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NO1
-
1:
777
「いらっしゃいませ」2005-06-14 11:40:00 -
300:
777 ◆5O.MmWydQc
「…何言ってんの…?こいつら意味まじ分かんない…博士を?…消した?…」部屋に戻りソファに座って、考えたら怒りがこみあげてきて紫苑の拳に力が入る。紫苑は切れることは一度もなかった。紫苑にとって博士は大切な家族、命を捨てでも守れる存在。そして命の恩人。
2005-07-28 00:58:00 -
301:
777 ◆5O.MmWydQc
イヤホンを外し、イヤホンに付いているボタンを押した。 すると女の髪にひっついていたテントウムシ型盗聴器が点滅しだして、男が「おい、おまえ何か髪についてる」そう言って手を伸ばして盗聴器に気付き「えっ?何?どうしたの?驚かないで取ってよ」女は男にそう言った。男は後退りしながら
「に…に…逃げろっっばっばっばっ爆発するぞっっ」2005-07-28 01:04:00 -
302:
777 ◆5O.MmWydQc
ドォォォォォン!!爆発した。女と男二人が粉々に砕けて残りの三人は吹き飛ばされて倒れていた。近くのガラスは割れて吹き飛び自転車は吹っ飛んだ。
2005-07-28 01:07:00 -
303:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは一瞬目を開いたがまたすぐ眠りに入った。紫苑は黙ったまま立ち上がり、ポーチを腰に付けてサンダルを履いてベランダに行きベランダの塀に登りそこから下を見て男が倒れているのを見つけた。下の道では人が結構集まっていたのでポーチから記憶をなくすリップケース型すぷれーを取出し
2005-07-28 01:13:00 -
304:
777 ◆5O.MmWydQc
最上階の部屋から飛び降りた。落ちながらシールドをはり、男に向かって落ちていく、その姿に気付き騒ぎだす人たち。「人が落ちてくる!!」そして紫苑は構えて男にぶつかる手前で気泡を出した。
2005-07-28 01:16:00 -
305:
777 ◆5O.MmWydQc
ドォォォォォン!
あっと言う間の出来事だった。男は粉々になった。まわりに居た人が叫び逃げようとした時、紫苑はリップ型のケースのスイッチを押して投げて立ち上がった。すると一瞬で辺りに煙が立ちこめて人々が倒れていった。2005-07-28 01:22:00 -
306:
名無しさん
誤字脱字が気になるけど、ずっと読んでますよ?頑張って
2005-07-28 03:10:00 -
307:
名無しさん
意味説明してくれてありがとうございます?わかりました?頑張って書いていってくださいね?
2005-07-28 06:05:00 -
308:
777 ◆5O.MmWydQc
「あと二人」紫苑は辺りを見回し黒服の男二人を見つけると男のすぐ近く迄行き、しゃがんで男のスーツの内ポケットから携帯を取り、ズボンのポケットから財布とピストルを取ってポーチに入れた。もう一人の男からも携帯と財布とピストルを取ってポーチから米粒型の探知機を二つ取出し内ポケットにはりつけて
2005-07-28 14:43:00 -
309:
777 ◆5O.MmWydQc
そのままマンションに戻った。部屋に戻ってピストルを布団の下に一つ、残り一つはソラに渡そうと思いテーブルに置いた。財布の中を取出しカードを全部出した。「…やっぱり…こいつら組織の奴らだわ…カードキーだから一応もらっておこう」お金は二つの財布から50万出てきたのでポーチに入れた。
2005-07-28 14:52:00 -
310:
777 ◆5O.MmWydQc
その時携帯が鳴った。紫苑は通話ボタンを押し黙っていた。『紫苑は居たか?』男の声だった。紫苑はそのまま電話を切った。
2005-07-28 15:28:00 -
311:
777 ◆5O.MmWydQc
二つの携帯が絶えず鳴り続けるので電源を切った。紫苑は頭を抱えて少し考えた。「ソラとは行動しない方がいいって事ね…巻き込んじゃいけない。…ジュリ…無事でいて…」そして部屋から空を見た。
2005-07-28 18:27:00 -
312:
777 ◆5O.MmWydQc
????????????
地球から遥か遠く果てしなく遠くに存在するもう一つの地球にはこの地球と全く同じ時間が流れていて、言葉も全く同じ。星の名前までは分からないが地球と呼ぶ事にしよう。あらゆる条件が揃い水が生まれ水中に微生物が生まれ空気を生み出し植物が生まれ生きものが誕生したのだ。2005-07-28 18:42:00 -
313:
777 ◆5O.MmWydQc
我々が知っているのと同じように魚が進化し陸での生存可能な生物が誕生し時間をかけて人間になった。地球ともう一つの地球がただ違うのは、もう一つの地球はこの地球よりも古く存在し科学の進歩がすばらしい事。そして、この地球では考えられない物が存在しているのだ…。我々が目にするUFOもきっともう一つの地球からの物であるかもしれない。
2005-07-28 18:50:00 -
314:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラはドアを閉めて桜は先にキッチンに行き夕食を温めはじめた。ソラはスーツを脱ぎ部屋着に着替えて靴下とパンツを洗濯カゴに入れてリビングのテーブルの椅子に座った。
2005-07-28 22:34:00 -
315:
777 ◆5O.MmWydQc
桜は冷蔵庫からお茶を出しグラスに注いでソラの前に置いた。「向こうで眠れた?」ソラはお茶を受け取った「おぅ、サンキュウ。ごめんなぁ遅くなって…向こうでちゃんと寝てきた」桜はそれを聞くと微笑みキッチンに戻りお皿におかずを入れた。
2005-07-28 22:39:00 -
316:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは桜の後ろ姿を見ながら悩んでいた。紫苑の事を伝えるべきか、黙っておくべきか…。もちろん恋愛感情なんてさらさらないが、もし桜が知った時の事を考えると罪悪感が少し出てくる。
2005-07-28 22:45:00 -
317:
777 ◆5O.MmWydQc
ふと気付くとソラの前には暖かい夕食が二人分並べられていて、優しい匂いで我に戻った。「はいどうぞぉ。ソラが大好きなハンバーグだよ」桜は笑顔でご飯を食べはじめていた。 「おうっ!うまそう!いただきまぁす」
2005-07-28 22:51:00 -
318:
777 ◆5O.MmWydQc
そのうち話そう
ソラはそう決めて桜と少し遅い夕食を楽しんでいた。「桜、好きだよ」そう言って味噌汁を飲んだ。桜は一瞬はしを止めて少し照れ「おいしいね」そう言って茶碗を持ちご飯を食べた。2005-07-28 23:32:00 -
319:
777 ◆5O.MmWydQc
桜はとても家庭的で花が好きでベランダには季節の花々が色鮮やかに咲き、部屋には花屋から買ってきた綺麗な花が所々に飾られてある。ソラは桜にバイトやめて家の事だけしていいよって言っても桜はまだ働きたいからと断った。家賃も生活費もソラがすべて出していた。桜に小遣いも渡しているが桜は使っていないようだ。ソラのカッターはいつも綺麗にアイロンがかけられてある。部屋も綺麗に掃除されていて布団はなるべく桜は干すようにしているしシーツは二日に一度洗濯されているので清潔だ。
2005-07-28 23:40:00 -
320:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは家庭の温もりを桜に教えてもらった。ドアを開けるとほのかに匂う食事の香り、ふかふかのお日様の香りがする布団、あったかい柚子の香りのお風呂、ふかふかのバスタオル、換気されている掃除された部屋、毎日綺麗に飾られてある花。季節の果物や季節のおかずに魚、風邪をひいた時はすりおろされた林檎、優しい味のおかゆ。
2005-07-29 00:04:00 -
321:
777 ◆5O.MmWydQc
本当に幸せを毎回感じる。そして、黙って理解してくれている桜に感謝している。ソラは仕事の準備をしながら桜へのプロポーズを考えていた。今度早起きしてカルティエで指輪を買って、プロポーズしよう。など髪をセットしながら考えていた。
2005-07-29 00:11:00 -
323:
777 ◆5O.MmWydQc
「ソラ、明日もバイトだからもう寝るねぇ」洗面所で髪をセットしてると桜がパジャマ姿で来た。ソラはワックスの付いた手を洗いタオルでふき、桜の前に行き桜の髪を撫でながら、おでことほっぺにキスをして微笑み、「おやすみ。ゆっくり寝ろよ」そう言うと、桜が抱きついて「仕事頑張ってね」と言った。
2005-07-29 03:37:00 -
324:
名無しさん
ずっと読んでるケド初?します?はまりやすい話ですねっ??これはゎ実話ですかぁ?
2005-07-29 04:27:00 -
325:
ぁゅしぃ?
ぃゃぃゃぃゃ?
これが実話とかゎナィでしょー;ワラ
でもSFちッく?とゅーか。何か気になりますょねぇ??
これから楽しみにしてます??
2005-07-29 04:34:00 -
326:
777 ◆5O.MmWydQc
《紫苑…大きくなったなぁ!》誰かが笑いながら幼い紫苑を抱き上げてる。顔は見えないが紫苑は安心しきっている。《あなたぁ、食事にしましょう》紫苑は声のする方を向くと家庭の温もりが溢れている部屋があり女の人が料理している後ろ姿が見えた。
「ママ」2005-07-29 11:15:00 -
327:
777 ◆5O.MmWydQc
自分の声で目が覚めた。窓は開いたままでソファで眠ってしまっていたようで、タオルケットが体にかけられていた。ソラがかけたのだろう。明かりがついていなく月明かりだけが部屋に差し込んでいて薄暗い。
2005-07-29 11:18:00 -
328:
777 ◆5O.MmWydQc
部屋の電気を付けて目をこすりながら寝室へ行くとソラの姿はなかった。紫苑はため息を一つすると冷蔵庫に行きアップルジュースを取出しグラスに注いで飲んだ。それにしても、地球にきてからよく眠る。紫苑はこっちにくるまで平均三時間程度しか睡眠はとらなかった。
2005-07-29 11:23:00 -
329:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑はぼぉっとしたままソファに座り何気なくテーブルを見るとピストルと財布が二つ置いてあり思い出した。紫苑はトイレに行ってからキッチンからパンと冷蔵庫からアイスミルクティを取ってソファに戻り、ポーチからカプセルが入ってるケースを一つ取出しそこからカプセルを一つ取り出してカプセルを二回押して軽く投げるとテレビの前にカプセルが落ちて煙がでてきてノートパソコンがでてきた。
2005-07-29 11:37:00 -
330:
777 ◆5O.MmWydQc
パソコンといっても地球にあるのとはまた違う感じで、かなり最新型‥いや未来のパソコンって感じだった。それをテーブルの上に置き電源を入れてパソコンを開いた。
2005-07-29 11:45:00 -
331:
777 ◆5O.MmWydQc
パスワードを入れて、メニューを開き、男から取ったカードキーをパソコンに差し込みカチャカチャとキーを叩き打つと画面に男のプロフィールと建物の場所と男の部屋の図が回転しながら出てきた。
2005-07-29 12:03:00 -
332:
777 ◆5O.MmWydQc
「やっぱり…この星の奴じゃない…こいつらどうやってこの星に来たんだろう」さらにカチャカチャとキーを叩いていった。男に関する色んな情報が画面に出てくる。紫苑はカードキーを差し込んだまま、自分の携帯の電池を抜き、小さなカードを抜き取りパソコンに差し込み建物の図を記憶させた。その間男の携帯からカードを抜き取り、カードキーを抜き、携帯のカードを紫苑のカードの隣に差し込みキーを叩いた
2005-07-29 12:13:00 -
333:
777 ◆5O.MmWydQc
すると、画面にたくさんの携帯番号や電話番号が出てきた。それも紫苑の携帯のカードに記憶させた。その間にもう一つの携帯の電池を抜きカードを抜きとろうとすると点滅しだした。「?!」紫苑は急いで携帯全体にシールドを張った。するとシールドの中で携帯が爆発した。
2005-07-29 12:19:00 -
334:
777 ◆5O.MmWydQc
シールドがとけると、携帯は粉々になって床の上に落ちた。 「はぁ…爆発しちゃったよ…まったく…」粉々になったのを掃除してゴミ箱に捨ててからまたパソコンの前に座ってキーを叩き二つのカードを抜き、自分のカードを携帯に差し込み電池とカバーをセットして電源を入れた
2005-07-29 12:31:00 -
335:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は探知機を付けたのを思い出しカプセルをケースから取出しソファの上に投げて探知機専用の小さな手のひらサイズのパソコンを開いて電源を入れた。画面にチカチカ光小さな点が映っていた。「ここから少し遠い所にいる」画面の点滅をぼぉっと見つめた。
2005-07-29 13:41:00 -
336:
777 ◆5O.MmWydQc
チカチカッ。チカチカッ。「ちょっとぉ!トイレの電気きれそうじゃん」トイレから出てきた愛はソラにそう言った。ソラはおしぼりを渡しチーフを呼んで説明するとチーフがインカムでボーイに少し怒った声で言った。「愛、ありがとう。教えてくれて」席に戻るとソラは優しい顔で愛の頭を撫でた。愛は自慢気に「当たり前じゃん」と、水割りを二口飲んだ。2005-07-29 16:51:00 -
337:
777 ◆5O.MmWydQc
「そうだっ!ソラに見せたい物があるんだぁ!…」愛は、そう言うとカバンの中を探りはじめた。ソラは興味津々に愛を見つめた。「手のひら出して!目つむって」愛がそういうとソラは不審そうに少し笑って片目だけとじた。「もうっ!両目つむって」愛が少し怒るとソラは微笑みながら目をつむり手を愛の前に差し出した。
2005-07-29 16:57:00 -
338:
777 ◆5O.MmWydQc
すると何か愛がソラの手の平に乗せた。「はい!いいよ」愛がそう言うとソラはゆっくり目を開いて手の平に置かれた物を見た。「…指輪?」愛はにっこり笑って「ただの指輪じゃないんだよ!質屋で見つけたんだけど…その指輪付けてみて」そう言ったのでソラは愛の顔を一瞬見てから小指にはめた。指輪は、くすんだシルバーみたいな素材で太いつくりでトップにダイヤみたいな石が一つ付いてあるシンプルだけど男向けのようなデザインの指輪。
2005-07-29 17:06:00 -
339:
777 ◆5O.MmWydQc
「ぴったりじゃん!やっぱソラ似合うね…ソラそのまま石の方を上にしといてね」愛はソラの手を持ってテーブルの真上に手を持ってくるとタバコに火をつけて、火の付いたタバコの先をソラの指先に持っていった。ソラは驚いて手をひっこめようとした瞬間、バリアみたいなものが手を覆って指先にあたったはずのタバコが突然できた透明な壁に当たってソラの指先には当たらない。ソラは驚いた
2005-07-29 17:12:00 -
340:
777 ◆5O.MmWydQc
「びっくりしたっしょ?!愛も始めはまじ焦ったよ!何これ?みたいな!」ソラはタバコを自分で持ちもう一度指先に当てようとした時透明の壁ができた。「…何…これすげぇ…」「質屋のおじいちゃんが常連の愛に特別にって店には出してないこの指輪を見せてくれたの!それでね、来月愛の誕生日って言ったらなんと!プレゼントしてくれたの!びっくりでしょ」
2005-07-29 18:13:00 -
341:
777 ◆5O.MmWydQc
「それね、違う星の石なんだって。おじいちゃんが言ってた。宇宙ってすごいよねぇ…って言ってもソラは信じないかっ…」ソラは指輪をはずして愛に渡すとき真面目な顔で「いや…信じる」愛にそう言った。愛は指輪を受け取りにっこり微笑んで「よかった」と言って指輪を直して水割りを飲んだ。「もう一つの地球だって信じるし、宇宙人だって信じる」ソラはそう言うと立ち上がりグラスを持って「宇宙にかんぱぁぁぁあい!!!」いきなりそう叫んだ。愛はびっくりした、一瞬ホール内が静まり返ったが、ホスト達が全員立ち上がり「かんぱぁぁぁぁぁぁぁぁぁい」と叫んだ。お客さんは拍手して笑っている。DJも曲を変えた。チーフも苦笑い。マスターはいきなりマイクを持ち『さぁ皆さんも宇宙に乾杯しましょう!』片手を横に伸ばし笑顔でそう言った。
2005-07-29 18:34:00 -
342:
777 ◆5O.MmWydQc
するとテンションが上がってきた客が次々とシャンパンをおろしはじめて、愛もソラに「ドンペリおろそっ!」そう言ったのでソラがボーイにドンペリを頼んだ。「宇宙に乾杯するならドンペリおろさなきゃ宇宙人だって怒っちゃうよ」普段はシャンパンなんておろさない愛だけにボーイもソラも驚いた。愛は満足そうに笑っていた。
2005-07-29 18:39:00 -
343:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラはボーイからドンペリとマイクを受け取ると愛の頭を撫でて「愛、ありがと」と優しく微笑むと立ち上がり「ドンペリいただきましたぁ!ありがとうございまぁす!」とマイクを通して叫ぶと、ホスト達が「ありやぁぁぁす」と叫んだ。
2005-07-29 18:43:00 -
345:
777 ◆5O.MmWydQc
ジュリは、ポーチの中にカプセルが入ってるケースをできるだけ入れた。博士の飼っていた鳥は、つい先程空に離した。お金は300位ポーチに入れた。部屋の電気を全て消して鍵を締めた。2005-07-30 05:39:00 -
346:
777 ◆5O.MmWydQc
空は夜の顔から朝の顔に少しずつ色を変え始め、薄暗くなりはじめていた。建物のシルエットがきれいに姿を現す。道路にはまだ車は走っていなく、貸し切り状態になっていた。バイクの走り去る音が響き渡って気持ちがいい。
2005-07-30 14:18:00 -
347:
777 ◆5O.MmWydQc
「…ん?」100メートル前方に誰かが三人くらい立っていた。ジュリは目を懲らしてだんだん近づく人をよく見ながらスピードを落しながら走り続けた。「…!!やばいっあいつらだ」20メートルくらい近づいた時黒服を来て銃を構える三人を見てジュリはUターンしようとした時、ヘリコプターが現われジュリの頭上で飛んでいる。そしてビルの隙間から100人くらいの黒服が出てきてピストルを構えジュリを囲んだ。
2005-07-30 14:28:00 -
348:
777 ◆5O.MmWydQc
ジュリはヘルメットを脱ぎ近づいてくる女を睨んだ。「ジュリおはよう。随分急いでるようだけどどこに行く気?」ジュリはバイクにまたがったまま「あんたら博士を何故殺したんだ?」そう言うと女はジュリの3メートル近くまで来て立ち止まり「あなたの居場所を教えなかったから殺したわ…まぁ罪にはならないけどね」
2005-07-30 14:34:00 -
349:
777 ◆5O.MmWydQc
女がそう言うと黒服達が笑いだした「何で笑ってんだ…人殺しておいて」ジュリがそう言うと、女が銃を構えて一発発砲した。銃弾はバイクのタイヤに当った。すると女がジュリを睨んで、「死ね」そう言った。
2005-07-30 16:19:00 -
350:
777 ◆5O.MmWydQc
町中にものすごい銃音がしばらく響き渡り静まり返った。煙が薄くなって見えはじめたバイクにはすごい数の穴があき倒れた。そこにうつむせに倒れたジュリもいた。女は笑った。「…とうとうやった…やったわ!あんた達見なさい!やっと…やっと殺した!さぁ血を全部すいとって!あとヘリをここに降ろして!ボスの元へ急がなければ!」
2005-07-30 17:58:00 -
351:
777 ◆5O.MmWydQc
ヘリに無線がはいる。『ジュリをやったぞ!着陸して血をボスの元へ 』するとヘリの中の二人の男が喜び「了解」と答えた。操縦士は着陸する場所を探しながら「さすがにジュリも逃げれなかったかぁ!やったなぁ!」そう言った。
2005-07-30 18:02:00 -
352:
777 ◆5O.MmWydQc
するとヘリに乗ってるもう一人の声がしないので操縦士は変に思いふと後ろを見た。「…っお前っ!」操縦士の体が震えた。もう一人の仲間のすぐ後ろにジュリがピストルを仲間の頭にひっつけて引き金を引く構えで操縦士を見たからだ。「やめてくれぇぇ…俺には…家族がぁぁっ」頭にピストルを突き付けられた男がこわばった声で叫んだ。無線の向こうでは『ジュリじゃない!ただのマネキンだ!』と叫びジュリを探しまくる男たちがいた。
2005-07-30 18:09:00 -
353:
777 ◆5O.MmWydQc
無線で追跡を要求する女の怒り声がヘリの中を響かせてやかましかった。「落ち着け!そいつは殺さないでくれ!大事な仲間なんだ」操縦士が操縦しながらジュリに言った。「じゃあお前が死にな」そう言って操縦士の後頭部にピストルを向けて発砲した。男は操縦士が倒れたのを見てジュリに殴りかかったがすぐ男も発砲されて倒れた。
2005-07-30 18:15:00 -
354:
777 ◆5O.MmWydQc
操縦席から男をどけて、ジュリはすぐさま操縦席に座りヘリを操縦しだした。無線がうるさいので、無線自体潰して上空しだした。地上では、「無線通じません!勝手に離れていきます!」と黒服が女に何度も言った。女は、無線機をもった黒服から無線機をうばいとり何度もどなったが応答なく、無線機を地面に投げ付け無線機に発砲した。そして去っていくヘリを見て、「ジュリはあの中よ…っくそっ!」そう言った。
2005-07-31 08:35:00 -
355:
名無しさん
読んでます??
2005-07-31 08:50:00 -
356:
777 ◆5O.MmWydQc
「こんなとこで死ねるかっつうの!…けどちょっと焦った…」かなり上空へ昇っている。ジュリは操縦席から離れいきなりヘリから飛び降りた。ヘリは不安定な動きになりすごい勢いで墜落していく。ジュリは両手を胸の前でクロスして真っ逆さまに落ちていく。「紫苑待ってろよ!」
2005-07-31 15:53:00 -
357:
777 ◆5O.MmWydQc
朝早く、まだ朝の七時頃紫苑は真っ白なワンピースを着てむぎわら帽子をかぶり町を歩いていた。まだ町には人少なく紫苑にとっては有り難い状況だ。しばらく歩いていると大きな公園が見えてきて散歩できるような長い道があって紫苑はそこを歩く事にした。犬の散歩をしてる人やジョギングをしてる人が何人かすれ違い、紫苑がすれ違うとその姿を見て二度見したりしていた。
2005-08-01 00:32:00 -
358:
紫乃
あげ??
2005-08-01 10:29:00 -
359:
777 ◆5O.MmWydQc
少し歩いてまた町にぬけて、小さなパン屋さんが紫苑の目に入った。「朝食決定!行こっ」そしてパン屋に入った。
カランコロンッ。ドアを開けると鈴が鳴って、店員と目が合った。「いらっしゃいませぇ」それは、桜だった。2005-08-01 15:02:00 -
360:
777 ◆5O.MmWydQc
店内は紫苑と桜だけで店の奥ではパン職人が焼いているのだろう、パンの焼けるいい香りが店内に漂う。紫苑はトレイを持ち選んでいた。桜は、紫苑を見て綺麗な人だなぁと思いながら焼けたパンの乗ったトレイを店内に並べた。
2005-08-01 15:57:00 -
361:
777 ◆5O.MmWydQc
パンを選びレジカウンターに置いて桜がレジを打ち、値段を伝える時また目が合った。紫苑は少し微笑んで桜を見ると桜は照れながらほほ笑み、おつりを渡しパンを一つ一つビニールに入れて紫苑に手渡した。
2005-08-01 16:05:00 -
362:
777 ◆5O.MmWydQc
店を出ようとドアを触った時、ドアのガラスから見えた遠くの空から何か落ちてくるのが紫苑の視界に入った。それを桜も見て桜はドアの近くに来て紫苑の隣で店内から外を見た。
2005-08-01 20:25:00 -
363:
777 ◆5O.MmWydQc
パン屋の外を歩いてる人も立ち止まり空を見上げていた。「天使かなぁ…」桜は嬉しそうにそう言うと紫苑は驚いて桜を見た。「天使?」「あっ…ごめんなさいっっ…遠くてあまりよくは見えないけど、また前みたいに天使がやって来たのかと思っ……へっ?…とん…飛ん…でる」
2005-08-01 20:30:00 -
364:
777 ◆5O.MmWydQc
桜が驚いて口に手を持ってきて固まっていた。紫苑は桜が言っている天使が自分だという事が分かり、またドアのガラスから空をみた。するとその物体が少しずつ近づいて空をくるくる大きく飛び回っている。「…じゅり…!」そう言ってドアを勢いよく開けて外に出た。桜はすぐ立ち上がり外へ出て紫苑を呼び止めた。
2005-08-01 20:35:00 -
365:
777 ◆5O.MmWydQc
外にいた人たちが空を指差して驚いている。「あっあの…ちょっと来てくださいっ」空を見上げていた紫苑の腕を桜はひっぱりパン屋に連れ戻した。紫苑はびっくりして桜を見た。「何?どうしたの?」「あなたの知り合いなの?あの空飛んでる人」桜は目を輝かせながら聞いた。紫苑は桜の腕を振り払い少し離れた。「だったら何?」「あなたが天使って事だよね!真っ白だけど…あたしっ誰にも言いません!また来てくださいっ」紫苑は桜が怪しいやつでは無い事が分かると微笑み、「ありがとう」そう言って外へ出た。
2005-08-01 20:45:00 -
366:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は走った。空を飛び回るジュリを確認しながら。かなりの人が空を見ながら騒いでいた。「ジュリ目立ちすぎてる…奴らに見つかる前に何とかしないと…」紫苑はふと思い出し携帯を取出しメモリーをスクロールしジュリにつながるように祈り発信した。
2005-08-01 20:50:00 -
367:
777 ◆5O.MmWydQc
「はい。もしもし?」『あぁソラ?まだ仕事中だよね?』愛からの電話だった。ソラはスタッフ専用トイレでたまたま髪を整えていたところでソラは腕時計を見た。「うん。あと一時間かな。愛早起きだね。なんかあった?」その時トイレの扉が開いて従業員が入って、個室に行き酒を吐いている音が聞こえたのでソラも気分が悪くなってきたのでトイレから出た。2005-08-01 22:57:00 -
368:
777 ◆5O.MmWydQc
『わぁ!やっかましぃぃ!』トイレから出るとホールに流れてる大音量の曲と客と従業員の声でかなりやかましかったのでソラは店の外へ出た。「ごめんごめん。今外出たよ。」『ほんとだぁ。静かになったぁ……っていうかさぁ!今すごいもの見ちゃったの!』愛はかなり興奮したような声だ。「えっ?何?何見た?」
2005-08-01 23:03:00 -
369:
777 ◆5O.MmWydQc
「えっ?人が空を飛んでる?」ソラは話ながら空を見上げて考えたけど理解しがたい内容だったが、ふと紫苑を思い出した。「愛さぁ今どこの公園にいるの?」『えっ?あぁ…えっとねぇ〇〇にある大きい公園!湖があって散歩とかできるとこ』ソラは少し焦った。それは桜が働いてるパン屋の近くにある公園なのだ。
2005-08-01 23:46:00 -
370:
777 ◆5O.MmWydQc
「ちょっちょっ…今仕事中だし長電話できないんだ…またメールする…」ソラは一方的に電話を切って心を落ち着かせて店に戻った。紫苑や桜の事が気になったが、仕事優先だ」
2005-08-01 23:51:00 -
371:
777 ◆5O.MmWydQc
「だめだぁ何度かけてもつながらない…」紫苑は携帯をポーチになおして空を見上げて考えた。…早くしないと‥けどここで例えジュリが私の姿見つけておりてきたとしたら‥みんなパニックになる…
2005-08-01 23:56:00 -
372:
777 ◆5O.MmWydQc
まいど、どうも!★777★です。ふと思ったんですが、こんな非現実な作品読んでくれる人いてるんでしょうか。よかったら感想とか書き込みしてください!
2005-08-02 02:28:00 -
373:
春菜
毎日楽しみにして読んでます?頑張って下さい?
2005-08-02 02:42:00 -
374:
名無しさん
毎日チェックしてますよ!!!しおりや感想は邪魔かと思って入れない人も多いんじゃないかな、あたしみたいに。
2005-08-02 04:17:00 -
375:
名無しさん
ぃっも読んでますょ??
2005-08-02 04:39:00 -
376:
777 ◆5O.MmWydQc
書き込みありがとうございます!
感謝してます!2005-08-02 10:59:00 -
377:
名無しさん
私も毎日読みに来てます?でもカキコは二回目です?
2005-08-02 11:25:00 -
378:
777 ◆5O.MmWydQc
『紫苑!止まれ!』後ろからマイクごしで声がして、紫苑は振り返った。さっきの道にパトカーが止まっていて警察官五人と黒服が三人いた。「こんな時にぃ…」周りの人が紫苑をじっと見てる。『あれはジュリか?!』黒服がマイクごしに言った。紫苑は空を見るとジュリの周りにヘリコプターが3機飛び回っていてどうやら銃で撃ってるようだ。
2005-08-02 16:10:00 -
379:
777 ◆5O.MmWydQc
「ジュリ!!」紫苑の声がジュリに届くはずもなくジュリが逃げてるのが何となく分かった。「やめて!あの子シールドはれないって!」黒服がそれを聞いてニヤリと笑った。
2005-08-02 16:14:00 -
380:
777 ◆5O.MmWydQc
「どのみちお前等は死ぬ。もう博士はいないんだからな!博士がいなけりゃお前等は所詮一人じゃ生きていけないし変人扱いで職にもつけやしない、身分証明さえないし、お前の居場所は、もうないんだ」
2005-08-02 16:17:00 -
381:
?ぁゅしぃ?
頑張ッて完結して?さぃねぇッ??
何てゅーか現実ぢゃ絶対ぁり得ナィとこがぉもしろみがぁるぅ?
楽しみにしてまふ?2005-08-02 19:05:00 -
382:
777 ◆5O.MmWydQc
「まじうっさい…あんたらが勝手に私とジュリを親元から引き離して勝手に訳のわかんない建物に連れてきて訓練したんだろ!あんたらがいなけりゃ私とジュリは幸せだったんだ!」その時黒服の一人が発砲したが紫苑はシールドをはっているので銃弾は地面に落ちた。
2005-08-02 21:24:00 -
383:
777 ◆5O.MmWydQc
その姿を見て周りの人は後退りしだす。それが紫苑にとってはショックな事なのだ。警察は周りの人を非難させている。「紫苑!見ろ!これが現実だ!」黒服が空を指差して叫ぶともう一人の黒服が無線で何か言っている。
2005-08-03 00:32:00 -
384:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑が空を見たその瞬間3機のヘリコプターがジュリを囲み勢い良く衝突してジュリを挟むかたちで爆発した。「…っジュリぃぃぃぃぃ!!!」それはあまりにも突然であっけなすぎた。紫苑の声も届く事もないままただ虚しくジュリが消えた。
2005-08-03 00:39:00 -
385:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑の中のジュリとの記憶が甦る。淋しい夜は気付けばジュリが隣にいた。何かあれば「紫苑の味方だから」そう言って手を握ってくれた。落ち込んだ時ジュリは紫苑をおんぶしたまま飛んで空の美しさを教えてくれた。
2005-08-03 00:47:00 -
386:
777 ◆5O.MmWydQc
「紫苑!」後ろから声がしたので振りかえると、いきなり抱き締められた。「パン屋の…」抱き締めたのは桜だった。桜が紫苑を抱き締めていた《紫苑も空飛べるの?》桜は耳元でそう言った。警察官が桜を紫苑から離れるように言ったが桜は離れなかった。「あんた何で名前…」紫苑が聞くと桜は優しく微笑んだ
2005-08-03 02:39:00 -
387:
777 ◆5O.MmWydQc
ぎゅぅぅぅっ。桜は強く抱き締めた。《黒い服の人が言ってたから……あなたの友達は死んでなんかないわ…》紫苑は驚いて桜を見ると桜は自信ありげにそう言った。「離れなさい!」警察官がそう言っている。「あんた殺される…離れたほうが…」《あたしを…人質にして友達のもとへ…紫苑は飛べる?》
2005-08-03 02:47:00 -
388:
777 ◆5O.MmWydQc
「えっ?飛べるけど…何であんたそこまで…」紫苑は聞きなおした《あたしは、紫苑の友達になりたいの!あたしが人質なら下手に出れないはずよ。だから‥早く!》
2005-08-03 03:44:00 -
389:
777 ◆5O.MmWydQc
「…死ぬかもしれないよ?…けどあたしが守る」桜はうなずいた。黒服達が発砲してきたが、紫苑が桜にもシールドをはったので当たらなかった。「あいつらはあんたの命なんてどうでもいいみたいだな」桜は恐がってはいなかった。紫苑はポーチから何かを出して「飛ぶ訓練しといてよかった…桜目つむってて」そう言うと桜は紫苑に抱きついて目を閉じた
2005-08-03 03:52:00 -
390:
777 ◆5O.MmWydQc
カランコロン。「いらっしゃいませ…あっ、ソラ!」桜の働くパン屋にソラは仕事が終わってから急いで来た。「桜、外の騒ぎ…」ソラは息を切らしながら外を指差した。桜は窓の外を見てからソラを見た。「知らないの…今来たとこだから…ソラ知ってる?」ソラは一つ大きく息を吐いてほっとした。「ううん。…それにしてもすごい人だなぁ。カメラまで」2005-08-03 18:04:00 -
391:
?
☆シォリ☆
2005-08-03 18:41:00 -
392:
777 ◆5O.MmWydQc
「ソラ帰ったらまた話すよ。今仕事中だし」パン屋には客が何人か来店してきていた。ソラはそれもそうだと思い店を出た。桜も出てきて少し話してからソラはパン屋をあとにした。 この行動が後で大変な事になる。
2005-08-04 03:42:00 -
393:
?
めちゃ気になる?
2005-08-04 04:19:00 -
394:
名無しさん
文章力なさすぎて時々意味わからん。先が気になるから読んでるけど…
2005-08-04 14:21:00 -
395:
777 ◆5O.MmWydQc
文章力なくてごめんなさい。素人なもんで。。
本間ごめんなさい。2005-08-04 15:07:00 -
396:
名無しさん
おもしろいですよ♪ただ場面が切り替わるのが多いので少し読みにくいけどでもこうゆう形で書いていたらそれもしょうがないのかなと思います。話は今までになかった感じですごくよいのでがんばってください!
2005-08-04 15:31:00 -
397:
777 ◆5O.MmWydQc
本当にありがとうございます! 自分でも本当に難しくて日々反省しながら、書いてます。こんな作品でも読者さんが楽しみに待っていてくれるのだから頑張って早く最新できるようにしてます。今までにない作品を無い知識でパニックになりながら書いてるので、感想は本当にありがたいです。 応援よろしくです。
2005-08-04 15:55:00 -
398:
?
頑張って書いて完結させて下さい?
2005-08-05 04:15:00 -
399:
名無しさん
応援してます???
2005-08-05 14:46:00 -
400:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は、カプセルから出したものを背中に付けて飛んでいた。桜は紫苑に抱きついていたが紫苑が身動きとれないのでしばらく飛んでから安全そうなビルの上に降りた。紫苑「ちょっと間ここで待っていて。あと一応防弾下着つけといて。」紫苑は辺りを見ながら怪しい奴がいないのを確認しながらポーチをさぐっていた。桜「あっあたしも行きたい!」紫苑「はい。下着とってこれ付けて…早く」紫苑は桜に防弾下着を差し出すと少しためらいつつ桜は受け取った。
2005-08-05 16:19:00 -
401:
名無しさん
書いて???
2005-08-07 09:52:00 -
402:
777 ◆5O.MmWydQc
桜は服の下から下着をはずし防弾下着を付けながら紫苑の行動を見ていた。紫苑「あと、一応ピストルも持っていたほうがいいよ…これは音がならなくて自分の体にかかる衝撃が少ないから比較的撃ちやすい。
2005-08-08 18:22:00 -
403:
名無しさん
しぉり??
2005-08-09 13:18:00 -
405:
777 ◆5O.MmWydQc
桜「…何かあたし迷惑だよね…」桜は不安そうな顔をしながら紫苑を見た。紫苑は驚いた後やさしく微笑んだ。紫苑「私の事恐がらずに受け入れようとしてくれたのあんたが初めてなんだ…必ず迎えに来るからここで待っていて」紫苑はポーチの中からネックレスを出し桜の首に付けた。
2005-08-10 01:16:00 -
406:
777 ◆5O.MmWydQc
桜「きれいな石」紫苑「それがあんたを守ってくれる」桜はうなずいた。紫苑はそのまま飛び去って行った。
2005-08-10 01:18:00 -
407:
777 ◆5O.MmWydQc
飛び去った紫苑の姿をにやりと微笑みながら桜は見ていた。「信じちゃってさぁ、ばかじゃん」そうこぼして、誰かに電話しだした。
2005-08-10 01:22:00 -
408:
777 ◆5O.MmWydQc
「っってぇぇ」ビルとビルの間の細い路地にジュリはいた。あの衝撃で肩から血が流れていた。その血がアスファルトに落ちると落ちた場所がキラキラ光を出していた。2005-08-10 01:27:00 -
409:
777 ◆5O.MmWydQc
ジュリはそれに気付き慌てて手のひらで肩を押さえた。ジュリ「やばい…血止めなきゃ」ポーチからスプレーをだし肩にふりかける。すると血が止まった。
2005-08-10 01:30:00 -
410:
777 ◆5O.MmWydQc
ジュリは立ち上がりビルの路地を歩きだした。白いタンクトップが血でにじんで真っ赤になっていて、その部分がキラキラ光っている事をジュリは気付いていない。
2005-08-10 01:35:00 -
411:
777 ◆5O.MmWydQc
路地をぬけるとたくさんの人達が出勤なのだろう、早足で通り過ぎていく。ジュリは、その人の数に驚きながら少しゆっくり周りを見ながら歩きだした。
2005-08-10 06:43:00 -
412:
777 ◆5O.MmWydQc
行き交う黒いスーツ姿の人がジュリを追ってる奴等に見えてジュリは少し焦った。ものすごい人並みと車で溢れかえっているこの町からどうやって紫苑を捜し出すんだろうかと考えながら歩いていた。
2005-08-10 06:47:00 -
413:
777 ◆5O.MmWydQc
ドーン!!
その時空の上から何かがジュリの10メートルくらい離れた場所に落ちて爆発した。ものすごい衝撃と破壊力で人の体がばらばらになったり血まみれになって倒れたりして、一瞬にしてものすごい光景が広がった。2005-08-10 06:58:00 -
414:
777 ◆5O.MmWydQc
みんないろんな方向に走りだすその中にまた何かが何回か落ちてきて爆発を続ける。車に落ちたりビルに落ちたりまるで戦争で襲われているようなそんな光景だ。
2005-08-10 07:02:00 -
415:
777 ◆5O.MmWydQc
ジュリの周りから悲鳴や叫び声や車のクラクションが響いて鳴り止まない。
ジュリ「どうなってんだ!?何なんだよっ一体…」立ち止まり空を見上げて唖然とした…かなり上空から小型ジェット機のようなものが何機も飛び回り爆弾を落としてるのだ。2005-08-10 19:31:00 -
416:
777 ◆5O.MmWydQc
ジュリは体をうまく回転させて地面にうまく着地してすぐ立ち上がり周りを見たが爆弾は次々と耐えずあらゆる場所に降ってきては爆発しつづけている。
逃げまとう人々は互いにぶつかりまた走りだしぶつかりそこに爆弾が落ちていく感じだった。その被害はかなり遠くまで広がっているようでジュリは唖然とするしかなかった。2005-08-10 19:44:00 -
417:
777 ◆5O.MmWydQc
「助けてぇぇぇ!!子供がぁぁぁ!」少し離れた場所から母親らしき人が爆弾が落ちた近くに止まっている車のドアを開けようとするが開かないのだろうか、車内で子供が窓をたたいて泣き叫んでいたのをジュリは見つけて、走ろうとした時その真上から爆弾が落ちてくるのが見えた
2005-08-10 19:49:00 -
418:
777 ◆5O.MmWydQc
それと同時にこちらにむかって飛んでくる紫苑の姿がジュリの視界に入ってきた。ジュリ「紫苑!早くっ早くっあの車にシールドはって!」爆弾が車に近づき、母親は叫び、車内の子供は泣き喚いていた。
2005-08-10 21:18:00 -
419:
777 ◆5O.MmWydQc
ドォォン。
爆弾をつんだ小型戦闘機はソラが眠っている桜と暮らすマンションの近くまで来て爆弾を落とし続けていて、ソラはその音で目が覚めて部屋の窓からベランダに出たソラの視界にすごい光景がうつった。2005-08-10 21:26:00 -
420:
?
フムフム?
2005-08-11 00:27:00 -
421:
777 ◆5O.MmWydQc
「何だよ…これ…」あらゆる所から煙があがり遠くのビルがあきらかに潰れているのだ。それを見てソラは慌てて部屋に戻り携帯で桜の店に電話をかけた。「プーッブーッ」何度かけても話し中になる。ソラ「つながんねぇ!」 携帯をベッドにほおり投げとりあえずジーパンとTシャツを着てテレビを付けた。
2005-08-11 01:29:00 -
422:
777 ◆5O.MmWydQc
『ザーッザーッ』どのチャンネルにしても番組が映らないのでテレビを消してリモコンをテーブルに置いてクローゼットから帽子を取り、深くかぶり携帯とバイクのキーを持ち急いで部屋から出てエレベーターのボタンを押した瞬間
ドォォン!
ソラのマンションがものすごい揺れだした。2005-08-11 01:35:00 -
423:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは驚いて一瞬しゃがんだが、すぐ立ち上がりエレベーターのボタンを何回か押したがさっきの揺れで自動的に停止したようでボタンが光らないままで、ソラはエレベーターを蹴ってから階段で急いで駈け下りていく。何度か思いっきりゆれたがソラは気にせずかけおりる。
2005-08-11 01:40:00 -
424:
777 ◆5O.MmWydQc
下りる途中でマンションの住人にたくさん会ったがみんな逃げる様子もなくただおろおろしていた。戦争だのテロだのごちゃごちゃ勝手に話題をひろげている感じだった。ソラは気にせずやっと駐車場まできてバイクにまたがりキーを差し込んでエンジンをかけて走りだした。
2005-08-11 01:45:00 -
425:
888 ◆5O.MmWydQc
マンションの駐車場から出て走れる道を走っていく。あらゆる漠発音や悲鳴が風と共に聞こえてきたが耳を傾けずにソラはバイクを飛ばし大きな道路に出て、さまざまな車がつぶれたりぶつけたり爆弾を受けて吹き飛んだのか、ひっくりかえったりしているのが目にはいってきてソラは一瞬恐くなったが桜の事だけを考えバイクを走らせた。
2005-08-11 01:53:00 -
426:
777 ◆5O.MmWydQc
「桜…!」
桜「大丈夫?!」桜はパン屋から急いで出て公園に行くとたくさんの人が倒れていて一人小さな女の子が泣きながらお母さんを探してるのを見つけて近寄った。女の子は桜の姿を見てもなき止まずただただ泣き喚いて母親を呼んでいた。2005-08-11 02:05:00 -
427:
777 ◆5O.MmWydQc
空を見上げれば見たこともない戦闘機がいくつも飛びかい爆弾を落としていくのが桜の目に映る。倒れていく人や怪我をしてぐったりしている人やそれでも逃げようとする人や桜に気付き助けて…と腕をのばしてる人。。
2005-08-11 02:14:00 -
428:
777 ◆5O.MmWydQc
訳も分からず突然の出来事と恐怖と不安に震えあがる自分自身を抑え目の前にいる女の子を抱き上げ背中をさすりながら「大丈夫だよ…あたしも探すから…お母さん一緒に探そうね」そう言った。桜は思った…この子の目にこの光景はどう映っているのだろう…と。
2005-08-11 02:28:00 -
429:
777 ◆5O.MmWydQc
桜「名前言える?」女の子の涙を指でふきながら桜はやさしく問い掛けると女の子は「…櫻」と答えて桜は驚いた。桜「同じ名前だ……櫻ちゃんのお母さんいらっしゃいますかぁぁ?!」倒れた人の中を歩きながら桜は呼び掛け続けた。
2005-08-11 02:36:00 -
430:
777 ◆5O.MmWydQc
呼びながら前も後ろも右も左も見て歩いて行くが、何度呼んでも返事はないようで桜はベンチを見付けそこに女の子の櫻を座らせて隣に座った。爆弾は落とされなくなったのか空に戦闘機は見えなくなって、桜は少しほっとした。
2005-08-11 09:54:00 -
431:
777 ◆5O.MmWydQc
櫻「ママァ!」櫻がいきなりそう叫んでベンチから降りて走りだした。桜は櫻が走っていく方を見たら女の人が両手を広げながら確かに櫻にむかって走ってくるのが見えて桜は、立ち上がって、見ていた。
2005-08-11 16:13:00 -
432:
777 ◆5O.MmWydQc
ドォォォン!
櫻と母親らしき女性があと一歩で抱き合えるという距離で爆弾が二人の間に落ちて桜のすぐ目の前で二人が粉々になっていく姿が無残にもそこにあった。2005-08-11 16:16:00 -
433:
777 ◆5O.MmWydQc
桜はただ力を無くして地面にペタンと座り込み体を震わせていた。
2005-08-11 16:19:00 -
434:
名無しさん
可哀相?
2005-08-11 20:11:00 -
435:
777 ◆5O.MmWydQc
コツンコツン。ヒールの音が桜の耳に入ってきて桜は音のする方に目を向けると黒いスーツを着た女が桜の目の前で立ち止まりピストルの先を桜に向けて桜を見た。桜「…っ…」恐怖で声が出ない桜を見て女はピストルを直してしゃがんで桜のほっぺたに手を添えて「一緒に来て…大丈夫。恐くないから」そう言って桜の腕を持ち男を二人呼んで桜を車に乗せて車は、ゆっくり走りだした
2005-08-11 22:15:00 -
436:
777 ◆5O.MmWydQc
桜を乗せた黒いフルスモークの車が少し走ったときソラのバイクとすれ違ったが桜はただ放心状態で気付かずにいた。
2005-08-11 22:18:00 -
437:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「これで全員?!」ジュリ「うん!」ジュリと紫苑は地下鉄にとりあえず、外で負傷した人や助けを求めた人を集めた。軽く100人はいるだろうか、みんなパニックに陥っている。「一体なんなんですか?戦争ですか?」「電話もつながらない!一体どうなってんだ」みんなが紫苑とジュリに問い掛けてくる。
2005-08-11 22:27:00 -
440:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「今は質問に答えてる時間がないから、みんな外に出ずここにいて!シールドをはるからここにいれば死ぬ事はないし外部からの攻撃があったとしてもあなた達に当たる事はないから!」「あんたニュースに出てた子だろ?一体何なんだ?」ジュリ「いちいち説明してらんねぇから、ここから動くなよ」
2005-08-12 03:41:00 -
441:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は両手に力を入れて集まった人たちを包むようにシールドをはった。それを見た人達は驚いて声をあげながらシールドを見ていた。
2005-08-12 03:46:00 -
442:
コァラ
しぉり??
2005-08-12 12:25:00 -
443:
777 ◆5O.MmWydQc
そしてそのシールドに向けてジュリがさらに両手を構えると霧のようなものがシールドに重なるようにかぶさった。ジュリ「さぁ、紫苑行こう」紫苑「うん。けどどこに?」ジュリ「戦場だよ!」ジュリはなぜかワクワクしてるようすで紫苑に言うと走りだした。紫苑も後を追うように走りだそうとした時
2005-08-12 16:27:00 -
444:
777 ◆5O.MmWydQc
「待ちなさい!」シールドの中から誰かに呼び止められて紫苑は振り返るとおばあさんが何か差し出してきたので紫苑はおばあさんに近づくとおばあさんは紫苑にそれを渡してきた。紫苑「…?何?」「お守りだよ。助けてくれたお礼。気を付けてね!」おばあさんが紫苑の両手を優しく力強く握った。
2005-08-12 16:32:00 -
445:
777 ◆5O.MmWydQc
ジュリ「紫苑!早く!」出入口のところからジュリが叫んで紫苑を呼ぶと紫苑は一回出入口を見てまたおばあさんを見て微笑んだ。紫苑「多分あたしたちのせいなんだ。…ごめんね…」「あんたらは、いい子だよ…気にしちゃだめだよ。特別な力でやっつけてきな!」
2005-08-12 16:38:00 -
446:
777 ◆5O.MmWydQc
本間に何でこんな意味不明な非現実的な話かいてるか自分でも理解できないし、私の想像の世界をみなさんに文章で伝えるが難しすぎて半泣きで書いてるから感想はありがたいです!
2005-08-12 22:12:00 -
447:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「…おばあさん…何があってもこのシールドからは出ないでね…いったん外に出ると戻れなくなるから…ここで待っててね」紫苑はそういうとおばあさんの手を離し走ってジュリのところへ行き二人で地上へ出て周りを見てから空を見上げた。
2005-08-12 22:17:00 -
448:
777 ◆5O.MmWydQc
こんなひろい街からあらゆる音がなくなり静まり返っているのは不思議な感じでただ風の音だけが無残にも二人の耳にはいってくる。二人はポーチからカプセルを二つずつ出しすぐ近くに投げると、色々な武器が出てきて二人は黒い戦闘服に着替えて武器を装着して髪をまとめて特別な髪止めでとめた。博士が作ってくれたあらゆる対応ができる特別な服なのだ。
2005-08-12 22:24:00 -
449:
?
シォリ?かなり面白い??
2005-08-12 22:26:00 -
450:
名無しさん
桜が心配。
2005-08-13 03:53:00 -
451:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「博士が言ってた事が現実に起こる日がきたんだね…」ジュリ「仕方ないよ…きっとこういう運命だったんだ。あっちに戻ったら博士の島にでっかい墓二人で建ててあそこに二人で住もうな」
2005-08-13 04:04:00 -
452:
名無しさん
いつもしおりや感想入れるの忘れてしまうくらい夢中で読んでます。毎回楽しみです。頑張って下さい。
2005-08-13 04:40:00 -
453:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「ジュリ…博士は」ジュリはサングラスのようなものをつけながら一つ息をはいて「博士は私たちを守りぬいてくれたんだ…」そう空を見ながら伝えると両手をクロスして胸元にもっていき全身に力を入れだした。
2005-08-13 05:29:00 -
454:
777 ◆5O.MmWydQc
するとジュリの周りから風が吹きはじめ地面に落ちていたゴミや枯葉が少しずつ宙に舞いだした。紫苑「…博士…」少し悲しそうに紫苑は言葉をこぼすと紫苑もジュリと同じように両腕をクロスして力を入れだした
2005-08-13 05:33:00 -
455:
777 ◆5O.MmWydQc
一瞬風が止み静まり返ったと思ったら遠くの方からものすごい数の戦闘機の音が聞こえてきたが二人は気にせず集中している。
2005-08-13 05:36:00 -
456:
777 ◆5O.MmWydQc
戦闘機がジュリと紫苑の上空まで来るのにそう時間はかからなかった。静かだった街に残酷な音が響きわたる。 ジュリ「紫苑聞こえる?」紫苑「うん。戦闘機は上空で破壊するね。ジュリは黒服と女を探して。すぐ近くにいるはず。見つけてボスの居場所を聞き出したらあのビルの屋上で待ってて。すぐ行くから」紫苑はジュリの顔を見た。
2005-08-13 05:44:00 -
457:
777 ◆5O.MmWydQc
ジュリ「紫苑…生き抜くんだ。死ぬな」紫苑「了解」二人が手を重ねた瞬間上空からものすごい数の爆弾が落ちた。ドォォォォォォォン!!
2005-08-13 05:48:00 -
458:
777 ◆5O.MmWydQc
『標的破壊完了。標的破壊完了。下を確認せよ』仲間の戦闘機の無線が入ると男はセンサーで真下を確認した。「反応なし。生存反応なし」プーッ。「一体小娘二人ごときで何でこんな数出すんだよ。おかしすぎ」男は少し目をつむって開けた次の瞬間。2005-08-13 05:57:00 -
459:
777 ◆5O.MmWydQc
「…ぎゃっ!っっっ!生きてます!今目の前にぃぃぃっ」男は必死に無線でさけんだ。男の操縦してる戦闘機の前に両手を構えた紫苑がいて男がミサイルボタンを押そうとした。
2005-08-13 06:33:00 -
460:
777 ◆5O.MmWydQc
愛「あたしね、これ付けてたから大丈夫だったけどみんな死んでいった」ソラ「よかったよ。愛助かって。」ソラは桜を探してる途中で愛がソラに気付き近寄ってきて二人で少し話していた。2005-08-13 06:57:00 -
461:
777 ◆5O.MmWydQc
書き込みありがとうございます!めっちゃ感激しました!感激ってよりも…感動!
2005-08-13 07:01:00 -
462:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「愛…早く家に戻りな。俺一緒に居てあげれないんだ…」愛は少し悲しい顔した後ネックレスをはずしてソラの首にそっと付けてからソラのほっぺたに軽くキスをしてからうつむいたまま走って行った。ソラはため息をつきながらその背中を見ることしかできなかった。
2005-08-13 15:33:00 -
463:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「東京が死んでいく…桜…どこにいるんだ…?」空を見上げると雲一つなく不気味なほど静かだ。
2005-08-13 17:10:00 -
464:
ちぃ
見てるで??めためたおもろい(?^?^?)
2005-08-13 17:21:00 -
465:
777 ◆5O.MmWydQc
・・・?!・・・
《シンダ…マチダ…》
ソラの忘れていた記憶の奥の奥で一瞬懐かしいような真新しいような光景が流れて、ぷつりと途切れた。ソラ「…夢で見たのかな…寝てないから疲れてんだな」2005-08-13 17:54:00 -
466:
777 ◆5O.MmWydQc
その時愛が首に付けたネックレスの石が光りだしてソラは驚いて胸元を見た時、パパパパパーンッ!ものすごい数の銃弾がソラに向かって発砲された。
2005-08-13 18:08:00 -
467:
777 ◆5O.MmWydQc
銃音がやみ、また静まりかえった。いつのまにかソラから5メートルくらいはなれた所には黒服が10人程と女がいた。ソラ「…シールドだ…」ソラの体全体をネックレスの光が包み込み銃弾はひとつも当たる事なく地面に落ちた。
2005-08-13 18:16:00 -
468:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラが黒服達を見るとその中にいた女が少しずつソラに近づいてきた。「あなたがその石をどこで手に入れたのか知らないけど使い方すら知らないのに付けるもんじゃないんじゃない?」女はそう言うといきなり立ち止まり銃を構えてソラに向かって一発発砲してまた歩きだした。銃弾はソラに当たる事無く地面に落ちて転がった。
2005-08-13 18:23:00 -
469:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「あんたら何なんだ?一体」女「クラブ水でトップを飾るホストさん。あなた、ある女をかくまっていたでしょ?名前は紫苑。調べはついてるの、知らないとは言わせないわ…」ソラ「俺の事も調べたのか…っ桜っ…」「あなたの彼女は今とあるビルの屋上にいるの。大切な彼女さんに乱暴はしていないわ安心して。付いてきてもらえるわね」
2005-08-13 18:31:00 -
470:
777 ◆5O.MmWydQc
女はそう言うと黒服達に「車な乗せて先に行って。」そう命令しながら歩きだした。ソラ「ちょっと待て!俺の質問に答えろよ?!」ソラが叫ぶと女は振り向いて「答えが聞きたければさっさと付いてくる事ね!あなたと話してる時間はないの。早く車に乗りなさい」そう言うとソラはくやしそうな顔をして女を見た。すると女はあるボタンのようなものをソラに見えるようにして「これは彼女につけてある爆弾のボタンなの。押せば彼女とは永久にさよならね。…言ってる意味わかるわね?あの車に乗ってちょうだい」
2005-08-13 18:42:00 -
471:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラはネックレスを取られ両腕を縛られたまま車に乗り込んだ。彼らが何者かさえ分からないままで不満だらけだが従うしかなかった。
2005-08-13 22:50:00 -
472:
777 ◆5O.MmWydQc
後部座席の窓からソラはぼぉっと空をただ眺めていると、上空から何か黒い物体が物凄いスピードであきらかにこちらに向かっているのが見えたので少し態勢を変えたら「動くな」男にそう言われた。
2005-08-13 23:08:00 -
475:
名無しさん
ソラと桜は上手くいって欲しいな
2005-08-14 03:53:00 -
476:
?
シォリ
2005-08-14 10:52:00 -
477:
紫乃
いつも読んでます?頑張って下さいねッッ?コノ小説読んでると世界に入り込んでる自分がいる事に気づかされます??完結まで頑張って下さい??
2005-08-14 21:30:00 -
478:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは体勢を戻しながら黒い物体を見続けているとソラが乗せられた車に無線が入った。『右斜め上空に女がそちらに向かっているぞ!車体変形して秘密基地に移動しろ!すぐ追い付かれるぞ!急げ!』男「ん?…あぁあそこか…了解。人質も連れていきますか?」『仕方ない…女につかまるなよ!』男「了解」プーッ。無線終了。
2005-08-15 00:01:00 -
479:
777 ◆5O.MmWydQc
男はハンドルの真ん中のボタンを押すとハンドルの形が急に変わり車内のシートの位置が低くなり車体が低くなり一気にスピードをあげだしたがソラは黒い物体から目が離せずにそのまま見ていた。それはジュリなのだがソラには分からないのだ。
2005-08-15 00:09:00 -
480:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・黒い・・・・・・天使・・・」
2005-08-15 00:55:00 -
481:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラの頭の中の記憶がぷつりぷつりと途切れながらモノクロでよみがえりだした。なんだか広い庭のような公園のようなところに花を摘みながら走り回るソラと後ろ姿の小さな女の子の笑い声の映像が流れたあとプツリと途切れて、次は毎回見る誰かに抱き上げられている映像がモノクロで駆け巡る。
2005-08-15 01:01:00 -
482:
777 ◆5O.MmWydQc
・・・どくん・・・どくん・・・
周りの音という音がすべて聞こえなくなり鼓動の音がソラに響く。そして、またモノクロの映像がソラの中で流れだした。2005-08-15 01:05:00 -
483:
777 ◆5O.MmWydQc
今度は誰かと海に来ていた。男の人の後ろ姿が見えて幼いソラが走って追い掛けていると後ろからさっきの女の子がソラを追い抜いて笑いながら走っていく映像だ。そして男の人がこちらをむいて手招きするが太陽の光で顔は見えなかった。《ソラ…ソラ…ソ…》
2005-08-15 01:10:00 -
484:
?
もしかしてリァルタィム??
2005-08-15 01:17:00 -
485:
777 ◆5O.MmWydQc
リアルタイムって何ですか?
2005-08-15 02:21:00 -
486:
?
調度書き込みしてる時に読んでるからリァルタィム?
2005-08-15 02:36:00 -
487:
777 ◆5O.MmWydQc
「おい、お前!早まるな!ちょっと待て!」桜「いやよ!」桜は男が目をはなした隙にビルの屋上の塀によじ登り今にも落ちそうな所で立っていた。桜は少し空を見上げて涙を流した。2005-08-16 10:09:00 -
488:
777 ◆5O.MmWydQc
男が近づいた瞬間、桜は塀から飛び降りた。
…ソラ…ごめんね…愛してる。愛してる。2005-08-16 10:11:00 -
489:
777 ◆5O.MmWydQc
コツンコツン。 男は塀から下を見ていたら塀の右の方からヒールの足音が聞こえて男はゆっくり足音のする方を見た。 気を失った桜を抱き上げた紫苑が塀から降りて桜をゆっくり寝かせると男に近付き立ち止まった。
2005-08-16 12:39:00 -
490:
777 ◆5O.MmWydQc
「おっお前っ!…っ」男は塀から慌てて降りて後退りしながら何発も発砲してきたが紫苑はシールドをはっていたのでまったく当たらず、紫苑はゆっくり男に向かって歩いていく。
2005-08-16 12:42:00 -
491:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「あっ、あとこれ忘れ物」紫苑はそう言って男に何かを投げて渡した。「ひぃぃぃっ!女につけた爆っ爆弾!」もちながらたじろむ男を見ながら紫苑は笑った。紫苑「ばぁぁか。タイムオーバー」
2005-08-16 12:47:00 -
492:
777 ◆5O.MmWydQc
ドォォォォォン!!爆弾は爆発、紫苑はシールドをはっているので吹き飛ばされる事もなく桜も紫苑がはったシールドで全く大丈夫だった。紫苑「ばかじゃねぇの。爆弾なんて女の子につけるもんじゃねぇよ!ばぁぁかっ!」
2005-08-16 12:52:00 -
494:
名無しさん
爆弾のスイッチ女がもってるのになんで爆発したん?
2005-08-16 22:12:00 -
495:
777 ◆5O.MmWydQc
↑の人へ? 実際の爆弾とか詳しく知らないのですがこの作品で桜がつけられてたタイプのは、爆弾自体にもボタンが付いてるって感じでよろしくです?
2005-08-17 13:03:00 -
496:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は桜の涙を優しくぬぐってから一つ息を吐いて、桜を呼ぶと桜が気が付き目を開いて驚いた。桜「あっ、あたしっあたしっ」動揺してる桜をぎゅっと抱き締め「死ぬな…何があっても生き抜くんだ…」そう言うと桜は涙を流して「怖かった…怖かったよぅ…」紫苑「大丈夫。大丈夫。」
2005-08-18 00:29:00 -
497:
777 ◆5O.MmWydQc
桜は不思議そうな顔を一瞬見せてから空を見上げて少し黙ってから「好き」そう言って泣きだした。紫苑「あんたが好きな星は私が守るよ。だから泣くな…」ストン。塀からジャンプして降りて桜の前まで歩き紫苑はしゃがんで桜を見た。
2005-08-18 00:43:00 -
498:
ぁぁ
メタぉもろぃ??ぁぁ頭悪ぃから若干理解できへんとことかぁったケド?ぁの愛って子他の星から来た子って事ゃんねッ??桜に化けてたのが愛?てか?777サン?がんばってねッ??〃
2005-08-19 07:21:00 -
499:
名無しさん
上の人ァホやん
全く違うし
低レベルすぎる…2005-08-19 07:52:00 -
500:
777 ◆5O.MmWydQc
低レベルですんません…。
2005-08-19 07:57:00 -
501:
ぁぁ
違うん?低レベルですみません??ってか?777サンなんで謝ってるん??
2005-08-19 16:56:00 -
502:
777 ◆5O.MmWydQc
多分この作品の事低レベルって言われてるんですよ
2005-08-19 22:18:00 -
503:
名無しさん
この作品のことではないと思いますよ?がんばってください☆
2005-08-20 01:17:00 -
504:
名無しさん
書きたいものを好きに書いて下さい。ずっと読んでますから!
2005-08-20 04:45:00 -
505:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「あれ?あんたに付けたネックレスは?」桜の首元を見て紫苑は不思議に思い聞くと桜は不思議そうな顔をしながら「ネックレス?何?私あなたに会った事ないよ?」
2005-08-20 06:23:00 -
506:
ぁぁ
違ぅょ??ぁぁが内容理解できへんから低レベルって意味でしょ??ぁぁが愛ゎ他の星からきたとか桜に化けてたとか聞いたからゃ??間違ってるんですょね?777サンがんばってねッ??
2005-08-20 12:30:00 -
507:
?мдмι?
ぉ初です??ぃっも楽しく?読ませてもらってます?応援さてるので完結まで?頑張って?さぃ????
2005-08-20 13:14:00 -
508:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「えっ?朝あんたパン屋で会って…このビルで…」桜「…確かに働いてるけど…あなたと話したのは初めてだよ?」紫苑は少し考えて黒服達が仕組んだ事だと分かり焦って立ち上がって桜を抱き上げ背中に付けた空を飛ぶ機械のスイッチを入れてビルから飛んだ瞬間
2005-08-20 16:14:00 -
509:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は、ある事を思い出した。ソラのマンションの下にいた女の事を…《紫苑に関わる者は全て始末しろ》そしてソラの顔が浮かんだ。飛びながら安全そうなビルの屋上に降りて桜を下ろしてすぐ桜の体にシールドを二重にはってから桜をしゃがませて震える桜の肩を二回叩いて「恐がってたらだめ!しっかりして」そう言うと桜は震えながらもうなずいた。
2005-08-20 18:17:00 -
510:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「あんたの彼氏ってソラ?」紫苑が聞くと桜は一瞬驚いて立ち上がったが紫苑がすぐ桜の腕をひっぱりしゃがませた。紫苑「そうなんだね?」力強い真っすぐな眼差しで桜を見ると桜は泣きだした。桜「…何で知ってるの?…っあなたはあの人達の仲間?」
2005-08-20 18:22:00 -
511:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「は?何で仲間なんだよ…あんたの彼氏が私を助けてくれたんだ」桜「助けた?」紫苑「あんたニュース見た?…空から女がふってきたやつ」桜「…えっ…見たけど」紫苑「あれ、あたしなんだよ。今は説明してる暇はないけどあんたの彼氏に助けてもらったからあんたもねらわれてるんだ。あんたを連れ去った奴らは私と関わる人みんな殺すつもりでいるから」
2005-08-20 19:42:00 -
512:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑はそういうと立ち上がった。桜「待って!…どういう事?…ソラは…ソラも殺されるって事?!」紫苑はもういちどしゃがんでポーチから一つカプセルを出して桜に渡した。紫苑「あたしは今からソラを探して助けるからあんたは絶対ここから動くな。もし奴らが来たらこのカプセルのここを二回押して少し離れたところにカプセルを投げて。」
2005-08-20 19:47:00 -
513:
777 ◆5O.MmWydQc
桜「あたし出来ないよっっ!!待って!待って!」紫苑が飛ぼうとした時、桜が立ち上がって紫苑を引き止めようとした時、すぐ近くのビルから紫苑達がいるビルの屋上にむかって一発発砲されて銃弾が塀に当たり跳ね返った。
2005-08-21 00:23:00 -
514:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は立ち上がった桜を強引にしゃがみ込ませて桜の手を握った。紫苑「あんた今の状況わかってんのか?!立ち上がれば間違いなく狙われる。あたしらがここに居るのはばれてんだ…どこも安全な場所なんてねぇんだよ。シールドだって二重にはっててもせいぜい一時間しかもたない。」
2005-08-21 00:29:00 -
515:
777 ◆5O.MmWydQc
桜は頭を左右に振った。紫苑「ソラを助けてここに必ずつれてくるから。いざとなったらカプセルを使うんだ。」桜のほっぺを触ると桜が紫苑の目を見た。すると紫苑が優しく微笑んで「この星の人が好きになったよ。生き抜こうな」
2005-08-21 00:37:00 -
516:
777 ◆5O.MmWydQc
そう言うと桜が強くうなずき、それを見て紫苑は立ち上がり飛び去った。 桜はしゃがみながら紫苑の飛び去る姿を見送った。「生き抜くわ…」
2005-08-21 00:43:00 -
517:
?まぁ?
全部一通り読みました?私は頭が悪いので、若干理解できてませんが、ぉもしろぃですょ?これからも、楽しみにしてます?
2005-08-21 00:48:00 -
518:
777 ◆5O.MmWydQc
まぁさんありがとうございます!まぁさんが頭悪いのじゃなくて私が伝えるの下手すぎなんです…。自分の中にあるこの作品の世界をどう伝えていいのか本間難しい…。
2005-08-21 00:59:00 -
519:
?まぁ?
みんな、伝えるのは難しいと思うょ?でも、それを伝えよぅとするのはぃぃ事だと思うょ?それに、想像力?豊かでぃぃと、まぁは思うから、これからも、頑張って書き続けて下さい?
2005-08-21 01:04:00 -
520:
777 ◆5O.MmWydQc
見た目は女の子で髪の毛のようなものも生えてあり何だか生きているようにも見える。その巨大な物の少し上あたりの壁に巨大なスクリーンがあり映像が流れていてその周りを小さな一人乗ればいっぱいいっぱいの乗り物が何機も飛んでいてまるでSFの世界に入ってきたようでソラは立ち止まって見ていた。
2005-08-21 13:44:00 -
521:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラが立っている場所はどうやら建物の一番下みたいだ。建物の広さは想像を絶する広さ。真ん中が吹き抜けていてたくさんの人の声が響き渡っている。 「おい!入れ」男がドアを開けてそう言うとソラはキョロキョロしながら歩きドアの中に入った。
2005-08-21 14:11:00 -
522:
777 ◆5O.MmWydQc
「その椅子に座れ」男はソラの背中を強く押してソラを椅子に座らせると「ちょっと待ってろ」そう言い残し男が部屋を出ていった。部屋には誰もいなくソラだけがぽつんとそこに居た。
2005-08-21 17:45:00 -
523:
名無しさん
おもんな…
2005-08-21 20:12:00 -
524:
名無しさん
おもんないなら読むな?
2005-08-21 21:27:00 -
525:
ぁぉぃ
今日初めてぃっきに読んぢゃったぁッ☆(oVωVo)★めっちゃ,ぉもしろぃ♪♪応援してるんで頑張ってくださぃ♪♪(O'ー^O)♪
2005-08-22 01:26:00 -
526:
ゆき
めちゃおもろい?続ききになる?
2005-08-22 06:00:00 -
527:
777 ◆5O.MmWydQc
(一体どうなってんだよ…ここに来る前に見た女って紫苑の仲間なのかなぁ…)部屋の中をキョロキョロ見ながらソラは考えていた。(それにしてもこの部屋窓がない…この部屋は男の部屋かなぁ…)部屋にはシングルサイズのベットと小さな棚とテレビと小さな冷蔵庫と壁に黒いスーツが二着と銀色のタンスがあった。部屋の広さは8畳程だ。
2005-08-22 09:17:00 -
528:
名無しさん
リァルタィム?ぃつも楽しみに読んでます?? 頑張って下さい??
IPってどぉしたら作れるんですか?2005-08-22 09:31:00 -
529:
名無しさん
IP?
2005-08-22 09:33:00 -
530:
名無しさん
トリップでした☆
2005-08-22 09:34:00 -
532:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは力を入れて色々腕を動かしたが腕を縛る紐が動かす度に腕にくいこみ痛み全然ほどけない。男が戻ってくる様子もなく部屋の外すら見えないでいる事がソラに不安といらだちを感じさせた。
2005-08-23 01:22:00 -
533:
777 ◆5O.MmWydQc
(はぁ…オレにも特別な力があればいいのに…オレはこのままここで殺されてしまうのかなぁ…桜は無事かなぁ…)ガチャ。
ソラがそんな事を考えてると突然部屋の扉が開いた。2005-08-23 01:26:00 -
534:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラはドアの方を見るとさっきとは違う、黒いキャスケットを深くかぶり、黒いスーツを来た 奴がドアに鍵をかけてソラの方を少しじっと見てから近づいてきたが顔がよくみえなくて男か女かわからない。
2005-08-23 01:31:00 -
535:
777 ◆5O.MmWydQc
そいつはぐるぐるゆっくりソラの周りを三回くらい歩くが一言も話さなく沈黙が続きソラは不安に思っていた時、急にそいつがソラの前に立ちナイフを取り出した。ソラは焦った(やばい!殺される!!)そしてソラは立ち上がりそいつに蹴りを何度もあてようとしたがそいつに軽くよけられ全くあたらない
2005-08-23 01:37:00 -
536:
777 ◆5O.MmWydQc
腕が縛られていてうまく動けないままもう一蹴しようとした時バランスを崩してソラがよろめいた時そいつがナイフを振り上げて一気に下ろした。(…!!ヤバい!!!!!!!)ソラが目を閉じた次の瞬間、腕の紐がぱらぱらと床に落ちた。
2005-08-23 01:43:00 -
537:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「えっ?」自由になった両腕を見てからソラはそいつを見上げるとそいつはナイフをソラに渡してしゃがんでソラを見た。キャスケットからのぞいた小さな顔にきれいな二重で長いまつげ。それはジュリだった。「あんた…ソラだろ?」
2005-08-23 01:50:00 -
538:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「あんたは?」ジュリ「今は長く話してる時間がないんだ。あんたその壁にかかってるスーツ早く着な。時間がない」ソラは聞くのをやめて急いで壁にかかっていたスーツを着て着ていた服を布団の中に隠した。
2005-08-23 01:54:00 -
539:
777 ◆5O.MmWydQc
ジュリはソラの腕にブレスレットを素早く付けてカプセルを一つ渡してさらに指輪を付けた。ソラ「このカプセル…紫苑と同じ」ジュリはうなずき「そのカプセルの中はバイクだからいざって時それで走れ。普通のバイクと違って陸海空どこでも自在に対応できるし運転は楽だから」そう言うとサングラスをソラにつけた。
2005-08-23 02:31:00 -
540:
777 ◆5O.MmWydQc
ジュリ「外にはうようよあいつらがいるから一人二人増えたところでばれにくいから自然に歩いてね。あたしに付いてくれば大丈夫。」ジュリは立ち上がりソラの肩を二回軽く叩いてくるりとドアの方に体を向けてゆっくり歩いた。
2005-08-23 12:04:00 -
541:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラはジュリの後ろに立ち、ジュリがゆっくりドアを開けて外へ出るとソラもゆっくり部屋の外へ出た。 部屋の外はものすごい黒服が歩いていてソラとジュリをみんな一度は見るが気にしない様子で歩いた。
2005-08-23 12:15:00 -
542:
777 ◆5O.MmWydQc
自然に歩くのはなかなか難しいがソラはジュリに近づきすぎず離れすぎず歩いていく。ホールの真ん中の巨大な物が気になるが見ていると不自然なのでソラは一度も見なかった。それにしてもとても広い所だ。 一階から二階に階段を登り少し歩いた所でジュリが立ち止まった。
2005-08-23 12:20:00 -
543:
777 ◆5O.MmWydQc
二階には一階程人は歩いていない。
ジュリは少し右左を何度か見ていた。ジュリが小声で『前を見て…女が』ソラがジュリの前を見るとかなり遠くだがドレスを着た女が三人こちらにむかって歩いてくるが女たちは、まだ気付いてない様子だった。2005-08-23 12:26:00 -
544:
777 ◆5O.MmWydQc
ジュリは左の道を歩きだしたのでソラも左を歩いているとジュリが指で隣にこいと合図してきたので隣にソラは隣を歩く。ジュリ『あの女達に見つからないようにして。見つかれば殺されるわ。あの三人は私と紫苑より力がある奴らだから』そう言うと黙って歩きだして一つの部屋に入った。
2005-08-23 12:33:00 -
545:
777 ◆5O.MmWydQc
その部屋には小さな小窓がついてあり外の様子が部屋から見える感じだった。さっきの部屋よりだいぶ広く何もない部屋で部屋の奥に扉があるだけだ。ジュリは手のひらサイズのノートパソコンのようなのを開いて何か調べてるようだ。
2005-08-23 12:37:00 -
546:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは小窓から外を見ていると三人の女が部屋を通り過ぎていった。ジュリ「あいつらは外に出れないんだ…力が強すぎるから。。」気付けばジュリも小窓から女たちを見ていた。ソラ「なんでドレス着てんだろう」ジュリ「さぁ…興味ないし知らねぇ…調べたけどその扉から地上に出れる」ジュリはソラに手のひらサイズのノートパソコンを見せた。
2005-08-23 13:16:00 -
547:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「…ほんとだ…」ジュリ「さぁ、早く行って。あたしはここにまだ用事があるから」
2005-08-23 13:19:00 -
548:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「…分かった…ありがとう」ソラはあえて何も聞かずに部屋の奥の扉から出ていった。 ジュリはそれを見送ると部屋から外にでて歩きだした。(あのソラって奴どっかで見た事があるような…)ジュリは歩きながら考えていた。
2005-08-23 14:00:00 -
549:
777 ◆5O.MmWydQc
「おい!おまえ待て!」ジュリの後ろから男の声が聞こえてジュリは立ち止まると男がジュリの肩をひっぱった。「おまえオレの部屋に入ったろ?!男見なかったか?」ジュリはキャスケットで顔を隠して俯きながら「知らない」そう答えてまた歩きだした。
2005-08-23 14:05:00 -
550:
777 ◆5O.MmWydQc
その様子を二階にいた奴らが見ていてジュリが怪しくみえたので帽子を取れと命じたがジュリはそれを拒否して歩き続けると黒服が制止した。ジュリ「そこをどいてくれ。」「帽子を取れ」ジュリは頭をかしげて目の前の一人の黒服の顔を見てほほえんだ。ジュリ「どけよ」「帽子をとれ」
2005-08-23 14:23:00 -
551:
777 ◆5O.MmWydQc
その時「やかましいわねぇ、何の騒ぎ?」女の声がして群がっていた黒服達が二つに別れてジュリの前にさっきの女の一人が歩いてきてジュリの前で立ち止まった。ジュリは少し焦ったがじっと黙って下をむいていた。
2005-08-23 14:28:00 -
552:
777 ◆5O.MmWydQc
女はジュリのキャスケットをゆっくり取ると帽子の中に隠していた長い髪が帽子からすべり落ちてなびいて、黒服達はすぐピストルを構えた。 「あら?ジュリじゃない。自分から来ちゃったの?」女は少し驚いた後笑った。
2005-08-23 14:32:00 -
553:
名無しさん
ぉも?ろぃ?
2005-08-24 01:26:00 -
554:
777 ◆5O.MmWydQc
女「自分から来るなんておりこうさんね。抵抗しなければ死なずに少し血をぬかれるだけなのよ?私たちとジュリと紫苑の血であの子が誕生するのよ」女は建物の真ん中にある巨大な物を指差して微笑んだ。
2005-08-24 07:36:00 -
555:
名無しさん
あげ?
2005-08-24 15:15:00 -
557:
名無しさん
?
2005-08-25 17:53:00 -
558:
777 ◆5O.MmWydQc
ジュリ「…なんだよ…あれ…」「あら、あなたマリア知らないの?」ジュリ「マリア?」「いらっしゃい教えてあげる…あなた達はさがってよろしい」女がそう言うと黒服達は構えた銃をなおしてまた歩きだした。ジュリはマリアを眺めていた。
2005-08-25 18:50:00 -
559:
777 ◆5O.MmWydQc
女は体を回転させてある部屋のドアを開けるとジュリの方を向き、ジュリを呼びそのまま部屋に入るとジュリも部屋に入った
2005-08-25 18:56:00 -
560:
名無しさん
ナンバーヮンょりォンリーヮン?
2005-08-25 19:21:00 -
561:
777 ◆5O.MmWydQc
ジュリは驚いた。 目の前に広がるものすごいビルが立ち並ぶ大都市が広がっているからだ。ジュリと女はビルの一番上に立っていた。ジュリ「どうなってんだ・・・」「あら、あたしたちの星に戻ってきただけじゃない。驚く事ないわ」女はドアを閉めて歩きだした。
2005-08-25 23:13:00 -
562:
777 ◆5O.MmWydQc
ジュリはただ呆然と立ちながら周りを見回し自分の星だと理解した。「こっちよ。いらっしゃい」女はそう言うとゆっくり体を宙に浮かせて空を飛び出した。
2005-08-25 23:17:00 -
563:
777 ◆5O.MmWydQc
・・・イツカミタ・・・コトガアル・・・アタシヲヨブ・・・コエ・・・コエ・・・コエ・・・
ドクン…ドクン…ドクン…
ジュリの頭の中の記憶がぷつりぷつりと途切れながらモノクロでよみがえりはじめた。2005-08-26 03:23:00 -
564:
777 ◆5O.MmWydQc
広い庭にある小さなブランコを楽しそうにこいでる後ろ姿の男の子と女の子とブランコの前を走り回る二人の女の子がいる《…リア……マリ…マリア…》 白衣を来たおじさんらしき人が誰かを呼び手招きすると遠くから走ってくる女の子の足が見えた。
(どおして顔だけ見えないの?)ジュリは心の中でそう思った。2005-08-26 03:29:00 -
565:
名無しさん
ナンバーヮンょりォンリーヮン?
2005-08-26 07:28:00 -
566:
777 ◆5O.MmWydQc
ドクン・・・ドクン・・・ドクン・・・ドクン・・・周りの雑音が全く聞こえなくなり鼓動だけが響いた。知っているような知らないようなモノクロの映像がぷつりぷつりと途切れだして最後に男の子が一人砂浜に立っている映像になった。
2005-08-26 16:21:00 -
567:
777 ◆5O.MmWydQc
鼓動の音すら聞こえなくなりただ無音で映像だけが流れていた。男の子は砂浜で白衣を着た人を走って追い掛けていて幼いジュリがその後を走って追い掛け男の子を追い抜いてから振り返った。
2005-08-26 16:25:00 -
568:
777 ◆5O.MmWydQc
「アキラ」
ジュリは自分の声で我にかえり気付いた。消えていたあらゆる音がまた聞こえだし女が空の上から手招きしてる。2005-08-26 16:28:00 -
569:
777 ◆5O.MmWydQc
(あきらって誰?……けど何だか知っているような…)ジュリが考え込んでいると女がジュリの前に降り、ジュリの顔を覗き込んだ。「何ぼぉっとしてるの?あなた飛び方忘れたわけじゃないわよね?あんまりあたし待つの好きじゃないのよね」
2005-08-26 16:33:00 -
570:
名無しさん
ナンバーヮンょりォンリーヮン?
2005-08-26 16:34:00 -
571:
777 ◆5O.MmWydQc
何すかそれ?新しいしおりかね?かきこみありがとうっすm(__)m
2005-08-26 18:06:00 -
572:
名無しさん
ナンバーヮンょりォンリーヮンでしょ??
2005-08-26 18:44:00 -
573:
名無しさん
ナンバー1ょり黒原???
2005-08-26 19:14:00 -
574:
名無しさん
黒原ょりタクアン?
2005-08-26 19:16:00 -
575:
名無しさん
タクアンょりフクシンズケ?
2005-08-27 14:24:00 -
576:
名無しさん
丹野ょり長尾?
2005-08-27 14:29:00 -
577:
名無しさん
関係ないこと書かんといてあげて下さい!
2005-08-27 15:05:00 -
578:
名無しさん
関係ない事ゃけどちゃんとぁげてるゃん??
2005-08-27 15:08:00 -
579:
長尾
僕?有?名?人?
2005-08-27 17:39:00 -
580:
名無しさん
荒らしと変わらないじゃない。やめてあげ!
2005-08-27 19:16:00 -
581:
777 ◆5O.MmWydQc
俺は施設で育った。田舎の山に建つ小さな施設で、大自然に囲まれた施設だった。園長いわく俺はある日突然施設の門の前に立っていたらしいが全く覚えていない。俺は何を言われても答えなかったらしく園長が仕方なく俺を受け入れて育ててくれた。ソラという名前は園長が付けてくれた。2005-08-28 00:33:00 -
582:
777 ◆5O.MmWydQc
名字がない俺は園長の名字をもらって小学校に通った。いくら思い出そうとしても絶対思い出せない施設にたどりつくまでの記憶と自分の名前と両親の存在。園長はそんな俺に「無理に思い出す必要わないわ。今を大切にしましょう」と抱き締めてくれていた。
2005-08-28 01:10:00 -
583:
777 ◆5O.MmWydQc
俺は人見知りが激しかった。施設には15人子供がいて俺と同じ年の奴もいれば5つ上の奴もいたりして喧嘩も耐えなかったが自然と家族のようになっていき気付けばもう16才になっていた。働ける年になり施設を出て職場の寮にはいり切り詰めた生活だったがなんとか生活していた。
2005-08-28 01:15:00 -
584:
777 ◆5O.MmWydQc
園長に会いには一度も行っていない。それは約束したからだ。 「次くるときは立派になって結婚決まってからね!それまではどんなにつらくても乗り越えなさい!」その約束をしてからもう何年経つのだろう。やっと会いに行ける日が近づいてきた。
2005-08-28 01:19:00 -
585:
777 ◆5O.MmWydQc
桜を連れて行くんだ…。こんな所でくたばれない。くたばるわけにはいかねぇんだ…!!
2005-08-28 01:39:00 -
586:
777 ◆5O.MmWydQc
崩れたビルとビルの間をうまくバイクで走り抜け見つからないようにただソラは走り続けた。まるで絶望を叩きつけられたような現実さえも吹き飛ばせそうなスピードで。
2005-08-28 01:42:00 -
587:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラが大きい道に出ると上空にヘリコプターが2機飛んでソラの上を飛び出し三台バイクが近づいてきた。ミラーごしに気付きソラはスピードを少しずつあげて走ると黒服のバイクもスピードをあげてついてきた。
2005-08-28 02:46:00 -
588:
名無しさん
ナンバーヮンょりォンリーヮン?
2005-08-28 03:33:00 -
589:
紫乃
お久しぶりです?ずっと読んでます?頑張って下さい?
2005-08-28 13:11:00 -
590:
名無しさん
ナンバーワンよりオンリーワン??
2005-08-28 13:57:00 -
591:
777 ◆5O.MmWydQc
細い路地に入ったり裏道に入ったりしても付けてくるバイクとの距離は変わらないまま。 ソラ「ダメだ…意味ねぇだけだ」
2005-08-29 00:05:00 -
593:
名無しさん
ナンバーヮンょりォンリーヮン??
2005-08-29 00:54:00 -
594:
名無しさん
↑うざい
2005-08-29 01:34:00 -
595:
名無しさん
ナンバーヮンょりォンリーヮン?
2005-08-29 06:38:00 -
596:
名無しさん
↑しつこい
2005-08-29 17:09:00 -
598:
名無しさん
ぇ?ナンバーヮンょりォンリーヮン?ワラ
2005-08-29 18:28:00 -
599:
名無しさん
ナンバーヮンょりォンリーヮン????
2005-08-30 02:36:00 -
600:
名無しさん
この小説ぉもしろぃ!!頑張って書いてくださぃ★
2005-08-30 05:45:00