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MESSENGER
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1:
◆p49SjSsAGY
フィクションで作成しています。
2009-10-07 05:04:00 -
5:
◆p49SjSsAGY
ブーン。携帯が枕元で振動した。見なくても相手が誰だか予想はできたから見ない。面倒くさいんだよね、休みの朝からのろけ話しを二時間くらい聞かされるのは。 振動を続ける携帯を開く事無く、寝返りをうち携帯に背を向けた。しばらく振動を続けた携帯はピタリと止まると、昔から壁にかかってある時計の秒針音が聞こえた。
2009-10-07 05:22:00 -
6:
◆p49SjSsAGY
もう一度眠りつこうとしたが、カーテンの隙間から零れる強い日差しが顔にかかり、布団をかぶったが結局眠れずじまいで起きる事にした。 眉間にシワを寄せながら壁時計を見るとまだ朝6時過ぎ。枕元に置いたままの携帯を手に取って開き、着信を確認した。こんな朝っぱらに電話してくるなんて珍しいな…まぁ今から寝るのかそんなだろう。飲みにでもいったんだろな。
電話の相手は学生時代からの友人。
上杉 愛。だった。2009-10-07 06:06:00 -
7:
◆p49SjSsAGY
仕事の日でももう30分は寝てるのに、ほんといい迷惑だよな。まぁ昔からのろけ話しはよく聞かされたし、コロコロ男が変わるからまぁそれはそれで飽きなかったんだけど、こんな時間にかけてくるなよ。
外から蝉の声が聞こえた。カーテンを開いて窓を全開にしてエアコンを止める。今日も暑くなりそうだ。2009-10-07 06:10:00 -
8:
◆p49SjSsAGY
「おはよう」一階のリビングに顔を出すと、母が珍しく起きていた。「おはよう。休みやのに早いね。父さんゴルフ?」テレビの前にあるソファーに腰をかける。「さっき嬉しそうな顔しながら接待は辛いって出かけたわ(笑)」母はダイニングテーブルの椅子に座り紅茶を一口飲んだ。
2009-10-07 06:14:00 -
9:
◆p49SjSsAGY
「接待という名のなんちゃらやね(笑)」私が話すと母は苦笑い。「まぁ家でゴロゴロされるよりはいいわね…というか華は休日出勤なの?」母の問いかけは私がこの時間に起きている事に向けられた。休みは昼前まで寝ているからだろう。 「…今日は休みなんだけど…ほら、愛のいつもの電話」それを聞き母は何度かうなずいた。 「愛ちゃんは華と違って彼氏が絶えないからね。いいじゃないの話しくらい聞いたげなさい?でも、こんな時間にかけてくるなんて愛ちゃん早起きだわね」
2009-10-07 11:03:00 -
10:
◆p49SjSsAGY
愛とは住んでる場所が学校があった駅からは真逆で、学生時代何度か家にやってきたくらいだが、愛は人見知りしないし愛想が良いので母はやたら愛を気に入った。
愛が今のエステで働きだして一年にもならないうちに店長になったのもなんとなく理解ができた。
それに比べて私
田中 華。は
彼氏もいなければ仕事は駅前にある本屋のアルバイト。いい加減ちゃんとした職につかなければ一生後悔しそうだ。2009-10-07 11:07:00 -
11:
◆p49SjSsAGY
兄は先月結婚したばかりでしかもあと半年で子供が生まれる。
開けっ放しだった窓を閉めて冷房をつけた。ベッドに寝転び携帯を開き、特に目的もないのに操作した。別に眠くないし、かと言って予定もないし…何しよう。開いたままの携帯を胸の上に置いて、何をするわけでもなくぼぉっと天井を見ていた。2009-10-07 12:10:00 -
12:
◆p49SjSsAGY
夏だというのに彼氏もいない…出会いがないんだよね…今のバイト先に同じ年の男がいるけど…無理だ。飲み会にはたまに友達から誘われるけど、いまいち先に繋がらずでかれこれ一年半くらい彼氏がいないよな… このまま出会いがなく秋になって冬がきたら…今年も淋しくクリスマス?年明けカウントダウンは家で?…
2009-10-07 13:34:00 -
13:
◆p49SjSsAGY
がばっと起き上がって服を着替えて一階の洗面所で顔を洗う。
予定がないまま家にいたって時間の無駄だ。とにかく、出かけよう…車でちょっと遠出してみよう…給料はいったばかりだし…うん。そうしよう!鏡に映った水に濡れた自分の顔を眺めた。 今日はメイクをばっちりしてお洒落して出かけてみよう。2009-10-07 13:37:00 -
14:
◆p49SjSsAGY
支度をしてリビングに顔を出した。母は朝食を食べながら新聞にはさまってある広告を広げている。
「ちょっと出かけてくる」時間はまだ八時過ぎだっただけに母は驚いていた。「どこ行くの?」「ちょっとでかけてくる…夕食には帰るから…ってかパートナでもするの?」母が見ていたのが求人広告だと気付き問い掛ける。2009-10-07 15:15:00