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?勝つのはどっち??
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1:
理紗
風嬢の理紗とキャバ嬢の沙耶。1人の男を巡って、今日も壮絶なバトルを繰り広げる。??
2006-01-04 01:32:00 -
238:
理沙
名無しさん?おおきに?
2006-02-22 23:23:00 -
239:
理沙
『おはよぉ。店長いてる??』「あ、はい。事務所の方に…。今面接してるんですけど。」『そう。ありがと。でもすぐ報告したい事あるから行って来るわ。』夕方、理沙は店長に話があって事務所へ向かった。『失礼しまぁ〜す。店長おはようございますぅ。…えっ!?』「ハッ!!理沙さん。おはようございます★」『円香…ちゃん??』「はいっ★」「理沙知り合いか??」『知り合いも何も…。あたし店長に『うちの店で働きたい言うてる子がおる』って言いに来たんですけど…。』「この子か??」『そうっ!!円香ちゃんいつ電話したん??』「今朝ですっ★すぐにでも働きたいってお願いしたら今日さっそく面接してくれて。」ナイス店長!!さすが「西の伊集院光」!!顔だけやけど★「何でこんな可愛い子早よ紹介してくれんかったんやぁ〜。」いやいやアンタの好きなタイプちゃうやん。アンタの好きな女優、松嶋菜々子と黒木瞳やん??どっちか言うたらデキる女タイプやん!!何をおっしゃいますやら。
2006-02-22 23:46:00 -
240:
理沙
━一ヶ月目締日━ 『陸、あのボトルくださいな。』「ん??どれ??」『あっこに一つだけ置いてる一際キンピカしたやつ。綺麗やから3つぐらい置いときたいねん。在庫ある??』「理沙さん見る目ありますねぇ〜。アレめっちゃ綺麗でしょ??1500万するレアモンやねん。」「でもアレ沙耶さんも…。」「お前しばくぞ!!…はははっ。在庫確かめてすぐ持って来ますねぇ〜。」沙耶もあれに手ぇ付けたか。。ケラケラ笑いながらアホな子を演じ心で舌打ちした。あたしも最低やな…。酒の名前なんて覚えてない。勝負する為にただ卸すだけの酒なんて、覚える意味もない。。
2006-02-23 00:42:00 -
241:
理沙
『陸ありがと。またね。』「うん!!また明日なぁ★」タクに揺られジェーンの家へ向かう。『陸も…変わってきたなぁ。。』いつしか陸は「ありがとう。」という言葉を使わなくなっていた。金に目がくらみ、当たり前の事さえ分からなくなったんだろうか…。。理沙はだんだん陸に対して何の感情も持たなくなった。もう好きじゃない。興味もない。どうでもいい存在…。 ピリリリッ!!「受信・陸 今日はほんまビックリしたわ。明日もまじ頼むでっ!!絶対沙耶に勝ってな。」『…。』 ピピピピッ…「一件削除しました。」
2006-02-23 00:53:00 -
242:
陸
『こいつも所詮他のホストと一緒か。。お陰で目ぇ醒めたわ。』「何か言いました??」『??いや、独り言ですよ。そこの信号左折した所で結構です。』ローソンに寄ってジェーンの好きなカラアゲ君と2リットル緑茶買うとマンションまで歩き合鍵を刺す。最近家にいるのがしんどくて、こうしてよくジェーンの家へ行くようになった。葵は実家やし円香は寮。ジェーンの家が一番落ち着く。。洋楽のCDもレゲエのCDもあるしDVDいっぱいあるしぃ??ワラ。視聴料一回500円とられるけど、とにかく落ち着く。下着一丁になってソファーに腰かけ、何となく昨日見てたDVDをもう一回観てた。 『もう5時半か。ジェーン遅いなぁ。まだ飲んでんかなぁ??』チャラララ〜ン♪『あ、代表や。』『はぁい??』「理沙!!今どこおる??」『ジェーン家やけど??』「丁度良かった!!ジェーン暴れてるから止めに来てくれ!!」『はっ!?何で暴れてんの!?』「また後で話すから!!早よ来て!!」『分かった。すぐ行くわ。』勝手にジェーンの愛車を乗り回しまたあの街へ戻る。こんなときに限って信号赤続き。おまけに原付引きそうになる始末…。何か嫌な予感がした。
2006-02-23 01:33:00 -
243:
理沙
『遅くなってごめん!!ジェーンは!?』「一応裏連れてったんやけど…まだ暴れてるわ。」「%%#♀♂サヤ*&@@ッッ!!」「もう分かったから落ち着いて下さいよォ…。」…沙耶??『ジェーン!?どないしたん??』「リサ??…リサ!!サヤが!!」『とにかく家帰ろ。』「アイツしばく!!」『やめとき。しばいて何になんの。いいから帰るで。』龍と達也が暴れまわるジェーンを担いで無理矢理店から出した。『営業終わってからでいいから事情聞かして。ジェーンからも聞くけど、今感情的になってるからうまく説明できひんと思う。』「分かった。ほんまごめんな…。」理沙はジェーンの飲み代を払いながらそんな話をしていた。ジェーンの会計、セットとドリンク2杯のみ。酒強いジェーンはこんなけでは絶対酔わない。
2006-02-23 02:03:00 -
244:
理沙
?今日はココマデ?
2006-02-23 02:04:00 -
245:
ナナミ?
ナナたん登場??ワラ?これカラも頑張って下さぃ??
2006-02-23 02:09:00 -
246:
名無しさん
アゲ
2006-02-24 01:21:00 -
252:
理沙
ナナミ?タン?254さん?名無しさん?ありがとう?
2006-02-25 00:19:00 -
253:
理沙
『沙耶…来たんや。』「うん。理沙おると思って嫌がらせしに来たみたいやな。そんですぐジェーン飲みに来て…この有り様や。」『沙耶は??』「すぐ帰った。」理沙はすぐ店内を見渡した。ジェーンがいた席の斜め右の席にピンクの羽とパーラメントが落ちてる。それを見てすぐに代表を睨んだ。『この店の配置やったら、お互い気付かんようにできたんちゃうの??何でそうせんかったん。』「ごめん…。」『はぁ…。とにかく、落ち着いたら連絡する。』まだ怒りの治まらないジェーンを後部座席に乗せて車を走らせる。なぜかすごくイライラする…。
2006-02-25 01:16:00 -
254:
理沙
ようやく家に着き、気持ちを落ち着かせるためにクラシックをかけてお香を焚き紅茶を入れた。ビバ★癒しルーム!!ジェーンは雰囲気とかすごい気にするからね。。『ジェーン何があったん??ゆっくりでいいから説明して??』「沙耶に、風俗嬢ってバカにされた。わざわざ日本来て風俗してキモイって。日本人のアッコ好きなだけちゃうんって。ワタシ沙耶にそんな事言われたくない。本物のマイコさん、なりたいん。だからしてる。」「ワタシの悪口だけなら我慢できる。理沙の悪口言ったからキレたん。沙耶だって風俗してた。ワタシ達の気持ち、分かるはず。なのに何であんな事言うの??何であんなに悪い人なった??沙耶はワタシ達の事、嫌いになった??ワタシ沙耶の事好き。いい子に戻ってほしい。。」ジェーンの悲しそうな顔を見て理沙は息詰まった。
2006-02-25 01:54:00 -
255:
理沙
『もう…仕方ないんよ。痛い目遭って反省させるしかないねん。。』「リサ、ヒトツ聞きたい事ある。」『…何??』「何で友達同士として話しない??」『えっ。。』「リサなら、何でいきなりワタシ達の事嫌いになったか聞けるはず。何でそうしない??」『向こうが避けてるから…。』「ソレ言い訳!!避けてるのはリサの方ね。」『あたしが…??』「そう。話すキッカケいっぱいあるのに、リサいつも沙耶に逢わないように逃げてる。」ジェーンの言う通りだ。あたしは沙耶に言われた「風俗嬢やから。」って言葉をずっと根に持って、無理矢理『沙耶なんかもう友達じゃない。』と思い込んでた。それ以外に別の理由があったもしれない。「風俗嬢やから。」そう言うしかなかったのかもしれない。それなのに、その一言を真に受けて壁を作ったのはあたしだった。
2006-02-25 02:21:00 -
256:
理沙
『そう…やんな。。』明日、沙耶と話してみよう。今でもあたし達の事、心底嫌ってないんなら話してくれるかもしれない。『あたし明日沙耶と話…、寝てるやん。』考え込んでるうちに怒り疲れて寝てしまったんやろ。ジェーンをベッドに運んでまたDVDを付けた。 ピンポーン♪『あっ。代表ちゃうか。』「お疲れ。ジェーンの機嫌治った??」『一応ね。今さっき寝た所。』「かなり体力消耗したもんなぁ。」『そうさしたん誰やねん!!』「すんません。」『ジェーンから大体聞いたわぁ。風嬢ってバカにしたらしいなぁ。相変わらず人の気持ち考えへんねんな。』「う〜ん、まぁ、それだけじゃないんやけど…。」『他にも何か言うたん??』「バカでっかい声で理沙とジェーンの秘密言いよった。」「理沙が愛人契約してる事。月いくら貰ってとか…。ジェーンは彼氏の事やな。モデルと交際6年目って…。今サイト見たらもうそのネタ書かれてたわ。サイトで理沙らの潰しするつもりちゃうか。」
2006-02-26 03:50:00 -
257:
理沙
『サイトぐらい別にいいよ。勝手にやらしといたらいいねん。そのうち自分に返って来るって。愛人契約だって、今となっちゃお互い様やん??ジェーンのだって、ただのヒガミとしか思われへんしな。』「あ、思い出した!!その事やねんけど、恋が本格的に沙耶潰しにかかったで。アイツかなりのヤリ手やし、愛人契約切れるのも時間の問題やな。」ほんまに嫌ってたんやぁ…。『そうなん。分かった。恋ちゃんにここまでしてもらったら悪いなぁ。陸の事片付いたら龍入れてダブル同伴でもしよか。そのときは会計あたしにつけといて。』「…理沙えらいシビアやなぁ。」『そんなことないけど。』「そっか…。」「そういやぁ、もう一ヶ月切ってんなぁ〜。おもしろくなんのはこれからか。」『そうやね。。まぁボチボチ頑張りまっさ★』「まだ陸のこと好きなんか??」『ううん。全然っ!!むしろ嫌いやわぁ。ほんまは席にもついてほしくないし。』「可愛い理沙ちゃん見れたんほんの一瞬やったなぁ〜。」『はぁ??うっさい!!ワラ。ジェーン起きるしとっとと帰っておくれやす!!』「朝メシぐらい作ってやぁ〜。きんぴら作って★」『んなモンできるかっ!!嫁に作ってもらえや!!ワラ。』こ
2006-02-26 04:36:00 -
258:
削除削除されますた
あぼ~ん -
260:
理沙
名無しさん?おおきに?
2006-02-26 22:33:00 -
261:
理沙
「あ…当たり前やん。アレまみれの風嬢なんかツレにおって同類と思われたら気ぃ悪いしな。毎日オッサンのアレ舐め回してる奴らなんか女としてゲスレベルやん??どんなけいい子でも風嬢は風嬢やん。沙耶はそれに気付いただけ。今までお情けで相手したっててんからありがたく思ってほしいモンやわぁ。」「そんな話してくるってことはぁ、今になって負け認めるってゆう事やんなぁ。体売っても所詮沙耶には勝たれへんねやろ。あはははっ!!」『勘違いせんといてな。アンタがどんな方法でそんな大金手に入れてんのか知らんけど、どうせキレイな金じゃないんやろ。今のうちに楽しい夢見せてもらいや★』「それお互い様な。まぁせいぜいもがき苦しんでっ♪」『ありがと。』
2006-02-26 23:05:00 -
262:
あい
アゲ?続き楽しみ?
2006-02-27 09:33:00 -
263:
理沙
あいタン?ありがとっ?そろそろクライマックス突入よ?
2006-02-28 01:06:00 -
264:
理沙
お互い『「フフンッ」』と鼻で笑って挑発し合う。「なぁんか胸クソ悪いしスードンおろすわぁ。」「ありやぁ〜す!!」シャンパンコールがジャンジャカ鳴り響いた。ホスト達が吐きそうになるのを無理矢理飲ませる沙耶。その表情ときたら…。『白雪姫の魔女』じゃないの。目ぇすわっちゃって…。今度、近所の幼稚園招待するわ。学芸会でタンポポ組『ヘンゼルとグレーテル』するらしいからっ★「理沙さん、ますます差つけられますよ??ほっといていいんですか??」『アレで喜んでるみたいやから今だけでも楽しましたり。』「でも…。」『いいのっ。そのうち分かるやろうから★さてとォ!!そろそろおいとまするわぁ。』
2006-02-28 01:22:00 -
265:
あい
めちゃ楽しみ?頑張ってね?
2006-02-28 01:23:00 -
266:
理沙
『もしもし??龍口座の理沙ですけど。あ、呼ばなくていいです。今から一人で行きたいんですけど席空いてますか??…はい。じゃあ10分くらいで着くと龍に伝えて下さい。失礼します。』時刻はもうすぐ5時。どこも忙しくなる時間帯。陸の店を出てすぐ、龍の仕事の邪魔しないように店に電話した。葵たちがいないときはだいたいこんな感じ。「いらっしゃい★」『龍っ!!忙しいんやから出て来んでいいのにぃ〜。』「理沙は俺のオカン的存在やから特別やのっ!!客もなぜか理沙やったら文句言わんし。」『そ…そうなん??それって怖がられてんちゃうの??』「ちゃうちゃう。客もちゃんと分かってくれてんねん。恋ちゃんって子知ってるやんな??飲みに来てんでっ★相席にしといた♪」『ありがとぉ!!龍ほんま成長したなぁ★おかぁちゃん嬉しいわぁ。』「理沙泣かんといてやぁ。俺まで泣いてまうやん。」『ははっ★はいはいっ。』「理〜沙さぁ〜んっ!!おひさしぶりですぅ〜!!」ビップルームにいたお人形さん恋が理沙に気付いて大きく手を振り駆け寄って来る。理沙はすかさずぬいぐるみみたいな恋をダッコした。。だってちっこいし可愛いし、ほんまにぬいぐ
2006-02-28 01:46:00 -
267:
削除削除されますた
あぼ~ん -
268:
理沙
「あのねっ!!理沙さんに報告したい事いっぱいあるんですよっ★ささっ、狭い店ですけど多分ゴキブリ系いないんでゆっくりしてって下さい★」「お前が言う事かい。」「うっさい!!今は恋がしゃしゃるとこやねんから黙って。」「…はいはい。」『恋ちゃん酔うてんの??』「はいぃ!!祝い酒ですからねぇ〜っ★」「あのねっ★ゴニョゴニョゴニョ…でゴニョゴニョ…なんですっ★」『…??(。д゚)??』「つまり恋が言いたいのは、沙耶のパパ二匹潰したったって事っ。」『…うそぉっ!?』「ほんまっ!!あっ、本当ですっ★恋頑張ったでしょ??まだ完全に潰した訳じゃないんですけど多分一週間くらいには潰れるんちゃいますかね??」『どんな手使ったん…。』「それは企業秘密です★」恋恐るべし…。敵に回さなくて良かったぁ…。。
2006-02-28 02:04:00 -
269:
名無しさん
もぅすぐクライマックス〜?!なんか寂しいなぁ☆バリこの話楽しいから好きやわ♪頑張ってな☆
2006-02-28 02:06:00 -
270:
理沙
「さっき陸の店行って来たんでしょ??沙耶どんな感じでした??」『相変わらずやったわぁ。』「ふぅん。それが何日続くかしらねぇ。」「理沙さんだいぶイライラしてるでしょ??ルイ飲めたら飲んで下さい★調子乗って卸したけど恋こういう系全く飲めないんでっ。」『あ、ありがと。』 それ以来、恋とこうして飲む機会が多くなった。恋の口から沙耶の動きが事細かくポンポン入って来る。それでも沙耶があんな勝ち気でいられるのは何故なんだろう。 月日が過ぎるのはとても早く、あっという間に決戦日がやってきた。。
2006-02-28 02:26:00 -
271:
理沙
?少し休憩?
あいタン?マメにチェックしてくれてありがとう?276タン?そろそろですよぉ?最後まで楽しんでもらえるように頑張るねっ?2006-02-28 02:30:00 -
272:
山っこ
私も読ωでるよ?おもろぃから、大しゅき???
2006-02-28 02:49:00 -
273:
理沙
山っこタン?おおきにっ?気合い入れて更新します?
2006-02-28 04:20:00 -
274:
ララ?
め+ニおもろい?
早く次見+ニい?2006-02-28 04:31:00 -
275:
理沙
ララ?タン?ありがと?
2006-02-28 04:36:00 -
276:
理沙
「リサ!!いってらっさい。」「絶対勝って来んねんでっ!!負けたら知らんからなぁ!!」『おうっ★行って来るぜぃ!!』葵とジェーンに店前まで見送ってもらい、バッグを握り締めて店のドア前に立った。『大丈夫…。大丈夫やから…。』呪文みたいに何度も唱え、そっとドアを開けた。「いらっしゃいませぇい!!」『うん。』陸のBDなだけあって店は大盛況。理沙たちの戦いを見に来た子もチラホラいるらしく…。見せモンじゃねえぞゴルアァ!!腹で怒り顔で笑う。「おっそいなぁ。アンタ来んからもうルイ卸してもたわぁ。あははっ★」『あ、そう。。まぁよろしくね。』「えらい自信なさげな返事ですこと。負け認めるんなら今やでぇ??」『ううん。そんな事せえへんよ。』隣同士、火花を散らせながら勝負開始のゴングが鳴った。
2006-02-28 05:03:00 -
277:
理沙
「リシャ3本!!」『リシャール2本。』「おもんないなぁ〜。テンション上げてこか。ゴールド5本!!コール有りでぇ!!」『なぁみんなお腹空いてない??コレでフルーツ盛り合わせお願いねっ★あっ!!もうすぐマノアールからケーキ届くと思う。めっちゃ美味しいし食べなもったいないからみんなで分けて??それでも食べながら楽しもやぁっ♪』「アホちゃう??そんなんしたかて陸の売り上げに入らんし。ゴールド追加ぁ!!」『カクテル飲みたくなってきたなぁ。ヨギーパインください。』「アンタほんまナメてんの!?」『いんや。舐めてもおいしくないし。』「そういう所ほんっまムカツクわぁ!!スードン7本!!」沙耶は頭に血が登って気付いてない。あたしにとってヨギーパインが勇気をくれる飲み物だという事が…。そしてこのヨギーパイン一杯で、どれ程の効果があるのか…。
2006-02-28 05:29:00 -
278:
理沙
この店には代表が大事に隠し持ってる秘密の酒がある事をあたしは知ってる…。酒に詳しいこの店の代表が、あの手この手使って手に入れた酒。さぁいくらで売るだろう。。時刻は7時を少し回った所。沙耶はこれでもかという程シャンパンを卸し続けている。最初あんなにゴールドだのスードンだの言ってた沙耶が、いつのまにかクリュグまで値段を下げて来ていた。そろそろ限界が近付いて来たのかも。。「ドンペリ!!」『カフェパライチ。』「アンタもう限界なんやろ。このへんでギブすればぁ??」『閉店までの勝負やろ??約束は守らなぁ。』「アホやなぁ。もうすでに決着ついてるやん。どう挽回すんの??」『さぁ??どうしよっかな。』『代表っ!!あたしワイン飲みたいんやけど、赤でめっちゃ濃厚で…。そうやなぁ。ちょうど代表が産まれた年くらいのオススメのワインない??』「やっぱり赤ならラブジャッジやわ!!って…。えっ!?」『あるやんな??』「いやっ、でもアレはっ!!」『あるんやんなぁ??』「ある事はあるけど売り物じゃないんで…。」『いくらで売る??』「いや、だから売り物じゃっ!!」『銀座にこの種類ワイン置いてる所知ってるよ。全種類買ったら…億はくだらんよね?
2006-02-28 06:06:00 -
279:
削除削除されますた
あぼ~ん -
280:
あい
(*o>ω<o)ハマリすぎてマス?頑張ってね?最後まで応援してるから?
2006-02-28 07:32:00 -
286:
理沙
あいタン?常連さんなってくれてありがと?名無しさんアンカー多いね?さて、そろそろ完結といきましょうかっ?
2006-02-28 22:58:00 -
287:
理沙
銀座のワイン専門店コピーした紙をピラピラさせて誘惑した。『こういうときって、店から特別サービス!!とか欲しいよねぇ〜。』「う〜ん…。」『それに三億出すわ。』「えっ!?」「…まぢ??」『三億でそのワイン買います。まだ足らん??』カラカラカラ…ヂャリンッ!!「…ええいっ!!持ってけ泥棒!!」「お前セコイねん!!じゃあ沙耶三億五千万出す!!」沙耶が焦って名乗り出る。…かかったな沙耶っ!!『なぁ沙耶。この世の中には二つの買い物の仕方があるって知ってる??』「はぁ!?」『一つは現金・カード。もう一つは…ツケ。。沙耶、ずっと未収なんやろ。もう辞めとき。』
2006-02-28 23:47:00 -
288:
名無しさん
めっちゃおもろい!続き気になって寝れましぇん(`Д´)ノ
2006-02-28 23:49:00 -
289:
理沙
「な…っ!!」『半月前に愛人契約破棄なったんやろ??金なくなってもオイシイ思いしてきた分後に引かれへんようになって見栄だけが残って、自分でもう止められへんねやろ??』『アンタはもう…病気や。。』「…っ!!お前探り入れたやろ!!」『探りもお互い様じゃない??円香脅してまで探ったんはそっちやん。』「もしかしてあのオッサンらも…。」『そう。あたしやで。アンタ鬼竜組と絡んだらしいな。引き離すの手こづったわ。アンタほんま命知らずやなぁ。』ほんまは恋が鬼竜組の親戚やっただけやけどっ★『未収は払ってからやっと『使った』になるんやんな??どう考えたって沙耶の負けや。諦め…。』
2006-03-01 00:03:00 -
290:
理沙
よっしゃ!!あたし完璧やん★ 最後のとどめを刺してタバコに火をつけワインが注がれていくのをボンヤリ眺めた。すると…。「納得…いかへん。」ガクンと肩を落とした沙耶が、目に涙をいっぱい溜めてつぶやいた。『まだ何かするつもり??』「…」『何か言いや。』「何でいつも理沙ばっかりいい思いすんの??沙耶がどれだけ頑張ったって誰も誉めてくれへんのは何で??理沙には許されて沙耶は許されへんのは何で??納得いかへん…。沙耶は一体何なん!?なぁっ!!教えてや!!」
2006-03-01 00:24:00 -
291:
理沙
「所詮金なんやろ??なぁっ!!お前らみんな沙耶の事金としか思ってへんねやろ!?だから沙耶がアホ程金使っても当たり前なんやろ!?それやったらこいつも同じように金として見ろや!!こいつも金やねんから誉めたりすんなや!!体売ってる汚い風嬢なんかに感謝すんなや!!」 沙耶がやっと胸の内を吐き出した。沙耶はただ、一人の女の子として見てほしかっただけなんや。普段は「他人の事なんて関係ない。自分は自分」って口癖のように言ってたけど、本当は人と比較されるのが嫌だったんだ…。そして誰よりも「可愛がられたい。愛されたい」という欲望が大きかったんだ…。。
2006-03-01 00:37:00 -
292:
☆☆ ◆1XTggopdao
最初からずっと楽しんで読ませてもらってました☆レスは初めてですけど(>__
2006-03-01 00:49:00 -
293:
ララ?
頑張れ〜??
2006-03-01 01:27:00 -
297:
理沙
294タン?☆☆タン?ララ?タン?名無しさん?レスおおきにっ?昨日また更新中に寝てしまった?完結さしたかったのに?
2006-03-02 02:53:00 -
298:
理沙
「どうせアンタも沙耶の事引き立て役としか思って無かったんやろ??沙耶が今までどんな気持ちやったと思ってるん!?散々振り回したあげく『あたしみんなから可愛がられてますよぉ〜。』って毎回見せ付けられたらどんな気する!?気ぃ悪いんちゃうの!?そんなんをアンタは平気な顔してやってきてんねん!!アンタ最低やわ!!」『…』「沙耶はアンタの事一生許さんから。陸、バイバイ。」 ヒールの音をカツカツ響かせて沙耶が去っていく。。理沙はその後ろ姿を見ながら心の中で『ごめん…。』と言い続けるしかなかった。
2006-03-02 03:10:00 -
299:
理沙
『チェック…お願いします。あと、沙耶の未収も…あたしが肩代わりします。』 魔法のカードを取り出し会計を済ませる。━こんなの…もう、ただのプラスチック板や。━ 急いで外へ出たが、もう沙耶の姿はない。『こんな勝負、全然意味なかったやん…。』どこへ行く訳でもなく、ただひたすらこの繁華街をうろついてた。同じ道を行ったり来たり…。周りの雑音も一切耳に届かない。目の前に映るネオンが全部同じに見えて、どうしようもない悲しさだけが理沙を襲う。
2006-03-02 03:22:00 -
300:
理沙
「あっ!!理沙久しぶりやなぁ★タコ買いに来てくれたんかぁ??」『姉…??』元気のない顔を横に向けると、たこ焼き屋の姉さんが椅子に座って笑っていた。『そっか。ココ姉の…。』「そうやっ。今タコ焼けたばっかやで。おまけしたるわな★いつものやな??」『今日はいい…。』「えらい元気ないなぁ。どうしたん??」近くにあった椅子に腰かけ、姉さんに事情を説明した。『あたしは沙耶にいろんな所見せてあげたかっただけやねん。あたしをもっと知ってほしかっただけ。でもあたし…ずっと気付かず酷い事してた。。沙耶の気持ちも分かってあげれずに…。』「それは確かにアカン事やなぁ。自分をアピールするのとエゴ押し付けるのとは意味が違うからな。」「アンタの頑張り次第で沙耶は絶対帰って来るわ。アンタがほんまに大事やと思うんやったら納得いくまでやってみ。それでアカンかってもやるだけの事はやってんから諦めや。」『何をしたらいいん??』「それはアンタが一番よう分かってるはずや。」『そっか…。』「タコ食べるか??姉のタコは元気出るでっ★」『姉商売上手やなぁ〜。じゃあ、いつものちょうだいっ♪』
2006-03-02 04:18:00