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それでも好きやった四年間
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1:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
あゆみは今22歳で、これから書くのは四年前に出逢ったサイテーな男とバカな女《あゆみ》の現在までのことを書いていきます。現在もまだ完結してない状態ですが書き終わる頃にはどんな結果になるかわかりませんが完結させます(v_v?)
他の方の小説も参考に読みやすく書いていくように気をつけますが、至らないところはアドバイスお願いします!よかったら読んでくださいm(*._.)m2005-09-15 15:39:00 -
10:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
あゆみんですが新大阪じゃないデス??私と同じような子いるんですか?めっちゃバカなんで読んでいってもらえば新大阪のあゆみんさんとは違うと確信されると思いますガ?ワラ
よかったら続きも読んでくださいネ??2005-09-15 19:33:00 -
11:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
サイテーな男の店に行くまで少しだけ更新します☆
2005-09-15 21:26:00 -
12:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
住んでいた家を飛び出して美穂とその見知らぬ男の人との3人の生活が始まった。3LDKの部屋の一部屋を私と美穂に与えられた。6畳の部屋に二人はさすがに狭い。。でもあの家で我慢して暮らすことに比べたら贅沢なんて言ってられんかった。
2005-09-15 21:35:00 -
13:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
でもわたる《今更すみません。同棲してた男デス》と縁が切れたわけじゃない。部屋はそのままだし、引き払わなければ。でも引き払ったらわたるには家がない。あんな男にまだ情という一番厄介な気持ちが残ってた。
「お前がマンション引き払ったらオレはどないするねん!お前と住んだおかげで今更実家なんか帰れへんやんけ!」
はぁ??って思う。。情けない男…それやのに何の情があるの??あいつは私に情のカケラもないのに。バカな女や。
美穂と一哉さんとの生活は毎日がほんまに楽しかった。美穂は美容師をしながら夜もたまに働いてた。私は大学行きながら相変わらず夜も働いてた。一哉さんはほんまに優しい人で昼間働いてる人やったから夜は毎日のように仲間が遊びにくる。うちらも夜の仕事が休みの時にはよく一緒に遊んでた。いろんなところに連れてってくれてずっとこんな生活が続けばいいと思ってた。わたるのことも次第に考える時間が日に日に少なくなっていった。2005-09-15 21:49:00 -
14:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
でも3週間くらい過ぎた頃から毎日のように電話がかかってくるようになった。
「勝手に出ていったんはいいけど金ないし食べて行けへんし学校帰りにでも食料買って持ってきてや」って。ありえへん…でも気になる。
《仕方ないな。明日学校帰りに寄ったろ。部屋散らかしてるやろなぁ。選択どうしてんねんやろ。同じバスタオルばっかり使ってるんやろなぁ》
それから3日に一回くらいは学校帰りに寄るようになった。掃除をしてご飯作って少しのお金だけ置いて帰ってた。2005-09-15 21:58:00 -
15:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それがある時1週間くらい行けへんかった日があった。わたるからも催促の電話がない。
なんでなん??女??
まさかと思いながら向かった。
やっぱり…入った時は誰もいてなかったけど確実女が頻繁に出入りしてる。すぐにその女が誰かもわかった。前からわたるが好きやって言ってた女や。あの女、彼氏おったはずやのに別れたんか。めっちゃムカついた!私はあの女と生活させるために家出たんじゃない!女もよくもぬけぬけと私の部屋出入りできるなぁ。サイテー男にはサイテー女やな。お似合いやわ。もうあんな男いらん!2005-09-15 22:08:00 -
16:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
さすがにこれは一気に冷めた。もういい。シバかれても何を言われても何が何でも部屋引き払おう。
その次の月に引越しをした。わたるとはモメたけど最後にはわかってくれて《無理矢理わからせたワラ》引越しの手伝いもしてくれた。とりあえずツレのとこに行くらしい。最後にバイバイを言う時は辛かったけど、これで解放されるって気持ちが大きかったし涙ひとつ流すこともなかった。2005-09-15 22:14:00 -
17:
名無しさん
それからは幸せやった。美穂とはほんまに姉妹みたいに仲良くて、お互い彼氏もおらんからクリスマスも二人でひらパーへ行ったし。(^^;;それに夜は一哉さんとかいっぱいでパーティーした。でもそのちょっと前から嫌な予感がしてた。クリスマスの夜、それが確信できた。美穂と一哉さん、付き合ってる。
―何で黙ってたん??
「だってあゆみ、知ったら出ていく言うやろ?うちな、一哉のこと好きやし付き合ってるけど、今はあゆみと三人で暮らしてるのが楽しいねん!だから出ていくとか言わんといて!」
―知った以上ムリやわ。あたしは気まずいわ、やっぱり
「ほんならあんたどうするつもりなん??」
―どうしよう…2005-09-15 22:26:00 -
18:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
[略]
―どうしよう。2005-09-15 22:28:00 -
19:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
いったん終わります。そろそろ準備してバカ女はサイテー男の店に行きます。金払わんでいいとか言ってるけどほんまのところどうなんやろ(v_v?)千円だけポケットに入れて財布置いて行こうかな。ワラ
また報告しますね!ってか誰も読んでくれてなかったらただの独り言やんか(゚∀゚*)ばりマヌケやし(*ノ_2005-09-15 22:36:00 -
20:
名無しさん
読んでるよ!
2005-09-16 01:09:00 -
21:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
実況中継d(*`∇゚)只今サイテー男の店きてます!カフェパリ《シャンパン》おりました!サイテー男のおごりらしいです?(゚ロ゚〃)ほんまかいな…
2005-09-16 02:49:00 -
22:
あき
あたしも読んでる★彼氏に対するってめっちゃ分かるっ(=Д=;)
2005-09-16 04:15:00 -
23:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
只今カフェパリ3本目あきました!!やっぱりあゆみが払うのね
らじゃ(v_v?)2005-09-16 05:27:00 -
24:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
チェック出たょ!59,400円なり!払いますょはぃ!ラブ&ジョイで終了ですゎ丶(゚∨゚`)ィヨッ
2005-09-16 07:12:00 -
26:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
サイテー男が今起きて営業電話始めました。頭悪すぎ…
「俺のこと思うんやったら誠意見せてや」やって。そらナンバー落ちるわなぁ2005-09-16 08:53:00 -
27:
名無しさん
?まりあのしおり?
2005-09-16 10:11:00 -
28:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
あきさん、共感してくれてうれしいデス(゚∀゚*)
ほんまに情さえなかったらこんな辛い想いもなかったのにって思います。
今から更新しますね!2005-09-16 17:25:00 -
29:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
>>18の続き
最後の手段、お客さんにお金を借りて、マンションを借りた。私が1番したくなかったこと。お客さんにお金を助けてもらうこと。でも貯金なんてあるわけなかったし。
すぐにトントン拍子に引越しが終わって、久しぶりの本当の独り暮らしが始まった。大学からは遠い場所で電車を何回か乗り換えて1時間半はかかるところ。2005-09-16 17:41:00 -
30:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
後々後悔することになるなんて思ってもなかった。それから2ヶ月くらいは何もなく平凡な毎日だった。たいていは朝6時半に起きて学校へ行き、授業が昼からの日には前日の夜に家の近くのスナックで働いてた。必死に働く必要もない。もうアイツはおらんねんから。わたるとは連絡を取ることもなくて、そんな忙しい日々からあんなに捨てられなかった【情】がなくなっていってた。会わないことが忘れるためには1番いい方法なんだ。なのに、それができなくてズルズルきてた。無理矢理離れる辛さをとるか、一緒にいても辛いのをとるか。あの時の私は前者を選択することができなかった。
2005-09-16 17:53:00 -
31:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
友達といっぱい遊んで、ほんまに充実してた。美穂はその後も一哉さんとうまくやってたし、私は彼氏が欲しいとも思わなくて、友達と遊んでることが楽しかった。いつでも泊まりに来てくれて、今までできなかったことが今できることがすごく嬉しかった。
2005-09-16 17:59:00 -
32:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
3月7日にあのサイテー男に出逢ってなかったら、あのまま幸せになれてたのに。
いつものように学校が終わって駅のホームで電車を待ってた。見るからにヤンチャそうなちっちゃい男のコが声をかけてきた。「何してるん??」
《電車待ってるよ。》他にホームで何をするんですか(^^;;
「遊びに行くん??」
《家帰る。》
「今度遊ぼうや!」
《ムリやわぁ。彼氏おるねん。》あんた確実うちら歩いてたら姉弟ですやん(-。-;)
「ほんまかぁ。残念やわぁ」
ってそれから電車がくるまでの間そんなやりとりをしてた。
「ゆう!誰と話してるん??」
ツレらしき一人が現れた!これが私の人生すら変えたであろう運命の出逢い!
―めっちゃ男前やん!!(゚∀゚*)(゚∀゚*)(゚∀゚*)2005-09-16 18:15:00 -
34:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
今から少しだけ更新しますヾ( ^▽^)ツ
2005-09-17 00:53:00 -
35:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「じゃあ番号だけでも交換してやぁ♪」
《えー(^^;;どうなんやろ。あかんわけじゃないねんけどなー》―一応勿体ぶってみる。ほんまはもちOKやん!
で、番号を交換してそこでバイバイした。ゆう、ありがとう☆
横山似のカレはリュウって名前で年は18歳。ちなみに私は当時19歳になったところだった。だからリュウとは一つ違い。やと思ってた。2005-09-17 01:02:00 -
36:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それからその話にはふれることなくて、いろんな話をしてた。話してるうちにお互いに共通の知り合いがいたりして話は盛り上がってた。
カラオケにも行って、そろそろ帰る雰囲気かなって思ってた。帰りたくなかったけどなぁ。
《どうしよっか。帰る?》―お願い!引き止めてよ(*ノ_2005-09-17 01:36:00 -
38:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
《友達の家に今日は泊まるねん。でもまだ多分帰ってないと思うし、その辺ぶらついて待っとくわぁ!》
「危ないやんか。一緒に待っといてあげるで!」でも行くところもなかったし時間もいつになるかわからんかったから友達に電話することにした。「あゆみごめーん!今日なぁ、うち帰らんわぁ!今どこおる??鍵渡すし、入っといていいで!」
《ほんまぁ。ほなあたしもまだ友達とおるし一緒に近くまで行くわ!》2005-09-17 16:08:00 -
39:
名無しさん
それで近くで待ち合わせて鍵を預かって、さぁどうしよう。自分から言うしかないよなぁ。
《友達帰ってこーへんしりゅうクンも入っていいって言ってたし部屋あがる??》
ナンパするような男がこんな話断るわけないし、それから部屋へ二人で帰った。ほんま無防備っていうか遊び人てかだらし無い女やった。なんの危機感もなかったもん。
部屋にあがってテレビを見ながらまた話してた。2005-09-17 16:14:00 -
40:
名無しさん
「おれもう寝るわ!」
って先に布団に入っていったリュウ。あたしは横に入っていくこともできへんしコタツで寝ることにした。
「あゆみ、こっちおいでや」
《いいわ。あたしな、付き合ってない子とはやる気ないから》2005-09-17 16:17:00 -
41:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
これが私の作戦!!本気で付き合いたい時はヤル寸前まで期待させといて《付きあわなやらん》って言うねん。もちろんリュウはこんなんで引き下がるはずもなく、コタツで座ってるあたしを後ろから抱きしめてきた。
《やめてや!!無理って言ってるやん》
ってキツく振り払った時やっと観念して不貞腐れベッドに戻った。それからは気まずい沈黙。でもあたしには結果が見えてた。
「あゆみ、聞いて。俺真剣にあゆみと付き合いたい。だから嘘ついてたこと言うわ」2005-09-17 16:24:00 -
42:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
頭が本気で悪いって気付いたのは初メールだった。
【きおつけてかえりな!ナンパされたらあかんで】
漢字が一つもない…日本語も間違ってる。。小学生以下Σ( ̄□ ̄)!
でもなんかかわいいとか思ってん。好きって気持ちが盛り上がってる時ってなんでもプラスに考えれる都合のいい頭になるんよ。2005-09-17 16:52:00 -
44:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉は週に一回は必ず会いに来てくれた。あまり出掛けないでほとんどを家で過ごしてたんだけどたまに夜景を見に行ったり、ハーバーランドへ行ったこともあったし、映画を見たり夏祭りに行ったり、恋人同士みたいやった。好きなんて言ってくれないけど、愛し合ってるって思ってた。普通のカップルやった。
2005-09-19 10:09:00 -
45:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それまで週に1回のペースでしか会えなかったのに同棲すれば毎日一緒にいられる。毎日帰ってくるって言ってくれたから。食器もハブラシも何もかもが二人分で一人で部屋にいる時でも幸せやった。幸せすぎて怖いってこのことやって初めて思った。
2005-09-19 18:39:00 -
47:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
病気をした時も卓哉は傍にいてくれた。
日記9月15日
〔めっちゃ喉痛くて咳出て苦しくて夜中から病院行った。卓哉も付いてきてくれてめっちゃ嬉しかった。今日は昼間から地元に帰ったて帰ってこないって言ってたのに帰ってきてくれてめちゃ嬉しい。ほんまいい子やぁ〕2005-09-20 17:26:00 -
48:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
この頃には学校もほとんど行ってなくて、卓哉ももともと学校行かん人やったし仕事もしてなかったから私は二人分の生活費を稼がなければならず仕事ばっかりしてた。卓哉も夜はいつも遊びに行ってたので時間的には会う。留年になるのがわかってたので辞めるつもりで卓哉と子供を作ろうとしてた。何ヶ月か頑張ってたけど無理やった。けど今はバカやったって思うからそれでよかった。
2005-09-20 18:04:00 -
49:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
こんなに幸せやったのにだんだん日記に愚痴を書くことが多くなっていった。
10月15日〔二日帰って来てない。昨日の夜から連絡もとれない。何してるん。明日は帰って来てくれるんかな。〕
10月29日〔別れようと思う…〕
この頃から仕事をしないで私にお金を頼って毎日フラフラ遊び回ってる卓哉にめっちゃムカついてた。お金のことが原因でよく喧嘩をするようになった。外で何をしててもいい。たまには女とも遊んでたと思うし、そんなこと気にしない。ただ男としてちゃんとしてほしかった。2005-09-20 18:19:00 -
50:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
―私はあんたのために仕事して頑張ってるのに、なんであんただけ何も頑張ってないん。私はあんたの何なん??たまに休みの日があっても毎日遊んでる友達優先やしほんまにムカつく!もう限界―
11月9日〔もう限界きて別れてしまった。今すごい辛くて辛くて死にたい。こんなんなるくらいやったら別れんかったらよかった〕2005-09-20 18:25:00 -
51:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
でも
11月10日〔朝からずっと泣いてて美穂とミナミに買い物出掛けたけどやっぱり卓哉のことばっかり考えて忘れることなんか無理って思ってた。夜中卓哉が荷物取りに来て話した。もう一回だけやり直すことになった。でも離れて暮らすことになった〕
また同じことで喧嘩するのはわかってた。だから私が怒らんとこう。自分勝手な卓哉はムカつくけど離れられるよりはマシやから。別れるほうが余程辛いもん。2005-09-20 18:35:00 -
52:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それからは今の生活を当たり前だと思えばいいと考え方を変えて、遊びに行って私が払うのも当たり前、卓哉が仕事をしないのも当たり前って自分に言い聞かせた。そのかわり私は卓哉にお金で買えない幸せをもらってるんやって思うようにした。たまに一人になると涙を流したこともあった。
2005-09-20 20:14:00 -
53:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
私は愛されてないんかもしれん。いつも電話やメールをするのも私からだった。もし私が連絡しなかったらどうなるの?―連絡を取らないで三日目、夜中に卓哉の着メロが流れた。寝てたのにすぐに起きた!ドキドキしながら心の中では《キタ━━(゚∀゚)━━!!》って叫んでた。ワラ
でも平然を装って
『はい。( -.-)』2005-09-20 20:23:00 -
54:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「ごめん。寝てた??」
『起きてた。どうしたんよ、こんな時間に。』低い声で喋りながら私の顔はニヤついて口を閉じることさえできなかった。「お前さぁ、免許点数いっぱい残ってるやんなぁ??今帰ろうとしたらレッカーされててんかぁ」
『は?(゚_。)?(。_゚)?何の話ですか?それで??』頭の中チンプンカンプン。
電話切ってやった。2005-09-20 20:29:00 -
55:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
すぐにまたあの着メロが鳴る。
「電波悪い??いけるか?電話切れたで。」
いやいや。その前にキレたのは私です。
『あんた!!3日間も連絡一つよこさんとやっとかけてきた思ったらまた頼み事か!?ええ加減にしーや!』めっちゃ悔しかった。3日間どんな想いで何回も発信を押そうとした指を止めたか。胸が痛くて苦しくて、このまま終わってしまうんかって言う不安と、会いたい、話したいっていう気持ちを抱えて。あたしだけなん?あんたは車レッカーされるまであたしのこと忘れてたん?2005-09-20 20:37:00 -
56:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「お前も連絡一つしてきてなかったやんけ。ってかケンカしてる場合ちゃうねんて。とりあえず罰金とかは俺らで持つし、お前は免許証持ってポリ行って車引き取ってきてや!わかるか?お前が運転してたことにするんやぞ」
『行くわ。明日行ったらいいねんな』
こんなに辛いのに卓哉に会ったら自然と微笑んでしまう自分がとことん嫌いになる。警察さん、レッカーしてくれてありがとうってどんだけバカなんやろ。2005-09-20 20:44:00 -
57:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
初めて卓哉の実家に行った。卓哉が彼女を家にあげたのは初めてやって、おっちゃんやおばちゃんが話してくれた。卓哉にはお兄ちゃんと妹がいて5人家族で、めっちゃみんな仲がいい。常に明るいって感じで私は卓哉の家族が大好きになった。そして卓哉のことももっと好きになった。昨日までの辛い気持ちなんて思い出せないくらい幸せな気持ちになった。
2005-09-20 20:49:00 -
58:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
その日は卓哉は私と一緒にうちに帰って来てくれた。私が意地張って連絡取るの我慢したりするから辛い思いしなあかんねんな。卓哉は邪魔くさがりやから私がしてあげなしゃぁないわ!卓哉のそういう所も好きやしな☆ってほんまにプラス思考でよかったわ(v_v?)
2005-09-20 21:02:00 -
59:
名無しさん
クリスマスが近づいてた。卓哉と初めてのクリスマス。予定はバッチリ!ありきたりやけど7時に三宮駅で待ち合わせて、予約したレストランでディナー、ルミナリエに行って帰ってくる。こんなありきたりなデートを今までしてきたことがなかったから卓哉としてみたかった。普通のカップルみたいに。
2005-09-20 21:07:00 -
60:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
24日、当日は昼間からお客さんとの約束があったために先に神戸に来てた。テンションがあがる。いつもよりお客さんとの会話もはずむ。6時にはお客さんと離れて、卓哉に電話をした。出ない。何度もかけてやっと出たのは7時だった。
「悪い。昨日忘年会あって、朝まで遊んでてんけぇ。寝坊や」
言い忘れたけど、コイツほんまによく寝る。16時間とか当たり前に寝る。だいたい12時間で起きるねんけど。
『7時半にレストラン予約したんやで!どうすんのよ!絶対寝坊せんといてって言ったやん!あたしがどれだけ今日を楽しみにしてたかわかるん!』2005-09-20 21:15:00 -
61:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「ごめんな。用意したらすぐ向かうわ。8時半ごろには着くから。あれやったらオレ寝坊したし自業自得やし諦めるからお前行ってきたら??」頭大丈夫??忘年会で飲み過ぎて頭おかしなったんちゃうか?誰がクリスマスに一人でレストランに行ってコースを食べるん。お前はできるんか??
泣きながら断りの電話を入れた。次の予約があるから時間を遅らせるのは無理らしく、キャンセルになった。行くところもなく、一人でマクドで泣いてた。
卓哉が来たのは8時半。この日だけは許せなかった。いつもなら会った瞬間にニヤついてしまうはずだけど、どうしても私のありきたりだけどベストプランを崩されたのだから。私にとっては夢みたいなものだったから。寝坊に潰された悔しさは大きかった。2005-09-20 21:27:00 -
62:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
どこの店もいっぱいで結局普通の居酒屋へ入った。
「お前いつまですねてるねん!ええ加減にせえよ!しゃあないやんけ。済んだことはヾ(`ヘ´#)」
あぁ??お前が言うなボケッ(・`A・´)━━でもそろそろ機嫌治さないとルミナリエが台なしになってまう(゚A゚っ)っ
『もぅいいよ!来年はちゃんとしよな(*`∇゚)b』2005-09-20 21:34:00 -
63:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「………」???ん?なんか雰囲気変わった???
「来年はないかな。」
卓哉が何を言ってるのかわからない。ないって何が??……嫌な予感。でもなんでなん?
『どういうこと?』2005-09-20 21:38:00 -
64:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「別れよう。」
この気持ちどう説明したらいいんやろ。グサッて胸を射されたかんじ。崖から背中押されたっていうかなんし体が軽くなるってか冷たくなるって言うかよく漫画でガーンって時に石になるあれ、すごいわかる。体が石になるねん。ワラワラ
『なんで??』
震える声とタバコを持ったままの腕を必死におちつかせながら聞いた。2005-09-20 21:44:00 -
65:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
返事がない。聞こえてないらしい。それから沈黙が続いた。何分くらいやろ。多分2、3分。その間にいろんなこと考えた。最近あったこと思い出した。私は何もしてないやん。冷めたんやな。それしかない。だったら聞きたくない。卓哉の口から冷めたなんて言われたくない。
『わかった。別れよう!でもルミナリエは付き合ってや!』
ルミナリエに向かった。この日のために借り手きたビデオカメラを撮りながら歩いた。
「今日だけは最後に手をつなごう」卓哉が私の手を握った。2005-09-20 21:54:00 -
66:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
借り手きた×
借りてきた○2005-09-20 21:56:00 -
67:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
何度も溢れてくる涙を流さないようにしてた。泣きたくない。ルミナリエの中心部に来た時、ビデオを止めて周りを見渡した。幸せそうなカップルが「きれい」ってみんなマニュアル通りのセリフを並べる。どこがキレイの??幸せな時に見たらキレイに見える?私にとってはただの明かりやった。街灯と変わらない。
2005-09-20 22:04:00 -
68:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「オシッコしてくるわ!」
卓哉が離れていった。途端に我慢してた涙が溢れ出した。一粒こぼれたらもう終わり。止まらない。その場にしゃがみこみ泣きじゃくった。卓哉が戻って来て端の方に私を連れて行った。私の背中を摩りながら、コイツは泣いてるフリをしやがる。下手な演技で。サイテーな奴。2005-09-20 22:11:00 -
69:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
突っ込みを入れる余裕もなく、ひたすらないてた。嘘泣き男の私の背中を摩る手が私の止まらない涙を応援してる。
「あんな、あゆみ、オレのツレとその女が神戸来てんねんけど、オレらと合流しようゆってんねんけどお前いけるけー??」ほらきた。人の気持ちのわからん男め。こんなときにツレのカップルに合流しろと??辛く悲しんでる私に幸せなカップルと合流してそこで楽しめということやな?きっとそこで楽しめたら私は牢獄でも毎日ハッピーで暮らせる自信を持てるやろうね。
『なんでもいい(ρ_2005-09-20 22:22:00 -
70:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
いったん休憩します♪
2005-09-20 22:27:00 -
71:
名無しさん
シオリ?
2005-09-20 23:10:00 -
72:
名無しさん
せつなーい(/_
2005-09-20 23:22:00 -
73:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
78さん?シオリ?ありやっす?
79さん?読んでいただいてありやーす?ほんま切なかったです?この男、サイテーなバカヤロウです?
読み返したら誤字脱字いっぱいでほんとにすみません(//o//*)読みにくいところはドンドン言ってくださいね(=^〇^=)2005-09-20 23:51:00 -
74:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「ほな、いこか!」よいしょって立ち上がり「頑張れ、あゆみ(。・∀・)ノ」ってポンと私の肩を叩いた。お前はだぁーとれ!あんたにだけはその言葉かけられたくない。
それから嘘泣きサイテー男のツレカップルと合流して飲みに行った。何度も何度も定期的に込み上げてくる涙をこらえて、そんな私の横でツレとワイワイ楽しそうに喋ってる嘘泣き男に対する殺意をこらえてた。頑張って笑った。頑張ってツレの彼女と仲良くした。もう会うこともないのにね。2005-09-21 00:03:00 -
75:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
1時間半くらいしてツレカップルとバイバイしてから、また二人になったところでカラオケに行くことになった。二人でよく部屋で何回もリピートして聞いてた曲〈19の以心伝心〉カラオケに行ったらいつも歌ってくれてた、ずっと卓哉の着信音にしてた。いっぱい辛いことあった。たった9ヶ月やったけど出会ってから誰にも負けないくらいの気持ちで卓哉のこと大事にしてきた。何があっても離れへんって思ってた。もし別れようなんて言われても絶対しがみついて離れへんて思ってた。別れてから聞く以心伝心はほんまに胸に響いた。
2005-09-21 00:15:00 -
76:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
━遠くから僕だけをいつも見守っててください━ずっと好きでいてるから、いつか戻って来てくれるって信じてるから待ってるね。頑張っていい女になるから!
めっちゃ泣いた。ビデオ廻してるのに大泣きしてた。このビデオ見ながら一人でゆっくり泣こうって思ってたのに、コイツはまたやってくれた。テレビの上に置いてるビデオを落とした。ガチャンて。2005-09-21 00:24:00 -
77:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
(ε=`оо´=з)フガー!
壊れた!!「あっぶない!お前がこんなとこ置いとくし悪いねん。まぁ、こんなビデオ残しとくなってことや!神様はよう見とるわ!ワラなっ!?」
『神様は今あたしに卓哉を殺しなさいって言いにきたよ( -.-)、ペッ』
「、、、((゚д゚;)ブルッ!ごめんな。あゆみ姉さん」2005-09-21 00:31:00 -
78:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それからテンションも下がったところで泊まりにいった。しないわけがない。平気でいるつもりやったのに最中に今までのセックスを思い出してた。数えきれんくらいの回数を重ねて来ても、エッチするときは仲良かった。最初で最後。こんな切ないのは。泣いてる私を見て
「なんかオレこんなんムリやわ。レイプしてるみたいやし、止めようか?」
『最後やから、いいよ』2005-09-21 00:41:00 -
79:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
次の日、昼頃に起きて、三宮をブラついた。もう手はつながない。自然に当たり前のように手をつないでたのにね。今は手も握れない程の距離が二人の間にある。たった一日で。
実家に久々に帰った。友達と遊んだり、仕事行ったり。仕事終わってから朝まで飲みに行ってた。毎日忙しくしてた。正月は旅行に行ったし、なるべく一人にならんとこうって思ってた。2005-09-21 00:53:00 -
80:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
また明日更新します。
2005-09-21 01:10:00 -
81:
名無しさん
???
2005-09-21 03:55:00 -
82:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それでも酔っ払って帰った日にはめっちゃ寂しくて、辛くて泣いてた。生きてきた中で何よりも辛かった。自分が弱いと思った。
20歳の誕生日、ほんまは卓哉と過ごすはずやった。前日は夜から美穂が来てくれたけど当日は仕事やった。成人式も普通に終わって、学校、仕事の普通の生活をしてた。
1月21日、酔っ払って卓哉に電話してしまった。「どうしたん。」思った以上に冷たい返答やった。『何してるん〜??』
「お前に関係ないやんけ、なんやねん、用事?」『なんなん??何でそんな冷たいん?』
「オレ女できてんけぇ。そやしもぅかけてこんといて」プツプーップーッ電話切られた。2005-09-21 14:12:00 -
83:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
何が何かわからん。ムカつきと悲しいのと、どうしようもない気持ち。私ほんまにあほやぁ。。電話かけたことちょっとでも何かを期待してたことほんまにワラけるくらい情けない。何を求めてたん?-やっぱりお前のこと好きや-って言われるとでも思ったん?あほちゃう。
2005-09-21 14:18:00 -
84:
名無しさん
???
2005-09-21 14:19:00 -
86:
あゆみ
あゆみさん(´∀`)
同じ名前やし
共感できるとこ
多いし、最後まで
読むんで頑張って
ください(人′▽`)2005-09-21 15:56:00 -
87:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
あんたはどんな気持ちで私に女できたって言ったん??どんな気持ちで電話切ったん??私にとってあんたと過ごした9ヶ月はほんまに重いものやった。いつもあんたのことばっかり考えてた。あんたは違うかった。わかってる。だからあたしがあんたを思うほどの気持ちなんて求めてなかった。でも少しでもあたしをあんたの彼女として自覚してくれてたらよかった。でもやっぱりそれくらいの気持ちやったら別れた瞬間、情のカケラもなくなるねんな。私は元カノでもない、ただのあんたに片想いしてるだけの女。
2005-09-21 15:58:00 -
88:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
そう思ったらなんでなんかな、余計に好きになってしまうねんな(^^;離れられたら余計に追いたくなる気持ち。余計に逃げられるのわかってるねんけど。必死でこの気持ちと戦った。メモリー消した。でも番号覚えてる。かけたくなったら友達にかけて、同じ話ばっかり聞いてもらってた。
「大丈夫やって!卓哉はそのうちあゆみのとこ絶対戻ってくるから!今は遊びたいだけやって!余裕こいて待っとき!」2005-09-21 16:09:00 -
89:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
1月27日の日記〔あれから1週間も経ってない。ほんまに意志の弱い自分が嫌い。なんでかけたんやろ(涙)でも意外に普通に話してくれた。女とはどうなったんか聞けへんかった。〕たった3分くらいやったと思う。でもこれを最後に卓哉は長い間声も聞けないくらい遠くに行ってしまった。
2005-09-21 16:20:00 -
90:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
この電話の日以来たまに卓哉に電話をかけてたけど、常に電源の入っていない状態が続いた。何か嫌な予感がする。2月9日、思い切って卓哉の実家に電話した。
「はい。」
『もしもし??卓哉?』
「いや、オレ兄貴のほうやけど、誰かなぁ?」2005-09-21 16:27:00 -
91:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
『あ、にいちゃん??ごめん。あゆみやけど。卓哉ずっと携帯繋がらへんねん(ρ_
2005-09-21 16:33:00 -
92:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「カンベ入ってるわぁ」頭真っ白!!カンベって鑑別所のことやんな。。『なんで!?卓哉何をしたん??すぐに出てこれるん!?』
あいつ、やりよった。前から保護司付いてたし、鑑別所とかヤバイってぇ(゚А゚;))
「まだこないだのことやし何も聞かされてないから詳しいことわからんねん。何をしたんかもわからんからなぁ。いきなり朝連れていかれてん」
『また連絡するわぁ。』わけわからん……一体あいつは私の見てないとこで何をしてるん。2005-09-21 16:43:00 -
93:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
100ゲトd(*^o゚)v
???やアンカーレス付けてくれた方、読んでいただいてありがとうございます?頑張りやっす?
あゆみチャン??ありがとぅ?共感してもらえたりしたらばり嬉しいゎ?頑張って完結させるで?2005-09-21 16:50:00 -
94:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
出掛けるまでもう少し時間あるので更新します?
2005-09-21 17:45:00 -
95:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
別れてから1ヶ月半しか経ってないのにその間に何があったん??無免、傷害、窃盗etc・・・どれもありそうやなぁ。。今どんな気持ちで鑑別所にいてるんやろ。きっとめっちゃ寂しい、しんどい取り調べを一日中されて、後悔してるやろなぁ。バカやなぁ。どれだけ周りを泣かせたら気が済むの?
2005-09-21 17:52:00 -
96:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
手紙を書いた。おばちゃん面会に行くって言ってたから渡してもらおうと思った。卓哉の家族に会いたかった。会っていろんな話したかった。バレンタインの日、卓哉に渡すことができないのでチョコレートケーキを作って卓哉の実家に持って行った。卓哉に書いた手紙も持って。
2005-09-21 17:58:00 -
97:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「あゆみちゃん、ほんまにありがとう。卓哉喜ぶわぁ!ちゃんと伝えとくしな。」
『いいんです。どうせ卓哉甘いの嫌いやし食べへんからおばちゃんらに食べてもらうほうがいいし(^-^)おばちゃん、卓哉のこと大丈夫ですか??』おばちゃん、泣いてた。2005-09-21 18:02:00 -
98:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
私も泣いた。強くいようって思ってたけどおばちゃんの涙みた瞬間こらえてた気持ちが抑えきれんくなって泣いた。わかってる。私が1番辛いんじゃない。おばちゃんや家族。卓哉が1番辛いんやって。私が卓哉を待つのは私の勝手かもしれんけど、誰も望んでない。このまま卓哉を好きで待つ辛さをとるか、忘れる辛さをとるか。どっちのほうが私にとっていいんやろ。
2005-09-21 18:09:00 -
99:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
めっちゃ続き書きたいねんけど、遅刻しそうやから一旦終わります。夜中また更新します。
2005-09-21 18:11:00 -
100:
あや
楽しみにしてます??
2005-09-23 02:08:00 -
101:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
あやさん、ありがとうございますぅ?更新遅くなってすみません??卓哉といろいろありまして?あんまり時間ないんで少しだけ更新します??
2005-09-23 12:18:00 -
102:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
こんなに好きやねんから忘れるほうが辛いのはわかってた。でも卓哉は私に冷めて別れたんやし、戻ってくるかどうかもわからん。新しい彼女もできたみたいやし、無理にでも私は忘れたほうがいいんやって思った。そう決心してから3日後には彼氏ができてた。変わろうって思って、コンビニのバイトも始めた。キャバは辞めてなかったけどシフトを減らしてもらって両立してた。
2005-09-23 12:26:00 -
103:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉を忘れるために付き合った人なんてやっぱり好きになれへんかった。遊びに行っても面白くないし、家にいてもなるべく距離を置いて座ってたし、何のために付き合ってるんやろってかんじ。彼にはほんまに悪いことしたな。付き合って一週間が経ったころ、その子と家でいたら卓哉からの手紙が届いた。彼には悪いと思ったけどその場ですぐに開けて読んだ。
2005-09-23 12:31:00 -
104:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
めっちゃ汚い字やけど便箋2枚に一生懸命に書いたのがわかる。
【あゆみ、元気にしてる。おれは、元気でがんばっています。それとあゆみとは、もう3ヵ月ぐらい会ってなかったよな。それとな、この前おれのお兄ちゃんとお母さんが面会に来てくれてて「あゆみちゃんずっと心配してくれてんで」と聞い●たしな。それと何回も家に電話●あったでってゆってたごめんな心配ばっかりかけて本間に今回の事件のことは、こうかいしてるし、もうぜったいにしいゆんからな。ほんでなんかバレンタインの日に家にケーキもって来てくれたんやってな、本間にありがとうな。それを、面会のときお母さんに●きいてうれしくてなけたわ。やっぱり今すごくさみしいわ。だれにも会えへんからな。でもこれも自分がやったことやしがんばるしかないと思ってるねんか。今思ったら前のおれは、くさっていたと思うわ、でも外に出たらまともな人間になろうと思うねん。それともうちょっとで18になるし仕事してちょっとでもいままでめいわくかけた分親にお金を入れたいしな。まあがんばるわ。あゆみおまえバイトはじめたんやろ、えらいやんでもあまり無2005-09-23 12:45:00 -
105:
削除削除されますた
あぼ~ん -
106:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
↑はそのまま手紙を写しました。●は間違って上から塗り潰してるのですヮラ。手紙を読み終わるころには鼻水と涙の洪水やった。彼とはその日に別れた。やっぱり忘れるなんて無理や。卓哉が出てくるまであたしには何もたいしたことできへんけど、精一杯できることをしようって思った。卓哉の気持ちなんて関係ない。私が好きなんやったら好きでいたらいい。無理に忘れることないやんて思った。それから卓哉が鑑別所にいる間、毎日毎日欠かさずに手紙を書いた。
2005-09-23 12:52:00 -
107:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
また夜に更新します!
2005-09-23 12:53:00 -
108:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
全部で20通以上は書いたかな。あとは本を送ったりした。卓哉からは4通の手紙が送られてきた。毎回何度も何度も読み返しては泣いてた。嬉し泣きと悲しいのと両方で。この時一番支えてくれたのは友達やった。みんな少しでも私の気持ちわかろうっていつも真剣に話聞いてくれてた。ほんまに感謝してる★一人やったら多分引きこもってウツなってたと思う。ヮラ
卓哉のこの先の審判が決定したのは3月26日でバイト中に卓哉のお兄ちゃんから電話があった。その日はあらかじめ電話をもらえるって聞いてたからずっと携帯離さず持ってた。半年、少年院に入るらしい。2005-09-23 22:46:00 -
109:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
半年とかめっちゃ長いし(ρ_
2005-09-23 22:56:00 -
110:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それから私の体はだんだんおかしくなっていった。毎日泣き疲れて眠りについてた。ひどい時には込み上げる気持ちをどうしようもできなくて吐いてた。不眠症になって何回も胃を壊して急性胃潰瘍にもなった。どんどん痩せていった。それでも卓哉は出てこない。何でこんなに苦しい思いしてるのに、なんとかできへんのやろって普段神様なんて信じへんのに、こんな時だけ神様を恨んだりしてしまうねん(ρへ`。)
2005-09-23 23:09:00 -
111:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
逃げたかった。でもどこに逃げたらいいのかわからん。どうすることが1番ラクになれるんかめっちゃ考えた。卓哉を忘れることが逃げることじゃない。それも辛いから。考えた末に逃げる方法は開き直ることやった。開き直るってか楽観的っていうのかな(=^〇^=)好きなら仕方ない、忘れるのも仕方ない。時の流れに任せようって★待とうって思うから辛いし、頑張って好きでいようって思ったり頑張って忘れようって思うから辛いねん。どっちでもいいやん!今の気持ちを大切にしようって思った。こう思い出したのは卓哉が少年院入って2ヶ月は経ってたと思う。もっと早く気付けばよかったな(v_v?)
2005-09-25 00:53:00 -
112:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉が少年院に入って、3月29日からもまた私は毎日欠かさずノートに手紙を書いた。出せない手紙を…卓哉のためじゃなく自分のために。卓哉が出て来て読んでもらって、卓哉が少年院で頑張ってた間、私がどんな生活をしていたかをわかってもらうために。だからちゃんとしないと★それに手紙を書いてる時間は私にとっては唯一、卓哉と接してる時間やった。普通に考えたら、勝手に私が書いてるだけなんやし接してるって言い方は間違ってるけど、何も他に接する手段がない私にはこれを接してるって思うしかなかった。
2005-09-26 11:26:00 -
113:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
私と卓哉は別れてる状態、卓哉が私のことどう思ってるかわからん。別れた後に付き合った彼女の存在。何も確信なんてなかったけど、卓哉が出てきたら、また付き合える。次こそ、うまくいく。卓哉はいい男になって帰ってくるねんから!バカみたいに期待してた。なんか今思ったら恥ずかしい(ヘ_ヘ*)
2005-09-26 11:43:00 -
114:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
そんな期待をしつつ、忙しい毎日を過ごして、待ちに待った日、8月28日、この日は何の予定もいれない。一人でいることが寂しくて予定がない日なんてなかった。今日は違う。一人で朝からウキウキ(。⌒o⌒。)そわそわして、じっとしてられなくて、大掃除とかしてたヮラ。昼過ぎに久々に聞く着メロが鳴る。【19の以心伝心】別れてからこの着メロをたまにわざと鳴らしてみたこともあった。めっちゃ切ないメロディー。どんな切ない悲しい歌よりも私を切なくさせる、泣かせる歌やった。でも今は違う、同じメロディーでもその画面には[19/以心伝心]ではなく[★卓哉★]がある。また私を幸せにするメロディーになってる。
2005-09-26 12:05:00 -
115:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
『はい。(*≧艸≦*)』
「おぉ。ワシや!帰ってきたぞ」
『お勤めご苦労様デスッ』懐かしい声。ずっと聞きたかった声。当たり前のように聞けた声がある日突然聞けなくなって、半年、これからまた普通に聞けるんや。あたしが話かけることに当たり前のように答えてくれる。感動のあまり、こんな時に電話を発明した人にまで感謝してた。2005-09-26 12:19:00 -
116:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「なんかお前、いろいろありがとうなぁ。おっさんとおばはんに迎えに来てもらって今帰ってるわぁ。お前に1番にかけたしな★あぁあ〜疲れたわぁ。」コイツこんなに優しくて卓哉を大切に育ててくれた、両親におっさんとかおばはんとか言いよるねん(-_-#)バカモノ。
『当たり前やろ!いきなりおらんようになって、どんだけ辛かったか。』
「今日はな、なんかアニキとか先輩や地元のツレが出所祝いしてくれるって言うし、明日おまえに会いに行くからな!」2005-09-26 12:33:00 -
117:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
『いいでー!久々にみんなに会うねんし、楽しんでな★明日楽しみにしてるから!』
ほんまは卓哉の兄ちゃんに出所祝い呼ばれててん。でも久々に卓哉が友達と会うし、騒ぎたいやろうにあたしがおったら気つかうやろうと思って断った。明日会えるねんから!あたしのために会いに来てくれる★2005-09-26 13:15:00 -
118:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉と電話を切って、ユキに電話。ユキはこの半年間あたしを支えてくれた友達の一人。美穂もほんまに心配してくれて支えてくれてたけど、彼氏の浮気や暴力で逃げることもできないで、手首を切ったり、ほんまに大変やったから、あたしの方が美穂にはずっと心配してた。美穂は「和也も捕まったらいいのに。そしたら連絡取れへんし会えへんけど、浮気や暴力もできへんし、どこで何してるかわかってられる。あんたはうちに比べたらマシやで」ってよく言ってた。
2005-09-26 13:25:00 -
119:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
美穂の立場からしたらそうやろなぁ。って思う。そんな話もユキには聞いてもらったりしてて、いつも話聞いてもらってたから早く卓哉のこと伝えたかった。
『今卓哉から電話あったぁ!めっちゃ嬉しい。』
なんでやろう。さっき卓哉と電話した時、めっちゃ最大級に嬉しかったのに涙は流さんかった。やのにユキに電話した瞬間めっちゃ嬉し泣きした。「よかったなぁ!あんたよぉ頑張ったもんな。ってかあんたユキの前で初めて泣いてくれたな。しかも嬉し泣きやし!ユキもほんま嬉しいで!」って一緒に泣いてくれた。2005-09-26 13:32:00 -
121:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
その日、出所祝いやし邪魔したらあかんてわかってるのに電話かけたら卓哉が出ることがめっちゃ嬉しくて、2回はかけたと思う。この半年間ずっとコンピューターの音声だけが寂しく応答してた電話。
「もしぃ??どうしたん」
『なんでもなぁい!声聞きたかっただけやで★』
「なんやねんそれ。ヮラ明日会えるやん!起きたら連絡するし、今遊んでるから切るで!」
1月5日に泣く泣くバイバイして約8ヶ月ぶりの再会。駅で待ち合わせた。何時間も前から準備万端で家にいてもそわそわするだけで、だいぶ早く駅に着いた。2005-09-26 20:27:00 -
122:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
劇的な再会とか妄想してみたり。駅のコンビニで立ち読みしながら待っとこうって思ってたけど読むふりしながら頭の中はそのことばっかり。1ページ何分かけてるねん!って。ヮラヮラ
卓哉から着信★☆おっ!いよいよ感動の再会やな(*≧艸≦*)
「コンビニやな?そこおって!行くわぁ!」2005-09-26 20:34:00 -
123:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
雑誌をしまってコンビニから出た。遠くに卓哉らしき姿。あの偉そうな歩き方。あたしの姿を確認して、ちょっとニヤついて髪を触るしぐさ。間違いなく卓哉のはず。でも………違う………大きく何かが違う。あたしが惚れ込んだ姿はすっかり変わってた。何で??あれは卓哉じゃない?ううん。卓哉や。
2005-09-26 20:39:00 -
124:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
近づいた。何か喋らないと!えっと。。
「お前どぉしたん!!ガリガリやん!」
あんたは太りすぎやってば!ヤバイって!卓哉はほんまにあたしの好きな体型やった。身長174?の体重52,3?もうちょい太って欲しかったけど足が長くてどんな服でも着こなせて大好きやった。やのに、あんた何?太ったんよ!前と全然ちゃうから!ってそんなこと本人に言えるわけないし。
『ちょっと間、体調壊しててな。もう大丈夫やけど。』あたしが答えた。2005-09-26 20:48:00 -
125:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「オレは太ったやろー。毎日めっちゃ食わされるからなぁ。残せへんねんかぁ!」
『うーん。太ったなぁ。ってかそんなんどうでもいいし!あたしめっちゃ話したいこといっぱいあるねんから!』
そうや。あたしは何を考えてんやろ。こんなんでひくわけないし!卓哉のこと大好きやねんから!たとえ卓哉がお相撲さん程太っても、ハゲても、歯抜けでもあたしは好きや!2005-09-26 20:53:00 -
126:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
3月22日に卓哉に渡せなかった誕生日プレゼントを渡した。どうしてもエルメスのアピを買ってあげたくて、3月21日、前日に神戸、大阪と10件くらいの店を廻ってやっと見つけた。当日渡せるわけないけど、どうしても誕生日までに用意しときたかった。
〈卓哉へ
18歳の誕生日おめでとう!去年から2回目、今年も卓哉の誕生日をお祝いできてあたしはほんまに嬉しいよ!来年もこの先何年も、二人がどんな関係であっても誕生日おめでとうって言える仲でいようね☆あゆみより〉
ってメッセージも付けた。2005-09-26 21:15:00 -
127:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「ありがとう。来年はじゃあロレックスな(*`∇゚)b」
『……。』
感動の再会とはずいぶん違ったなぁ。ヮラ 涙もなかったなぁ。あまりにも卓哉が普通やから。なんか一週間ぶりくらいの再会みたいなかんじやったな。いつも通りのデートやった。マクド行ってプリクラ取りに行ってカラオケ行って、卓哉が髪切りに行くって言うから美容院おる間待たされたりして。違うかったのはカラオケであの以心伝心を唄ってくれんかったこと。突っ込まんかったけどずっとひっかかってた。なんでなん??って。2005-09-26 21:31:00 -
128:
名無しさん
頑張れ???
2005-09-26 21:34:00 -
129:
?れいな?
初めて読みましたぁ?一気に読んで感動しましたぁ?最後まで読むので頑張って下さいッ?
2005-09-26 22:15:00 -
130:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
>>134ありがとぉ?頑張るで??カオリンやんな??
?れいな?チャン、読んでくれてありがとぉ?人によっていろんな感じ方されると思うけど少数でも共感してもらえたり感動してくれる人がいてくれてほんまに嬉しいデスッ?最後まで頑張るよー?2005-09-27 11:20:00 -
131:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
好きとかより戻そうとかそんな話は一言もお互いに出さんかった。卓哉はあたしの気持ちわかってるはず。卓哉がまだあたしのこと好きやったら卓哉からより戻そうって言ってくるはずやし、昨日少年院から出てきたばっかりでそんなこと考えてる場合じゃないと思った。
2005-09-27 12:12:00 -
132:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
『これからどうするつもりなん??あんた出てきたら働くって手紙に書いてたよなぁ』
「働くよ!仕事探してちゃんと。とりあえず昨日出てきたばっかやしちょっとは遊ばせてくれや」
そうやな。あたしが心配しすぎなだけやわ!卓哉はこの半年で変わったんやもんな!だから黙って見守っとこう。2005-09-27 12:16:00 -
133:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
その日は友達と遊ぶからって夕方バイバイした。9月4日、私と大学の友達3人で卓哉の出所祝いをした。みんな卓哉とは何回か会ってて卓哉が鑑別所入ってた時も手紙書いてくれたあたしの大事な友達(=^〇^=)この日みんなとバイバイしてから久しぶりに卓哉がうちに来た。
2005-09-27 12:32:00 -
134:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「変わってないなぁ。オレが出ていった時のままやん!」
『まだあんたの残していった下着とかもあるしなぁ(笑)懐かしいやろ』卓哉と撮った写真を入れた写真立てもまだ飾ったまま。卓哉のあとに付き合った人には悪いと思いながらも片付けられないままだった。卓哉といる部屋は私にとっても懐かしかった。毎日いる部屋やのに卓哉がいるだけで違う。付き合ってた頃の思い出がよみがえった。2005-09-27 14:18:00 -
135:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
毎日卓哉のためにご飯を作って、卓哉が玄関のドアをあける度にときめいてた頃。この部屋でいっぱい喧嘩もした。二人で泣いたこともあった。卓哉が怒って壁を殴って2ヶ所穴があいてる。あの時はほんまにムカついたなぁ。でも今となっては笑えるくらいささいなこと。卓哉のことがほんまに好き。気持ちは別れてからも付き合ってた頃のままやって実感した。私には卓哉しかおらん。もう離れんといてや!
2005-09-27 14:27:00 -
136:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
その日卓哉とエッチした。これがあたしが調子にのってしまった原因。。『もっかいやり直そう?』終わってから言った。
「今はまだ仕事も見つかってないしお前を幸せにする自信ないねん。やっぱりオレにはお前しかおらんけど、もう辛い思いさせたくないから今のオレじゃあかんからもうちょっと待って☆」
『待つよ!いつまでも待ってるからね。』2005-09-27 16:17:00 -
137:
ゆき
ずっと読んでるで?? ぁゅみたん頑張って?
2005-09-27 16:28:00 -
138:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それから卓哉とはあまり連絡を取らなくなった。私は卓哉の言葉を信じて待ってた。って言っても遊ぶくらいの男のコはいたけど、みんなに卓哉のことは話してたし待ってるってことも言ってた。卓哉があの日言ったこと、待っといてって言ってくれたこと、信じてたし、私自身、絶対戻ってくるって自信持ってた。だってこんだけ好きなんやもん。だから卓哉も……
2005-09-27 22:12:00 -
139:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
1ヶ月が経って卓哉から久々に会おうって連絡が来た!ヤッタ(*≧艸≦*)期待しまくり♪うちに来るって!
卓哉の好きなものはりきって作って待ってた。《ちなみにコイツの大好物はタコの酢の物ヮラ》
二人でご飯食べて借りて来たビデオ《ミナミの帝王(^_^;)》見ながら、そろそろかな☆とか思いながら映画どころじゃなかった。ところが━━━おかしいって……。なんで寝てんの!2005-09-28 02:58:00 -
140:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
コイツ、何しに来てん??いつもと一緒やん!仕事始めたんじゃないん。あたしに言うことあるんじゃないん。え??何これ?意味わからんて。って卓哉まさか普通に暇つぶしに会いにきただけ?コイツならありえる。卓哉にゴメンって思いながら携帯見せてもらった。
ありえへん…2005-09-28 03:03:00 -
141:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
仕事なんてしてる気配なし。発着信履歴はたいがい夜から夜中、朝方にかけて。卓哉はメールしいへん子やからほとんどない。ってか女の名前多すぎやし!財布もチェック。レシートはほとんどコンビニで夜中ばっかり、ラブホのカード。サイテー。もちろん、そっこー叩き起こしました。
2005-09-28 03:11:00 -
142:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「なんやねん!起こすなや!疲れてんねんけ!」
『毎日好きなだけ遊んでて何が疲れてんねん!起きろや!お前何が待っといてやねん。いろんな女と遊んでるやんけ!』
「はぁ??うっさい、お前に関係ないやろ!俺の女でもないのに何しにキレられなあかんねん!関係ないねん!」
関係ない?そうなん?ほんまにあたしバカ。待っといてって言うから連絡も我慢して1ヶ月待ってたのに。コイツはあたしの気持ちを(ρ_2005-09-28 03:20:00 -
143:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
泣きながら家飛び出した。悔しくてムカついて、こんな情けない惨めな涙見られたくないもん。ってあたしの家やん(涙)
携帯だけはそれでもちゃっかり持って出たからマンションの下でしゃがみ込み泣きながら美穂に電話した。
「あんた、よく頑張ったよ!もう卓哉のことはほっとき。あんたが今何を言っても卓哉は聞きよらへんで。もっと自分の幸せ考えって。」
うん。もういい。忘れよう。今回はマジで。もうダマされへんねんから。2005-09-28 03:28:00 -
144:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
こんな辛いんやったらもういい。
あゆのENDROLLがめっちゃ胸に響いた。
━泣いても欲しがる子どものようにはなれなくて精一杯のさよなら━ってところ。
卓哉とはそれっきり。あたしはすぐに彼氏をつくった。もう誰かを愛すより愛されたい。あゆみを愛してくれる人を好きになろう。それがあゆみが1番幸せになれる方法。で、付き合った人は、カバみたいな人やった。うちら友達の周りではカバさんって愛称が付いてた。ヮラ2005-09-28 03:47:00 -
145:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
カバさんはめっちゃ束縛する人やった。束縛する人は初めてやった。束縛を愛情って感じられへんねん。それでもそれも我慢してカバさんと付き合っていこうって思って、キャバも辞めたし、男友達と遊ぶのも辞めた。そこまでは我慢できた。でも、ある日、美穂がまたあの暴力彼氏のことで落ち込んで泣いてて、会おうってことになってミナミで待ち合わせた。夜の8時くらい。
2005-09-28 03:55:00 -
146:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
『美穂が落ち込んでるし話聞いてくるわ!今からミナミで会うから!』
「ふーん。こんな時間からミナミ行くとかそんなナンパされたいんや。俺そんな女いらんわぁ。ばいばぁい。」プーップーッ―へっ??カバさん怒った?こんな男いらねぇ!!
〈ごめんね!行ってきます。帰ったら連絡するから〉とメールを送り、もちろん行きました。大切な友達やもん。2005-09-28 04:05:00 -
147:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それからなんとか仲直りしたけど、もうその日以来ドンビキで会うことも嫌になり、カバさんとはあっけなく2週間で終わりました☆そこから歯止めがつかなくなり、別れた二日後にはまた他の子と付き合った。サイテーな尻軽女になってしまった。今回の人はもともとお店の客やった。年は一つ下で誰でも知ってる有名な企業の営業マンやった。
2005-09-28 04:14:00 -
148:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
真面目な人やし、キャバの仕事も許してくれてたし、付き合ってるのにも関わらずよく店に来てくれてた。しかも名前はタクヤ。ちょっと嫌な予感。ヮラ
純粋であたしのこと愛してくれてた。普通のカップルやった。好きになるのには時間かかりそうやったけど、頑張って付き合ってこうって思ってた。2005-09-28 04:18:00 -
149:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
お酒の強い人やってめっちゃ酒好きのあたしには二人で飲みにいけるし、楽しかった。エキスポも行った。彼氏っていうより友達みたいやった。だからエッチするのが嫌で毎回何かしら理由をつけては断ってた。もうちょっと好きになるまで待っててねって思ってた。
ある日タクヤ2号がうちに泊まりに来てた日、タクヤ2号は仕事が休みだったので家で待っててもらってあたしは学校へ行った。2005-09-28 04:24:00 -
150:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
空き時間、友達と食堂で喋ってたら知らん番号から電話が━━━。
「すいません。こちら○○警察ですが、加納あゆみさんの携帯でしょうか??」
『はい。なにか?』
「あの実は、今お宅にいらっしゃった赤松タクヤさんを逮捕しまして、鍵を大家さんに預けたんでそれで連絡させて頂きました。」2005-09-28 04:37:00 -
151:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
また明日更新します!
2005-09-28 04:38:00 -
152:
名無しさん
頑張れ??〃?ヮラ
2005-09-28 08:40:00 -
153:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
ありがとニャン(?^?°)?
2005-09-28 11:48:00 -
154:
名無しさん
(?゚?゚)ノ=??
2005-09-28 11:50:00 -
155:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
『は?あのぉ、よく意味がわからないんですけどねぇ(・_・`?』
「そうですね。あの言ったとおりなんですが、詳しいことはまだ何もお伝えできないんで。とりあえず彼女さんにも任意でなんですがお話伺いたいんでまた連絡します」
なんでタクヤ2号がタイーホなん?(゚_。)?(。_゚)?あんな真面目な子が何をしたん??何かの間違いや、きっと。2005-09-28 11:56:00 -
157:
名無しさん
待っとるでぇ???
2005-09-28 13:55:00 -
158:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
そんなに好きでもなかったけど、さすがにあせる。また卓哉が捕まったって聞かされた時のショックが甦った。すぐにタクヤ2号の仲のいい上司に連絡した。
「ごめんな、あゆみちゃん。俺もわからんねん。でも俺もあいつのこと信じてるからあゆみちゃんも信じて待っててあげてな。今から警察行ってくるし、何かわかったらすぐ連絡するから!」2005-09-28 17:03:00 -
159:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉の時はいろんな予測ができた。でもタクヤ2号には何も考えられる節がなかった。考えられるのは冤罪だけ。だれかの罪をかぶってるんじゃないかって。すぐ出てくるわ。その日の夜、タクヤ2号の上司から連絡があった。
「警察行ってきたけどやっぱりまだわからんわぁ。でも大丈夫やで!心配ないわ!」
この人なんか隠してるわぁ。って思いながら問いたださずにまた連絡するって言葉を聞いて電話を切った。その日は友達が私をはげますためにみんなで飲みに行った。みんなほんまにいい子☆2005-09-28 17:12:00 -
160:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
次の日、こんな時に卓哉から相談があるって連絡がきた。夜仕事やったし12時まで働いてから卓哉と会った。
「俺、ほんまにあせってる。出て来てからもう何ヶ月も経つのにまだ仕事もしてないし。でも何をしていいんかわからんねん。現場関係はイヤやしな」甘えたこと言ってるなぁって思いながら、でも仕事する気はあるみたいやし、ヤイヤイ言わんとこうって思って話聞いてた。2005-09-28 17:18:00 -
161:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
『あんたも水商売してみる??キャバのボーイしてみる?』どーせ昼と夜逆の生活してるんやし、コイツ女好きやしいいかなって思った。それに私の知り合い通したら安心やし。初めて働いたキャバの店長がめっちゃよくしてくれてて、店を変わった今でもたまに連絡してくれて、私にとってはキャバ嬢の育ての親みたいなもの。店長なら信用できる。
2005-09-28 17:24:00 -
162:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
さっそく店長にアポを取って二日後に面接をしてもらうことになった。タクヤ2号が大変な時に、現れてほしくなかった。だってこの日久しぶりに会ってやっぱりときめいてしまったんやもん!
(ρへ`。)2005-09-28 17:27:00 -
163:
?あき?
???や??
名前付けたあ-??
あき、ヵオリンて
何やろお??
おもてた???
友拉致と間違えたんやあ?頑張ってなあ??2005-09-29 01:39:00 -
164:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
あきチャン、ごめんねぇ?絵文字の使い方が似てたし間違ってしまった?読んでくれてアリガトー?頑張るしよかったら最後まで読んでください?
2005-09-29 12:55:00 -
165:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
その日卓哉を京橋に送ってからあたしは仕事に向かった。更衣室で着替えてるとき、女の子たちの間でタクヤ2号が捕まった話題になってた。タクヤ2号上司の彼女もまたこの店の女の子やったから。いつもタクヤ2号と一緒に店に来てくれてた。あたしはこの店がオープン当時からいたけど、仲のいい女の子なんていなかったし、どちらかというと一匹狼の嫌われるタイプやった。
2005-09-29 13:15:00 -
166:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
この女マジお喋り。
「何でみきちゃんの彼氏今日は一人で来てるん?」「なんかあのチビ(タクヤ2号のこと)パクられたらしいで(笑)」「マジでー!?何しよったんあいつ。」「知らんわぁ。うちの男も何回か警察行ってるみたいやけどなぁ。あいつほんま迷惑かけやがって。まぁもうクビやろなぁ!」って笑ってた。
このお喋り女(怒)あたしがチビと付き合ってるの知ってて、喧嘩売ってんか?ってめっちゃムカついた。これがチビじゃなくて卓哉やったらこの女間違いなく接客できへん顔になってるなって思いながら聞いてないふりしてた。2005-09-29 13:45:00 -
167:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
仕事終わってから卓哉に電話した。
『もう終わったん?どうやったぁ?』
「バリしんどい。キャッチとか出されるしほんま疲れたわぁ。仕事ってしんどいな。また明日もやねん。4時には起こしてな!」
『わかったぁ(^-^)』めっちゃ嬉しかった。卓哉がやっと仕事してくれる!毎日起こしてあげるからって私まではりきってた。2005-09-29 13:55:00 -
168:
名無しさん
書ぃて???????
2005-10-02 12:08:00 -
170:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
次の日タクヤ2号のことで警察に呼び出されて学校休んでまで行った。なんで捕まったのか真相をしりたかった。
「加納さん自身何も思い当たるところないですか?」
『タクヤ(チビ)は真面目ですし、捕まるようなことする子じゃないです。わかりません』
かばったわけじゃなくほんまにそう思ってたから。
「そうですかぁ。実はね、彼が捕まったのは強制ワイセツなんです。」
?(゚_。)?(。_゚)?強制ワイセツって??タクヤ2号がですか(゚А゚;))2005-10-02 16:15:00 -
171:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
(略部分)
?(゚_。)?(。_゚)?強制ワイセツって??タクヤ2号がですか(゚А゚;))2005-10-02 16:17:00 -
172:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
この情けなさ、非常識ですが一瞬わらけた。ヮラ
それから5時間かけて、取調べ受けて調書書かれた。聞かれることの中には答えにくいこともあった。会うたびにセックスを強要されるか、その行為の内容まで。5時間の取調べのあと私は疲れきってた。そしていろんなこと考えた。2005-10-02 16:21:00 -
173:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
付き合って間もない相手に何の情があって私は彼をかばってるの??あたしはほんまにタクヤ2号が好きなのか。この事件がほんまにタクヤ2号が犯人やったとしてもあたしは付き合っていける??
《無理やぁ(ρ_2005-10-02 16:25:00 -
174:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
━━━あたしめっちゃサイテーかもしれん。。でも同情で、出会って間もないあなたとこれを乗り越えて付き合うことはできません。さようなら。あたしは幸せな普通の付き合いがしたいねん。もう待つのはいや。━━━
2005-10-02 16:32:00 -
175:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
タクヤ2号は結局一ヶ月も経たないうちに冤罪を認められ釈放された。上司がなんとかしてくれて仕事も復帰した。でも一度別れることを決めたので最後に会ってあたしの話を受け入れてもらって別れました。今でもたまに考えるねん。もしこのことがなかったらあたしはタクヤ2号をちゃんと好きになれて今幸せやったんかなって。彼とはもう連絡も取ってません。
2005-10-02 16:38:00 -
176:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
肝心のサイテー男卓哉の話に戻ります(;^_^;)
卓哉が働きはじめてまだ3日目のころ、あたしのキャバ嬢育ての親、店長から電話があった。。
「あゆみちゃん、ほんま頼むわ。俺もぅタジタジやし!あの子今日無欠やで。」
『うそっ(;゚ュ゚q)あたし4時にちゃんと起こしましたけど!』2005-10-02 16:44:00 -
177:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
すぐに卓哉に電話した。「はいはぁい!」
『はいはいちゃうわ!あんた、仕事は!?何してんねん!』
「もうだるいし耐えられんから辞めた。ってか飛んだ!ワラワラ」
『飛んだちゃうねん!あたしの立場も考えろや!』
コイツ最低や。その後、代わりに私が店長に電話をして謝り倒して事情を話した。コイツを大事な恩人の店長に紹介した私が悪かった。2005-10-02 16:50:00 -
178:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
半年間、しんどい想いして少年院頑張って、あんたには一体何が身についたん?せっかく頑張ったのに。昔と何も変わってないやん。
なんであたしはこんな最低な男をずっと大好きなん?付き合ってた時の思い出にしがみついてるだけなん??もっといい人いっぱいおるのに……2005-10-02 16:57:00 -
179:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
いったん休憩します!
2005-10-02 17:00:00 -
180:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉からまた連絡が途絶えた。あたしは用事がある時だけ思い出される存在。付き合ってる時からそうやった。友達がうらやましかった。遊んでる時とか「はよ帰りやぁ!飲み過ぎたらあかんでぇ」って彼氏から電話かかってくるのがうらやましかった。それは束縛みたいな自分のエゴやプライドじゃなくて心配する気持ち。好きやから思う気持ち。あたしはずっとそれが欲しかった。
2005-10-02 19:48:00 -
181:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
せめて自分から連絡しないでいることには耐えられた。あたしは卓哉に連絡することを我慢した。あたしには支えてくれる友達がいたし。
またクリスマスがやってきた。23日、美穂と二人で名古屋で過ごした。24、25日は彼氏と過ごすみたい。あたしは惨めながら仕事に行ってた(^_^;)卓哉には意地でも連絡せんかった。2005-10-02 19:53:00 -
182:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
また年があけて2004年。相変わらず卓哉からは何の連絡もなく、私は相変わらずな生活をしてた。貯めたお金で一人でハワイに行った。行く友達がいなかったわけじゃなくて、ほんまに一人で行きたかったねん。ヮラ
病んでたんかな。現実逃避みたいな。2005-10-02 19:59:00 -
183:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
10日間行ってて、現地に在住してる友達も何人かできて昼間はみんな仕事してはるから一人でビーチに行ったり買い物したりして夜は友達と飲みに行ったりクラブに行ったりそれなりに楽しかった。でもやっぱり不意に寂しくなっては卓哉のこと考えてた。日本にいても連絡取らないのは同じやのに、こっちでは卓哉のことが気になって仕方ないねんな。一人の時間が多かったってのもあるし、ここでは卓哉のことを話せる気安い友達もおらんかったからやと思う。
2005-10-02 20:10:00 -
184:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
気付いたらあたしは卓哉のことばっかり友達に話してた。卓哉と付き合ってた時の話を同じことを何度も。あたしの中ではやっぱり今でも卓哉の存在が前と変わらず大きすぎるものやった。思い出にしがみついてるだけかもしれん。でもそれでいい。これも好きっていう言葉に置き換えられるんじゃないんかなって思った。好きにはいろんなカタチがあるんじゃないかなって思う。一緒にいて安心できること、ときめいたりドキドキすること、抱き合いたいって思うこと、自分が好きって思うなら好きなんやって思う。勘違いなんて好きにはないと思う。
2005-10-02 20:18:00 -
186:
名無しさん
???
2005-10-05 22:10:00 -
187:
名無しさん
かかんの?
2005-10-06 18:26:00 -
188:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
すみません!!今手元に日記帳がなくて書けないんです(ρ_
2005-10-07 16:29:00 -
189:
??
今日はぢめから読んだでっ???楽しみにしとくぅ??
2005-10-07 17:51:00 -
190:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
次の日、昼間から卓哉の服を選びに買い物に出た。もうすぐ卓哉の出逢ってから3回目の誕生日だった。自分の服を選ぶより余程楽しかった♪卓哉に似合いそうなのを何着か選んで店員さんに相談したりして、買うまでに3時間はかかったと思う。汗
日本に着いてすぐに卓哉に連絡した。久々に話した。めっちゃときめいた(//o//*)2005-10-08 14:27:00 -
191:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉がはりきって「俺仕事始めてん!」って言った。『何の仕事?』って聞いたらホストやって。あたしは正直イヤやったけど、何の職業でもいいからとりあえず続けられる自分にあった仕事を見つけてほしかったし、なんでもとりあえずは経験してみてほしかった。第一にあたしには〈やめて〉って言う権利なんかなかったし。だから『頑張って』って言った。今、この時に戻れるなら間違いなく、反対してたと思う。
2005-10-08 14:36:00 -
192:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉はあたしを店に呼ぶこともなくて、毎日仕事で忙しくしてて、会う暇もなかった。だから誕生日プレゼントに買った服はカードを付けて送った。届いたその日に「ありがとうな!めっちゃ気に入ったわ!来年はROLEXな☆」って去年と同じこと言ってるし…
卓哉とはそれからよく連絡をとるようになった。って言ってもあたしが一方的に電話したりメールしてただけやけどヮラ2005-10-08 14:45:00 -
193:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
この時期、わたるが捕まった。懲役四年。わたるが拘置所に入ってから友達を通してあたしに連絡があった。
この時本気であたしになんか変な力があるんかなって思った。あたしが関わった人はみんな捕まっていくんかなって。
わたるには一回だけ面会に行って、何回か手紙をやり取りした。あんなに酷いことされて別れてもわたるとはそれからもたまに会ってたし、やっぱり会えなくなるってなったら寂しい。わたるにとってこの四年ってほんまに長いんやと思う。手紙にはいっぱい【後悔】って書いてた。あたしにはわからん世界やけど、頑張って一日でも早く出てきてまた元気な姿で会いたいと思う。2005-10-08 15:09:00 -
194:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
>>198さん、読んでいただいてめっちゃ嬉しいデス(*≧艸≦*)ありがとうございます♪
更新遅くなってすみません。また夜に更新できたらします!2005-10-08 15:13:00 -
195:
名無しさん
?-∪おリ-?
2005-10-08 15:36:00 -
196:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉と連絡を取り出してまた会いたい願望が日に日に募っていった。でも卓哉とは仕事が忙しいみたいで会う機会がなかった。今まで毎日好きな時間に起きて好きなだけ寝てた生活やったし、卓哉にとって決まった時間に仕事に行き、たいして強くもないのにお酒を飲まされ、決まった時間まで働くことっていきなりやったしめっちゃしんどかったと思う。だから唯一の日曜日の休みに遊びに誘うことなんてできなかった。っていうか絶対断られるのわかってるしなぁ。ヮラ
2005-10-09 23:40:00 -
197:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
でもどうしても会いたいねんもん(ρ_
2005-10-09 23:52:00 -
198:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
まぁでもそのお陰で卓哉が家まで送ってくれることになってんけどね!
「オレも酔っ払いやし眠いしお前んち泊まって帰るわ(=^〇^=)」
『ぇ〜。まぁ送ってくれたし、いいよぉ!』
久々のお泊りルンルン♪家着く頃にはフラフラやったケド一人で歩けるくらいにはなってて、なんしお持ち帰りできたことでまたテンションあげあげやった。今日は卓哉と一緒に寝るねん♪って思ってたのもつかの間!!2005-10-10 00:08:00 -
199:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
クローゼットからお客様用の布団をせっせと出してきてそれは手早くあっという間に寝床完成みたいな。
『なんで布団ひいてるん?』
「僕チャン、こっちで寝るからキミはベッドでネンネちてね♪おやすみ☆」なんでやねん。って思ったけど、一応あたしも女やし、そこでがっつく事なんてできへん。テンションガタ落ち。あたし、そんな嫌われてんかな。真剣落ち込んだ。トボトボ自分のベッドに潜り込みました。なんか情けない光景やったと思う。ヮラ2005-10-10 00:16:00 -
201:
名無しさん
しおり?
2005-10-11 23:18:00 -
202:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
次の日わたるの面会に行く予定やったから卓哉を寝かせたままあたしは出なければならなかった。でも素面で卓哉とちゃんと話したかったし、卓哉をこのまま帰すわけにはいかへん。考えてあたしは卓哉の車を隠した。駅の近くの駐車場に!
(*≧艸≦*)ププッ
これで卓哉はあたしが帰るまで監禁やな!2005-10-12 00:37:00 -
203:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
面会から無事帰ってきたら卓哉まだ就寝。。忘れてた。こいつの睡眠欲のすごさ。駐車場代もったいな(ρ_
2005-10-12 00:44:00 -
204:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉に何を言われてもよかった。それでも自分の気持ちを伝えずにはいられへんかった。やっぱり卓哉の返事は
「そっか。頑張れ!」
くらいしか言われなかった。(。´-`゚)ノ~
でもいいわ!こうやって会えるねんから!2005-10-12 00:54:00 -
205:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それからしばらくは順調に連絡を取ってた。好きって言われたものの、より戻したわけでもなかったから常に連絡を取ってたわけじゃないし、会うのもたまにやった。あたしは一度も店に会いに行くこともないまま、4ヶ月くらい経った時、卓哉が店を変えた。って言ってもホストには変わりないし順調に続いてるねんなぁって見守ってた。
2005-10-12 01:06:00 -
207:
かぉり
?しぉり?
更新待ってます??2005-10-12 02:37:00 -
208:
名無しさん
早く読みたい?頑張って?
2005-10-12 20:34:00 -
209:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
今まで店に呼んだことのなかった卓哉が
「今の店ほんまおもろいから一回見に来てや!絶対楽しいから!」って客呼びするんかいって思ったけどあたしも卓哉のホストの姿見たかったし、最近では忙しくて全く会う機会もなかったから、行くことにした。一人でホスクラ初回に行くとか多少抵抗あったけど、卓哉に会えるって思ってバッチリ決めて行った。2005-10-13 01:47:00 -
210:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉が近くまで迎えに来てくれてた。初めて見る卓哉のスーツ姿はめっちゃかっこよくて、別人に見えた。もちろんときめきましたよ(*≧艸≦*)店までの少しの距離を歩く間あたしは〈みんな見て!この人はあたしの元彼やねんで★〉って一人ニヤつきながら歩いてた。
2005-10-13 01:57:00 -
211:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
店自体はそんなに広くなくて、カウンターとボックス8席くらいの白を基調としたなかなかいい感じのお店やった。入ってすぐにあたしのドキドキはめっちゃ楽しいものに変わった。前に行った時はボーイズバーやったし接客って感じじゃなかったけど、ここでは卓哉が隣に座ってくれて接客してくれる。
2005-10-13 01:57:00 -
212:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「ちょっと待っててな。お客さんとこ戻ってくるわ。」って卓哉が席を立った。……せやなぁ。卓哉も頑張ってるねんし、他にもお客さんおるわなぁ。仕事やもん。店ではあたしの卓哉じゃない。━━あたしの卓哉??いやいや、あたし付き合ってませんやん(;゚;Д;゚;)
あたし、この時ほんまに自分だけの卓哉やと勘違いしてましたヮラ。今思ったら恥ずかしいわぁ。なんの自信やねん!2005-10-13 02:15:00 -
213:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉がお客さんの席行ってから(この時、変な錯覚で自分は客じゃないと思ってましたヮラ)あたしはヘルプクンにそれは自信満々の笑みで卓哉と付き合ってた時の話を延々としてた。「卓哉はなぁ〜豆腐嫌いやねぇん!豆腐の味噌汁食べてくれんねん〜(ρ_
2005-10-13 02:21:00 -
214:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
こんな感じでめっちゃいい感じで酔っ払いだした頃、いきなり照明暗くなって静かになった瞬間、「従業員集合!○番テーブル!カフェドパリ頂きやしたぁ!」って爆音で曲が流れだした。確か《スリル》やったと思う。卓哉のお客さんのテーブルやった。唯一あたしの話を苦笑いしながらでも聞いてくれてたヘルプクン二人がさっさとテーブルへ向かった。
何??何よ??あたしは放置かいっ!
《○○チャン飲め飲めぇ!》ってバリ楽しそうに卓哉があのお客さんと見つめあってるやん!ムッカツクわぁ!なんやねん、あの女!うらやましいやんけヾ(`ヘ´#)ノシ2005-10-13 02:32:00 -
215:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
かぉりチャン→しぉりありあーすっ(*≧艸≦*)めっちゃ嬉しいデスッ!!
>>218さん、ありがとございまプ??頑張りますよ(??ω?)??よかったら最後まで読んだってくださいネ?2005-10-13 02:37:00 -
218:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
コールが終わってヘルプクンが戻ってきた。
『こっちもシャンパン2本持ってきて!!(-_-#)』
「まぢっすか!?ちょっ卓哉さんに聞いてみますわ!」
『ええよ!卸すねんて』これで卓哉はまたあたしのもんや!ニヤッ
ほんまバカやったわ。なんの張り合いやねんな。別に煽られたわけでもないのに。ヮラ2005-10-19 15:19:00 -
219:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
その後、ラストまで飲みまくった。最後のほうは記憶ないです(;^_^;)ホストクラブって超楽しいやん♪!!!
これからあたしはマンマとホスト狂いバカ女になっていってしまった。ユキに次の日話した。
「今度ユキも行きたいって!ってか前に行ってたキタの店、久々に行きたいねん!あゆみ、行こうや!」
『あんたもホストとか行ってたんや!行くしかないわ!ヮラ』2005-10-19 15:28:00 -
220:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
ユキの行ってたキタの店はあたしも何回か行ったことのある、あのカリスマホスト君口座の店やった!さすがユキの飲み方はハンパじゃない。ユキはあたしと仲良くなる前にヘルスで働いてた。次々にシャンパン卸していって、大丈夫なんって最初の方は不安やったけど酔ってきたらそんなん気にせんようになってきて、ラストで会計見た時はほんまにビビった!
2005-10-19 15:33:00 -
221:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
25万(゚A゚っ)っキャバのあたしにはキツすぎる。ってかユキも昼職やのに払えへんし、どーすんのよ!?その時、初めて未収って言葉を知った。ホスクラって未収できるんやって。名前と住所を書いて未収にした。マジで目ぇ覚めたし!
2005-10-19 15:36:00 -
222:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
帰り道はお互いバリヘコんでた。そしたらユキがとんでもないこと言い出した。
「ユキ、ヘルス戻るわ!」って。マジで言ってるん!?ユキがそういうんやったらあたしも行くわぁ!風俗ってバリ抵抗あった。でもユキが行くんやったらって。2005-10-19 15:40:00 -
223:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
ここまでにします!
更新遅くなってすみません(ρ_2005-10-19 15:44:00 -
224:
名無しさん
???頑張ってにぇ???
2005-10-21 13:00:00 -
225:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
ユキとは別の日にあたしは一人で面接に行った。ここまで来たらもう引き下がれない。やるしかない!実技の面接はさすがに抵抗あったけど。指示どおりに動いて演技して自分が惨めで泣きそうになった。そんな感じで初日は面接だけで帰らせてもらった。
2005-10-28 13:42:00 -
226:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
実際に働きだす初日、ほんまに行きたくなかった。でもここで行かなかったらあの実技の面接が無駄になってしまう。ホストの未収も払わなければならない。行くしかないんや。その日は7時間で5人くらいついて、5万くらい稼いだ。お金を手にしたとき、こんなもんかぁって思った。
2005-10-28 13:48:00 -
227:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
↑すみません。7時間で7人ついて5万でした!
2005-10-28 13:51:00 -
228:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それから三日連続で入って、15万稼いだ。すぐに未収は返済できた。この時、すぐに辞めたらよかったのかもしれへん。あたしはホスト狂いになってた。卓哉の店に行くために。あたしはキャバを辞めた。ヘルスの仕事も抵抗なくなって、最初の気持ち悪いとか嫌気がさすようなこともなくなってた。給料をもらっては毎日そのまま卓哉の店に行ってた。
2005-10-28 13:59:00 -
229:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
もう11月も半ばになる頃、あたしもヘルスの仕事を始めて1ヶ月が経とうとしてた。毎日ではないけど、週3日くらいは働いて卓哉の店に行ってた。卓哉から電話がかかって来た日、あたしは友達と神戸で遊んでた。卓哉の店は日曜日も開いてるからこの日も仕事のはずやった。
2005-10-28 14:09:00 -
230:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
営業かなって思って電話を取った。
「俺な、店とんだわ!そやし、家おったら見つかるし、家も出て、行くところないねんか。お前んち、今日から居候するしはよ帰って来てや!もう家の近くおるし!」
『マジで!?とりあえず帰るわ!』ってあたしは急いで帰った。2005-10-28 14:13:00 -
231:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉はその時、店では?3やって店からしたら大事な従業員やったと思う。あたしは卓哉にはちゃんと代表と話して辞めるように説得した。でも話して素直に辞めさせてくれるような代表じゃないからって、卓哉はあたしの家におるって言って聞かんかった。それからあたしと卓哉の同居生活が始まった。
2005-10-28 14:17:00 -
233:
かぉり
来てない間に増えてたぁっ??
最後まで読むからなぁっ???2005-10-28 16:03:00 -
234:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
ここ最近店でしか会うことがなかったあたしは卓哉をいつの間にか元カレではなくてホストとして見てた。っていうかホストとしてしか見れない状態だった。お金を出さなければ会えない関係。あたしはただの客になってた。付き合ってた頃とは大違い。それが当たり前になってた自分が情けなかった。
2005-10-29 16:58:00 -
235:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
そんな関係だったから卓哉とまた一緒に暮らすことに対してかなりの違和感があった。複雑な気持ち。嬉しいには違いないねんけど…。
卓哉にはもちろんヘルスで働いてるなんて言えるわけもなくて、仕事は日曜日の昼間だけにしてもらって卓哉には派遣で日払いのバイトをしてるって言ってた。2005-10-29 17:02:00 -
236:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
もし卓哉に真実を言ったところで何も言われなかったかもしれない。ただあたし自身が卓哉には言いたくなかった。
卓哉との同居生活が始まってからは、毎日学校が終わると真っ直ぐ帰ってた。卓哉はうちに来てから1週間程はほぼずっとひきこもってた。卓哉と一緒にいれることが幸せで遊びに行くこともなくあたしも学校以外はずっと家にいた。2005-10-29 17:07:00 -
237:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉とは寝る場所も別々でもちろん体の関係はなかった。そんなものいらんかったし。ただ一緒にいれるだけで幸せやった。一緒にご飯食べたり、映画を見たり、ゲームをしたり。何をしてる時も卓哉と一緒なら楽しかった。またあたしの中で卓哉への気持ちに歯止めがきかなくなっていく。
2005-10-29 17:13:00 -
238:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
いつまでこの生活が続くんやろう。ふいに帰ったらいなくなってそうで、出掛けてる間もそれだけが気になって仕方なかった。付き合ってくれなくていい。毎日遊びに行ってくれていい。好きな人がいてもいい。だから帰ってくる家はここであってほしい。卓哉にとって少しでもいいから必要な存在でいたい。
2005-10-29 17:21:00 -
239:
名無しさん
おーーーーーーーーーーい
2005-11-03 18:07:00 -
240:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
そんな幸せな生活が一週間が過ぎた頃から卓哉の中ではストレス限界に近づいてた。遊びたい!!電源を切ったまま放置してたケータイを取り出し、ツレに電話を掛け回りだした。それから卓哉は毎日のように出掛け出した。卓哉は昼夜逆の生活。二人っきりの幸せな生活もたった一週間で終了(。´-`゚)ノ~チーン
2005-11-03 19:41:00 -
241:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それでも帰る家はここであればって何も言わずに、朝起きた時に卓哉がいてくれるだけでよかった。毎日のように財布からお金を抜かれても、大切にしてたBVLGARIの時計をパクられても、何も言わなかった。ここにいてくれるなら…ほんまにバカやった。
2005-11-03 19:45:00 -
242:
名無しさん
お〜い ?早くかいてぇ
2005-11-04 19:08:00 -
243:
名無しさん
おい
2005-11-08 20:40:00 -
244:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
あたしは卓哉の居心地のいい場所を作ることだけを考えてた。駐車場も借りてあげた。いつ出ていかれるかわからんけど一日でも長くいてくれるために☆学校が終わって帰るとたまにおらん時もあった。車もないし電話もでーへん。最初の頃はこんな状況も不安になってたけど、こいつの行動なんか一週間も一緒に生活してたらすぐ把握できるねん。ヮラ
2005-11-13 16:54:00 -
246:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
2、3件パチンコ屋を回ってどれかの駐車場で卓哉の車をハケーンできるからそのまま、またあたしはまた家に帰るネン(v^ー°)んで、だいたい11時には帰宅してくるであろう卓哉をその時間に合わせてご飯を作って待ってる。だいたい昼から行動する日は夜は出掛けないのもわかってる。たったこれだけの短い間一緒に暮らすだけで、卓哉の行動ほぼ完璧把握できるとか、あたしがスゴイわけではなく、こいつが単純なだけやねんな↓↓
2005-11-13 17:02:00 -
247:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
こんな単純なバカ男にハマってるあたしは更にバカ女ですアハハ…(^∀^;)
こいつな、こんなにスロット行ってるのに勝ったって言った日がないねんな。どんだけ金運ないねんって思う。ってかまずありえませんヵラッ。嘘つき卓哉は人の金でスロット行ってるくせに勝っても返すつもりありません。2005-11-13 17:09:00 -
249:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「今かなりアツイねん!絶対勝ったらデカいから金持ってきて!」って電話かかってくることもしょっちゅうです。あたしが授業中であろうが、友達と遊んでようが、関係ないらしい。もちろん、言いなりなあたしはお金を持ってすぐに飛んでいきます。もちろんそんな日でも「あつかってんけどなぁ〜負けたわ。」
『そっか。残念やったなぁ。』って………(-_-#)
あたし、スゴイ。一家に一台はこういう便利な物欲しいですね。ヮラ2005-11-13 18:07:00 -
250:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
すみません。だいぶ間あいちゃいました(ρ_
2005-11-13 18:13:00 -
252:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉の携帯チェックはあたしの日課♪ひどい女って思われるかもやけど、お互い様やからいいねん!ってかこの人携帯見ても怒らんしね。だってやましい内容は消去してあるから。でも消し方が下手くそやからすぐバレるねんな(ヘ_ヘ`*)
【送信】11時56分、内容《わかったよ(^-^)》ってこれに対する受信メールがないのっておかしいやん??明らか消してますやんッッ!まぁ温厚で優しいあたしは騙されたフリをするんやけどネ!ヤッテヤッタリ(*`∇゚)b自信満々のタックン(>∀2005-11-15 00:23:00 -
253:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
オートロックすればいいんやろうけど、なんし昔うちら付き合ってた時に卓哉クンオートロックかけました!あゆみに見られないために!こないだは暗証番号0000ですぐにバレたから今度は複雑な番号で、って卓哉クン、あたしに当てられない番号、あなたも覚えられるヮケないゃん!次の日二人でドコモショップ駆け付けてオートロック解除してもらいました(;^_^A
それからトラウマで卓哉クン、オートロックかけられません。ワラワラ2005-11-15 00:31:00 -
254:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
エラーウザいんでまた明日更新します→→
2005-11-15 00:32:00 -
255:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉にウザい女って思われたくない。付き合ってなくてもあたしのこと好きじゃなくてもずっとこの家に帰って来てくれたら、あたしのいる家が卓哉にとって居心地のいい場所であってくれるならあたしはこんなくらいのことどおってことなかった(*vωv)
2005-11-15 21:43:00 -
256:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
またX'masが近づいてきた。1年ってほんま早い。去年は仕事してた。一昨年は卓哉と別れた。その前は美穂と住んでた家を追い出された。ヮラX'masは嫌いだ。でも一年のうちの一大イベント。ほっとくわけにはいかない。って今年は美穂と24日にパーティーする予定がある。今年こそは普通でいいから世間のX'masに参加させて下さい。一生のお願いです。2004年のX'masを無事に何事もなく過ごせますよーに(★≧ω≦)/
2005-11-15 22:31:00 -
258:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉がどう過ごしたのか、まぁ多分女の子やろうけどそこにはあえて触れなかった。23日、パーティーじゃないけど二人で梅田のキリストンカフェに行って、ミナミのホスクラR店に飲みに行った。もちろんお金は全部アタシ持ちです。ささやかな見栄であらかじめお金を渡しておいて周りからは卓哉が払ったように見せた。これで満足!!
2005-11-24 19:45:00 -
259:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
クリスマスがなんとか無事におわって、大晦日は地元に帰ってたし、お正月は家族で沖縄旅行だったから、年末年始はずっと家に帰ってなかったので卓哉ともあまり連絡とってなかった。でも平気やった。あたしには卓哉との一大イベントがあったから(*≧艸≦*)あたしの誕生日の前日から卓哉と二人で鳥羽へ旅行に行く予定☆
2005-11-24 19:51:00 -
260:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉と初めて誕生日を過ごす(*≧艸≦*)幸せ☆なんかカップルみたいやんな(*´ 3`)朝から車で出発して、歌唄いながらかなりウキウキで三重県鳥羽に到着!伊勢神宮にお参り行った。
『伊勢神宮はな、三年間毎年来ないと御利益ないねんて〜!だからあと2年何としても二人で来ようなッ!』って調子に乗って手を繋ごうとして手を差し出したねんッッ!「来れたらな!」
って卓哉、あたしの差し出した手を見て見ぬふりでスタスタ先行っちゃった(。´-`゚)ノ~チ━━ン2005-11-24 19:59:00 -
262:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
まぁいっか。って気持ち切り替えて二人で手を合わせてお参り。
「おさい銭くらいは自分で払わないとバチ当たりそうやから自分で払うわ」って卓哉本日初めて自分の財布からお金出した。あたし感動ッ!!
〈横にいる卓哉があたしと幸せになれますようにってお願いしてますように☆あ、それと家族が健康でありますように!〉2005-11-24 20:06:00 -
264:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
二人でオソロのお守り買って(あたしはピンクで卓哉は白)一端ホテルへ。温泉入って、伊勢エビ食べにお寿司屋さんに行こうとまた車を走らせた。ところが━━━━
着いた先はパラダイス!(?・ω・)σどう見てもお寿司屋さんちゃいますやん!!2005-11-24 20:53:00 -
265:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
なんでお寿司屋さん行くって言ったのにパチ屋やねんッ!
「ちょっ、一万貸してやぁ!俺なんか今日は勝てる気分やねん(*`∇゚)bお守り買ったやん??」
いやいや、交通安全のお守りやん。まったく関係ないですが?そのこじつけかなり無理あるよ。たぶん…2005-11-24 20:57:00 -
266:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
『嫌やって!何で三重県まではるばる来てスロットしなあかんの!絶対嫌!どうしても行くんやったらあたし今から電車乗って帰るしッ(-_-#)』
「ほんっっまっ!お願い!俺絶対勝つから!」
絶対あたし甘い。負けますた(ρへ`。)2005-11-24 21:01:00 -
267:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
忙しくてなかなか更新できなくてすみません?アンカーレスつけてくれた方、読んでくれてありがとうございます??最初に現在もまだ進行中って書いてたのですが、やっと卓哉とは完結したので最後まで必ず書くんで、よかったら読んでくださいね?
2005-11-24 21:12:00 -
268:
まみ
がんばれ?
2005-11-24 23:17:00 -
269:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
まみサンありがとぉ?今から書きます??
2005-11-25 17:41:00 -
270:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
1時間経過…パチ屋と外を行ったり来たり、友達と電話したり、たまに卓哉のコインもらって横で打ったり。何がおもろいんかわからん。ボタン押してるだけやで?キチガイでつか!?ヾ(≧∀≦*
2時間経過…しびれ切らせて卓哉の車の鍵取り上げて逃走ッッ=3周りにあるもの閉館した水族館にジャスコのみ。道に迷う前に戻りました。2005-11-25 17:48:00 -
271:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
3時間経過…
もう限界ヾ(`ヘ´#)ノシしびれキレた上に腹減りすぎであたしの怒りは度を超えた。卓哉トイレ行ってる間にスタッフ呼んだ!
『換金します!』
「えっ!?今換金しちゃうんですか??」
『換金しますッ!!換金します!換金ッツ!』2005-11-25 17:53:00 -
272:
名無しさん
あゆみちゃんはやくぅ?
2005-12-02 08:14:00 -
273:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
もちろんその後は酷い喧嘩は言うまでもなく、貸した一万はちゃっかり取り上げ残りの二万少々を持って念願のお寿司屋さん到着ッ(*`∇゚)b
伊勢海老とスリーショットを撮って新鮮な魚を満喫してホテルへ戻った。時間はもぅ11時。誕生日まであと1時間。カチカチ……2005-12-03 11:00:00 -
274:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉と誕生日を迎えることができるなんてあたしは世界一の幸せものです(*^艸^)パパママ産んでくれてありがとぅ☆ホテルの部屋でテレビ見ながらマターリ(*´ о`)「あー眠たっ(ρ。-)。о〇」はッッ!?よく考えたらこいつ今日何時起きや??出発したのが10時過ぎで起きたのが1時間前やとしても……Σ('0'ノ)ノやっばぃ。もぅ眠いはずやッッ!
2005-12-03 11:08:00 -
275:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
更新ちょっとですみません。夕方また書きます!カキコぁりがとございます(*≧艸≦*)
2005-12-03 11:09:00 -
276:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
11時40分…『ずぇーーったい寝たらあかんで!』「わかってる(ρ。-)起きてるょ(ノ_-)ベッド入ってテレビ見とくわ。」
11時50分…………………チ━━━━━━━━ンzzzぉやすみ。タックン(。・∀・)ノ
12時。117で秒読みをして一人でおめでとぅなんて呟いてました。とても静かな部屋で聞こえるのはタックンの寝息だけ。。。2005-12-04 00:22:00 -
277:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
あたしは朝早くに起きて準備にいつもより時間をかけてバッチリ(*`∇゚)b
卓哉を出発の1時間前に起こした。
「ごめん(;・Å・人)俺寝てしまったな(ヘ_ヘ*)疲れてたからなぁ。ヮラ」
『ぃぃょ!おめでとうはぁ?』
「そぅそれ!あゆみちゃん、おめでとぅ(。⌒o⌒。)まぁ何もないけど気持ちだけでも受け取ってくれや(v^ー°)」2005-12-04 00:39:00 -
278:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
そんな感じでまたまた卓哉の罪は無罪にされてしまった。でも我慢我慢。今日は誕生日!喧嘩はしたくない(・∀・)
まずは鳥羽水族館へ→多少嫌がられたケド、なんとか計画通りにクリア♪
なんかカップルみたいやなぁ(*≧艸≦*)そんなことを考えながらふと卓哉に目をやった。水槽の中の海老を食い入るように見て「お前ッ(゚A゚っ)っ昨日食べた奴よりデカいやんけッッ!お前なんぼするねん??」
か、かゎぃぃ(・∀・)!!2005-12-04 00:49:00 -
279:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
無駄にデカい魚を見てははしゃぎ、アシカのショーを見ては「あれイルカなん??」とかわけわからんこと言い出す始末。隣に座ってる幼少年すらタックンを不思議な顔で見てました。あたしの感覚ではほんまにちっちゃい子を連れた母親みたいやったな。ヮラでもこういうのに弱いんです(;^_^A
2005-12-04 00:54:00 -
280:
まみ
更新されてる?がんばれぃ?
2005-12-05 14:09:00 -
281:
名無しさん
?
2005-12-05 23:01:00 -
282:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
アシカのショーが終わり、卓哉が家族にお土産屋を買うと言うのでショップに入った。鳥羽にも水族館にも関係のない珍味を買ってた(;^_^Aもちろんあたしの出費デス。締めくくりにペリカンとスリーショットでパチリッッ( ^艸^)
2005-12-06 21:05:00 -
283:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉がそろそろホームシックになりかけてたので、帰路につくことにした。帰り道は一度なぜか白バイに追い掛けられた以外は無事で夕方には大阪に着いた。卓哉が免停中だったから必死で逃げ切ったケド今だに何でなのかわからん。
卓哉は地元の友達と遊びに、あたしはミナミで友達と誕生日パーティーに行く予定だったので、『ほな、また後で(。・∀・)ノ』ってノリでバイバイした。2005-12-06 21:12:00 -
284:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
あたしは毎年決まって、誕生日は友達いっぱい呼んでバー貸し切り状態で鍋を囲んでパーティーするねんけど、今年もそんな感じで朝まで飲んで騒いでた。もちろん!あたしの会話は卓哉との旅行のお土産話(*≧艸≦*)
ほんまに幸せやった。また卓哉と付き合ってるんじゃないかなっていつものあの勘違いに酔いしれる(*´Д`*)あたしって幸せ者ッ(>∀2005-12-06 21:25:00 -
285:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
かなり酔いだくれて帰ったのはもぅ8時ごろやった。てっきり卓哉はもぅ帰ってるもんやと思ってたからウキウキで帰ったのに部屋はもぬけの殻やった。
まだ遊んでるんかな…って思いながらも変な胸騒ぎがしてた。もぅ帰ってこなかったりして。2005-12-06 21:29:00 -
286:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
まみ?いつもカキ?ありがとぉ?メッチャメチャうれしいですッッ?
??ありがとぉ??2005-12-06 21:31:00 -
287:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
ついでに???ゲトッ?
2005-12-06 21:32:00 -
288:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
電話はダメ押しで掛けてみたけどやっぱりでなかったので、起きたらまたいつものようにリビングで寝てるやろって、酔っ払ってたのもあったしすぐに寝てしまった。
2005-12-08 00:07:00 -
289:
まみ
更新オツカレィ?
2005-12-10 04:08:00 -
290:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
でもやっぱり胸騒ぎは的中して夕方起きてもリビングはガランとしたままやった。ただ卓哉から着信が1件だけ残ってた。昨日はたまたま実家に帰っただけやったんやなって思ってかけ直した。
『今日は帰ってくるん?ご飯作って待ってていいん?』2005-12-10 13:54:00 -
291:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「俺な、ちょっと間実家戻るわぁ!まぁまた遊ぼうやぁ!いろいろありがとうなぁ!」
恐れてた日がやってきたんやな。ずっといつか来る日やと思ってた。こんな気持ちになることも覚悟してた。でもあたしには止める権利はない。彼女じゃないから。居候が出ていって喜ぶべきところやもん(ρへ`。)グスン2005-12-10 13:57:00 -
292:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
『そっかぁ。もぅ帰っても大丈夫なんやな?よかったやん。ちゃんと仕事見つけてあんまり親に迷惑かけたらあかんよ!荷物はそんなないしまたいつでも取りにおいで!』って言って電話を切った。あーあ、これでまた距離あくんやろなぁ。次はいつ会えるんやろ。ついこないだまで一緒に過ごしてたのに急にその頃が懐かしくなって切なくなった。夕暮れが暗くて寒い部屋に一人ぼっち、急に寂しくなった。
でもただ前の生活に戻るだけ。慣れたらまた平気になるわ。2005-12-10 14:03:00 -
293:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
また卓哉と連絡を取らなくなった。何回もかけたくなったし、いつもスロット打ってる所へ覗きに行こうかな、とかストーカーにもなりかけたけど、気持ちを抑えてた。
ホストへ通うようになった。卓哉はおらんけど卓哉を知ってる人に会えるから。あたしが自分に許した精一杯の卓哉への想いをぶつけられる場所。2005-12-10 14:13:00 -
294:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
ある日、ユキとミナミの某ホスクラに行っていつもみたいに飲んで騒いでた。そしたら卓哉と卓哉と同じ頃に店を飛んだアツシが店に来た。飛んでるのによくミナミに顔出せたなぁって思ったけど、見た瞬間めっちゃびっくりしたし嬉しかった!
2005-12-11 11:20:00 -
295:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
でもホスト遊びしてることがバレてしまったので気まずそうにあたしは卓哉を見た。卓哉があたしらの席に近づいて来た。「ユキチャン、久しぶりやなぁ!元気してたん?」ってユキに話し掛けたもののあたしには目も合わせないで、端の方の席へ座った。
2005-12-11 11:25:00 -
296:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
なんでなん?やっぱり怒ってるん?久しぶりに会ったのに(。>艸
2005-12-11 11:32:00 -
297:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それでも話し掛けることもなくて、ちょっと間したら女の子が入って来た。卓哉が呼んだらしい。その子は卓哉の隣に座った。彼女…??彼女やんな。。「あの女なんなん?あんなん彼女ちゃうやろ。かわいくないし!」ってユキがフォローしてくれるのも聞く耳持てなくてあたしはア然としてた。
2005-12-11 11:38:00 -
298:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
うわっっ。ほんまヤバイヤバイヤバイ(ρ_
2005-12-11 11:41:00 -
299:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
ケヤキの神がなんとかあたしを落ち着かせてくれた。ホンマ感謝(*^艸^)でもシャンパンのせいで更に酔いがまわってたあたしはだんだん卓哉に対してムカついてきてた。しかもいいタイミングに対抗するかのように卓哉の席でシャンパンがおりた。
フンッ(-_-#)あほちゃう。それでも元ホスト?煽られてるやん。2005-12-11 11:46:00 -
300:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
だからあたしは対抗するようなことはしいへん。その代わりに当て付けのように二人の思い出の曲《以心伝心》を唄おうとした。(*≧艸≦*)
前奏が鳴り始めて久しぶりに聞く音に多少切なさが込み上げてきた。よしっ!泣かずに唄おう!
[僕は安らぎを求めてたんだろ〜]
えッ?、、、((゚д゚;)ッ?なんか違う。声が二重に。卓哉の方を見た。2005-12-11 11:53:00 -
301:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
カッチ━━━ン(・`A・´)なんで卓哉が唄ってるねんッッ!すかさず卓哉の席へ向かった。マイクで卓哉の頭を小突いた。鈍い音がマイクに響く。
『これあたしが入れた曲やろがっ!なんでお前が唄うねん!あほ!』
「黙れっ!これは俺の曲やねんけ!」
しばらく取り合いになった末にあたしは諦めた。2005-12-11 12:00:00 -
302:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
自分の席に戻ってホストに言った。『リモコン!!』そしてニヤリッ『終了!チーン』演奏中止━━。
卓哉マジ切れ!バクワラ
ユキそれ見て大爆笑!周りのホスクンもさすがに申し訳なさそうに微笑。
その頃いつの間にか彼女らしき人はいなかった。いつ帰ったんやろ。2005-12-11 12:08:00 -
303:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
まみ?いつもありがと?頑張るわ??
2005-12-11 12:10:00 -
306:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉はいつの間にか酔い潰れてて、アツシがなんとかしてみたいにあたしを呼んだ。仕方ないなぁ(´ο`)って思いつつ卓哉の席に行った。店は混んでてユキも酔ってたし物騒なので一応カバンも持って行った。
2005-12-14 13:47:00 -
307:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
『大丈夫?帰れる?』
かなり酔ってたし、やっぱりあたしには態度が悪くて、無視されてた。それでも心配やったしアツシも一人で暇そうやったから、それからアツシとしゃべってた。ユキの席から「あゆみぃ(*≧艸≦*)シャンパン卸したし戻って来てぇ!!」って言われてあたしはいったんユキの席に戻った。2005-12-14 13:52:00 -
308:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
またシャンパンをさらに飲んでいったん覚めかけてた酔いもまたフラフラしてきた。ユキの席で座ってたら卓哉とアツシが帰ってるのが見えた。
━あいつ、ほんまムカつく。何も言わんと帰るつもりなん??━
って思いながら出ていくのを見てた。2005-12-14 13:56:00 -
309:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
そしたらすぐにその店のボーイかホストかわからんような子があたしのとこに来た。
「あのカバン誰のですか?」『あぁ、ゴメンゴメン。あたしのやわ。持ってきてもらえる?』卓哉の席にカバンを置いたままやった。「いぇ、あの、さっき帰った人が中の財布をさわってはったんで。」2005-12-14 13:59:00 -
311:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
『やばいッッ!』焦って財布の中を見た。その日10万くらい入ってた財布がもぬけの殻になってた。ソッコー外に飛び出した。『エレベーター止めて!』閉まろうとしてたエレベーターを止めて乗り込み、反射的に卓哉を拳でバッチーンいってた。ヮラ
2005-12-16 14:08:00 -
312:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「いったぁぁ!(ρ_
2005-12-16 14:21:00 -
313:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「あゆみちゃん、落ち着いて!」ってホストやアツシに止められて、身動きできん状態になった。『お金、返してや。』もぅ、わけわからんくらいあたしは泣いてた。『なんでなん?なんであたしを裏切るん?あたしはあんたに何か悪いことした?なんで盗むようなことするん?』
2005-12-16 14:27:00 -
314:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
金額の問題じゃない。裏切りがショックやった。あたしは卓哉のことずっと好きやけど、気持ちを抑えて自分なりに卓哉のために良かれと思うことをしてきたつもりやった。何も求めたことはなかった。ただ卓哉に嫌われたくない一心で頑張ってきたのに。あんたは平気でそんなことできるん?
2005-12-16 14:33:00 -
315:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
いつの間にか卓哉とアツシはいなくなってた。ホストに話を聞いてもらって、店に戻った。ユキがめっちゃ心配してくれてた。『ごめん。ほんまにごめん。ユキのせっかくのお祝いが(ρ_
2005-12-16 14:47:00 -
316:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
ユキはどうしても行くって聞かなくて、あたしより暴れてた(;^_^A
次はユキがホスト達に抑えられてて、あたしはひたすら泣いてて店の中えらいことになってた。ヮラ
そのうちに何人かのホストがあたしのとこに来て、「俺もあいつにめっちゃムカついてるねんか。そやし、ほんまにあゆみちゃんの金パクったって証拠あるんやったら俺らも行くわ!」2005-12-16 14:54:00 -
317:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
『ほんまのことやけどこれについてはあたしと卓哉の問題やから。自分でなんとかするわ。』
「でもな、うちの店で起こったことやしな、ほっとかれへんし!ってかあいつ調子乗ってるし、ムカつくから俺も行きたいねんか(笑)」
そこまで言われてあたしは迷ってた。2005-12-16 15:08:00 -
318:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
次はオーナーが来た。「卓哉とか○○○におるし、代表俺のツレやから卓哉とか帰らさんように頼んだから、俺も行くから、ちょっとだけ待っててもらえる?まだ店あるしな、とりあえずラストまで待っといてほしい。」あたしはもぅわけわからんかった。人間不信やった。『あんたも卓哉とグルなんやろ!』
2005-12-16 15:14:00 -
319:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「ないない(笑)ほんまに信じて!」そう言って仕事に戻った。あたしはラストまでおとなしくできるわけもなくてモヤモヤしてた。ユキはユキで他のお客と喧嘩になってた。もうあたしの怒りは限界のさらに度を超してた。卓哉のいる店をオーナーに聞いていたので、あたしはもう一人で行こうと店を出た。
2005-12-16 15:18:00 -
320:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
店出た瞬間、ユキとかその他、何人かホストが来て、あたしが一人で行くのを止めた。でももう抑えきれんかった。外に出るともぅ明るかった。あたしとユキとあと何人かお客さんほったらかした従業員とで卓哉のいる店にむかった。
2005-12-16 15:30:00 -
321:
まみ
めっちゃいいトコで終わってるやん?気になって寝れへんわ?
2005-12-17 17:14:00 -
323:
名無しさん
店前に卓哉の車が止まってて、卓哉がいることがわかった。戦闘開始!!車を覗き込むと、卓哉とさっき店にいた女の子が一緒に寝てた。二人寄り添って、頭くっつけて仲良さそうに……。女の子は何も悪くないし、関係ないのもわかる。でもムカついた。情けないけど嫉妬。
2005-12-17 18:05:00 -
324:
名無しさん
すみません↑あゆみです
2005-12-17 18:06:00 -
325:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
泣きそうになるのを堪えて助手席のドアを開けた。『起きて。出てや。卓哉に用事あるねん。』
「お前誰やねん!卓哉のなんやねん!」ってヤンキーみたいに突っ掛かってきた。ヮラ
普段ならビビってたかもやけど、この時のあたしには恐いものなんかなにもなかったd(`▽´)2005-12-17 18:11:00 -
326:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
とりあえず女の子を出してあたしが助手席に座った。その瞬間、反対側のドアが開いたと思ったら卓哉が引きずり降ろされた。
━ちょー待ってやッッ!あたしの卓哉取らんといてやぁ(^_^;
それからワケもわからず卓哉は従業員に殴られてた。いつの間にかオーナーとか役職の人とかも来てて、卓哉は袋だたきになってた。2005-12-17 18:17:00 -
328:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
まみちゃん、いつも読んでくれてありがとぉ?また夜に更新します?
↑サン、読んでくれてありがとぉ?2005-12-17 19:11:00 -
329:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉はあたしにしがみついてきて「悪かった!金は返すから許してくれ」って。こんな情けない卓哉を見て正直あたしはひいた。でもこんな情けない目に合わせた自分にめっちゃ罪悪感があって、卓哉が可哀相で、見てられんかった。
『ほんまにごめんッ!もうやめたって!』あたしは卓哉に覆いかぶさって必死でかばった。あたしがこんなに事を大きくしてしまった。みんなにはほんまに申し訳なかった。2005-12-17 22:51:00 -
330:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
誰かが通報したらしく警察も来てしまって、それ以上大事にはならんかった。
でも、これでもう卓哉とは終わりっていうのは確実やと思った。卓哉だってこんなあたしとはもう関わりたくないはず。一気に自分がめっちゃ情けなくて、辛くてどうしようもなくなって、帰り道泣きまくった。2005-12-17 22:58:00 -
331:
まみ
読んでるよ?がんばって書いてナ?
2005-12-21 07:51:00 -
332:
名無しさん
終わり?
2005-12-27 15:31:00 -
333:
名無しさん
!!!
2006-03-12 16:06:00 -
335:
名無しさん
あ
2006-03-20 23:41:00 -
336:
その日あたしは神戸に行かなければならなくて 夕方から神戸に行ってた。考えることは卓哉のことばかり。あたしがしたことは間違ってないし 卓哉が悪いのにモヤモヤした気持ちがずっと残ってた。裏切り 最低なことをされたのに。もぅ卓哉のあたしに対する想いはわかったはず。あたしが卓哉にどれだけの想いをぶつけても卓哉に伝わることもなくて アダで返されるだけ。
2007-08-19 14:28:00 -
337:
卓哉からありえない着信。いい電話ではないのはわかる。恐る恐る電話に出た。
『はい』
『お前のおかげでエラい目合ったわぁ〜俺今入院してんねんけ〜とりあえず30万慰謝料払えよ』
2007-09-24 13:04:00 -
338:
『は?意味わからん。あんたがあたしの金パクったからちゃうん?あんたのやった事の方が犯罪やんか。第一あたしあんたをどついたんもエレベーターの前で一発だけやで?あたしが入院させたわけちゃうけど。何でもあたしやったら言うこと聞くと思って調子乗らんといてくれる?あんたに今まで無断で売られたブルガリの時計、エルメスの時計、クロムのオーダーのペンダント、ほかにもいっぱい!訴えたらあんたまた捕まるで!それでもあたしは全部水に流してあげたやん。あんたは昨日殴られて体にかすり傷残したくらいやろ?あたしはもっと治りにくくて深い傷を心に負ってんねん。ほんまにもぉいい。あんたには関わらんから。あたしに二度と連絡寄越さんといて』
一方的に言った後泣きそうやったから電話を切った。それから何回も電話かかってきたけど全部無視した。最終的にメールで『金は払ってもらうから』って。
2007-09-24 13:19:00 -
339:
ここまでされてやっと縁を切る決意ができた。ほんまに終わり。三年間よく頑張ったよ。でもあたしじゃあかんかった。あたしは卓哉にとっていい女じゃない。それでも好きな気持ちはどうにもならなくて、ムカつけばムカつく程 その気持ちの大きさが好きな気持ちと比例する。好きやからムカつくんや…
2007-09-24 13:24:00 -
340:
忘れる努力。今までは忘れなくていいって言い聞かせてた。無理に忘れる必要はない。って。でももぉ違う。無理に忘れなければ…
1ヶ月も経たないうちにあたしは引っ越しをした。卓哉と住んだ思い出のいっぱい詰まった部屋を。2007-09-24 13:29:00 -
341:
2月まだ寒い時期。新しい生活。学校は冬休みを過ぎるとあと一年。留年してなければもぉ卒業やった。なんとか最後の一年は週1通えばよかっただけやった。何をする気も起こらず新しい家で引きこもる生活やった。
あいつからの連絡もあれから途絶えたまま。2007-09-24 17:36:00 -
342:
3月に一足早く卒業する友達と一緒に卒業旅行で沖縄へ行った。大学生活では欠かせられない大切な仲間の7人。それやのに当日まで行く気になれなくて渋々やった。久々に外へ出るような、新鮮でもあるけど体がだるい。環境の変化に体が着いていけへんかったんやろな〜二日目くらいから39度の熱が下がらなくて三日目の最終日にホテルで倒れた。救急車で病院へ運ばれて気付けば病院のベッドやった。
2007-09-25 19:33:00 -
343:
点滴を打ちながら先生の診断を受けた。血液検査の結果、極度の貧血らしい。帰ったらすぐに専門医に診てもらうように言われた。
ここ数年の間の摂食障害(拒食症)の積み重ねが原因みたい。2007-09-25 19:39:00 -
344:
とりあえず体を治そう。友達が母親に電話してくれたらしく、空港まで両親が迎えに来てくれてた。久々に両親に会ったかも。親の優しさってほんまにキュンてなる。
病院に通うようになってあたしの貧血はすぐに回復していった。2007-10-10 20:43:00 -
345:
精神的にも前に比べて前向きになっていったみたい。情緒不安定も貧血が影響するみたいやね。
大学も週1の授業だけやったし体も元気になってきたからバイトを始めることにした。キャバも風俗はもう戻るつもりもなかったから近所のカフェで。
パソコンスクールも通いだした。
2007-10-10 20:47:00 -
346:
無理にでも外に出だしたら化粧もするし、オシャレにも気使うし気持ちも晴れてくるんやな〜♪毎日自転車でバイトに通う行き帰りが変に楽しかったりしてたな〜。
卓哉のことも少しずつやけど思い出す時間が減ってきたと思う。
そんな時にタイプの男の子に声かけられたら番号教えるしかないやん?(笑)2007-10-10 20:53:00 -
347:
自転車 運転してるのに走ってまで停めてきたスカウトのKくん。ギャル男やけどめっちゃタイプ?
アユ『スカウト?』
K『仕事探してない?』アユ『探してないな〜ごめんやけど。帰るからどいてくれる?』K『ほな友達なろやぁ!番号教えて(^O^)』2007-10-10 21:00:00 -
348:
ここでいつもやったら教えるとこやけど、Kはめっちゃチャラそうやし…ギャル男やし…ってことでちょっとジラすことに。『次また会ったら番号教えるわぁ!』K『いやいや(笑)絶対会わんやん!』『なんで?毎日この辺おるんやないん?あたしバイトの通り道やからほぼ毎日通ってるし、また声かけて!ほなね〜』ってこの日はバイバイした。
2007-10-10 21:04:00 -
349:
それからまたKと再会したのは1週間も経ってないうちに。K『会ったやん!約束やで!番号教えて!』アユ『いいよ!でも仕事紹介されてもほんまやる気ないし無駄やで!』
番号交換したその日に電話かかってきた。お互いいろんな話した。Kは一つ年上で大学生。スカウトの会社名を聞いたら友達が働いてるとこやった。
アユ『そこってWって子働いてる?Kしってる?』K『めっちゃ知ってるでぇ!友達やし!なんであゆちゃん知ってるん?』『友達やねん。』2007-10-10 21:11:00 -
350:
友達っていっても実はその数日前にWから告られて返事待ってもらってるとこやった。『まずいな〜』とか思ってたけどあたしはKと話せば話すほど好きになっていってた。Kはどういうつもりなんかわからんけど『好きやわ〜』って言ってくれてた。何日間か電話だけのやりとりをしてたけどWからも返事の催促の連絡もあってあたしはWにKのことは言わずに付き合うのは無理なことを伝えた。
2007-10-10 21:19:00 -
351:
その日の夜のKとの電話でKに付き合ってほしいって言われた。もちろん付き合うのは夢みたいに嬉しいことやねんけどWとKが仕事でつながってることがずっとひっかかっててKに他の誰かからWとあたしとのことを知られるのが嫌やったしあたしはWとのことをKに話すことにした。Kはあたしと付き合うことをWに自分から直接言いに行くって言ってくれた。Kに対して信用とかまだまだなかったのにこの時 初めて信用できるかもって思った。だって遊びで付き合うためだけやったら友達を傷つけるようなことはしやんやろ?
2007-10-10 21:26:00 -
352:
それからあたしと慶ちゃん(K)は付き合いだした。まだまだ不安はいっぱいあったけど。初めてのデートは夜中慶ちゃんの仕事が終わってから奈良へドライブに行った。なんか久しぶりな感じ。ぎこちない雰囲気とか変にドキドキしたり新鮮な感覚。こんなんいつ以来やろぉ。手繋がれただけで心臓が口から出てきそうで、寒い寒いって凍えてたら着てた長袖のTシャツ着せてくれたなぁ。自分は半袖なって寒かったくせに(笑)
2007-10-16 01:25:00 -
353:
削除削除されますた
あぼ~ん -
354:
色恋なんて言葉いつからこんな普通に使うようになったんやろ…。
夜の世界。昔から憧れてた。華やかで、女の人はみんな綺麗で笑顔で、お酒飲んで。大人の遊園地みたいやと思ってた。その頃なんて親が見るVシネマで観るくらいやったしなぁ(笑)ずっと憧れ持ってて大学決まったと同時に一人暮らし始めて親から解放されて念願のキャバ嬢なって。学校も行かんとがむしゃらに働いてるうちに、いつの間にか憧れてた想像してた夜の世界なんて思い出すこともなくなってたなぁ。給料上がるにつれて目的はお金だけになってた。いつの間にか給料が自分の値打ちになってた。2007-12-21 16:18:00 -
355:
だから給料が下がれば自分の値打ちもさがるし、逆に他店から更に上の金額を付けられたら給料すべて無駄にしてでも次の日には飛んであたしの値打ちを上げてくれる店に行ってた。そのまま順調に上がるだけやったらよかってんけど、ある時期、急に客も減って新規からの指名も減った。もちろん担当のボーイにはプレッシャーかけられるし、自分も必死になるし…。その頃からやなぁ。色恋を覚えたのは。
2007-12-21 16:27:00 -
356:
慶ちゃんは何のために大学留年してまで色恋するんやろ。お金?仕事に対する意地?
「あゆみ、こっちおいで〜」
―はぁ。またこのパターン。―
『付き合うんやったらやらん。付き合わんのやったらやるわ。その代わりに一回きり。』卓哉の時とは違う。だってこの人は気持ちなくても付き合える人。だから卓哉の時みたいに[付き合うんやったらヤル。付き合わんのやったらやらん。]ではなかった。2007-12-22 12:56:00 -
357:
慶ちゃんの戸惑う反応を期待してたあたしは、慶ちゃんの即答に戸惑った。「寝よ!俺そんなつもりちゃうから。はい!おやすみ〜」あたしは何も答えずに床に座り込んだまま黙ってた。何十分か経って慶ちゃんの布団に入っていって無理矢理目を閉じた。
2007-12-22 13:02:00 -
358:
結局 緊張感といろんな事考えてたら眠りに着くこともできへんまま朝になって慶ちゃんに駅まで送ってもらって帰った。慶ちゃんからその日それ以来は連絡がなかった。
次の日からまたあたしはバイトの日々でバイトの途中で慶ちゃんを起こしてバイトの帰りにはスカウトの集団の所に寄ってみんなで話したり夜になったら慶ちゃんはあたしが外におるのを嫌がるから慶ちゃんがうちに遊びに来たりしてた。でも連絡の取れない時があったりであたしが慶ちゃんを完璧に信用することはできへんかった。2008-01-06 15:07:00 -
359:
だからあたしは慶ちゃんを試すためのメールを送った。[夜暇やからキャバにバイトで行こうと思うねんけど、慶ちゃん紹介できる?]きっと普通に恋愛してきた女の子やったら彼氏をこんな風に試すなんてないやろな〜。ってゆうかスカウトやホストやそういう人を選ぶこともないやろし。あたしアホや(笑)とか思いながらメールの返信を待ってた。
2008-01-06 15:14:00 -
360:
返信がきた。[なんでなん?あゆみちゃんそんなんせんでいいやん(^O^)]うぅん……
《いや、お金欲しいとかじゃなくて、ほんま暇つぶしで…》送信∞
[紹介はいくらでもできるけど、お水とかせんでいいやん(^O^)]
2008-01-06 16:00:00 -
361:
なんかアッケラカンとしたメールやけど、取りあえずホッ(~o~)=3
色じゃなかったぁ。
《うん。やっぱりもぉ少し考えてみるわ!》送信∞
肩の荷が下りたような気持ちやった。
それからはほんまに順調で相変わらず連絡の取れない時がある以外は何も問題がなかった。2008-01-06 16:09:00 -
362:
その頃に【夜遊びweb】を慶ちゃんに教えてもらった。自分の事が書かれてるとか。多分慶ちゃんはあたしがこのサイトを知ってると思って普通に会話に出したんやろなぁ。卓哉のことはKFJっていう京都専門の夜遊びみたいなサイトがあってそんなんでちょくちょく見てたりしたから慶ちゃんの言う【夜遊びweb】もどんな物か想像はついてたから、その時は普通に話を聞き流して帰ってからサイトを探した。
2008-01-06 16:15:00 -
363:
そしてスカウトの板で慶ちゃんのことを捜してみた。ほんまにそこにはびっくりするような内容がかなり書かれてた。ヤリチン、色カノいっぱい、女と同棲してるとか。
は?同棲って?あたし同棲してないんですけど…
どういう事なん?ただの潰し?2008-01-06 16:22:00 -
364:
慶ちゃんに直接聞くのが一番いい。でも彼女としてサイトで見たことを鵜呑みにして慶ちゃんに問い詰める行為はみっともないと思った。でもあたしが彼女じゃない可能性だってある。疑う要因は節々にあるし。まず友達と住んでるって言うけど証拠はない。もしかしたら女と同棲してるのかも。連絡の取れない時があるのも納得いくことになる。
2008-01-06 20:56:00 -
365:
思い切って電話をかけてみることにした。
『慶ちゃん、同棲してるん?』「なんで?」『サイト見た。友達と住んでるって言ったん嘘やってんな。』「お前はサイトなんか信用してるん?あんなんデタラメばっかりやんか。お前は自分の男よりどこの誰かもわからんサイトにデタラメ書き込むオタクを信用するんやな。」『違うやん。サイトを信用してるとかじゃなくてあたしは慶ちゃんにも疑わしいとこあるからこそ聞いてみたんやで。』「はいはい。もぉええって。オタクと仲良くしときや。」2008-01-06 21:13:00 -
366:
そのままあたしが口を開く間もなく電話は一方的に切られ、めっちゃムカついてたから冷静になろうと思ってそれから考えた。慶ちゃんの疑わしい行動から証拠になる致命的な物がないか。引き下がるわけにはいかない。もう騙されたくはない。騙されたり利用される自分からはもう卒業したはず。違う。卒業しなあかん!
2008-01-08 12:59:00 -
367:
第一、彼氏を信用できない関係って自体、あるべき事じゃない。この先、慶ちゃんのことを100%信用できる事なんてあるんかな。あたしは疑いや不安を持ち続けてでも慶ちゃんを純粋に好きでいられるくらい慶ちゃんに対しての想いがあるのか冷静に考えた。
これ以上好きになる前に別れよう。自分から苦労を買う必要なんてないねんから。2008-01-20 19:48:00 -
368:
結局 1ヶ月も経たないうちにあたしと慶ちゃんは別れた。最初、慶ちゃんは別れたくないってひき止めてくれたけど、二人で話し合ってお互いに嫌な気持ちを残さないまま別れた。慶ちゃんや周りのスカウトとは街で会ったりするから、最初の頃はまだ慶ちゃんも他のスカウトと喋るなとか言ってたけど、あたしはもうそんな事言われる筋合いもないし、適当に聞き流しては友達になってたスカウトとは会ったら話したりしてた。
2008-01-20 19:55:00 -
369:
そのうちに慶ちゃんも何も言わなくなって、よくスカウトの子らの仕事が終わったら慶ちゃんも含めて遊びに行ったりしてた。相変わらず昼間のバイトをしながら何ヶ月かそんな生活をしてた。好きな人もおらんかったら辛い気持ちになることもなくてほんまに平凡な毎日やった。
2008-01-20 20:03:00 -
370:
それをまた邪魔するかのように久しぶりの卓哉からの着信。
「あゆみちゃぁん!お久しぶり!元気か?」『卓哉?めっちゃ久しぶりやん!元気やで!あんた今何してん?』あの出来事からずっと連絡取ってなかったのに、この軽いノリ。さすがやな。とか思いながら、あたしもバカやから同じテンションで近況を話してた。卓哉はあの事件以来、また前の店に戻ってたらしい。30分くらい電話しただけで、またあたしは卓哉と会いたいって思い出した。ほんまにあほやった。
それからまたちょくちょく卓哉の店に通いだした。2008-01-20 20:27:00 -
371:
昼のバイトだけで、店に通うことは出来ないので、あたしは昔の客を引っ張りだしてきてお小遣いをもらっては卓哉に使ってた。
卓哉に会うとやっぱりときめくし、昔の気持ちがよみがえる。
懐かしくて、この頃からこの小説も書き始めた。2008-01-20 20:32:00 -
372:
あたしは小説を書きながら卓哉のこと振り返りながら卓哉の事は今でも好きやって思ったし、大切な人には変わりない。でも昔のようにあたし以外の女の子と幸せになってほしくないとか、卓哉じゃないとあたしは幸せになれへんっていう気持ちじゃなかった事も小説を書いて行くうちに気付いた。これは恋愛じゃないのかも。ただ今は卓哉と過ごす時間が居心地いい。癒されてた。
2008-01-20 22:02:00 -
373:
また冬が近づいてきて、もうすぐ大学も卒業する季節になった。周りは就活に一生懸命やった。あたしも卒業をすればバイトなんてわけにはいかない。ちょっと前から考えてた事は実家に帰ることやった。田舎から出てきてもうすぐ5年、いろんな人に出逢っていろんな事経験して、成長して…でもあたしにはここは向いてないのかもしれへん。楽しいこともいっぱいあったけど辛い想いもいっぱいあった。でもそれは自分で買った苦労。胸をはって言える事なんて何一つない。情けない事に自分で自分の行動を制限できへん。夜の世界がやっぱり好きやから。
2008-01-20 22:06:00 -
374:
夜の世界は自分に負けない人、自分をしっかり持ってる人がいるべき場所やと思う。ただ歯がゆいことにあたしみたいな人達が多ければ多い程、夜の世界のお金は回るんだ。これって需要と供給やんね。あたしみたいな人間はいつかキリを付けて抜け出さなければいけない。早ければ早いほど脱げ出しやすいし。
2008-01-21 22:45:00 -
375:
夜の世界は好きやけど、あたしは夜の世界で成功するような女じゃなかった。
周りにはあゆみが今さら田舎帰ってやっていけるわけない、絶対また逃げ出してくるってみんなに言われてた。正直 この時は自分でも自信なかった。でも行動しなあかん。今の状態から逃げたらあかんって言い聞かせてた。今でもあの時もし決断しいへんかったらもう一生、田舎に帰ることはなかったと思う。2008-01-22 18:41:00 -
376:
あたしの育ったような田舎はすぐに噂がまわる。特に悪い噂は…。うちは家が商売をしてる関係で両親の顔も地元では結構広かったりするし、○○の娘って感じであたしも何か目立って事をすればすぐに噂が広まる。だからこそあたしは地元に帰るべきやと思った。
2008-01-23 12:41:00 -
377:
地元に帰って何もなかったようにこの5年間を封印して、平凡に平和に過ごそう。最初は嫌気がさすかもしれへん。逃げ出したくなるかもしれへん。でも慣れるよ。だって約18年間 ずっと生活してきた所やから。お見合い結婚でもしようかなぁとか考えてた。
2008-01-23 12:45:00 -
378:
クリスマスも近づいてきた頃、地元の友達の怜チンから久々にメールがあった。
-久しぶり♪元気?地元帰ってくるらしいなぁ!めっちゃ嬉しいわぁ!あゆみ今、そっちに彼氏おるん?-
=久しぶり(^O^)元気やで!怜チンは?彼氏とかおらんって(>д2008-01-23 12:54:00 -
379:
「あゆみッ!ロンリーとか寂しいこと言うな(笑)男紹介したろかぁ(^^)」『地元の子?うぅん…あんまり彼氏もいらんねんけどなぁ。男恐怖症やし(^^;』「めっちゃ男前やで!」『えっ!?どんなん!誰似!?(☆o☆)』「絶対あゆみの好きなタイプ!地元でも評判なくらい男前やし!彼女おらんねんて〜久々に連絡とったし、女の子紹介したろかぁって聞いたら紹介してって言うしぃ!あゆみいっときや!」『紹介して!』
2008-01-23 13:01:00 -
380:
基本的に断るのとか苦手やし、ノリノリな雰囲気出しつつもあたしは適当な気持ちで怜チンの紹介の話にのった。初めてのメールはあたしから送った。
=はじめまして(^O^)怜チンからメルアド教えてもらったよ!あゆみです。よろしく♪=
いたって普通のメール。それからメールのやりとりをしてた。翼の仕事、あたしの大学の事、あたし最愛の愛息子のチワワのココの話。ココの写メもいっぱい送ったし、昼間は塗装業をしてる翼は塗った建物の写メとか、夜は飲食店で働いてるから綺麗に盛り付けられた料理の写メとか、たまにお題を出しては二人で絵を書いて写メで送ったり。めちゃくちゃ絵が下手なあたしも会った事もない人にためらいもなくて(笑)
2008-01-25 13:01:00 -
381:
翼は忙しいからかいつも決まった時間にメールを送ってくれてた。あたしがいつ返信しても翼からのメールは朝は7時半頃、夜は0時から1時の間。だから自然とあたしはその時間になると携帯を気にするようになってた。7時半なんてまだまだ起きる時間じゃないのに自然に目が覚めたり…。会った事もない人からのメールを待ち遠しく思ってる自分がちょっと情けなくなったり(^^;
2008-01-25 14:20:00 -
382:
自分はメール不精やったと思ってたのに、こんな可愛いメール作れるんやってくらい、時間かけてメール作ってたなぁ(~_~;)
でも何故か早く会いたいとかなかった。多分メールだけでもあたしの気持ちは満たされてたんか、会ったらイメージが違うかもしれんっていう不安とかやったんやと思う。でもあたしの寂しさは確実に翼が取り除いてくれてた。
クリスマスの日、あたしは彼氏のいない友達四人で寂しく?ミナミでクリスマスディナーしてた。翼は何してんやろ〜とか思いつつ何か聞くのが怖くて、聞けへんかった。2008-02-04 13:05:00 -
383:
あたしは慶ちゃんの友達からだいぶ前からクリスマスは会ってほしいって頼まれてて、女の子らとディナーした後でちょっとだけやったらって会う予定やった。でもその事を翼には言えへんかった。翼と知り合うもっと前から約束してたし、翼と付き合ってるわけでもないし…でも男の人とクリスマスに会うってことが言いたくなかった。だから翼だってもしかしたら女の子と約束してるのをあたしに言ってないだけかもしれへんしって思ってた。自分にやましい気持ちがあるから相手の事も勘繰ってしまう。それでも自分の立場を守ろうとしてる事がイヤになった。
2008-02-04 15:20:00 -
384:
24日の夜中、ちょうどあたしが慶ちゃんの友達とバーで飲んでた時、翼からメールが入った。-お疲れさまぁ♪何してるん〜?俺ちゃまは今帰って来たとこ!疲れた〜。ケーキもらったよ!こんなけ食べきれんからおすそ分けしたる(o^-^o)-
ってバイト先の大将の奥さんからもらったX'masケーキの写メを送ってきてくれた。めっちゃ可愛い事するやん!
(≧▽≦)
こういう可愛いメールが更にあたしのツボにハマるねんなぁ〜。母性本能くすぐられるねんな(笑)2008-02-04 20:20:00 -
385:
なんかこのメールを見て、急に家に帰りたくなった。友達であっても男と一緒にいる時に翼にメールを送りたくなかった。だから家に帰ってからメールを送ろうと思った。多分この時からあたしの中で翼は特別な存在やった。会ってもない人にあたしは精神的な部分で助けられてた。翼に依存しつつあったと思う。
=ただいまぁ!今日は友達と四人でクリパしてたよ(^O^)X'masに女四人でパーティーとか寂しいよなぁ(笑)ケーキおいしそ!写メやけどおすそ分けありがとう!= -どいたしましてぇ!寂しいとか…俺なんかバイトやで。寂しいとか以前の問題やねんけど(-_-)-
=仕事やったら理由になるし、かっこ着くやんか!あたしなんか確実寂しい子やからなぁ(笑)= -じゃぁそれが俺の理由ってことで!-
こんな感じで翼とメールをやり取りしてた。25日は翼も仕事休みやったからこの日は何度もメールやり取りしてた。2008-02-04 20:37:00 -
386:
25日はあたしは家でゴロゴロしてた。翼も友達の家に遊びに行ってた。お互い暇やったからか、ちょくちょくメールしてたら、翼の方から-そろそろハジメマシテしよかぁ(o^-^o)-って。当たり前な展開やのに、あたしの中でめっちゃ戸惑った。メールだけであたしの心は満たされてて、翼に対しての想像は勝手に創られてて、逆に翼だってあたしの事どんな風に思ってるんか。会って今までの関係が壊れてしまうんじゃないんか、お互い思ってた人じゃなかったら…
2008-02-04 20:46:00 -
387:
憂うつな気持ちを抱えながら返信した=そろそろな(o^-^o)今週末に地元帰るわぁ!土曜日、翼のバイトが終わったら会える?=送信。-いけるよぉ!12時過ぎくらいやけど。迎えに行くな(^O^)-
2008-02-08 06:44:00 -
388:
ハジメマシテの日、あたしは9時くらいから準備万端で、ソワソワしてて、携帯の時計が12時なった時、翼に電話をかけた。今 思い出したらめっちゃせっかちやな あたし(笑)
「今から迎えに行くでぇ!」あたしはだいたいの場所を教えて電話を切ってから10分後に近くまで歩いて行った。翼はなにをしてたんか、あたしは翼の着きそうな時間に合わせたにも関わらず10分ほど待たされた。時間にめちゃくちゃ正確なあたしはイライラを抑えるために友達に電話してた。2008-02-17 14:50:00 -
389:
その電話で友達と結構深刻な話になってしまってて、翼の車があたしの前で止まったのにあたしは電話を切る事もできへんまま、失礼極まりなく、電話しながら車に乗り込んだ。「はじめまして(^O^)」翼の第一声にあたしは〔ごめん!!〕って表情をして翼を見た瞬間ッッ!!!!
〔何っ!?(☆o☆)何この人!!めっちゃ男前やん!〕2008-02-17 14:57:00 -
390:
今までにない感覚。あれ何やったんやろ。これが一時流行った[ビビビ]ってやつ?ほんまにこぉゆう感覚ってあるんやなぁ。
翼はあたしが電話してるのに気付いて、CDのボリュームを下げてくれた。5分くらいして友達と電話が切れた。『ごめん〜(>д2008-02-17 15:03:00 -
391:
「ってか適当に車走らせてるねんけど…どこ行きたい?」会う約束はしたものの何も決めてなかった。あたしの想像の中では決まってたんやけど。めっちゃあたしが好きな場所があって、そこまでドライブしたかった。もし翼が何も思い付かんかったらそこを提案しようと思ってた。『どこでもいいよ!カラオケでもドライブでも飲みでも!』
2008-02-17 15:08:00 -
392:
「じゃぁ○○の橋の夜景見に行こうかぁ!」嘘やン!?あたしの思ってた場所☆めっちゃ偶然!『いいなぁ!!行こうやぁ!』あえて偶然の事は言わんかった。だって自分でもこの偶然がかなり衝撃的で翼に言っても作り話に思われたらイヤやったから。
2008-02-17 15:12:00 -
393:
橋までの道のりは車で40分くらい。話はほんまに尽きへんくて、ずっとお互い話しっぱなしやった。翼の運転はめっちゃゆっくりやから、夜中で車なんてあんまり通らん道やけど、後ろに車が見えたら翼は側道に車を一端寄せて追い越させてあげてた。
『いつもそんなゆっくり運転なん?50〜60キロとか?』「まさか(笑)急いで行く必要ないやん!」2008-02-17 15:17:00 -
394:
なるほど〜(゜_゜)あたしやったらどれだけ時間あってもこんなゆっくりゆっくり運転できへんわぁ。。めっちゃマイペースなんや。自分とは全く性格の違う人やなぁってのが最初の印象やったな。でも会話がめっちゃおもしろくて、想像もできへんオチで笑わせてくれたり、笑いのツボが同じやったんもあるけど話し方とか聞いててすごい頭のいい人やなぁって思った。なんせあたしの中では翼は100点満点やった。
2008-02-17 20:44:00 -
395:
夜景を見ながらも話は尽きへんくて、結局朝の7時頃まで車で話してた。それでも眠くもなくて、帰りたくなかった。この景色の早朝は翼と見たのが初めてやった。薄明かるい朝日に照らされた橋と海はほんまにキラキラしてて綺麗で、幸せやなぁって心から感じた瞬間やった。普段こんなロマンチックな事、思い付くこともないのに(笑)翼が横にいたからやな。
2008-02-17 20:52:00 -
396:
ハジメマシテをして以来あたしは翼のことで頭がいっぱいやった。前よりメールの返信を常に気にしてたし、メール一つ作るのにもめっちゃ時間かかってた(^^;翼の休みの前日には地元に帰ってまた夜中から朝まであの橋の見える場所で朝まで話してた。日に日にあたしは翼のことを好きになっていってた。
2008-02-17 21:00:00 -
397:
会えない週末以外の日はよく翼の夜のバイトが終わってから朝方まで電話したり…
翼と同じ煙草に変えたし、携帯も翼と同じ会社に変えて翼のメルアドの一部をもらってメルアド考えたり、翼はあたしの生活を一変してくれた。付き合えるかもって思ってた。2008-02-28 12:46:00 -
398:
また週末、地元に帰る日、当たり前みたいに会うことは決まってたからいつものようにメールだけ送った。でも何時間経っても連絡がない…帰り道に電話をかけてみてもでない。
なんで?何があったん?あたし 何か嫌われるような事した?って気にしすぎて、胸がめっちゃ苦しくて運転しながらめっちゃ泣いてた。今 思い出したら笑えるくらいアホな事で泣いてたし(笑)2008-02-28 12:57:00 -
399:
勝手に自分は嫌われたとか思い込んで、実家に着いて 何のために帰って来たんやろぉ って布団にこもって泣いてた。失恋の気分やった。
泣き続けて夜になって9時くらい、翼から着信が!
泣きながら電話出た。『何で?何で電話でーへんかったん?何でメール返してくれんかったん?あたしめっちゃ…(号泣)』2008-02-28 13:01:00 -
400:
「ごめんなぁ!!風邪ひいて死んでたぁ。ってか何で泣いてるん(笑)」『だって電話でぇへんし、メールも返ってこぉへんし。もぉ嫌われたんかと思ってた(;_;)』「なんでそんな展開なるん!(笑)マイナス思考すぎ!今日バイト終わったら会おうか(^O^)」
ほんま安心した。自分がめっちゃ若いと思ったし。恋愛する感情に歳は関係ないなぁって思った。連絡取れへんくらいでこんな泣いたり連絡来た瞬間また嬉しくて泣いて…
2008-03-19 12:43:00