小説掲示板戻れるなら戻りたい…のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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戻れるなら戻りたい…

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  • 1:

    きっと誰でも1度は思った事あるはず。私は今でも思っている…こんなはずじゃなかったと悔やんでも悔やみきれない。皆ゴメンね…

    2005-10-25 18:05:00
  • 2:

    生まれてから不自由な思いなんてした事がなかった。14歳の時パパが急にいなくなった…住む所も私の大事なグランドピアノも。

    2005-10-25 18:08:00
  • 3:

    残ったのは私とママの2人。そして多額の借金。
    「パパはどこに行ったん?」毎日毎日ママに質問しつづけた。

    2005-10-25 18:12:00
  • 4:

    何となく気付いていたけど確認したかった。ママ…ゴメンね。団地に引っ越して私学の中学から公立中学に中途半端な時期に転校したんやもん。

    2005-10-25 23:47:00
  • 5:

    「鈴ゴメン…パパは帰ってこないの。これからは2人で頑張っていくの。わかって?」ママは泣きながら私に言った。そして今まで働いた事のないママが仕事をしだした。

    2005-10-25 23:50:00
  • 6:

    テレビで見た事はあったけど離婚てこういうものなんや…まさか私の家族がそうなるとは予想もしていなかった。ショックというより実感わかなかったのが本音。

    2005-10-25 23:52:00
  • 7:

    パパがいなくても悲しくなかった、寂しくもなかったママがいたから。
    ただ1つだけ…私の大事にしていてパパが買ってくれたグランドピアノがないのが辛かった。

    2005-10-25 23:57:00
  • 8:

    兄弟もいなくてペットもいない私にはピアノしかなかった。パパもママも喜ぶから私は毎日弾いていた。ピアノが好きだったのもあるけど何より喜んでくれるのが嬉しくて弾いていた。

    2005-10-26 00:00:00
  • 9:

    転校した中学には馴染めなかった。男子がいるのが苦痛で仕方なかった。制服もダサくて校舎も汚い。緑色のジャージも嫌だった。

    2005-10-26 00:04:00
  • 10:

    上履きにと赤いマジックで書かれたり体操着にと書かれた。私は顔がハッキリしていたせいで外人扱いをされたりしていた。

    2005-10-26 00:09:00
  • 11:

    私は気にしていなかった。ママや先生に言うほどの事じゃないと思い、余裕そうにしているとクラスの子達は面白くなさそうにし嫌がらせはエスカレートしていった。

    2005-10-26 00:22:00
  • 12:

    始めは落書きや物の紛失ぐらいだったのが、女子が集団で文句を言ってきたり暴力をふるってきた。さすがの私も我慢できなくなった。

    2005-10-26 02:54:00
  • 13:

    名無しさん

    あらしていいの

    2005-10-26 02:56:00
  • 14:

    「満足した?あんたら集団じゃないと何もできひんの?くだらんわ!」リーダー格の女に言ったら切れて「友達おらんくせに余裕面すんな!生意気やねん!」と言い蹴ってきた。

    2005-10-26 02:58:00
  • 15:

    名無しさん

    きいとんかワレ

    2005-10-26 02:59:00
  • 16:

    そして逃げるように消えていった。さすがに廊下で騒いだ事で先生にもバレて私は呼び出しを受けた。でも悔しかったから何もされてないとだけ言い家に帰った。

    2005-10-26 03:01:00
  • 17:

    13、15さん何ですか?

    2005-10-26 03:02:00
  • 18:

    家に着くとママが「いじめられてるの?大丈夫?」心配そうに聞いてきた。担任がママに報告したのだろう…「ただ少しもめただけやから大丈夫」と笑顔で答えた。

    2005-10-26 03:05:00
  • 19:

    名無しさん

    なんか文句あるか?

    2005-10-26 03:07:00
  • 20:

    こんな事平気、ママに心配かけるのだけは耐えれない。友達なんかいなくても何も困らない。学校は勉強しに行く所で友達を作り遊ぶ所なんかじゃない!自分に言い聞かせた。

    2005-10-26 03:08:00
  • 21:

    文句なんてないですよ。

    2005-10-26 03:09:00
  • 22:

    しばらく嫌がらせは続いたけど皆飽きたのか何もしてこなくなり平穏な日々がやってきた。クラスの女子も男子も私の事をと言っていた。

    2005-10-26 03:12:00
  • 23:

    名無しさん

    わかったがんばってな?

    2005-10-26 03:12:00
  • 24:

    23さん、ありがとうございます。

    2005-10-26 03:13:00
  • 25:

    もう3学期も終わる頃クラスの男子が話しかけてきた。
    「若宮さん毎日学校来て偉いね!いじめられても平気やったん?」名前も知らないし話しかけられた事に驚いた。

    2005-10-26 03:16:00
  • 26:

    名無しさん

    いぇいみんな応援したってな!しおり。

    2005-10-26 03:17:00
  • 27:

    「学校は毎日来るもんやん?当たり前の事やん」無愛想に答えたのに彼は「俺、上田一輝よろしく!」とペラペラ喋っていた。変な奴…これが彼に対しての第一印象の感想。

    2005-10-26 03:21:00
  • 28:

    26さん、ありがとうございます!頑張りますね。

    2005-10-26 03:22:00
  • 29:

    彼の笑顔はとても印象的だった。私はこんな風に笑えない…家に帰ってからも頭に焼き付いていた程だった。ママにも感付かれ「鈴ニヤけて良い事あったの?」と聞かれてしまう位だった。

    2005-10-26 03:26:00
  • 30:

    なぜか次の日の朝は気持ち良かった。自分の席に座っていると「おはよう!」と肩をポンとされた。上田君だった!誰かに挨拶なんてされた事なかったから嬉しくて照れてしまった。

    2005-10-26 03:30:00
  • 31:

    誰かに挨拶されるだけで気持ちが楽になった。すごく不思議な感じ…小声でおはようと私も言ったら、皆が騒々したのがわかった。

    2005-10-26 03:42:00
  • 32:

    今まで喋った事がなかった私が言葉を発したからだろう。上田君は休み時間や昼休みには絶対私に喋りにきた。全て他愛もない話だったけど楽しかった。

    2005-10-26 03:45:00
  • 33:

    上田君はいつも笑顔で色々な話をしてくれた。私からは何も話さないのに…上田君がきっかけとなり、他の女子や男子とも喋るようになった。こんな日がくるなんて思ってもなかった。

    2005-10-26 03:49:00
  • 34:

    学校が楽しくなった。ママにも友達ができた事を話すと嬉しそうにしていた。ママはパパの残した借金返済の為、必死に働きながらも私との時間も作ってくれていた。

    2005-10-26 03:52:00
  • 35:

    パパがいた頃は確かに裕福だった。欲しい物だって買ってくれたし豪華な食事もしていた。でも幸せじゃなかった…ママと2人になってから狭い部屋で接する機会が増えて今の方がずっと幸せだと思う。

    2005-10-26 03:57:00
  • 36:

    最初はグランドピアノがなくて辛かったけど、今は音楽室にあるピアノを昼休みに弾くのが楽しみになってるからパパ大丈夫だよ?パパはどんな生活送ってる?

    2005-10-26 04:05:00
  • 37:

    私がピアノを弾くと上田君が喜んでる。まるでパパとママのように…上田君はパパ達と違ってロンバケの瀬名の曲をリクエストするから少し物足りないけどね笑。

    2005-10-26 04:09:00
  • 38:

    卒業式の時、私は学年代表でピアノ伴奏を任された。ママも泣いて喜んでくれたし私も嬉しかった。有終の美を飾った気分だった。やっぱり答辞の時は泣いてしまったけど中学生活楽しかったと胸はって言える。

    2005-10-26 04:13:00
  • 39:

    彼とは1番仲良かったけど彼氏彼女ではなかった。お互い恋愛感情はなかった…と私は卒業式の日まで思っていた。

    2005-10-26 04:19:00
  • 40:

    偶然にも私と上田君は同じクラスだった。おまけに上田君が私の事を[鈴]と名前で呼んでくれるようになった。でも私は恥ずかしくて上田君と呼んでいた。

    2005-10-26 20:02:00
  • 41:

    お互い変わらない距離感。クラスの女子の中で私と1番仲良く、一緒に帰ったりするのに遊びに行った事はなかった。何か物足りなく感じてきてしまった…

    2005-10-26 20:07:00
  • 42:

    名無しさん

    ???????????????頑張って?????????????????

    2005-10-27 00:17:00
  • 43:

    46さんありがとうございます?

    2005-10-27 01:08:00
  • 44:

    何も変わらない日が続いていた頃上田君が「鈴!俺な今日から昼飯一緒に食べられんくなった。ゴメンな」そう言い残し走り去った。この時は何も気にしてなかった。

    2005-10-27 01:12:00
  • 45:

    仕方なく友達と食堂で食べていると上田君が女子と2人で食べているのが見えた。正直驚いた。彼女??まさかね…

    2005-10-27 01:14:00
  • 46:

    放課後になりぼーっとしてると又「ゴメン帰る約束してもてん。ひとりで帰れる?」帰れるよ小さい子じゃないもん…上田君は謝って消えた、昼に食堂で見た女子と一緒に。

    2005-10-27 01:20:00
  • 47:

    急に私に対してよそよそしくなり、ゴメンを連発する上田君。私は彼女じゃないし謝らなくていいのに…しかも彼女ができたなら、そう言えばいいのに…何か変!

    2005-10-27 01:22:00
  • 48:

    そんな訳のわからない日が続き上田君の彼女?に呼ばれた。「若宮さんやっけ?一輝の何な訳?彼女?私は一輝の事好きなんやけど」この子、初対面で質問攻めですか?

    2005-10-27 01:26:00
  • 49:

    「若宮です彼女じゃないです」ハッキリ答えたのに相手は気にいらない顔をして「一輝に手ださんといてや!」 大声出されたから「人に暴力奮ったりした事ないんで」とだけ言っておいた。

    2005-10-27 01:31:00
  • 50:

    まさに言い逃げした私。ん?勘違いして変な事言うたかなぁ?まっいいや。どうせ名前も知らない子だし。

    2005-10-27 01:33:00
  • 51:

    名無しさん

    ????????????

    2005-10-27 02:17:00
  • 52:

    「矢田に何言うたん?アイツお前に敵意むき出しやで笑」あんたのせいでね…上田君!別にと言っておいた。女子の管理はきちんとしてほしい…

    2005-10-27 02:51:00
  • 53:

    「あの子彼女?」ついに聞いてやった!「ちゃうでーひつこいねん付き合ってってアイツ!」上田君モテるのね〜知らなかった。

    2005-10-27 02:55:00
  • 54:

    「でも好きな奴おるって言うたから諦めてくれたわ」ん?上田君に好きな子なんていたの?私も初耳だった。

    2005-10-27 02:58:00
  • 55:

    めんどくさい事は聞かない聞かれたくない主義。そういえば私は上田君に自分の事何も話していない。家族や誕生日など全て。今気付いた。

    2005-10-27 03:01:00
  • 56:

    おまけに出会ってから私から話し掛けた事さえなかった。明日は自分から先に話し掛けよう!となぜか気合いが入った。

    2005-10-27 03:03:00
  • 57:

    そして私の勝負の朝、上田君が来るのを待った。でも第一声に何を言うか考えてなかった…ターゲットを発見し焦って「一輝!」……と言ってしまった私でした。

    2005-10-27 03:08:00
  • 58:

    私も驚いたけど上田いや、一輝の方が驚いていた。「何やねん!いきなり朝から叫ぶなや、お前はおかんか!笑」おかん?何でもいい…恥ずかしかった。

    2005-10-27 03:12:00
  • 59:

    そしてこの日から一輝と呼ぶようになった。周りからは毎日一緒にいるからカップルだと勘違いされていたようだった。

    2005-10-27 03:14:00
  • 60:

    周りにカップルも出来だした頃、食堂でうどんの中にあるメインのきつねを食べようとした私に「何できつねから食うねん!普通うどんからやろ?」変な指摘をしてきた。

    2005-10-27 03:28:00
  • 61:

    「何で?楽しみは最初に食べるんやん」「はぁ?お前末っ子?」いったいどんな関係があるん?一輝言うには長男長女は楽しみを最後にとっとくらしい…

    2005-10-27 03:32:00
  • 62:

    「残念!私は一人っ子のAB型です」少し素性を明かした。「鈴変わってるもんなぁ…どおりで」と一輝はひとりで納得していた。

    2005-10-27 03:37:00
  • 63:

    一輝に聞くと妙な答えが返ってきた「あぁ…お前やん。何で何年も毎日一緒におると思ってるん?」ん?私…?そんなアホな…

    2005-10-27 03:44:00
  • 64:

    今日はここまでにします?ひとりでも読んでくれてる人がいたら嬉しいです?

    2005-10-27 03:45:00
  • 65:

    読んでます??頑張ってくださいッ??

    2005-10-28 15:26:00
  • 66:

    嘘やん…だって遊びに誘われた事もないし、手つないだ事もないのに。「本間に言うてるん?」「じゃぁ鈴は何で俺とおったん?」

    2005-10-30 04:57:00
  • 67:

    考えた事もなかった。「楽しいからちゃうん?」私の答えに「何で楽しいん?俺とおりたいから、おったんやろ?」確かに!

    2005-10-30 05:01:00
  • 68:

    一輝の言うとおり。私は好き嫌いがハッキリしている。嫌いな奴とは話もしない。何で楽しい?と聞かれても…「一輝が好きやからなん?」

    2005-10-30 05:04:00
  • 69:

    「俺のが鈴を長く好きやってんで!じゃぁ付き合お?」う〜ん。こんなトントン話進むもん?「んじゃぁ、よろしく…」こうして彼氏彼女になった。何で今更?

    2005-10-30 05:07:00
  • 70:

    この時付き合ったりせず仲の良い友達でいれば、こんな事にならなかったのに…なんてバカな事をしたんだろう。

    2005-10-30 05:10:00
  • 71:

    お互い初めての彼氏彼女だった。2年の冬の終わりに付き合って3ヵ月でファーストキスをした。キスと同時に初めて手もつないだ笑。純愛だったと思う。

    2005-10-30 05:14:00
  • 72:

    そして処女も捨てないまま3年になった。まわりは、ある程度経験をすましていたけど。一輝は一切気にしていなかった。変な奴…いわゆるホウケイってやつなんかな?と思っていた。

    2005-10-30 05:18:00
  • 73:

    すでに付き合って半年以上経っていた。「一輝、悩みあるんちゃうん?」「何が?そりゃ悩みの1つや2つ誰でもあるやろ」あぁ…やっぱり、そうなんや。

    2005-10-30 05:21:00
  • 74:

    私は確信した。一輝はホウケイだと。この頃は受験シーズンでもあったのに…ホウケイで悩んでいると勝手に勘違いしていた私だったのです。

    2005-10-30 05:24:00
  • 75:

    10月になり私は指定校推薦で大学が決まっていたけど一輝はまだ決まりもせず、焦っていた。しかも推薦もらえず11月に試験する事になっていた。

    2005-10-30 05:27:00
  • 76:

    私が決まっていた為、一輝は余計に焦って八つ当りしてきた「鈴は頭いいからわからんねん!」俺なんか…が口癖になっていた。

    2005-10-30 05:46:00
  • 77:

    そんな一輝を私は励ました。勉強を教えて面接の練習も付き合った。でも受験に落ちて就職試験も断ったり専門学校にも行かないと言いだした。

    2005-10-30 05:49:00
  • 78:

    そんな一輝が心配で私は必死で辞めるように言った。「もう全部遅いねん!お前に何がわかるんや!」とまで言うようになって一輝は変わってしまった…

    2005-10-30 05:55:00
  • 79:

    学校を退学になった一輝の事を皆は勝手な事ばかり言ってるのが悔しかった。皆に一輝に関わるなと口を揃えて言われてたけど、私は一輝が好きだったし見捨てたくなかった。

    2005-10-30 05:57:00
  • 80:

    そうして私は無事卒業した。一輝と一緒に写真撮って笑って泣いて色々あったねなんて言いながら一輝の学ランのボタンをもらいたかった。一輝がいない卒業式を迎えるなんて思ってなかった…

    2005-10-30 06:01:00
  • 81:

    私は皆とは違う涙をひとりで流した。毎日当たり前に一緒に過ごしてたのに何で今になって変わってもたん?私も大学落ちたらよかったん?

    2005-10-30 06:03:00
  • 82:

    一輝は学校退学なってからも私に毎日会いに来てたし電話もしてきていた。でも違ってた…黒髪で短髪の一輝はどこいったん?そんなん一輝ちゃうやん…

    2005-10-30 06:06:00
  • 83:

    茶髪にパーマの一輝もかっこいいけど私は昔の方が好きやった。今まで物なんて買ってくれた事ないくせに、最近は頻繁にくれるよね?嬉しくないんやけど…

    2005-10-30 06:14:00
  • 84:

    私がバイト始めたの気にいらんみたいやね。一輝だってバイトしてるからいいやん?時給800円やからあかんの?「稼げな意味ないやん」一輝の口癖。そう私は頑張っても8万しか稼げないから意味ないんでしょ?

    2005-10-30 06:17:00
  • 85:

    一輝の事悔しいけど好き。昔の一輝を思い出して、今の一輝も好きになるようにする。どんな仕事なんやろ?気になるけど恐くて見れなかった。

    2005-10-30 06:20:00
  • 86:

    大学楽しいけど一輝に聞かれても「まぁまぁ、別に」ですませる私。一輝も自分の世界持ってるから私も私の世界作る。何も教えないのが私の意地だった。

    2005-10-30 06:23:00
  • 87:

    私が大学にいこうと駅に向かう時、一輝は仕事帰り。会う度「しんどい辞めたい」一輝の口癖。「辞めたらいいやん」これ私の口癖。一輝、何回言わせるん?

    2005-10-30 06:27:00
  • 88:

    一輝は一人暮らしをしてから痩せて顔色も悪くなって私は心配だった。「一輝大丈夫?一緒に住んで家事やろか?」「ほな頼むわ、鈴だけやわ俺を心配してくれるの」私って世話焼きなんかな?

    2005-10-30 06:31:00
  • 89:

    ママは一輝の事を昔から気に入ってたから賛成してくれた。私は一輝と一緒にいたかったから同棲する事にした。一輝がバイト辞めろって言うから辞めた。一輝の給料だけで生活できたし。

    2005-10-30 06:34:00
  • 90:

    大学だけは毎日通った。一輝が帰ってきたら私は出発し入れ違いの生活だった。一輝は私の世界に入ってこようとしたのが気にいらなくて喧嘩した。

    2005-10-30 06:36:00
  • 91:

    おまけに私がいない間に友達に話かけて名刺まで渡していたから切れた。「鈴の彼氏かっこいいな!しかもホストなんてすごい」何も知らない友達は一輝を誉めた。私は恥をかいた…

    2005-10-30 06:44:00
  • 92:

    今日はここまでにします?稜さん読んでくれて嬉しいです?ありがとうございますm(__)m

    2005-10-30 06:47:00
  • 93:

    名刺を見てみるととかかれていた。偽名でやってる事を初めて知った。店の番号と名前を一応、携帯に登録しておいた。

    2005-11-01 17:44:00
  • 94:

    そんな時学校の帰りに大丸前を歩いていると声をかけられた「ちょっとゴメンね。今バイトしてる?良かったらうちで働かない?」そう言い名刺を出した綺麗な女の人。

    2005-11-01 17:47:00
  • 95:

    話を聞いているとラウンジのママさんで正直怖かった。強引な人で逃げれなくて喫茶店にまで一緒に行く事になってしまった。

    2005-11-01 17:50:00
  • 96:

    詳しく話を聞いてはみたものの私はお酒も飲んだ事ないし、男の人と喋る機会さえない、おまけにお姉系の服装でもない。はっきり言って無理な話。

    2005-11-01 17:53:00
  • 97:

    「あの…お言葉なんですが私お酒どころか男性とお話する事苦手なんですゴメンなさい」「皆始めはそうよ。お酒も無理に飲まなくていいし」手強い人で困ってしまった。

    2005-11-01 18:12:00
  • 98:

    とりあえず、この場から去りたい。「また働きたいと思ったら、こちらからお電話させていただきますんで、失礼します」そう言い逃げた。はぁ…ややこしいなぁ。

    2005-11-01 18:14:00
  • 99:

    すぐに一輝に電話して、さっきの事を愚痴った。「すごいやん!働いてみたら?」はぁ?一輝の答えにびっくりした。きっと笑って信じてくれないと思っていたから。

    2005-11-01 18:17:00
  • 100:

    私が水商売?スカートも制服以外で履いた事もない私が?絶対無理…いや待てよ。一輝の仕事と同じような業種やん?少しは理解できるかも!1回働いてみて無理なら辞めよう!

    2005-11-01 18:22:00
  • 101:

    そう思いママに電話をして働く事にした。言われた時間に店に行きママと一緒に美容院でセットし、身長も体型も似ているからママのドレスを借りた。鏡を見ると私じゃなかった…

    2005-11-01 18:26:00
  • 102:

    ママも満足気で私に綺麗よと言ってくれた。魔法使いに綺麗にしてもらったシンデレラになった気分だった笑。そうこうしてるうちに8時になり営業開始時間になった。

    2005-11-01 18:28:00
  • 103:

    名無しさん

    ????????????

    2005-11-01 18:41:00
  • 104:

    今日1日私はヘルプという係で男性の向かい側に座って、見よう見真似でお酒を作り灰皿交換をした。そしてママに言われた事はただ1つ…話す必要ない、とりあえず笑顔!

    2005-11-01 18:54:00
  • 105:

    まわりのホステスさんをひたすら見て覚えた。いらっしゃいませ、ありがとうございましたと笑顔で言う事が精一杯で話をする事はできなかったけど笑顔で聞いていた。

    2005-11-01 19:18:00
  • 106:

    お客さんはお金持ちばかりだった。不思議だったのがママがお客さんの事を「パパ、オッパ、社長、先生」と分けて呼んでいたから、お客さんの名前は不明だった笑。

    2005-11-01 19:24:00
  • 107:

    この日は忙しかったのかホステスさんと話す事もなく営業終了となり、ママから日払いを貰い着替えて店を出て私は驚いた…封筒に2万円も入っていた。えぇ?!

    2005-11-01 19:30:00
  • 108:

    名無しさん

    ????????????

    2005-11-01 19:33:00
  • 109:

    こんなに稼げるもんなん?すごい…とりあえず一輝に違う私を見てもらいたい。ママにもらったワンピースを着てセットもしてる私を。あっ…一輝の店に電話して場所を聞いた。急に行って驚かしてやろう笑。

    2005-11-01 19:53:00
  • 110:

    時計を見ると1時半を過ぎていた。こんな時間に歩いてる自体、私にはありえない事だ。普段なら家で深夜のお笑い番組見てるもん。歩いてるだけですごい新鮮だった。

    2005-11-01 19:56:00
  • 111:

    エレベーターであがり看板を確認してドアを開けた。いらっしゃいませーと声が連呼していた。来たのはいいけど、どうしていいかわからず立ちつくしていた…

    2005-11-01 19:59:00
  • 112:

    すると、すごい勢いで一輝が来て店の外に私を引っ張った。「何やねん!何で来てんねん!」怒ってる?「見て綺麗?」「ここは鈴が来る所ちゃう!食いもんにされるだけや帰れ!」私の話聞いてない…私の事見てない…

    2005-11-01 20:04:00
  • 113:

    「来たらあかんかった?ただ一輝に見てほしかってん。それに一輝の仕事場見たかっただけやのに…」「綺麗やで鈴。店でおとなしくしとけるか?今日だけやで?」私は頷き中に入る事になった。

    2005-11-01 20:30:00
  • 114:

    初めてのホストクラブ。とてもにぎやかで派手な男の子ばかりで薄暗くて緊張した。横に一輝、いや壱がついてくれた。ここでは壱のお客さんの私。また違う感じで壱を眺めていた。

    2005-11-01 20:35:00
  • 115:

    お茶を飲みながら周りを見ていたら壱に怒られた。壱が私から離れて違う子が来た「どうも〜初めましてヒロっす!」メンズeggに出てきそうな子だった笑。愛想笑いをし適当に話を聞き流していた。

    2005-11-01 20:40:00
  • 116:

    名無しさん

    ????????????

    2005-11-01 22:53:00
  • 117:

    ?めめ?

    続き楽しみにしてるねぇ??

    2005-11-01 23:15:00
  • 118:

    めめサンありがとうございます?今から更新しますね?

    2005-11-01 23:58:00
  • 119:

    ヒロが言うには壱は客が被っていたらしく私から離れたらしい。固定客がいる事に驚いたと同時に寂しく遠くに感じた…あれは一輝じゃない、壱という名のホストなんやって。

    2005-11-02 00:01:00
  • 120:

    ヒロはひたすら何か喋っていたけど私は、うわの空だった。しばらくして壱が酔っ払って帰ってきた。「鈴そろそろ帰りな」「わかったチェックして」そう言い3000円支払って店をあとにした。

    2005-11-02 00:05:00
  • 121:

    エレベーターで下まで送ってもらいタクシーで帰り、ひとりで今日あった事を振り返っていた。初めての水商売、初めてのホストクラブ…私はこれでいいの?一輝はあれでいいの?

    2005-11-02 00:09:00
  • 122:

    今までお洒落もせず、学校に行き一輝の身の回りの事をし、一輝を待つだけの生活だった。私も変わりたい、綺麗になって一輝に釣り合う女になって、一輝より稼ぎたい。

    2005-11-02 00:35:00
  • 123:

    一輝がいなきゃ生活できない私は卒業しよう。私も一輝と同じ水商売にいって稼いでやる!負けたくない!変わった私を一輝に見てほしい、そして昔みたいに好きになってほしいと私は思った。

    2005-11-02 00:38:00
  • 124:

    次の日私は学校が休みだったから起きて一輝が帰ってくるのを待った。いつものようにベロベロに酔い、しかめっ面で帰宅しトイレに直行した一輝。見慣れた光景だ。

    2005-11-02 00:40:00
  • 125:

    名無しさん

    2005-11-02 00:58:00
  • 126:

    服を脱ぎ捨て私に発する第一声は「疲れた、飯は?」いつもこれ。一輝が食べてる時「私ラウンジで働く事にした」「ふ〜ん…はぁ?本気で言うとん?」反応おそっ!

    2005-11-02 02:43:00
  • 127:

    「本気やで、だから今日服買いに行くの付き合ってな」「無理やって辞めとけ。何が欲しいねん」何かが欲しくて働く訳じゃない…しいて言うなら「一輝の愛?」「はぁ?寝るわ、こっち来いや」久々に一緒に寝た。

    2005-11-02 02:51:00
  • 128:

    酒臭い一輝に抱かれて眠ったのは初めてだった。おかげで私は酒をかけられた夢を見た。ヘネシーは臭いと私の中にインプットされたのだった笑。

    2005-11-02 02:57:00
  • 129:

    ふと目を開けると一輝がいる。起きてる時は殿様だけど寝てる時は天使。すごく無防備で可愛い一輝。この一輝は私しか知らないのかと思うと幸せな気分。これだけで充分だ。

    2005-11-02 03:03:00
  • 130:

    そりゃ欲を言えば昔の方が良かったけど。毎日一緒にいて、学校帰り自転車2人乗りしブラブラして、公園にひたすら居て喋って楽しかった。今は今で一緒に寝るのが私の幸せになった。

    2005-11-02 03:06:00
  • 131:

    夕方起きて一輝に服を選んでもらい、ヒールの靴も買ってもらった。「こっちのが綺麗やん!」とも言ってくれたから自信もついて笑顔で一輝に見送られ出勤した。

    2005-11-02 03:09:00
  • 132:

    名無しさん

    ????????????

    2005-11-03 00:40:00
  • 133:

    ???

    頑張って?

    2005-11-03 01:22:00
  • 134:

    141サン???ありがとうございます?今から少し更新しますね?

    2005-11-03 03:36:00
  • 135:

    そんな私に一輝だけは「鈴ちっちゃい!ヒール履いたって俺よりチビやん笑」と笑い飛ばしてくれていた。店のママも「羨ましいスタイル良いんやから自信持ちなさい」と誉め励ましてくれていた。

    2005-11-03 03:45:00
  • 136:

    私の事を認めてくれてると思ったら頑張ろうと思った。一輝は184センチもあるから横にいても気を使わないけど、お客さんを送る時なぜか毎回肩をすくめてしまっていた。

    2005-11-03 03:47:00
  • 137:

    長身のおかげで得もした。それは入店して間もない新人なのに、名前は覚えてくれないのに「あのデカイ外人みたいな顔してる子」と認識されお客さんにインパクトを与えていた。

    2005-11-03 03:51:00
  • 138:

    それでお客さんからも話し掛けてもらえるようになり私もお客さんの名前、顔、ボトルの銘柄、吸っている煙草の銘柄を帰ってからメモにとりながら覚えた。

    2005-11-03 03:54:00
  • 139:

    ママからも同伴に誘ってもらい、同伴の素晴らしさを知った。ただでこんな美味しくて贅沢な物食べさせてもらえるなんて、いい仕事!感激して私も同伴頑張ろうと思った。

    2005-11-03 03:57:00
  • 140:

    仕事に慣れるまではレギュラーで入った。早く覚えたい、早く自分のお客さんをつかみたいの一心で。もちろん学校にも通い充実した毎日を過ごしていた。

    2005-11-03 03:59:00
  • 141:

    ?まゆ?

    鈴?初めから見ました??続きが楽しみデス?
    応援してるので頑張って下さい?

    2005-11-03 06:29:00
  • 142:

    名無しさん

    2005-11-03 07:29:00
  • 143:

    ?まゆサン?読んでくれて嬉しいです?頑張るので応援してくださいね?少し更新しま?す

    2005-11-03 13:00:00
  • 144:

    一輝中心だった生活から自分中心の生活になり、一緒に住んでるのに入れ違いばかりになっていた。一輝はしょっちゅう電話やメールで文句ばかり言うようにもなった。

    2005-11-03 13:08:00
  • 145:

    一輝は私に依存しているように思えてきた。愛情じゃなく執着という言葉の方がふさわしい。「今どこやねん、何時に帰ってくるねん、飯作れ、働かなくても俺が鈴を養えるんやから傍におったらええねん」亭主関白とはまた違う気がした。

    2005-11-03 13:11:00
  • 146:

    そんな時久々にママ(親)から呼び出された。今ではママも彼氏と同棲していて結婚話まであがってるらしく、すごく幸せそうだった。今まで私を守る為必死だったママも、やっと誰かに頼り甘える事ができるんやから私としては嬉しい事だった。

    2005-11-03 13:15:00
  • 147:

    ママの話も終わり「ところで一輝と仲良くしてないらしいやん?言うてたで。鈴が水商売してから変わってもて俺に冷たくなったて」ママにそんなん言うてる一輝に驚いた…どこまでバカなん?

    2005-11-03 13:19:00
  • 148:

    ママは私を見て生き生きして楽しそうに見えるから安心はしていたけど、別れる時に「一輝の事ちゃんとかまったりよ。あの子には鈴しかおらんねんから弱い子やねんし」と一輝を心配してるように聞こえた。

    2005-11-03 13:23:00
  • 149:

    確かにそう。弱い犬ほどよく吠えると同じで、一輝は私の気を引く為なら嘘も付くし泣き真似もする。そんな所が可愛く思える時もあるけど、それくらい自分でしろ!と思う事のが多かった。

    2005-11-03 13:26:00
  • 150:

    私は一輝しか付き合った事がないから男のイメージが偏っていた。何年も一輝だけを見てきたけど、どんどんワガママになる一方で私は、一輝に弱さや本音を言えないでいた。

    2005-11-03 13:31:00
  • 151:

    名無しさん

    ???????????????頑張って?????????????????

    2005-11-03 22:42:00
  • 152:

    ?めめ?

    ?しおり?

    2005-11-03 22:53:00
  • 153:

    ???

    しぉり

    2005-11-03 23:14:00
  • 154:

    ?レオレオ?

    まじどきどき???たのしいです??今日リアルです?がんばってくださぃ??

    2005-11-04 01:52:00
  • 155:

    161サン、???サン、?めめサン?、?レオレオさん?ありがとうございます?少し更新しますね?不規則で本当にゴメンなさいm(__)m

    2005-11-04 02:35:00
  • 156:

    私が本音や弱音を言える人なんていなかった。言ったら傷つけてしまう…パパがいなくなった時も全く平気だった訳じゃない。でもママに寂しいとか辛いと言うと苦しませたり悲しませると思うから言えなかった。

    2005-11-04 02:47:00
  • 157:

    女は弱し、されど母は強しママを見てきて私も納得した。ママは泣き言いわず頑張って私を育ててくれた。そしてママは最近やっと女に戻れた。でも私は女のくせに一輝に頼れないでいる。それは一輝が私より弱いから…

    2005-11-04 03:00:00
  • 158:

    確かに亭主関白を気取っているが、何も自分でできないし私に全て任せるだけ。服だって脱いだら置きっぱなし。洗濯物を拾い集めてる時はイラッとする私。でも一輝に怒れない私。情けない…

    2005-11-04 03:08:00
  • 159:

    前までは生活費全て一輝が払って養ってくれてたから文句言えなかったけど、来月には私も半分払おうと思っているから、言う権利もあるはず…

    2005-11-04 03:12:00
  • 160:

    名無しさん

    2005-11-04 04:02:00
  • 161:

    昨日はエラー多くて書けなくてゴメンなさいm(__)m
    今から書きます?

    2005-11-04 09:48:00
  • 162:

    お金を出してもらってるからという理由で一輝のワガママ放題を我慢してきた。ただあと少しの我慢…一輝だって私との生活を維持する為だけに頑張ってきてくれたのは事実。欲しい物だってあったはずなのに、私に買ってくれていた。それが一輝の私に対する愛情やったん?

    2005-11-04 09:52:00
  • 163:

    私はブランド物なんかくれるより、優しい言葉が欲しかった。一輝は金があったら鈴を幸せにする事ができるって口癖になってた。ある程度はお金かもしれないのは認めるけど、全てじゃないと思うよ?

    2005-11-04 09:55:00
  • 164:

    同世代の子達より十分な暮らしをしてると思う。一輝は物足りないようだけど…私も仕事に慣れてきた頃、飲み屋に来るお客さんは確かにお金持ちばかりで、そのお金がまわりにまわり私達ホステスの給料になる訳だから稼げるんだと思った。

    2005-11-04 10:09:00
  • 165:

    しかし一輝というかホストクラブでお金を使う人ってどんな人なんやろ?女の子やねんし不思議やなぁ…まぁ口出しされるの嫌やろうからきかんとこっと。私も人に聞かれるの嫌やし。

    2005-11-04 10:16:00
  • 166:

    名無しさん

    ???????????????頑張って?????????????????

    2005-11-04 10:31:00
  • 167:

    176サンありがとうございます?頑張りますね?

    2005-11-04 11:19:00
  • 168:

    水商売は疑似恋愛で嘘ばかりで、自分を作りあげれる世界やって一輝は私に言っていた。確かに私も見ててそう思う…けど誠意もあるから成り立つんやって私は信じたい。だって皆が皆SEXで客を繋いでる訳ないもん。

    2005-11-04 11:31:00
  • 169:

    やっぱり人間性も必要なんやと店のママを見てて私は思う。身体で繋げるのは一時的なものであって、長くは続かないとママも言っていた。ホストの世界は私は知らない。同じ水商売だけど何か違う気がする。

    2005-11-04 11:36:00
  • 170:

    ???

    頑張ってぇ?

    2005-11-04 14:05:00
  • 171:

    180???サンありがとうございます?

    2005-11-04 19:06:00
  • 172:

    一輝の店は25日締日の月末払い、私は末締め5日払いの給料日。一輝は毎月30〜35万位貰っている。そして私の念願の初給料日…見るからに封筒が分厚くて中を見ると42万入っていた。

    2005-11-04 19:10:00
  • 173:

    息が止まる位びっくりした。まわりのホステスさんは私より多く貰っているのに不満足そうに見えた。ママに「皆勤手当てつけといたよ。同伴したら今より稼げるから頑張ってね!」といわれた。

    2005-11-04 19:13:00
  • 174:

    驚きと感動で混乱した。真っすぐ帰ろうとしたけど一輝の店で少し使ってみようと思った。もしかしたら一輝より稼いだんちゃうん?店に行くと一輝がすぐ来て「また来たんかよ…帰れって」「お給料入ったから売り上げ貢献とお祝いしよっ」

    2005-11-04 19:19:00
  • 175:

    とは言ったものの、ドンペリなんか卸せない。「いくら使う気なん?」「わからんから一輝に任せるわ」と言うとカフェパリというのが出てきた。私が働いてる店にはないなぁ。「お祝いやったら俺が出したるから、これでいいやろ?」聞くところによると2万するらしかった。

    2005-11-04 19:23:00
  • 176:

    意味ないやん…すると従業員が3人来てコールをしだし、そっちのが驚いた。しまいには店の代表まで来て大変な事になった。「壱、このべっぴんさん彼女か?」「いや、色カノですよ〜」色カノ?色々な彼女?

    2005-11-04 19:28:00
  • 177:

    「壱くん恐いわー」などからかい代表は消えた。よくわからない会話だった。ほかの従業員にも「彼女さん?」と聞かれたけど私は「お客さんですよ」と答えたら笑って怪しんでいた。

    2005-11-04 19:31:00
  • 178:

    壱の営業妨害をしたらいけないと思い、おとなしくしていた。しかしカフェパリって不味いな…甘くて炭酸入ってるし悪酔いしてしまった。それでおとなしく帰る事にしたら「金いらんから」と言われた。

    2005-11-04 19:34:00
  • 179:

    しつこい壱に私は1万だけ払い帰った。売り上げ協力になってないやん…それでホスト壱とバイバイしタクシーで帰って少し仮眠をとり一輝の帰りを待ったが、昼になっても帰ってこなかった。

    2005-11-04 19:37:00
  • 180:

    電話しても出なくて、その日は土曜で学校もなかったから一輝をずっと待っていた。こんな事初めてだった…一輝と同棲してから帰ってこなかった事なかったから心配でたまらなかった。それなのに、それなのに一輝は…

    2005-11-04 19:41:00
  • 181:

    心配で仕事も休んだ。夕方になり一輝がやっと帰ってきたけど様子が変だった。ただいまも言わず私の横を通り過ぎた瞬間、石けんの匂いがした。一輝のきつい香水の匂いが全くせずシャンプーの匂いがした…

    2005-11-04 19:48:00
  • 182:

    これはマシェリの匂い?そんな事じゃない!「一輝どこおったん?心配してんで」無視して布団に入り「疲れたから寝るわ」「一輝ちゃんと説明してよ!」腹立った私は布団をはがした瞬間、確信してしまった。誰かとSEXしてきたんやって事を…

    2005-11-04 19:55:00
  • 183:

    胸にキスマークの跡が数ヶ所あったんやもん…決定的でしょ?恥ずかしい話、2年以上付き合ってきて私は一輝とSEXした事なかった…そう私は処女です。一輝は今日童貞を捨ててきた。しかも私以外の女で…裏切られた気分で悲しかった。

    2005-11-04 20:05:00
  • 184:

    どんな理由があったとしても、私は一輝の初めての相手になれると思っていたしSEXなしで今まで続いてきたから焦ってもなかった…でも今は違う。一輝は他の女を抱いて帰ってきて、私の思いをぶち壊した。許せなかった…こんな事も我慢しなきゃいけなかった?誰か教えて?私が間違ってるの?

    2005-11-04 20:11:00
  • 185:

    これが水商売の枕営業?一輝、あんたはいくらで買われたの?好きって気持ちが少しでもあって抱いたの?単なる浮気なの?そっちのが我慢できる。ただお金の為だけなの?一輝、教えてよ…わかるように説明してよ。

    2005-11-04 20:15:00
  • 186:

    いくら私が呼び掛けても一輝は夢の中。とりあえず起きてから話を聞こう。私も眠たい、でも一輝の横でなんて寝れない…仕方なくソファーで寝る事にした。初めてソファーで寝た気がする。いつもは一輝とダブルベットで寝ていたから…

    2005-11-04 20:18:00
  • 187:

    一旦休憩します?ひとりでも多くの人に読んでもらえたら嬉しく思います?

    2005-11-04 20:20:00
  • 188:

    ???

    頑張って?

    2005-11-04 20:31:00
  • 189:

    名無しさん

    ????????????

    2005-11-04 23:07:00
  • 190:

    198サン、199サンありがとうございます?嬉しいですっ?

    2005-11-04 23:51:00
  • 191:

    私が目が覚めた頃、外は暗かった。時計は8時過ぎをさしていた。一輝はベットで携帯をいじっていた。夢やんな?夕方の事は夢やんな?

    2005-11-04 23:54:00
  • 192:

    「一輝、何食べたい?お腹すいてるやろ?」と普通に聞いていた私。「鈴、こっち来て飯いいから…」やっぱり現実やったんや。でも逃げない。ちゃんと聞こうと言い聞かせ一輝の隣にいった。

    2005-11-04 23:58:00
  • 193:

    今までにない位強く抱き締め「本間にゴメン俺…」「好きな子できたん?」「ちゃう好きなんは鈴だけや!」じゃぁ何でそんなんしたんよ?

    2005-11-05 00:06:00
  • 194:

    「客にエースになってナンバー入りさしてあげるって言われてん」エース?一輝は続けた「今までは友営やったから20万位しか使ってくれてなかったけど抱いたらエースなったる言われてん…」

    2005-11-05 00:18:00
  • 195:

    つまり一輝はナンバー入りしたいから好きでもないソープ嬢とSEXしたって事?つまり売り上げ=金の為に枕営業したの?

    2005-11-05 00:20:00
  • 196:

    「じゃぁ何で今まで私を抱いてくれんかったん?」「大事やから簡単に抱いたりできんかった…抱いてもたら今より鈴を独占してまうんわかってたから恐かってん。でも好きでもない奴やから簡単に抱けた」意味わからん一輝。

    2005-11-05 00:23:00
  • 197:

    「私はずっと一輝に抱かれるの待っててんで?独占していいで?一輝、私にワガママばっかやねんから今更独占するん恐いとか意味不明やし!」我慢してたのに泣いてしまった…

    2005-11-05 00:26:00
  • 198:

    「一輝そんな身体張ってまで頑張らなくていいから今回限りにしてよ…そんなんやったら嫌いになられた方がいい!」「てか俺入れてないで?フェラされただけやし」そういう問題じゃないわ!

    2005-11-05 00:31:00
  • 199:

    名無しさん

    ????????????

    2005-11-05 00:33:00
  • 200:

    屁理屈ばかり並べて反省してないやん?「お願い一輝抱いてフェラも他の子にささんといてよ」「ゴメン、もう絶対せんわ」約束してくれた。そして初めて一輝と身体を重ねた。2年越しのSEXだから、うまくはいかなかったけど涙で包まれていた。

    2005-11-05 00:40:00
  • 201:

    209サン?ありがとうございます?

    2005-11-05 00:41:00
  • 202:

    気持ち良くはなかったけど童貞、処女を捨て一輝も枕営業はしないと言ってくれたし信じようと思った。一輝が仕事を頑張りたい気持ちもわかるけど、身体は張ってほしくないという私の考えや思いはワガママなのかな?いけない事なの?誰か教えて?

    2005-11-05 00:46:00
  • 203:

    でも、もう遅かったんやろね…この時点で。2人の関係が変わっていく日でもあった。お互いが水商売いった時から狂い出し、まわりが歪んで見えはじめてたんや…気付いてなかったけど私も一輝も。

    2005-11-05 00:49:00
  • 204:

    ?めめ?

    ?しおり?

    2005-11-05 17:12:00
  • 205:

    名無しさん

    ????????????

    2005-11-05 21:59:00
  • 206:

    ?めめ?サン、215サンありがとうございます?今から更新しますね?

    2005-11-05 22:20:00
  • 207:

    この日は一輝も仕事を休んで2人でゆっくり過ごした。ご飯食べに行ったり、ドンキホーテに行ってドライブして深夜デートを楽しんだ。

    2005-11-05 22:23:00
  • 208:

    日曜は家でDVDを見てダラダラ過ごした。月曜からは又いつもと同じ生活に戻った。学校にいる時お客さんかの電話で初めての同伴も決まり、週の始めから調子良く進んだ。

    2005-11-05 22:26:00
  • 209:

    6時半に待ち合わせをした為、いつもより早く用意し念入りに化粧し新品のリステアのワンピースを着た。一輝も「えらい気合い入ってるなぁ」と笑っていた。

    2005-11-05 22:30:00
  • 210:

    待ち合わせ場所に行くと、もうひとり男性がいた。あれ?この人見た事あるような…「こいつ友達の吉田やで」「どうも初めまして…」挨拶をし焼肉屋に入った。

    2005-11-05 22:33:00
  • 211:

    3人で焼肉を食べてワイワイ話して楽しく過ごしていた。私のお客さんがトイレに立った時、吉田さんが煙草とライターを出した。パーラメント、デュポンのライター…あれ?この人もしかして…

    2005-11-05 22:36:00
  • 212:

    ゆう

    初めてきました。。。
    応援してます☆頑張って☆

    2005-11-05 22:37:00
  • 213:

    私が顔をあげた時吉田さんは笑って「鈴ちゃん本間に俺と初めまして?」「一輝いや、壱の店でお会いしましたよね?」そう壱の店の代表だった。すごい偶然。

    2005-11-05 22:39:00
  • 214:

    ゆうサンありがとうございます?頑張るので応援して下さいね?

    2005-11-05 22:40:00
  • 215:

    「ラウンジで働いてるんやね。鈴ちゃん綺麗やもんね」「やっちゃん(客)とお知り合いなの驚きました」「俺よく、やっちゃんの店に食べにいくんよ」と少し話をして3人で焼肉屋をあとにした。

    2005-11-05 22:44:00
  • 216:

    8時になり店に同伴で出勤した私は普段より接客に力が入った。ママにも「やっちゃん鈴香の事気に入ってるから同伴これからもしてくれるよ」と肩をポンとし笑顔だった。何かすごく嬉しかった。

    2005-11-05 22:48:00
  • 217:

    席に着いてからも吉田さんは何かと私の事をやっちゃんにからんでいた。「鈴香かわいいっすね〜やっちゃん狙ってるですか?」「出会って間ないけど素朴で可愛いから俺のペット的な感じ」と笑って私の頭を撫でながらやっちゃんは言っていた。

    2005-11-05 22:52:00
  • 218:

    そう。やっちゃんは私の事を可愛がってくれて、やらしい目で見ずペットに接するようにあやしていた。それが私は嬉しかった。他のお客さんと違い、やらしてなど言わなかったし。

    2005-11-05 22:55:00
  • 219:

    「そういえば鈴香、誕生日いつなん?」「11月2日だよ」私はやっちゃんだけじゃなく皆に誕生日を言ってなかった。「おい明後日やん!何で言わへんねん」ママにも「本間や!じゃぁ明後日お祝いしなきゃ」と言ってくれた。

    2005-11-05 22:59:00
  • 220:

    どうやら水商売では誕生日はイベントであり重要らしい。私でさえ誕生日が明後日だった事を忘れていた。何か楽しみができてワクワクした。「じゃぁ、やっちゃん俺も参加するんで明後日ご飯いきましょうよ」吉田さん何言ってるの?

    2005-11-05 23:01:00
  • 221:

    吉田さん関係ないやん?何か企んでる?「おう、ええで!じゃぁ20歳の誕生日やし盛大にいこうや」やっちゃんはあっさり賛成してしまったし…いったい私の誕生日どうなるのやら…

    2005-11-05 23:05:00
  • 222:

    一輝は誕生日覚えてくれてるんかな?ふと頭をよぎった。やっちゃんと吉田さんを送る時ぱっと私に吉田さんがハンカチを渡して帰っていった。

    2005-11-05 23:09:00
  • 223:

    待機席でハンカチを見てると紙が落ちてきた。名刺だった。裏にと書かれていた…絶対何か企んでる。電話しなかったら何かされるんかな?

    2005-11-05 23:14:00
  • 224:

    それから何ヶ所か席につき普段より飲んだせいで酔っ払ってしまった。1時過ぎに上がりコンビニに寄ると、何と吉田裕司がいた。一瞬で酔いが醒めた。「電話してって言うたやん」「あっ今上がったとこで少ししたら電話しようと思ってました」

    2005-11-05 23:20:00
  • 225:

    ゴメンなさい嘘です。酔っ払って忘れてました…「今から飯付き合ってくれるやろ?」「お腹すいてないんで又今度でいいですか?」「俺に寂しくひとりで飯食えって?そんな意地悪なん?」何この人かなり強引!仕方なく「じゃぁ行きます」負けてしまった私。情けない…

    2005-11-05 23:27:00
  • 226:

    疲れたから帰って寝たかったのに…バーに入り吉田裕司はひとりで食べて私はパインジュースを飲んでいた。「誕生日何が欲しい?」「何もいらないですよ、お祝いしてくれるだけで充分なんで」「壱とは過ごせないね笑」

    2005-11-05 23:30:00
  • 227:

    一旦休憩します?みなさん応援して下さいね?

    2005-11-05 23:40:00
  • 228:

    ?ゅかチャン?

    応援する????がんばれぇ??

    2005-11-06 00:10:00
  • 229:

    ?ゆかチャン?応援ありがとう?嬉しいですっ?
    これからも宜しくお願いしますm(__)m

    2005-11-06 06:14:00
  • 230:

    吉田裕司は皮肉を続けた「壱は仕事やし鈴は学校終わったら同伴出勤、さぁ壱とはいつ会えるのかな?笑」こいつ腹立つわ…一輝が彼氏やって知ってて、こんなん言ってるんやもん。

    2005-11-06 06:17:00
  • 231:

    「会えるとしても壱の店やね笑ホストクラブで誕生日を彼氏と過ごすなんて切ないね」「いいんです。店のママ達がお祝いしてくれるんで」つい私は強がりを言ってしまった。

    2005-11-06 06:21:00
  • 232:

    「強がって可愛いね笑」バカにした笑いをしながらバーを出た。「じゃぁ俺は出勤するから鈴は帰りね」とタクシー代をくれた。何て自己中な奴!性格悪すぎやわ…家に着いても腹の虫が治まらなかった。

    2005-11-06 06:25:00
  • 233:

    しばらくして一輝から電話がかかってきた「何しとん?仕事上がったら連絡しろって言うてるやん」「ゴメン酔っ払ってダウンしてた」他愛もない会話をし電話を切った。良かった…吉田裕司と会ってた事バレてない。

    2005-11-06 10:13:00
  • 234:

    あっ学校午後からやし一輝が帰ってきたら誕生日覚えてるか確認してみよう。そう思い7時にアラームをセットし仮眠をとる事にした。何か忘れられてそう…そんな不安を抱きながら眠った。

    2005-11-06 10:16:00
  • 235:

    アラームが鳴り、朝ご飯の用意をしてる時帰ってきた。いつもの第一声を発し、ご飯を出すと仕事の話をしていた。「明日何の日でしょう?」「祝日ちゃうやろ?何?」やっぱり忘れてる…

    2005-11-06 10:19:00
  • 236:

    中学の時から毎年お互いの誕生日とクリスマス一緒に過ごしてきたのに。仕事で忙しいから仕方ないか…「何の日やねん?」「さぁ?何やったっけ?」しらばっくれるしかなかった…

    2005-11-06 10:24:00
  • 237:

    まぁトイレに貼ってあるカレンダー見たら気付くでしょ。私は用意して学校に向かった。まぁ今日も1日頑張ろう、いつのまにか私の口癖になっていた。

    2005-11-06 10:26:00
  • 238:

    授業中もお客さんとメールする毎日。たまにお昼ご飯もお客さんと食べたりもした。学校の友達には「鈴、雰囲気変わったよなぁ」と誉められてるのか、けなされてるのか曖昧な事をよく言われていた。

    2005-11-06 10:29:00
  • 239:

    授業が終わり帰ろうとしていると一輝からメールがきた夕方に起きるなんて珍しいなと思いながらと送信しておいた。

    2005-11-06 10:32:00
  • 240:

    一輝も機嫌良く私も笑顔で出勤した。そして私が明日誕生日だという事をママが色んな人に言っていて皆知っていて驚いた。そして明日はホステス全員ドレスアップとセットする事になっていた。

    2005-11-06 10:40:00
  • 241:

    一旦休憩します?また今日更新するので応援して下さい?

    2005-11-06 10:46:00
  • 242:

    名無しさん

    ????????????

    2005-11-06 22:22:00
  • 243:

    ?めめ?

    ?しおり?

    2005-11-06 23:11:00
  • 244:

    ?まゆ?

    結構すすんでるね??
    これからも応援してるからラストまで頑張ってね?
    私キャバしてて彼氏ホストしてるからメッチャ共感する所あります?
    これは実話ですか?

    2005-11-07 06:23:00
  • 245:

    雷華

    一旦休憩するのゎぃぃケロ今日⇒更新する言ぅてしてなぃからショックゃぁ????雷華⇒この小説?スキで毎日見にきてるし頑張って書ぃて?йё???

    2005-11-08 07:26:00
  • 246:

    名無しさん

    おもろい?しおり?

    2005-11-08 08:17:00
  • 247:

    253サン、?めめサン?ありがとうございます?忙しくて更新できなくて、すいませんでしたm(__)m

    2005-11-08 09:07:00
  • 248:

    ?まゆサン?共感してもらって嬉しいです?実話です。これからも頑張りますね?
    雷華サン本当にゴメンなさいm(__)m忙しくて更新できませんでした?好きって言ってもらえて嬉しいです?これから更新するので、良ければ見て下さい?これからは、できるだけ早く書いていこうと思います?

    2005-11-08 09:12:00
  • 249:

    257サン、しおりありがとうございます?頑張りますね

    2005-11-08 09:13:00
  • 250:

    名無しさん

    ????????????

    2005-11-08 09:15:00
  • 251:

    明日の事を考えながら帰宅したと一輝とメールをしてると家に着いた。時計を見ると日付が変わり私の誕生日になっていた。結局一輝はおめでとうってメールもくれなかった…

    2005-11-08 09:18:00
  • 252:

    部屋に入りため息まじりに電気をつけて驚いた。仕事に行ってるはずの一輝がいて更に机の上にバースディケーキがあった「20歳おめでとう。忘れてると思ったやろ?」「うん…ビックリした!」

    2005-11-08 09:23:00
  • 253:

    覚えてくれてたんや…それだけで充分嬉しかった。「それより仕事は?」「お祝いしたら遅刻で行くで。勘弁してな」今年も2人で祝えるなんて思ってなかったから嬉しくて仕方なかった。やっぱり一輝が好きって改めて思った。

    2005-11-08 09:27:00
  • 254:

    そして指輪をくれた「俺等の仕事上、薬指にしてたら客から変に見られるやん?だから中指でペアやねん」中指のペアリングは初耳だけど気持ちが嬉しかった。私のはダイヤ付きだった。初めてダイヤをもらったのが一輝で良かった。

    2005-11-08 09:32:00
  • 255:

    そして明日のドレスも用意しててくれて驚き続きだった。一輝には勝てない…いつだって一輝の言葉や行動に喜びを感じてる私がいるんやもん…きっと喜びのツボをわかってるんやわ笑。

    2005-11-08 09:36:00
  • 256:

    早速指輪を付けて一輝は殿様出勤をしていった。一輝が行ったあと私は片付けをしながら余韻を楽しんでいた。一輝の誕生日には私が喜ばせたいって思い眠った。

    2005-11-08 09:40:00
  • 257:

    学校に行くと友達からも祝ってもらい、ピアスとキラキラのバレッタをもらった。帰りにカラオケに誘われたけど、バイトだと言い泣く泣く断った。申し訳ないなと、後ろ髪を引っ張られながら急いで家に帰った。

    2005-11-08 09:47:00
  • 258:

    一輝にもらったドレスを着てセットしに行き、やっちゃんを待ち合わせの喫茶店で待っていた「ゴメン遅なって、綺麗やなぁ!いつもより色っぽいやん」と大げさな程誉めてくれた。そして次の場所に向かった。あれ?そういえば吉田裕司おらへんやん。

    2005-11-08 09:51:00
  • 259:

    着いたのはカフェの様なバーだった。ここ吉田裕司と来た事ある…店の看板には本日貸し切りと書いてあった。店に入ると飾り付けや照明のせいで前来た時と雰囲気が違って見えた。

    2005-11-08 09:54:00
  • 260:

    「やっちゃん遅いし!おっ鈴綺麗やん。大人に近づいきたなぁ」「悪いなぁ店の仕込みがあってさ」2人は会話し席に付き料理が順番に運ばれてきた。「誕生日おめでとう姫」100本の薔薇を吉田裕司はくれた。しかも赤でもなくピンクでもなく、紫に金粉みたいなのが付いた変わったのを。

    2005-11-08 09:59:00
  • 261:

    趣味悪っ…さすが水商売の男。薔薇とかベタやしと思ったけど「こんな花初めて見た!ありがとうございます」と喜んだフリをした私。やっちゃんが店の人に耳打ちをすると楽器の生演奏でハッピバースディの曲や色々な演奏が目の前で聞けて感動した。

    2005-11-08 10:04:00
  • 262:

    演奏が終わると「鈴の大人の女への第一歩として輝いてもらえるように」と言いシンプルなダイヤのネックレスを付けてくれた。やっぱり、やっちゃんの方がお洒落でイキな物をプレゼントしてくれた。そのやっちゃんの気持ちが嬉しくて泣いてしまった。

    2005-11-08 10:11:00
  • 263:

    普段は私をペットみたいに可愛がってくれるやっちゃんが今日は女の子として接してくれてる事も嬉しくて、やっちゃんに何回ありがとうって言ったことか…皆に祝ってもらえる誕生日が、こんなに嬉しいなんて私は初めて知った。

    2005-11-08 10:17:00
  • 264:

    今までは一輝とママ(親)が祝ってくれたら、それでいいと思っていた。それが幸せなんだと思っていた私は何て視野が狭かったんだろうとも思った。ひとりでも多くの人に思わてるようで、とても嬉しかった。人に大切にされたなら、私も人を大切にしたいと思った。

    2005-11-08 10:25:00
  • 265:

    やっちゃんはピッチが早くてすでに酔って店員の男の子とマスターと喋っていた。「壱とのペアリングやん。昨日アイツ遅刻で来てたから祝ってもらえてんなぁ」皮肉っぽく言う吉田裕司には慣れていた私は「えぇ祝ってもらいましたよ」と笑顔で答えると、つまらなさそうにしていた。

    2005-11-08 10:29:00
  • 266:

    「これは俺からの気持ち」と言いシャネルのキーケースをくれた。一応「ありがとうございます」とだけ言った私だけど持ってる鍵は2個しかないのにと思っていた。「今日店終わったら絶対電話してな!誕生日の締めは俺に預けてみん?」また意味不明な事を…

    2005-11-08 10:33:00
  • 267:

    「アフターですか?」「ちゃう。サザンの秘密のデート」ん?マーリンルージュでってやつ?「考えときます」と話を終わらせた。酔っ払ったやっちゃんを連れて同伴出勤した私は又驚く事になる。

    2005-11-08 10:37:00
  • 268:

    店の中も普段と雰囲気が違っていた。皆ドレスアップで照明も明るかったせいだろう。席に付くとママが「誕生日おめでとう」と花束とエルメスのポーチをくれた。早速「ピンドン持ってきて」吉田裕司が言った。

    2005-11-08 10:40:00
  • 269:

    ピンドンを飲みながら大きなケーキを皆で分けて食べた。次に赤ワインも追加されていた。やっちゃん達のワンセットだけで私は酔ってしまい、しばらく待機席でダウンしていた。

    2005-11-08 10:43:00
  • 270:

    しばらく休憩してから色んな席をまわり少しずつ飲んでいた。馴染みのお客さんもお酒を卸してくれて嬉しかったけど飲めなかった。ママが1番喜んでいたように感じるし1番酔っていた。この日も何とか無事に終わろうとしていたはずだった…あの人が来るまでは。

    2005-11-08 10:46:00
  • 271:

    一旦休憩します?また今日のうちに更新できたらします?なかなか更新できなかったりして申し訳ないですm(__)mこれからも頑張るので応援して下さいね?

    2005-11-08 10:49:00
  • 272:

    名無しさん

    更新ありがとう?続き待ってまぁす??

    2005-11-08 10:51:00
  • 273:

    名無しさん

    2005-11-08 10:56:00
  • 274:

    名無しさん

    ????????????

    2005-11-08 10:59:00
  • 275:

    なほ

    初めて読ませてもらぃましたぁ!素直で解りやすい文で共感出来るコトもあり楽しみになりましたぁ☆更新待ってます!完結してくださぃね

    2005-11-08 11:57:00
  • 276:

    283サン、284サン、285サンありがとうございます?
    なほサン初めまして?ありがとうございます?共感してもらって、すごく嬉しいです?これからも頑張って完結するんで応援して下さい?今から更新しますね?

    2005-11-08 14:40:00
  • 277:

    「鈴香ちゃん新規のお客さんとこ行って。指名してるから」ママに言われ新規で私を指名してる事に疑問を感じながら言われた席についた「どうも初めまして鈴香です」名刺を渡した瞬間、息が止まるかと思った。いや呼吸するのを一瞬忘れた…

    2005-11-08 14:44:00
  • 278:

    顔を見た時お互いの動きが止まったのがわかった。相手も私をじっと見ていた。この顔を忘れる訳がない。6年振りに見たけど間違いない、パパだった。

    2005-11-08 14:47:00
  • 279:

    沈黙が続いていた。「久しぶりに見たら綺麗になってて驚いたわ、ママそっくりになってきたなぁ」懐かしい声と笑顔。昔と何も変わっていないけど少し距離を感じた。

    2005-11-08 14:52:00
  • 280:

    「20歳の誕生日おめでとう」差し出したのは20本の向日葵だった。私が1番大好きな花覚えてたんや…「ありがとう何でここで働いてるのわかったん?」「ママに電話したら教えてくれて、会いに行っていいって言ってくれたから」

    2005-11-08 14:56:00
  • 281:

    6年振りの再会で何を話せばいいかわからなかった。でもパパがいっぱい話してくれた「パパを恨んでるやろ?会いたくなかったやろ?」確かに恨んだ事もあった「会えて嬉しいよ、元気そうやし安心した」これが私の本音。

    2005-11-08 15:00:00
  • 282:

    「また会ってくれるか?やっと落ち着いて、お前らに顔向けできるようになったんや」「もちろんやんご飯でも食べようよ」6年の時間が経った今だからこそ、できる会話だった。パパが私とママに会いたいと思っていて、忘れてない事だけで私は嬉しかった。

    2005-11-08 15:03:00
  • 283:

    お互いの連絡先を交換してパパは帰っていった。後ろ姿に少し老いた感じがし、すごく寂しそうに見えた。昔は大きな背中だったのが今は小さく弱く感じたのはパパが年令を重ねたせいだろうか…

    2005-11-08 15:07:00
  • 284:

    いつもより早くあがり実家に行ってママにも祝ってもらった。パパに会った事を言うと「良かったね鈴の事思ってくれてて、ママも嬉しい」と笑顔で言ってくれた。1日に色んな事があり私にとって忘れられない日になった。

    2005-11-08 15:11:00
  • 285:

    ママに花束をお裾分けした。私は皆に祝ってもらえて、思われて幸せだよ、ありがとうママ。全部ママのおかげ、感謝の気持ちでプレゼントした花束にママも喜んでくれた。それでも私の手には持てない程の荷物があった。

    2005-11-08 15:15:00
  • 286:

    タクシーでマンションの下に着いてホッとしたのも束の間。「嘘付き鈴ちゃん発見!」まさに振り替えれば奴がいた…「すごい荷物やな!手伝うわ」玄関まで運んでもらい「ありがとうございました」お礼を言い鍵をかけた。

    2005-11-08 15:33:00
  • 287:

    「っておい!開けろ出てこい」借金取りですか?近所迷惑になりそうだから「何ですか?」仕方なしに表に出たら「身柄確保!」抱き抱えあげられて車にほりこまれた。これ誘拐になりますよ吉田さん。

    2005-11-08 15:37:00
  • 288:

    つくづく押しに弱い私が情けなくなった。足元はスリッパやし…車のBGMは矢沢英吉かキャロルかが流れてた。昔ヤンキーやったんかな?私の偏見だったらゴメンなさい…到着したのは芦屋の展望台だった。

    2005-11-08 15:41:00
  • 289:

    時間も時間だけに誰もいなくて貸し切り状態の綺麗な夜景。「綺麗やろ?俺のお気に入りの場所やで」「うんすっごい綺麗」ムードにも弱い私。どうせなら一輝と来たかった…でも感動をありがとう吉田裕司。あるいみ私の中で存在感が大きくなってきてる奴でもあった。

    2005-11-08 15:44:00
  • 290:

    今日はここまでです?
    読んでくれてる方ありがとうございます?また明日更新するのでヨロシクお願いしますm(__)m

    2005-11-08 15:46:00
  • 291:

    ?レオレオ?

    実話なんですか???なんか共感できるとこや羨ましいっておもっちゃうところたくさんあって?ぜひぜひ完結してください???

    2005-11-09 08:31:00
  • 292:

    なほ

    更新ぁりがとぅ☆☆また待ってます

    2005-11-09 09:21:00
  • 293:

    ?レオレオ?サンありがとうございます?羨ましいですか?嬉しいやら恥ずかしい気持ちです。頑張って完結しますね?応援お願いします?
    なほサンありがとうございます?見てくれてるの嬉しいです?これから更新しますね?

    2005-11-09 10:54:00
  • 294:

    自己中で強引でチャラチャラしてるだけだと思っていた吉田裕司。会うたびに良い所もあるなと思ってしまう私。一輝は私が吉田裕司と関わってる事を全く知らない。だんだん罪悪感が募っていった…

    2005-11-09 10:58:00
  • 295:

    私も一輝も仕事が順調だった事もあり、お互い気持ちに余裕があった。仲良く何もない生活を送っていた頃、とんでもない事に巻き込まれていたのに気付かなかった…

    2005-11-09 11:03:00
  • 296:

    一輝の客は執念深い子や、嫉妬が異常な子、酒乱など聞いているだけで危険な子が多かった。など毎日送られてきて、一輝が気の毒に思った。

    2005-11-09 11:07:00
  • 297:

    たまに一輝の店に行った時客が被っていても私は吉田裕司やヘルプの子と喋っていて、いわゆる放置がほとんどだった。私は気にしてなかったけど一輝の客は変に思っていたらしい…

    2005-11-09 11:11:00
  • 298:

    ラストまで居たら送りは最後で従業員の皆とご飯食べに行ったりしてるのを目撃された日には一輝に鬼のような電話とメールがきた。一輝の事が大好きなのは、私でもよく分かる程の異常な監視と尾行だった。

    2005-11-09 11:16:00
  • 299:

    そして、ついに家まで尾行されていたらしくバレていた…と一輝が家に着いた途端のメール。恐い、恐すぎる…いったいどうなるの?

    2005-11-09 11:20:00
  • 300:

    それに私の仕事帰り偶然一輝と会って喋っている所を目撃した客は、そのあと一輝の店で泣いてわめいたり叫んで叩いたり暴れたらしい…一輝が雑誌に載ってからは客は増えたらしいけど更に一輝は攻撃されていた。

    2005-11-09 11:33:00
  • 301:

    ただ一輝は頑張ってるだけやのに可哀相…日曜は特にひどかった。夕方から朝方にかけて遊びの誘いが、ひつこく一輝の携帯は鳴りっぱなしだった。それに比べ私は客から一度たりとも、そういう事をされた事がなかったからホストって仕事とプライベート分ける事できないんや…大変だなと思っていた。

    2005-11-09 11:37:00
  • 302:

    私までビクビクした生活を送っていた。マンションの下に誰かいたらどうしよ…と考えるようになってしまい、一輝と外でデートなんて論外だった。まわりのカップルの様に映画や買い物や街をブラブラしたかった。

    2005-11-09 11:41:00
  • 303:

    たいして売れてもない、常にナンバー入りする訳でもない一輝がこんなんやったら、吉田裕司とか一体どんなんなんやろ?ふと疑問に思ったりもした。一輝は私に飛び火がこない様に必死で守ってくれていた。

    2005-11-09 11:44:00
  • 304:

    日曜は絶対家から出ず過ごしていた私達は前よりSEXをする回数も増えていた。一輝は仕事をしてから、女なんか信用できんし鈴がおったら俺はそれでええわってよく言っていた。私はそれが嬉しくもあり寂しかった。

    2005-11-09 11:48:00
  • 305:

    あまり笑わなくなった一輝が私は寂しかった。人と距離感を作り全員敵扱いする一輝。確かに店の従業員はライバルだと思うけど、自分と私しか信じない一輝は何か欠けている気がする。

    2005-11-09 11:56:00
  • 306:

    私に対しての気持ちが前からよく理解できなかったけど、今も理解できない。一輝は私自身を好きなの?ただ側にいたら誰でもいいの?一輝は私を愛してるんじゃない…ただ依存してるだけやん?

    2005-11-09 11:59:00
  • 307:

    私が一輝の知らない話を楽しそうにすると、つまらなさそうにして最後には怒る。私は一輝のモノじゃない…私には一輝も必要やけど一輝だけの世界では生きれない。窮屈でたまんない。何でわかってくれないの?

    2005-11-09 12:03:00
  • 308:

    とりあえず休憩しますね?また今日更新できたらしますのでヨロシクお願いしますm(__)m

    2005-11-09 12:04:00
  • 309:

    名無しさん

    主さん頑張ってね??

    2005-11-09 15:53:00
  • 310:

    ?めめ?

    ?しおり?

    次の更新楽しみにしてるぅ??

    2005-11-09 21:36:00
  • 311:

    321サンありがとうございます?頑張るので応援してくださいね?
    ?めめ?サン、いつもありがとうございます?明日更新させて下さい?今からは無理そうなので…ゴメンなさいm(__)m

    2005-11-10 01:03:00
  • 312:

    名無しさん

    2005-11-10 12:33:00
  • 313:

    お金には満足していた。学校も順調だし店にも慣れて楽しいはずなのに、何か物足りなかった。欲張りすぎなんかな…一輝は自分の事に必死で気付けば仕事の愚痴しか言わなくなっていた。

    2005-11-10 17:21:00
  • 314:

    私は黙って聞いたり励ましたりしても「鈴は本気でやってないから、わからんねん学生って肩書きがあるから甘く考えてるんや」確かにそうかもしれない…でも私だって真剣にしてるのに一輝はわかってくれなかった。

    2005-11-10 17:23:00
  • 315:

    お客さんとの縁はずっと続くものじゃない。特に相手が若い女の子なら尚更そうた。飽きたら違うホストに行くのが当たり前。一輝はお客さんが切れていって売り上げも落ちていった。

    2005-11-10 17:26:00
  • 316:

    そんな一輝に「私少しなら売り上げ作るよ?」「お前の助けなんかいらん!自分でやらな意味ないねん」と拒否され続けた。私は一輝を黙ってみてるしかないんや…私は時給で保障されて売り上げとか関係ないから、申し訳なかった。

    2005-11-10 17:30:00
  • 317:

    一輝といるのが苦しくなってきていた。好きだから苦しいのか、一輝に八つ当りされたり文句言われるのが苦痛なのかさえわからなかった。そんな時私を励ましてくれるのは吉田裕司だった。

    2005-11-10 17:32:00
  • 318:

    いつのまにか敬語じゃなくなり裕司と呼ぶようになってた私。深く聞く事もせず、ただ楽しませてくれた。たまに店に来たり、仕事終わりに少し会ったりするのが増えていた。

    2005-11-10 17:35:00
  • 319:

    おちゃらけたり、冷たかったり皮肉言ったり色んな面を見た。でも本質的には世話焼きで情深い奴だった。「何かあったら連絡してこいよ」いつも優しく言ってくれた。客でもないのに優しくしてもメリットないのに…「俺は女の子には優しくするのがモットーやから」奴の口癖だった。

    2005-11-10 17:39:00
  • 320:

    「何で優しくするん?」の質問に「可愛いからやで」としか言わない裕司。裕司は決して私に身体を求めてこなかった。一輝は寂しがりやで辛い事があると私をがむしゃらに抱いた。

    2005-11-10 17:59:00
  • 321:

    愛なんてないのはわかっていた。それで一輝の気がすむならって言い聞かせた私。身体は満たされても心の欲求不満が募っていくばかりだった。

    2005-11-10 18:01:00
  • 322:

    そんな時生理がこなくなっていたのを、ふと気付いた。もともと生理不順だったしストレスでホルモンバランスが崩れているのだと思っていて気にしていなかった私。

    2005-11-10 18:03:00
  • 323:

    でも何かおかしいと思い出した。胸がはって痛くなり匂いに敏感になり出した私は一気に不安になった…もしかしたら妊娠してるかもって日に日に思うようになっていった。

    2005-11-10 18:07:00
  • 324:

    気になりながらも恐くて確かめる事ができず、毎日普通に過ごしていた。裕司と車でドライブをしてる時、気分悪くなり吐いてしまった。車酔いなんてしない私が吐いたから裕司も心配していた。

    2005-11-10 18:09:00
  • 325:

    「どうしよう…妊娠してるかもしれんねん。生理きてないし」「壱の子やんなぁ?アイツに言うたんか?」不安な思いが爆発してしまい裕司に言ってしまってた…明日病院についてきてくれると裕司が言って家に帰った。

    2005-11-10 18:13:00
  • 326:

    家に帰ってからも不安でいっぱいだった。一輝はどう言うやろ?私自身、正直わからなかった…産みたいのかさえ。一輝の事を好きかどうかさえわからなくなっていたから尚更。

    2005-11-10 18:15:00
  • 327:

    きっと昔の一輝なら私を大事にして好きでいてくれたから、産んでくれって言ったかもしれない。でも今は違う。仕事が1番で、それ以外は考えてないはず。きっと邪魔だと思うはずやわ…

    2005-11-10 18:17:00
  • 328:

    とりあえず今日はここまでにしておきます?
    また明日更新するので是非読んでくださいね?

    2005-11-10 18:19:00
  • 329:

    名無しさん

    ????????????

    2005-11-10 23:52:00
  • 330:

    341サンあげてくれて、ありがとうございます?

    2005-11-11 00:41:00
  • 331:

    眠れないまま朝になり裕司と病院にいった。「4ヵ月はいってますね。どうするんですか?」やっぱり妊娠してた。しかも4ヵ月過ぎていたなんて…一応中絶の書類をもらって帰った。

    2005-11-11 00:44:00
  • 332:

    裕司は無言だった。壱に話するんやでと言い残し帰っていった。エコーで見ると形もできているのがわかった。それを思い出すと泣けてきた…今私の中に赤ちゃんがいるなんて実感ないけど生きてるんや…

    2005-11-11 00:47:00
  • 333:

    仕事も休み一輝が起きるのを待った。夕方頃起きたから恐る恐る話を切り出した「私妊娠してて今4ヵ月やねんて。今日病院いって言われてん」「本間に言うとん?」

    2005-11-11 00:53:00
  • 334:

    明らかに喜んでないのがわかった。「まさか産む気ちゃうやろ?学校あるもんなぁ笑」「産むなら学校辞めるよ」「お前産む気なん?冗談きついって!」迷惑なんや…何で一輝笑ってるん?

    2005-11-11 00:56:00
  • 335:

    「私の事好きじゃないん?嬉しくないん?」「鈴の事は好きやけど嬉しくないし俺には無理やわ」無理って何が?私はいいけど子供は無理って事?色々聞きたかったけど、聞けなかった…

    2005-11-11 00:59:00
  • 336:

    「俺は子供はいらんねん。鈴と2人がいいねん。邪魔なだけやし…仕事が大事やねん理解してくれや」邪魔…それが本音なんや。黙って家を出た私を一輝は呼んでいたけど、そのまま実家に向かった。

    2005-11-11 01:02:00
  • 337:

    なほ

    頑張って!

    2005-11-11 10:46:00
  • 338:

    なほサンありがとうございます?頑張りますね?更新遅くなってゴメンなさいm(__)m

    2005-11-12 04:00:00
  • 339:

    実家に向かうタクシーの中で色んな事を考えた。一輝は仕事が大事で子供を邪魔だと言った。私は必要だけど子供は必要じゃないとも。私と子供は今2人でひとつ…つまり妊娠してる私は必要じゃないんや…

    2005-11-12 04:04:00
  • 340:

    そんな事を言う一輝は私も必要じゃない。まだ胎動も感じないし、お腹も全く出てないけど生きてるんやと思うと泣けてきた。あんな一輝の子だけど私の子には変わりない。

    2005-11-12 04:07:00
  • 341:

    ママに言わないと…まずはそれからだ。何も始まらないと私は思った「ママ、私妊娠してんねん…今4ヵ月過ぎたとこやねん」少し間があって「鈴はどないしたいん?」驚く事も怒る事もせずママは冷静だった。

    2005-11-12 04:11:00
  • 342:

    「ゴメン…正直わからんねん、一輝は子供は邪魔やって言うてるし」「4ヵ月過ぎてるんやろ?堕ろすなら早くせんとあかんねんで?産みたいの?」何も言えなかった…

    2005-11-12 04:13:00
  • 343:

    確か病院の先生も今堕ろすなら中期手術になって約1週間の入院、出産と同じ位の費用がかかるって言っていた。この日は仕事に行く気になれず実家に泊まる事にした。一輝にも会いたくなかったし、ゆっくり考えたかった。

    2005-11-12 04:17:00
  • 344:

    裕司からとメールがあったけど返さず、ひとりで考えたかった。ここで裕司と連絡とっていると弱音をはいてしまい甘えたり逃げたりするのが、自分でわかっていたから返さなかった。

    2005-11-12 04:20:00
  • 345:

    しばらく学校も仕事も休んで実家にいた。つわりで食べても吐く度、子供の存在を感じた。熱っぽくなり、身体が言うこと聞かなくなった時も、私のお腹の中で生きてるんやと実感した。

    2005-11-12 04:33:00
  • 346:

    ママは私を黙って見ていた。「ママ私この子産みたい…私が守ってあげたい」「そう…なら今から一輝呼びなさい」言われたとおり一輝に久々に連絡し実家に来てくれるように頼んだ。

    2005-11-12 04:36:00
  • 347:

    一輝はだるそうに現われた「久しぶりやね一輝。仕事はどうなん?」普通に会話するママに一輝は動揺してるのがわかった「ぼちぼちですねぇ…うまい事いきませんわ」苦笑いしながら答えていた。

    2005-11-12 04:40:00
  • 348:

    早速、本題にはいった「鈴が妊娠してるの知ってるやろ?一輝はどう思ってるん?」「俺は今仕事が1番なんで鈴には悪いけど堕ろしてもらおうと思ってます」一輝はママにそう言った。

    2005-11-12 04:44:00
  • 349:

    「鈴は産みたいって言ってるねんで?一輝は鈴の事好きじゃないん?」「好きですけど子供は必要じゃないんで邪魔やし迷惑なんです」そこまで言う?本間に好きなら、もっとマシな言い方してよ一輝…

    2005-11-12 04:53:00
  • 350:

    ママは何も言わなくなった。「ゴメンね、わざわざ来てもらって。仕事頑張りな」そう言い一輝を帰らせた。私は下を向き黙ってるしかなかった…ママは何を考え、どう思ってるんやろ?そればかり気になっていた。

    2005-11-12 05:18:00
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