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∞ぽん酢∞
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1:
あたしの名前は御浜めい。友達には、マメって呼ばれたり呼ばれなかったり。昭和五十年後半に産声を上げてはや二十年は過ぎました。そんなの私の今までのお話。始まり始まり*。'・゚;*。・。
2005-12-12 17:01:00 -
100:
『なぁ、会いたいねんか。今どこ?行くわ』
そんな無理矢理で強引な所は変わっていなかった。
『え、ごめん。あたし今付き合ってるひとが…』
『どこ?』
『いや、だから…』2005-12-17 00:46:00 -
101:
『無理無理。』
『あたしが無理ですから』
----同い年の隆介にはない気迫と威圧感に操られそうになり下唇をキュッッと噛み締める。
『最後やったら最後でいいねんか。ケジメ位つけさしてや。謝りたいねん』
煙草の煙と一緒にため息が初春の空に舞う。2005-12-17 00:50:00 -
102:
『ほんまに最後やで』
まるでそれは自分に言い聞かすように豆は呟いた。
ニットコートに財布と携帯だけ握りしめ梅田の指定された喫茶店へ向かう。
少し震える手を何度も繰り返しきつく握り、乗り込んだタクシーから見える景色はどれもまともに視界には写らなかった。2005-12-17 00:56:00 -
104:
『まぁ、座りや』
『……あ、ミルクティあったかいので。』
注文を告げるとコウタの前に静かに座った。
------これから始まる出来事なんて予想すらしないで。。。2005-12-17 01:01:00 -
105:
今日はここまで?
>>82-106書きました??
名無しサマ?ヒャク獲得ありがとうございます??解りやすい区切りで嬉しいデス?よかったら読んでくださいね??2005-12-17 01:03:00 -
107:
?しずチャン?嬉しィィ??ありがとう??そんな覗ぃてくれてるんゃ????ちなみに感想スレが有るからそっちにヵキコくれたら嬉しぃです?本当ありがとう?
2005-12-17 10:31:00 -
108:
『お前ちょっと肉ついたね。幸せ太り?』
懐かしい、ちょっと皮肉めいた鋭い笑顔でコウタは豆を覗き込む。
湯気をくゆらせるティーカップに手を添えると、ピリピリと温かさが指を伝う。
『……あの、あた…』
『俺やっぱお前が居てな無理なんやん。』2005-12-17 11:26:00 -
109:
『*゚Д゚)!!?いや、最後ってゆうたや…』
『無理。ってかお前には俺しかいてへんやろ』
----また笑う。鋭い目に吸い込まれてしまいそうになる。頭に血が回らない。クラクラと何かが飛び出しそうになる。
『いや、無理…』
『無理ちゃうし。』2005-12-17 11:30:00 -
110:
不敵な笑みが体を縛る。
『部屋借りに行こっか。』
『は*゚Д゚)!!?』
『一緒に暮らすやろ。俺もこのへんに部屋借りな仕事出来んしや。』
『いや(*゚Д゚)ノ無理!!』2005-12-17 11:33:00 -
111:
ガタンッッ!!!
『無理やから!!かっかかかかかか彼氏おるから!!しかも幸せやから!!!バイバイ!!』
勢いよく立ち上がると千円をテーブルに叩きつけ走り出す。
店を出る時、うっすらと笑うコウタを見たが、すぐに目をそらし走る。2005-12-17 11:39:00 -
112:
タクシーに乗り込むと、来る時とは違った【震え】が身を巡った。
来る時よりもはっきりとした、【震え】を感じた。
家に着くのが異様に早く感じた2005-12-17 11:45:00 -
113:
『おかえりィィ(。゚∀゚。)』
『…ただいま』
『えらい遠くまで煙草買いに行ってたね』
『*゚Д゚)!!あ、うん。散歩してた。』
『ほぉ。いいね(。・v・。)』2005-12-17 11:48:00 -
114:
それからは、何もなかった様に毎日を過ごしていた。
コウタからの着信は拒否。
友達伝いにまたホストをしていると聞いたが、そんな事どーでもよかった。
大切な隆介をなにより大切にしたかった。2005-12-17 11:52:00 -
116:
ぁずき
しぉり?
2005-12-17 16:42:00 -
118:
豆は当時、
喫茶店アルバイト。
そう、
【特売インスタントコーヒーをこだわりと自負する店】
アルバイトとしてコツコツ働いていた。2005-12-17 23:34:00 -
121:
『……コウタ。』
『小さい店やなぁ。』
カウンターの豆の目の前に腰掛けると煙草をジャケットから取り出して置く。
静かに、大きなアーモンドの形をした切れ長目に捕われて動けない。
流した水は勢いよく豆の手を流れて行く。2005-12-17 23:44:00 -
122:
『ちょっ…何で…』
『何が?』
笑う顔は鋭く冷たい。
『こんな所まで…何でですか!?帰っ…』
次の瞬間。コウタはグッとカウンターから腕を引っ張る。2005-12-17 23:48:00 -
123:
『逃げんなや。』
掴まれた腕の手先からは冷たい水がカウンターに一滴、また一滴としたたり落ちる。
『離し…ッッ』
『離さんし』
また笑う。掴まれたまま動けなくなっても、水は無情にもしたたり落ちる。2005-12-17 23:50:00 -
124:
『ちょっッッ…と!!!痛いッッ!!離して!!』
我に返るとすぐに、キッと睨みつけ、グッと引き返そうと必死でもがく。
『ははッッ。そーそー、その顔。その顔かなり好き。』
掴む力は強くなり、次第に腕に鈍い痛みが、生暖かいコウタの手の温度と共に伝わってくる。2005-12-17 23:56:00 -
126:
『当たり前やろ!!はよ離…』
『いや。』
『ッッ!!!は!?』
『離したらまた逃げるんやろ。やし嫌。』
その言葉に反応して、ふとコウタに目を向けると、鋭い目は一瞬弱々しく淋しそうに見えた。2005-12-18 00:02:00 -
127:
『………離して』
『嫌。』
『…ッッ、こんなん、絶対間違えてるわ。コウタこーゆうやり方しか出来ひんの?コウ…』
『そーや。俺はこんなやり方しか知らんで?』
睨み逢ったまま、静かな店内は時計の秒針の音が、蛇口から流れる水と不協和音を奏でる。2005-12-18 00:10:00 -
132:
長い沈黙が続く。
『とりま、逃げんなよ。』
----パッと離されると、鬱血直前だった豆の腕は途端に血が巡る。
睨んだままの豆を見てコウタは笑って店を出て行った。2005-12-18 13:13:00 -
134:
『メイ〜(。゚∀゚。)仕事行ってきますよ〜!!!』
----その日は家で煮っころがしを作っていた。
『あ、いってら(´・∀・)ノ』2005-12-18 13:21:00 -
135:
『淋しいか(。´v`。)ノなぁなぁ淋しいかっ☆』
『うんうん淋しいな。いってらっしゃい』
*+*グツグツグツグツ*+*+*
煮っころがしが醤油の匂いを立ち込める。
『お前さん(`Д´*)!!ほんまに淋しいか!!?』2005-12-18 13:23:00 -
136:
『やかましい。はよ行け』
『アン(。´∧`。)ノ』
『いってらっしゃいってば。また夜遊び叩かれんよ』
『ブゥ(`ε´*)ほな行ってきますゥゥ!!!』
『今日も頑張って☆』2005-12-18 13:26:00 -
137:
隆介が出て行った部屋は煮っころがしの匂い。
『あたし天才。いつか道場六三郎を越えるな。うんまじで旨い(。゚∀゚。)ヒャ』
*+*+*ぶつぶつと一人喋り。
♪♪♪リンコロ♪♪リンコロ♪♪2005-12-18 13:52:00 -
140:
『…何』
『寒いって!!!開けて』
『…!!?』
『男出てったしええやん。あー寒!!ってかまたホストと付き合ってんのお前。ハハハ』2005-12-18 13:59:00 -
142:
『ちょっ…と、コウタ……何やっ…て』
『開けてって』
。。。コンコンコンコン!!
『まじでやめてや。あんた気狂ってんちゃうん。帰って』
『寒いから開けて?』2005-12-18 14:03:00 -
143:
『嫌。帰って。』
『ふーん。ほな朝また来よか?男どんな顔すんやろな』
『*゚Д゚)!!』
『お前に会いたいだけやねん。開けて。』
『………ッッ。』2005-12-18 14:05:00 -
144:
カチャ。。。
『あー寒かったァァ!!あ、なんか作ってんのー?醤油の匂い』
『入れへんし。』
----ドアから身を入れようとするコウタの腕を掴む。
『寒いって!!』2005-12-18 14:07:00 -
145:
『話しなら外できくから。出てや』
『入るってば』
『嫌ってゆーてんねん』
『いやー』
『やめてッッって!!!それ以上入んな』2005-12-18 14:18:00 -
147:
『なんでなん。あたしら終わってんで?もうやめよや…』
『嫌や。お前やないと俺無理やねん。なぁ?わかってやメイ。お願いやって』
『無理。今の男はあたしにとってほんまに大切やねん。ごめんな?でもな、ほんっま無理。わかって』
『……わかった…』2005-12-18 14:23:00 -
148:
その瞬間コウタの顔は豆の顔に重なろうと近付く。
『!!!?ッッ!!ちょっ!!』
振り払った途端、コウタは笑い出す。
『お前が嫌でも何してでも俺んとこ連れ戻すし』2005-12-18 14:26:00 -
149:
コウタの力は強くてさすがに太刀打ちできない。
玄関で押し倒され、冷たい腕がロンTに入ってくる
『嫌ッッ!!!やー!!!』
『嫌でもいい。俺の事キライでもいい。でも俺はお前しか無理やねん。』
背中をまさぐる手はブラのホックに気がつく。2005-12-18 14:32:00 -
150:
『や!!!オイ!!ちょっと待ってや!!!ちょっ…』
コウタの荒々しく熱い吐息が耳にかかる。
---ホックが弾かれた瞬間。
豆の頭でも何かか弾かれた。2005-12-18 14:35:00 -
151:
*+*ゴスッッ!!!
鈍い音と共にコウタが倒れて覆いかぶさる。
『っ痛ッッ…!!』
コウタから抜け出し起き上がると、豆はホックを止める。
『……。』2005-12-18 14:37:00 -
152:
*+*合気道は師範並である。
豆だって身の危険を察知すりゃ男一人位、お手のもの☆
ただ、コウタに対しては豆は、【トラウマ】めいたものが有った。なにより情も有ったので、手は出したくなかった。
でもホックが弾かれた瞬間、豆の頭は真っ白に。2005-12-18 14:43:00 -
154:
ぁずき
ぉひさですねー姉さん??育児が大変なもんで??また見にきまぁす??
2005-12-18 21:14:00 -
158:
『出てけ』
『………。』
----黙ってコウタは家を出て行った。
『…………。(*゚Д゚)ハァァァァびびった…。危うい危うい。』2005-12-19 10:39:00 -
159:
朝、愛おしい隆介は煮っころがしを食べるながら
『今日ピィちゃん来てな、旦那さんとやっとこさ仲直り出来てんて(。゚∀゚。)』
なんて嬉しそうに語るとスヤスヤと眠りに落ちていった。
*+*+*これ以上なにもありませんように。強く願った。2005-12-19 10:43:00 -
160:
---気がつくと寝ていた。
『(*゙Д゙)隆ちゃん?ォハョ。先起きたんや珍しい』
よっこらしょっと体を起こし、こんがらがった髪をてぐしでがさつに整える。
『ん。おはよ☆』2005-12-19 10:46:00 -
161:
『?隆チャン、不機嫌か?』
『え。ちゃうちゃう、考え事してた』
『何?』
『なんもナィー』
『気になる木(。´v`。)』2005-12-19 10:48:00 -
162:
隆介は見るからにおかしい態度で、
もしかしてコウタの事がバレたのかと不安になったが、
携帯にも履歴はないし、
昨夜も家には入れていないし大丈夫だろうと、
解釈し、隆介の朝ごはんを作り始めた。2005-12-19 10:52:00 -
163:
『行ってきます(。・v・。)』
『いってらっしゃい☆』
*+*+*パタンッッ。。。。
何事もなく送り出し、ソファでもたげながらテレビをぼんやりと眺めていた。2005-12-19 10:54:00 -
164:
突如。。。
ガンガンガンガンガンッッガンガンガンガンガンッッ!!!
物凄い勢いでドアを叩く音が響く。鳴り止まずにドアは金切り声に近い不快で奇妙な音を響かせ続ける。2005-12-19 10:57:00 -
165:
コウタであることに間違いなかった。
恐怖感が体を震わせる。
隆介が出て行ったのを見計らっての行為だろう。
震えながら携帯を手に取る。
───────────────────────────────────────────────────────────ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンッッ!!!2005-12-19 11:00:00 -
166:
手先は冷たくなっていて、妙な脂汗がボタンを押そうとする指の邪魔をする。
『怖いって!!何やあいつは!!落ち着け自分ッッ!!隆チャン隆チャン…ドコや隆介(`Д´*)』
----カコカコと携帯画面にかじりつく。
『汗がッッ(*●Д●)!!隆チャン助けでぇぇ!!ビェー(。┰ж┰)』
恐怖が頂点に達した途端、涙が、わんさか溢れ出す。2005-12-19 11:08:00 -
167:
ガンガンガンガンガンガンガンガンガン…ガッ!!!
『*゚Д゚)!!?』
………………………………………………………………………………シ───ン。。。
『*゚Д゚)!!?え?音が…止まっ…た!?』
……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………2005-12-19 11:11:00 -
170:
名無しさん
なんか作文みたいワラ
2005-12-20 00:16:00 -
172:
?作文みたぃですか。下手くそでごめんなさい??でも?読んでくれたんですね??ありがとうございます?頑張るのでまた感想スレにでもヵキコ?して下さいね??
?後で更新します?2005-12-20 12:35:00 -
173:
そっと立ち上がると、玄関まですり足で向かう。
丸い覗き穴に手を添え顔を近づける。
『ん(゚Θ゚・?』
スーツを着た男がスエット姿の人間を掴んでいる。2005-12-20 14:10:00 -
176:
何故か女の子は泣いている。
スーツ姿のコウタが豆に気がつく。
『あ、メイ。』
『え?あの…何…!!?』
『ホラ、あんた。ちゃんと謝りや。』2005-12-20 14:15:00 -
177:
『グスッ。だっ…て…隆ッッ介がっ!!隆介が…』
----隆介(`Д´*)!!?
ますます混乱する。
ドアノブを支える手は、いつの間にか震えが治まっていた。2005-12-20 14:17:00 -
178:
混乱しながらも、ご近所さんへの迷惑になるのではと我に返り二人を部屋に入れる。
『ま、どーぞ。』
何故か茶を振る舞う。
『………』
異様に重々しい沈黙が部屋に充満して行く。2005-12-20 14:21:00 -
179:
『…………あのー…。』
豆は、口火をきってみる。
『グスッグスッ…隆介が、隆介が悪いねん…』
女の子は俯いたまま、綺麗にデコレーションされたキラキラと光る指先で涙を拭う。2005-12-20 14:25:00 -
181:
ドアが開くと、隆介がスーツ姿で部屋に入ってきた。
『ちょっとー!!俺ったら財布忘れ…(゚Θ゚・』
隆介は居間の三人を見て、凝固剤でも食ったかのように瞬時に固まった。
『…え。何』2005-12-20 14:32:00 -
182:
豆は隆介を見て気がつく。
隆介は、豆ではなく、
泣いている女の子に目が釘付けだった。
『………アイリ。』
ボソッッと呟いた声は蚊の鳴く声程小さかったが、静まり返った部屋には充分響いた。2005-12-20 14:36:00 -
183:
『ズッ……隆介…』
*゚Д゚){いやいや、全く意味が理解出来ませんのですが。誰!?この女の子は一体誰ですか!!ちなみにアイリって呼び捨てしちゃうって事はもしや、二股!!?え!!?
これって、修羅場ーーーー!!!?2005-12-20 14:39:00 -
184:
口には出来ずに、頭の中は今まさに膨らみ続けるドリームランド。
この状況、知ってか知らずか、コウタは悠長に煙草に火をつけ一服中。
見つめ合う隆介とアイリ。
この4人、今から始まる熾烈なトライアングル。
そんな事とは露知らず、豆は静かに丸まり茶をすすっていた。2005-12-20 14:45:00 -
186:
『…アイリ、何でここ来たん?俺ら別れたやん』
『ズッ…あたし隆介ッッ、隆介がおらな無理やもッッ…』
*゚Д゚){元カノかよッッ!!2005-12-20 16:53:00 -
187:
『いや、でも別れたやん?確かにいきなりで悪かったヶド、アイリも男と遊んだりしてたし、別れる時も、すんなり別れたやん。気になる奴出来たとかゆーてたやろ?』
『ッッズッ。。でもアイリやっぱり隆介が好きなんやもん』
ボーーーっと二人のやり取りを茶をすすりながら眺める、豆とコウタ。2005-12-20 16:58:00 -
188:
『ってか、メイ、そちらはどなた?』
隆介がため息を吐きながらコウタをちら見する。
『え*゚Д゚)!!あぁ、え?えーっと…んー…』
困る。そりゃそうだ。
『元カレでっす(。´v`。)ノ』なんて軽々言える訳がない。2005-12-20 17:01:00 -
189:
『あ、俺?元カレでっす』
*゚Д゚){おい!!!
『え、元カレ?なんで元カレがおるん?』隆介の顔に困惑の色が浮かび、眉を顰める。2005-12-20 17:03:00 -
190:
『いや…いろいろ有りまして。んー…。』
『てか隆介くんやっけ?元カノ泣いてんねんし元カノと話つけたら?ヨリ戻す?ほな俺メイとヨリ戻すし☆』
ファック!!コラ!!コウタ何言ってんだい!!!}(`Д´*
豆の目は瞳孔が今にも開きます状態。コウタを睨む。2005-12-20 17:07:00 -
191:
『は。メイどーゆー事?』
隆介は今まで見た事ないような顔で豆を見つめる。
『いや、だから、コウタは元カレやヶド、なんてゆーか…』
『好きなんやんか。俺。』2005-12-20 17:09:00 -
192:
コウタの一言で空気が固まった気がした。
『は?ちょっと意味が理解出来ひんねんヶド』
隆介は、強張った顔でコウタを睨みつける。コウタも目をそらさず隆介を見ている。
『理解とかいらんし。つまり隆介くんは、その子と仲直りしたらええやん』
『いやいや、俺はメイと付き合ってるんでー。』2005-12-20 17:14:00 -
193:
20年ほど、男運に恵まれず、モテた事なんて経験これっぽっちもないメイには、
『モテてモテて困っちゃう』
ではなく
『勘弁してくれ』
である。対応力がありません。2005-12-20 17:18:00 -
194:
『じゃあ隆介返してよ』
今度は隆介の元カノ、アイリが豆を睨む。
『嫌。あたしは隆ちゃんしか好きじゃな…』
『でも元カノは隆介くんとヨリ戻したいんやろー?』
*゚Д゚){!!?オイゴルァ!!コウタ!!今あたしめっちゃ隆介に愛かたってたやんか!!掻き消されたやないか!!2005-12-20 17:26:00 -
195:
『いや、あんたに聞いてへんから。』
隆介はコウタを睨み、コウタはアイリを見て、アイリは豆を睨んでいる。
*゚Д゚))))しゅらばって恐い。2005-12-20 17:28:00 -
199:
鳴り響いたのはコウタの電話だった。
『んー、はいはい。ってか面接どーやった今日の2人。あっそーなん。はいはーい。』
。。。ブチッ
『コウタ忙しいんやろ。帰りなされよ。』
豆が呟き放つ。2005-12-21 14:14:00 -
200:
『大丈夫大丈夫』
『遅刻やん』
『俺が規則やし大丈夫。』
『ん(*゚Д゚)?』
『あれ、言ってへんかったっけや。俺店長』2005-12-21 14:15:00