小説掲示板『All along〜絆〜』のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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『All along〜絆〜』

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  • 1:

    ◎由里です◎

    ?新スレ立てました。また書いてくので良かったら読んで下さい?

    過去スレです
    ?http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1119716895/1-200

    2005-09-04 20:10:00
  • 150:

    由里

    それから私達は時間を見計り、練習場所に戻ると何もなかったかのようにまた座りながら練習風景を見ていた。
    夕刻も過ぎ、やっと練習が終わるともう空は暗くなっていた。
    私と雪乃ちゃんは先にホテルに戻り、中に入ってからバイバイするとそれぞれ部屋に戻った。

    2005-10-02 08:32:00
  • 151:

    由里

    しばらくして晃太が来たけどびっくりした。
    「ずっと見てなかっただろ何してたの?」
    私は思わず笑ってしまった。気付くわけないのに何で知ってるんだって。
    「見てたの?」
    「たまにね。座ってたとこにいなくなってたから目でめちゃくちゃ探したよ」

    2005-10-02 08:37:00
  • 152:

    悠?

    読んでます?無理しなぃで頑張ってね??

    2005-10-02 09:15:00
  • 153:

    亜矢 ◆IDid/knpO6

    めっちゃ楽しみに読んでますッ??気長に待ってるんで、無理しないで書いてくださぃッ!!?

    2005-10-03 02:31:00
  • 154:

    零 ◆ZERO/SyVtc

    頑張れ?

    2005-10-03 02:37:00
  • 155:

    コアラ

    頑張って!!応援してる☆★

    2005-10-03 18:09:00
  • 156:

    由里

    悠さん達お久しぶりです?前のスレからずっと見てくれててありがとうございます?まとめて更新したいのですがなか?時間がなくて?
    またのぞいて下さいね?

    2005-10-04 06:49:00
  • 157:

    由里

    「絶対見えないよあんなに人がいたのにー」
    「まじで見えたんだって!由里のことなら何でも分かるってこと」
    本当に見えていたのかは定かではないけど、晃太の言う一言がすごく嬉しかった。
    由里のことなら何でも分かる・・・か。私も少しずつ分かるようになった。晃太の表情の一つ一つで、あっ今こんなこと考えてるなぁとか。

    2005-10-04 06:54:00
  • 158:

    由里

    初めて出会った頃のドキドキ感は少しずつなくなってきたけど、それとは違う感覚・・・なんだろう?
    ほっとするというか安心するような。晃太といると落ち着けるような、そんな感じ。
    オノロケにもほどがあるって感じだけど。でも幸せな時って周りが見えてないじゃん。舞い上がっちゃってて。

    2005-10-04 06:57:00
  • 159:

    由里

    「じゃあ明日は休養日だし今日はここでゆっくりして明日はデートしよっか」
    「いいの?やった♪」
    私達はそれから部屋で食事をとり、テレビを見ながらずっとくっついてベッドに寝転んでた。
    ♪♪♪♪♪

    2005-10-04 07:07:00
  • 160:

    由里

    ―携帯が鳴った―
    晃太の携帯が。チラッと横を向くと晃太はピコピコと携帯を触ってた。メール?なんだろ?
    でも私は気にも止めずに、テレビを見ていた。
    ♪♪♪♪♪
    また携帯が鳴った。そして晃太はまた携帯をピコピコ触ってた。メールだ。間違いない。おかしいなぁ晃太今まではメールあまりしなかったのに・・・。

    2005-10-04 07:10:00
  • 161:

    由里

    「メール?」
    「あ、うん。大学ん時の野球部の友達」
    「ふーん」
    友達ねぇ・・・。変な感じがした。でも何も言わなかった。愛されてる自信があったから。隣にいる晃太を信じてたから。
    この時気付いてたら、あんなことにはならなかったかもしれないのに。

    2005-10-04 07:15:00
  • 162:

    由里

    ―次の日―
    私達は朝から早起きしてお出かけした。デートらしいデートは久しぶりだった。観光名所といわれる場所を回って写真撮ったりして。

    楽しかった。クサイかもしれないけど、好きな人と一緒だったら何してても楽しいよね?女の子なら特にそう。

    2005-10-04 07:19:00
  • 163:

    由里

    知ってる?女と男の感受性の違い。例えばね、思い出の一つにしても女の子は相手の言葉、一緒に過ごした期間や行った場所とかをすごく覚えてるの。
    男はそういうのあんまりなくて相手の仕草や表情が記憶に残るんだって。
    私の好きな有名作家さんが小説に書いてあったんだけど。
    女は男の言葉が忘れられず男は女の仕草が忘れられないって。

    2005-10-04 07:27:00
  • 164:

    名無しさん

    リアルタイムだぁ?がんばれ?

    2005-10-04 07:29:00
  • 165:

    由里

    ピンとこない人もいるかもしれないけど、私はすごくよく分かるなぁって思った。
    記憶を辿ってみても、覚えてる言葉がたくさんある。初めて会った時や今までデートした時のこともよく覚えてるし。
    ってゆうよりは覚えてたいよね。忘れたくないなぁって思う。

    2005-10-04 07:31:00
  • 166:

    由里

    それから私達は観光しながら、途中で食事休憩した。注文も済み、ちょっとトイレに行こうとカバンを持って化粧室に入った。
    しかし朝からよく歩いたなぁ・・・。
    ♪♪♪♪♪
    その時晃太の携帯が鳴った。晃太は財布と携帯を私のカバンに入れてあった。誰だろ?携帯を見てみると、メール受信で《井原》と表示されていた。

    2005-10-04 07:38:00
  • 167:

    由里

    井原・・・?初めて見る名前。友達?仕事の関係者?私は分からなかった。
    私はトイレの中で考えた。携帯・・・は見ても何一ついいことはないって。でも気になった私はやっちゃいけないことをしていた。
    《受信メール1件》
    フォルダを開いた。
    いいよー?じゃあまた連絡待ってます?

    2005-10-04 07:44:00
  • 168:

    名無しさん

    2005-10-04 11:01:00
  • 169:

    名無しさん

     

    2005-10-04 18:07:00
  • 170:

    名無しさん

    ?

    2005-10-05 03:57:00
  • 171:

    かな

    いつもお疲れさまデス??めっちゃ続き気になるねんケド?忙しい中すいませんが早く書いてくれたら嬉しいです???

    2005-10-06 02:18:00
  • 172:

    名無しさん

    2005-10-06 03:30:00
  • 173:

    アミーゴ

    ニャン♪

    2005-10-09 18:40:00
  • 174:

    名無しさん

     

    2005-10-13 12:46:00
  • 175:

    名無しさん

    もぅ書かないのぉ??

    2005-10-13 23:06:00
  • 176:

    名無しさん

    ?

    2005-10-17 03:49:00
  • 177:

    名無しさん

    もぅ書いてくれなぃんですか??すごく楽しみにいつも見てたんですケド…

    2005-10-19 19:53:00
  • 178:

    名無しさん

    待ってるよ

    2005-10-20 08:54:00
  • 179:

    名無しさん

    よし?

    2005-10-22 23:15:00
  • 180:

    由里

    皆さんお久しぶりです?長らく書いてなくてごめんなさい?ちょっと忙しかったので?今日か明日まとめて更新するので待ってて下さいね?

    2005-10-26 12:44:00
  • 181:

    名無しさん

    待ってます☆☆☆

    2005-10-26 17:11:00
  • 182:

    名無しさん

    待ってまぁす?

    2005-10-26 17:15:00
  • 183:

    由里

    誰だろ?井原・・・?そのメールは友達って登録されてるフォルダに入ってあった。
    初めて見た晃太の携帯。私のメールフォルダの登録名は?マークになっていて、単純ながらそれだけでハッピーな気分になれた。
    そこでやめておけばよかったんだ・・・。

    2005-10-31 03:49:00
  • 184:

    由里

    私は何故かもう一度友達ってゆうフォルダを開いた。受信メールは井原って名前の人ばかりだった。
    な・・にこれ?井原ばっかじゃん。井原って人、そんなに晃太と仲いいんだ?
    違和感を感じた。女の勘ってやつ?ピーンとくるあのヤな感じの。

    2005-10-31 03:54:00
  • 185:

    由里

    でもメールを開いてその嫌な勘は現実のものへと変わっていった。
    受信メールを見て血の気が引くような感じだった。とにかく呆然としてしまった。

    じゃあ晃太見にキャンプまで行っちゃおっかな?
    昔が懐かしいよ?また会いたくなっちゃう?会いたよぉ・・・

    2005-10-31 04:00:00
  • 186:

    由里

    私は直感で思った。この井原ってやつは、絶対にあの【千恵】って人だって。
    懐かしい、また会いたいって昔からの知り合いや女じゃなきゃ絶対言わない。?マークも男友達は絶対に使わない。
    見事にピンポイントがはまっていく。それにこのメールの数・・・。メールはほぼ毎日だった。私がこっちに来た日も来る前の日も、晃太は正体不明な井原とゆう女とメールをしていた。

    2005-10-31 04:06:00
  • 187:

    由里

    あっそうだ。送信メール・・・。私はわりと落ち着いてた。それが自分でも不思議だった。

    ?キャンプなんて来ても何も楽しくもねーよ。それに今女も来てるしまた帰ったらそっちで飲みにでも行こう。
    ?何してる?することないからかなり暇なんだよ。
    ?マジで懐かしいよなぁ。昔は良かったよなぁ。

    2005-10-31 04:12:00
  • 188:

    由里

    な・・・に?やっぱりこの人あの千恵だ。まだ連絡取ってたの?どういうこと?私は信じられなかった。
    送信メールを見ていたら晃太からメールをしていたりもする。
    な・・んで?
    晃太のバカ!アホ!
    私は化粧室に10分近くこもってた。頭を整理するのに時間がかかった。

    2005-10-31 04:16:00
  • 189:

    由里

    コツコツコツ・・・歩きながら私はようやく冷静になりテーブルへと戻った。

    「長ぇーよ由里ぃ」
    「あ、ごめん・・・」
    私はとりあえずその場は黙っておいた。無駄なエネルギー使う前に、まずご飯食べて逆に蓄えないと。

    2005-10-31 04:20:00
  • 190:

    由里

    「どーした?あんまり口に合わない?」
    晃太は私がぼーっとしてると聞いてきた。口に合わない?じゃないよ・・・誰のせいでこんな嫌な気分なのか分かってないくせに。

    「あっ晃太さっき携帯鳴ってたよ。音うるさかったから止めようと思ってボタンおしちゃった」

    2005-10-31 04:24:00
  • 191:

    由里

    「えっまじで?誰だろ?ちょっと携帯かして」
    晃太にそう言われた私は、静かに携帯を手渡した。ピコピコ携帯を触る晃太。一瞬顔がひきつったように見えた。
    「誰?」
    「あっだから大学ん時の友達だって」
    だから??今初めて聞いたのにだからって何よ?

    2005-10-31 04:29:00
  • 192:

    由里

    「ふーん。井原って人とそんなに仲いいんだ?」
    「え?あ、あぁ・・」
    焦ってオドオドしてる晃太に私は更に追い討ちをかけた。
    「井原さんって千恵って人でしょ?何で隠すの?何でわざわざ苗字だけで登録してんの?そうやってコソコソする男、一番キライなんだけど」

    2005-10-31 04:33:00
  • 193:

    由里

    「えっ?いや・・違うんだよ」
    「何が違うの?千恵って人なんでしょ?」
    「いや・・だからさ、その普通にメールしてただけなんだよ」

    我ながら呆れていた。あっさりと見事に当たっていたからだ。女の勘はすごいなぁと改めて感じた瞬間だった。

    2005-10-31 04:38:00
  • 194:

    なほ

    楽しみにしてます☆頑張って

    2005-10-31 08:37:00
  • 195:

    名無しさん

    よみたぁい?きになるぅ

    2005-11-02 17:59:00
  • 196:

    名無しさん

     

    2005-11-03 23:25:00
  • 197:

    名無しさん

    2005-11-03 23:38:00
  • 198:

    名無しさん

    かかないのぉ?

    2005-11-05 11:48:00
  • 199:

    香菜

    もぉ書けないなら書けないって書いてくれな毎日気になってのぞいてまう?

    2005-11-06 04:53:00
  • 200:

    名無しさん

    書きません?すいません

    2005-11-06 22:02:00
  • 201:

    名無しさん

    ↑由里でした?
    バイバイ?

    2005-11-06 22:03:00
  • 202:

    名無しさん

    心配せんでも待ってたら書くよ

    2005-11-07 00:57:00
  • 203:

    由里

    書きません。すいません

    2005-11-07 04:08:00
  • 204:

    名無しさん

    ↑本間に由里ちゃん??
    信じてるよ??

    2005-11-10 09:01:00
  • 205:

    由里

    遅くなってごめんなさい?由里は書いていきますよ?上のほうに書かれてたけど完結までは遅くなっても書いていくので?

    2005-11-10 16:34:00
  • 206:

    由里

    「普通にメールしてたってどういうこと?ありえないじゃん。さっき・・・携帯見たよ」

    「えっ・・・」
    晃太は驚いた顔をしてた。そんなことをする女って知って引いたのかな?でもそんなのもう関係なかった。どう思われてもいいやって。

    2005-11-10 16:38:00
  • 207:

    由里

    「晃太からもメールしてたじゃん。帰ってからも会う約束してたよね?なんで?何もないって言ってたのに嘘だったの?」
    正直ゆうと私は動揺してた。怖かった。また同じ千恵って人だと分かったことで今まで感じたことのない不安に襲われた。

    2005-11-10 16:42:00
  • 208:

    由里

    「ごめん・・・でも本当に何もないから。メールをしてたのは深い意味もないし信じてくれよ」
    晃太は真っ直ぐ私を見て言った。でもその言葉をすんなり受け入れられるはずがなかった。

    「だったらなんで?わざわざ苗字だけで登録したり由里に嘘ついたりして。おかしいよ普通に考えて」

    2005-11-10 16:54:00
  • 209:

    由里

    あの週刊誌の件からもずっと変わらず連絡をとってたってこと?
    頭の中が混乱してた。
    「本当のこと話してよ。もういいじゃん・・・未練あるからこんなことになってるんじゃないの?」

    「それは違うって。でも連絡とってたのは事実だから、それは謝る。ごめんな。」

    2005-11-10 16:58:00
  • 210:

    由里

    「へぇー分かった。ちょっと待って」
    私はカバンから自分の携帯を出して電話をかけた。相手は━千恵━って人。トイレに行ってた時に一応メモしてあった。

    晃太は何のことか分かってなくて誰にかけてるのか不思議そうに見ていた。相手が千恵さんとも知らずに。

    2005-11-10 17:02:00
  • 211:

    由里

    「もしもし」
    電話に出た千恵とゆう人は可愛い声だった。ドキドキしてた。かなり大胆なことしてるなぁって。
    「あ、もしもし。急にすいません。相川って言うんですけど晃太とのことで少し聞きたいことがあって」

    「えっ?あ、はい」

    2005-11-10 17:05:00
  • 212:

    由里

    晃太の顔をチラッと見ると、相手が誰だか分かったのか気まずそうな顔をしていた。
    「あの、晃太とどういう関係ですか?」
    私がそう言うと少し沈黙になった。
    「どういう関係ってあなたは誰なわけ?」
    しばらく黙った後に逆にそう聞かれた。

    2005-11-10 17:09:00
  • 213:

    由里

    「あ、彼女ですけど」
    私は即答した。
    「えっ?彼女?あたし彼女いないって聞いてたんだけど。もしかして・・・週刊誌に撮られてた子?」

    「そうです。ていうか晃太そんなこと言ってたんですか?分かりました、急に電話かけたりしてすいませんでした。もう話はいいんで切りますね、じゃあ」

    2005-11-10 17:14:00
  • 214:

    由里

    電話を切った私を見て晃太はあたふたしてた。私は腹が立つのを通り越してあきれてた。
    料理頑張って作ったり栄養の勉強したり。体のことやメンタル面を考えて色々力になろうとやってきてたのに・・・。

    「もう信じれないから。嘘つくって思ってなかった。信じてたのに。」

    2005-11-10 17:19:00
  • 215:

    由里

    「由里、違うんだって」
    「何が違うの!?」

    私達の言い争う声で店内は騒然としていた。もちろん晃太に気付いた人達もいて。
    「もういい!勝手にして。由里は帰るから。ホテル戻って東京帰る」

    2005-11-10 17:22:00
  • 216:

    ?

    更新されてて嬉しいです(・∀・)?ありがとうございます?

    2005-11-10 17:27:00
  • 217:

    由里

    私はそう言ってカバンを持ち、急いでお店を出た。晃太はレジがあったし、すぐには出てこなかった。
    私は慣れない場所を、一人急ぎながらとにかく走ってた。
    やっとタクシーが見つかりすぐに乗り込むとホテルに向かうよう運転手さんに言った。
    その間ずっと晃太からの電話が鳴り続けてた。

    2005-11-10 17:29:00
  • 218:

    名無しさん

    ?しおり?

    2005-11-10 18:12:00
  • 219:

    名無しさん

    久々の更新や?
    てか晃太あかんやん?

    2005-11-10 18:23:00
  • 220:

    名無しさん

    以前から読んでました。
    更新楽しみにしてますね(*´艸`)

    2005-11-11 11:02:00
  • 221:

    由里

    タクシーはホテルの前に着き、私は足早にロビーをとおり抜けた。
    「由里ちゃん一人?」
    エレベーターからおりてきて声をかけてきたのは須藤さんだった。

    「一人です…あの、雪乃ちゃんは?一緒じゃないんですか?」

    2005-11-17 03:10:00
  • 222:

    由里

    「あぁ・・・今日朝いちで帰ってもうたわ。仕事があるとかなんとかで」

    「えっ・・・」

    そんなはずはない。仕事はあと四日位オフだって言ってたのに。それに今日は須藤さんも休養日だってゆうのに帰るなんて・・・。

    2005-11-17 03:13:00
  • 223:

    名無しさん

    ?

    2005-11-17 03:16:00
  • 224:

    由里

    「なにかあったんですか?雪乃ちゃんと何か話したりしました?」
    私がそう訪ねると、少し困った顔で須藤さんは大きく一つ溜め息をついた。

    「俺さぁ、あいつに何も言える立場ちゃうやん?好きやで雪のこと。でも俺には雪を幸せにはしてあげられへん。やっぱり子供のこともあるし離婚なんて考えられへんから」

    2005-11-17 03:17:00
  • 225:

    由里

    「・・き合おうなんて言わなきゃよかったのに」
    「えっ?由里ちゃん何て言ったん?ごめん聞こえんかった」

    「じゃー初めっから雪乃ちゃんに付き合おうなんて言わなきゃよかったじゃん!知らないでしょ雪乃ちゃんが悩んだり泣いてたこと。須藤さんのこと好きだから、重い女になりたくないからってずっと我慢してたんだよ?」

    2005-11-17 03:23:00
  • 226:

    由里

    「ごめん。雪泣いてたんや・・知らんかった」

    須藤さんに謝られた途端、私は我に返った。偉そうな口聞いてしまった自分にまたへこんだ。
    晃太のことでカッとなってたせいで、半分八つ当たりみたいなものだった。

    2005-11-17 03:28:00
  • 227:

    由里

    「あ・・私のほうこそ・・生意気言ってすいませんでした」
    私はとにかく謝った。本当は謝りたくもなかったけど。好き勝手なことしたり、女に対してだらしない須藤さんや晃太のことを許せなかった。

    「由里!」

    2005-11-17 03:30:00
  • 228:

    由里

    晃太の声が聞こえた瞬間、私は急いでエレベーターに乗り[閉]ボタンを連打してた。
    部屋についた私は急いで鍵をかけ、帰る仕度を始めた。
    ブーブーとブザーみたいな部屋の呼び鈴が鳴る。ノックもしばらく続いた。ガチャガチャとドアを開けようとする音も聞こえた。

    2005-11-17 03:35:00
  • 229:

    由里

    20分ほどそんなことが続いた。やっと静かになったと思ったら、次は部屋の電話が鳴る。
    耳を塞いでも聞こえてくる音に苛立ちさえ感じた。

    千恵・・・一体この人は晃太にとってどんな人なの?分からないことばかりで苦しかった。何年も前に別れている相手と連絡取るってことは・・・少なからず何らかの気持ちがあるからだよね?

    2005-11-17 03:39:00
  • 230:

    由里

    プルルルルル・・・
    鳴りやまない電話。混乱する私。自分がおかしくなりそうで怖かった。
    晃太のことでこんなに必死になって・・・今更ながら好きになりすぎていた自分に気付いた。

    英二と付き合っていた時には考えられなかったことを私はしてた。電話を見たりかけてしまったり。何が私をそうさせるのかって考えてた。

    2005-11-17 03:43:00
  • 231:

    由里

    答えは一つしかなかった。晃太でいっぱいいっぱいだからだって。
    落ち着いて考えてみた。私は何から逃げてるんだろうと。多分怖かったから。
    聞きたくない言葉や知りたくないことを知るのが怖かった。

    でもどうして私が逃げる必要があるんだろう・・・何も悪いことなんてしてないのに。

    2005-11-17 03:47:00
  • 232:

    由里

    「はい」私は受話器を手に取り電話に出た。

    「やっと出た・・ごめん由里!本当にごめん。もう言い訳はしない。でもきちんと話だけはしよ。今から部屋行くから鍵あけてて」

    私は黙って電話を切った。鍵を開けるべきなのか否か。私はどうすればいいか分からなかった。

    2005-11-17 03:52:00
  • 233:

    由里

    ガチャ・・私はやっぱり鍵を開けていた。晃太が部屋に入ってきた。私はベットに座ったまま窓の外を見ていた。
    「あのさ、俺よく分からなかったんだ。由里と毎日一緒にいたいし大切だし大好きだし本当これからもずっと一緒にいられたらなって思ってる」

    2005-11-17 03:55:00
  • 234:

    由里

    私は黙って聞いてた。お願いだから[でも]とか[だけど]って言葉は言わないでって思いながら。

    「でも・・」予感的中だった。
    「でも・・由里に愚痴こぼしたりできなかったんだよ。いつも頑張れって言ってくれる由里に弱音なんてはけなかった。」

    2005-11-17 03:59:00
  • 235:

    由里

    だったら私は一体何のために一緒にいるの・・・?
    「じゃあなんなの?その人には言えたってゆうの?昔の女だから?だから何でも話せるわけ?」

    「俺にも分からないんだよ。同窓会で会ってから懐かしさとかそういうので久しぶりに話したりしてただけだったし。あいつケガのことも何も言わないし野球の話なんてしないからさ」

    2005-11-17 04:04:00
  • 236:

    由里

    「それがラクならその人のとこ行けばいいじゃん!そんな気持ちで一緒にいれないよ・・・馬鹿みたいじゃん由里。晃太のことばっか考えて必死になって。それも全部迷惑でうざかったんでしょ?もういいよ。出てって」

    「まだ話は終わってないだろ!」
    「いーから出てってよ」

    2005-11-17 04:07:00
  • 237:

    由里

    私は晃太を部屋から追い出した。
    ヒッ・・ヒック
    静かな部屋でただ私の泣き声だけがずっと響いてた。「頑張って」って言葉はいらなかったんだ。何の意味ももたなかったんだ。
    それが晃太には重くさえ感じてたんだよね?何もかもが無駄なことだったんだよね?

    2005-11-17 04:11:00
  • 238:

    由里

    散々泣いて泣き疲れた私は夕方6時過ぎ、ホテルを出た。
    空港に行き、搭乗手続をする。幸いなことにキャンセル待ちもせずに空席があったから午後19:20発、羽田行きのチケットを買えた。
    飛行機を待つ間、私は腫れた目を隠すように帽子を目深に被っていた。

    2005-11-17 04:16:00
  • 239:

    由里

    晃太からの電話は無視した。何も話すことなんてなかったから。
    私は黒木さんに連絡をしようと思ってたくらいだった。また六本木でお世話になりますって。その時、
    (♪夏の星座に〜)懐かしい着歌が私の携帯から鳴った。aikoの花火は英二の指定メロディーだった。

    2005-11-17 04:21:00
  • 240:

    由里

    「は・・い」
    「おー由里?元気?今話せる?」
    聞き慣れた英二の声。私はわけもなくホッとしてた。こんなタイミングで電話があるなんて何なんだろ。

    「うん大丈夫だよ」

    2005-11-17 04:24:00
  • 241:

    由里

    「どした?元気ないじゃん。つーか俺さぁ今から東京帰るんだけど暇してない?矢口キャンプだろ?もし由里がいいなら飯付き合ってよ」
    今から東京?私は何でかよく分からなかったけど、ふと英二に会いたくなった。不思議だった。

    「いーよ。って言っても由里も今から東京戻るんだけどね。じゃあどこ待ち合わせにする?」

    2005-11-17 04:30:00
  • 242:

    名無しさん

    2005-11-17 04:30:00
  • 243:

    由里

    「ハチ公前!」英二は大きな声でそう言った。
    「分かった。じゃあ着いたら電話するから」
    私は電話を切った。一体私何やってるんだろ・・・晃太への当て付けのつもり?それとも英二のこと?
    私は飛行機に乗ってる間も自分自身が分からないことだらけで頭がパンクしそうになっていた。

    2005-11-17 04:34:00
  • 244:

    由里

    ハチ公前かぁ。目を閉じて思い出した。そういや英二が大阪に行く前に、待ち合わせした場所だっけ・・・。
    雨だったな、あの日。
    帰りの飛行機の時間は思ったより長く感じた。キャンプ地に行く日はあっという間に着いたのに。
    気持ちだけでこんな風に変わるものなんだろうか。

    2005-11-17 04:39:00
  • 245:

    名無しさん

    2005-11-17 04:50:00
  • 246:

    名無しさん

    ?

    2005-11-17 04:51:00
  • 247:

    由里

    飛行機は無事羽田に到着した。英二との約束時間まで一時間近くあった。私はキャリーバックもあったし、とりあえず荷物を置きにマンションに帰った。
    腫れた目を化粧で隠したりなんだかんだしてるうち、私は気付けば約束時間の5分前になっていることに気付いた。
    念のため、少し遅れるとメールを入れて私はすぐに家を出た。

    2005-11-17 05:02:00
  • 248:

    由里

    渋谷の街はいつも変わらない。いつ来てもたくさん人がいて笑い声ばかりが溢れてる。
    私はハチ公前にゆっくりと歩いて行った。
    みんなが待ち合わせに使う目印的な場所。だからいつも待ってる方はドキドキする。
    「おーこっちこっち」
    少し離れた場所から英二は私を手招きしてた。考えてみれば英二が待つなんて少し恥ずかしかったのかなと思った。

    2005-11-17 05:07:00
  • 249:

    由里

    「ごめんね」
    『マジおっせーよ。デコピンの刑だからな』
    「ハイハイ!てゆーか由里おなかすいたー。ねぇ英二何食べに連れてってくれるの?」
    『んー。由里なに食いたい?和洋中ならどれ?もしくは肉か魚か』
    私達は久しぶりに会ったとゆうのに何の違和感もなかった。むしろ何も変わってないような感じがした。

    2005-11-17 05:14:00
  • 250:

    由里

    『つーか何かあった?』
    「何が?」
    『いや、まぁいいや。とりあえず寒いしここ入ろうか。鍋もありだろ?』

    私達は結局歩きながら見つけたお店に入ることにした。近頃のお店はカップル席やら個室やらが多い。このお店もやっぱりプチ個室になっていた。

    2005-11-17 05:18:00
  • 251:

    由里

    『おつかれっ』私と英二は生で軽く乾杯をした。最近仕事に慣れてきたとか営業センスあるとか、英二はくだらない自己満の話をひたすら喋ってた。
    私はそれを聞いてあいづちをうちながら笑ってたりして。
    不思議だった。
    何も変わらない空気が・・不思議だった。

    2005-11-17 05:23:00
  • 252:

    名無しさん

    ?

    2005-11-17 05:24:00
  • 253:

    由里

    『お前さぁ、何かあっただろ。言ってみ』
    英二に見透かされてるようで嫌だった。
    「何もないよ何なの?」

    『お前って分かりやすいよなぁ。泣いたなってすぐ分かったよ今日。ハチ公前から気付いてたし俺。長く一緒にいたから分かるんだって。何かあったのか?矢口とうまくいってねーの?』

    2005-11-17 05:27:00
  • 254:

    由里

    楽しい空気でせっかく忘れかけていた晃太とのことをまた思い出した。
    「ハハッ何なの英二なに何もないってばー」
    私は必死だった。

    『じゃ・・じゃあ何でそんな悲しい顔してんだよ?そんな顔して笑うなよ』

    2005-11-17 05:31:00
  • 255:

    由里

    英二の言葉に私は箸が止まった。泣くもんか。悲しい顔なんてしてないもん。悲しくなんかないもん。

    「英二おかしいよどうしたの?もう酔っ払ってんじゃない?(笑)」

    『もういいだろ。もう充分だろ?俺んとこ戻ってくればいいじゃん。矢口お前にこんな顔させて・・・これじゃ前の俺と一緒じゃん?』

    2005-11-17 05:37:00
  • 256:

    由里

    今日は更新終わります。おやすみなさい?

    2005-11-17 05:38:00
  • 257:

    ?

    おやすみなさい?

    2005-11-17 06:42:00
  • 258:

    名無しさん

    2005-11-17 07:57:00
  • 259:

    なほ

    ひさびさの更新じゃん!!また待ってます

    2005-11-17 08:37:00
  • 260:

    ぴよ?

    続きめっちゃ気になる??晃太最悪ゃっ?ヶド晃太の気持ちもわかる‥由里チャン、続き楽しみにしてるヵラ頑張ってね??

    2005-11-17 09:06:00
  • 261:

    名無しさん

    2005-11-17 11:27:00
  • 262:

    名無しさん

    2005-11-17 11:40:00
  • 263:

    名無しさん

    2005-11-19 05:12:00
  • 264:

    名無しさん

     

    2005-11-20 14:36:00
  • 265:

    由里

    更新していきます。

    2005-11-21 03:07:00
  • 266:

    由里

    前と一緒・・・?
    英二に言われた言葉は思っていたよりも深く心に突き刺さった。自分の気持ちが分からなくなっていく。
    私は何のために今ここにいるんだろう・・・。
    「お前さぁ、無料すんなよ。話して楽になるなら話してくれたらいいし」

    2005-11-21 03:12:00
  • 267:

    由里

    ↑無料じゃなくて無理でした?

    2005-11-21 03:13:00
  • 268:

    由里

    「あの・・ね」
    私は英二に話した。
    「矢口あいつぶっ殺してやる!」
    英二が声を荒げて言った。私は正直ゆうとこの時少し嬉しかった。私に一生懸命になってくれる人がいることで救われていたところもあった。
    晃太なんて・・・どこにでも行っちゃえばいい!って思ったりして。

    2005-11-21 03:19:00
  • 269:

    由里

    それからは食事をしながらも私達はあまり話さなかった。多分何を話していいのかお互い分からなかったからだと思う。
    「よし、行くか」
    食事も終わり英二が席を立って伝票を片手にレジに向かっていった。私も後を追うように英二について行った。
    お店を出た私達はしばらく黙って渋谷を歩いていた。トコトコとゆっくり。
    英二は昔っから歩くのが早い。でもこの時は何故か私と歩幅を合わせてくれてた。

    2005-11-21 03:24:00
  • 270:

    由里

    「なぁ・・由里、まだ時間あるか?」
    私はウンと頷いた。
    「じゃあ久しぶりにパーッと飲もうぜ。由輝は?今日もクラブ?あゆみちゃんとか。みんなで飲もうよ」
    英二にそう言われた私は、仕方なく由輝とあゆみに電話をかけた。弟、由輝はタイミングよくDJの仕事が休みであゆみもちょうど麻布にいた。

    2005-11-21 03:30:00
  • 271:

    由里

    結局私と英二は昔よく行っていた居酒屋で二人を待つことになった。
    由輝は渋谷から家がすぐだから本当に早かった。

    「ちぃーっす。あ、俺ビール下さい!つーか英二君久しぶり!元気だった?」
    由輝は私よりも英二と話し始めた。なんせ仲がよかったからなぁこの二人は・・・。

    2005-11-21 03:35:00
  • 272:

    由里

    「あれ?でも何で姉ちゃんと英二君一緒なの?つーか姉ちゃんキャンプ行ってるんじゃなかった?」
    由輝は目を丸くして聞いてきた。二人して黙ってると由輝は少し嬉しそうな顔をした。
    「もしかしてモトサヤ?そうなの?」
    何でこんなに嬉しそうなのか分からなかった。でも少なくとも由輝は勘違いだけど喜んでいるように見えた。

    2005-11-21 03:41:00
  • 273:

    悠?

    由里ちゃんずっと読んでるんで頑張ってね?

    2005-11-24 02:02:00
  • 274:

    名無しさん

    ?

    2005-11-24 03:44:00
  • 275:

    名無しさん

    由里ちゃん?更新して??楽しみにまってるから?

    2005-11-26 00:55:00
  • 276:

    名無しさん

    お〜い?まだかい?あまり待たせないで?内容忘れちゃうよ?

    2005-11-28 17:55:00
  • 277:

    名無しさん

    書く?

    2005-12-09 08:40:00
  • 278:

    名無しさん

     

    2005-12-11 01:39:00
  • 279:

    名無しさん

    2005-12-11 01:46:00
  • 280:

    sage

    やる気あるんか?

    2005-12-16 07:40:00
  • 281:

    名無しさん

     

    2005-12-17 06:54:00
  • 282:

    由里

    書いていきます。遅くなってすいません。

    2005-12-18 22:58:00
  • 283:

    由里

    「お前なに嬉しそうな顔してんだよ」
    英二は笑いながら由輝のほっぺを軽くつねった。
    「だって英二君に会うの久しぶりじゃん。別れたって聞いてからなんとなく連絡しにくくて会えなかったし」
    「お前気使うキャラじゃねーのにな」
    英二はそう言ってまた笑った。

    2005-12-18 23:07:00
  • 284:

    由里

    「ごめーん遅くなっちゃった。あれ?由輝もいたんだぁ?久しぶりぃ」
    しばらくしたらあゆみが来た。なんとなく不思議な感じ。よくこうして四人でご飯食べたりしてたから。

    「で?英二は何でいるの?あーもしかしてこっち戻ってきたとか?」

    2005-12-18 23:11:00
  • 285:

    由里

    「あ、たまたま帰ってきただけ。あさってにはまた大阪戻るからさ」
    「そうなんだぁ…」
    「マジかよ…」
    あゆみも由輝も少し寂しそうにしてた。東京と大阪なんて近いものなのに。
    新幹線で二時間半もかからない。飛行機なら45分程度。…でもやっぱり距離があるんだよね。

    2005-12-18 23:14:00
  • 286:

    由里

    「じゃあ今日は飲むかっ!朝までな!」
    「うん!」「Ok!」
    三人は楽しそうに飲み始めた。もちろん私も楽しかった。昔なら当たり前だった目の前の光景が懐かしく思った。

    2005-12-18 23:19:00
  • 287:

    名無しさん

    書いて〜めちゃ好き

    2005-12-22 02:26:00
  • 288:

    名無しさん

     

    2006-01-05 18:00:00
  • 289:

    名無しさん

    時間ある時でいいから書いてぇ?楽しみに待ってる????
    最近読み始めてずっと読んでた?ホンマ感動したし泣けたぁ?読んでて元気もらってる?応援してるからぁ?

    2006-01-05 21:34:00
  • 290:

    名無しさん

    ずっと楽しみにしてたけどあまりにまたされると読む気がなくなります?

    2006-01-07 14:27:00
  • 291:

    名無しさん

    待ってる?

    2006-01-08 03:51:00
  • 292:

    まぁこ

    ずっと待ってます??
    ?更新できるときにでも?して下さい?

    2006-01-16 15:06:00
  • 293:

    名無しさん

    2006-01-21 11:57:00
  • 294:

    名無しさん

    2006-01-22 09:01:00
  • 295:

    名無しさん

    このスレの前はどれ読んだらぃぃんですか????はじめのスレのは全部読んでこっちきたんゃけどいきなり矢口サンけがになってるし??
    誰か教えてくださぃm(__)m

    2006-01-22 09:24:00
  • 296:

    名無しさん

    この小説ほんまに更新おそすぎ?中途半端にするなら削除するなりしてください?

    2006-02-02 13:26:00
  • 297:

    名無しさん

    ???

    2006-02-02 13:53:00
  • 298:

    りょーこ

    主さんが書き始めた頃から読んでたのですが。。
    更新されなくなってすごくショックです。。

    2006-02-08 06:15:00
  • 299:

    名無しさん

    更新がなくなってショックです?

    2006-02-21 00:52:00
  • 300:

    ぁぃ?

    初カキコ?だケド、ずっと見てたョ?荒らしにも負けず、セッカクここまで書いたのに最後まで書いてョ??

    2006-03-01 05:18:00
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