    『そうなんですよ!何たって明日は皆既日食ですよ!!テンション上がるじゃないですか!』『アキちゃんって天体とか好きだったっけ?見栄張ってるんでしょ笑』『違っブチッ………。』

    2008-02-03 06:28:00
  • 8:

    パル◆lHAJysANoo

    俺はダラダラ道を走っていた。面白みの無いラジオを音楽に変えていると渋滞の原因がわかった。100?ぐらい先の道路脇のコンビニに、真っ赤な4?トラックが頭から突っ込んでいた。どうもそのトラックが突っ込む前に何台か乗用車を突き飛ばしていたらしい。辺りは騒然としていて救急者やパトカー、それに撤去専用の運搬者がすでに到着していた。マスコミもかけつている所を見ても事故後1時間以上は立っているだろう。『はぁぁ……勘弁してくれよぉ……。』事故現場に近づくほど車は進まなくなっていった……。時計は9時を過ぎていた。
    遅刻が確定した。

    2008-02-05 06:10:00
  • 9:

    『だから君は………営業の成績も……わかってない………あれだけ……誰のおかげ………』
    結局1時間遅れで会社に着いたが、上司にこっぴどく搾られた。
    昼休みは食欲も無く、屋上で暇を持て余していた。ゴクッ。冷たい缶コーヒーが喉を潤す。今日は曇りの上、風がきつかったのでホットにすればよかったと後悔していた。街を見下ろしてはため息を繰り返した。『ブブブ……ブブブ……』、、、ゴクン。
    ポケットで携帯が震えた。

    2008-02-05 21:08:00
  • 10:

    電話は自宅の管理会社からだった。今すぐ自宅に帰ってきて家の中を確認して欲しいそうだ。不審者がベランダにいたのを見たという、近隣の人からの通報があったのだ。本当についてねぇ……。急いで自宅に戻りたい気持ちを抑えて、上司の元に向かった。

    2008-02-06 06:31:00
  • 11:

    パル◆aE2ZLYxSAE

    『部長!泥棒が部屋に入ったらしくて!………警察も来るみたいなんで、自宅に向かってもいいですか!?』
    『ふぅ……別にいいよ。もう君には何も頼まないし、呼ぶ事もない。戻ってこなくていいからね。』また部長のいびりが始まった。 『バンッッ!』俺は胸ポケットから辞表と書かれた封筒を小綺麗なデスクに叩き付けた。

    2008-02-22 00:57:00
  • 12:

    パル◆WbioL3r0Es

    『そういうのをパワハラって言うんだよ!もう辞めるから言わせてもらうけどな!みんなお前の下で働きたくねーんだよ!!言葉の暴力でも訴える事はできるんだぞ!毎日のいやみのせいで胃に空いた穴が治らねーんだよ!!わかってんのか!!!』
    軽く言うつもりだったのに、思わず口が滑りに滑ってしまった。

    2008-02-22 01:05:00
  • 13:

    パル◆UioYqmNJzg

    後長は目を合わせようとせず、そそくさと新米の社員に目をやった。『きみぃ!こっちを見てないで仕事をしなさいっ!』
    『おい!俺の話し聞いてんのか!?この事、重役の人達に抗議してもいいんだぞ!』
    『……じゅ重役って……そこまで………言わなくても……。』
    『ハァ?まだ言い足りないけど、また部下に八つ当たりしそうなんでこの辺で辞めておきます。お世話になりました。』
    俺は部長の反論を聞く前に部屋をでた。

    2008-02-22 01:16:00
  • 14:

    パル◆UioYqmNJzg

    後悔はしていない……と自分に言い聞かせた。急いで車に乗り込み自宅に向かった。今朝の事故処理は大方済んだようだ。しかし、マスコミはいまだにに賑やかだ。ラジオでこの事故のニュースが流れていた。どうやら死人が出たみたいだ……。後30分早く俺があのコンビニで買い物をしていたなら………なんて冗談でも考えたくない。
    それより今は泥棒だ。でも近所の人は見間違いかも知れないと言っていたから…。
    俺の周りで死に神がうろつき始めた。

    2008-02-22 01:33:00
  • 15:

    パル◆ykK1Oe9LjQ

    アパートに着くと管理人さんが玄関で待っていた。部屋に向かいなら話をした。
    『警察に連絡しようと思ったんだけど、見間違いや友達ならアレだし……警察呼びますか?』
    『勝手に家に入る友達はいないと思います…。ただ……一応警察にかける準備だけはしててください。』ドアに着いた。管理人さんの携帯を持つ手が軽く震えている。俺の脚もブルッて来た。しかし通報から30分以上はさすがに犯人は逃げているかもしれない。『ガチャ』俺は恐る恐る鍵をあけた。

    2008-03-01 15:23:00
  • 16:

    パル◆ykK1Oe9LjQ

    玄関を開けるといつもと違う異様な空気が立ち込めていた。『管理人さんはここにいて下さい。何かあったら叫びますから……その時は警察に電話をお願いします』

    管理人は小さく頷いた。別に変わった様子はない。リビング………………寝室…………………………クローゼット………問題のベランダは……………………窓が空いていただけだ。『別に盗られた物も荒らされた感じもないみたいでーす!』安心して管理人さんが入ってきた。『すいません……。ベランダを開けたままだったからカーテンがユラユラして人に見えたんでしょう』『男の一人暮らしだからって気をつけないといけないですよ。』何もないでよかったという管理人の笑顔が場を和ませた。『すいません。』少し照れ臭そうにいうと『あら?変な音がしません?』
    『えっ???』それは………風呂場の方から聞こえていた。

    2008-03-02 07:40:00
  • 17:

    パル◆ykK1Oe9LjQ

    家に入った時の異様な空気…………それは湿気だったのか…。 しかし何故家に入った時は気付かなかったんだ!?『管理人さん……最初から風呂場の音って………聞こえてましたか?』 『多分…無かったと思います………。気付いたら音が聞こえ始めていたような……』
    その音は今では、はっきり聞こえる……。あれは全快に水を出している音だ……。
    誰かがいる。しかもその存在を知らせている。
    俺と管理人は息を飲んで、その場に硬直した…。

    2008-03-04 02:33:00
  • 18:

    パル◆ykK1Oe9LjQ

    …ハッ!気付いたらもう3分もたっていた。強盗で殺人なんて、よくあることだ。ありとあらゆる妄想が頭を駆け巡った。一瞬ではないにしろ、軽い走馬灯のようだ。管理人さんは震えてベットの脇でうずくまっていた。外に出るには風呂場のある洗面所を通らなければならない……。
    『管理人さん……警察呼んでください………。』
    『は、はい………』
    待て!選択を間違ってはいけない!!一刻を争うんだ!俺の馬鹿野郎!(管理人さん待って下さい、ドアは殆ど閉まった状態です!僕がドアを押さえているんで、先に逃げてください!)

    2008-03-04 02:55:00
  • 19:

    パル◆ykK1Oe9LjQ

    ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ誤字、脱字多くて申し訳ありません。内容が多すぎて感情、臨場感も飛ばし飛ばし書いてます。
    だれも見てないかもやけど、999目指して頑張ります。
    ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ

    2008-03-04 03:06:00
  • 20:

    (人´∀`)

    読ませてもらってます?

    完結まで頑張って下さい??

    2008-03-04 10:52:00
  • 21:

    目と鼻の先にある洗面所が、これほど遠く感じるなんて……。
    それに脚が……いや、全身が重い……。まるで鉛をつけているようだ……。汗も止まらない…。
    俺と管理人さんは一歩、また一歩洗面所へむかった。

    2008-03-05 08:09:00
  • 22:

    名無しさん

    頑張ってください
    応援してます?

    2008-03-06 00:10:00
  • 23:

    名無しさん

    気になる?

    2008-03-06 01:10:00
  • 24:

    洗面所の扉から少しだけ光が出ている……。電気は付けっ放しにしていなかったはずだ…。(ゴ…ゴクンン)唾すらもまともに飲み込めない…。扉まで後、3歩の所まで来た。(管理人さん、ドアを塞ぎますから俺の事は無視して外に逃げて下さい!そしてすぐに警察を呼んでください!)
    管理人さんは軽く頷くと、俺は覚悟した………1…2…3…『走れえぇぇっ!!』
    俺は洗面所のドアノブをしっかり握り渾身の力を込めて、引いた!中からは何の応答もなかったが、力を抜く事はない。管理人さんは転ぶように走り、玄関を出て行った。(よし!)心の中で吠えた。後は俺が外に出るだ……け…………その時ピタッとした感触を手の甲に感じた………。

    2008-03-06 02:27:00
  • 25:

    額から頬をつたって汗が流れ落ちた。その瞬間はまるでスーパースローモーションの様だった。最近テレビでよく見かけるが、人間も極限まで集中するとそれ以上にゆっくりと時間を感じるらしい……汗が落ちたせいで冷静になり、違和感を感じとれた……あれぇ?何かがおかしいのはわかっているんだが………さっきまであって今は無いもの………さっきまではあって今…は………!!やっぱり!水の音がない!犯人のどういう意図かはわからないが、多分ビビらせているんだろうか。それとも壁一枚腰にナイフでも持って扉が開くのを待っているのだろうか……………。
    俺は無償に扉を開けたくなった。犯人の顔も見てみたい。一瞬…………一瞬だけ開けて閉めるだけなら……。 男として、いや一匹の雄として欲望に駆り立てられる

    2008-03-06 03:22:00
  • 26:

    ドアノブから少しずつ力を抜いた。そしてゆっくりと右に回す………………バンッ!バン!!扉を一瞬だけ開けて閉めた。洗面所には………だれもいない…。じゃあ風呂場にいるのか?洗面所に入ったら、風呂場の明かりもついていた。誰かが入っていたらシルエットでわかるはずなんだが、何もうつってはいない。まさか、浴槽に隠れている??風呂場をあけてみても……誰の姿も無かった…。ただ、浴槽に水が飛び散った後があるだけだった。
    立ち尽くしていると、何台ものパトカーのサイレンが聞こえた。

    2008-03-06 03:39:00
  • 27:

    パル◆ykK1Oe9LjQ

    外に出て五階から下を見るとパトカーが五台、救急車二台が駆け付けていた。住民や、野次馬、小学生が騒いでいた。マンションの入り口付近で、警備隊が突入の確認をとっている。
    『す、すいませーん。』誰も見向きもしない。声を張って『すいませーん!!犯人はいませんでしたぁ!』パトカーから警官が降りスピーカーで『本当かぁ!!あなたは無事なんですね!!?』『はい!大丈夫です!!』その声を聞いて警官が上がって来た。
    一応鑑識や、現場検証などで今日は家に入れないそうだ。俺も今から事情聴取をうける。とんだ一日なったなぁと思い、空を見上げると月と太陽が並んでいた。

    2008-03-06 03:54:00
  • 28:

    パル◆ykK1Oe9LjQ

    【第二章】波紋

    2008-03-06 03:58:00
  • 29:

    『ママ!この川って本当キレイだよね!』
    『そうね、上流にはマスとかアユとかキレイな水でしか生きれないお魚さんもたくさんいるのよ。都会じゃもうほとんどいないわね』『何でいないの?』 『川が汚くてお魚さんが住めなくなってるのよ。』 『なんで汚れたの?』 『人間だけが住みやすくする為に川や、山を汚してしまったのよ…』
    『それはお魚さん達を殺してまでしなきゃいけないことなの?』 『そうね…人間は欲深いから…』『ふーん。じゃあ罰を受けなきゃだね☆』 『罰?』
    『そう、罰だよ☆今度は私達の番なんだよ。いっぱい殺しちゃったから、いっぱい殺されなきゃだね☆』
    『そうね……いつか人間にしっぺ返しがくるわね』
    『あっ!向こうにお花畑がある!アキが1番乗りっ!』
    『フフ、ママだって負けないぞー!』

    2008-03-06 12:48:00
  • 30:

    『大変でしたね。もう帰っていいですよ。と言っても自宅の方はまだ立ち入り禁止なんですけどね』『チッ』俺はたまらず舌打ちをしてしまった。途端に警官の顔が強張る。『いや、あなたに向かってじゃないです。仕事も辞めて来てこんな目にあって……』自分が惨めで情けない。
    『すいません。気分を害してしまったようで…あまり自暴自棄にならないで下さいね』警察官は罰が悪そうに席を立った。
    『はい……。』警察署を出ると、もう7時になっていた今日はホテルにでも泊まるかな…。こんな時に気軽に友人に頼れたらなぁ…。自分の事は自分でやる。いかにもカッコつけな性格を今は呪った。

    2008-03-07 02:54:00
  • 31:

    パル◆ykK1Oe9LjQ

    【あなたは今、当たり前に物を食べたり、呼吸をしたり、歩いたりしていますね?それがもし、自分の身体に合わなくなった場合どうしますか?
    この何世紀もの間で人間の寿命は倍近く伸びました。が死を拒否し、生に執着するあまりに精神的、肉体的に弱くなっていると思うのです。
    近年増加傾向にあるアレルギーもその一つです。今まで平気だった食べ物、触れていた動物に突然身体が拒否反応を示す。最悪の場合死に致る事もよくあります。人間の応用力は動物で1番でしょう。しかし、この世界の生き物で1番適応能力のない生き物は人間ではないでしょうか?私は適応なくして応用なし。と考えております。】
    ………くだらないテレビばっかりしやがって。訳のわからない心配をするより、嫁の浮気の心配でもしとけっつーの。俺の苛立ちは増えていく一方だった。ホテルの部屋で一息ついた後、今夜は飲み明かす事に決め、俺は22階にあるラウンジに向かった。

    2008-03-07 03:20:00
  • 32:

    エレベーターに乗りながら鏡を見て、よれたスーツやネクタイ、身だしなみを整えた。ラウンジはちょうど開いたばかりでボーイが爽やかな笑顔で迎えてくれた。だが今は逆にうっとおしいだけだった。『いらっしゃいませ。お一人様ですか?』『あぁ。』
    『こちらの御席へどうぞ。』
    俺はバーテンダーにジンを頼むと、煙草に火をつけた。

    2008-03-07 03:31:00
  • 33:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    酒を飲みながら今日一日を振り返っていた。俺の方程式で計算すると、会社の不満×泥棒=退社になるんだな。と思ったら笑いが止まらなかった。グラスを拭きながらバーテンダーが話しかけてくれた。『お客様、何かいい事でもあったんですか?』
    『ん?いいこと…か笑。そうだな、自分に嘘をつかなかった笑。小学生なら100点じゃない?社会人だと0点かもな笑』
    『そんなことはございません。それはとても大切な事です。そういう人は今の時代生きにくいかもしれませんが…。皆そういう人になりたいんじゃないですか?』

    2008-03-12 05:57:00
  • 34:

    名無しさん

    あげ

    2008-03-13 16:37:00
  • 35:

    俺はため息をついた。『なりたい……か。でもならないよな。誰だって損はしたくないし。』
    『損を平気で出来るのは、男にとって憧れですよ。』
    単純に嬉しかった。少し酒も入ったせいもあり、ニヤニヤ笑った顔が止められなかった。
    トイレに行こうと思いバーテンダーに場所を聞いた。『入り口手前の右側になります。』席を立つ拍子に足元がふらついた。

    2008-03-14 02:19:00
  • 36:

    目の前に赤色が飛び込んで来た。『イテッ』俺は赤色に額をぶつけた。『大丈夫ですか?』
    どうやら胸に頭をぶつけたようだ。『すいません。』
    『いえいえ』青年は意外にも爽やかに対応してくれた。ピアス、茶髪、赤いダウン。青年はこの場所にはそぐわない格好をしていた。

    2008-03-14 03:47:00
  • 37:

    軽く会釈をし、俺はトイレに向かった。てっきり絡まれるかと思った。見た目で判断しちゃいけないなとつくづく痛感した。
    戻ってくると、カウンターの俺の席の隣に女の人がいた。知り合いではなさそうだった。色んな事があった為か、今日は一人で呑みたい気分だった。関わらないようにしようと思い、なるべく目を向けないようにした。
    『クスクス』
    笑い声が聞こえた。ちょうど三杯目を呑み干した所だった。

    2008-03-15 03:55:00
  • 38:

    などと思いつつも、今日あった事を一通り話した。それから意気投合し馬鹿な話しから、互いの職場の話しまで2時間ぐらいは話をした。由美という名前だった。『今日はここに宿泊してるんですか?』 『えぇ。よかったら部屋で呑みません?』全く……何もされないと舐められているのか、本気で誘っているのか、どっちにしろ大胆な女だ。少し悩んだ揚げ句『じゃあ一旦部屋に戻って……ブーブーブー』警察から電話が来た。

    2008-03-15 05:35:00
  • 39:

    ちょっと電話をしてくると由美に言い、ラウンジの出口手前で電話を出た。『はい、』『あっ?坂月さんですか?』『そうですけど、また何かあったんですか?』『いえ……その逆なんです。』『ん?逆ってどういう事ですか?』『……結論から申しますと誰もあの部屋には侵入していません。』『はい??』頭が混乱した。だが、確かに犯人は見ていない。『電気系統の誤作動、水漏れという判断にいたりました。』『ちゃんと捜査したんですか!?目撃者もいたんですよね?』『ええ、短時間かと思われますが、指紋、痕跡、付着物、荒らされた形跡なし、取られた物なし、壊された物なし。目撃証言は近所の子供が母親に言ったものなんで決定的とは言えませんでした。』 『つまり……勘違いと?』『はい……ですが、あの状況なら勘違いされても致し方ありませんよ。何もなくてよかったじゃありませんか。』『そう……ですよね。ありがとうございました。』『また何か有りましたらいつでもご連絡下さい。あと、マスターキーは管理人さんに返しましたし、家はもう入れますんで。』
    喜ぶべきなんだろうけど、何だか残念というか、肩透かしを喰らった気分になった。カウンターに戻る頃には酔いは完全にさめていた。

    2008-03-15 05:56:00
  • 40:

    由美の誘いも魅力的だったが番号だけ交換して、自宅に帰る事にした。もう一度部屋の点検をするためだ。見落としがあるといけないしな。別れ際に由美に言われた一言に違和感を覚えた。『坂月さん、明日は皆既日食だったってご存知でした?』『あぁ、今朝のラジオで聞いたよ。』『何だか一週間前から事故や事件が多発しているみたいだけど、何か関係があるのかしら?』『どうだろう。満月の日に事故や事件が多いのは、血液が海の満ち引きのように頭に血が溜まりやすいとか、満月そのものに太古の野性を蘇らせる力があるとか、、ちょっと決定打にかける理論ばかりだよね』(俺の今日、一日は皆既日食と関係があるのか?事故に……事件……)『そうよね。あと、一部の地域では死者が蘇る日なんて聞くけどクスクス』一瞬固まってしまった。この女は本当に表情を読むのが上手い。『………意地悪ばっかりしてるからフラれるんじゃないのか?』『クスクス、気をつけます。あなたも……気をつけてね』『…全く』由美が不敵に笑うと同時に俺はラウンジを出た。
    家に着くと時計は10時を指していた。

    2008-03-15 06:20:00
  • 41:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ


    【第三章】浸水

    2008-03-15 06:39:00
  • 42:

    帰りにコンビニで買ってきた求人情報を見ながら弁当を食べていた。『やっぱ、前の資格無いときついなぁ。』ぶつぶつ独り言を言い弁当を食べ終え、適当に棚や押し入れをまた調べ直していた。……………ピチャーン……ピチャーン……。……また水漏れか。俺は水道のレバーをペチンと叩いた。『ガサッ』『!!!』後ろで何かの布擦れの音に俺は反応した。それはテーブルの下にいた。一見何もないように見えるが、タマゴぐらいの大きさだけタイルが歪んでいる所がある。??なんだ??これは??水が?動いているのか??プレデターという映画を見た事があるがその透明に近い。それに触ろうと手を伸ばした。透明に触れるか触れまいかの所で、指先に電流が走った。人差し指に2センチの切り傷を付けられた。宇宙人?UMA?考えてる瞬間にその透明は消えてしまっていた。

    2008-03-15 07:07:00
  • 43:

    必死に探したが透明は何処にもいなかった。残ったのは指の傷だけ……。…敵意があるのか?もしかしたらとてつもない見えないだけで、とてつもない武器を持っているかもしれない。錯覚かもしれない、だけど念には念を。用心の為、包丁を背中に忍び込ませて置いた。

    2008-03-15 07:26:00
  • 44:

    電話がなり、由美が家に来るそうだ。俺の事が心配らしいが、何を心配しているのかさっぱりわからない。一目惚れさせたってのは自惚れになるのかな。それはさておき、来るのは別にいいとして…。さっきの透明がまた出て来たら間違いなく変人扱いされる。とりあえず片付けながら透明を探すか……。
    10分もたたないうちにチャイムがなったが姿は見えなかった。オートロックを外し、すぐに玄関のチャイムが鳴った。泥棒騒動もあったし用心の為に鍵穴から外を覗いた。

    2008-03-15 10:17:00
  • 45:

    誰も………いない?イタズラ?さすがに10分じゃ、由美も来れないしな。一応ドアも空けたがやはり誰もいなかった。ドアを閉めようとすると……何かが引っ掛かり閉めれない。チェーン付近に目を凝らすと空間が歪んで見えた。さっ!さっきの透明の化け物!!パニクった俺は傘立てにあったビニール傘で透明を殴りつけた。3回殴りつけると透明から赤い雫が滴り落ちた。化け物も血は赤いのか………。ドアが静かに開いた。さっきまでは見えなかったがよく見ると、…やはり空間が歪んで見える。それも人間大の大きさだ。血に染まった透明が俺の手を掴んだ。

    2008-03-15 10:27:00
  • 46:

    ヌルンと包み込むように俺の手首を掴んだ。『わぁぁぁ!!』何をされるかわからない恐怖。(もしかしたら、もう体内に何か入れられているかも!吐き気、目眩もしてきた!怖い!怖イ!コワイ!!)『オォボォェ!!』その場に嘔吐した。それでも化け物は優しくそれでいて力強く俺の手首を離さなかった。『ああぁぁぁ!』泣きじゃくりながら、玄関で子供が駄々をこねるように尻餅をついた。透明からヌルンと俺の手首が離れた。その時化け物から声が聞こえた『サ…ヅ…キ……サ………カ…ヅ…キ…』(何で俺の名前を知ってるんだ!何で俺がこんな目に!!)
    尻餅をついたせいで背中に隠していた包丁の違和感に気付いた。
    『おおおぉぉっっ!!』包丁を抜き取り手首を掴まれていた先端の透明目掛けて包丁を振り下ろした。シャパーーッ。透明から勢いよく赤い血飛沫が飛んだ。瞬く間に玄関一面を赤色に染め上げていく。
    『ザッザガヅギィィィィィィ!!!!!』
    化け物はうめき声をあげた。

    2008-03-15 14:38:00
  • 47:

    『ハァハァハァ』
    一瞬の静寂が辺りを包んだ。透明の化け物はウネウネと動き、目の前の空間を歪ませていた。
    『ウゥアウアウゥァゥ……』意味不明な言葉を発していた。化け物は切られた所を自分の中心に持っていき、傷口を庇っている様に見えた。俺はここぞとばかりに透明の中心に包丁を突き当て、渾身の力を込め玄関からドア外の廊下まで押し出した。ヌルンと吸い込まれるように化け物の体内に包丁が入っていった。浮いている包丁に赤が染まっていく。化け物は微かにうめき声をあげると、ゆっくりとその場に突っ伏した。
    終わった……………これが皆既日食なのか………皆も……襲われているのか……いったい……何が起こっている………………………………疲れた…。安心感からか涙が頬をつたる。『助かって…よがった…。』得体の知れない恐怖は死をも圧倒する。
    とりあえず家に入りニュースでも見よう………………………………………………………………。『は?』家に入ろうとした時、左右の廊下の端が歪んで見えた………………もう……かんべんして…くれ……。…………俺は家に入り鍵をかけた。

    2008-03-16 05:46:00
  • 48:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    事件発生から、約10時間後
    皆既日食当日
    AM8:05
    『……タ…スケテ…………カミ………サマ……ダァアァァアァアァアアアアッッ!』

    2008-03-16 06:26:00
  • 49:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    男が自分の指先をまた切り飛ばした。これで三本目だ。『サカヅキ!止めろ!馬鹿な真似をするんじゃない!俺達は警察だ!さぁ刃物をこっちに渡しなさい!!』
    『アアアアアアアアア!あしがぁぁあああああああ!!!がみざまああああああぁぁっっ!』
    今度は自分の左足を、あちこち削りとったり、突き刺したりしていてる。もうふとももの何箇所から骨や健が見えていた。駆け付けた警官の一人が、それを見て思わず吐いた。『サカヅキ!これ以上自分の体を切ったら出血多量になるぞ!!サカヅキ!おとなしく床に包丁を置くんだ!』

    2008-03-16 06:29:00
  • 50:

    『がああああ!!もう半分もないいいっっ!だすげえぇぇてえええええ!!!』顔面から涙、鼻水、ヨダレを垂らしながら今度は左腕を切り落しにかかった。力任せに肘の関節に包丁を減り込ませる………何度も…何度も…。ゴン!ゴン!と包丁が骨に当たる鈍い音が部屋で響いた。『サカヅキ!やめろ!』
    『よるんじゃねええ!くそがあああぁあァァ!!あっ…………あ…………あ………………アアアア!がみざまあああああぁぁ!』
    男はよろけていた体制を仁王立ちに直すと、腹に勢いよく包丁を突き刺した。次の瞬間、横一線に腹をかっさばいた。男の中心から血が滝のように溢れ出る。臓物がぶらさがり床にボトボトと落ちた。男は床に倒れ、それを見て周りにいた警官が男に詰め寄った。『何て……馬鹿な事を…』『ひゅ………ひゅー……ひゅ………………。』男はその場で息を引き取った。
    AM8:20 ....................................... まだ……………太陽と月は重なってもいない。

    2008-03-16 07:03:00
  • 51:

    スレタイわざとなん?皆既やで

    2008-03-16 14:00:00
  • 52:

    パル◆ykK1Oe9LjQ

    皆既だと題名から内容が伝わりずらいので怪奇をかけてます…。
    すいません……。

    2008-03-16 15:15:00
  • 53:

    名無しさん

    なるほど!

    2008-03-16 15:21:00
  • 54:

    題から内容伝わったらおもんないやん…別に怪奇でもないし

    2008-03-16 15:50:00
  • 55:

    ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ土台作りだけで二ヶ月近くかかってしまい申し訳ないです。水編は怪奇の基礎になっています。
    怪奇日食は皆既日食の前日当日をメインに作りあげています。
    あいかわらず誤字、脱字が多いですけど、見て下さってる方の為に頑張ります。ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ

    2008-03-16 16:12:00
  • 56:

    >>54見る方により表現が少し怖くなったり不快に思う方もいると思ったので、わかりやすく避けて貰う為に怪奇にしました。
    これから、もっと怪奇になるように努力します。すいませんでした。m(__)m

    2008-03-16 16:21:00
  • 57:

    >>56さんにです。m(__)m

    2008-03-16 16:23:00
  • 58:

    名無しさん

    この小説大好き〜主頑張ってね(^-^)g"

    2008-03-21 12:56:00
  • 59:

    ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ頑張ります(:_;)
    ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ

    2008-03-21 21:55:00
  • 60:


    【第四章】輪
    17日AM6:00

    2008-03-21 22:12:00
  • 61:

    『あぁ〜あ』もう6時かぁ…。寝ぼけた頭を叩き起こしテレビをつけて、歯ブラシに歯磨粉を捻り出す。
    シャコシャコ………………『トップ政治家○○氏の汚職事件は番組の後半で!…次は旬のニュースです!いよいよ明日は待ちに待った、皆既日食本番です!日本全国どこでも見られるんですが所々お天気が不安な所もあるので………』
    あー明日から皆既日食かぁ。今から資料集めてじっくり準備したいんだけど、今日バイト入ってんだよなぁ…。まぁ明日入るよりか遥かにマシなんだけど〜。

    2008-03-21 22:15:00
  • 62:

    つーか!マジ、ダイアモンドリング見てぇ!この辺なら、六角山かな?結構大学の連中集まるらしいしなぁ。
    『ノブアキ!早く用意しないとあんたバイトあるんでしょ!?遅れるわよ!ていうか大学の課題か何か知らないけど、望遠鏡とか資料とかリビングに置いたままにしないでよ!大学生にもなって…ブツブツ』
    『へいへ〜いっと、帰ってきてからね、行ってきますー!』歯を磨いただけで朝食抜きはいつものこと。俺は逃げるように家を飛び出した。

    2008-03-21 22:18:00
  • 63:

    自転車でバイト先までは、家から20分ぐらいの距離だ。朝は曇りがちで風邪も強く、少し肌寒く感じた。雨が降ってこなかったのが幸いだ。
    今日、俺、バイト、頑張る!!明日、天気、お前頑張れ!
    マジ期待してる!つーか絶対晴れろよな!!

    2008-03-21 22:21:00
  • 64:

    『おはようございまーす。』
    『おぅ!今日も朝からご苦労さん!これ、美佐ちゃんから差し入れだよ!祖父ちゃんのお通夜の里帰りなのに何だか悪いね。』休憩中の店長はいかにも浜松名物なウナギパイを差し出してくれた。
    『何だか…食いづらいですね。』困惑気味に一袋受け取ったが、俺達が余計な世話焼いた方が負担になる。と店長は言った。

    2008-03-21 22:25:00
  • 65:

    それを気遣っている優しいバイトのみんなも好きだ。冗談好きで面倒みのいい店長も。今美佐ちゃんとレジに立っている兄貴分の松さんも。俺は土日の朝〜晩だけ入っているけど、きっと平日の人達もいい人なんだろう。
    将来、天文学の仕事に携わる時もこんな人達と職場につけたら……いや、これからもこの人達と一生関わっていけたら……。バイトに来る度に心底そう思っていた。そして天体と同じくらい大切にしたい仲間でもあった。

    2008-03-21 22:29:00
  • 66:

    >>66>>67の間ですm(__)m
    それほど美佐ちゃんは出来た子だった。看護師を目指していて、年上なのに気さくで、優しくて我慢強い。だがそれだけに脆い、命を尊う、というのはバイトのみんなも知っていた。

    2008-03-21 22:35:00
  • 67:

    『いつも言ってるんですけど……せめて天体馬鹿にしてくれませんか!?天文だと卓上理論の根暗と思われるでしょ!?天体だと夜空を眺める美男子って感じがするんですよ!』
    『素人からしたらどっちも変わらないじゃん。それにそんな派手な茶髪で誰が【星の王子様】を想像出来るもんですか!ゲラゲラ』
    『ほっといてください!将来美佐ちゃんさんの患者になる人は可哀相だなぁーゲラゲラ』
    俺と美佐ちゃんが会うと必ず一回は冗談の言い合いをする。これが俺達のスキンシップになっていた

    2008-03-22 08:36:00
  • 68:

    7:30
    一通り仕事が済んだので、僕はゴミの片付けに行った。看板の電球の取り替えもついでに頼まれた。電球がつくかどうか、試している時に気付いた事があった。
    俺は星が好きだと思っていたけど、光そのものも好きなんだな。落ち着くというか、暖かいというか………………!!!急に後頭部に衝撃が走った。

    2008-03-22 08:52:00
  • 69:

    名無しさん

    えっ更新終わり?…気になるやん( ̄□ ̄;)!!

    2008-03-23 02:18:00
  • 70:

    1:痛みで意識が薄れていった…。
    2:俺は瞬時に後ろを振り向いた。
    先着一名様です。

    2008-03-23 05:42:00
  • 71:

    名無しさん

    1でよろすくΨ(`∀´#)

    2008-03-23 18:56:00
  • 72:

    名無しさん

    .

    2008-03-24 00:00:00
  • 73:

    名無しさん

    気になる(><。)。。アゲ

    2008-03-24 02:39:00
  • 74:

    実際に二ツ、パターン作ってたんで修正してます。もうちょいかかりそうですm(__)m

    2008-03-24 04:03:00
  • 75:


    【第五章】 回転
     AM7:45

    2008-03-24 04:40:00
  • 76:

    痛みで意識が薄れていった……。

    『……うぶ……いじょうぶ……』声が、、、聞こえる……。美佐ちゃんの……声が。

    2008-03-24 04:45:00
  • 77:

    『ノブ君!しっかりして!』
    『ん……?つ〜、頭……いてぇ…』
    『ノブ君よかった…。レジから外を見ていたら急にノブ君が倒れたから……救急車呼ぶとこだったんだよ…』
    美佐ちゃんの目は微かに潤んでいた。『頭打ってない?大丈夫?』『どっちかって言うと、頭の中が痛い。』まるで二日酔いみたいな感じだった。

    2008-03-24 04:48:00
  • 78:

    『酸欠か、貧血ね。店長に言ってしばらく休ませてもらいなよ』
    美佐ちゃんが看護師の卵で良かった…。『うん。心配かけてごめん。後、ありがと』
    俺は美佐ちゃんに肩を借りながら店のブースに戻った。

    2008-03-24 04:50:00
  • 79:

    『無理せんでいいぞ。帰りたかったらいつでも言えばいいから。水ここに置いておくからな。』
    情けなさと、優しさが心に染み込んだ。俺の涙腺が弱かったらボロ泣きだったにちがいない。
    『店長……すいません』『気にせんでいいから!今は横なっときって。あっ、ちょっとレジ出てくるから!』そう言って店長はレジに向かった。

    2008-03-24 05:06:00
  • 80:

    名無しさん

    栞(^-^)

    2008-03-25 05:16:00
  • 81:

    横になって5分…俺の頭は信じられないくらい痛くなり熱を帯びていた。身体もだるく、横になっているにも関わらず目眩も凄い…。正直ここまでとは……。ヤバイ…これは生涯ベスト3に入る。クッソ……マジで救急車呼ぶか?

    ドン、、遠くで何かがぶつかる音が聞こえた。ブースからは小さい音だったが、低く、力強く……何よりも不吉な音だった……。

    2008-03-25 19:16:00
  • 82:

    事件が起こったのは、その音からほんの4〜5秒後だった
    ドン……ドドンドンッ!!ドガッッ!!ガジャーンッ!!!信じられない音が全身を貫いた。ドアが吹き飛び、壁が半分砕け散った。
    何がおきたのか全くわからない……。俺は身体のだるさも頭も………呼吸すら止まっていた。いわゆる完全な硬直になっていた。いや、衝撃が凄すぎて全てを忘れたという方が正しいだろう。

    2008-03-25 19:51:00
  • 83:

    名無しさん

    栞(^-^)気になる

    2008-03-26 03:18:00
  • 84:

    『あっ』
    無意識に声が出た。声帯が動き喉が刺激され息が少し漏れる。耳が自分の音を拾い、鼓膜が震え脳が理解しようとする。それは身体の使い方を思い出すというより、染み込むという感じだ。本来在る可き身体の感触を………。

    2008-03-26 04:51:00
  • 85:

    気付くと、俺が寝ていたソファ周辺には壁の破片一ツ飛んでこなかった。目の前の景色が半分、吹き飛んだにも関わらず無傷に近い。ホコリは凄かったが……。
    俺は慌てて身体を起こしブースを出た。吹き飛んだドアがあった場所から見た光景は信じがたい物だった。
    レジ、商品を置く台がまず……ない。壁ガラスは木っ端みじんに、天井は傾き、商品という商品は倒れ、使い物にならなくなっていた。何よりこの赤い大型トラックは何なんだ?なんでコンビニに大型トラックが?
    『いっ!』上から落ちて来た石ころサイズの天井のカケラに、頭をぶつけた。

    2008-03-26 05:01:00
  • 86:

    みっみんなは!?必死にさがそうとするがトラックの向こう側は見えないし、こうも物が散乱していると見つける所か歩く事すらままならない。『シューシュー』車から蒸気が漏れている。ま さか、ばっ爆発しないだろうな…。俺は車に関して全くの無知だった。
    『誰かぁ!!返事をしてくださーい!!店長!松さん!美佐ちゃーんっ!!』当然声は返ってこなかった。
    この事態の正体が地震だろうが、事故だろうがどうでもいい!!みんなが、、生きていてくれれば……。しかし、俺はわかっていた。この光景に【生】はあまりにも似つかわしかった事を……。

    2008-03-26 05:16:00
  • 87:


    似つかわしく無かった事を……。ですね。すいませんm(__)m

    2008-03-26 08:45:00
  • 88:

    『ウオッ!ゴホ!』
    舞い散るホコリに、目と鼻をやられる。『助けて……くれ…』すぐ側で店長の声が聞こえた。『店長!!大丈夫ですか!?』
    店長は、レジ周辺にあった物全ての下敷きになっていた。上半身の軽いガレキをどけた彼は余りにも無残な姿だった。『店……長』俺は震える声を我慢できなかった。

    2008-03-26 14:29:00
  • 89:

    『うぅ、飛び散った、壁ガラスが………目に刺さってな……。身体は、、動かないが、、クッ!まだ大丈夫だ……。』
    名刺サイズのガラスが店長の右目に刺さっていた。右腕もパンパンに腫れ上がり、左腕は完全に折れ曲がっていた。それよりも1番の問題は………。
    俺は、涙が、、、溢れて、、。

    2008-03-26 14:33:00
  • 90:

    『なぁに、、、これぐらい…まだラッキー………な方だろ。ノブ…』
    店長は目が見えなくて、自分に何が起こっているか見えていない。『ウッ…ウウ……は……い』
    俺は言えなかった……。店長のヘソ上と、左の脇腹に二本。大人の腕ほどのポールが……。

    2008-03-26 14:38:00
  • 91:

    『何…泣いて……んだよ…。ちょっと救急車……来るまで…休む………から…よ。着いたら……起こして……く…れや……』
    『ウウァッ…は……はぃ』
    そう言って店長は息を引き取った。

    2008-03-26 14:39:00
  • 92:

    『ママー!!』
    『なぁに?』
    『この前友達に教えて貰ったんだけどねー』
    『うんうん。』
    『例えばねー、ボールを蹴るでしょう?じゃあ何でボールは飛んでいくんでしょうか?』
    『あらら、いきなりクイズになっちゃってるわね☆うーん、アキちゃんが強いからかな?』
    『ブブブー!答えは思い出すからだよ☆』
    『思い出す?』
    『そう、蹴られたら飛んでくー!って思い出すから☆』
    『クスクス、面白い友達ね☆』
    『でしょー☆』
    『お友達は何て名前なの?』
    『…………忘れちゃった』
    『じゃあ、思い出さなきゃね☆クスクス』
    『うん!!』

    2008-03-26 16:30:00
  • 93:

    『店長……』
    腫れ上がった店長の腕をグッと掴み、泣くのを止めた。まだ、松さんと美佐ちゃんがいる…。俺が助けるんだ。
    カウンター(のガレキ)から飛び出ると、派手なシャツの袖から伸びた手の甲が見えた。私服に指輪の様子から見ると店員ではない。お客さんのようだ。脈を確かめる…………………クソッ!

    2008-03-26 18:16:00
  • 94:

    カウンター付近にはもう誰もいない。トラックに注意しながら倒れた陳列棚付近を調べる。運転手は気絶している。あるいは…死んでいるようだった。
    中央棚は合計で四つ。トラックの前輪は外に近い(ガラス壁側)棚に乗っており、それを1番上に残り三つが、冷凍コーナーまでドミノ倒しになっていた。
    足元に気をつけながら冷凍コーナーまで近寄る。『美佐ちゃん!!!』美佐ちゃんは頭から血を流し、冷蔵庫にもたれ掛かっている状態だった。

    2008-03-26 18:20:00
  • 95:

    『しっかりして!美佐ちゃん!』肩を二、三度叩き、脈を確かめる………………!まだ生きてる!!『美佐ちゃん!』もう一度肩を叩く。『ん……。』
    『美佐ちゃん!早く!早く出よう!!』
    『ノブ…君。トラックが来て……ガラスが割れて……それから……』ゴゴギゴ。天井が軋んでいる…。

    2008-03-26 18:23:00
  • 96:

    『話しは後で聞くから!このコンビニ崩れるかもしれない!』
    俺は美佐ちゃんを引っ張りあげようとした。
    『あぁ!待って、、、足が挟まって!』
    商品をどけて足の状態を見た。ドミノ倒しの最後の棚が美佐ちゃんの足に減り込んでいた。両足のすねの骨が砕け、鉄製の棚が減り込んでいた。棚を外した所で、とてもじゃないが歩ける状態ではない。うぅぅまた、泣きそうだ……。

    2008-03-26 18:26:00
  • 97:

    『美佐ちゃん…。』
    美佐ちゃんは何も答えなかった。痛さを堪え精一杯ニコリと笑い、首をふった。
    『ギュギュギュン!ギュギュギュギュン!』
    その時、車のエンジンをかける音が聞こえた。その振動はタイヤから棚に伝わる。……ドミノ倒しにされた棚がブルブル震える。その振動の最終地点には美佐ちゃんの足が……。

    2008-03-26 18:29:00
  • 98:

    『あぁあぁあぁあ!!!!やめてーーー!!!』棚が美佐ちゃんの足にドンドン減り込んでいく。
    トラックを見ると運転手は必死になって、エンジンをかけようとしていた。
    『おおおぉっ!!クソ野郎おぉぉー!!!』俺は運転手側のドアまで駆け寄り、ドアをぶち壊そうとした。その辺に落ちていた固いが脆いブロックじゃ、ドアの強化ガラスにヒビすら入らない。『殺してやる!!今すぐ開けろ!!!』男は俺の方など見向きもせず、パニクって何回もキーを回していた。その間にも美佐ちゃんの悲鳴が聞こえる。『やめろぉ!やめてくれぇ!!!』悲願しようが怒鳴ろうが、俺の声が運転手に聞こえることはない。
    『ギュギュ……ブオン!ブオオオン…………』ついに車のエンジンがかかった。

    2008-03-26 18:35:00
  • 99:

    名無しさん

    (p_;)栞

    2008-03-26 23:21:00
  • 100:

    ドドドドド………振動が一段と激しくなる。もう運転手どうこうしてる場合じゃない!!美佐ちゃんを助けないとっ!
    転びそうになりながらガレキの上を走った。美佐ちゃんは歯を食いしばり痛みを耐えていた。歯の隙間からよだれや小さい泡が漏れている。足に食い込んだ陳列棚はもう半分に達していた。
    棚をどけるにはドミノの1番上、つまりトラックを退けないといけない…。状況は絶望的……。

    2008-03-27 15:33:00
  • 101:

    ???何だ?
    トラックが少し後ろに動いた。バックするのか!?助かった!!助かるぞ!美佐ちゃん!
    車がゆっくりバックしていく………………ゴ…ゴゴ……前輪に引っ掛かった1番上の商品棚もゆっくり上がっていた……。
    それは昔、神と対等になろうとして脆い煉瓦で作ったバベル塔のようだった。

    2008-03-27 15:51:00
  • 102:

    名無しさん

    栞(;_;)

    2008-03-28 03:38:00
  • 103:

    ↑そろそろやめて?

    2008-03-28 03:56:00
  • 104:

    20度……30度……40度……ゆっくりと角度をあげていく。あまりにも遅い………。運転手の顔は傾斜の上がった顔でもう見えないが、まるでこの状況を楽しんでいるようなスピードだった。
    俺は呆然とその棚を見上げていた。
    50……60……70……ガ……ガッシャーン!!棚は勢いをつけて元の位置に戻った。美佐ちゃんの足は完全に切断され、泡を吹き立て痙攣していた。
    『何でだ………一体何なんだよーっ!!!』もう俺の仲間を奪うのはやめてくれ……。

    2008-03-28 07:47:00
  • 105:

    名無しさん

    主〜本間今これしか読んでないねん。続き楽しみにしてます。

    2008-03-30 11:21:00
  • 106:

    『は、ははは』
    また助けられなかった。また救えなかった。俺が貧血を起こさなかったら、死んでいたのは俺だったのに……。俺のせいだ。俺が殺した。俺が運命を変えたんだ。

    トラックの……まばゆい光りが…視界を…思考を…奪って……。

    2008-03-31 14:14:00
  • 107:

    名無しさん

    あげ

    2008-04-02 20:24:00
  • 108:

    『うぅ』………頭痛ぇ。
    はっ!!俺……ショックで死んだのか!?えっ?あ?考えれる!全然死んでない!!生きてる!
    アレ、ここは……レジ裏のブース??
    ドアも飛んでない…し……ホコリも舞っていない……。レジから声が聞こえる。『ボソボソ……1250円になります。こちら温め……』この声……ってことは店長も生きてる!夢オチってやつ?

    2008-04-02 23:52:00
  • 109:

    俺は急いでレジに出た。『店長!!ああぁぁ!』気が付いたら俺は店長を抱きしめ大泣きしていた。
    『いっ!?な、何泣いてんだよ?抱きつくな!美佐ちゃん!ちょっ、こいつなんとかしてくれよ!』生きてる!生きてるんだ!
    『げっ、店長とノブ君てそういう関係だったんですかゲラゲラ?ノブくーん!どーちたんでちゅかぁ?オネショでもしたんでちゅかぁ?ゲラゲラ』
    美佐ちゃんがレジ前で大笑いしていた。俺はレジを出て美佐ちゃんをきつく……ただ、きつく抱きしめた。『ちょっ、ノブ君、お客さんもいるんだから……もぅ…。』諦めたのか、理解してくれたのかみさちゃんは頭をなでなでし、優しく抱きしめてくれた。

    2008-04-03 03:01:00
  • 110:

    美佐ちゃんが困り果てて店長と顔を見合わせていた。
    『ノブ、一体どうしたんだ?気でもふれたのか?』
    『ノブ君何があったの?ゆっくり説明してごらん?』
    『うぅう……トラック……トラックが突っ込んで、店長も、美佐ちゃんも……俺だけ生き残って…。』

    2008-04-03 03:09:00
  • 111:

    プオオォォォオオオオ!!ガシャン!!プオオォォオオオー!!!ガシャン!!
    トラックが何回もコンビニの奥へ、奥へと突っ込んでいた。その突き当たりには、冷凍ケースに飛ばされた二人がいた。
    あれ?なんでこんなことになってるの?さっきまでのは…夢だったの?店長何処にいるの??また冗談だって言ってよ……。

    2008-04-03 03:41:00
  • 112:

    美佐…ちゃん……さっきは抱きしめてくれたよね??顔が潰れてるよ??せっかくの美人が台なしだ…。足…がなくても…僕がついてるよ。美佐ちゃん……本当はずっと美佐ちゃんが…。僕は美佐ちゃんの潰れた顔にそっと……手を……………………ガシャ………ン…………。

    2008-04-03 03:44:00
  • 113:

    怪奇日食前日
    17日23:30
    『……おお、来たか……。ちょっと仏さん見てくれんか?』
    『相変わらず…凄い臭いだな』

    2008-04-03 07:17:00
  • 114:

    『仏さんにむかって失礼な事を言うな!!』
    『すまんすまん。で、伝えたい事って何だよ?俺クタクタで家に着いた所だったのによー』
    『それがな……この仏…ノブという青年…生きてるんだわ…』
    『は?……はぁあああ!?全身ぐちゃぐちゃの検死で腹までかっさばいて言う台詞かっ!爺さん、ボケるのも大概にしてくれ。帰るぞ』

    2008-04-03 07:19:00
  • 115:

    『話しは最後まで聞け。詰まるところだな…生きている時の状態が一つあるんだわ』
    『……どういうことだ?』
    『歳を食ってるんじゃよ。検死の最中に気付いたんだが。腐食のスピードがおかしいんじゃ。』
    『……』

    2008-04-03 07:41:00
  • 116:

    『腐食…いや、適切には老化しておる』
    『新種のドラッグか…ウイルスか?』
    『その可能性も否定は出来ん。しかしその場合じゃと、腐食のスピードはだいたい一定になるはずじゃ。しかし、この仏……ムラはあるが、1時間に一回、急激に老化しよる。それもストレス性のな』『……ストレス?』
    『見てみぃ。最初は綺麗な中身だったんじゃが、今の胃は穴だらけ。頭は円形脱毛が3個。3時間前からは白髪が目立ってきよった…。しかし…筋肉…顔のハリは変わらんと来た。厄介な仏さんじゃ』
    『……本当だな。俺が現場で仏を見た時は白髪はなかった。どういう事だ?』
    『……これは推測に過ぎん。いや、じじいの戯言と思って聞いてくれ』
    『あぁ。』
    『この仏………もう10回以上は死を体験しておる。』
    『……』
    『なぶりごろ死にされた遺体は死んでから、どっとストレスが掃き出て老化するケースは知っているな。馬鹿馬鹿しいだろうがその10回分じゃ…。』
    『有り得るのか?』
    『……普通は有り得ない。だいたいが一回きり。しかも死後約60分以内じゃ。肉体は死んでいくからのぉ』
    『何故、死を体験したとわかる?それも10回も』
    『見てればすぐにわかる…もうそろそろじゃ…あれから1時間立つわぃ』
    『あれってなんだ……よ?…………………………………………………………………!!!!?』
    『なっ凄いじゃろ。』
    『腰……抜けた…』
    『化け物…なんて言うなよ。医学者が言う台詞では無いが、3グラム……まだへばり付いてんじゃろうか』
    『魂の……重さか』




    怪奇日食まで、……………………………………………後15時間。

    2008-04-03 07:43:00
  • 117:

    名無しさん

    あげます

    2008-04-04 07:02:00
  • 118:

    жжжжжжжжжжжжжж一応、輪編はこれで終わりです。予想より長々とやってしまいました。後もう少しで本題に入れそうです。何かわかりにく部分があれば言って下さい。出来るだけ答えていこうと思います。жжжжж

    2008-04-05 09:14:00
  • 119:

    名無しさん

    私はこの小説本間好きやわ。主頑張ってね。

    2008-04-05 11:50:00
  • 120:

    名無しさん

    遠慮なく質問です。
    3グラム…へばりついてるって何ですか?

    2008-04-06 02:15:00
  • 121:

    жжжжжжжжжжжжжжж『魂の重さ』です。死ぬ時に3グラム軽くなる人もいます。医学的根拠は無いですжжжжжжжжжжжжж

    2008-04-06 14:19:00
  • 122:

    жжжжжжжжжжжжжж見てくださってる方ありがとうございます。完結目指してがんばりますжжжжжжжжжжжжж

    2008-04-06 23:51:00
  • 123:

    жжжжжжжжжжжжжж見てくださってる方ありがとうございます。完結目指してがんばりますжжжжжжжжжжжжж

    2008-04-06 23:51:00
  • 124:


    第六章 【箱】
    17 8:00

    2008-04-07 01:16:00
  • 125:

    …そんな事無いですよ!人は見かけによらずって言うじゃないですかぁ!怒りますよぉ本当に!』
    サワサワ…私は膝の上に置かれた汚らしい手を軽く捻った
    『そーだよねー!アキちゃんは物知りなんだよねー!』
    『絶対思ってないでしょ笑』

    2008-04-07 01:23:00
  • 126:

    『では、次週はゲストに……………………。……はい!オッケーです、お疲れ様でした』
    『あきちゃんさぁ今日の夜こそ暇?キー渡しとくから』(行く訳ねーだろ!ハゲ!鏡で自分の顔見た事あんのかよ!自分の顔見て失神でもしてろ!)『今日収録入ってるんですみませーん!あっ、お疲れ様でした。お疲れ様でした』
    手早くスタッフに挨拶をして、スタジオを出た。
    廊下で、可愛くラインストーンが散り嵌められた携帯を手に取り電話をかけた。あの腐れマネージャー!!

    2008-04-07 01:33:00
  • 127:

    名無しさん

    頑張って下さい

    2008-04-08 07:37:00
  • 128:

    名無しさん

    あげます

    2008-04-09 21:45:00
  • 129:

    名無しさん

    主忙しいみたいやな。気長に待ってます。

    2008-04-11 21:38:00
  • 130:

    жжжжжжжжжжжжжж応援ありがとう(゚_゚仕事が忙しくて必死でしたm(__)m全然考えてないねんけど、今から少しあげていきます(>_

    2008-04-13 04:23:00
  • 131:

    『プルルルル……プルルルル……はい、お疲れ様です』
    『あ、マネージャー?例の司会、全然懲りてないんですけど、ちゃんと注意してくれたんですか?セクハラ、エスカレートしてきてるんですけど…』
    『一応…注意しました……』
    …嘘つき。知ってるんだよ?あなたが前の担当してて、今じゃバラエティで引っ張りだこのSさんをスポンサーに可愛がらせたって。

    2008-04-13 04:30:00
  • 132:

    『一応って、ちゃんと対応してくれないと…』
    『わかりました。もう少し厳しく言ってくれるように、向こうの事務所に話してみます。じゃあ次、アドレナの収録でしたよね?仕事が片付き次第、現場に向かいますので。頑張ってね!ガチャ』
    何を…頑張るんだよ…………。はぁ、、多分セクハラの事は何も言ってくれてないに決まってる……。もう少ししたら、売れたかったらホテルに行けって言われるのかな。殆どの先輩方はプロデューサー、スポンサー、各界の著名人達と売れる売れないに関わらず、身体の関係を持った事があるらしい。こんな仕事に意味なんてあるのかな……。
    ママ会いたいよ…。何で私を捨てちゃったの………。……ママ。

    2008-04-13 04:40:00
  • 133:

    名無しさん

    あげ

    2008-04-15 00:31:00
  • 134:


    17日13:00 今日は久しぶりに仕事が早く終わった。セクハラ、仕事の将来を悩み出すとキリがない。溜め息を一つ漏らし、知り合いの小さい病院に足を運んだ。
    診察外の時間なので、待合室には誰もいない。いつものように受け付けを呼び診察券を渡すとソファに腰を下ろし、テレビのチャンネルを変えた。

    2008-04-15 11:08:00
  • 135:

    なにげにガレッジセール出てきた?笑

    2008-04-16 04:15:00
  • 136:

    名無しさん

    主あげ

    2008-04-18 17:28:00
  • 137:

    『〜現場はまだ騒然としております。このコンビニに何度も……何度もトラックが衝突したもようです。被害者は木之下 松さん24歳、店長の村上 裕二さん30歳、武藤 美佐さん23歳にいたっては原型が確認出来ないほど外傷が酷いようです。被害者のうち、二人は大学生……若い命が忽然と消され……なお、トラックの運転手及びもう一人のアルバイト店員……消息がわかりませ……………記念すべき皆既日食前日に………』
    病院独特の消毒液の臭い。頭がぼーっとする。
    もう皆既日食……か。
    あれから20年もたつんだ…………。

    2008-04-18 22:07:00
  • 138:

    『ここで話しするのもなんだし、いつもの部屋いこっか?』
    御影先輩の瞳の奥の好奇心が剥き出しになっているのがわかる。歩きながら、窓の外の景色を見渡す。今から行く部屋は一般の人が入れる部屋ではない。御影先輩のプライベートな部屋だ。
    『アキちゃん………ごめんね。アキちゃんの為とはいえ、私的好奇心の対象にしちゃって……。』
    『いいんですよ。私の為でもあるんだし、一石二鳥ですよ』私は御影先輩にピースサインを出した。

    2008-04-20 20:41:00
  • 139:

    『ありがと。何とか…おしい所まできてるんだけね。今日で昔の記憶の事、早くわかるといいわね』『……うん。今日はハコもあるし…もうすぐな気がする……………もうすぐママに……』

    部屋に着きとりあえずリラックスする為にジャスミンティーを出された。電気は薄暗くされ、部屋の隅からは心地いいお香の臭いが漂ってくる。

    2008-04-20 21:15:00
  • 140:

    IP、219栞?の人。他にコメントくれる人。あげてくれる人。いつも閲覧ありがとうございますm(__)m全体の構成を考えました。
    短くいくと、予想では400超で終わります。このままのペースでいくと、夏過ぎには完結です。
    長くいくと1200前後、2年近くかかってしまいます。
    どうしたもんやと悩み中です。
    みなさんの意見が聞きたいです。閲覧してくれるいる皆様よければ是非コメントお願いしますm(__)m出来ればsageで(゚o゚)

    2008-04-20 21:34:00
  • 141:

    名無しさん

    sageとは?わからないです、すみません。けどほんまにこれしか読んでないので続けて欲しい。上がってない時はガッカリするけど。

    2008-04-20 23:12:00
  • 142:

    名無しさん

    sageとは?わからないです、すみません。けどほんまにこれしか読んでないので続けて欲しい。上がってない時はガッカリするけど。

    2008-04-20 23:12:00
  • 143:

    名無しさん

    sageとは?わからないです、すみません。けどほんまにこれしか読んでないので続けて欲しい。上がってない時はガッカリするけど。

    2008-04-20 23:12:00
  • 144:

    名無しさん

    接続悪くて何回もあげてすみません。

    2008-04-20 23:15:00
  • 145:

    短く書いて〜追記〜みたいなことは出来ないんでしょうか?早く結末が知りたいです(´Д`)

    2008-04-21 02:32:00
  • 146:

    名無しさん

    どっちでも主さんの書きたいようにしたらいいよ?続きが気になる?

    2008-04-21 11:31:00
  • 147:

    わかりました。長く続きますが400前後でも読みきれるように作ります。1〜3、4〜5でも読み切り的な感じで作ってるんですけどね(>_

    2008-04-22 23:55:00
  • 148:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

                                  16:30                         『じゃあ始めるわね………まずはアキの好きな動物の話しでも聞かせてもらおうかしら……』   今から行われるのは催眠療法という治療だ。御影先輩は小児科医だが趣味が人体の探求だという。私からすればそれは勉強だろ、と思うのだが。          けれどそれは趣味の範囲を軽く越えている。プロの催眠でもかからなかった私が御影先輩だとコロっと落ちてしまうほどなのだから。

    2008-04-22 23:56:00
  • 149:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    『……いてる?おーい!リラックスしすぎ。私の言葉に集中して…ゆっくりと……ゆらゆら揺れる水をイメージして……』 
                   私の本当の記憶は一体……。
                   記憶の                                 奥の                                                奥へ。

    2008-04-22 23:58:00
  • 150:

    名無しさん

    sage

    2008-04-24 17:19:00
  • 151:

    名無しさん

    w☆
    メール欄にsageって打つねんで?

    2008-04-24 17:44:00
  • 152:

                                                                                              『………ん…………えっ?』
    眩しい……部屋自体の電気が付けられてる。何故ステンドグラスが倒れて…『御影…先輩…?』
    『ハァハァびっくりした。信じられないわ……。アキ……口で説明するのもあれだから………録画しておいたテープ見てくれる?』 何で汗だくなんだろう…。

    2008-04-24 23:49:00
  • 153:

    催眠療法をする時には必ず私自身を録画するようにしておいた。御影先輩から聞くのではなく、自分の目で内容を聞いて、ママの事を思い出すこともあるかも知れないから…。 
    『……うん』         御影先輩は私に警戒して距離をとってるようだった。

    2008-04-25 02:16:00
  • 154:

    157さん有難う。リアルタイムです。

    2008-04-25 02:19:00
  • 155:

    『アキ…何が起こっても取り乱さないでね』          私は小さく頷いた。                     巻き戻しが終わりテープは再生された。                                                         『アキちゃんあなたの年齢は?』『5歳だよ』         『アキちゃん、あなたの周りには何があるの?』        『机と〜椅子と〜鏡と〜』   『ママは近くにいる?』    『ママはね〜ニワトリさんの所に〜ジャムをね〜作りに行ってるよ』
    何で……何でいつもママのいない所ばかりなのよ。       それは20分前の御影先輩も同じ気持ちだったみたいだ。     肩を落とした先輩がテーブルに置いてあるハコを手に取り眺めている。目をつぶっているモニター上の私の眉がピクリと動いた。
    それは5?四方の小さな木のハコだ。開ける場所など何処にもないけれど、気付いた時からそれをハコと呼んでいた。       それはママを探す唯一の手掛かり、と思っている。

    2008-04-25 02:59:00
  • 156:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    >>160閲覧Thanks(^0^)
    今作ってます。後何個か上げたいですm(__)m
    凄い励みになります(>_

    2008-04-25 03:03:00
  • 157:

    『いつになったらママは戻ってくるの?』                                         『アキは、わかんない』                                  『じゃあママの名前教えてくれるかな?』                                         『アキは、わかんない』                                  『………ママの』                      『アキは、わかんない!!』 場の空気が凍り付いた。

    2008-04-25 03:11:00
  • 158:

    今日の記憶の私は様子がおかしい……。何と言うか、気が荒い。                子供の駄々こねと思ったのか、先輩はやれやれとカメラに向かって首を振った。
    『今日はアキちゃんの大切な宝物のハコを持ってきたんだよ?』 また、ピクッと私の眉毛が動いた。『このハコは誰にもらったの?ママかな?』          『………』          催眠療法七回目にして初の無言。『アキちゃん。もう一回聞くよ?このハコは…』                       『死んじゃえ』                        ニタリと私の口が笑っていた。

    2008-04-25 03:30:00
  • 159:

                   第七章  【変貌】                     17:00

    2008-04-26 04:10:00
  • 160:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    『先輩……わ、わたし…』   催眠中の私の口はまだ、こうを描いている。          『アキ、パンドラの箱って知ってる?』
    『開けてはいけない箱……ですか?』
    『世間一般ではそうね。でも本当の意味は………』       ガシャン!!ステンドグラスが倒れ、モニターの映像が見えなくなった。

    2008-04-26 04:22:00
  • 161:

    sageます

    2008-04-26 14:07:00
  • 162:

    画面からは声だけが聞こえる。
                   

                   『御影……あんた物騒な物持って何する気?殺すわよ?ふふっ』                『あ…あんた誰よ!?て、っていうか何であんたは見えてるのよ!何処にいるのよ!!』                    『冗談よ。御影せ・ん・ぱ・い』               『ふざけるんじゃないわよ!』                『冗談だって言ってるじゃない、そんなに怒らないで。用があるのはあなたよ…アキ』                     『ア……キがアキに?』                   『そうよ。初めましてアキ。ご機嫌いかがかしら?ふふっ自分に挨拶って照れ臭いわね……よく聞きなさい。あなたは今日か、明日に死ぬのよ……驚いた?でも回避出来る方法がある。それを言いたくてこの場を借りたって訳。面倒臭いけど、簡単よ。それは………………………………………………………………………………誰?…………………何であなたが!こんな未来は……………離して!!!…………アキ!!!……母を探して……そして皆既日食を……止め…………………』

    2008-04-27 03:22:00
  • 163:

    『先輩…これ何ですか?私ですか?何で私が…何…言ってるの?』               私は変な汗が止まらなかった。
                   『それ、私に聞く訳?私だってあんたに聞きたいくらいよ』
                   『……すいません』                     『何でアキが謝るわけ?あんたは完全に催眠にかかってた。これはまず間違いないわ。馬鹿にしたのは5歳のアキ。それよりも問題なのは5歳のアキのメッセージよ』               メッセージ?死ぬって言ってたやつかな、頭の整理がつかない。

    2008-04-27 04:28:00
  • 164:

    名無しさん

    おもろー???今一気に読みました?展開気になる???

    2008-04-28 02:57:00
  • 165:

    sageます

    2008-04-28 03:28:00
  • 166:

    『メッセージ……ですか。明日までに死ぬとか現実離れし過ぎて、私には何がなんだか…信じきれません』                           『私は…信じるわ。アキの過去には謎が多すぎるもの。それに私の名前を知ってた。暗闇の中……今、手に持ってる物もね』    と言うと、先輩は手際よくバタフライナイフを畳んだ。日頃からあんな物持ち歩いてるんだ。                  『前にも話してたけど、あなたの記憶と催眠時の記憶の矛盾…おかしすぎよ。6歳を境にいきなり、出身地、食べ物、方言、利き手まで変わるなんて……病気?…否。脳に異常は見られない。精神異常?……否。20年間アキには何も症状は出ていない。突発的な事故か……あるいは第三者が故意で記憶を変えた?……だとすると、これはまるで昔のプロの泥棒の隠し方ね』                            『泥棒?隠す?』                      『昔はね、盗んだ名画を隠すのにその絵の上に違う絵を書いて隠して運んだってわけ。記憶を消せば済む話しなのに、わざわざアキに違う記憶を上塗りした……なにか意図があるのかしら………』                                『ちょっと待ってください。5歳の私の記憶を信じるんですか?ひょっとして二重人格とかだったんじゃ…』                          『いいえ。これは二重人格の類ではないわ。催眠で5歳まで戻ったのよ?確かに5歳の○月×日の記憶よ。言いたく無いんだけど……5歳のあなたは……………今の状態を予知して……メッセージを残したのよ…』                        『そ…そんな事って』

    2008-04-28 07:48:00
  • 167:

    予知……。20年後、先輩に催眠をかけられる事も……会話も…タイミングを全部合わせて5歳の私が記憶した……。寸分の狂いなく完璧な予知…。だとすると………私は死ぬの?
    『回避って言ってたけど、肝心な所で揉めてましたね…死ぬのかな』
    『そうね。予知が完璧だとすると死ぬわね』
    『そんなはっきり言わなくても』死。そんなもの考えたってわかる訳無い。生きて続けきたんだから。

    2008-04-28 09:38:00
  • 168:

    sageます。

    2008-04-30 15:36:00
  • 169:

    『はいはい!しょげてないでとりあえず今出来る事をやるべきだわ!KEYは【母を探す】【皆既日食?を止める?】そして小さい頃から持ってる【ハコ】アキも家に帰って手掛かりを探して!お祖母さんにも聞くのよ!あの人は何か隠してるわ!私は私で調べるから!またここに20時:00に集合ね!ハコは………知り合いに頼んで調べてもらうわ…』
    『…わかりました。ハコはここに置いていきます!お願いします!』
    そうしてハコだけ先輩に渡すと、急いで自宅に向かった。

    2008-05-01 02:28:00
  • 170:

                                      【アキNEXT】

    2008-05-01 02:39:00
  • 171:

    それに初めて気付いたのは半年前。アキが催眠療法に使えるかもと言ってお祖母さんから黙ってこっそり持ち出して来たのが始まりだった。
    一目見て私はその魔力に取り付かれた。空け口の無いハコ…。
    これは…木ではない。確かに木の色で木の質感ではあるが、手に取ってみればただの小さな木のハコとは思えない重さ。
    アキ立ち会いの元、ハコのX線の撮影をした…するとやはり空け口の接着面は写らない。上から塗装し直したの?…………ええっ!?しかしハコの中にはボヤがかかっていた。何度撮影してもX線には写らない…こんな事はありえない!

    2008-05-01 03:31:00
  • 172:

    その日から朝も夜もハコの事が頭から離れなかった…。が、その日以来ハコは私の前に姿を表してはくれなかった。アキのお祖母さんにハコの持ち出しがばれたのだ。               会いたい…もう一目だけでも!一分!一秒でも!        最初はこうだった……しかし『絶対に自分の物にしてやる!』という気持ちに直ぐに切り替わった。いや、それ以上に……。    もし今日ハコが手に入らなければアキをこの手で……………私は用意していたバタフライナイフをごみ箱に捨てた。                       半年……。                         長かった……。
                                                 でも…今…目の前に…

    2008-05-01 03:48:00
  • 173:

    気になる

    2008-05-03 17:56:00
  • 174:

    先輩悪者?

    2008-05-04 02:27:00
  • 175:

    名無しさん

    悪者っぽい(゚.゚)

    2008-05-04 10:24:00
  • 176:

    ↑空気読んでサゲようよ。

    2008-05-05 02:31:00
  • 177:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    A、私は興奮を抑えきれずさっそくハコを手にとった。
    B、まだ…手は付けない。独占欲をもったいぶるかのように、ハコに関する資料を手に取った。

    2008-05-05 06:59:00
  • 178:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    ↑先着?名様ですm(._.)m

    2008-05-05 11:03:00
  • 179:

    名無しさん

    じゃあAで??

    2008-05-05 12:02:00
  • 180:

    ガーン(T_T)

    2008-05-05 17:16:00
  • 181:

    ほんまに気になる。待ってます。

    2008-05-06 04:19:00
  • 182:

    5?四方のそれを手の上に乗せてみる。やはり……重い。
    アキは湿気を吸いやすい素材だから、と言っていたけどそれにしては重すぎる。
    問題は空け口……ね。このハコだけですら歴史的価値があるけれど………ポケットからライターをとりだし、火でハコの四方の壁の真ん中をぐるりとゆっくりあぶった。ロウの溶ける匂いがする…やはり!やはりやはりやはり!!!資料の通りだわ!!見えない真ん中のラインからロウが滲み出てきた。ハコの持ち方を上下に変え、ゆっくりと捻る……。
    中には紫の布の包みがあった……………………包みをめくる………………中には…………………………………………………………………『はぁ!?カラ!?』

    2008-05-06 08:46:00
  • 183:

    ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖほぼ独り言です。つーか愚痴です。

    うーん。脱字、誤字多いしモバゲに清書載せようかと思うねんけど…時間の設定とかややこいしな〜。今後の展開の話やけど、夜遊びなら>>ですぐに見れるように出来るけど、モバゲーじゃ戻りにくいしなー。時間タイミングが今回のネックやから、妥協は出来やんし。つーかモバゲに写メあるし?

    選択肢ももうちょい増やしたいな。みんなで作っていく感じにしたいし。
    ていうか>>189はもっとよく書けたはずやのに……せっかく、選択肢選んでくれたのに…見直したら選択文、生かしきれてないやん。本間ごめん。
    今日彼女と別れたせいかな………泣けへん……泣けへんからな!あかん……視界がぼやける。元気でねーわー
    ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ

    2008-05-06 09:43:00
  • 184:

    主大丈夫かぁ?(´Д`)
    恋を忘れるには次の恋だ!

    ちなみに私は個人的にモバゲ苦手です…

    2008-05-06 23:30:00
  • 185:

    主さん頑張って!一番この小説楽しみしてるねん。

    2008-05-08 08:43:00
  • 186:

    ほんま頑張って欲しい。

    2008-05-10 03:36:00
  • 187:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    そ、そそそんなはずはないわ!資料によると資料によると資料によると!!!くっ!!
    膝が落ち、悔し涙が滲み出る………中には何も入っていない。ハコの中身は布きれ一枚……落胆なんて言葉じゃ言い表せ無い。世界が無くなるぐらいのショックだ。散々探した洞窟の奥の宝箱は空でしたってオチか…期待した私が馬鹿だった……。

    2008-05-11 11:06:00
  • 188:

    ハコをテーブルに置き、途方もなくカーテンを開ける。夕日が優しく部屋に差し込む…………ふと、背中に視線を感じる。
    ハコの中のひらけた包みに目をやった。紫の布の中が赤く光っている??
    これは………ヘッジ・スカル!

    2008-05-11 11:13:00
  • 189:

    ヘッジスカルって石?

    2008-05-13 19:55:00
  • 190:

    何やろね!主のペースでほんま頑張ってな!

    2008-05-14 17:56:00
  • 191:

    ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ仕事が詰まり、更新が遅れて申し訳ないです。
    目標は一日一回更新なんですが遅れた分は後でまとめてあげます。目指せ、今週中に15更新!!
    実在する古代ミステリー、UMA、怪奇日食とか深く関わってくるので調べて見ると一層楽しめると思います(+_+)
    ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ

    2008-05-15 05:06:00
  • 192:

    興味ないしおもんない

    2008-05-15 11:08:00
  • 193:

    200?
    UMAも関係してくるんですか??楽しみ?

    2008-05-16 03:46:00
  • 194:

    主待ってるで!

    2008-05-16 05:21:00
  • 195:

    主〜忙しいん?sageます。

    2008-05-18 19:00:00
  • 196:

    sage

    2008-05-20 01:13:00
  • 197:

    あげたい…

    2008-05-20 05:50:00
  • 198:

    訂正
    ○ヘッジス・スカル
    ×ヘッジ・スカル
    今からあげます

    2008-05-21 03:19:00
  • 199:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    さぁ!!私に!超古代先進文明の全貌を明らかにして!!
    私は水晶ドクロを夕日にかざした………………………………………………………………………………………………いくらなんでもさすがにそれはオカルトすぎよね…。ドラ○ンボールみたいな漫画の世界じゃあるまいし。
    ドクロを金庫にしまい、浮かれ気分で箱を元に戻す作業に入ろうとした。

    2008-05-21 03:56:00
  • 200:

    PARCO

    箱の接着面をあぶり直していると視界の端が少しぼやけた。みるみるうちにぼやは視界全体を覆った。煙りが目に入ったんだと思い、目薬を探した。
    『ふっふふ〜クールな目薬〜』鼻唄混じりで目薬を挿し鏡で目を確認………いやーーっ!!!

    2008-05-21 04:07:00
  • 201:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    …………目………………………………………………………………………………………………………………わたしの………………………………………………………………………………………目が…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………。

    2008-05-21 04:11:00
  • 202:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    >>120            怪奇日食当日0:00      解剖室            『じいさん、この死体どうするよ?』             『しばらく様子見じゃな。他の死体も見にぁならんからのぉ』  『まだあんのか?俺は知らんな。管轄外か…』         『部下が一見したんじゃが、見直して欲しいそうじゃ』     『じいさん指名ってことはまた変死体か……』         というと、じいさんは奥から違う死体を引っ張り出してきた。足がでている。肌は白い…爪にうっすらと光沢が見える。      『女か?』

    2008-05-21 05:15:00
  • 203:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    『そうじゃ』         じいさんが布を取り、顔を覗きこんだ。            『うっ』           いくら死体が見慣れているとはいえ思わず息がつまった。眼球が無い…             『死因は眼球・視神経・前頭葉、損傷、あるいは損失によるショック死。臓器解剖は問題なしだそうじゃ……』          じいさんが資料を読みながら専門道具をカチャカチャ漁っている。『美人が台なしじゃわいな』 
    『まるでドクロだな。他殺か?』『いや、現場の争った形跡も他の外傷も無いらしいんじゃ。死亡推定時刻と視神経のダメージに2〜3時間の誤差があるらしい。警察の調書によると友達と別れてからすぐ眼球がなくなり、2〜3時間後悲鳴が聞こえて死亡だそうじゃ』              『つーことはよー、目が無いまま2〜3時間生きれたって事か?普通は気絶して死ぬよな……』  『普通はな。しかし、この嬢ちゃんは眼球が無くなってから2〜3時間は生きていたそうじゃ。隣の部屋にいた、他の医者達が物音や独り言を聞いていたそうな』

    2008-05-21 05:37:00
  • 204:

    主待ってたょ?

    2008-05-21 11:12:00
  • 205:

    『目が無くなってるのにか?じいさん、いいかげん頭痛くなってきたぜ。今日は目の前で意味不明なこと言って自分の体切り刻んで死んだ奴と、歳をとる死体の次は、目が無くなったのに歩き回った女だと?ドラッグのせいにも出来ねーじゃねーかよ』
    『それを調べるのがお前さん達の仕事じゃろう』
    『けっ!俺は署に戻るぜ。じいさんまた何かあったら連絡くれよな!』

    2008-05-21 14:11:00
  • 206:

    おもろい・ω・
    続き気になる

    2008-05-22 07:24:00
  • 207:

    17日18時
    >>176 【開花】

    2008-05-22 11:42:00
  • 208:

    あげたいがsageる

    2008-05-24 18:47:00
  • 209:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    ↑ありがと笑

    2008-05-25 03:25:00
  • 210:

    主さん好きや?
    応援してる

    2008-05-26 19:48:00
  • 211:

    今回もあげたいがsageる。

    2008-05-27 03:23:00
  • 212:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    もうすぐ実家に着く。
    本当の事話してくれるかな……。優しくて何でも話しを聞いてくれた。けど、小さい頃からママの話題だけは執拗に避け続けてきたおばあちゃん。隠されると逆にもっと知りたくなり、二十歳の時にママの情報をしつこく聞いて大喧嘩して以来だから五年ぶりくらいかぁ…。何だか照れ臭くなってきた。料金のメーターに目をやる。
    今2600円だから3000円くらいか、バックから財布を取り小銭を確認する……100円が6枚に500円が1枚…50円が1枚…あっ500円がもう1…『お客さん……』
    『はい!?』急に話し掛けられたから小銭を何枚数えたかわからなくなった。全く…。

    2008-05-27 12:00:00
  • 213:

    あぁ気になる…

    2008-05-28 10:43:00
  • 214:

    『……なんとなく迷ってるかなぁって思って…』
    『タイミングが良すぎる気がしたんだが……そうかい』
    御影先輩がよく『あなたの表情を読む力は卓越してるわ』って言ってたけど、今回は顔も見てないし一体…『お客さん、着いたよ』

    2008-05-29 00:33:00
  • 215:











    『止めてよー!返してー!』子供がおもちゃの取り合いをしている。『とってみろよ!弱虫!』
    『ふふ…大丈夫よ。すぐによくなって返ってくるわ』
    『だーれが返すもんか!返して欲しかったら…いてっ!』
    『こーらー。お兄ちゃんなんだから優しくてあげなさい』
    『ちぇっ、ほらよ』
    『あっ!腕の部分直してくれたんだ!兄ちゃんありがとう!』
    『へっ』
    『仲がいいんだか悪いんだかクスクス』
    『さぁ、晩御飯食べるわよ!テーブル片付けてちょうだい』
    『はーい』
    『はいはい』
    『ふふ…』

    2008-05-29 06:14:00
  • 216:

                                                      17:00                                   運転手にお釣りをもらいタクシーを出た。こんなに家おっきかったっけ?かなり古風な、いかにもな日本の家だ。地主らしく部屋数も結構ある。かすかに檜木の懐かしい匂いが漂う。        『ふぅー』一呼吸置き……………………ピンポーン…………………………………………………………………………………ピンポーン…………………………………………いないのかな?鍵は持ってきてないし……どうしよう…。玄関の引き戸が少し開いてる?…相変わらず無用心だな。そぉーっと中に入ると、玄関は五年前と変わらず殺伐としていた。          『おばあちゃーん!……………………』返事はない。廊下を抜け1番広い居間から捜す事にした。 『おばあちゃん何処ー!』
    『おばあ………』
    『アキ………座りなさい』広い居間に、おばあちゃんが目をつぶって正座している。それも正装で…。              『久しぶり…何…してるの?』
    『いいから座りなさい』えもいえぬ緊張感が漂っている…。

    2008-05-29 13:33:00
  • 217:

    はっきり言ってsageたない、

    2008-05-30 03:16:00
  • 218:

    ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ↑笑☆あげすぎると荒されるかなって思ってサゲ進行にしたんですが、もう任せます笑
    皆コメントありがとう(^_^)仕事一段落したんで今週はペースあげて書き込みます。
    ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ

    2008-05-30 03:29:00
  • 219:

    家出の事やっぱり怒ってるのかな。今はそんな場合じゃないのに…。気迫負けし、祖母の対面にちょこんと座った。適当に聞いて母の事を切り出さないと。
    『アキ……独り暮らしはどう?仕事はうまくいってる?』
    最初の態度を見て怒られると思ったけど、やっぱり優しい人だな。『うん。何とか頑張ってる。ギリギリだけどね』
    『たまにテレビやラジオであなたの頑張ってる姿を拝見していました。立派になったね』

    2008-05-30 15:29:00
  • 220:

    『ありがとう。それにえっと……家出してごめんなさい…』
    『いいのよ…私も悪かったから』五年ぶりに祖母の笑顔を見た。
    『思い出話もしたいんだけど、今日は急ぎの用事があってきたの!』
    『………あなたが今日ここに来る事はわかっていました。あなたのお母さんから引き取る前から…』はっ??えっ??訳わかんなすぎ……もう頭痛い。

    2008-05-30 15:32:00
  • 221:

    主sageたいゆうからsageる。

    2008-05-31 04:44:00
  • 222:

    頭が本当に痛い……知恵熱かな………。
    『アキ、落ち着いて聞きなさい…………あの人が……………………許して…………アキ?……ア…』

    2008-06-01 14:38:00
  • 223:

                                                     FIRST CONTACT
                                                    怪奇日食当日00:00

    2008-06-01 14:50:00
  • 224:

    >>214頭いたあ………え!!何処!?おばあちゃんは!?もう嫌……半ベソになりながらも状況を整理した。建物の中?台の上に布をかけた物が置いてある。1つ…2つ……3つ。ボードに何か書いてある…病気や臓器の名前かな??変な工具もあるし……もしかして手術室!?何でこんな場所に…。『小僧が何か嗅ぎ回ってるようじゃが…』誰!?急に声がしたので物影に隠れた。向こうで誰かが電話をしてる……。
    『…気にする事はない…………………ああ………そうじゃ…………うむ………ではそちらに任せるぞぃ…またな』
    じいさんはおもむろに立ち上がると、いびつに曲がったペンチを手に取りそれぞれの布を1枚ずつめくっていった。何?このじいさんは…お医者さん?……えええっ!!頭をあんなもので!?死んじゃうじゃない!!っていうか………もう死んでるんじゃない?……………………もしかして…………………ここは解剖室!?

    2008-06-01 15:18:00
  • 225:

    待ってる

    2008-06-02 05:11:00
  • 226:

    ドンドン!!ドンドン!!
    誰かがドアを叩いている。
    『じいさん!!開けてくれよ!ちょっとこっちに来てくれ!無視すんなよじじい!』
    『やれやれ小僧は人使いが荒いのぉ……今行くからちょっと待っとれ!』じいさんは作業を中断し、コートを羽織ると部屋から出て行った。廊下の話し声が少しずつ遠退いていく。今ならばれずに脱出出来るチャンスかも!!辺りの気配に気を使いつつドアを目指す。なるべく死体は見ないように、見ないように……ヒッ!頭蓋骨を取り出し脳が丸見えの男の死体と目が合った。嫌っ最悪!!何でこんな目に合わなきゃならないのよ!!うぅぅ。

    2008-06-03 21:41:00
  • 227:

    ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ鬼塚ちひらの眩暈、流星群聞いたら感動して泣いてしまった(:_;)
    5分の歌に俺は2時間分の映画を見た。
    病んでる?いいえ。これは昔からです。
    気持ちを分かち合える恋がしたい。
    ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ

    2008-06-03 21:48:00
  • 228:

    主どうしたん?なんでも聞くよ。

    2008-06-04 03:49:00
  • 229:

    主、ほんま楽しみしてるから。この小説大好き。

    2008-06-04 03:52:00
  • 230:

    青年?のように見えたが顔面の打撲が激しく老けたようにも見える。その横の死体も男だった。切開の後?切り傷が凄い……えっ?…………この二人どこかで………………………………………………………………記憶が駒送りのようにフラッシュバックする……………………………………………………………………ちょっと待って……………………………………………………………………………………>>30違う!……………………………………………………………………………………………………………………>>95これでもない!……………………他に!…………他に必ずあるはず!………………………………………………………………………>>226…。

    2008-06-04 08:06:00
  • 231:

    名無しさん

    アゲ??スマセン?

    2008-06-04 18:44:00
  • 232:

    きになーる

    2008-06-04 19:21:00
  • 233:

    主頑張ってなあ

    2008-06-05 19:00:00
  • 234:

    ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ>>240俺の事好きって言って欲しかった笑m(__)m
    ちょっとストップします
    ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ

    2008-06-07 02:25:00
  • 235:
    240

    えぇっ?!主、何かあったの?!ショック(T_T)…気長に待ってるわな…(T_T)

    2008-06-07 09:54:00
  • 236:

    主お願い、最後まで書いて。

    2008-06-09 04:12:00
  • 237:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ好きな人から不倫の相談されました笑……………マジ泣。
    ЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖЖ

    2008-06-10 02:14:00
  • 238:

    名無しさん

    主 頑張って?
    女は星の数ほど…

    2008-06-10 05:10:00
  • 239:

    それはキツい(T_T)。主ファイト!!

    2008-06-10 20:05:00
  • 240:

    名無しさん

    頑張れ主?

    2008-06-11 03:29:00
  • 241:

    そうだ。女は星の数ほどいるから大丈夫だ!

    2008-06-11 16:51:00
  • 242:

    ***************どんだけいい奴らやねん!電車男みたいやん!見ず知らずの俺に…………本当ありがとう(:_;)愛してはいけない人を愛してた自分に腹がたって……。見る目なかったと言う事ですね
    気持ち落ち着いてきたらまた書きだしますm(__)m***************

    2008-06-12 03:47:00
  • 243:

    主が好きな人沢山おる思うよ!頑張ってね!

    2008-06-12 10:24:00
  • 244:

    saga

    主?あたしなんて好きな人が自分の親友を好きなんだぞ?好きな人には結局遊ばれただけだったんだ?主も気持ち落ち着くまでゆっくりしてくださいね?

    2008-06-12 10:33:00
  • 245:

    255いい人。だけどsageしてね。

    2008-06-12 20:38:00
  • 246:

    主〜ちょっとやそっとじゃ元気ならんか?(p_;)\(^^ )待ってるからなあ。

    2008-06-17 19:54:00
  • 247:

    ※※※※※※※※※※※※※※※彼女と別れたり、携帯のデータが飛んでしまいアイデアやメモのデータが無くなったり、本当はやめようと………m(__)m違う板で名前変えてふらふらしてましたm(__)mけど、常連の>>257さん(なでなでThanks!出来れば名前付けて欲しいです)や、皆の励ましのコメントを読み返してみてまた頑張ろうと思いました。>>255さんも大変みたいですね。名前欄の{saga}みて元気になれました笑っ。お互い頑張ろう!今日の夜から書き始めます。初めての自分の作品をやり遂げてみせます。素人の長期に渡る駄文をご愛読宜しくお願いしますm(__)m※※※※※※※※※※

    2008-06-18 07:33:00
  • 248:

    ※※※※※※※※※※※※※※※重要!!
    坂月→皆既日食当日18日8:05に死亡。ですが、アキ編では坂月は予定より早く死んでます。新米刑事の発言から分かる通り、前日の23:30前に解剖室にいます。これはそれぞれの世界が単独している為です。
    ノブ→皆既日食前日17日8〜9時に死亡〜??〜23:30解剖室。アキ編のTVのニュースでは行方不明と言われてますね。
    御影→皆既日食前日17日7〜8時に死亡。→00:00解剖室
    わかりにくくて申し訳ないです。ですが、それだけこの小説を作りこんでいるって納得していただけたら幸いです。モバゲーにも編集しなおして近々載せていく予定です。
    皆の不可解な死に方も皆既日食も、全てはアキが解決してくれる…………はず※※※※※※※※※

    2008-06-18 08:18:00
  • 249:

    キター(^o^)/主お帰りなさい(ToT)

    2008-06-18 17:15:00
  • 250:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    枷が外れ記憶が流れこんでくる。まだ断片的だけれど私は思い出した。ノブ君に…坂月君…。
    それにあの孤児院を……。

    FIRST CONTACT 完。

    2008-06-18 22:52:00
  • 251:

    可愛い主ちゃん頑張ってね!辛い事これからもあるよ。乗り越えていってね!私は主が大好き!

    2008-06-19 04:15:00
  • 252:

    ぬっしー元気?
    人生山あり谷あり(・∀・)

    2008-06-21 04:31:00
  • 253:

    ※※※※※※※※※※※※※※※完全復活!!>>262あなたは1番の怪奇ファンですね☆いつもお世話になってますm(__)mありがとう>>263おかげさまで元気になれましたo(^-^)o
    仕事も一段落したし、また資料集めから入っていきます。遅れた分は必ず巻き返しますm(__)m
    ※※※※※※※※※※※※※※※

    2008-06-21 11:32:00
  • 254:



        深層(真相)

    2008-06-21 11:40:00
  • 255:

    御影先輩の言ってた表情を読む力。タクシーの運転手の心を読む力。すなわちこれは一つの未来を読む力。時間の流れを、過去も。
    けど、未来は簡単な事で変わってしまう。本人の意としない所でも……。世界の端の他人のため息でさえ世界を180度変えてしまう事もある。
    でも変わらない未来もある。絶対的な世界の摂理やルール。それに………重なりあった強い意思も。今は一つの未来の中…。

    2008-06-21 12:12:00
  • 256:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    これは変えられる未来なの?それとも絶対的な未来?
    皆既日食も、母の事も私にはまだ思い出せない。
    坂月さん…………教えて。私に力を貸して。傷だらけの額にそっと手を触れ、私は目を閉じた…………。

    2008-06-21 12:29:00
  • 257:

    ふぁるこ◆ykK1Oe9LjQ

                                                                                                                                                                                                                                                                                   …………。

    2008-06-21 12:32:00
  • 258:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    …ちっ。化け物に掴まれた腕が痺れてきやがった。
    玄関のドアに背をもたれ俺は煙草に火を付けた。壁の一枚向こうでは得体も知れぬ声がわめき散らしている。化け物でも死者の弔いすんのかよ…。
    しかし、どうっすかな。ベランダから飛び降りる…訳には行かないよな。外には化け物の大群……。『ふぅー…………あぁ?』
    煙草を支えている指が透けていた。

    2008-06-21 12:50:00
  • 259:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

    ……そういうことかよ!!
    化け物に触られた奴は仲間になるって事かっ!!B級映画も真っ青だな!身体は化け物に取り込まれても、魂は渡さねー!俺の死に際は俺が決めてやる!
    ドン!ドン!
    背中からドアを壊す音が伝わる。強行突破かっ!俺は包丁を握りリビングに移動……指の液状化は手首まで達している。クソ野郎がっ!

    2008-06-21 13:02:00
  • 260:

    右手を切り落とせば液状化の進行は止まるのか!?右腕のヒジを切り落としそうとするが、力が入らず思うようにいかない。何より自己防衛が痛さと、恐怖を倍増させる。
    『はぁはぁ!化け物共きやがったな!死んでもお前等の好きにはさせねー!ちっちかよるんじゃねー!』俺は包丁を四方に振り回した。

    2008-06-21 13:12:00
  • 261:

    >>51-52
    『なんて……馬鹿な事を…』
    何て言ってるかわかんねーよ…。血が目に……世界が朱に染まる……なんだこいつら…朱色の世界じゃ……警官…みたいな恰好……じゃねーかよ……。警察……………に…んげん?……じゃあ……俺が最初に……殺した……化け物は……………由美?
    『ひゅ………ひゅー………ひゅ…………』クソッタレが……。

    2008-06-21 13:41:00
  • 262:

    PARCO◆ykK1Oe9LjQ

                                                                                                                                                                                                                                     ………。

    2008-06-21 13:44:00
  • 263:

    完結みたいようなみたくないような…(;_;)

    2008-06-22 19:24:00
  • 264:

    読みたいような読みたくないようなでしたf^_^;

    2008-06-22 19:25:00
  • 265:

    やっぱり気になる。。。

    2008-06-25 19:20:00
  • 266:

    まみさんちょっとウザイ

    2008-06-27 05:55:00
  • 267:

    坂月さん………………。
    欲しい情報は見えなかったけど、この不可解な症状…やはり怪奇日食のせいなのね。
    のぶ君の指先がビクッと動いた。死んでなお、死後硬直を使って私に伝えたい事があるのね……。
    のぶ君…聞かせて………あなたの記憶を。

    2008-06-27 15:30:00
  • 268:

    のぶ君の震えてる指先にそっと触れた。                                                                                                                                                                                                                              ………。

    2008-06-27 15:40:00
  • 269:

    m(_ _)m

    2008-06-28 18:01:00
  • 270:

    名無しさん

    書かんの?

    2008-06-30 16:40:00
  • 271:

    ラストまで一気に書くんで気長に待ってて下さいm(._.)m来々週辺りにはいけそうです。

    2008-06-30 21:29:00
  • 272:

    今日見つけて一気に読んだ。主サンすごい才能ですね。すぐ映画とかにできそう。主サンの繊細さと緻密さに惚れました。頑張って下さい。

    2008-07-01 23:26:00
  • 273:

    主〜元気なん?書かなくていいから元気なんか知りたい。

    2008-07-05 05:14:00
  • 274:

    元気です。総合でだらだらしてます。この話、結構時間かかるねんで。まだ一部も終わって無いし、仕事ADやからメッチャハードやし〜。でもとりあえず、一部は終わらせなね〜

    2008-07-06 02:05:00
  • 275:

    ちょっと本格的にやっていいかな?読み返して見て、はしょりすぎた感がすごいある。例えば坂月の所は本当はもっと話しが深いねん。
    企画から考えていく側やからやっぱり妥協はできへん。
    つーわけでとりあえず休止!再開予定は完成次第

    2008-07-06 02:21:00
  • 276:

    名無しさん

    もぉえぇって。待つの疲れたわ。さようなら。

    2008-07-09 06:14:00
  • 277:

    私もなんか…しんどい。主今までありがとう。バイバイ〜

    2008-07-10 15:29:00
  • 278:

    名無しさん

    主がやりたいようにやったらいいんちゃう?グダグダ考えてるうちに読者は離れていくと思うけど。
    失恋したから書けないとか仕事がADやから忙しくて書く暇がないとかそんなん読者は知らんやん。週末には書くって言って書かんかったり、練り直すから完成まで休止!って…
    削除依頼出しといていいですか?

    2008-07-11 04:47:00
  • 279:

    名無しさん

    削除していいやろ。てか主めっちゃ上から目線やん。

    2008-07-11 14:00:00
  • 280:

    >>289>>290嫌なら読まないで下さいm(__)m
    誰も見てなくても再開して続きを書く予定です。

    2008-07-11 22:48:00
  • 281:

    名無しさん

    頑張って?楽しみに待っとくわ?

    2008-07-12 11:24:00
  • 282:

    名無しさん

    削除依頼出したいねんけど理由何て書いたらいい?

    2008-07-13 03:14:00
  • 283:

    名無しさん

    適当な主やからでいいんちゃう?主に切望

    2008-07-13 04:04:00
  • 284:

    ふぁるこ◆KING/re36I

    管理人へ
    待ってる人もいるんで、
    削除しないで下さいm(__)m

    2008-07-13 04:35:00
  • 285:

    名無しさん

    待ってる人なんておらんやろ

    2008-07-15 02:50:00
  • 286:

    名無しさん

    はい?います?

    2008-07-15 05:12:00
  • 287:

    ふぁるこ◆KING/re36I

    (*´0)ゞファァ~~
    続き書こうっと

    2008-12-24 05:49:00
  • 288:

    ふぁるこ◆KING/re36I

    >>279からの続き
    、、、ん?まだか。と言うより【また】の方が合ってるか。これで何度目だ。22?23?もう数えきれない。俺はもう諦め半分だ。死の輪廻から助かる術が見つからない。もう嫌だ。もう……………………ドン。道路であの音がなる。
    まだ悪夢は終わらない。

    2008-12-24 06:35:00
  • 289:
    2009-02-03 15:08:00
  • 290:
    2009-02-03 15:37:00
  • 291:

    ◆KING/re36I

    『……ア……キ………アキッ…………しっかり……アキ』
    うーん…頭が痛…あっ!見つかった!?……………え?おばあちゃん?……解剖室に居たはずなのに…夢だったのかしら…懐かしい友人が居た気もするし……あれ?
    『おばあちゃん…泣いてるの?』『アキ…ごめんなさい……ごめんなさい…』
    いつも強気なおばあちゃんがうなだれ、泣いてる姿をこの時初めて見た。謝らないでいいよ?って言うか何に謝ってるんだろう…。

    2009-05-01 07:43:00
  • 292:

    名無しさん

    しおり?

    2009-05-23 12:59:00
  • 293:

    名無しさん

    話は練ってはるよね。うん。素敵!
    でも文才がないのが悲しいよね。どんまい主さん!でも完璧な人ならこんなとこで書いてないもん☆応援してます!

    2009-05-28 00:27:00
  • 294:

    名無しさん

    ちょ↑笑

    2009-07-21 07:29:00
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