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生まれ変わったら。。。

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  • 1:

    生まれ変わったら。。。



    生まれ変わったらあなたのお嫁さんにしてくださぃ。

    2005-12-19 16:59:00
  • 251:

    『今仕事中なのでまたあとで電話いれます。』

    慌てて電話をきり、仕事に戻る。

    2006-01-15 15:25:00
  • 252:

    時計の針が五時を差す。『お疲れさまです。』

    慌てて家に帰る。
    電車の中でずっと考えていた。。どぅやってやめようか。。飛田で働く人はだいたい母子家庭だとか借金が理由だ。今のあたしには理由がない。辞めたい。。

    2006-01-15 15:29:00
  • 253:

    『ただいま〜。』

    『おかえり!どこにいってたの!?毎日何してるん?』カンカンに怒る母。

    『遊んでる。そろ2仕事探すから。。』お母さん許してください。。あたしは世界一最低な娘です。。

    2006-01-15 15:32:00
  • 254:

    無言のまま夕食をたべる。
    『ごちそうさま。』二階にあがろうとしたそのとき、母が口を開いた。
    『お母さんは信じてるからもう裏切らないで。これからさき、風俗で働いたりしないこと。』

    母はすごい。もう裏切っちゃダメなんだ

    2006-01-15 15:37:00
  • 255:

    二階に上がり、こたつに入る。

    コートをハンガーにかけ、カバンの中からケータイをとりだす。

    短期でキャバにもどろう。

    2006-01-15 15:39:00
  • 256:

    そう心に誓った。

    あたし『もしもし。条件きかせてください。』
    橋本さん『時給○○○○円でどう?あっっ昼間働いてるの?』
    あたし『働いてます。いちおレギュラーでいきたいんですけど。。』
    橋本さん『いいよ!月曜からきて』

    2006-01-15 15:42:00
  • 257:

    あとは飛田をやめるだけ。。

    2006-01-15 15:44:00
  • 258:

    12月4日。セイリがきたため仕事を休んだ。

    ♪♪♪〜
    ケータイが鳴る。あたしが色でひっぱっていたキャバで知り合った客の井上さんからだった。

    2006-01-15 15:48:00
  • 259:

    だるいなぁ。。そう思いながら電話にでる。『もしもし、どぅしたの?』

    『おまえ、俺の会社つぶす気か?』

    意味わからん。。頭の中が混乱する。『え?どうゆうこと?』

    2006-01-15 15:50:00
  • 260:

    『おまえ、ダレカに恨みかってるわ!おまえのことで会社に圧力かけられたしな!付き合ってるっていうだけでおまえ俺と会う時間つくらんし助けてあげられへん!マンションのことも無理やわ!!』

    あたしがしてきた悪いことが今になって跳ね返ってきた。

    2006-01-15 15:53:00
  • 261:

    名無しさん

    2006-01-15 16:06:00
  • 262:

    この頃、純ちゃんが一人暮らししてほしぃって言ってきていた。だから最後に色客にお金ださせようとしてた。ほんま最低な人間です。

    『おまえ探偵かなんかつけらるてるわ!ぢゃあな!』ぶちっ。電話をきられた。

    2006-01-15 16:12:00
  • 263:

    あたしは頭の中が真っ白になった。。探偵?!やばいやん。。

    あたしが今までしてきたこと。後悔した。人をだましたり損害を与えたら、自分に返ってくるんだ。。

    2006-01-15 16:15:00
  • 264:

    慌てて電話をかける。相手は飛田のママ。
    『ごめんなさい。。探偵つけられてるみたいで仕事にいけません。辞めさしてください。』そぅ言ってあたしは電話をきった。

    今だに探偵つけられてたのか、わかっていない。ほんまに身の危険を感じた。もう人をだましたり、恨み買うようなことはしないと誓った。

    2006-01-15 16:18:00
  • 265:

    12月5日。今日からキャバ復帰。

    久しぶりのセット。久しぶりのドレス。

    新鮮な感じがした。

    2006-01-15 16:24:00
  • 266:

    でも。。母は怒っている。。『普通に昼間働いて。。』何度も言われた。

    『一人暮らしの費用ためてるからもぅちょい我慢して!』自分でも最低な娘やとおもう。

    2006-01-15 16:26:00
  • 267:

    純ちゃんと付き合って二週間が経つ。仕事が忙しいらしく逢えない。。逢いたい。。一人暮らししたら純ちゃんに逢いやすい。だからあたしは必死になっていた。

    『またでかけるの?』『何時に帰ってくるの?』母の束縛がしんどい。罪悪感があたしを苦しめる。。お母さんごめんなさい。。いつかいい子になります。だから今は許してください。。

    2006-01-15 19:16:00
  • 268:

    仕事がおわってから陽子さんのマンションにむかう。

    陽子さんはあたしと純ちゃんが付き合うのすごく反対している。『あの人は女がいっぱぃいてる感じがする。』そのコトバがあたしを苦しめる。
    正直、純ちゃんは顔も悪くないし、3つも会社してるし、狙う女性はおおいと思う。

    2006-01-15 19:23:00
  • 269:

    『一人暮らしどうしよ。。』あたしは相談をもちかくた。

    『純さん少しも援助してくれないの?』と陽子さん。

    『うん。。お金貸そうか?とは言われたけど。。』

    2006-01-15 19:27:00
  • 270:

    名無しさん

    2006-01-17 01:30:00
  • 271:

    名無しさん

    2006-01-17 01:32:00
  • 272:

    『なにそれ。ひどすぎ!出してくれてもいいんぢゃない?』

    あたしにはわからない。。お金を援助してもらうことが愛なのでしょうか?あたしは純ちゃんの愛人ぢゃなくて恋人だと思っている。愛人と恋人は違う。あたしは純ちゃんの恋人なんです。

    2006-01-17 09:37:00
  • 273:

    2006-01-18 12:41:00
  • 274:

    279さん下げていただいてありがとぅがざいます(o^ー'o)今から更新していきます★

    2006-01-18 17:44:00
  • 275:

    そぅいえば純ちゃんもいっていた。。『おまえは俺の恋人。俺は愛人なんか作る気ない!愛はお金ぢゃないと思うんや!』

    あたしもそうだと思う。よくトモダチに『彼氏に月いくらもらってんの?』って聞かれる。『貰ってない』『なんで?』不思議そうな顔をするトモダチ。。

    お金をもらぅことは個人の自由。でもあたしはお金よりも大切なものがあると思う。

    2006-01-18 17:55:00
  • 276:

    口をひらく。『あたしは援助してもらうつもりなぃよ!純ちゃんは自分のことは自分でなんとかしろって言う人やし。。もぅ貸し借り作って痛い目にあいたくないし。。』

    『そぅだけど。。困ってるんやから助けたったらいいのに!』雰囲気がわるくなっていく。
    これ以上話するとダメになる。

    2006-01-18 18:04:00
  • 277:

    話を替える。『陽子さんは彼氏とどぅ?』

    『うまくいってるよ!ほとんど毎日逢ってるしね。アンナは最近逢ってるの?』

    『全然逢ってないよ。。12月入って忙しいみたい。。』

    2006-01-18 18:08:00
  • 278:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『純さんひどいよ!仕事忙しくても逢えるし。やっぱりアンナ遊ばれてる。他に女いてるんぢゃない?』

    毎日逢うことが愛ですか?逢わなかったら遊び?逢う回数=本気度??

    って陽子さんに聞きたくなった。

    2006-01-18 18:26:00
  • 279:

    量より質。逢う頻度より逢っているときどう過ごすかが大切だとおもう。付き合うことでお互いプラスになるような関係ぢゃなきゃ。

    それに相手には家庭がある。あたしと逢うことで、奥さんと純ちゃんの関係を壊してはいけないと思う。不倫は奥さんにばれないようにするのがルールだとあたしは思う。相手の家庭を壊しちゃダメ。あたしは純ちゃんの恋人だから、控えめにしなくちゃいけない。どれだけお互いが愛し合っていても、あたしは所詮恋人。奥さんには勝てない。

    2006-01-18 18:36:00
  • 280:

    あたしがこういうふうに考えれるようになったのは純ちゃんのおかげ。まだ数回しか逢えていないけど、あたしは純ちゃんと付き合うことでたしかに成長している。

    まわりから見たら、あたしは純ちゃんにいいように操られているだろう。けど、今の状態がお互いプラスになっているしいいと思う。

    2006-01-18 18:41:00
  • 281:

    名無しさん

    頑張って??

    2006-01-18 19:11:00
  • 282:

    ◆IIQVZM1CgQ

    287さんありがとぉ???頑張ります?

    2006-01-18 19:35:00
  • 283:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『あたしは逢えるとき逢えたらぃぃねん。あたしと逢ってたら純ちゃん寝る時間ないしね。。無理させたくないし。。』

    『そっか。。痛い目あってもしらないよ!最後の忠告するよ!純さんはやめといたほうがぃぃ。』

    陽子さんはあたしのためにいってくれたと思う。けど、陽子さんのしている恋愛がすべてぢゃない。人それぞれ恋愛の形は違う。わかってほしい。でもあたしは19才。陽子さんは29才。あたしよりたくさんの経験をしてきた女性にくちだしできない。

    2006-01-18 19:41:00
  • 284:

    険悪なムード。。恐る恐る口を開く。

    『陽子さん、始発出たしそろかえるね。遅い時間からお邪魔してごめんなさい。また話し聞いてくださいね。』
    早歩きで駅にむかう。

    2006-01-18 19:46:00
  • 285:

    母親から電話。はぁ〜。めんどくさい。。

    『もしもし、今帰ってるから』

    『いい加減にしなさい!いつになったらまともになるの?』

    2006-01-18 19:48:00
  • 286:

    あたしは今まで自分がしたいって思うことをしてきた。失敗を何度も繰り返してきた結果、今のあたしがいる。母親のいう『まとも』っていうのは、きっと会社に勤めることだろう。あたしは一度しかない人生有意義に生きていきたい。若いうちに、たくさんのこと経験したい。

    2006-01-18 19:56:00
  • 287:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 288:

    『今から電車のるから!』ぶちっ。電話をきる。

    やってしまった。。あとで後悔する。母親のいうこともわかる。親孝行しなきゃ。けど、やりたいことたくさんある。。自分のしたいことと親孝行したい気持ちに板挟みされる。。どぅしたらぃぃんだろう??悩みが耐えない。

    2006-01-18 20:01:00
  • 289:

    母親は無言で怒っている。それが逆に恐い。。

    『朝帰りしてごめんなさい。』

    自分の部屋に戻る。

    2006-01-18 20:07:00
  • 290:

    化粧を落とし、パジャマに着替えて布団に入る。もぅ7時半。早く寝よう。

    2006-01-18 20:10:00
  • 291:

    ♪♪♪〜

    ケータイの音で目が覚める。誰だろう。

    《着信中 純ちゃん》

    2006-01-18 20:12:00
  • 292:

    うれしさのあまり一気に目が覚める。

    『もしもし、おはょう』

    『もしもし!ガチャピンおきとったか?』

    2006-01-18 20:14:00
  • 293:

    『起きてたよ!』うそをつくあたし。睡眠時間あんまりない純ちゃんに悪くて寝てたなんかいえない。
    『ほんまか?!今日夜仕事か?』

    2006-01-18 20:17:00
  • 294:

    『仕事だよ!どぅした?』純ちゃんが逢おうってゆってるのはわかっているけど、あえて気付かないふりをする。

    『今日仕事11時におわるからあえるかなぁって思って電話したんや!』

    2006-01-18 20:21:00
  • 295:

    『ぢゃぁ、12時に仕事あがるからそれぐらいにミナミ付近にきてほしいなぁ。大丈夫?』

    『わかった!俺仕事おわったらサウナいって時間つぶすわ!』

    相変わらず純ちゃんはサウナ好き!どれだけ仕事が遅くなろうが、サウナへいく。B型男は懲り症だとなんかの本で読んだけど当たっている。

    2006-01-18 20:28:00
  • 296:

    『仕事おわったら連絡いれるね。』
    『はいよ!ぢゃぁな!』


    電話をきり再び眠りにつく

    2006-01-18 20:32:00
  • 297:




    2006-01-18 20:36:00
  • 298:

    ケータイのアラームで目が覚める。四時。あわててシャワーを浴び、支度をする。久々に純ちゃんに逢える。考えただけでわくわくする。

    念入りに化粧をして家を出る。

    2006-01-18 22:15:00
  • 299:

    早歩きで駅に向かう。あたしの家から駅まで早歩き20分。あたしは物凄く淋しがり。絶対ダレカに電話をしてしまう。。ケータイをコートのポッケからとりだし友達の優ちゃんに電話をする。

    『もしもし、今日セット一緒にいかへん?』

    『いいで★何時?』

    2006-01-18 22:19:00
  • 300:

    あたしの地元からミナミまで約一時間かかる。通勤だけで疲れる。ヒールで駅まで競歩ぐらいの勢いで歩いてるしミナミついたときには、もう疲れている。
    『もしもし、ミナミついたでぇ!』優ちゃんに電話をかけた。

    『あっしも今ついた。いつもの美容室の前に集合なぁ!!』

    2006-01-18 22:33:00
  • 301:

    『はぃはぁ〜い。』電話をきり、コートのポッケに手を突っ込む。今日も寒いわ。。はぁー。ため息をつく。白く濁る。

    いつものように、商店街を早歩きで歩く。

    12月にはいってから、キャバやクラブなどのスカウト行為がなくなって歩きやすい。ちょっと淋しいような気もするけど。

    2006-01-18 22:38:00
  • 302:

    『待たせてごめん。。』優ちゃんのほうが先に着いていた。

    『いいで。アンちゃん気つかわんといて。いこっ。』優ちゃんはいつも気使わんといてって言う。あたしすぐ謝るからかなぁ??

    『うん。』エレベーターに乗り五階へ。

    2006-01-18 22:50:00
  • 303:

    『アンちゃん今日機嫌ぃぃやん。なんかあったん?』

    優ちゃんには、あたしの本性をみしている。あたしは気分屋やから、機嫌悪くなるとすぐ顔に出る。すぐキレる。すごく情緒不安定。夜の仕事しはじめてから余計に情緒不安定。みんなから心配されるぐらい浮き沈みが激しい。

    2006-01-18 22:56:00
  • 304:

    『今日純ちゃんと逢うねん』顔の筋肉が自然とゆるむ。

    『顔にやけすぎ!』

    2006-01-19 13:39:00
  • 305:

    純ちゃんに逢うからセットゎ控えめな巻髪にした。

    『あっし梅田やからそろそろいくわ〜』優ちゃんはこのとき梅田のキャバで働いていた。

    『ぢゃぁまた連絡するなぁ!気を付けてね。』美容室からあたしの働いているキャバまで5分ぐらい。いつもの早歩きで歩く。

    2006-01-19 13:43:00
  • 306:

    お店に着くと、真っ赤なドレスに着替える。香水をふり、口紅をつける。鏡に全身を映して一回転。よし、完璧。

    待機室にむかう。

    2006-01-19 13:47:00
  • 307:

    憂欝な時間の始まり。。きっとあたしは水商売にむいていないと思う。嘘ついたりするん嫌。。っていうより、嘘ついたこと忘れてしまうから後々自分が困る。それに体求めてくる客がおおすぎ。。みんなはうまいことかわすみたいだけど、あたしにはできない。もっと要領よくできたらいいのに。。

    2006-01-22 15:44:00
  • 308:

    夜の仕事をはじめたときは、頑張っていた。毎日軽く百人ぐらいは連絡とっていた。けど、今は煩わしい。。こんなホステス終わってる。自分でも最悪やと思う。あのときの頑張りはどこにいったんだろう。

    いつかクラブのママになってやる!ずっと心に秘めていた。その気持ちはいったいどこにいったんだろう。

    2006-01-22 15:49:00
  • 309:

    『アンナさん、ヘルプお願いします。』

    こんなんだから毎回ヘルプ。

    2006-01-22 15:53:00
  • 310:

    『いらっしゃいませ。』にこっと作り笑い。

    『こんばんわ〜。なんか飲み?』

    『ありがとうございます。焼酎いただきますね。』

    2006-01-22 16:00:00
  • 311:

    手慣れた手つきで水割りをつくる。『はじめまして、アンナです。』乾杯をする。

    指名の女の子がくるまでたわいもない会話。

    2006-01-22 17:08:00
  • 312:

    『アンナさんお願いします。』ボーイが呼びにくる。

    話を切り上げる。『ゆっくりしていってくださいね。』いつもの作り笑い。『ありがとう。』

    2006-01-22 17:10:00
  • 313:

    あたしの仕事ぶりはこんな感じ。。本当に最低なホステスです。

    2006-01-22 17:13:00
  • 314:

    時計が12時をさす。『もぅあがってぃぃ?』担当のボーイに話し掛ける。『無理やなぁ!』『帰るわ!』

    あわてて服を着替え純ちゃんに電話をかける。

    2006-01-22 17:15:00
  • 315:

    『今おわったよ!』
    『四つ橋筋の交差点まできてや!』
    『わかったぁ☆』
    タクシーに乗り迎う。
    久しぶりに純ちゃんに逢う。早く逢いたい。

    2006-01-22 17:18:00
  • 316:

    『ひさしぶり!』
    にこっと笑いながら車に乗る。
    『ひさしぶりやな!』純ちゃんゎ髪を切っていてすっきりしていた。

    逢うのがひさしぶりすぎて、顔まともにみれない。。初めて恋をしたかのよぅなそんな感覚。

    2006-01-22 20:18:00
  • 317:

    『お腹すいた?』
    すいてないけどきっと純ちゃんはお腹かが減ってるんだなぁって思って『お腹めっちゃすいた!なんか食べにいこう?』って言った。
    『俺もお腹すいててん!何食べたい?』やっぱり!この人の行動はなんかわからんけどすべてわかる。どうしたいのか、どうしてほしいのか。。

    2006-01-22 20:22:00
  • 318:

    『う〜ん、純ちゃんが食べたいものがいいなぁ!』純ちゃんは肉とか脂っこいものが好き。きっと夜遅いしラーメンだろぅ。

    『ラーメンでぃぃ?』やっぱり!

    『いいよ!いこぉ!』

    2006-01-22 20:26:00
  • 319:

    『ここめっちゃおいしいねん!!』少年みたいな表情をする純ちゃん。
    『そぅなんやぁ!楽しみ』

    2006-01-22 20:29:00
  • 320:

    『うわぁ〜!めっちゃおいしい!!』大げさなリアクションをする。こうすると、純ちゃんは喜ぶ。あたしが楽しんでいるとき、喜んでいることが、純ちゃんの楽しみであり喜び。

    『そぅやろ?』いつものように、にゃっと笑う。

    2006-01-22 20:34:00
  • 321:

    『そろそろいこうか。。』

    『うん。』

    ラーメン屋をでる。

    2006-01-22 22:28:00
  • 322:

    『ラブホいっていい?』
    そぅ言うのわかってたよ。。純ちゃんは奥さんと体の関係ないみたい。。

    『ぃぃよ。。』

    2006-01-22 22:32:00
  • 323:





    2006-01-22 22:33:00
  • 324:

    『一緒にお風呂入ろう。』甘えてくるあなたがかわいいと思う。あたしより16才年上だけど、年の差なんて感じない。もぅ少しあたしが早く生まれてきていればよかったのに。。

    神様はいじわるです

    2006-01-22 22:36:00
  • 325:

    『。。。』

    『アトピーなんか気にしいひんで!前言ったけど、俺は外見で判断しいひん!おまえの中身が好きやねん。。』

    あたしのことこれほど愛してくれる人はきっとあなただけだと思う。今まで付き合った男性はあたしのことを好きだったけど愛していなかったと感じた。。あなたはあたしを愛してくれた2番目の人。一番は家族。

    2006-01-22 22:41:00
  • 326:

    『ありがとう。』涙がでそうだった。。

    あたしが気にするからお風呂の電気も消してくれた。何も考えてないように見えるけどちゃんと考えてくれている。あたしはあなたのそぅいうところに惚れました。社長さんという名誉や地位、財産なんかに惚れていない。

    2006-01-22 22:45:00
  • 327:

    『ガチャピン本名なんやっけ?』
    付き合ってるけどまだ本名で呼ばれたことがなかった。ガチャピンかおまえしか言われたことない。

    『本名は香奈だよ。』

    2006-01-22 22:49:00
  • 328:

    『何って呼んでほしい?』
    『うーん。』考えていた。姫とかハニーって呼んでもらおうかなぁ。。
    『早く答えなガチャピンって一生言うぞ!』にゃっと笑っている。
    『ガチャピンは嫌だ〜!香奈って呼んで〜〜!』泣きそうになりながらさけんだ。

    2006-01-22 22:53:00
  • 329:

    純ちゃんは声をだしながら笑っている。
    『香奈はほんまにおもろいなぁ!あきひんわ!』

    初めて名前で呼んでもらってすごくうれしかったのを今でも覚えている。

    2006-01-22 22:56:00
  • 330:

    純ちゃんがぎゅ〜っとあたしを抱き締める。あなたの愛が伝わってくる。『俺のこと愛してるか?』きっと純ちゃんは愛に飢えているんだ。。奥さんに愛されていないんだろう。そぅいえば、この前『奥さんは、お金いれとけば何もいわへん。。』って悲しそうに言っていた。あなたはダレカに愛されたいんだよね?だからあたしを選んだ。全部わかってるよ。

    2006-01-22 23:01:00
  • 331:

    『めっちゃ愛してるよ!言わなくてもわかるやろ??』

    純ちゃんは黙っていた。

    うんっていうん恥ずかしかったんやね。

    2006-01-22 23:04:00
  • 332:

    『そろそろ寝ようか?』

    『うん。。』

    早く純ちゃんに抱かれたい。。

    2006-01-22 23:05:00
  • 333:

    『何時に帰るの?』

    ホントはこんなん聞きたくない。ずっと一緒にいたい。。あたしが朝まで一緒にいたいって言ったらあなたはいてくれるのわかってる。けど、あたしは2番目だから控えなくちゃいけない。。

    『三時になったら帰るわ!』

    2006-01-22 23:09:00
  • 334:

    『わかった。。』

    純ちゃんにぎゅっと抱きつく。。

    『ごめんなぁ。。』暗やみに響く声。謝らないで。。余計悲しくなるやん。。

    2006-01-22 23:12:00
  • 335:

    あなたの唇がそっとあたしの唇に触れる。優しいキス。

    優しい愛撫。

    あなたに愛されてあたしは幸せです。

    2006-01-22 23:22:00
  • 336:

    二人ともいつの間にかねてしまっていた。

    飛び起きてケータイをみる。五時。。

    完璧朝帰り。。

    2006-01-22 23:25:00
  • 337:

    『純ちゃん起きて〜!!』体をゆらゆら揺らす。なかなか起きない。

    格闘すること30ふん。やっと起きた。

    『なに?』目をこすっている

    2006-01-22 23:28:00
  • 338:

    寝起きの顔。普段見れない顔。

    毎日みれたらぃぃのに。。

    叶わない夢。

    2006-01-23 23:55:00
  • 339:

    『もぅ五時半だよ!寝てしまってごめんね。。』

    しまった!という顔をしている純ちゃん。『寝てしまった俺が悪いからきにすんな!』

    2006-01-23 23:57:00
  • 340:

    『香奈チュウして?』

    『ぅん。。』

    顔を近付ける。おはようのチュウ。毎日できたらぃぃのに。。胸が苦しくなる。このままときがとまればぃぃのに。。

    2006-01-24 00:00:00
  • 341:

    『エッチしてもいい?』恥ずかしそうな顔をしていってきた。

    『ぃぃよ。。』

    次いつ逢えるかわからない。だから時間があるかぎり、ふたりは愛し合う。

    2006-01-24 00:03:00
  • 342:

    『もぅ七時半やぁ!香奈用意して。』

    『わかった。』

    シャワーを浴びる。もぅお別れの時間。あなたと過ごしていると時が流れるの早いよ。

    2006-01-24 00:06:00
  • 343:





    2006-01-24 00:08:00
  • 344:

    この日を境に純ちゃんはあたしと逢う日は家に帰らなくなった。。うれしい反面、心が苦しくなる。。これでいいのでしょうか?

    頻繁に家に帰らなくなっている理由は奥さんにもわかるはず。。奥さんが何もいわないのは、純ちゃんとの約束があるから。。

    2006-01-24 10:23:00
  • 345:

    『束縛しない』

    浮気しようが何しようが、束縛をしない。これが結婚の条件だったらしい。

    だから奥さんは黙っている。もしあたしが奥さんの立場だったら我慢できない。。

    2006-01-24 10:28:00
  • 346:

    名無しさん

    見てるょ?頑張って??

    2006-01-24 10:57:00
  • 347:

    名無しさん

    お邪魔しまぁす?
    >>1-150 >>151-300 >>301-450

    2006-01-24 11:47:00
  • 348:

    純ちゃんの奥さんは強い。こどものために我慢してるのか、純ちゃんのこと愛してるから我慢しているのか、わからない。

    けど、あたしには到底適わない相手だろう

    2006-01-24 17:10:00
  • 349:

    自分の幸せを選ぶのか、相手の幸せを奪うのか。。毎日格闘していた。どうしたらいいのか答えが出せない。

    そんななか、ある事件が起こる。

    2006-01-24 17:18:00
  • 350:

    今日は久しぶりに出掛ける。いつもホテルばっかだったからうれしい。

    『ルミナリエいって中華料理食べよう!』今から遠足いくコドモの表情をしている。
    『うわぁ!楽しみ★』

    2006-01-24 17:22:00
  • 351:

    『雨女違うもんっっ!』認めたくない。
    『ぉまえは雨女や!認めろよ!笑』
    『。。。雨女です。。。』
    『大丈夫!俺最強の晴れ男やから★』自信満々に答えている。

    2006-01-24 17:33:00
  • 352:

    そういうコドモっぽいとこが、この人の魅力だろう。



    2006-01-24 20:24:00
  • 353:

    神戸につくとあれだけ降っていた雨が病んだ。

    『俺晴れ男やからなぁ!!』いかにも自分が晴れささたぞという自慢げな顔をしていう。

    『すごいね。』とりあえず誉めておくのが無難。

    2006-01-24 20:26:00
  • 354:

    『ぉぃしい中華料理食べにいこう!』
    『うん。』
    純ちゃんの後ろを歩いている。純ちゃんは後ろを振り返り、手を差し出す。
    ぎゅっと握る。
    幸せ。

    2006-01-24 21:29:00
  • 355:





    2006-01-24 21:31:00
  • 356:

    『次はチーズケーキ食べにいくぞ!!』気合い満々の様子。たった今、コース食べてデザートもたべたやん。。

    『まだお腹苦しいから先ルミナリエみにいかへん?』

    2006-01-24 21:33:00
  • 357:

    『おまえ小食やなぁ!チーズケーキぐらい食べれるやろ。』ちょっと不機嫌な様子。あたし小食というより普通。コースだって食べれなくて残したのに。純ちゃんは自分の思いとおりにならないとすぐ不機嫌になる。

    2006-01-24 21:35:00
  • 358:

    純ちゃんはあたしより16才年上やのに、本当にガキです。年下の子と付き合ってるみたい。そのギャップが好きやったんかなぁ。

    2006-01-24 21:46:00
  • 359:

    ルミナリエを見ながら歩く。もちろん手を繋いで。。こういうデートがずっとしたかった。。なんか付き合ってるって感じがする。毎回ホテルやったら体目的みたいやし。

    2006-01-24 21:52:00
  • 360:

    『うわぁ〜綺麗!!純ちゃん逢う時間作ってくれてありがとう!』
    『いつも時間つくれんくてごめんなぁ。。』
    『ぃぃよ!一緒におれるだけで幸せやから!』
    そういうと純ちゃんはすごく喜んでいた。きっと奥さんには言ってもらってなぃんだろうね。

    2006-01-24 21:58:00
  • 361:

    『そろそろチーズケーキ食べにいこう!』純ちゃんは昔神戸に住んでたらしい。それでおいしいお店知っているらしい。
    『うん』

    2006-01-24 22:01:00
  • 362:

    地下のぉ店に入る。階段の壁には芸能人のサインや写真が飾ってある。けっこう有名なチーズケーキ屋さんらしい。

    『このチーズケーキかわってるね。』
    『やろ?おいしいやろ!?』
    『うん!つれてきてくれてありがとう!』

    2006-01-24 22:05:00
  • 363:

    『香奈、今日どぅする?』
    『何が?』
    『もう帰るんか、このまま一緒におるか。。』
    少し悩んだ。最近純ちゃん家帰ってないし。。あたしの中の天使と悪魔が戦う。

    2006-01-24 22:08:00
  • 364:

    離れたくない。。今日は一緒にいたい。。

    あたしは自分の欲に負けてしまった。

    このときのあたしは、最低な人間だった。純ちゃんの家庭を心配しながらも、いつか奥さんから奪ってやるって思ってた。だから赤ちゃんできたらぃいのに。。とかいろいろ考えてた。

    2006-01-24 22:11:00
  • 365:

    『今日は一緒にいたい。。』
    『わかった。そろそろいこうか?』


    『うん。。』

    2006-01-24 22:14:00
  • 366:

    いつもいっているラブホにむかう。


    2006-01-24 22:16:00
  • 367:

    車の中はサザンの曲が流れている。鼻歌を機嫌よく歌っている純ちゃん。

    あなたのすべてをずっとみていたい。

    2006-01-24 22:17:00
  • 368:

    いつか離れなくちゃいけない。。そぅ思うと泣きそうになる。ずっとそばにいたい。

    2006-01-24 22:20:00
  • 369:





    2006-01-24 22:21:00
  • 370:

    ホテルにつくとシャワーを浴び愛し合う。
    『いってもぃぃ?』
    『ダメ!』いつもはぃぃってゆぅけどこの日はダメっていた。
    『ぁかん?』
    『無理。』

    2006-01-25 11:44:00
  • 371:

    『香奈もぅいってまぅ。。』
    『我慢してよ!』
    『。。。ごめん。中でだしちゃった。。』
    『。。。』コトバがでなかった。うれしいような感じもしたけど。。

    2006-01-25 11:46:00
  • 372:

    『安全日か?』
    『セイリおわったとこ。。』
    『できたらどぅしよ?』焦っている純ちゃん。あたしは落ち着いていた。
    『できたときはできたときぢゃなぃ?避妊しててもできるときはできるやん?中だししてもできないときはできひんやん?』
    『そぅやな!できるときはできるし、できひんときはできひんしな!』ほんま単純な人です。

    2006-01-25 11:50:00
  • 373:

    純ちゃんの赤ちゃんが欲しかった。できてたらいいのにとひそかに思っていた。。赤ちゃん出来たら純ちゃんはあたしのモノになると思った。奥さんと離婚してあたしと結婚して幸せな家庭を築きたい。

    2006-01-25 11:53:00
  • 374:

    二回目のセックス。

    『なかでだしていい?』さっき焦ってたのに。。赤ちゃん出来てもぃぃんかなぁ??
    『ぃぃよ。。』

    2006-01-25 11:55:00
  • 375:





    2006-01-25 11:55:00
  • 376:

    それからすぐ純ちゃんは仕事で海外にいった。帰ってくるのは一月十日。
    淋しい日々がつづく。。普段なかなか電話したり、逢えないし。。

    2006-01-25 11:57:00
  • 377:

    訂正!普段なかなか電話したり、逢えないのに。。

    2006-01-25 12:00:00
  • 378:

    大晦日の日、トモダチの優ちゃんと願いが叶うと有名なお寺にいくことにした。

    大晦日に昼間から女二人。電車に揺られ嵐山に向かう。

    2006-01-25 12:02:00
  • 379:

    いつもは二時間待たないとお寺に入れないらしいけど、大晦日だったから人が少なかった。カップルばっかり。。うらやましかった。手繋いで、『寒いね。』などいいながら仲良くくっついている。あたしもそんな恋愛がしたい。

    財産も名誉も地位もいらない。些細なことでも幸せだとか感じれるようなそんな相手と一緒になりたい。純ちゃんは奥さんとコドモがいてる。。純ちゃんと一緒になれたら。。そんなカップルになれるのに。

    2006-01-25 12:07:00
  • 380:

    ここのお寺は一年中鈴虫が鳴いているお寺。お地蔵さんにお参りする前にお尚さんの話を聞く。

    『人が不幸になるような願い事をしないように。』

    このコトバにひっかかった。あたしは純ちゃんと一緒になれるようにお願いしようと思っていた。もし叶えばあたしは幸せになれるけど、純ちゃんの奥さんとコドモは。。?

    2006-01-25 12:16:00
  • 381:

    お賽銭をいれ、お地蔵さんに手を合わせた。

    《あたしにふさわしい男性と巡り合わせてください。もし純ちゃんが運命の人であれば、結ばれますように。。》

    あたしは最低です。自分の幸せだけを願いました。

    2006-01-25 12:21:00
  • 382:

    もぅ夕方だったから、電車に揺られ帰った。淋しい女二人。

    優ちゃんの家は住吉大社近いから夜中いくことにした。

    2006-01-25 12:22:00
  • 383:

    紅白みたりして過ごした。優ちゃんは疲れ果てて寝てしまい、結局カウントダウンはNHKの放送を見ながら一人で年明けを迎えた。

    夜中に住吉大社にいくつもりやったけど、優ちゃんの寝顔みてたら起こすのかわいそうやしあたしもねた。

    2006-01-25 12:26:00
  • 384:

    二人とも爆睡。起きたらお昼の12時でした。大慌てで用意して住吉大社に向かった。

    まわりはカップルや家族連ればっかり。『早くうちらも幸せになろうな!』といいながら住吉大社に参拝。

    2006-01-25 12:29:00
  • 385:

    『あっ!おみくじしよ!』優がいった。
    『あたし凶しかでたことないねん。やってみよう!恋ミクジあるで!』
    『それしよう!』

    2006-01-25 12:31:00
  • 386:

    優は大吉をひいて大喜び。
    結局あたしは凶でした。。
    『凶ひくとかすごい確立やで!』優に言われ新年早々へこみました。

    2006-01-25 12:32:00
  • 387:

    でも、書いてある内容にびっくりした。物凄く当たっているから。。

    《キーワード 現実
    相手に大切に思われているが、相手は心も体もひとつです。》

    2006-01-25 12:35:00
  • 388:

    見た瞬間、純ちゃんのことだと悟りました。あたしミクジや占いあんまり信用しないけど、当りすぎているからへこみました。

    普通のミクジは中吉を引いて大喜び。記念に持って帰ることにした。人生初めての中吉。
    優はまた大吉をひいていた。恐ろしいわ。

    2006-01-25 12:39:00
  • 389:

    あたし『お節たべなあかんし、帰るなぁ。』
    優『あたしも実家に帰るわ。』
    あたし『またね。』
    優『バイバイ。』

    2006-01-25 12:41:00
  • 390:





    2006-01-25 12:41:00
  • 391:

    一月七日。優の誕生日。
    電話をかける。『もしもし、誕生日おめでとう。仕事帰りどっかいこう?』
    『ありがとう。いきたい!』
    『どこいく?』
    『飲みに行きたい!』

    2006-01-25 12:45:00
  • 392:

    『ホスト。。ですか?』恐る恐る優に聞いた。
    『うん。いこう。』
    『わかった!店調べとくね。またあとで。』

    ホストは痛い目あってからいっていない。なんか純ちゃんに悪い気がした。でも、淋しかった。国際電話一本もかけてこないし。奥さんと一緒なんかなぁ。。不安に押しつぶされそうになる。。たまには息抜きも必要かな。。

    2006-01-25 12:48:00
  • 393:

    『お疲れ〜』12月半ばから優もあたしの店で働きはじめた。

    『よしいこぅか!』

    2006-01-25 12:56:00
  • 394:

    ミナミのある店に向かう。

    途中、キャッチされた。『今からどこいくん?』あたしはひたすら無視。
    『どこのお店?』優が口を開いた。
    『○○○○です』

    2006-01-25 14:06:00
  • 395:

    あたし『今からいくとこと同じ系列やん!んぢゃあそこいくわ!』寒い中キャッチかわいそうやしついていった。
    ホスクン『ありがとうございます。』

    2006-01-25 16:17:00
  • 396:





    2006-01-25 16:17:00
  • 397:

    『いらっしゃいませ〜』店内に響く声。

    ホス『飲み物なにする?』
    あたし『シャンディー』
    優『ビール』

    2006-01-25 16:19:00
  • 398:

    キャッチくんらがついた。あたしについたのは18才夜は一年目の子。はっきりいってホストにむいてない。『男メニューもってきて!』我慢の限界になっていった。あたしどんだけ不細工でもしゃべりあかんくても、話したりできるけどこの子は無理だった。

    2006-01-25 16:23:00
  • 399:

    顔とか見ないで適当に指を差す。『この子よんで!』

    優は楽しそうに話している。『アンチャン、この子今日で二日目やねんて!』
    『まぢで?かわぃぃな笑!色営とかしらんちゃん?』

    2006-01-25 16:25:00
  • 400:

    ホス『色営ってなんですか?』不思議そうな顔をしている。
    あたし『優教えてあげやぁ!』
    優『ぁんな〜、色営っていうのはなぁ〜。。』一生懸命教えている様子。

    2006-01-25 16:27:00
  • 401:

    会話がはずんできたそのとき、『失礼しま〜す』背の低いかわぃぃホスくんがやってきた。
    あたしはちらっと見て無視していた。今ついてるセイヤくんを指名しようとしていたから。

    2006-01-25 16:38:00
  • 402:

    『そろそろいくなぁ!』セイヤがいった。
    『いかんといて?』
    『また戻ってくるからな?』
    『わかった。いってらっしゃい。』セイヤはいってしまった。

    2006-01-25 16:40:00
  • 403:

    『お名前聞いていいですか?』
    『香奈だよ。あなたは?』
    『俺ひかる。よろしく。』
    『よろしく。』

    2006-01-25 16:41:00
  • 404:

    二時間経過した。『そろそろ帰るわ。』ヒカルにいった。
    『まだかえらんといて?ラストまでおって?』
    『もう七時やしなぁ。。』
    『お願い。1500円にしとくから。』
    『お金は別に気にしてないねん。』

    2006-01-25 16:44:00
  • 405:

    『おねがい。。』ひつこぃなぁ。。『わかったよ。。』
    『ありがとう。客帰らしてくるから少し待ってて。』
    『はいよ』

    2006-01-25 16:46:00
  • 406:

    十分後、ヒカルはもどってきた。それからずっとあたしにつきっぱなしだった。お酒も入ってるせいか不倫してることとか話してしまった。。そのせいで色をかけられてしまった。
    『今日休みやから遊びにいこう。』営業が始まった。。『いけたらね。』冷たく言い放つ。

    2006-01-25 16:49:00
  • 407:

    結局ラストまでいた。
    『ありがとう。バイバイ。』

    2006-01-25 16:50:00
  • 408:





    2006-01-25 16:50:00
  • 409:

    純ちゃんとずっと連絡とってなくて淋しかった。夜中になると淋しさが倍増する。ひとりでいたくない。勝手に手が動く。ヒカルに電話をしてしまった。。

    『もしもし、ヒカルと遊びたい』
    『ぃぃよ。ミナミこれる?』
    『今からぃくわ。』

    2006-01-25 16:55:00
  • 410:

    あわてて用意してタクシーにのる。

    ヒカルに電話をかける。『ミナミついたよ。』
    『今店おるから、店の前で待ってて。』

    2006-01-25 16:58:00
  • 411:

    きら

    最初カラ読んだ?
    楽しみにしてるね????

    2006-02-13 07:47:00
  • 412:

    名無しさん

    2006-02-13 07:59:00
  • 413:

    名無しさん

    2006-02-13 08:01:00
  • 414:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『待たせてごめんなぁ!』ヒカルがあわててやってきた。
    『ぃぃよ。』

    『どこぃく?』

    2006-02-13 10:04:00
  • 415:

    ◆IIQVZM1CgQ

    同年代の男の子と遊ぶのが久しぶりだったせいかあたしは緊張して倒れそうだった。みんなは何して遊ぶのだろうか??お客さまや純ちゃんとかとしか出掛けることがあまりないあたし。若い子ともたまにはあそばなあかんみたいやね。

    2006-02-13 10:25:00
  • 416:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ヒカルに任せるよ。』

    『いきたいとこなぃの?』
    あたしの顔をじっと見るヒカル
    『。。。』思わず黙ってしまった。

    2006-02-13 10:27:00
  • 417:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『どぅしたん?俺と遊ぶの嫌?』心配そうな顔をしてみつめるヒカル。

    『違うよ。。若い子と遊ぶの久しぶりすぎてどこいってぃぃかわからへん。。』
    いきなりヒカルが笑いだした。『おまえも若いやん!ぢゃあカラォケいこぅか』

    2006-02-13 10:31:00
  • 418:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ぅん。。』

    ヒカルの後ろについて歩いた。
    今日は火曜日。ヒカルの店ゎ営業中。『ひっかけ歩いて大丈夫なん??』
    『そんなん気にしてたらあそばれへんやん。気にしなくてぃぃよ。』のんきなヒカル。

    2006-02-13 10:36:00
  • 419:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ヒカルさん、おはよーございます。』 ひっかけでキャッチしてるホストがあいさつをしている。
    『おはよ!俺仕事休みやねん。ぃぃやろ?笑がんばってなぁ!』
    『ありがとうございます。』

    2006-02-13 10:38:00
  • 420:

    ◆IIQVZM1CgQ

    そんな感じでカラォケいくまでにヒカルは何人ものホストに挨拶をされていた。
    一緒に横を歩くのが嫌だった。あたしを風俗まで落としたマサヤもミナミのホスト。マサヤに逢いたくない。ヒカルと一緒に歩いてるの見られたくない。

    2006-02-13 10:42:00
  • 421:

    ◆IIQVZM1CgQ

    もしマサヤがあたしとヒカルが一緒にいるのをみたらきっと笑うだろう。あのバカ女、次は違うホストにだまされてる。って心の中で笑うだろう。

    なんであたしはヒカルといるの?マサヤの件があってからあたしはホストが嫌いだった。中にはぃぃホストもいてるだろうがあたしは出会ったことがない。完全友営で有名だった某ホストくんだってあたしに手をだしてきた。そこまで嫌いなホストとなんで一緒にいるんだろう?淋しいから??

    2006-02-13 10:47:00
  • 422:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-13 10:51:00
  • 423:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『香奈先に歌って?』

    『ヒカルが先に歌ってよ〜。』まだ緊張している。

    『おまえ元気ないぞ?一気しろ!』ヒカルがあたしにカシスオレンジを渡す。

    2006-02-13 10:56:00
  • 424:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『こんなにムリだよ。。』

    『ぢゃぁ半分なぁ!』

    『わかったよ。。』泣きそうになりながら半分一気した。

    2006-02-13 10:59:00
  • 425:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『さすがやなぁ!』
    急に酔いが回る。。逆に酔ったほぅがぃぃのかも。。緊張してヒカルの顔すらみえない。。

    『歌うんやめよ!』ヒカルが急に言った。『今日はゆっくり話しよ??』

    2006-02-14 18:31:00
  • 426:

    ◆IIQVZM1CgQ

    不倫してること、今まで経験したこと全部話してしまった。ヒカルなら話してもいいと思った。さすがに飛田で働いたことあるとはいわなかったけど。。

    このとき全部話さなければヨカッタ。。あたしは隠したりうそつくことができない。たまには嘘や隠すことも必要なんだとあとで気付くことになる。

    2006-02-14 18:35:00
  • 427:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ヒカルのことも聞いた。嘘か本当かわからないけど。。でもこのとき話してくれたことあたしは信じる。信じてあげないと可愛そうだと思った。だってヒカルのコトバがひっかかるから。。

    『ホストしてたら信じてもらえない。いつも疑われる。。』悲しそうな表情。悲しそうな声。

    2006-02-14 18:48:00
  • 428:

    ◆IIQVZM1CgQ

    営業かもしれない。けどヒカルのあの表情と声は本心だろう。だから信じようとした。一人の人間として信じてあげたかった。

    2006-02-14 18:52:00
  • 429:

    ヒカル『次どこぃく?』

    あたし『ヒカルにお任せするわ★』

    ヒカル『とりま、梅田いこか』

    2006-02-14 18:54:00
  • 430:

    梅田に到着。まだ五時。どこもお店は開いてない。梅田を途方もなくぐるぐる歩き回った。ヒカルはずっとあたしを笑わせてくれる。急に踊りはじめたり、おもしろいこといったり。。

    2006-02-14 18:57:00
  • 431:

    『ヒカル?仕事しなくていいよ?普通にして?』あたしは思わずいってしまった。
    『これが普通やで!香奈が笑ってるとこみてたいねん。』

    胸が熱くなった。不倫や仕事で疲れきってあたしは笑うことを忘れていた。ヒカルはあたしに笑顔を取り戻してくれた。笑うことを思い出させてくれた。

    2006-02-14 19:02:00
  • 432:

    ◆IIQVZM1CgQ

    一時間ほど歩いた。二人とも疲れ切っていた。目の前にあった漫喫に入ることにした。

    店内は狭い。これが漫喫?って感じだった。
    『俺の思ってる漫喫と違う〜!』ヒカルが小声でいった。
    『ほんまやなぁ。小さいし。』あたしの声が店内に響く。しまった( ̄□ ̄;)!!
    ヒカルが『こらっ!』って可愛く怒ってくれた。

    2006-02-14 19:09:00
  • 433:

    ◆IIQVZM1CgQ

    同年代のカップルってこんなんなんかなぁ?!
    普通の恋愛はこんな感じなのかなぁ。。あたしも普通の恋愛がしたい。普通っていう根拠がわからないけど。。
    あたしの中で普通っていうのは、不倫ぢゃない恋愛。お互いが愛し合ってる同士の恋愛。どっちかが利益のために恋人を演じてない恋愛。それが普通の恋愛だと思う。

    2006-02-14 19:15:00
  • 434:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしは眠さに限界が達していた。
    『香奈帰るか?』ヒカルが心配そうな顔をしている。

    帰るっていいたかったけど言えなかった。ヒカルと一緒にいたかった。ヒカルのそばにいることによって元気でいられる。楽しい。だから離れたくない。。

    2006-02-14 19:18:00
  • 435:

    ◆IIQVZM1CgQ

    《純ちゃんごめんなさい。。あたしなこんな恋愛がしたい。カラオケいったり漫喫いったり。ヒカルとは付き合っていないけど、カップルみたいで楽しいねん。純ちゃんとはこんな恋愛できひんやん。。あたしいっつも我慢してる。つらいねん。。》

    2006-02-14 19:21:00
  • 436:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『大丈夫やで。ヒカルこそしんどぃやろ?帰る?』素直にいえなかった。まだ一緒にいたいって。。そぅいえばあたしが色を求めてると勘違いされたら嫌だから。。今はプライベート。けどあくまで客とホスト。

    2006-02-14 19:24:00
  • 437:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ヒカルは黙り込んだ。。何か考えてる様子。
    あたしはパソコンの画面をじっと眺めていた。。

    2006-02-14 19:26:00
  • 438:

    ◆IIQVZM1CgQ

    重い沈黙がつづく。。

    ヒカルが口を開いた。『俺んちくるか。。?』ちょっとためらっていた。

    『ぅん。。』

    2006-02-14 19:28:00
  • 439:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-14 19:32:00
  • 440:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ヒカル、このときあたしのことカルイって思った??あたしは体の関係とかなしにヒカルのそばにいたかっただけやで。。ヒカルが横にいるだけで楽しいねん。

    2006-02-14 20:05:00
  • 441:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『部屋かなり汚いで!ごめんなぁ。。』
    『そんなんきにしないよ。片付けようか?』
    『大丈夫やで。ありがとぅ。』

    部屋を片付けはじめたヒカル。片付けるというか、モノを一つの場所にかきあつめてるだけ。。

    2006-02-14 20:08:00
  • 442:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ヒカルをみているだけで笑顔がこぼれる。純ちゃんと出会ったころを思い出した。。たしか純ちゃんもあたしに笑顔を思い出させてくれた人。

    神様はあたしが落ちてるときに素敵な人と出会わせてくれてるみたい。

    2006-02-14 20:12:00
  • 443:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『シャワー浴びてくるなぁ!適当にテレビみたり音楽聞いたりしとぃて。』

    ヒカルの部屋の様子をみて彼女は今はいてないみたい。昔同棲してた様子。あと枕もしてるみたいだった。イロカノかなんかわからんけど女の子と撮ったプリクラが床に落ちていた。コンドームやローションがそのへんに落ちている。歯磨きセットまで常備している。

    2006-02-14 20:20:00
  • 444:

    ◆IIQVZM1CgQ

    もしや。。あたしに枕する気なんか!?あたし枕とか色とか求めてないし!!簡単に家にきたこと後悔した。

    2006-02-14 20:24:00
  • 445:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『あ〜すっきりしたぁ。香奈もシャワー浴びてくる?』
    これはまずいと思った。『化粧おとしある?』
    『なぃわ。。』
    よかったぁ。。思わず心の中で喜んだ。
    『ぢゃあやめとくわ。』

    2006-02-14 20:27:00
  • 446:

    ◆IIQVZM1CgQ

    沈黙がながれた。。



    2006-02-14 20:29:00
  • 447:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『香奈ってカルイやろ?』ヒカルが口を開いた。簡単に家にくるんぢゃなかったって後悔しまくった。
    『なんで?簡単に家にきたから?』
    『夜二年もしてたら雰囲気でわかる。香奈は昔遊びまくってた感じする。あと意地っぱりで寂しがりややなぁ。』当たってる。。

    2006-02-14 20:33:00
  • 448:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『そんな風にみえるんやぁ。ショック。。』

    『俺やからいいけど簡単に男信用したらあかんで!男の家入ったりしたらあかんで?』

    『はぁーい。気を付けるわ。』

    2006-02-14 20:36:00
  • 449:

    ◆IIQVZM1CgQ

    こんなホスト初めてやわ。。ヒカルは普通に応援したくなった。たまに店いってあげてもぃぃなって思った。

    『一緒の布団やったら嫌やろ?もぅひとつ敷くゎ』ヒカルは気を使ってくれる。仕事だからかもしれないけど。

    2006-02-14 20:41:00
  • 450:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『おやすみ。』

    ヒカルはかなり疲れていたんだろう。すぐ眠りについていた。寝顔がものすごく可愛くてみとれてしまっていた。

    2006-02-14 20:43:00
  • 451:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしはなかなか寝れなくてずっとヒカルの寝顔をみつめていた。
    急に純ちゃんと別れたくなった。ヒカルの傍にいたい。。ケータイをとりだしメールを作りはじめた。

    2006-02-14 20:47:00
  • 452:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『純ちゃんには奥さんも子供もいてる。あたしには勝ち目ないやん?最初ゎ割り切ってるつもりやった。けど終わりが見えてる恋愛やん。そんなん苦しい。あたし普通に恋愛して普通に結婚したいねん。』
    あえてヒカルのことは出さなかった。純ちゃんと中だししてから生理が遅れてるから。。あたしはずるい女です。

    2006-02-14 20:53:00
  • 453:

    ◆IIQVZM1CgQ

    何回か検査薬をした。みんな陰性。けど、最近お酒がよわくなったり、胃の調子が悪かったり、微熱がつづいたり。。まわりの友ダチはできてるんぢゃないかって心配をしていた。

    2006-02-14 20:58:00
  • 454:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしはのんきにしていた。だって純ちゃんの子供できてたら純ちゃんがあたしのモノになると思ったから。。かなり最低です。体張ってでも純ちゃんと一緒になりたかった。
    そのくせ、純ちゃんと逢ってなくて淋しいからヒカルと遊んでヒカルに惚れてしまってる。あたしは都合のぃぃ女。

    2006-02-14 21:10:00
  • 455:

    名無しさん

    2006-02-14 21:13:00
  • 456:

    ◆IIQVZM1CgQ

    まとめていただぃてありがとうございます??

    2006-02-14 21:21:00
  • 457:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ケータイの着信音で目が覚めた。いつのまにか寝てたみたい。
    純ちゃんの部下であるシュンちゃんから電話だった。

    2006-02-14 21:23:00
  • 458:

    ◆IIQVZM1CgQ

    なんだろぅ?少し不安になった。純ちゃんになにかあったんかなぁ?
    恐る恐る電話にでた。

    『もしもし、どぅした?』

    2006-02-14 21:25:00
  • 459:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『社長帰ってくるの遅くなるみたいやで。』

    『なんでなん。、?』恐くなった。なんかあったんかなぁ。。

    『一緒にハワイいった人が怪我して手術してるらしいわ。帰国一週間ぐらい遅れるらしいわ。だから連絡なくても心配すんな。社長ケータイ忘れていってるみたいやから』

    2006-02-14 21:32:00
  • 460:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ありがとお。けど今さっき純ちゃんにお別れメィル送ってん。。』

    『なんでなん?』

    『先のない恋愛したくない。普通に恋愛したい。。』

    2006-02-14 21:36:00
  • 461:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『気持ちわかるけど、社長にさっきのメイル関係ないですってあとでメィルいれときや!』

    『なんでよ?もぅツライもん。。』

    『社長はおまえのことかなり好きやと思うで。社長のデスク、ガチャピンの人形と置物だらけやし、従業員にまでガチャピンあげてるんやぞ。俺ももらったしなぁ』笑いながらシュンちゃんはいった。

    2006-02-14 21:40:00
  • 462:

    ◆IIQVZM1CgQ

    しゅんちゃんの話を聞いて少し嬉しかった。
    『わかった。謝りメィルいれるわ。』

    電話をきりすぐにメィルを送信した。

    2006-02-14 22:20:00
  • 463:

    ◆IIQVZM1CgQ

    《さっきのメィルは関係ないです。ごめんなさい。》

    2006-02-14 22:26:00
  • 464:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしはなんて単純なんだろう。いつもまわりに流される。そんな自分が嫌だ。

    2006-02-14 22:35:00
  • 465:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『香奈おはよ〜』眠そうな声。

    『ごめん。。おこしちゃった?』

    『違うよ。爆睡してごめんなぁ。』眠そうな顔も声もかわぃぃ。

    2006-02-14 22:49:00
  • 466:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『もぅ八時かぁ!俺同伴やから用意するわ!』

    『はぃはぁ〜ぃ!』

    2006-02-14 22:54:00
  • 467:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ヒカルがシャワー浴びてる間、化粧をなおしたり、布団片付けたりした。

    ヒカルのケータィは休みなく鳴り続けている。

    ホストも大変やなぁ。。

    2006-02-14 22:57:00
  • 468:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-14 23:03:00
  • 469:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『香奈、俺のスーツ姿みたことなぃやんなぁ?』

    『うん。まだみたことない。スーツ似合いそうやね。』

    『ぢゃあ今日スーツ着よう!』にこにこしてるヒカル。

    2006-02-14 23:05:00
  • 470:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ちょっと着替えるから待ってなぁ。』鼻歌を謡ながら着替えてるヒカル。

    お別れの時間が迫る。淋しい。。

    2006-02-14 23:07:00
  • 471:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『香奈みて。どぅ?』モデルみたいに気取っている。行動がほんまにかわぃぃ。
    『似合ってるで。ホストみたいやなぁ。笑』

    『ホストやしぃ〜!!』

    2006-02-14 23:18:00
  • 472:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『香奈みてみて。』お腹を指差す。

    『何なに?』

    ぽこっとお腹がでている。思わず笑ってしまった。『俺、お腹でてるからスーツ着るときお腹へこましてるねん。スーツきたくなぃわ。。』

    2006-02-14 23:23:00
  • 473:

    ◆IIQVZM1CgQ

    他愛もない会話。それが楽しい。
    楽しい時間はすぐ去っていく。
    離れたくない。。

    2006-02-14 23:25:00
  • 474:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『そろそろいこっか!』

    『。。うん。。』淋しい。けど淋しいなんか言えない。あたしはヒカルの客。

    『今日はありがとう。楽しかったわ。俺、自分から遊ぶの誘ったりしぃひんねんで。』

    2006-02-14 23:28:00
  • 475:

    ◆IIQVZM1CgQ

    色?だと思った。でも口に出さない。
    『ほんまに?誘ってくれてありがとう。すごく楽しかったよ。』
    お別れの時間。バイバイ。

    2006-02-14 23:33:00
  • 476:

    ◆IIQVZM1CgQ

    タクシーに乗りながら優と電話で話した。
    『どぅやったん?Hしたぁ?』優は興味深々な様子。
    『してなぃよ。するわくなぃやん。』

    2006-02-14 23:35:00
  • 477:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『なんでなん?』

    『浮気になるしなぁ。てか襲われなかったし。笑あたし魅力ないんかも〜。てか、逆に簡単に男の部屋入ったらあかんよって怒られたわ〜』

    2006-02-14 23:40:00
  • 478:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『めっちゃぃぃホストやん。あたしにちょうだぃ。』笑ってる優。

    『こんなホスト初めて出会ったわ。ホストぢゃなかったらぃぃのになぁ。』
    これが本音。ホストを差別するつもりぢゃないけど過去を思い出してしまうからホストは嫌い。

    2006-02-14 23:44:00
  • 479:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『もしや、運命の人違う?お地蔵さんが出会わしてくれたんちゃん?』優が言った。

    『そぅなんかなぁ。。まっ様子みてみるわ』

    2006-02-14 23:46:00
  • 480:

    名無しさん

    2006-02-15 03:28:00
  • 481:

    名無しさん

    2006-02-15 03:34:00
  • 482:

    ◆IIQVZM1CgQ

    まとめていただぃてありがとうござぃます(^O^)

    2006-02-15 09:34:00
  • 483:

    ◆IIQVZM1CgQ

    運命の人かぁ。。

    もしヒカルが運命の人やったら。。

    2006-02-15 09:36:00
  • 484:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-15 09:36:00
  • 485:

    ◆IIQVZM1CgQ

    毎日ヒカルは連絡をくれた。でも明らかな営業。

    《おはょ★今日仕事か?どこで働いてるん?俺客予定なくてやばいわ(*_*)》

    ヒカルが客予定ないわけがない。いちお役職ついてるしナンバーも入ってるみたい。

    この頃のあたしは、前働いてたキャバクラで盗難にあってから働く場所を失っていた。とにかく時期が悪すぎる。一月の末。水商売にとって大変な時期がもうすぐやってくる。だから時給だとか待遇が悪すぎてなかなかみつからないでいた。たまに派遣でラウンジやクラブで働いた。

    2006-02-15 09:43:00
  • 486:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ヒカルが営業を始めたのはあたしのせいだ。あたしがマサヤのことを話したから。。遊んだとき話さなかったら。。

    今更、後悔しても無駄。一緒にいて楽しかったヒカル。それが連絡とりたくない相手へとかわる。

    2006-02-15 09:47:00
  • 487:

    ◆IIQVZM1CgQ

    営業がひつこすぎた。あたしはヒカルを試すことにした。

    《ヒカル毎日連絡くれてありがとう。悪いけど、あたしホスクラもぅいく気なぃねん。。応援できなくてごめんね。》

    メィルを送信した。

    2006-02-15 09:52:00
  • 488:

    ◆IIQVZM1CgQ

    すぐにヒカルからメィルきた。

    《俺ホストホストっていわれるん嫌やねん。だからもう連絡しいひんわ。体に気を付けて頑張ってな。》

    客にならないとわかれば切る。あたしはヒカルにとって普通に客でしかなかった。客とわかっているけど、ヒカルのこのメィルはあかんと思った。ここで嘘でも『店はきたくなったらでぃぃよ。だから普通に連絡とろう』って言ってくれてたらあたしはヒカルを応援していただろう。

    2006-02-15 09:57:00
  • 489:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしは純ちゃんと逢えない淋しさや連絡のとれない苦しさをヒカルで紛らわしていた。ヒカルの存在で淋しさ苦しさを忘れていた。

    だから辛かった。この日からヒカルから一切連絡がこなくなった。

    2006-02-15 10:00:00
  • 490:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-15 10:01:00
  • 491:

    ◆IIQVZM1CgQ

    生理が遅れて二週間がたった。検査薬を何度もしても陰性。明日の朝産婦人科にいこう。そう考えていたそのとき、ケータィがなった。

    着信中   純ちゃん

    2006-02-15 10:05:00
  • 492:

    ◆IIQVZM1CgQ

    画面をみてびっくりした。あんなメィル送ったし、正直一生連絡こないと思っていた。

    慌てて電話にでる。

    2006-02-15 10:07:00
  • 493:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『もしもし。。』電話に出たのはぃぃけど何言われるのか恐かった。さよならを告げられるんかなぁ。。

    『もしもし?あのメィルはなんや?別れたいんか!』

    2006-02-15 10:09:00
  • 494:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ごめんなさぃ、、あのときはそんなふうに思ってん。。』
    『どぅするんや?別れるんか?』
    『。。わかれたくない。。』
    『んぢゃぁあんなこと二度というなよ?』
    『わかったぁ。。』

    2006-02-15 10:12:00
  • 495:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしは純ちゃんと別れたくなかった。別れたらひとりぼっちになる気がした。

    ほんまにズルイ人間です

    2006-02-15 10:14:00
  • 496:

    ◆IIQVZM1CgQ

    電話をきった直後、生理になっているのに気付いた。。嬉しいような残念なような。。

    2006-02-15 10:19:00
  • 497:

    ◆IIQVZM1CgQ

    純ちゃん、もし、あたしに赤ちゃんできてらどうしてた?
    喜んでくれた?
    あたしと結婚してくれた?

    それとも、あたしと別れていた?

    2006-02-15 10:22:00
  • 498:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-15 10:26:00
  • 499:

    ◆IIQVZM1CgQ

    その一週間後、純ちゃんに逢った。日焼けして真っ黒だった。

    お連れさんが入院してる間、ハワイでサーフィンしていたらしい。

    あたしがお別れメィルを送ってしまったせいか、かなり純ちゃんはやさしくなっていた。あたしに気を使ってくれていた。いつもあたしが気を使っていたけど、立場が逆転したみたい。

    2006-02-15 10:33:00
  • 500:

    ◆IIQVZM1CgQ

    純ちゃんのことは好きだ。けど、いつか離れなくてはいけない。
    今なら離れることができる。だってまだ付き合って二ヵ月だから。。

    このまま離れることができなかったら。。あたしは一生純ちゃんから離れることができなくなるだろう。

    2006-02-15 10:36:00
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