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彼氏依存症
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1:
素人
ヘタクソすぎてムカつかせてしまったらすいません。小説というよりは、過去の回想です。
2006-03-26 05:27:00 -
112:
素人
けたたましい叫び声がした!『愛ちゃん!愛ちゃん!帰ります!』酔っ払って叫びまくるケンさんだった。私に近寄ろうとするのを、いかにも(まかして!)という顔で阻止しているマレーシア人。
2006-03-30 23:16:00 -
113:
素人
それを振り払ってケンさんは近寄って来ると、よたついている私を力強く支え、そしてすごい意気込みで言った。『帰ります!』
2006-03-30 23:19:00 -
114:
素人
また同じホテルに帰るのは嫌だった。そういえばケンさんは酔っ払い出してからすぐに何度も『帰ろう』と言っていたが、前日の事件のせいで気がすすまなかった私は『まだ早いよ』とホテルへの帰宅を渋っていた。
2006-03-30 23:25:00 -
115:
素人
たがこうなったからにはホテルへの帰宅は観念するしかなかった。
2006-03-30 23:28:00 -
116:
素人
暗やみと騒音の迷路みたいなディスコをケンさんに支えられながら出ると、開口一番に彼の目を見て言った。『薬入れたでしょ!』私は今までケンさんに見せたことのない、怒りと軽蔑の眼差しでビシッと言い切った。
2006-03-30 23:35:00 -
117:
素人
『私がですか!?なぜ?なんのために?』彼は必死に濡れ衣を晴らそうと食いかかってくる。
2006-03-30 23:36:00 -
118:
素人
『ケンさん、昨日の事おぼえてる?私今までふれなかったけど、ちゃんと覚えてるんだからね!』 『…はい。…覚えてます。昨日はすいません。酔っていました。でも薬は違います!私にもプライドがあります!信じてくれないなら私は死んでもいいです!信じてください!』彼は必死に涙を浮かべながら訴えてきた(そりゃぁオーバーやろ)と思いながら、ケンさんの必死さはまんざら嘘には思えなかった。
2006-03-30 23:41:00 -
119:
素人
ホテルについて散々話し合いをした。頭はしっかりかりしていた。
2006-03-30 23:47:00 -
120:
素人
『ケンさんじゃないなら誰?』まだ恐怖と怒りでいっぱいの私は納得するまで追求しつづけた。まだケンさんをうたがっていた。『わかりません。多分取引先のボス以外の誰かがかってにやった事だと思います。私も飲まされました。』
2006-03-30 23:52:00