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∞桃尻伯爵∞
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1:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『だからねー、ユウも忙しいからね?わかるでしょ?アハハ☆わかってるわかってる(。・∀・。)ノうん、ありがと☆じゃ仕事だし切るね、ウンはいはーい☆』
ポチッッ2005-11-26 17:36:00 -
61:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
パカッ。。。。
『………(゚Д゚・)なんやて!』
ユウがみたメールはこう。
『早く決めてやぁ☆売れっ子ホステスやったら20位軽いやろ☆俺もあんま手荒い真似したないねんからやぁ☆ま、言い返事待ってまぁぁぁす☆』2005-11-29 00:05:00 -
62:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
件名は登録されていない。
馬鹿みたいに無駄につらつら列なった英単語。
『誰やこいつ。』
不安がユウを包んでいく。
『しかも字間違ってるし。『言い』やないやろ。『良い』やろ?…よほどの阿保か』2005-11-29 00:08:00 -
63:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ユウは、障子の向こうからカツカツカツカツとヒールの響く音にビクッとした。
リアが戻ってくる(゚Д゚・)
とりあえず瞬時に脳味噌が『消せ』と怒鳴ったので
脳味噌の指示に従いメールを物凄い勢いで消した。
ポヒポヒポヒポポポポポポポ!!!2005-11-29 00:12:00 -
64:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
カス──────ン
とまのぬけた音を鳴らし障子が開く。
『(εΘε。)ただいま』
泣いて擦って腫れ上がったリアの目にハッッッ?(゚Д゚・)!!
『ノビタが眼鏡取った時のB目たぁこのことなんだと今実感。ナウ、ナウ実感』2005-11-29 00:16:00 -
65:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『あぁ。B目ね、ズヒッッ』
『え!?知ってんの(゚Σ゚.)!』
『当たり前やろ。ズッッ。あたしを誰だと思ってんの』
『さすがァァ(。´∀`。)ノ』また一つリアに尊敬の念を抱いてしまった☆ハァ☆2005-11-29 00:20:00 -
66:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『あれ、ズヒッッあたしの、ズッ、携帯しらん?』
??(゚Д゚・)!!!ヤバイ!!
『ハァイ☆リアちゃんあったかいおしぼりょ☆』
ナイスだマスター☆
リアがマスターを見てる内にユウは携帯をリアのバックに突っ込んだ。2005-11-29 00:23:00 -
67:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『あ、そやそや携帯、ズッッ、知らん?』
『バックよく探した?リアはガサツやから(゚Д゚・)ちゃんと捜しなさいよッッ』
まるで、さも知らんようなデカイ態度でユウは答える。
『ズヒッそれがなぁ、ないね…あ、有った。』
悲しいかな日頃の行いがこうゆう時に表に出る。全くユウを疑わず、リアは自分の不注意と納得して携帯をバックに戻した。2005-11-29 00:31:00 -
70:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
リアはその後々何時間か飲み倒して案の定ぶっ倒れ、マスターとタクシーまで引っ張ってタクシーに掘り込んだ。
『北野まで』
タクシーは走りだす。ブーン
『ったく(゚Д゚・)』ユウはリアの頭をくしゃくしゃと撫でてため息をついた。2005-11-29 14:59:00 -
71:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『どうするかな。』
ユウは明るくなろうとしている空を見上げて呟く。
とりあえず登録されていない、頭の悪い男のメールアドレスをリアの携帯から抜き出す。
『着きましたよー。』
ハッと見上げて『ありがとう。いくらです?』と笑った。2005-11-29 15:03:00 -
72:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『重ッッ!!!』リアをかついでタクシーから降り、
オートロックをピポパポ押してエレベーターまでゼーゼー言いながらヨタヨタと歩く。
ガンッ!!!
半ば殴る様に陳列された数字の11のボタンを押す。2005-11-29 15:08:00 -
73:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
なんとか家につくとリアをベットに転がす。
『ムニョムニョムニョ(ΘωΘzZZ)』
リアはぐっすりと深い眠りの中に入り込んでる。
ユウは自分の、ピンクと紫のスワロフスキーでキラキラにデコレーションされた携帯を開いた。2005-11-29 15:12:00 -
74:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
プルルルルプルルルルプルルルル
『はい?』
『あ、ケイタぁ?ホスト上がったんだってね☆お疲れ様。』
電話の相手はケイタと言う元ホスト。2005-11-29 15:17:00 -
75:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ケイタの彼女、琳は、ユウの昔からの友達。
もちろん二人ともユウの中身を知っている。
琳がいろいろ大変だった時からケイタとはあれこれ仲がいい。『どーしたのまさるっち☆』
『(゚Д゚・)本名で呼ぶなって』2005-11-29 15:19:00 -
76:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『で、その男を調べろと?』
『そぅなの。多分ホストなんだと思うのよ。』
『根拠は?』
『さっきまたメールきてねー、見たら『店にお金持って来たら客が怪しむから用意できたらメールして』とかぬかしてケツカッチンなのよ』
『アドレスになんか手掛かりないィィ?』2005-11-29 18:05:00 -
77:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『んー(゚Θ゚・)。。。
あら(゚Д゚・)??。sirouって書いてる。シ…ロウ?って呼ぶのかしら』
ユウは目を細める
『シロウ?…あ、シロかな?アドレス顔文字みたいになってない?』
『なってる!!!英単語で顔になってる(゚∀゚・)』2005-11-29 18:09:00 -
78:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『シロなら俺の同期のツレが前働いてた店のヤツやん☆』
『ケイタは直接知り合いじゃないの?店はどこ?』
『うん、俺ッチは直接繋がりない。たしか店は梅田の●店』
『ありがと。じゃ(。´з`。)ノ』2005-11-29 18:14:00 -
79:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『え、オイオ…』ぶちッッ
ユウは電話を切り店の名前を携帯にメモする。
『(`∀´*)イッヒッヒッ☆
見ておれ馬鹿ホスト☆あたしの世界一ラブなリア泣かしたんだから。たんと、こらしめてあげるからねッッ☆』2005-11-29 18:19:00 -
81:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
気がつくと寝ていた。
ん…なんか……痛い…。
『ギャ(θДθ!!!)』
目を開けると、寝ぼけたリアがおもいっきり踏ん付けていた2005-11-29 22:54:00 -
82:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
リアは清々しい目覚めだったのか、みょうにすっきりした面持ちで部屋を出ていった。
『けーたいーどこやぁぁ』
リアが出ていった部屋で小さい声で呟いた。
カサカサとベットの周りを手を滑らし携帯を捜す。2005-11-29 23:16:00 -
83:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
♪♪♪リンコロ♪♪♪リンコロ♪♪
パカッッ
《嘘つきは泥沼の始まりよ》
●件名●カミ●
カコカコカコカコカコカコカコカコカコ。。。2005-11-30 00:17:00 -
84:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
《泥棒よ。デワ☆》---送信☆
パタンッッ
携帯を枕の下に突っ込み、布団にくるまる。
リアが『仕事の準備は』
って部屋に顔をひょっこり覗かせて聞いてきたヶドゴロゴロ☆2005-11-30 00:21:00 -
86:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
気がつくとまた寝ていたのかヨダレが垂れていた。
◎PM21時43分◎
『ありゃ。よく寝たわァァ。ふぁぁぁ』
あくびをしながらベットから降りて居間へ行く。2005-11-30 01:40:00 -
87:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
携帯を見るとチカチカと点滅。
『んー誰かしら』
パカッッ
●件名●リア●
《ヤバイって(。´-`。)ノ》2005-11-30 01:42:00 -
88:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
(゚Д゚・)ヤバイのッッ!!?
あの馬鹿なシロって奴の事!!?大変な事になってるの!?
ハァハァ、ダメよ落ち着けあたし。落ち着くのよあたし。落ち着け落ち着け落ち着け(。・_・。)ノ2005-11-30 01:46:00 -
89:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
くっそぅ!!!シロめッッ!!!
またリアの可愛い顔を悲しい顔にさせたのね!!
許せないッッ!!!
絶対許さないワヨ!!!
バタバタバタバタバタバタバタバタ2005-11-30 01:48:00 -
90:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ユウは物凄い早さで風呂に入り髪を乾かし化粧を始める。
『リアに悲しい顔はさせないんだからッッ』
勝手に闘争心をメラメラ燃やすユウ22サィ。クドイようだが性別はオ☆ト☆コ☆2005-11-30 01:51:00 -
91:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
バタバタバタバタ必死に急ぐ。
ユウはシロに会いに行くおつもり。
急がなくても良いのだけど、ユウは逸る気持ちを押さえられず急ぐ。
それでも化粧に時間がかかり、結局準備出来たのは
◆23時42分◆2005-11-30 01:57:00 -
93:
さく
読みアゲッ??
2005-11-30 15:37:00 -
94:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
さくチャンありがとう(。´v`。)ノトリップ変わったし?機使いにくいヶド頑張って書きます☆
2005-11-30 16:19:00 -
95:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
♪♪♪リンコロ♪♪♪リンコロ♪♪
(゚Θ゚・)誰やろ。
『はーい?』
『もしまさるっちィィ☆』2005-11-30 16:21:00 -
96:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『あぁ、ケイタ?どしたのー?あたし今忙し…』
『新情報なんやヶドー☆』
『!!!何ッッ!!?』
『聞きたいィィ(。´v`。)ノ?』
ケイタが、電話ごしにでも嬉しそうなのがわかる。2005-11-30 16:24:00 -
97:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『何(*゚Д゚)!!!』
『あんねー、実はシロってホスト、かなり友営で有名でね、夜遊びにもほとんど叩かれた事ないねんてー。』
シュボッッ
ユウは煙草に火をつけた。
『うん、で?』2005-11-30 16:26:00 -
98:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『でもね(。゚∀゚。)』
『何(。゚∀゚。)』
『かなりバクチ好きで、借金がかなりあるんね。』
『ホゥホゥ(゚Θ゚・)』
『リアっちょと付き合ってた時からバクチ好きやったんやろうしリアっちょは知ってるかもだけど、裏ではかなり鬼みたいな事してんだってー』2005-11-30 16:30:00 -
99:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『(。・_・。)?』
『友営の裏で、オイシイ客は、しょっぱな枕して、こってこての本営なんだって。
だから叩かれないし、周りも気付かないの。』
『で?』
『で(。´v`。)ノね。』2005-11-30 16:32:00 -
100:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
*+*+*+*ピッッッ
ユウは煙草をくわえたまま携帯を眺め下ろしていた。
『『本営の一人が、未成年だったんだって☆』か。。。』
呟いて……ニヤリ☆2005-11-30 16:35:00 -
101:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『イッッヒヒヒヒ(`∀´*)』
(。゚∀゚){オイシイじゃない☆未成年に酒飲ましてケツカッチン☆プックック☆でもそれだけじゃ何か物足りないわねェェ。せっかく休んだってのに。
(*゚Д゚)!!!ハッ☆2005-11-30 16:39:00 -
102:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
(。´v`。)ノにやり。
ユウはバッチリ化粧を直して、ファーのボッテリついたコートを羽織り、無駄にでかい玄関の鏡で全身くまなくチェックする。
『よしよしッッ、完璧☆』2005-11-30 16:43:00 -
103:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ファーコートにHERMESのバーキンを片手にぶら下げ、BVLGARIのアクセは首から手元からキラキラお上品に光りを放つ。
金持ちな小マダムみたいな身なりでカツカツとヒールを鳴らし、
むかうは梅田☆
新地はすり抜けタクシーを走らせる☆2005-11-30 16:47:00 -
104:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『あ、オイチャンそこでいいよ☆いくら?1260円?はいハーイ。じゃ、これで。お釣りはいいからコーヒーでも飲んで☆グピッッと飲んじゃって☆じゃありがと(。・v・。)ノ』
ユウはタクシーを下りて活気ついた梅田の街を歩く。2005-11-30 17:15:00 -
105:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『さぶっッッー!!!』
ユウは腹ごしらえを済ませて東通り商店街をテケテケテケテ歩く
『あれ、シロの店なんて店だったかな』
『お姉さん☆どこいくんッッ』
ユウはどうせスカウトかと嫌々ながら手をスッとふって振り向きもせずステステ歩く。2005-11-30 21:27:00 -
107:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『どこいくんってッッばぁ』
しつこい男にユウはイライラしたが次の瞬間
『あ(。゚∀゚。)』
ユウは振り向く。
『お兄さん◆ってホストクラブ知らない?』2005-11-30 21:30:00 -
108:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『え?それ俺の店やで』
(゚Θ゚・)!!!
『あら(。´v`。)ノなんて運がいいのあたし☆話しが早いわ☆シロって子いる?』
『シロさんのお客さん?シロさんもう来てるで』
『連れてって☆さぁさぁ今すぐに(`∀´*)』2005-11-30 21:33:00 -
110:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『らっしゃっせェェ!!!』
ついたホストクラブは、
耳がキンキンする程うるさいトランスの音色と、かんだかいお客さんの笑い声。
ホストの低いトーンでアップテンポな一気コール。2005-12-01 01:23:00 -
111:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『シロさん指名やんなー!!』
連れてきてくれた新人は、複雑な気持ちなのが伝わる、マニュアル通りの作られた笑顔。
『うん。あ、たんたかロックでスダチ搾って』
ユウはとりあえずと言った感じでオーダーしてホッと一息2005-12-01 01:26:00 -
112:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『あの子髪の毛アップの方がいいのに』
暇な待ち時間、ユウは勝手にお客のファッションチェックをして楽しむ。
『あの子はミニスカート似合わないのに無理しちゃって』
実にいい迷惑である。2005-12-01 01:29:00 -
113:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『はっじめましてぇ☆ヘルプのゴルゴでーす』
ユウは目の前に座ったホストを見て
『(゚Θ゚・)よく君そんな名前つけられてまでホストしようと思えたね』
『えー!!?ってか可愛いなぁ!名前聞いていい?』
無視かよ(。´v`。)ノ2005-12-01 01:32:00 -
114:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『ホストよく行くん?』
『可愛いな』
『彼氏おるん?』
マニュアル通りか?つまらん質問である。ユウはうるさい空気が窮屈で、窒息しそうで堪らなく気分が悪かった。2005-12-01 01:36:00 -
115:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
適当に愛想笑いを振り撒くと、手元のグラスを傾けた。
カラン。。。コロン。。。
まだかシロは。シロはまだなのか。
イライラがユウを包み込む。
『はじめましてェェ☆』━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━キタ!!2005-12-01 01:39:00 -
116:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
●●略部●●
『はじめましてェェ☆』
キタ!!!2005-12-01 01:40:00 -
117:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『シロでっすゥゥ☆』
ユウははやる気持ちを無理矢理落ち着ける。
ギュウギュウ。落ち着け落ち着け
ユウはゆっくりと見上げ、さも待ってました!!!的な満面の笑みを浮かべ『はじめまして☆』2005-12-01 01:43:00 -
118:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『はじめましてやんなぁ☆ってかロックかよッッ!!!』
━━━で?
『待たせてごめんなぁ。でもめっさ可愛いやん!!!付き合ってって感じやわ☆』
━━━で?
ユウは品のないホスト、シロを見てより一層吐き気を催した。2005-12-01 01:47:00 -
121:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ユウはあまりに品の無い笑い方をするシロをみて
『まぁ顔は綺麗ヶド。なんでこれと付き合ってたのリア』
と小さすぎる声で呟いた。
無論、ばかでかいトランスの音に掻き消され、ユウの声は隣のシロには届かなかった。2005-12-01 12:46:00 -
122:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
シロが笑いながら聞く
『俺もなんか飲むでーィ☆』
『あ、じゃあとりあえずカフェパでも☆』
シロはピタッッと一瞬止まった。しょっぱなカフェパで、テーブルにはフルーツが置いてある。まるで金持ちお嬢さんが知らないホスト遊びをしにきたように誰もが見て取れる光景。シロは『オイシイ客』と察知したのだろう2005-12-01 12:50:00 -
123:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『ありやーっすッッ!!!』
うるさいトランスは尚更うるさいシャンパンコールに早変わりする。
ユウは続けて2本降ろした。
幸いシロの客は続けて帰り、店内のシロのお客はユウを含めて3組。
『オイシイ客』と判断したシロはユウにつきっきり。2005-12-01 12:54:00 -
124:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
シロはさすがに酔っていた。
ユウにやり。´v`。)
『そろそろかしら』
でわでわ作戦実行☆
『あのねー?』シロの耳元に顔を近づける2005-12-01 12:58:00 -
125:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『何なにー?』
シロからシャンパンの臭いアルコール臭が漂う。
『あたしちょっとふたりっきりになりたいなぁ☆』
ユウはこれみよがしに甘い声でささやく。
シロは酔いも手伝い『オイシイ客』『枕』『もっとオイシイ客』が脳裏をよぎる。グリグリグリグリ☆2005-12-01 13:02:00 -
126:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『でもなぁ』
ちょっと困った顔をするシロ
『そーやんなっ!!ごめん』
ユウはすかさず引く。
『じゃあ今日はもう帰ろっかな☆酔っちゃったし』2005-12-01 13:04:00 -
127:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ユウはチェックとヘルプに告げると、運ばれた伝票をみて財布を開ける。
『(*゚Д゚)!!!』
酔ってはいてもシロもホストのはしくれ。
ユウがわざと入れて、わざと見える様に開けたともしらず財布の中の見る。軽く100枚はあるだろう札束。2005-12-01 13:07:00 -
128:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『枕決定☆本営決定☆』
シロは頭の中でウッヒョウヒョ☆
もちろんユウはニヤリ。
『かかったな』
呟いて財布をバックにしまう。2005-12-01 13:10:00 -
130:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
シロはユウの腕を引き、トガノ町のラブホに入る。
『ィシシ(`∀´*)』
ユウは思惑通りに事が進みご機嫌。
『ご休憩っと☆』言って部屋を決め、エレベーターに乗ったらチンッッ☆あっという間に部屋に入る。2005-12-02 00:21:00 -
131:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『ヒャーイッッ☆』
部屋に入るなり、馬鹿が飛び付いてきてユウはベットに押し倒される。
『イヤン☆先にお風呂☆入ってきてッッ(。´v`。)ノ』
『えー!!!もーいーやん』
『だめッッ☆』ブリブリと玉緒級のぶりっ子ぶりにシロも泣く泣く風呂に行く2005-12-02 00:24:00 -
132:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『さ、てと☆』
ユウはバックから何やら白い粉を取り出した。
おーっと!!!そこのあなた!!!
危ないお薬ではないので安心しておくんなまし☆
バカッッッと冷蔵庫を開けて冷たい冷たいジュースを取り出す。ポカリである☆2005-12-02 00:27:00 -
133:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
サラサラサラサラ〜♪
実はこの粉、漢方薬なのです。あまりにもリアが寝付きの悪い時に飲ませるとぐっすり☆
な万能薬☆
ポカリは吸収が早いでしょ?
うふふふふ(。・v・。)ノ2005-12-02 00:30:00 -
134:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
準備は万端☆
ユウももうひとつポカリを出してグピグピプハー(。θvθ。)ノ
カラカラカラカラ。。。
『ウイーックお先〜☆いい湯やったで早く入りや』
『ハァイ(。´v`。)ノあ、シロくんポカリ出しといた☆どーぞ☆』2005-12-02 00:33:00 -
135:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ユウは自分の持っているポカリを口に宛てながらシロにポカリを渡す。
『おぉ。わざわざあけてくれてんやん。ありがと』
グピッッ。。。グピ。。。。。。
ノンダ━━━(。゚∀゚。)━━━!!!2005-12-02 00:36:00 -
136:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『じゃ、ゆっくり待ってて』
ニヤリと不適な笑みを浮かべユウは風呂場に入っていった。
数分後(。・v・。)カッコーカッコー2005-12-02 00:38:00 -
137:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
カラカラカラカラ。。。
『あぁら☆なんてぐっすりお休みなのかしら☆』
してやったり(。゚∀゚。)
シロはガーゴーガーゴーと怪獣を思わせるイビキを軽やかなリズムで発していた。2005-12-02 00:41:00 -
138:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
つんつんしても、ハリ手くらわしても、引っ張っても、乗っても………びくともしない☆
(。`v´。)ノ
。。。。。キュッポンッッ!!!
ユウはバックから取り出した油性マジックのフタを抜いた。2005-12-02 00:44:00 -
141:
?ハナハナ?
おまめちゃん??烏龍茶?から読んでます?これからもいろんな小説を届けちゃってください??
2005-12-02 01:26:00 -
142:
名無しさん
メタおもろL|??
頑張って更新
させて?さL|ねえ〜?2005-12-02 06:09:00 -
143:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
??ハナハナ??読んでくれてありがとう??アナタにオモシロシなお話?届けこの思いッッ?
名無しサン?ありがとう??また感想スレにヵキコ待ってます???2005-12-02 11:43:00 -
144:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
キュッキュキュキュキュキュッッ。。。
『(。´v`。)楽し☆』
キュキュキュキュキュキュッッ。。。。
数分後(。・v・。)カッコーカッコー♪2005-12-02 11:45:00 -
145:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『よし☆携帯携帯ッッ☆』
カシャッッカシャッッ
『完璧だわ☆』
ユウは何やら思惑通りに事を済ませて清々しい顔でラブホの玄関でヒールに足を突っ込み、カンカンとかかとを鳴らした。
『ふふッッ☆売れっ子ホストさらばじゃ(。´v`。)ノ』2005-12-02 11:49:00 -
146:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
パタンッ。。。
部屋の中はガーゴーとイビキが響き続ける。
イビキの発声源シロはあられもない姿。簡単に説明しますと、
スッポンポンなシロのアレは黒いインクで塗り立てられ、お腹には落書きが。
気になる(。・v・。)?2005-12-02 11:52:00 -
147:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
【僕は立ちましぇん】
しっかり黒々と記入されたシロのお腹は、しっかり写真となりユウのデータフォルダに保存された。2005-12-02 11:54:00 -
148:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
シロが脱ぎ捨てたスーツのポケットには一枚のカミキレが突っ込まれ、その紙には
【写真ばらまかれたくなかったら、金輪際、リアには近付いちゃダメよ☆うふふ☆あ、ちなみに携帯のリアの写真は削除したし、念のためSDカードは頂いておくわ☆
P.S━━未成年にお酒のまして元カノに金せびって。あんたの方が夜遊びやら2チャンネルに向いてるわよ☆じゃ☆】2005-12-02 11:59:00 -
149:
さく
読みアゲッ?
2005-12-02 13:08:00 -
150:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
?さくチァありがとゥゥ??書きまっせィィ?
2005-12-02 21:32:00 -
151:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
カツンカツンカツンカツン。。
ユウは、眠らない街が唯一静かになる夜明けの梅田をタクシーを捕まえるために歩いた。
『寒ッッッ』
コートのえりをピッと立て、丸まった背筋をたてた。2005-12-02 21:36:00 -
152:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
目の前を通りすぎるタクシーにハッとして、パッと腕を上げ、しばらくすると
タクシーが止まる。
バタッッ
『ありがとうございますー。どこまで?』2005-12-02 21:39:00 -
153:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
朝まで車を転がして、嫌な客でも居たのだろうか。
お疲れ気味で無愛想なタクシー運転手。
『お客さん!!?』
またまたハッとする2005-12-02 21:43:00 -
154:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『あぁ、北野まで。』
タクシーは世話しなく静かに走り出す。
ユウはなんとなく悲しかった。リアの過去が、あまりにリアルなもので恐かった。人と人は、どこかで冷たく離れていなければいけないのかもしれない。例え己が踏み込みたくても、踏み込んでしまうと、思い描いた理想や善意は、はかなくもろく、異常な程に鮮明だったりする。見てはいけない領域に、土足で踏み込んだような、それはあまりにも大きな嫌悪感を生み出す事がある。2005-12-02 21:51:00 -
155:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
本当に大切にしたい相手こそ
本当は傷つけてしまうのかもしれない。
リアに笑って欲しい自分の気持ちは、もしかすると単なるエゴイズムなのかもしれない。
ハッ(*゚Д゚)!!!暗いょ自分!!!2005-12-02 22:00:00 -
156:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ユウは急にリアの声を聞きたくなった。
ピッピッピッ。。。ピッ
*+*+*+**プルルルルプルルルルルルルル
『はいょ』
電話に出たリアの声が、寝ぼけて腑抜けた声じゃなかったからちょっと戸惑う。2005-12-02 22:03:00 -
157:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
いつも通りのリアの声。
何とも意味のない会話をしてホッとして電話を切った。
家につくとリアが先に帰っててメモを捨て忘れてて、わたわたしてたら無理矢理リアに酒を飲まされた。2005-12-02 22:06:00 -
158:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
酔い潰れたリアを抱き抱え、ベットに運ぶとユウは風呂に入ってやっと就寝(。´_`。)
『…ウ、ユウ!!!』ん?夢?リアの声が聞こえる。2005-12-02 22:08:00 -
162:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
バコッバコッバコ
『痛いッッ。何いたっッッえ?なッッ何!(*゚Д゚)?』
ユウは飛び上がる程ではないにしろ、上半身をムクッと起こした。
『ユウ!!!』
『は?はい何(。´_`。)』2005-12-03 15:24:00 -
163:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『買い物行こ。ドレス!!ほんで髪切りに行こ!!!早く!!』
飛んできたリアが無理矢理ユウに被されたふかふかの羽毛布団をひっぺがす。
『寒っ(*゚Д゚)』
『ホラ、風呂いけ早く!!』
ガッ。。リアはユウをベッドから蹴落とした。2005-12-03 15:27:00 -
164:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『痛い痛いッッわかったわかった風呂入るから』
ユウはただならぬ殺気を背後から感じ、リアがまた何かあったのか、と、ほとほと呆れながら風呂に向かった。
チャポ───────ン2005-12-03 15:30:00 -
165:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『飲んでぇ♪♪飲んでぇぇ♪飲まれてぇ♪フフフン♪』
余り知らない河島英吾を鼻歌で奏でながらユウは湯舟につかって不細工過ぎる悪どい顔したアヒルのオモチャを泳がせる。
ガラガラガラガラッッ!!!2005-12-03 15:34:00 -
166:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『キャ(。´v`。)えっちィィ』
『まだ!!?(`Д´*)』
『まだってまだ入って5分そこそ…』
『早く!!!』
*+*+*+*ガラガラピシャッッ!!2005-12-03 15:36:00 -
167:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
どうしたのかしら(゚Θ゚・)
あんな荒れ荒れなのは珍しいわねぇ。ポチャ。。。
便秘で一週間程フン詰まりってた時もあそこまでは荒れてなかったし。ポチャン。。。。
あの子の大事に大事に保管してたモズクを知らずに食べちゃった時もあんな荒れ荒れじゃなかったのに。ポチャ。。。カミと喧嘩でもしたかな(。´v`。)ノ2005-12-03 15:43:00 -
169:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
サッサカと風呂を上がり、化粧をする。
リアがサザエさんみたいな頭でボケーッッと見つめてくる。
『何?見つめられても困るんですけど(*゚Д゚)』
『あ、あぁごめんごめん。てか急げ』2005-12-03 22:03:00 -
170:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『何か有った?』
ジュボジュボとマスカラを引っこ抜きながら鏡に映る後ろのサザエさんに聞く。
『何も』
『へぇーふぅぅん』
何かあるんだなと直感か第六感か知らないヶド勘が働いた。2005-12-03 22:06:00 -
171:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『なぁ』
サザエさんが頭にくっついたカーラーをユサユサと揺らしながら話しかけてきた。
『ん?』
あたしは相変わらずマスカラを何回もマツゲに覇わす。
『22て大人?』2005-12-03 22:09:00 -
172:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『ハハ。何いきなり』
鏡の中の不貞腐れたサザエさんの目を見る。
『いーの!!!大人か子供か聞いてんの!!!』
『はいはい。』
『どっちってば!(`Д´*)!』2005-12-03 22:12:00 -
173:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『あたしはまだまだティンカーベルよ☆』
鏡の中に向かって答える。
『あんたはピーターパンでしょ男やし』
『ティンカーベルよ!!!』
『ハハ。…………あたしは…。なんやろーなぁ…。』2005-12-03 22:14:00 -
177:
さく
読みアゲアゲッ?
2005-12-04 09:04:00 -
179:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
それからドレスを買いに行き、古びた喫茶店で休憩して
美容院(。・v・。)ノ
『ユウっち今日はどんなかんじにするー?』
あたしの担当モギちゃんは鏡ごしに話しかける2005-12-04 12:26:00 -
180:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『お任せで(。・v・。)』
『相変わらずリアちゃんとは違ったオーダーやなぁ☆』
『あたしはお任せ主義よ☆』
隣ではリアの頭からジャキンジャキンと髪の毛が落ちていく。
『(*゚Д゚)リアが切ってる』2005-12-04 12:29:00 -
181:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『なぁ(。゚∀゚。)珍しいな』
モギはユウの頭を丁寧にクシでとく。
『めっちゃ切ってる!!!』
『なぁ(。゚∀゚。)切ってるな』
『ちょっとあんた(`Д´*)会話する気ないでしょ!!!』2005-12-04 12:31:00 -
182:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
出来上がりは満足☆
『あらユウ可愛くなって☆』
リアが財布を片手に揺らしながら近寄る。
『リアこそ大人っぽくなって凄い素敵よ』
リアが照れながらにやにやしているのが何気にわかった。2005-12-04 12:33:00 -
183:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『リアなんで切ったのー?』
会計をしながら聞く。
カッチョンカッチョンとレジがレシートを打ち出す。
『なんか、気分転換?』
『ふぅん(。´v`。)』2005-12-04 12:35:00 -
184:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
心斎橋をリアの手を引いてぶらぶらする。
リアがカレーを食べたいと言ったから、目に着いたインドレストランに入る。
『いらっしゃいませェ』
可愛い女の子従業員の声。
こじんまりとした席に座ってメニューを見渡す。2005-12-04 14:24:00 -
185:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『お決まりですかァ?』
従業員の女の子の声に頭を上げる。
『えっと、あたしは…』
ユウは黙りこんだ。
『ん?オイ、ユウ?どしたん?えっと、あたしはシーフードセットでナンで』リアが淡々と注文する。2005-12-04 14:28:00 -
186:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『シーフードですね、サラダかデザートがつきますが、どちらになさいますか?』
ユウは目が点で黙ったまま。
『えっと、じゃサラダで』
リアが話している従業員の女の子。それはエイと言う女の子。見ただけでわかる。
ユウが男の子だった時の元カノ2005-12-04 14:31:00 -
187:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『かしこまりましたぁ。お客様はいかがなさいますかぁ?』
気付かない。そりゃ当たり前。だって目の前に座ってる客は、元カレの『まさる』ではなく、綺麗に着飾った『ユウ』なんだもの。
『あ、チキンカレーセットで、ライスでデザートで』2005-12-04 14:34:00 -
188:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
エイはすらすらと伝票を記入して立ち去る。
『ユウ?』
ハッ(*゚Д゚)!!『ん?』
『どーした?』リアはこんな時だけ勘が鋭い。2005-12-04 14:36:00 -
190:
さく
読みアゲアゲッです?
2005-12-04 15:24:00 -
191:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
*+*+*あの頃まだまだ俺は幼な過ぎて、
まだまだ誰かを大切になんてできなかったんだ。
エイ、君は今幸せかい?
あの時、どうして信じてやれなかったんだろうね。
悪いと、悪かったと、思ってるから、今なら許してくれるかな2005-12-04 17:25:00 -
192:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
3年前*+*+*マサル19歳
*+*+*+*『まぁくん!!!待ってお願い!!!』
『お前なんで嘘ついたん?』
エイに腕を力いっぱい捕まれ振り返るマサル。2005-12-04 17:28:00 -
193:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『あれはほんまに間違いやってんって!!!』
『はッッ。お前間違いであいつと浮気しとん』
『だから、ほんま酔ってて…。寂しかってん…』
『意味わからんねんけど。俺、お前になんかした?』
『だって、まぁくんモテるし、冷たいし』2005-12-04 17:31:00 -
194:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
マサルは当時、専門学校に通う美容師目指した学生。
エイとは学校で知り合い、エイに告白され付き合っていた。
マサルは女の子も尻込みする位に綺麗な顔立ちで、回りは男女問わずに人気者だった。
もちろんモテた。
でもマサルはエイをほんとに好きだった。好きで好きで、好きが故、素直になれずに冷たく振る舞っていた。2005-12-04 17:36:00 -
195:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
でも、エイは余りいい噂は立たなかった。
『軽い』『ヤリマン』『3股かけてる』など、
毎日マサルの耳に右から左から飛び交っていた。
それでも信じていたかった。それでも好きだった。
初めての女の子。2005-12-04 17:39:00 -
196:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ある日一人暮しのエイのマンションに、マサルはバイト帰りに内緒で寄った。
黙って行った事など初めてで、鍵が開いていたのでマサルはドアを開けた。
そこで目にしたのは
パーカーだけ羽織って下は何もはいていないエイと、いつもマサルにくっついて、毎日のようにエイの『悪い噂』を耳元で囁いていた友達と思っていた男。2005-12-04 17:43:00 -
197:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
何もかも失って一人ぼっちになった気がした。
学校も辞めてしまい、ほんとに中身も夢も何もなくなった。
それから何度かエイは実家に来た。
会いたい気持ちはどこにもなかったのに。
それでも、好きな気持ちだけがいつまでも剥がれ落ちてくれなかった。2005-12-04 17:46:00 -
198:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
苦しくて苦しくて、
『誰かを好きになる事』が、こんなに辛いものだなんて、マサルは何ヶ月も何ヶ月も、一人、闇の中でもがき苦しんだ。
苦しんだ結果、自分以外を愛する事を封印する。絶対に開かない箱に入れて、絶対に二度とひらかないと誓って。
家をでて今に至る。2005-12-04 17:51:00 -
199:
さく
ハラハラ?
2005-12-04 19:22:00 -
200:
名無しさん
ァゲる?リアの話消えたン??
2005-12-05 11:11:00