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愛してるの言葉

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  • 1:

    名無しさん

    こんなにも                                           
    切なくて                                            
    こんなにも                                           
    胸があったかぁくなった

    2006-11-18 05:17:00
  • 2:

    名無しさん

    私を呼ぶ声も                              
    私に触れる体温も                                        
    見つめる目も                                                      
    全てが幻になった恋、、、甘い甘い愛。

    2006-11-18 05:21:00
  • 3:

    名無しさん

    しね

    2006-11-18 07:13:00
  • 4:

    名無しさん

    季節は秋から冬へと変わりはじめていた。                             
    今年もあと少しだとおばさんたちの会話をよく耳にした。                                  
    普通の毎日。出会いなんて転がっているようで何も転がってやしない日々。                          
    仕事が終わり家に帰る毎日。

    2006-11-18 14:05:00
  • 5:

    名無しさん

    何かを期待していたようで諦めにちかいものがあった。                                   
    週に一度の休みにレンタルして見る映画が唯一の楽しみだったりした。                                        
    一人暮らしのぼろいアパート生活二年。掃除は週に一度休みの日の昼からして、夕方になればレンタルショップに行き新作コーナーを見て、貸し出し中なら旧作品を見て借りる。それくらいの気持ち。

    2006-11-18 14:09:00
  • 6:

    名無しさん

    自転車で五分程度の距離。普段は毎日厚い化粧なので軽く髪を整えキャップを深くかぶりすっぴんのままレンタルショップへ迎う。                                     
    携帯マナーモード家に置いたままで。                                           
    毎日騒がしく鳴りまくるお客からの束縛に似た干渉だらけの日々から解放される日。

    2006-11-18 14:12:00
  • 7:

    名無しさん

    新作の映画をレンタルして家に帰り、途中で寄ったコンビニで買ったお弁当を袋から取出しテーブルに広げ映画を見ながら食べる。                         
    誰もいないからできるこの姿に我ながらたまに情けなくなってしまうのだ。                                      
    私の名前は美香。21才。キャバクラで働いている。仕事場ではまあまあ人気あるほう。彼氏はずっといなくて、客と食事したり同伴したりする日々。安月給。貯金は数十万。未来は不安だらけ。

    2006-11-18 15:27:00
  • 8:

    名無しさん

    友達は海外旅行やらクリスマスの楽しい計画をたて、美香はお客との食事や同伴の計画をたてる。                            
    毎日きれいな仕事着を着て厚い化粧をして髪をくるくる巻くそんな日々。華やかな雰囲気と裏腹に実際はやすいアパートに住みみすぼらしい生活。

    2006-11-18 15:30:00
  • 9:

    名無しさん

    客にこんな姿がばれたら即効指名解除だろうな。。。                                                
    携帯はカバンの中で耐えず鳴っていた。それでも今は映画の時間。気にせず映画を見て一人で泣いて泣いてストレス発散。

    2006-11-18 15:33:00
  • 10:

    名無しさん

                                                    
    休みも終わり眠りについたのは朝方にちかい時間で起きたのは昼過ぎ。                                        
    営業メールをして電話をしていると四時になっていた。六時から客と食事に行く約束をしていたので休む暇なくお風呂に入り仕事の用意をする。                                           
    最近の話題といえばクリスマスどうしてるって質問。みんなイベントばっか気にしてる。                                
    ふぅ。。。疲れた。

    2006-11-18 15:36:00
  • 11:

    名無しさん

                                        
    がやがや。                   
    夕方どきの町は行き交う人がいっぱいで疲れる。。待ち合わせをしている場所はビルとビルが立ち並ぶ町のど真ん中にある小さな広場で学生が結構いる。

    2006-11-18 19:22:00
  • 12:

    名無しさん

    ガラス越しブランドで固めた派手な女。髪は明るくくるくる巻き、爪は長くヒョウ柄。                                 
    今の私がこの姿。                                        
    すっぴんからは想像できない程大きな目にぷるぷるグロスたっぷりの唇。

    2006-11-18 19:24:00
  • 13:

    名無しさん

    香水を振りまくり、鼻はマヒしている。                                          
    きっと私は飾り程度の女なのだ。彼氏は出来ても本気でなんて愛してくれないし愛せない。

    2006-11-18 19:26:00
  • 14:

    名無しさん

    待ち合わせの時間ちょうどに一本の電話がなった。                                     
    30分遅れるとの事。私は携帯をいじりながらほかの客にメールをしてケータイをカバンの中に入れ空を何となく見上げた。

    2006-11-18 19:28:00
  • 15:

    名無しさん

    お茶でも飲もうかなぁ。。                                    
    そんな事を思っていたとき、目の前の道をゆっくり通り過ぎるベンツに目がいった。

    2006-11-18 19:30:00
  • 16:

    名無しさん

    まるで時間全てがとまったかのような気分だった。  ゆっくり開くフルスモークの窓からのぞく茶色の無造作ヘアに、整った眉毛にきれいな二重の目、鼻筋の通った鼻。

    2006-11-18 19:32:00
  • 17:

    名無しさん

    目が合う。                               
    瞬きをゆっくりしてから視線は前をむいたと同時に時間が一気に動きだしたかのように雑音が耳に飛び込む。                                               
    はっ。                                             
    我に返り辺りを見回しまたさっきのベンツに目を向けたがもうその姿は見えなくなっていた。

    2006-11-18 19:34:00
  • 18:

    名無しさん

    「ごめんごめん!美香ちゃん!本間ごめんなぁ!」                         
    息をきらしながら近寄ってきたぶさいくな男。。同伴予定の客だ。。笑顔をつくりながら心の中で『これが現実』だと言い聞かせその場を離れた。

    2006-11-18 19:37:00
  • 19:

    名無しさん

    寒くなってきたので鍋を食べる事にした。。ぶさいくな男と向かい合わせにどうでもいい話をしながら作り笑顔を店たばこを吸う。                         
    「ねぇ、あたし時計がほしい」                                  
    クリスマスプレゼントのおねだりをすると客は一瞬箸を止め、美香の目を見た後にっこりほほ笑みうなずいた。

    2006-11-18 19:40:00
  • 20:

    名無しさん

    「フランクミューラーだったよな?欲しい時計」                          
    美香は笑顔でうなずくと客は任せとけとうなずく。                                                 
    営業で付き合って一年。ばかなこの客は信じきってる。。

    2006-11-18 19:42:00
  • 21:

    名無しさん

    「美香ぁ!同伴ありがとうなぁ!」                                            
    更衣室にマネージャーがはいってきて握手をしてきた。毎回大げさだよ。。                                                  
    更衣室でジャケットを脱ぎ、香水をふって化粧直しを鏡の前でしているときに鏡越しに見えた指名グラフに目を向ける。

    2006-11-18 19:46:00
  • 22:

    名無しさん

    毎日このグラフに気持ちが左右されている。自分自身を表しているかのようなグラフ。                                 
    すぐさま視線をそらし、髪にスプレーをし、更衣室から出た。                                            
    店が開店してから一時間。同伴客とどうでもいい会話をしていた。ほかの席では客が三組くらいいて、まあまあの入り具合。美香が働く店はおそがけに込みあう。

    2006-11-18 22:00:00
  • 23:

    名無しさん

    「美香さんお願いします」                                                
    指名客がほかに来たのかな。辺りを見回し「ちょっといってくるね」そう言いグラスの上に名刺を置いて席を立ってマネージャーのもとへ駆け寄る。

    2006-11-18 22:02:00
  • 24:

    名無しさん

    「どないしたん?」マネージャーに耳打ちするとマネージャーが美香を外に出した。                                              
    外に出る途中で「何か外に美香をみかけて指名したいって人がいるんやけどな、名前分からないらしいからちょっと見て」

    2006-11-18 22:05:00
  • 25:

    名無しさん

                                        
    「あっ」                                            
    姿を見た瞬間声が出た。                                     
    ベンツの人だったから。

    2006-11-18 22:07:00
  • 26:

    名無しさん

    「彼女です」                                          
    ベンツの人はマネージャーにそう言うと美香を見て微笑んだ。                                            
    身長は178センチくらいでかなりお洒落な服装で23くらいだろうか。                                         
    めっちゃタイプ!

    2006-11-18 22:09:00
  • 27:

    名無しさん

    「一名様ごあんないです!いらっしゃいませぇ!」                         
    待機していた子達がかなり騒ぎだした。                                          
    男前すぎるからだ。美香もどきどきしている。

    2006-11-18 22:11:00
  • 28:

    名無しさん

    席に座り水割りを作る。どきどきしすぎて会話が出来ない。                                             
    「ごめんな急に」                                                    
    思わず手を止め顔を見るが恥ずかしくて目をそらしてしまう。                                            
    「ううん!びっくりしました。ベンツにのってたよね?何でここがわかったんですか?!」

    2006-11-18 23:29:00
  • 29:

    名無しさん

    「あっ、たまたま店に入るのが見えて」                                          
    「そうなんだぁ!めっちゃうれしい」                                                       
    「何か飲んでよ」

    2006-11-18 23:31:00
  • 30:

    名無しさん

    ぎこちない会話。緊張してうまく話せない、目が見れない。                                 
    名刺を渡すと「俺ヒロ!よろしく」                                            
    その笑顔に虜になってしまった。

    2006-11-18 23:33:00
  • 31:

    名無しさん

    ヒロはたくさん話してくれて席を離れるのが初めて嫌だと思った。                                          
    住んでる場所、仕事、趣味、彼女がいない事、好きなタイプそして連絡先。

    2006-11-18 23:36:00
  • 32:

    名無しさん

    「美香さぁあいつに惚れてるやろ」                                            
    席に戻るとすぐ客がそう言った。                                             
    「はぁ?美香あぁいうちゃらいの嫌いやし」                                        
    そう言いながらも内心どきどき

    2006-11-19 00:42:00
  • 33:

    名無しさん

    ヒロのヘルプについてる子がやけに気になるし早くヒロの席に戻りたい。                           
    客が延長したのですぐさまヒロの席に戻る。

    2006-11-19 04:08:00
  • 34:

    名無しさん

    「ごめんね!」                                         
    「ううん。美香ちゃんって彼氏おるん?」                                         
    いきなりの質問に驚いたがすぐさま頭を左右にふるとヒロはにっこり笑い

    2006-11-19 04:15:00
  • 35:

    名無しさん

    「よかったぁ」                             
    そう言ったから胸がきゅんとなった。                                           
    期待しちゃうよ…‥そんな顔されたら。。                             
    「美香がねこう言う事言うと信じてもらえんかもやけど、ヒロの事タイプやで?でもヒロ絶対もてるやろうからあきらめる」

    2006-11-19 04:18:00
  • 36:

    名無しさん

    美香が下をむいて少し落ち込んでいた。                              
    ・・・。あれ?・・・返事ない・・・                               
    ヒロの顔を見るとヒロは黙って美香の目を見ていた。

    2006-11-19 04:27:00
  • 37:

    名無しさん

    「今同じ事考えとった・・びっくりしたぁ」                            
    ヒロはそう言って笑った。                                                
    これがヒロとの出会い。

    2006-11-19 05:06:00
  • 38:

    名無しさん

    店の子達から騒がれなんだか自慢しまくってしまった。                                   
    ヒロはホストのオーナーと派遣会社の社長をしている。年は27で家はマンションに一人暮らし。昔はばりばりホストだったらしい。

    2006-11-19 05:22:00
  • 39:

    名無しさん

    がんばって?

    2006-11-19 09:27:00
  • 40:

    名無しさん

    「美香〜。ちょっといいかぁ?」                                             
    フロアーでタバコを吸いながら女の子達と話してる時マネージャーに呼ばれたのでタバコを消してマネージャーが座ってる席まで小走りした。

    2006-11-19 14:47:00
  • 41:

    名無しさん

    「なに?日払いいらんで?」                                   
    「ぷっ!…‥ちゃうわ笑!日払いなら安田(日払いとかレジ管理してる人、ニックネームやすぴー)に頼んでくれ。。今日ようさん客呼んでくれてありがとうな!助かったわ」                                         
    今日は四組美香指名が来てしかもみんな三回延長してくれた。美香にしては平日にしては上出来。けど美香はこの店で三番。上の二人はもっとすごい。けど今日は二人が休みだったので今日は美香が店で一位。

    2006-11-19 14:53:00
  • 42:

    名無しさん

    「あの人何才なん?めっちゃハイドに似てた!ハイドより男前やんなぁ!仕事は?」                                  
    「あの人27やで!見えへんやんなぁ!」                              
    「えぇっ?!まじで?絶対22くらいやと思ったわぁ!」                                               
    「仕事はホストクラブ経営と派遣会社経営やって。ホストクラブってクラブ7って」

    2006-11-19 15:35:00
  • 43:

    名無しさん

    「クラブ7ってばりばり有名やん!あのオーナーやったらかなり金持ちやろなぁ!」                                  
    ここら辺で一番有名な店。それがクラブ7だ。オーナーだから店には出ないらしいが美香の店の子で7に行ってる子も何人かは知ってる。

    2006-11-19 15:40:00
  • 44:

    名無しさん

    送りで家に帰りコンビニでかった唐揚げを頬張りながら今日来た客にメールをしてからヒロに絵文字いっぱいのメールをして、顧客ノートをつけてから風呂に入りその日は明日ネイルに行くので寝た。                                          
    美香は次シンプルなフレンチネイルをしたいのだ!

    2006-11-19 15:44:00
  • 45:

    名無しさん

    ――♪♪♪―――                
    電話で目が覚めた。時間は12時。寝呆けたまま電話をとる。                                             
    「はぁい」声がらがらやん。。美香。。                              
    「ごめん寝てたんちゃう?切るわぁ」ヒロの声で目が一気にさえた!

    2006-11-19 15:47:00
  • 46:

    名無しさん

    「いやっ、大丈夫!どうしたん?」なぜか正座。                                      
    「美香ってさぁ今日予定ある?仕事終わってから」                                     
    「仕事終わってから?三時くらいなるけど別にないよ?」

    2006-11-19 15:50:00
  • 47:

    名無しさん

    「お金とかの心配せんでいいから一緒に俺の店行ってくれへん?」ヒロからの言葉に営業の文字が浮かぶ。                                                
    「えっ?ヒロって店には出ないんやんな?なんでなん?」                                  
    「店には顔出す程度やねんけどマスターが今日誕生日やから行こうと思ってなぁ、無理ならかまわないねんけど。。あっ、営業とかじゃないから安心しいや!」

    2006-11-19 15:54:00
  • 48:

    名無しさん

    微妙な気持ちやけどヒロに会いたいがゆえに了解してしまった。                               
    電話を切り用意してからネイルサロンに行く。                                       
    「今日はどういったデザインにしますかぁ?」美香指名の店長さんは美人なうえにかなりのカリスマで雑誌にも店長がデザインしたネイルがばんばんのっている。

    2006-11-19 15:57:00
  • 49:

    名無しさん

    たくさん飾られているいろんなデザインのチップはどれも可愛くて派手。美香は「フレンチにしようと思ったけどやっぱ派手にする!お任せで!」                                          
    そう言うと店長がにっこりほほ笑み「美香さんにぴったりなデザイン考えてきたんでそれにしましょう!」                                    
    そう言いながら器用に作業を始めた。

    2006-11-19 16:00:00
  • 50:

    名無しさん

    「店長さんって彼氏いるんですかぁ?」通い初めて二年なのに初めてのしつもん。店長は作業しながら美香の話に答える。                                         
    「いますよぉ。もうだれだれですけど」                                          
    「いいなぁ〜。美香なんて毎日仕事ばっかでぶー男の相手ばっか。。つまんない」店長が苦笑いする。                          

    2006-11-19 16:15:00
  • 51:

    名無しさん

    二時間半から三時間が過ぎて美香の爪はかなり派手可愛になった。サロンから出て歩きながら新しい爪を見つめながら歩く。                                        
    ふぅ〜っ。疲れた。お茶でもしよっと。                                          
    適当にカフェに入り携帯をいじりながら爪をながめる。気分まで明るくなるもんだぁ。

    2006-11-19 16:46:00
  • 52:

    名無しさん

    客からわんさかわんさかメールが届いているので一件一件返信をしていく。                                      
    ヒロからもメールが届いていた。[今東京?今から新幹線に乗って帰るねん???新しいネイル写メ見せてなぁ]                                             
    ヒロは新しくまた会社をしたいらしく東京に朝1で行って夕方こっちに帰ってくるみたい。大変なんだなぁ。。

    2006-11-19 16:51:00
  • 53:

    名無しさん

    [はい??新しいネイルだよ???写メ張りつけてるから見てねぇ??美香も東京行きたいなぁ???いいなぁ]                                             
    写メを添付して送信してからタバコを吸った。なんだか肩がこりこり。。あと1時間後同伴客とご飯だからマッサージ行く時間ないしなぁ。

    2006-11-19 16:53:00
  • 54:

    名無しさん

    お茶を飲みながら軽く化粧直しをしてマネージャーに出勤のメールをしてからカフェを出て待ち合わせの場所に迎う。                                           
    今日の客は金持ち。                                       
    「こんばんわぁ。。」

    2006-11-19 18:19:00
  • 55:

    名無しさん

    「美香さん久しぶりやねぇ。元気してはったん?」「はい!美香めためた元気ですよ」                                 
    静かな廊下を女将と二人で歩きながら会話をしていると客の待ってる部屋の前で女将がノックして正座してからゆっくり襖をあけて頭を下げた。

    2006-11-19 19:24:00
  • 56:

    名無しさん

    襖の奥から客の姿が見え美香は笑顔で客を見ると客も笑顔を返してきた。                                       
    「どうぞ。お入りになってください」女将があけた襖から美香は中に入り客の向かいに正座してカバンを置いた。                                             
    「美香烏龍茶やろ?女将料理運んできてくれますか、」客がそう言うと女将は笑顔で返事をしてから襖をしめた。

    2006-11-19 19:29:00
  • 57:

    名無しさん

    「だいぶ待ったん?」美香はタバコの灰皿を見てそう言うと客は机の下から紙袋を渡してきた。                                         
    ブルガリの袋。                                         
    「プレゼントや。受け取ってもらえるか?」

    2006-11-19 19:31:00
  • 58:

    名無しさん

    美香の物欲は底無し。美香は自分でものを買ったりしない。全部もらい物。                          
    こんな事誰にも自慢できるわけでもなくただの自己満足。

    2006-11-19 19:39:00
  • 59:

    名無しさん

    美香の首にぶらさがっているネックレスに美香は恐れていた。                                
    この客は本当にお金持ちで美香の店にはもったいないクラスの客。美香は営業で付き合っている。遊び慣れてるこの客は気付いているだろう。それでもかまわないのは美香は所詮お飾りだからだ。

    2006-11-19 19:42:00
  • 60:

    名無しさん

    おもしろい?がんばって?

    2006-11-19 19:52:00
  • 61:

    名無しさん

    客と食事を済ませ、店に一緒に入るとまたいつものようにマネージャーが更衣室にやってきた。                             
    「美香!ありがとうなぁ!あっ、おきゃくさんあと二組すでに入ってるから急いでなぁ」                                            
    マネージャーが出ていくとすぐ店でナンバー1の美沙さんが入ってきた。

    2006-11-19 20:52:00
  • 62:

    名無しさん

    「おはよう☆」                             
    美沙さんはめちゃくちゃ綺麗で美香の憧れ。26才やのに若く見えるし色気もある。しかもすごい優しい。

    2006-11-19 20:54:00
  • 63:

    名無しさん

    「おはようございまぁす!」                                               
    美女すぎる眩しすぎる笑顔を見て美香は女やけどどきどきした。けどすぐホールに出て席を回った。

    2006-11-19 20:56:00
  • 64:

    主。です

    http://h.pic.to/8k734
                しおりです。写メ張りつけて臨場感あふれる小説にしたいです。

    2006-11-19 22:09:00
  • 65:

    主。◆tRd/QWYm5M

    いつものように仕事をこなした。                                 
    仕事が終わったのは2時で美香は仕事が終わってからすぐ化粧直しと髪を蒔きなおしていると、女の子が次々に更衣室でがやがや騒ぎながら着替え帰っていき美沙さんも着替え帰っていった。

    2006-11-19 22:16:00
  • 66:

    名無しさん

    「おつかれさまでしたぁ!」                                   
    フロアーでまだ残ってるボーイさんや女の子に挨拶をして店を出てすぐヒロに電話。ヒロは店の前にベンツで来ていたらしく美香が出ると車から出てきた。

    2006-11-19 22:18:00
  • 67:

    名無しさん

    「車乗って。お腹空いただろ?先ご飯でも行く?」                         
    美香は助手席に乗るとヒロもすぐさま運転席に乗り車が動く。ヒロ今日はスーツなんだ。。かっこよすぎだよ……。

    2006-11-19 22:20:00
  • 68:

    名無しさん

    飲み屋街の道をヒロの車が走る。フルスモークから見える人の景色が変な感じだ。今美香はヒロの車に乗ってるんだね……                                         
    「そのネックレスブルガリやんな?」                                           
    「え?あぁ。。うん。。似合う?」美香はヒロの横顔を見るとヒロは一瞬美香の顔を見てからうなずいた。

    2006-11-19 22:23:00
  • 69:

    主。◆tRd/QWYm5M

    ヒロイメージ                  
    http://h.pic.to/7mo60

    2006-11-19 22:30:00
  • 70:

    主◆tRd/QWYm5M

    車が着いたのは美香のリクエストの焼肉屋。朝の五時まで営業しているのだ。                                     
    店に入ると中から店長らしき人がヒロにペコペコして席まで案内してくれた。店にいる客ほとんどアフターっぽくてみんなヒロを見てる?ううん。。美香の姿も見てるよね!

    2006-11-19 22:34:00
  • 71:

    主。◆tRd/QWYm5M

    店長さんがヒロとひたすら話ながら肉を焼いてくれ美香はお腹が空いていたのでぱくぱく食べた。ヒロは少しずつ食べながら店長と話を楽しんでいた。                                        
    一通り焼いてから店長ははなれていきヒロと二人きりになった。                                           
    「美香ホストとか行った事ある?」ヒロの突然の質問に美香は驚いた。

    2006-11-19 23:02:00
  • 72:

    主。◆tRd/QWYm5M

    正直なところアフターで行った事はあったけど美香は苦手なんだ。                                          
    「ないよ?」美香がそう言うとヒロは「行かない方がいいで。俺の店やったら美香はいつ来てもお金とらんから」                                 
    ヒロは笑顔でそう言った。

    2006-11-20 00:21:00
  • 73:

    主。◆tRd/QWYm5M

    「行かないよ〜。。美香行くときはヒロと行く」                                      
    美香がそう言うとヒロは優しく微笑みながらうなずいた。ヒロ?美香はねホストなんて行かないよ?

    2006-11-20 00:29:00
  • 74:

    主。◆tRd/QWYm5M

    「今度一緒に東京行く?」                                    
    そう言ってきたから美香は元気よくうなずいた。                          
    美香はヒロの事もうすでに大好きだよ。

    2006-11-20 01:39:00
  • 75:

    主。◆tRd/QWYm5M

    http://j.pic.to/809hu

    2006-11-20 01:42:00
  • 76:

    主。◆tRd/QWYm5M

    「付き合う?ってまだ早すぎかぁ笑」                               
    ヒロの言葉に美香はうれしくて「うん!美香ねヒロ大好きだもん彼女になりたい!」

    2006-11-20 02:00:00
  • 77:

    主。◆tRd/QWYm5M

    車が信号待ちの為停車と同時にヒロが美香の顔を見つめ、                                              
    「俺一目惚れとか本間初めてやったねん。見た目とかじゃなくて雰囲気。。ってか今日からよろしく」                                      
    ぎゅっ。握手。

    2006-11-20 02:07:00
  • 78:

    主。◆tRd/QWYm5M

    ヒロと付き合う事になった。ヒロの言葉は美香疑わなかったんだ。不安がないわけじゃないけどね、美香も一目惚れだったからかな。                                                
    ヒロが美香の手を握ってくれた温度がなぜだろう何だか妙に落ち着いたから。

    2006-11-20 02:10:00
  • 79:

    主。◆tRd/QWYm5M

    「本間に彼女おらへんの?美香遊ばれるんいやや」そう言うとヒロは笑った。                                     
    「そんな年ちゃうから安心しい!現役ん時はもてもてやったけど今はそんなん興味ないねん!俺の方が心配やわ!貢ぎもんばっかつけとうし!まぁええけどな!」

    2006-11-20 02:26:00
  • 80:

    主。◆tRd/QWYm5M

    美香は言い返せなかった。だって貢ぎ物ばっかりだったから。                                                        
    ヒロは攻めなかった。それに対して何も言わなかった。                                   
    ヒロはきっと大人なんだ。

    2006-11-20 02:40:00
  • 81:

    名無しさん

    車は駐車場に停まりエンジンをきった。                                          
    「ほい。着いたよ」美香は車から下りるとヒロも車からおりドアを閉めた。                          
    「おつかれさまです!」近くから数人の声が聞こえてびっくりしているとヒロが美香の背中を優しく押し美香はどきどきしながら歩く。

    2006-11-20 02:43:00
  • 82:

    名無しさん

    明かりとともに見えた数人のホストはヒロに向かってそう言っていた。ヒロは「はいおつかれさん。久々やなぁ。。店どないや?」                         
    歩きながらそう言うと数人のホストはぞろぞろと歩きながら「はい!今満席です!」

    2006-11-20 02:46:00
  • 83:

    名無しさん

    真っ白なビルのエレベーターに入り従業員の一人がボタンを押す。                                          
    美香はヒロの隣で黙っていると一人のホストの子と目が合った。                                           
    「俺の彼女の美香やで。よろしくな」ヒロがそう言うと中にいた従業員の子達が美香に向かって挨拶した。

    2006-11-20 02:49:00
  • 84:

    主。◆tRd/QWYm5M

    初めまして???書き込みしてくださった方ありがとうございまぁす???主。です!                                 
    えっと、フィクションですがリアルになるように色々工夫した作品にしたいです!けどなかなか下手っぴな文章とかですんません。。                                    
    いつも読む側だったので何か書き込みとかかんなり嬉しい!

    2006-11-20 02:59:00
  • 85:

    名無しさん

    店の前にはスタンドの花がずらりと並んであり、従業員がドアを開けるとずらりとスタンド花が並んでフロアーまでつづいて中はかなり騒がしく美香は驚いた。                                                
    「っらっしゃいませぇい!!!」                                             
    気合いのある声で店内じゅうが響き渡る。ヒロの姿を見て店内の客達が騒ぎだす。

    2006-11-20 04:12:00
  • 86:

    名無しさん

    ヒロに付いていき一番奥の広い席に座る。                             
    視線を感じるが気にせずヒロの隣に座ると真っ白なスーツを着たホストが真っ先に走って席に付いた。

    2006-11-20 04:16:00
  • 87:

    名無しさん

    「美香ジュース飲みたい。ピーチジュース」                                        
    「かしこまりました!」店長の隣に座っていたホストがすぐさま走ってカウンターの方へ向かった。

    2006-11-20 04:21:00
  • 88:

    名無しさん

    店は広くて大体だが20人くらいはホストがいる。お客さんはシャンパンを飲んだりしている。お祭騒ぎだ。                                    
    「わざわざありがとうございます!」「おう、気にせんと席周りしてこい。あっ、紹介するわな。俺の女の美香」                                             
    ヒロがそう言うと「初めまして!店長やらさしてもらってる誠二です」挨拶をされ美香は思わず頭を下げる。

    2006-11-20 04:26:00
  • 89:

    名無しさん

    「美香、ちょっと席周りしてくるわな。挨拶しとかなあかんから。誠二ちょっと美香と話してて」                                        
    ヒロは飲み物を一口飲んで席をたって違う席に挨拶しに行った。

    2006-11-20 04:28:00
  • 90:

    名無しさん

    ぽつんと一人でピーチジュースを飲んでいると誠二が話はじめた。                                          
    「ホストとか行かないでしょ?」「え?あぁはい。」                                                
    会話も少ししていたら、すぐヒロは美香のところに戻ってきて美香の頭を撫でた。「誠二行ってこい。頑張れよ!」それを聞くと誠二は挨拶してから違うホストと席を代わるようにまた違う席に行った。

    2006-11-20 04:38:00
  • 91:

    名無しさん

    一時間くらいしてから店を出て、ヒロの車に乗った。                                    
    「ごめんな付き合わせて。帰ろっか!家どこ?」                                      
    美香はまだ帰りたくないけどもう五時。さすがにおねむだ。家の場所を告げ、車は美香の家に走る。

    2006-11-20 04:42:00
  • 92:

    名無しさん

    「美香?」                                           
    車を運転しながらヒロが話かける。美香は「ん?」と聞き返す。                                           
    ぎゅっ。

    2006-11-20 05:06:00
  • 93:

    名無しさん

    ヒロの手が美香の手を握った。胸がきゅんとする。                                                 
    「美香の事、大事にするから」                                                                                                          
    美香はなぜか泣きそうになった。黙ってうなずく事しかできなかった。

    2006-11-20 05:11:00
  • 94:

    名無しさん

    車が美香のアパートの前につき、ヒロが車を止めた。                                    
    「美香の都合いい日教えてなぁ。。デートしたいから」つないだままの手をはなしたくなかったけど、離してかばんを持った。                                       
    「メールする。送ってくれてありがとう。おやすみ」

    2006-11-20 05:19:00
  • 95:

    名無しさん

    車を下りようとした時、ぐいっと腕をひっぱられ美香は気付けばヒロに抱き締められていた。                              
    強く優しくあったかくヒロの腕の中。抱き締める力が強くなると美香は泣きそうになる。                                
    「好きやで?離したくない。。」

    2006-11-20 05:22:00
  • 96:

    主。

    http://j.pic.to/72pxa
                

    2006-11-20 05:23:00
  • 97:

    名無しさん

                                        
    パタン。。                                           
    家のドアをしめ鍵をかけ美香は床にぺたんとしゃがみこんだ。                                                        
    あんなにどきどきしたのは初めてにちかい感情だ。。キスもしてないのに。。。胸がきゅんとする。

    2006-11-20 05:31:00
  • 98:

    名無しさん

    信じて大丈夫だよね?                          
    不安に思っていると携帯がかばんの中でなった。                                      
    ヒロからメールだ。                           
    http://f.pic.to/6h07m

    2006-11-20 05:43:00
  • 99:

    名無しさん

    自然と顔が微笑む。こんなあたしでも、本命とかなれるのかな。                               
    なれるよね?うん。なれる!                                               
    立ち上がり返事を送る。

    2006-11-20 05:45:00
  • 100:

    名無しさん

    http://d.pic.to/94ll4
                            
    送信してからお風呂に入り、眠いのでそのまま眠りについた。

    2006-11-20 05:53:00
  • 101:

    主。◆tRd/QWYm5M

    今日はここまでぇです???                                               
    また明日!っていうか今日!

    2006-11-20 05:56:00
  • 102:

    名無しさん

                            
    起きたら三時をすぎていた。とりあえず久々に布団を干して客からのメールの返信をした。                                           
    ヒロから着信があったのでひととおり客にメールしてから電話した。

    2006-11-20 13:32:00
  • 103:

    名無しさん

    『おっはよ〜!今起きた?』                                               
    ヒロは外にいるみたいでがやがや騒がしかった。                                      
    「おはよ〜☆さっき起きたよ〜。。ヒロ早起きやなぁ。。今外?」

    2006-11-20 13:35:00
  • 104:

    名無しさん

    『そうやでぇ。今会議しとったねん!美香は今日同伴かぁ?』                                
    「今日は予定ないよ〜☆普通に八時出勤でぇす」                          
    『本間かぁ〜☆晩飯でも行くかぁ?俺今神戸やから今から戻るから六時くらいに美香の家いけるけど』

    2006-11-20 13:41:00
  • 105:

    名無しさん

    「今から用意するねぇ☆また近くついたら電話ちょうだい」                                                         
    ヒロとの電話を切りいそいで用意を始めた。今日会えるなんて思ってなかったからかなり嬉しい!                                        
    髪は今日はアップにした。頭に小さなティアラを乗せてキラキラスプレーをふって、香水をつけてきょうは赤のワンピース。

    2006-11-20 14:18:00
  • 106:

    名無しさん

    夕方六時。客からのメールを返信してマナーモードにしてから家をでると外にヒロの車が停まっていた。

    2006-11-20 14:23:00
  • 107:

    名無しさん

    車に乗ると「行こうかぁ」ヒロがそう言って車が動きだす。                                 
    辺りはすっかり暗くなっている。車の中では洋楽が流れていて美香はタバコに火をつけた。                                           
    ヒロは今日もスーツ姿。けどかっこよすぎ!美香はどきどきしていた。こんなかっこいい人が彼氏だなんて!

    2006-11-20 14:50:00
  • 108:

    名無しさん

    「何食べたい?」                                        
    「う〜ん。。美香和食がいいなぁ!ヒロは?」                                                   
    「ん?俺?俺は何でもいいからなぁ〜。。和食なぁ!りょうきちぃ」                                                     
    車は大きなとおりに出た。忙しくその道をたくさんの車が走る。ヒロは美香の手を握った。

    2006-11-20 14:54:00
  • 109:

    名無しさん

    優しくあったかいヒロの手が美香は大好き。                                        
    信号待ちで車がゆっくり停まるとヒロは周りをきょろきょろしてから美香をぐいっと引き寄せ

    2006-11-20 14:55:00
  • 110:

    名無しさん

    ・・・!・・・                                                     
    鼻先にキスをして「美香可愛すぎてしてもた笑」優しく微笑みながらそう言ったから美香は顔が真っ赤になった。

    2006-11-20 14:57:00
  • 111:

    み-

    初めから読んでるよッ?めっちャおもしろいわあ?主サン頑張ってね??

    2006-11-20 15:33:00
  • 112:

    名無しさん

    美香がヒロを見上げながらそう言うとヒロは優しく微笑みながら                               
    「女の子らしくていいやんか」                                              
    そう言った。

    2006-11-20 15:37:00
  • 113:

    名無しさん

    ヒロがつれてきてくれた店は美香が何回か同伴で来たことのある日本料理屋さん。個室があって、ヒロと一緒に個室に入った。                           
    「すいません。烏龍茶二つとりあえずお願いします」おしぼりで手をふきながらヒロが店員に言うと店員は笑顔で「かしこまりました」そう言って部屋から出ていった。

    2006-11-20 15:45:00
  • 114:

    名無しさん

    ヒロはタバコに火をつけ、煙をゆっくり吸い、吐き出しながら美香を見た。                                      
    http://d.pic.to/85d3g
                                                    
    「仕事いつからしてんの?」ヒロの質問。

    2006-11-20 15:51:00
  • 115:

    名無しさん

    「18からやで。。ヒロはホストいつやっとったん?」                                    
    「俺?18から24まで。本間きつかったわぁ〜毎日酒酒酒!って感じで。こんなん言うたらどん引きかもやけど客と営業で付き合って、Hやったりとかもあった」                                                
    美香は別に引かなかった。だって今の美香もそうだからだ。

    2006-11-20 15:54:00
  • 116:

    名無しさん

    ハイド好きの
    オタクが書くような
    小説やなぁ
    画像載せるて?
    まぁおもろいし
    頑張って?

    2006-11-20 15:55:00
  • 117:

    名無しさん

    「ホストって大変なんやぁ。。。その時彼女とかは?」                                               
    「ん?おらんおらん!女ってな金ってなっとったから。。天狗にもなっとったし、貢ぎもんに囲まれた生活。今考えたらまぁそれもありやねんけどな、そんだけ魅力があったんやし!」

    2006-11-20 15:58:00
  • 118:

    主。◆tRd/QWYm5M

    はい!ハイド大好きです!風景とかどんどん話に合わせてのせていくんでどん引きしながら読んじゃってください???                              

    2006-11-20 16:02:00
  • 119:

    名無しさん

    今の美香と何か考え似てる。。ヒロが現われてちょっと考えかわったけど。。                         
    テーブルに並ぶ料理を食べながらヒロは色々話してくれた。

    2006-11-20 16:07:00
  • 120:

    名無しさん

    「美香の将来の夢は?」                                                 
    ヒロからの質問。美香は一瞬戸惑った。                              
    ―――夢?――――                                       
    美香は夢なんて考えない。。

    2006-11-20 16:09:00
  • 121:

    名無しさん

    「今はない。。」                                        
    美香がそう言うとヒロは切なく微笑んだ。                                         
    「昔の俺と美香は似てる気がすんねん。美香を初めて見たとき何かさぁ、めっちゃ人通りが激しい広場で一人空見上げてたやん?見た目ばりばり派手やのに何か淋しそうやった」                                        
    客と待ち合わせしてた時や。。美香は思い出しうなずいた。

    2006-11-20 16:57:00
  • 122:

    名無しさん

    「客はすぐ好きとか言ってきて、すぐ体求めてきて、好きとか言ってるわりにこっちの都合なんて関係なく自分の要求だけばんばん固めてぶつけてきて、所詮飾り程度にしか思ってもらえなくて、電話に出なかっただけでがみがみうるさいし。。まぁそれで飯食えてたからいいねんけど、本間に遊ばれてるのは自分なんやって気付いた時ショックやった」                                             
    「今の美香と似てる」                                      
    ヒロと目が合う。「美香いっつも二番で、お飾り程度にしかおもってもらえなくて、本気になるのが恐くてお金で割り切ってきた。本間は本気になんのが恐いだけ。。けどヒロは信じる」

    2006-11-20 17:07:00
  • 123:

    名無しさん

    こんな事言ったら引かれるかもしれない。                             
    そんな不安なんでか分からないけど全くなかった。                         
    http://h.pic.to/7oimw

    2006-11-20 17:13:00
  • 124:

    名無しさん

    「俺は美香の気持ちさえあれば充分やから。自分が水商売やってきたから本間に辛さ分かるし、営業で付き合ったりせなあかんのも分かる。美香とは出会って間もないけどなインスピレーションで決まったりするとこあるやん??時間なんて関係ないって思えたし。俺は美香が俺の一番やから!絶対一番やから!安心して仕事頑張ってほしい。。。美香が疲れてもうくたくたになってこれ以上無理やと思った時、水あがればいいから。俺美香の面倒みるから」

    2006-11-20 17:40:00
  • 125:

    名無しさん

                                        
    ぽろ。。。                               
    涙があふれた。自然と。。                                    
    ヒロの真っすぐな目に何一つ曇りがなく美香の心の壁をぶちやぶって美香の中に入ってきた言葉って美香が一番ほしかった言葉だったから。

    2006-11-20 17:42:00
  • 126:

    名無しさん

    「俺が美香を世界一幸せにするから、ついてきてな!」                                   
    ヒロは美香の隣に来て美香を抱き締めてくれた。                          
    個室の外ではがやがやにぎやかな声が飛びかっていたが美香はヒロのあったかさに包まれた。

    2006-11-20 17:47:00
  • 127:

    名無しさん

    食事が終わり車に乗り夜の町を走る。                                           
    ヒロは美香の手をずっと握っていてくれた。                                        
    「今から仕事かぁ。。頑張りやぁ☆今度みんなで行くわな。」                                            
    車が店近くに着きヒロが美香の頭をなでながらそう言った。

    2006-11-20 21:03:00
  • 128:

    名無しさん

    いつまでも居れないので美香は車から下り駆け足で店に向かう。店があるビルの前で振り返ったらヒロの車は見えなくなっていた。                                     
    「美香?」                                                       
    すぐ近くから呼ばれ声のする方を見ると美香指名の客が歩いてきた。

    2006-11-20 21:07:00
  • 129:

    名無しさん

    「あぁ!こんばんわぁ☆」ちょっと焦ったがすぐさま営業の顔に早変わり。                          
    「何回も電話したのにぃ。。なんかあったんかと思った。一緒に入ろうか」                                      
    当たり前のように美香の手を握ってきた。ヒロとは違う手の感触に体が拒否しそうになるが押し殺す。

    2006-11-20 21:11:00
  • 130:

    名無しさん

    「ごめんごめん。。!美容院に行ってたねん。。」                                     
    客と一緒に店に入り、美香は更衣室に行った。                                       
    携帯をひらくと何件も客からの着信が残って、メールまではいっていた。

    2006-11-20 21:14:00
  • 131:

    名無しさん

    ため息をつきながらメールを開き適当に返信をしてからメイク直しをして髪を巻きなおした。                                          
    お決まりのマネージャーからのお礼。。壁にかかってある指名グラフ。客からの干渉メール。

    2006-11-20 21:17:00
  • 132:

    名無しさん

    たまに起こるこの感情                                      
    【何やってんだろう】                                      
    すべてから解放されたくなるけど美香はその度言い聞かせてきた。お金は裏切らないって。                               
    「あれ?美香?わぁ!アップめっちゃ似合うやん!」店で仲良しの理沙が出勤してきた。

    2006-11-20 21:27:00
  • 133:

    名無しさん

    「おはよ〜☆理沙久々今度カラオケ行こうや!」                          
    理沙は興味津々に美香の髪を触りながら「おぅ!いこいこ!あっ、あんたの客シャンパンおろしとったで?バブリー君やな」

    2006-11-20 21:29:00
  • 134:

    名無しさん

    「はぁ?まじで?きっしょ!朝っぱらから飲みたくないわ」                                             
    グロスを塗りながら美香が言うと理沙は着替えながら笑った。                                            
    「またあとでなぁ☆行ってきまぁ!」「おぅ!美香がんば!」

    2006-11-20 21:32:00
  • 135:

    名無しさん

    ホールに出るとマネージャーが駆け足で万遍の笑みで美香に近づいてきた。                                      
    ホールで待機してる女の子達に美香は手をふってあいさつ。                                             
    「美香ぁ!ナイス!ありがとうなぁ!シャンパンおりたわぁ!」「美香飲みたくないし…‥」ヘルプについてくれた子が美香と交替。歩きながらマネージャーが耳打ち。「最近毎日同伴本間ありがとうな!」

    2006-11-20 21:35:00
  • 136:

    名無しさん

    「いえいえ☆」                                         
    「美香さん入ります!」マネージャーが声をあげる。美香は客の席に座る。ホールには美沙さんと舞さんが接客していた。1位と2位の二人だ。

    2006-11-20 21:40:00
  • 137:

    名無しさん

    「やぁん☆シャンパンやぁ!美香飲みたい!」甘えた声で美香が言うと客は万更でもない顔をしながらうなずいた。                                            
    客のどうでもいい話に耳を傾け、うなずき、笑う。どれだけ嫌だと思っていようが関係なく笑顔になれる。

    2006-11-20 21:48:00
  • 138:

    名無しさん

    いつものように仕事をこなした。                                                         
    12時くらいにちょっと時間があいたのでメールをひらくとヒロからメールが届いていた。                                                        
    http://g.pic.to/7qrij

    2006-11-20 22:00:00
  • 139:

    主。◆tRd/QWYm5M

    今日はここまでです?              

    2006-11-20 22:03:00
  • 140:

    チコ

    続き楽しみにしてますね(^0^)

    2006-11-20 22:26:00
  • 141:

    主。◆tRd/QWYm5M

    時間があるので書きます。

    2006-11-20 23:18:00
  • 142:

    名無しさん

    返事をカチカチ打ってる時に                                   
    「美香ぁ〜☆早く席もどろ〜☆」酔っ払った理沙が無理矢理美香の携帯をうばいとってカウンターに置き美香の腕をひっぱって席へ歩いた。                                             
    店は満席。さわがしく酒とたばこの匂いが店をつつんだ。

    2006-11-20 23:29:00
  • 143:

    名無しさん

    スローモーションで駆け巡るホールの姿。                                         
    手を叩き笑う女の子に楽しそうに話す客。                                         
    まるでぺらぺらと本をめくるようにゆっくり動いていく。

    2006-11-20 23:32:00
  • 144:

    名無しさん

                                                                            
    ―――いつまで―――――                                                            
    ―――何のために――――                                                            
    ―――仕事してる?――――                                                           

    2006-11-20 23:34:00
  • 145:

    名無しさん

    ・・・か・・・                             
    み・・・か・・・                                        
    「美香?」                                                       
    理沙に呼ばれて我にかえる。

    2006-11-20 23:36:00
  • 146:

    名無しさん

    スローモーションだった風景が一気に音をだし動き始めた。                                 
    視界に映る華やかな景色。客は楽しそうに話していた。

    2006-11-20 23:38:00
  • 147:

    名無しさん

    理沙が笑いながら美香の顔を見て心配そうにうなずき灰皿を指差した。                                        
    美香はお客の話に参加しながら灰皿を変え、理沙に目でお礼を告げると理沙は一瞬眉毛をあげ唇で

    2006-11-20 23:43:00
  • 148:

    名無しさん

    ドウイタシマシテ                                        
    と唇を動かし、すぐさま客の笑い声と重なるように手を叩き笑った。

    2006-11-20 23:46:00
  • 149:

    名無しさん

                                        
    パタン。                                            
    仕事が終わり家に着きドアをしめ歩きながら服を脱ぎアクセサリーや時計をテーブルに置き下着のまま髪にとめてあるヘアピンをはずし手で髪とかしながら携帯を開きメールチェックしながら冷蔵庫からミネラルウォーターを取出しおしりで冷蔵庫の扉をしめる。

    2006-11-20 23:52:00
  • 150:

    名無しさん

    ソファに腰掛けながら全部読み切り携帯をテーブルに置きそのままシャワーをあびた。                                             

    2006-11-20 23:57:00
  • 151:

    名無しさん

    化粧水と乳液をつけてからヒロにメールをした。                          
    http://g.pic.to/7qldn
                                        
    そして疲れたので寝ることにした。

    2006-11-21 00:14:00
  • 152:

    名無しさん

    美香の両親は美香が小学三年の時に離婚した。                           
    あまり思いだしたくもない。灰色の過去。                                         
    理沙にさえ本当の過去は言っていない。

    2006-11-21 00:35:00
  • 153:

    名無しさん

    みんなには美香は金持ちの娘でやさしい両親に育てられたが自立するため自分で仕事をしていると言っている。                                              
    美香の家は父親の不倫、家庭内暴力。。毎日泣いている母、ぼろぼろの家の中、そんな日々。美香は神経的に参り頭がはげた。                           
    母が家を出ていき内心ほっとしたし父はやさしくなった。

    2006-11-21 00:39:00
  • 154:

    名無しさん

    一戸建の家に父と二人。学校ではいじめられはじめていた。理由は母親がいないこと。                                             
    美香は淋しくて毎日泣いていた。毎日。やさしかった母親はキッチンにもいなく、一人で家のドアをあける時の家の中から伝わるひんやりとした空気と静まり返った部屋。

    2006-11-21 00:42:00
  • 155:

    名無しさん

    何をすりにも父から言われたことば                                
    「うちは普通じゃないんだから我慢しなさい」                                       
    気付けば中学になっていた。新しい母親が連れ子をつれて美香の母になったのが一年の時。

    2006-11-21 00:46:00
  • 156:

    名無しさん

    「美香ちゃんのお姉ちゃんの友美よ」                                           
    あいさつしたのは新しい母親が家に越してきた時。美香のママの家具はまるでがらくたのように引っ越し屋が外へ運び捨てられた。                         
    “美香が大きくなったらこの洋服タンスあげようね”

    2006-11-21 00:49:00
  • 157:

    名無しさん

    家から運びだされる真っ白なフランス製の洋服ダンスが視界に映しながら思い出した。                                 
    あの時もそう。すべてがスローモーションになった。父は新しい母と新しい娘と仲良く笑いながら話、引っ越しやはママの洋服ダンスがあった場所に新しいタンスを入れ、美香はただただ自分の部屋から外を眺めてたんだ。

    2006-11-21 00:58:00
  • 158:

    名無しさん

                                        
    パチ。                                 
    目が覚めた。携帯で時間を見ると昼過ぎになっていた。                                               
    なぜか涙がながれていた。昔の夢を見たせいだろうか。

    2006-11-21 01:01:00
  • 159:

    名無しさん

    過去は過去!もう封印したんだし思いだしたくもない!                                   
    好きなCDがコンポから心地よく流れ美香はタバコに火をつけた。

    2006-11-21 01:04:00
  • 160:

    名無しさん

    ―――♪♭♪――――                                      
    携帯が鳴り、画面を見るとヒロからだった。

    2006-11-21 01:07:00
  • 161:

    名無しさん

    http://k.pic.to/75jnn
                                        
    「はぁい。。おはよう」                                     
    電話の向こうはがやがや騒がしかった。あっ、そうか東京なんだ。。

    2006-11-21 01:12:00
  • 162:

    名無しさん

    『っはははっ!おはよ〜!今起きたとか?』                                                    
    「んー。。今起きたぁ。。ヒロは東京?」                                                     
    『おぅ!今なぁ、銀座近く!』

    2006-11-21 01:16:00
  • 163:

    名無しさん

    銀座?銀座で何してんやろぅ。。                                                         
    「いいなぁ〜。美香も行きたかったぁ。。やっぱ行きたかったぁぁ」『やっぱって…‥行く気だったのか?なら言ってくれたら「言えばよかったぁぁぁ!」                                      
    『美香、人の話は最後まで聞こう「あ〜あ!つまんない!早く会いたいよぉ〜!今から行こうかなぁ。。あっでも今日は同伴。。。う〜ん行こうかなぁ!」

    2006-11-21 01:23:00
  • 164:

    名無しさん

    『っぷーはっはっはぁ!美香おもしろすぎ!』えっ?なんで?なんでおもしろいん?                                              
    『明日帰るからぁ、帰ったら一番に会いに行くからぁ、同伴頑張れよ』                            
    ヒロのそのことばにほっぺが熱くなった。。

    2006-11-21 01:30:00
  • 165:

    名無しさん

    携帯を切り、携帯にキスをしてから机に携帯を置きカーテンを開け窓を開けてベランダに出た。                                         
    ん?                                  
    どこからともなくシャボン玉が空にむかってふわふわと飛んでいく。                                         
    http://f.pic.to/6sfji

    2006-11-21 01:37:00
  • 166:

    名無しさん

    封印した記憶が瞬きとともに少しよみがえる。                           
    “わぁ美香上手にシャボン玉できたねぇ”     “うん!ママもやってみる?”          “ママはいいから美香やりなさい”                                            
    過去の記憶は美香の中で美化されつづけている。。

    2006-11-21 01:42:00
  • 167:

    名無しさん

                                        
    さぶっ。。風が美香の髪をとおりぬけ思わず身震いしたから部屋にはいった。                                                 
    営業メールを一通りして仕事の準備をした。

    2006-11-21 01:45:00
  • 168:

    ??

    読んでます?美香?頑張って完結させてね??〃

    2006-11-21 03:01:00
  • 169:

    名無しさん

                                        
    パッパーン……                                                     
    行き交う道路の横を一人で歩く。みんなとは逆方向に。                                   
    派手な髪型。派手な化粧。見るからに美香はお水。

    2006-11-21 03:29:00
  • 170:

    名無しさん

    ヒールの音を鳴らしツカツカ歩く。ウインドー越しに映る自分の姿に目が行く。毎日毎日美香は何やってんだろう                                             
    考えていても美香はしっかり待ち合わせの場所に行き客に笑顔を振りまく。

    2006-11-21 03:33:00
  • 171:

    名無しさん

    客と一緒に町を歩く。「今日行く店なぁ、前見つけてん!」嬉しそうにはなす客に美香は笑顔で喜ぶ振りをする。                                             
    すれ違う人の目が何だか今日はやけに突き刺さる。カップルだとか思われてないよね?絶対いやだ!ヒロが彼氏だもん!…‥彼氏…‥だもん…‥

    2006-11-21 03:36:00
  • 172:

    名無しさん

    華やかな夜の街頭が灯る間美香は華やかな仕事をこなした。                                             
    ヒロからのメールはなくて、少し不安になったが不安になる暇がないくらい客からのメールがはいっていたので適当に返して布団なもぐった。

    2006-11-21 03:49:00
  • 173:

    名無しさん

    ピーンポーン                                          
    ♪♪♪♪                                            
    携帯と同時に家のチャイムが鳴って目覚めた。ヒロからの着信だ。ピーンポーンとりあえず携帯の受話ボタンを押してから家の覗き穴から外を見た。

    2006-11-21 03:54:00
  • 174:

    名無しさん

    「もしもし?えぇっ?あれっ?」美香がこんな話し方になったのは覗き穴の向こうに私服姿のヒロがいるからだ。                                             
    『おっはぁ〜!』慌てて鍵をあけドアを開ける。耳に電話をあてたまま。

    2006-11-21 03:57:00
  • 175:

    名無しさん

    外の光と同時にヒロが視界に入り意味が把握できない。                                               
    「美香すっぴん可愛いなぁ☆」そのことばと同時にヒロが美香を抱き寄せた。ドアがゆっくりしまる。。携帯は通話したまま。

    2006-11-21 04:02:00
  • 176:

    名無しさん

    「ただいま」やさしい声でヒロは強く抱き締めた。                                     
    部屋の番号何で分かったのかとか、いつ帰ってきたのとか、聞きたかったけどヒロが今ここにいる事が嬉しすぎて美香はヒロの腕の中でヒロの胸に唇をくっつけた。

    2006-11-21 04:06:00
  • 177:

    名無しさん

    ドアの鍵を締め、携帯を切りヒロと二人ソファに座る。っていうかすっぴんとかばり恥ずかしいし!                                       
    「俺すっぴんのほうが好き!パジャマ姿まじ可愛いなぁ」

    2006-11-21 04:12:00
  • 178:

    名無しさん

    カーテンのしまった少し薄暗い部屋に二人きり。                                      
    ヒロはすっぴんのパジャマ姿の頭ぼさぼさの美香を可愛いと言い抱き締め美香はヒロの首に腕を回しヒロは美香のブラジャーをしていない背中に手をまわした。                                    
    天井を見上げると美香が暗やみでも淋しくないように頑張ってはった☆の光るシールがまるで夜空のように輝いていた。                              
    http://h.pic.to/95jk4

    2006-11-21 04:18:00
  • 179:

    名無しさん

    二人きりの空間。                                        
    ヒロの手に力が入り美香の胸がヒロの胸とひっつく。                                                
    胸がきゅんとなる。

    2006-11-21 04:20:00
  • 180:

    名無しさん

    ヒロの唇が美香の耳たぶに当たり、ほっぺに当たり、鼻先にあたり、まぶたに当たり                                  
    唇に当たり、何回も何回も軽く重なりだんだん激しくなる。                                             
    背中に回した手は背中を上下に行ききして美香の頭をやさしく撫で美香は胸が熱くなった。

    2006-11-21 04:24:00
  • 181:

    名無しさん

    美香の体はだんだん力がぬけ息があがるのが分かった。溶けそうなキス。                           
    「美香?」                                           
    美香はヒロの目を見るとヒロはやさしくほほ笑みおでこにキスしてからまた美香の目をまっすぐ見つめ                                                  
    「愛しとうで」

    2006-11-21 04:27:00
  • 182:

    名無しさん

    そう言って美香を強く抱き締めた。                                            
    美香は泣きそうになりながらヒロを強く抱き締めた。                                                
    そしてヒロは美香を抱いた。やさしく愛のあるセックス。

    2006-11-21 04:38:00
  • 183:

    名無しさん

    ヒロは終わったあとも美香をやさしく抱き締めキスを続けた。美香はヒロの腕の中で幸せを感じていた。                                     
    「なぁ、美香?」「ん?」                                                
    「俺さぁ施設育ちやねん」

    2006-11-21 04:44:00
  • 184:

    名無しさん

    美香の目がヒロの腕の中で見開き、すぐ目を閉じた。                                    
    「そうなんやぁ。。」                                      
    「俺人本気で好きになったりするのが今までなくて、美香が初めてやねん。」                         
    美香もだよ?                                          
    「俺、何の為に生きてるのかずっと分からなかったねんけどたぶん美香に会うためやったんやろな」

    2006-11-21 04:48:00
  • 185:

    名無しさん

    「ヒロ?」                                           
    「ん?」「美香もそう思う」                                   
    美香がそう言うとヒロは悲しく切なく微笑んでから美香を抱き締めた。

    2006-11-21 04:50:00
  • 186:

    名無しさん

                                        
    「汚いなぁ!ちゃんとしなさいよ」初潮になたのは中二の時、美香はナプキンの仕方も分からなく、教えてもらう事すらできなくてパンツに血がついていてシーツにも血がついていた。                                     
    父さんがいなくなると母さんは人が変わり美香を邪魔あつかい。

    2006-11-21 05:00:00
  • 187:

    名無しさん

    バサッ                                 
    床になげつけられた生理用品が散らばる。「付け方分かるやろ?シーツ自分で洗ってから学校行ってね」                         
    バタン                                             
    美香は悔しくて泣いた。。

    2006-11-21 05:02:00
  • 188:

    名無しさん

    ママなら、美香の事抱き締めて「大丈夫よ」と言ってくれるのに。。                             
    こんな家、いやや。。。                                     
    また過去が少しよみがえり、気付けば美香は泣いていた。

    2006-11-21 05:04:00
  • 189:

    名無しさん

    「どうした?美香?」美香の異変に気付きヒロが美香の顔を見ようとするが美香はヒロに抱きついて顔を隠す。                                  
    ヒロは美香を抱き締め頭をなでながら「大丈夫やからな」そう言い続けた。                                      

    2006-11-21 05:07:00
  • 190:

    名無しさん

    「美香汚い?」不安になりヒロに聞くと                              
    「あほか!美香は全然汚くないわ!美香のうんこまで愛せるわ」ヒロはそう言ったから美香は余計泣いた。                                    
    ママに会いたい。。。会いたいよぅ。。。

    2006-11-21 05:10:00
  • 191:

    名無しさん

    ヒロの背中には大きな翼のタトゥがあり、自由を求めていた事が痛い程伝わった。                                   
    ヒロのきめ細かい肌に似合うタトゥ。指でそっとなぞるとヒロは美香のほうを向き美香の体をやさしく抱き寄せた。

    2006-11-21 12:27:00
  • 192:

    名無しさん

    自由に空を飛べたらきっとヒロはこんな世界にはいやしなかった。                              
    普通ならださいし馬鹿にしてしまうような大きな羽を彫ったヒロ。痛いほど似合ってるよ。                                           
    背中の無数の傷や火傷の跡はタトゥによって見えにくくなっていた。

    2006-11-21 12:40:00
  • 193:

    名無しさん

                                        
    ヒロの携帯と美香の携帯。ずっと振動していた。                          
    それを拒むように抱き合い絡まり合い美香の頭は真っ白に何度もなった。ヒロからの愛撫やピストンは美香の体や肌を刺激しすぎる。                                    
    慣れてるんだろうなと頭の隅で考えたらヒロは美香の目を見て、美香と目が合えばやさしくほほ笑みまたはじめる。

    2006-11-21 12:45:00
  • 194:

    名無しさん

                                        
    夕方前、美香はヒロとお風呂に入った。湯槽に二人で入り、ヒロはタオルを湯槽に浮かせ「タコつくったろ」そう言ってタオルの真ん中以外手で包むようにお湯に沈めるとタコの頭のように真ん中だけ空気をふくんで膨れ上がり、ヒロは美香の顔を見て笑った。                           
    「真ん中押してみぃ」ヒロに言われ美香は人差し指で膨らんだ部分をぷにぷに押す。

    2006-11-21 12:51:00
  • 195:

    名無しさん

    「タコ知らんの?」                           
    ヒロがふいに聞いてきて美香は頭を左右に振った。「小さい頃せんかった?女の子はせんのかなぁ。。見といてよ」                                            
    ヒロはそう言うと右手で沈んだタオルを握り左手で膨らんだ部分を握り潰すとたくさんの泡が音をたてあふれだした。

    2006-11-21 12:57:00
  • 196:

    名無しさん

    美香は父親以外の男と風呂に入るのは初めてだった。                                    
    美香が湯槽からあがり髪をシャワーでぬらすと、「洗ったろ」そう言ってヒロは美香の頭を洗ってくれた。大きな手で優しく。

    2006-11-21 13:05:00
  • 197:

    名無しさん

    トリートメントした後ヒロは手に石けんを付け泡立て、素手のまま美香の体を洗い出した。ぬるぬるの感触が背中から肩、美香のおしりや足、胸にゆっくり伝わり気付けば美香はヒロの胸にもたれてヒロは「こらこら笑、洗いにくい笑」そう言いながらも美香を洗ってくれた。

    2006-11-21 13:09:00
  • 198:

    名無しさん

                                        
    風呂から上がり携帯をチェック。ヒロは電話をしていた。さすがにほったらかしすぎはやばい。美香もメールをうちまくる。

    2006-11-21 13:11:00
  • 199:

    名無しさん

    「ふぅ。終わったぁ!美香は?」                                 
    ヒロが電話が終わりタバコを吸う。美香もメールが終わり髪を乾かしはじめた。                                    
    美香が髪を乾かし終え化粧をしてる間ヒロは髪を乾かし美香のワックスで髪を器用に整えはじめた。

    2006-11-21 13:15:00
  • 200:

    名無しさん

    マスカラを塗りながら「夜からまた仕事?」そう聞くとヒロは頭を左右に振り                         
    「今日は美香の店一緒に行く予定やで?うちの夜の店の奴らと四人で。一緒に入ろう」                                             
    そう言ったから美香は驚いた「お金もったいないからいいよ!外で会えるし」

    2006-11-21 13:18:00
  • 201:

    名無しさん

    自分の口から出た言葉に驚いた。                                 
    ヒロは笑い「大丈夫やから心配すんな!俺結構金持ちやし笑」そう言って手を洗いに行った。                                          

    2006-11-21 13:22:00
  • 202:

    主。◆tRd/QWYm5M

    http://e.pic.to/9zuih

    2006-11-21 13:39:00
  • 203:

    名無しさん

                            
    「美香、最近色ぼけしとるんちゃうか?」                                         
    ヒロと付き合いだして一ヵ月。マネージャーから言われた。

    2006-11-21 13:57:00
  • 204:

    なつ

    めためたおもろい?
    頑張って更新してね?

    2006-11-21 13:58:00
  • 205:

    名無しさん

    営業が終わったフロアーでマネージャーが美香を呼び出し話はじめた。                                        
    「色ぼけ「色ぼけや!男にぼけとんねん。お前最近接客に集中できてへんやろ?」                                   
    「ちゃんと指名とっとるやん?!何があかんの?!」イラっとした。ヒロの事を色ぼけと言われた事が。同伴回数は確かに減ったけど客は前と変わらないくらい美香指名できて、美香は二番になっていた。舞さんとは30くらいポイント差がある。

    2006-11-21 14:02:00
  • 206:

    名無しさん

    「今はな、まだええがな。けどそのうち落ちる。絶対落ちる。おまえ当欠したこと今までなかったのに先週もそのまえもいきなり休んだやろ?!」                              
    ヒロと居たかったから。仮病をつかって休み、携帯の電源を切ってヒロが仕事終わってから美香はヒロのマンションに泊まった。ヒロには休みとったから平気と嘘ついて。

    2006-11-21 14:06:00
  • 207:

    名無しさん

    図星だった。マネージャーはちゃんと見ていた。                                      
    最近美香は仕事より恋愛をとっている。前みたいに同伴をしていないし、予定入れていてもヒロと会えるのが分かったらドタキャンしたりしていた。客には「体調が急に悪くなった」だとか「二度寝してしまった」だとか嘘をついて。

    2006-11-21 14:13:00
  • 208:

    名無しさん

    「美香?彼氏つくるなとは言ってない。恋愛はどんどんすればいい。そういう年ごろなんやし。けどな、影で会ったり見えないところで手つないだりしろ。仕事にさまたげなるような恋愛はすんな」                                           
    美香にはこう聞こえた。 〔お前は恋はするな。店の商品なんだから〕                
    客に彼氏おるん?と聞かれ、どれだけ「おるよ!」と言いたい事か。

    2006-11-21 14:21:00
  • 209:

    名無しさん

    営業で付き合ってる客と会ってはいるが美香は体を受け入れるのをやめた。何度かやられたけど。                                                    
    体調が悪いと言っても関係なし。心配するふりをしながら美香を抱く。美香は感じてる振りをしながら頭で何も考えないようにした。                                    
    ヒロの事を少しでも考えると絶対蹴り飛ばしてしまうから。。

    2006-11-21 14:26:00
  • 210:

    名無しさん

                            
    仕事から帰り一人部屋で携帯をカバンの中に入れたまま美香は泣いた。                                        
    分かってる。言われなくてもとっくに気付いてる。ヒロにどっぷりはまりこんでる事。

    2006-11-21 14:30:00
  • 211:

    名無しさん

    ヒロの事だから美香が相談してしまったら会うの控えようとか、連絡控えるとか言ってくる。                                          
    仕事を辞めて、ヒロと一緒に住む事をたぶん言えば快く受け入れてくれる。。けど、そんなにずうずうしく美香はできないや…‥。

    2006-11-21 14:34:00
  • 212:

    名無しさん

    膝をかかえながら泣いた。                                    
    美香には右も左も上も下もない。。ないんだね。今の美香は何も自由がない。。

    2006-11-21 14:36:00
  • 213:

    名無しさん

    ヒロはアパレルの会社を出すと言い、一週間海外に行った。                                             
    今日から一週間美香はヒロに会えない。けど内心なぜかほっとした。                                         
    クリスマス会えないんだ。。

    2006-11-21 14:39:00
  • 214:

    名無しさん

    昼ごろから久々に用意して客と会うことになった。                                     
    今日はクリスマスプレゼントを買ってもらう日。わざと時計はしていかない。                                     
    携帯はマナーモード。美香は早めに家を出て町を歩くことにした。

    2006-11-21 14:55:00
  • 215:

    名無しさん

    ざわざわ。                                           
    町はクリスマスモード。ウインドウに立ち並ぶクリスマス用の服や飾られたツリーがまぶしい。                                         
    美香は一人でぶらぶら歩きながらウインドウショッピング。実はヒロへのプレゼントを買いにきたのだ。

    2006-11-21 15:01:00
  • 216:

    名無しさん

    ヒロは何もいらないって言ってたけど美香があげた物なら絶対喜んでくれる。                                     
    ヒロが喜ぶ姿を思い浮べるだけで胸が弾む。                                        
    人込みの中を美香は一人うきうき歩いている。カップルも今日は羨ましくないやい!

    2006-11-21 15:04:00
  • 217:

    名無しさん

    しばらく歩いて美香はエルメスでネクタイを買った。ヒロを想像しながらちゃんと選んだ。                                           
    へへっ☆ヒロ似合うだろなぁ〜☆早く渡したい!あと一週間も会えないなんて淋しすぎる!

    2006-11-21 15:07:00
  • 218:

    名無しさん

    人込みの中歩く。美香は一人で。                                                         
    その時美香の耳には確かに聞こえた                                
    「ヒロ」って呼ぶ女の声が。

    2006-11-21 15:23:00
  • 219:

    名無しさん

    がやがや。ものすごい人の中、美香は立ち止まり声がした方を向く。     すると人込みの中、母親が子供を抱き上げた。                           
    よくある名前。別にめずらしくない。けどね、何か耳に残る声だったの。                                       
    ほっとして足を踏み出した時美香の視界がまたスローモーションになった。

    2006-11-21 15:27:00
  • 220:

    名無しさん

    人込みの中、ヒロに似た後ろ姿が女の人と手をつないで歩いて行く。                                         
    次の瞬間また一気に動き始め美香は気付けば走っていた。                                              
    似てる人なんていっぱいいるもんね。。人違いだよ。

    2006-11-21 15:29:00
  • 221:

    名無しさん

    カバンから携帯を取出しながらヒロに似た背中を追い掛けた。                                            
    そして見付け、「ヒロ!」そう言ってヒロに似た背中をたたいた。                                          
    隣にいた女が先に美香に気付き振り向き、その後にヒロに似た背中の人が振り向く。

    2006-11-21 15:33:00
  • 222:

    名無しさん

                                        
    『留守番電話に接続します・・・』携帯から流れるアナウンス。                               
    「すいません。間違えました」ヒロじゃなかった。。全然違う人だった。                                       
    ヒロとは全然違う人だった。

    2006-11-21 15:39:00
  • 223:

    名無しさん

    『ピーッ』                                           
    留守電の録音が開始された。「早く会いたい」                                       
    それだけ言い携帯を切った。

    2006-11-21 15:40:00
  • 224:

    名無しさん

    ヒロ?                                             
    急に美香の前からいなくなったりとかしないよね?                                     
    ビルとビルから見える空を見上げた。                               
    ヒロもこの空見てますか?

    2006-11-21 15:52:00
  • 225:

    名無しさん

    http://l.pic.to/8up0o
                            
    休憩します!みなさんへ主。からラブレターです!

    2006-11-21 16:21:00
  • 226:

    名無しさん

    その日は同伴をして、客が三組来た。                               
    「理沙ぁ〜!カラオケ行こうやぁ」店が終わってから美香は理沙をカラオケに誘った。

    2006-11-21 19:22:00
  • 227:

    名無しさん

    「うぃ〜っ!カラオケ行こ行こ!久々やぁん!」                                      
    美香は理沙と一緒に髪を巻いた。「美香今日彼氏と会わんの?あの男前と」                                      
    「一週間海外に行ってるねん」

    2006-11-21 19:35:00
  • 228:

    名無しさん

    適当に話して二人で店を出てカラオケに迎う途中ヒロの店の子に会った。                                       
    「美香さん!おつかれさまです!」辺りにいた7人くらいが美香を囲み頭を下げまわりからはすごい目で見られた。

    2006-11-21 19:40:00
  • 229:

    名無しさん

    理沙が驚き目を丸くして美香の後ろに隠れた。                                       
    「こんばんわぁ??大変ですねこんな時間に」美香もちょっと苦笑い。                                                    
    「美香さん!ぜひ店にきてください!カラオケならうちの店で!もちろん料金はいただきません!」

    2006-11-21 20:27:00
  • 230:

    名無しさん

    はぁ??理沙は理解不能の顔をしていたから美香にヒロが飲み屋のオーナーだと話した。                                            
    「ただなら行きたい!」理沙がそう言うから美香は目で〔無理無理!〕と合図したけど気付けば美香と理沙のカバンをもたれていた。

    2006-11-21 20:30:00
  • 231:

    名無しさん

    「オーナーから言われてるんで心配しないでください!帰りも車で送ります!」                                    
    ヒロが?                                            
    何ていったのか気になった。。理沙は楽しそうに男の子と話していた。逆に気使っちゃうよ〜。。

    2006-11-21 20:33:00
  • 232:

    名無しさん

    「えぇぇっ?!あの人ここのオーナー?!理沙来た事あるで?!だいぶ前やけど…‥…‥あぁぁぁっ!分かった!NO1のヒロやっ!どっかで顔見たことあると思った!」                                            
    理沙がヒロの店の前でそう言うと店の男の子の一人が                                    
    「正解!っらっしゃいやせぇぇ!!!」

    2006-11-21 20:37:00
  • 233:

    名無しさん

    「どうぞ!おかけになってください!」店の一番奥の広いボックスに案内され理沙は先に座りうれしそうだ。美香はちょこんと座る。                                    
    そこへ店長が駆け足でやってきて席についた。「おつかれさまです!美香さん!あとおつれさまも!何飲まれますか?!」

    2006-11-21 20:42:00
  • 234:

    名無しさん

    めちゃくちゃおもしろいやんか??

    2006-11-21 21:10:00
  • 235:

    名無しさん

    「美香は烏龍茶下さい。理沙?何飲む?」                                         
    「理沙も烏龍茶で!ってか美香ごっつい人と付き合ってんなぁ!」理沙が耳元で美香にそう言った。

    2006-11-21 21:25:00
  • 236:

    名無しさん

    「そんなん知らんと付き合ってんねんもん!関係ないし!」                                             
    飲み物がテーブルに並び理沙と乾杯すると店長達が席についた。                                                       
    「あっ、みなさん席まわってください。あたし達適当にしてますから」

    2006-11-21 21:29:00
  • 237:

    名無しさん

    美香がそう言うとみんなが「いやいや!オーナーの彼女さんですし!気にせんとくつろいでてください!料金はいただきませんから!」そう言った。                                         
    めっちゃ気使ってまうわこんなん!理沙は楽しそうに男の子と話ている。店長さんが美香に                                           
    「オーナーは僕らの憧れなんですよ。」そう話したから美香はうなずいた。

    2006-11-21 21:32:00
  • 238:

    名無しさん

    美香の大好きなヒロの店でヒロの話をして、美香は何だかヒロがいなくても心のつながりを感じる事ができた。                                              
    店長さんもほかの人もみんなめちゃくちゃいい人で理沙と美香はカラオケを歌ったりして二時間くらい滞在してしまった。

    2006-11-21 21:35:00
  • 239:

    名無しさん

                                        
    クリスマスイヴ。                                        
    ピンポーン。家のチャイムが鳴り美香はドアを開けた。                                               
    「お届け物です。サインお願いします!」サンタの格好をした宅急便の人が大きな箱を美香に渡した。美香通販なんて…‥…ん?ヒロから?!                                            
    差出人の欄にヒロの名前を見付けあわててサインをすまし、ドアをしめた。

    2006-11-21 21:55:00
  • 240:

    名無しさん

    何だろう?!                                          
    あわててはさみを探し、段ボールを破く。海外から送ってきたんだ。。                                        
    バッ!段ボールのふたをあけると

    2006-11-21 21:57:00
  • 241:

    名無しさん

    中にポストカードが入ってあり、その下に真っ赤なディオールのドレスがあって、美香は段ボールから取出し服を広げて「綺麗…‥」声をあげた。                                          
    真っ赤な繊細な作りのドレス。雑誌で見たことある…‥。                                  
    そしてカードを読んだ。             http://h.pic.to/7se90

    2006-11-21 22:00:00
  • 242:

    名無しさん

    美香はそれを読み涙を流した。                                  
    ヒロ。。。ヒロは美香の王子様みたい。。。                                        
    時間は二時。とりあえず美香は姿見の鏡の前でドレスを着た。                                            
    「わぁぁ。。ぴったり!めっちゃ綺麗!」声が部屋に響き渡る。ワインレッドの深い赤のレースが幾重にも重なり動くたびに体のラインをだしながら綺麗に揺れる。

    2006-11-21 22:04:00
  • 243:

    名無しさん

    美香はドレスを脱ぎ、マネージャーに電話した。たぶんめためた怒られるかもしれない。けど、今日は休む!                                               
    『おぅ〜美香おはよう!今日は休んでいいぞ〜☆』                                     
    電話に出たマネージャーからのことばに驚き思わず「え?何で分かったん?」聞きなおすと

    2006-11-21 22:18:00
  • 244:

    名無しさん

    『ヒロさんがなぁ美香を一日貸し切ったんやぁ〜。。100万で。だから気にせんと楽しんでこいよ!』                                      
    マネージャーの言葉に美香の体は固まる。美香のために100万払ったの??                                      
    電話を切り美香はしばらく呆然としていた。こんなクリスマスプレゼント美香初めてだよ。。。

    2006-11-21 22:21:00
  • 245:

    名無しさん

    美香はお風呂に入り、化粧をした。いつもより大人っぽく。髪はあえてストレートにした。このドレスに巻き髪はきっとやすっぽくなる。                                  
    アクセサリーも時計も今日は付けない。                                          
    美香はヒロからのこのドレスだけでいい。。                                        
    靴はディオールのかっこいいデザインのサンダルが一緒に入っていたのではいた。どれも美香にぴったりのサイズ。

    2006-11-21 22:26:00
  • 246:

    名無しさん

    鏡に映る美香は、自分で言うのも何だけどかなり綺麗だ・・・と思う。                                                    
    早くヒロに会いたい。抱き合いたい。。美香の気持ちは今日は今日だけはヒロに全部あげるの。そう、手だってつなぎまくるんだから!

    2006-11-21 22:29:00
  • 247:

    名無しさん

    書き込みありがとうです????????????                         
    何気にかなりうれしい!?

    2006-11-21 22:35:00
  • 248:

    名無しさん

    六時丁度。                                           
    ピーンポーン。家のチャイムが鳴った。美香は携帯をベッドに置いたままでパーティバックを持ちファーのコートを着た。                                                     
    そして靴を履き、ドアを開ける。

    2006-11-22 00:32:00
  • 249:

    名無しさん

    ドアを開けるとタキシード姿のヒロが姿を現わし、美香を抱き締めた。                                        
    「メリークリスマス。美香。」                                  
    ヒロの匂いだ。。

    2006-11-22 00:35:00
  • 250:

    名無しさん

    「会いたかったよぅ。。。メリークリスマスひろ!」                                    
    ヒロが美香にグローブをはめた。黒のレースでできたきれいなグローブ。そして美香の手を引き表に出た。                                    
    「何?!リムジン?!」美香のアパートの前に白いリムジンがどーんと停まってスーツ姿の人がドアを開け待っている。

    2006-11-22 00:38:00
  • 251:

    名無しさん

    「さぁ乗って。お姫さま」                                    
    ヒロがそう言い美香のおでこにキスをした。普通ならどん引きな台詞でもヒロが言う言葉は美香素直に感動できるよ。。。                                                     
    リムジンの中は想像以上に広くクリスマスソングが流れている。まるで美香は本当にお姫さまみたいだ。

    2006-11-22 00:40:00
  • 252:

    名無しさん

    フルスモークの窓の外はみんながリムジンを見ているのが分かった。                                         
    美香はヒロにプレゼントを渡すとヒロは本当に嬉しそうによろこんでくれた。                                     
    「ごめんね。。こんな物で」

    2006-11-22 00:44:00
  • 253:

    名無しさん

    ヒロはやさしく見つめ美香に何度もキスをした。                                      
    「ドレス似合ってる。。気に入った?」ヒロにそういわれ美香はうなずき、ヒロに抱きついた。ヒロは美香の肩や首筋にたくさんキスをしてからまた唇にキスをくれた。

    2006-11-22 00:46:00
  • 254:

    名無しさん

    ねぇ、ヒロ?                                          
    まるで夢のような毎日で美香は無くしてしまうのが本当に本当に恐かったんだよ。                                   
    幸せにするからっていってくれたその気持ち、美香は今でも信じてる。                                        
    この空の下 今日も。

    2006-11-22 00:49:00
  • 255:

    名無しさん

    http://l.pic.to/8w7w8
                            
    あたしね、本当にそう思うよ。

    2006-11-22 00:58:00
  • 256:

    名無しさん

    リムジンが走る間、美香はヒロと何度もキスをかわした。何度も何度も。                                       
    そしてリムジンが停まりヒロが美香にファーのコートを着せた。「着いた」                                      
    がちゃ。ドアを運転手さんが開けてくれて美香はリムジンから下り視界に飛び込んできたフェリーに驚いた。

    2006-11-22 02:26:00
  • 257:

    名無しさん

    「あれに乗るんやで?」                                     
    http://f.pic.to/6va2m
                                        
    海の上に輝く客船。乗り込むドレスアップしたカップル達。美香はヒロの腕に手を回しヒロと一緒に歩き船に乗った。

    2006-11-22 02:28:00
  • 258:

    名無しさん

    ゆっくり船に乗り船内に入ると黒人さんがバンドの人たちと歌をうたっていて、美香はヒロとゆっくり歩いていく。                                
    ら旋階段が真ん中に構えてあり、みんなドレスアップをしている。300人はいるだろう。                                
    そして船がゆっくり動き始めた。

    2006-11-22 02:33:00
  • 259:

    名無しさん

    ヒロが耳元で「部屋に荷物置きにいこ」そう言って美香の手をつなぎ歩く。                                      
    バタン。ヒロがつれてきた部屋はすごく綺麗で真ん中に大きなベッドがあった。「わぁぁ!素敵!スゥイートみたい!」                                          
    ヒロははしゃぐ美香を優しく見つめタバコに火を付けて「美香おいで」そう言ったから美香は素直にヒロの座るソファに座った。

    2006-11-22 02:38:00
  • 260:

    名無しさん

    「そこに立って、ドレス姿見せて」ヒロがそう言ったから美香は照れながらヒロの前に立った。                                         
    「似合ってる。美香今日めちゃ綺麗や」ヒロがそう言うから美香めちゃ照れて顔が熱くなった。

    2006-11-22 02:40:00
  • 261:

    名無しさん

    「ヒロありがとう」                                       
    美香がそう言うとヒロは立ち上がり美香を抱き締めて「愛しとるから」                                        
    そう言って美香にキスをした。

    2006-11-22 02:42:00
  • 262:

    名無しさん

    本当に素敵な夜だった。                         
    美香は世界一幸せだって思えた。ヒロに抱かれながら絶頂になったときも、ヒロが美香を優しく見つめてくれた。                                             

    2006-11-22 02:44:00
  • 263:

    名無しさん

                                        
    幸せを感じたクリスマスも終わり新年をむかえた。                                     
    美香は実家には帰らずヒロと一緒にいた。ヒロのマンションで。                                           
    一月一日。

    2006-11-22 02:55:00
  • 264:

    名無しさん

    「明けましておめでとうございます」                                           
    チン。グラスで乾杯。昼過ぎ。ヒロがオーダーしたおせちをテーブルに広げシャンパンで乾杯。                                         
    二人ともパジャマ。今日一日ごろごろしてようとヒロが言ったから。

    2006-11-22 02:58:00
  • 265:

    名無しさん

    美香はすっぴん。ヒロは頭ぼさぼさ。                                           
    今日は適当でいい。初詣は明日行く。今日は適当。                         
    「なかなかうまいなぁ!」「うん。これめっちゃおいしい!」「筑前煮?」「うん。」

    2006-11-22 03:02:00
  • 266:

    名無しさん

    どこにでもある会話。けど美香ねお節食べたの何年ぶりってくらい久々だよ。                                     
    「あっ、そうや、後でホストの時の写真見る?」ヒロの言葉に美香は元気よくうなずいた。

    2006-11-22 03:05:00
  • 267:

    名無しさん

    お節を食べてる時美香は初めて自分の過去を話した。                                    
    封印した過去を話したかった。ヒロには。ヒロには知ってもらいたかったから。                                    
    ヒロは美香の話を最後まできいてくれて美香は泣きながら初めて「ママに会いたい」って声に出した。ヒロはすぐ美香を抱き締めてくれた。

    2006-11-22 03:09:00
  • 268:

    名無しさん

                                        
    晴れた日曜だった。ママがいつもと違う服を着ていたから美香は子供ながらにママがいなくなることを分かった。                                             
    けどね、言えなかった。おいていかれる事わかっていても、ママが美香を捨てる事分かっていても                                        
    「美香を一人にしないで」                                    
    その言葉が言えなかった。

    2006-11-22 03:14:00
  • 269:

    名無しさん

    ママが唇かみしめながら耐えてきた日々を知っていたからね美香はママが遠くに行くって分かってもあの手をつかんで引き止めたくはなかった。                                           
    捨てられると分かっていてもそれ以上にママを愛していたから。                                           
    最後にママは美香を抱き締め少し肩を震わせていた。そして次の瞬間「美香?いい子でお留守番してなさいね」そう言って出ていった。

    2006-11-22 03:18:00
  • 270:

    名無しさん

    ママは美香が15の時、死んでしまった。                                          
    一度も会うことないまま消えてしまった。                                         
    この引き裂かれそうになる気持ちを何と呼ぶべきかはわからない。ママの遺体を美香は見ることはなかったから。

    2006-11-22 03:21:00
  • 271:

    名無しさん

    ママのしてくれるみつあみの頭が大好きだった。                                      
    ママの読んでくれる絵本が大好きだった。                                         
    ママの匂いや、料理や、頭を撫でてくれる時や、大丈夫だと抱き締めてくれるのが美香は美香は大好きだった。

    2006-11-22 03:24:00
  • 272:

    名無しさん

    ママに言ってない。                                       
    美香が一番言いたかった言葉。灰色の過去に唯一輝くママに言いたい言葉。                                      
    「生んでくれてありがとう。ママの娘でよかった」                                     
    その言葉。

    2006-11-22 03:27:00
  • 273:

    名無しさん

                                                    
    「お前ずっと一人で我慢してたんか?辛かったな、苦しかったな、、今は泣くだけ泣いていいから」                                       
    ヒロは泣きじゃくる美香を強くただ抱き締めていた。                                    
    自分の不安や孤独をお互いでかばい合う。そんな二人かもしれない。                                         
    けど美香それでいい。ヒロがいればいいから。

    2006-11-22 03:32:00
  • 274:

    名無しさん

                                                    
    “美香、ママね美香の事世界で一番大好きよ”                                       
    記憶のかけらがママの声を再生させる。                                          
    ママ?美香ねママの事愛してるよ!愛してる!ママは美香の永遠の憧れだから!                                    
    心の中で叫んだ。

    2006-11-22 03:36:00
  • 275:

    名無しさん

    キラキラ輝くママと美香の笑った姿がよみがえる。                         
    そして弾けた。                                         
    「ヒロ?美香を抱いて、美香を抱いて」

    2006-11-22 03:39:00
  • 276:

    名無しさん

    ヒロは何も言わず美香をお姫さま抱っこして寝室へ運びこれ以上にない愛で美香を抱いた。                                           
    もう過去は振り返らない。美香は強く決めた。

    2006-11-22 03:41:00
  • 277:

    ユリ

    純粋な気持ちにさせられる小説だね?主さん大変だけど、自分のペースで頑張って楽しみにしてますね?

    2006-11-22 04:52:00
  • 278:

    名無しさん

    「ヒロは本当に天使みたいや」                                              
    ヒロの腕の中で美香はふいに話した。だって、本当にそう思うんだよ。。美香は深く心を閉ざしていたのに、ヒロは簡単に美香の心の中に入ってきた。                                        
    ただ見た目がいいだけじゃ美香はここまで心にヒロをいれなかった。                                                     
    似てるから?   それもあるとは思う。

    2006-11-22 05:19:00
  • 279:

    名無しさん

    「俺が天使なら美香は神やな」ヒロは冗談っぽく話した。美香はくすくす笑った。                                   
    ヒロは少し黙ってから過去の話しをしてくれた。ほんの少しだけ。

    2006-11-22 05:22:00
  • 280:

    名無しさん

    ヒロの両親はヒロにひどい虐待をしていたらしく、施設にはいったらしい。背中の火傷はその時のもの。                         
    小さな背中に負わせた火傷のひどさを想像するだけでいらだちをおぼえる。ヒロは泣かなかったらしい。泣けば母親が更になぐるから。                                   
    施設では似たような年ごろの男の子達から殴られたりしていた。ヒロはあまり笑わないし無口だし、何よりも無表情だから。

    2006-11-22 05:27:00
  • 281:

    名無しさん

    どれだけ辛かったろう。たった一人きりで。                                        
    ヒロは女の子に間違われるくらいだったらしく、たぶん美しかったんだろう。男の子や先生から性的虐待もあったらしい。ヒロはそれすら耐えていた。

    2006-11-22 05:29:00
  • 282:

    名無しさん

    ヒロの腕の中で聞いたヒロの過去は美香の胸に突き刺さり美香はヒロに抱きついた。                                              
    「今幸せだからそれだけで充分だから」                                          
    ヒロがそう言い美香を抱き締め返した。

    2006-11-22 05:35:00
  • 283:

    名無しさん

    背中のタトゥは17の時いれたらしい。独りぼっちの自分にせめてものプレゼント。                                   
    背中の無数の傷や火傷の跡がコンプレックスだったけどタトゥをいれ、その時ヒロは過去の傷から解放された。

    2006-11-22 05:37:00
  • 284:

    名無しさん

    http://i.pic.to/7o9el
                                        
    「傷を隠すには相当でかいの彫るしかなくて、いかつくならないように羽にしてん」                                  
    ヒロは笑いながら言った。

    2006-11-22 05:44:00
  • 285:

    名無しさん

    スカウトではいった水の世界。                                  
    美少年と言われたが接客はうまくできず愛想笑いさえできない。                                           
    見た目だけでたぶん指名がとれたんだとヒロは話した。ヒロのホスト時代の写真を見れば納得いく話。                                      
    綺麗すぎるからだ。

    2006-11-22 05:48:00
  • 286:

    名無しさん

    http://i.pic.to/7nupt
                                        
    けどどの写真も無表情。どこか寂しげに見える。                                      
    笑うようになったのは先輩から指摘されてからだと言う。ヒロは営業を覚えた。

    2006-11-22 06:00:00
  • 287:

    名無しさん

    すいません??ハイドの画像はヒロのイメージがハイドなんで許してください!                        
    主は表現下手なんで。。                         
    よかったら書き込みしてください!めっちゃ頑張れるんですよ書き込みあったら!

    2006-11-22 06:12:00
  • 288:

    きン

    見てるよ?頑張って?
    この小説すきー(・∀・)ノ

    2006-11-22 07:26:00
  • 289:

    ???

    頑張ってくださぃ(?。・V・q

    2006-11-22 09:55:00
  • 290:

    ?みぃ?

    ずっと読んでるょ?毎日楽しみ(?´ェ`ハ)+゚

    2006-11-22 10:39:00
  • 291:

    りさ

    はまった???
    更新早いから読みやすいし、写メがあるって新しい感じでぃぃ?
    てかhydeかっこぇぇ?

    2006-11-22 12:17:00
  • 292:

    名無しさん

    ピエロみたいな存在。                                      
    表面的な感情をまるでずっと愛してるかのようにぶつけて、八つ当りされて、体を要求されヒロの感情なんておかまいなし。                                        
    《ねぇ、ヒロ?あたしの事好き?》                                                        
    ヒロはその言葉に優しく答える。どこかに台本でもあるかのように。

    2006-11-22 15:11:00
  • 293:

    名無しさん

    さんざん振り回され飽きたら捨てられていた。                           
    ヒロは金だけを信じていた。           信じるようになった。                          
    使わなくても勝手に客がものを買い与える。

    2006-11-22 15:23:00
  • 294:

    名無しさん

    気付けば誰もが羨む生活になっていた。                                          
    愛してくれる人も愛せる人も現われないし期待しなかった。                                             
    http://n.pic.to/8i11e
                                        
    ヒロはずっと白黒の世界だった。

    2006-11-22 15:26:00
  • 295:

    名無しさん

    「こんな話つまらんやろ笑」ヒロが美香に写真を見せながらそう言った。                                       
    「美香ねヒロの話大好きやで?」ヒロの顔を見るとヒロは優しく切なくほほ笑み「そっか」そう言った。                                     
    飲み屋のオーナーになったのはドクターストップされつづけた体がついに悲鳴をあげたからだった。

    2006-11-22 15:31:00
  • 296:

    名無しさん

    どんだけ死んでもいいと頭で考えていても、いざそうなれば恐怖になる。                                       
    こんな人生でも生きたいと思うんだ。                                                       
    その時に仲間が支えてくれ気付けばその時、あったかさを感じれた。

    2006-11-22 15:34:00
  • 297:

    名無しさん

    自分の為に涙を流し熱く語ってくれる仲間がヒロの周りには居た。                                          
    だからここまでやってこれたんだ。絶対一人じゃこんなふうになってはいなかったし美香に出会ってさえいなかっただろう。

    2006-11-22 15:38:00
  • 298:

    名無しさん

    今幸せと心から思う事ができたとすれば今まで生きてきた道程がたとえどれだけ封印したいくらいのものでも                                   
    すべてが間違いではなく必然だった。                                           
    だから今こんなに幸せと感じれるし愛せる。

    2006-11-22 15:40:00
  • 299:

    名無しさん

    最後の写真はヒロの笑顔は今までの写真とは違うものだった。                                            
    みんなで笑い合ってる写真だった。                                            
    パタッ。                                            
    「はい。おしまい!あっ、風呂でも入るか?」

    2006-11-22 15:45:00
  • 300:

    名無しさん

    ヒロ?                                 
    美香今幸せだって思えるって事は、きっと今本当に心から笑えてるって事になるの?                                              
    問い掛けるようにヒロに抱きついたらヒロは

    2006-11-22 15:48:00
  • 301:

    名無しさん

    「美香、愛してる」                                                   
    そう言って美香をぎゅってした。                                             
    美香は今幸せなんだ。

    2006-11-22 15:49:00
  • 302:

    名無しさん

    書き込みありがとうです???                                  
    めっちゃうれしすぎ!                                      
    http://i.pic.to/7pr8p

    2006-11-22 15:55:00
  • 303:

    りさ

    主チャン更新いっぱいありぁと??
    続き楽しみにしてます?

    2006-11-22 16:15:00
  • 304:

    名無しさん

                                        
    「ありがとうございましたぁ!またメールするなぁ!」                                               
    客に手を振りお見送り。また仕事が始まった。ヒロは、昨日から東京に行っている。

    2006-11-22 16:16:00
  • 305:

    名無しさん

    今日は店を早くしめてみんなで新年会!二時間だけだけど、しかもその会場は…‥                                               
    「いらっしゃいませぇ!!!」                                              
    クラブ7。ヒロの店だ。ヒロの店は明日かららしく今日は特別に二時間だけあけてくれるらしい。美香の店は女の子が多いから会場選びが本間に大変でヒロは快く低料金で貸してくれた。

    2006-11-22 16:22:00
  • 306:

    名無しさん

    マネージャーと代表がヒロの店の代表と名刺交換してる。                                  
    従業員の人たちもみんな出勤してくれてるし。なんか二つの店が合体したような異様な光景だなぁ。

    2006-11-22 16:37:00
  • 307:

    名無しさん

    美沙さんと舞さんは美香と近くに座った。                                         
    飲み物や食物が並べられ、代表がグラスを持ちマイクを持って話はじめた。ホスト達も黙り店内は有線の音だけ静かに流れている。

    2006-11-22 16:40:00
  • 308:

    名無しさん

    『今年も店を盛り上げましょう!かんぺー!』                                       
    店中大爆笑の中みんなで乾杯して拍手をした。                           
    ホストの子達も今日はジュース。それでいい。酒じゃなくても全然盛り上がれるから。

    2006-11-22 16:47:00
  • 309:

    名無しさん

    今日は、7の新年会もかねてるみたいだ。                                         
    みんな水商売同士気持ちがわかるみたいだし、何かすごい光景やけどそれもありだろう。                                                        

    2006-11-22 16:52:00
  • 310:

    名無しさん

    面白いですね?頑張って完結して下さい?最後まで読みます?

    2006-11-22 17:09:00
  • 311:

    名無しさん

    理沙は他の席に行きわいわいはしゃいでいる。美香は美沙さんと話をすることにした。                                             
    「美沙さん彼氏いるんですか?」いきなりの質問でも美沙さんは優しく笑顔で「彼氏?おらへんおらへん」そう言った。こんなに綺麗のに何で?世の中間違えすぎやろ!美香はそう思った。                                               
    「そんなびっくりせんとってよ笑。。固まりすぎやろ笑」美沙さんが笑いながらそう言う。美香はびっくりしすぎて固まっていたようだ。

    2006-11-22 17:24:00
  • 312:

    名無しさん

    美沙さんは女の子の憧れ的存在。すらりとしているがスタイルがめちゃよくて、けど露出はしなくて。                          
    白い肌はめちゃきれいで、髪もさらさらで。                                        
    声は可愛らしい声やのに意見ははっきり言える人で、いつも笑顔で。けど全然気取ってなくて。

    2006-11-22 17:27:00
  • 313:

    名無しさん

    「美香ちょっとあっちで話せえへん?」美沙さんにそう言われ美香は美沙さんとカウンターで話すことにした。めっちゃ嬉しい!美沙さんと二人で話せるなんて!                                               
    飲み物のはいったグラスとタバコだけを置いて、カウンターに座る。みんなはキャバクラごっこをしていた。どないやねん。。笑。

    2006-11-22 17:29:00
  • 314:

    名無しさん

    ざわめくフロアーで美沙さんは何かを決めたように話した。                                             
    「店やめるねん」                                                    
    美香はその言葉に体が固まる。。固まって動かない。まるで言葉に縛り付けられたようだ。                                           
    美沙さんは悲しそうに美香に笑った。「店の子には内緒にしといてな。代表とマネージャーしか知らんから」

    2006-11-22 17:40:00
  • 315:

    名無しさん

    「いつですか?なっ、なんで?美沙さん辞めたら「辞めても店は変わらないよ」                                    
    美香の話をふさぐように優しく悲しくそう言った。                                     
    美沙さんはずっと一番で、店のトップとして存在していた。天狗になることなく。美香の憧れの人。                                       
    辞めるというの?

    2006-11-22 17:43:00
  • 316:

    名無しさん

    「もう疲れちゃった。。ははっ。。美沙なぁお人形さんから普通の生活に戻るねん。。」                                            
    騒がしいフロアー。美沙さんはタバコを吸いながら美香に話す。                                           
    確かに美沙さんは人形みたいだけど、何で?

    2006-11-22 17:46:00
  • 317:

    名無しさん

    「美香の彼氏、美沙ね実は前から知ってるねんで?美沙が水商売はじめたきっかけがヒロ君やから」                                       
    え?                                              
    美沙さんは話はじめた。

    2006-11-22 17:47:00
  • 318:

    名無しさん

    ふらふらしていた美沙さんは昔、ホストにはまりこんでいたらしい。それがヒロやった。                                            
    売りをやりながら毎日通い、ヒロとは付き合ってはなかったけど片思いしていたらしく、気持ちは伝えなかったけど、ヒロは気付いていた。もちろん体の関係はあったらしい。

    2006-11-22 17:49:00
  • 319:

    名無しさん

    美香は動揺していた。美沙さんがなぜ美香にそんな話をするのか。                              
    けど美沙さんは嫌がらせでそんな話をするわけないと信頼していたのでちゃんと聞いた。胸が痛んだし初めて嫉妬もした。けど、過去の事。今じゃない。

    2006-11-22 17:52:00
  • 320:

    名無しさん

    そう言ってスカートをめくり美香にタトゥを見せてくれた。白い肌に華やかなマリア様の絵。                                          
    ヒロはそれを見て美沙を抱き締めた。それが嬉しかった。                                              
    何年も通い、使ったお金は計算してないけど外車が何台も買えるくらいだ。                                      
    ヒロがオーナーになって店に出なくなって自然と連絡とらなくなって、店には行かなくなって、美沙はヒロみたいになりたくてこの仕事についた。

    2006-11-22 18:01:00
  • 321:

    名無しさん

    「ここの代表と店長は美沙の事知ってるねんで?黙ってるけど、内心びびってる思うわ笑。けどまぁ過去やし関係ない。」                                         
    美沙さんは笑う。                                        
    連絡とらなくなり気付いたら店で美沙は一番になっていた。それからずっと一番。                                   
    プレッシャーにおしつぶされそうになった時、太もものマリアが目に入りヒロに負けたくなくて頑張ってきた。

    2006-11-22 18:04:00
  • 322:

    名無しさん

    http://n.pic.to/8hy1a
                                        
    あの時のヒロの立場に立って初めて気付いた。こんなに悲しいものなんだって。                                    
    体を受け入れるつらさ、一番でいる恐さ。何も楽しくない。ただの人形みたい。

    2006-11-22 18:06:00
  • 323:

    名無しさん

    ヒロと美香が付き合ってるって知ったけど、今はもう過去の話にできるくらいまでになってるからびっくりはしたけど、それくらいだ。                                               
    ヒロが好きになったのが美香でよかった。                                         
    「何でそう思うんですか?」「だって、美香はヒロ君に似合ってる。店に一緒に来たときそう思ったよ?あんな笑顔のヒロ君初めてみたから」

    2006-11-22 19:09:00
  • 324:

    名無しさん

    「ヒロは言わなかった。。美沙さんの事」                                         
    「言うわけないよ。ヒロ君目が悪いから気付かないんだよ」                                                         
    目が悪い?美香知らないよ?

    2006-11-22 19:49:00
  • 325:

    名無しさん

    「知らないの?美香?」「知らない。。ヒロ目が悪いんだ」                                             
    「これからいっぱい知っていけばいいやん。ヒロ君の彼女なんだから」

    2006-11-22 19:56:00
  • 326:

    名無しさん

    「みっかぁ!美香美香美香!美香もキャバごっこしよ!!」                                 
    理沙が美香の腕をひっぱり美沙さんは笑った。美香は美沙さんの目をみて                                                   
    「ヒロがもし気付いてたらどうなってた「どうにもなってないよ!安心しなさい!」

    2006-11-22 20:00:00
  • 327:

    名無しさん

    美沙さんは美香の肩をぽんっと叩いた。理沙は美香の腕をひっぱりみんながいる所までつれていった。                                                  
    「おー!美香来い!」マネージャーが美香を呼び美香はマネージャーの所まで行くとみんなが手をたたいた。「美香さんはいりまぁす!」それは店長の所。

    2006-11-22 20:23:00
  • 328:

    名無しさん

    みんなが美香を歓迎してるけど美香はあきらか動揺していた。                                            
    「美香さん美沙から何か言われた?」店長が耳打ちしてくる。

    2006-11-22 20:25:00
  • 329:

    名無しさん

    「ヒロの昔のお客さんだったん?」「はい。そうです。美沙はエースで」                                       
    美香は美沙さんを見ると美沙さんは舞さんとお酒を飲んでいた。

    2006-11-22 20:27:00
  • 330:

    名無しさん

    「美香帰る」荷物を取り美香は制止を無視して店を出た。すぐさまマネージャーが美香の手をつかむ。                          
    「美香?!どないしてん?!何かあったんか?!「美沙さん辞めるんやろ?!」                                    
    美香が怒鳴るとマネージャーの力が弱まり美香はそのまま振り払い非常階段から一気にかけおり町を走った。

    2006-11-22 20:31:00
  • 331:

    名無しさん

    美沙さんが辞める事だけで衝撃やのに美沙さんがヒロの客でしかも美香よりヒロの事分かってて、、、何なんよ!                                 
    今までの安心とは裏腹に美香の中で不安が生まれはじめた。

    2006-11-22 20:34:00
  • 332:

    名無しさん

                                        
    『はいはい?』歩きながらヒロに電話。何も知らないヒロは機嫌よく電話に出た。                                   
    「ふとももにマリアのタトゥ」『はぁ?』いきなりの美香からの声にヒロは驚いたようだった。

    2006-11-22 20:36:00
  • 333:

    名無しさん

    「美沙さん知ってる?」『美沙って?・・・えっ?』                                    
    「ヒロのエース客だった美沙さん!美香の店で一番の美沙さん」『えっ、あいつ美香の店で「あいつなんて言わんとって!!」

    2006-11-22 20:39:00
  • 334:

    名無しさん

    気付けば町の中で叫んでいた。いらいらするこんな気持ち初めてだ。                                         
    美香は怒鳴るだけ怒鳴って電話を切り電源を切った。店のマネージャーや理沙からも着信があったりするから。

    2006-11-22 20:41:00
  • 335:

    名無しさん

    タクシーに乗り家に帰る。                        
    人のこと言えないのはわかってる。美香だってやることやってるし美香は今もだ。けどなんで美沙さんなの?!何で美沙さんなん?!

    2006-11-22 20:43:00
  • 336:

    名無しさん

                                        
    過去だもんね。過去。。。そうだよね。。。ヒロは隠してたわけじゃなくて、美沙さんが美香と同じ店だと分かっていなかったんだよね。                                              
    それはわかってるけど頭で想像しちゃうんだ抱き合う二人の姿を。                                                      
    美香だって客とやってるのに、ヒロはそれを知ったらどうするだろう。。。

    2006-11-22 21:24:00
  • 337:

    名無しさん

    電源を入れて、メール問い合わせをした。ヒロからのメールはなくて、理沙とマネージャーからのメールがわんさか入っていた。                                      
    そして知らない番号からかかってきた。                                          
    「はい」『もしもし?美香?美沙やけど』                                         
    「美沙さん『混乱させるような事言ってごめん!美香あんな、美沙は美香が思ってるような事はしてへんくてっていうか関係はもってたんはかなり昔で今はヒロ君は美香だけやって!』

    2006-11-22 21:29:00
  • 338:

    名無しさん

    ぽたっ。                                            
    涙がこぼれ落ちた。そんなの美沙さんが言わなくても美香分かってるんだ。だけど聞きたくなかった。やっぱり知りたくなかった。                                     
    「美沙さんは美香の憧れの人やからむかついた」『ごめん。。。ごめん美香。。けど美沙な、隠しつづけたくなかってん!ヒロ君は知らなかっただけやから攻めるのはやめてな!美沙をせめ「かばわんとって!美香のヒロをかばわんとって!美沙さんにかばわれたくない!美沙さんにそんなん言われたくない!」

    2006-11-22 21:33:00
  • 339:

    名無しさん

    今の美香はぜったい醜い。けど理解できる程大人なんかじゃなくて、ヒロに黙っておける程理解なんてない。                                   
    まったくない。                             
    淋しい女なんだね。美香は。ヒロの彼女である事がどれだけ辛い事、

    2006-11-22 21:38:00
  • 340:

    名無しさん

    ちょっとだけ分かった気がした。                                 
    勝手に電話を切り悔しくて悲しくて自分が惨めで泣いてしまった。                                          

    2006-11-23 00:32:00
  • 341:

    名無しさん

    電源を付けていてもヒロからの電話がなくて、かける勇気さえ持てなかった。                                     
    ヒロ、美香の事嫌いになっちゃったのかな。。

    2006-11-23 00:36:00
  • 342:

    名無しさん

    泣きながら眠っていた。手に携帯をもったまま。                          
    目が覚めて携帯画面を見るとメールのマークと不在のマークが画面に残っていて慌てて確認。                                          
    ヒロ?なんで何にも連絡くれないの?                                           
    ヒロの名前はなかった。

    2006-11-23 04:00:00
  • 343:

    名無しさん

    気付いたらヒロに電話していた。                                             
    プルループルルー                                        
    ヒロへ繋がるコール音。ねぇヒロに繋がってください。聞きたい事がたくさんあるの。

    2006-11-23 04:03:00
  • 344:

    名無しさん

    ヒロは美香をポイって捨てる?                                                          
    捨ててしまうの?また美香一人になっちゃうの?                                      
    『留守番電話に接続。。』電話を切る。

    2006-11-23 04:06:00
  • 345:

    名無しさん

    不安になる。胸がズキズキしてモヤモヤする。                                       
    ドクン・・・ドクン・・・                                    
    美沙さんとの事がバレタラやばい事でもあるから?                                                 
    ドクン・・ドクン・・                                                  
    電話に出れない用事をしているのかもしれない。昨日だって電源切った時に何回かかけてきたのかもしれない。。。そうなのかなぁ。。

    2006-11-23 04:35:00
  • 346:

    名無しさん

    ヒロもママみたいにいなくなってしまうの?                                                    
    ヒロの姿が美香の中で歪みはじめる。                                                       
    ミカアイシテル・・・ミ・・カ・・・ア¨イ¨シ¨テ¨ル・・                                            
    まるで壊れたCDみたいにヒロの声が変わる。

    2006-11-23 04:50:00
  • 347:

    名無しさん

    「…‥…?!…‥…っっ!」                                                           
    息がしにくくなり、体が寒くなりはじめた。                                        
    「っ!・・・」                                         
    美香は一人。。みんなに捨てられてしまう・・

    2006-11-23 04:53:00
  • 348:

    名無しさん

    息が上がり呼吸がしにくくなり意識が朦朧とする。。                                    
    ベットの横の机から急いで薬をとる。。息が、、、できない、、、息が、、、息が、、、                                            
    朦朧(もうろう)とする意識の中で薬を取出し必死に飲み込んだ。

    2006-11-23 04:56:00
  • 349:

    名無しさん

    床に倒れて、手で口を覆い二酸化炭素を吸うようにする。。                                             
    薬飲んだから大丈夫。すぐ効くから。。。死なない、死なない。。大丈夫。。                                     
    ちょっと間して息ができるようになった。。

    2006-11-23 04:59:00
  • 350:

    名無しさん

    “パニック障害ですね”                         
    心療内科で言われた美香の精神的な病気の名前。                                      
    ある日突然呼吸がしにくくなり内科に行って検査したあと先生から心療内科を進められ美香は心療内科に行った。

    2006-11-23 05:03:00
  • 351:

    名無しさん

    先生は美香の過去や現在の状況を聞いてから優しく話しはじめた。                                                      
    美香は昔から精神不安定で、急にショックな事がありすぎると過呼吸になってしまうらしい。

    2006-11-23 05:06:00
  • 352:

    名無しさん

    だからもしショックな事があったり不安になったらすぐ効果があるお薬を飲むように言われていた。                                       
    最近はヒロが美香の精神安定剤みたいなものだったから全然薬飲まなかった。

    2006-11-23 05:08:00
  • 353:

    名無しさん

    美香、何でこんな弱っちいんやろ。。                                           
    病院に行くたび、薬をもらうと安心と供にこんな思いが起こる。弱いって。                                                  
    ヒロと出会って全然薬なんて飲まなくてよかったのに。。。

    2006-11-23 05:36:00
  • 354:

    名無しさん

    呼吸が落ち着いてから、美香はちょっと間ぼぉ〜ってしていた。                                           
    信じるとか、心のつながりがあるからはなれていても美香平気なんて言ってたのに、情けない。。

    2006-11-23 05:39:00
  • 355:

    名無しさん

    その時、美香の携帯が鳴り始めた。                                            
    着信音はヒロの曲だったけどやっと落ち着いたばかりだから出たくなかった。                                     
    悲しく部屋に響く。

    2006-11-23 05:41:00
  • 356:

    名無しさん

    カーテンを開きベランダに出た。                                             
    夕日がきれいだ。。綺麗だね。。                                 
    http://j.pic.to/7b16q

    2006-11-23 05:52:00
  • 357:

    名無しさん

    みなさん読んでくれてありがとうございます。   気付けばもうすぐ400になりますね!主もびっくりしました!                                            
    今まで読む側だったのでいざ書く側になるとめちゃめちゃ大変!そんな時かきこみに励まされたりしちゃうんです。                                            
    まだまだ続くこの作品ですがお付き合いしてください!美香とヒロの行方を一緒に見てやってください。

    2006-11-23 06:02:00
  • 358:

    名無しさん

    前田裕之【ヒロ】27才。8月7日生まれ AB型 178センチ62?                  
    幼児期両親から虐待を受け施設に入る。暴力性的虐待を受け続け、15で施設から抜け出し寮付きの職につく。18で水商売にはいり24でオーナーになる。                

    2006-11-23 06:48:00
  • 359:

    名無しさん

    早く続き読みたいです?

    2006-11-23 08:58:00
  • 360:

    ユリ

    毎回楽しみにしてます?頑張ってね?

    2006-11-23 13:09:00
  • 361:

    名無しさん

    出勤確認の電話が鳴ったけど美香は出なかった。                                                              
    美沙さんに今は会いたくない。                                                          
    ソファに座りただぼーっとしている。今は考えたくない考えたくない。

    2006-11-23 14:30:00
  • 362:

    名無しさん

    “美香?大好きやで本間に大好きやで”                                          
    美香は愛されても愛し方を知らなかった?だからことばや体温で確認することしかできないの?                                                     
    だってヒロは今の美香を全部受け入れてくれてるのが痛いくらいわかる。

    2006-11-23 14:35:00
  • 363:

    名無しさん

    きっとヒロは美香が客とやってる事分かっている。だから過去の話とかしてくれた。だってね、普通そんな事言わないよ?                                         
    美香が苦しんでると思って、ヒロは話してくれた。ヒロの事だからねきっとそうだよね。                                            
    美香が淋しいときはかならずサプライズで色々してくれた。敏感なくらいヒロは美香に愛をくれていたよね。冷静になれば、ほらこんなに分かるじゃない。

    2006-11-23 14:42:00
  • 364:

    名無しさん

    ならば今、美香ピンチだよ?ヒロ?美香、今ね今どうしてもヒロの体温感じたいよ?                                              
    ヒロ?美香今淋しいよ。。。今美香すごい淋しいよ?

    2006-11-23 14:44:00
  • 365:

    名無しさん

                                        
    ピーンポーン                                          
    タイミングよく家のチャイムがなり美香は疑うこともなく急いでドアをあけた。                                    
    だってヒロだって、絶対ヒロだって思ったから。そう思ったから。

    2006-11-23 14:46:00
  • 366:

    名無しさん

    ガチャ。                                                         
    ドアが開くと同時にヒロの香水とは違う匂いが美香の体に伝わる。。                                                     
    この匂いはあいつのだ。

    2006-11-23 14:48:00
  • 367:

    名無しさん

    「久しぶりやね。あんた顔くらい出しなさいよ。大晦日も元旦もこないからお父さんが心配してたで笑?」                                                
    視界に入ったのはお母さんだった。美香を追い出した、美香の事邪魔あつかいしたお母さんだった。

    2006-11-23 14:51:00
  • 368:

    名無しさん

    派手な服着て、何才なんだよ。。                                             
    「何で家が分かったん?」美香の疑問はそれやった。美香は家に一度も17から帰っていないし連絡すらしていない。。

    2006-11-23 14:53:00
  • 369:

    名無しさん

    「住民票移動させたやろ?あと保険証つくったみたいやね。。。まぁ迷惑さえかけへんかったらこっちは安心やから。。あんたももう大人なんやしまぁ好きにしてええけど一回家に来てお父さんに顔見せたって」                                                 
    あっ、ヒロと前、役所に行って、住民票移動して、保険証作ったんだ。。そっか、初めて移動させたらお父さんが住民票用事で使う時美香の新しい住所も表示されちゃうんだ。。

    2006-11-23 14:57:00
  • 370:

    名無しさん

    「あんたがあたしを追い出したのに、何やねん。あたしは家に帰るつもりはないねん。ごめんけど帰ってくれる?」                                            
    最後に言われた言葉〔あんたは私の子供じゃないんだから早く出ていってくれる?〕それがよみがえる。                                     
    お母さんは、ふんっと笑いこう言って帰っていった。「じゃあ自分の口からお父さんに言いなさい、私はどっちでもいいんやから。じゃあね」

    2006-11-23 15:03:00
  • 371:

    名無しさん

    関係ないよ。あんな暴力父親、美香の父親なんかじゃない。                                             
    美香はドアを閉めて鍵をかけ、いらいらして靴を壁になげつけた。                                                      
    ヒロの救いなんていらない。

    2006-11-23 15:06:00
  • 372:

    名無しさん

    考える暇があったら仕事しよ。                                              
    マネージャーにメールをしてから急いで風呂に入った。                                   
    いやな事忘れるかのようにシャワーから出るお湯がどんどん排水溝に流れていく。・・・・・・。今は考えない!

    2006-11-23 15:08:00
  • 373:

    名無しさん

                                        
    「おはようございまぁす!あっ、理沙おはよ!」                                                  
    みんな美香の姿にびっくりしていた。マネージャーがすぐ美香の腕をひっぱり誰もいない所につれていく。

    2006-11-23 15:11:00
  • 374:

    名無しさん

    「なによ?痛いやんか「なによじゃないわ!お前なぁ人がどんだけ心配した思っとんねん。。。大丈夫なんか?」                                             
    マネージャーが心配そうに美香に話す。。ありがとうねいつも美香の心配してくれて。美香マネージャーには本間感謝してるよ!言わないけどね笑。

    2006-11-23 15:13:00
  • 375:

    名無しさん

    「大丈夫大丈夫!あっ、もうお客さん来るからさぁもう行っていい?ってかストレート似合う?!今日は美香のストレートデイやねん!」                                                          
    マネージャーはほっとした表情を見せ「似合う似合う!よっし!今日も頑張っていこか!」そう言って美香と握手をした。

    2006-11-23 15:16:00
  • 376:

    名無しさん

    更衣室で美沙さんの姿を見て美香はちゃんとあいさつした。                                             
    理沙は美香に抱きついてきて美香は笑った。ほかの子も美香に抱きつきみんな「心配した」って言っていた。                                               
    美沙さんもそんな顔だった。

    2006-11-23 15:18:00
  • 377:

    名無しさん

    みんなストレートの美香を絶賛して、美香は元気に笑った。                                             
    ヒロからの着信があったけど、出ないまま。メールはひらかず消去した。

    2006-11-23 15:20:00
  • 378:

    名無しさん

    美香ね今はまだうまく話せない。大人のヒロと対等にいたいと思い始めたから、だから今日一日連絡はしないで冷静になってから連絡したいの。                                           
    ヒロならわかってくれるよね?こんな事言わなくても分かるよね?

    2006-11-23 15:22:00
  • 379:

    名無しさん

    今日の美香は、以前の『金が一番』の美香よりも成長した『美香』になっている。                                               
    客からはストレートの美香をメチャほめてもらった。

    2006-11-23 17:04:00
  • 380:

    名無しさん

    家に帰ってから、ヒロからの着メロを変えた。                                       
    美香が大好きな曲。                                       
    http://j.pic.to/8rcra
    ヒロ、美香成長してヒロに似合う女になるね。

    2006-11-23 17:35:00
  • 381:

    名無しさん

                                        
    ヒロからの電話で目が覚めた。                                              
    「はい…」『もしもし?美香?』                                             
    大好きな声が鼓膜を伝わり体に広がる。なんだか泣きそうになっちゃうね。。ヒロの声ってすごい。。

    2006-11-23 17:39:00
  • 382:

    名無しさん

    「ヒロ。。」言葉がつまる。。                                  
    『美香?今から行ってもいい?』                                             
    ヒロからの言葉。嬉しいはずなのに何故か胸が痛い。。

    2006-11-23 17:43:00
  • 383:

    名無しさん

    「…‥…うん…‥…」                                                  
    美香がそう言うとヒロは美香が飲みたい飲み物を聞き電話を切った。                                                     
    髪を結び、顔を洗って軽く化粧をして待った。

    2006-11-23 17:47:00
  • 384:

    名無しさん

                                        
    ピンポーン。家のチャイムが鳴り美香はドアを開けた。                                               
    「美香おはよう」美香の視界にとびこんだのはヒロではなく                                         
    美沙さんだった。

    2006-11-23 17:50:00
  • 385:

    名無しさん

    びっくりしすぎて美香は固まってしまった。                                                    
    だってそのうしろにヒロがいたから。                                                       
    頭が混乱する。。把握できないよ?何?この状況。。美沙さんが何でこんな所にいるの?                                            
    なんでヒロと同じ匂いの香水…‥…違う、、、美沙さんの匂いは前から同じ。。。ヒロと同じ。。。匂いだ。。、

    2006-11-23 17:53:00
  • 386:

    名無しさん

    ドクン。。。ドクン。。。ドクン。。。ドクン。。。                                    
    美香の視界は美沙さんの首筋のキスマークが映る。                                                 
    「美香、外で話しいひん?」ヒロからの言葉。。美香は状況が分からないままいったんドアをしめ、薬を飲みキャップをかぶり二人が待つ車に迎う。

    2006-11-23 17:57:00
  • 387:

    名無しさん

    車の中で笑う二人の姿。助手席には美沙さんが乗っていた。                                             
    ヒロ?美香の場所だよね?その席は美香が座る場所だよね?・・・何で美沙さんが座ってんの?

    2006-11-23 17:59:00
  • 388:

    名無しさん

    美香はそのまま体を回転させアパートに戻ろうかと歩きだした時、バタンと音がして腕をつかまれ勢いで地面に崩れ落ちた。                                        
    振り向かないままうつむいた。腕の力で分かる。ヒロだって。

    2006-11-23 18:01:00
  • 389:

    名無しさん

    「美香・・?」やだ、聞きたくない。。やだ。                                                   
    何これ?美香何かしたの?何で美沙さんと一緒にいるの?                                              
    「放して?痛い」美香は気持ちとは違う冷静な声で話した。

    2006-11-23 18:04:00
  • 390:

    名無しさん

    「美香車「乗らない。乗りたくない」                                           
    「美沙と三人で話しよう。」「話?ヒロ自分がしてる事わかってるん?!美沙さんとやったんやろ?!」                                     
    キャップのつばでヒロの顔は見えないが、美香は話したっていうか怒鳴った。だって意味分かんない。

    2006-11-23 18:07:00
  • 391:

    名無しさん

    なんで黙るん?なんで?                                                 
    「美香分かんないよ!ヒロが何で美沙さんとおるんか分からん!」どんっ!ヒロを突き放して美香は美沙さんの元へ走って車のドアを開け、気付けば美沙さんの腕をひっぱり無理矢理車からおろした。

    2006-11-23 18:10:00
  • 392:

    名無しさん

    美沙さんがびっくりしている。                                              
    ヒロが走って美香の体を掴み美沙さんと美香の間に入る。                                              
    「落ち着け美香。落ち着けって!「こんな状況見て誰が落ち着くねん?!どけや!」

    2006-11-23 18:13:00
  • 393:

    名無しさん

    「美沙とはそこで会っただけや!美沙が美香の家に行く途中って言うから!」「何で助手席なん?!」「・・美沙が後ろ酔うからやで?・・」                                            
    美沙さんがそう言った。そうだ。。。美沙さんは後ろ前から酔うんだ。。。送り何回も一緒になった時、言ってた。。

    2006-11-23 18:17:00
  • 394:

    名無しさん

    「キスマークは?! 昨日そんなんなかった「マネージャーや」美沙さんの言葉に美香は驚いた。                                        
    え?・・・マネージャー?                                    
    美沙さんは話した。「今日美香に言うつもりやってん。美沙は美香傷つけたの事実やから美香の家まで行ってちゃんと謝ろって。。美沙なマネージャーと結婚すんねん」

    2006-11-23 18:21:00
  • 395:

    名無しさん

    「はぁぁぁ?!」思わず叫んでしまった。                                                     
    「メールしたやん?今から行くねって。。もしかして見てない?!」美沙さんからの言葉にびっくりして美香はあわてて携帯を開くと未読メールがあり美沙さんからだった。

    2006-11-23 18:26:00
  • 396:

    名無しさん

    ぷっ。。                                                                    
    ヒロが笑いだした。美沙さんもつられて笑った。                                                  
    美香は安心して泣いてしまった。「美沙さんごめんなさぁい。。美香もうちょっとで殴るとこやったぁぁ」

    2006-11-23 18:29:00
  • 397:

    名無しさん

    美沙さんは話したいのはそれだけやからと言い帰ろうとしたけど、美香がヒロにお願いして車で送る事になった。                                             
    美香はヒロの後ろに座り美沙さんは助手席に。

    2006-11-23 18:50:00
  • 398:

    名無しさん

    「美沙さんとヒロなんで同じ香水なん?」美香の疑問。。                                                          
    美沙さんはびっくりした顔で「えっ?本間に?あたしマネージャーとおそろいやで?ヒロ君も?」そう言うとヒロは「俺半年前この香水にしたばっかやで?まぁ人気の匂いやしなぁ笑。。あぁ美香疑ったんやろ笑」                                    
    美香はほっぺを膨らませすねると美沙さんは笑ってこう言った。                                           
    「ヒロ君美香の自慢話ばっかしとったねんで!この短時間の間に!!ってかあたし結婚すんねん!式に二人で来てな!」

    2006-11-23 18:56:00
  • 399:

    名無しさん

    薬指に光る指輪を美沙さんはにんまり笑いながら見せてくれた。                                           
    どっかのブランドの指輪でも何でもない安い指輪。                                                 
    けどめちゃめちゃ羨ましかった。

    2006-11-23 21:02:00
  • 400:

    名無しさん

                                        
    「ありがとね!美香、またあとでね!あっ、美沙今日ラストやから!」美沙さんはそう言ってマンションの中に走って入っていき、美香は助手席に乗った。                                      
    ぶーん。車が道を走るとすぐヒロが美香に言った。                                                 
    「美香の家もどろか」静まり返った車内。やけに緊張する。。

    2006-11-23 21:07:00
  • 401:

    名無しさん

    最初からずっと読んでます?今一番ハマってます?
    頑張ってください?

    2006-11-23 21:41:00
  • 402:

    名無しさん

    家までの道、やけに長く感じる。。                                            
    美香は黙ったままただ外をみていた。何を話していいのか分からない。。ヒロは黙って運転してる…‥怒ってるの?・・・怒ってるのかな。。けどね誰だって疑うよね?あんなのなしだよね!

    2006-11-23 21:45:00
  • 403:

    名無しさん

                                                    
    バタン。部屋のドアを締める。ヒロは靴を脱ぎソファに座りぬるくなったジュースを二つテーブルに置いた。美香はゆっくり隣に座ったけど、会話がない。

    2006-11-23 21:47:00
  • 404:

    名無しさん

    「美香、話があるねん」                                                 
    ヒロが口をひらいた。美香は固まってる。なんかね顔見れないの。。。                                        
    ぱっ。ヒロは美香のキャップを取り美香のほっぺを両手でもって自分の顔に向けた。

    2006-11-23 21:49:00
  • 405:

    名無しさん

    視界が急に広がり、美香の視界にヒロが映る。。                                                  
    「美香?もっと信じてよ俺の事」やさしい目。ヒロの目。すいこまれそうなくらい。。。真っすぐ美香を見てる。                                 
    「ヒロ。。あのね」言わなきゃ。ちゃんと美香だって言わなきゃ。客とやってるって。。

    2006-11-23 21:53:00
  • 406:

    名無しさん

    ヒロが真っすぐ美香を見つめ美香は言い掛けた言葉が言えなくなった。                                        
    言えばきっと傷つけてしまう。。ヒロだけは傷つけたくない。。                                           
    「ん?」やさしくヒロは美香に問い掛ける。。ヒロの手の温度が美香に伝わる。。。

    2006-11-23 21:55:00
  • 407:

    名無しさん

    言わないままの方が傷つけることになるのかもしれない。                                              
    もし、もしもヒロが美香をそんな美香を拒んだとしてもそれが現実。。隠す必要は                                   
    どこにもない。

    2006-11-23 21:57:00
  • 408:

    名無しさん

                                        
    「あたしもね、客とHしてる。営業で付き合ってるねん」                                              
    言った後、猛烈に後悔した。けど美香、ヒロの目じっと見たままちゃんと言った。                                               
    ヒロは悲しい顔を少ししてから美香を突き放す。。                                                 
    ぎゅっ。美香を突き放すどころか抱き締めた。力強く。つぶれてしまいそうなくらい。。

    2006-11-23 22:04:00
  • 409:

    名無しさん

    あれ。。?ヒロ?寒いの?何か体震えてるよ?                                                   
    ヒロ、泣いてるの?                                                               
    泣いてる?                                                                               
    あぁ、そうか美香の事嫌いになっちゃったんだ。美香今から振られちゃうんだね。でもね美香仕方ないって納得できるよ?だってそんなの絶対いやだもんね?

    2006-11-23 22:08:00
  • 410:

    名無しさん

    本当は振られるのか恐い。ヒロを失う事は美香にとって何よりも辛い。                                                                
    けど、この人を信じたい。                                                
    ヒロの気持ちを優先したいの。                                                                      

    2006-11-23 22:10:00
  • 411:

    名無しさん

    ヒロは何か決意したようにぴたりと震えを止め美香を抱き締める力を弱めた。                                                 
    美香はふられてしまうんだね。大丈夫だよ?美香に気使って言葉選ばなくたってちゃんと聞けるよ?                                                               
    そっと美香の体からヒロは自分の体を突き放し美香を見つめた。

    2006-11-23 22:13:00
  • 412:

    名無しさん

    ヒロ泣いてる。。。                                                               
    「美香?話してくれてありがとうな。。そんな事言わせた俺が悪いねん」                                                               
    ・・・え・・・?                                                                            
    違うよ?何・・・言ってるの・・・?

    2006-11-23 22:16:00
  • 413:

    名無しさん

    ヒロは美香を抱き締めた。                                    
    ふんわりヒロの匂いが美香の体を包み込む。。                                                               
    「ヒ。。ヒロ?ヒロは何も悪くないよ?!何で自分を攻めるの?!何で?」

    2006-11-23 22:19:00
  • 414:

    名無しさん

    やだ。。。                                                                   
    ヒロ。。。やだよ?                                                                                       
    美香やだ。。ヒロは何も悪くない。。ヒロ?ヒロ?

    2006-11-23 22:44:00
  • 415:

    名無しさん

    ヒロは美香がいくら呼び掛けても呼び掛けても、答えてはくれなかった。                                                   
    言葉で攻められる方がまだ耐えれる。                               
    ねぇ何でなにも言ってくれないの?何でただ抱き締めてるの?何で?

    2006-11-23 22:47:00
  • 416:

    名無しさん

    ヒロは何も言わず、美香の問い掛けに答える事無く、ただ抱き締めていた。                                                  
    外は雪が降り、風が窓を揺らしていた。                                          
    http://j.pic.to/7dfnu

    2006-11-23 23:03:00
  • 417:

    名無しさん

    抱き合えば                                           
    それ以上言葉がなくても通じあえる。そう信じていた。                                               
    けど、分からない。ヒロ?美香分からないや。。

    2006-11-23 23:07:00
  • 418:

    名無しさん

                                                                
    「いらっしゃいませ!ママの美香です」                              
    お客さまの席に座る。お客さんが美香に名刺を渡す。「まぁ!大手の会社じゃないですか?どうりで雰囲気が違うと思いました」美香がそう言うとスーツを着た男性は照れ笑いした。

    2006-11-23 23:11:00
  • 419:

    名無しさん

    ラウンジ『薫』が今日で2周年を迎える。美香はオーナーママ。31才。                                        
    銀座に店を構えた時、始めはどうなるかと思っていたがなんとか二年を迎える事ができた。

    2006-11-23 23:15:00
  • 420:

    名無しさん

    店の女の子は在席20人。みんなよく働いてくれる。                                     
    関西を離れたのは25の時、右も左も分からないまま銀座に辿り着きわけもわからないままがむしゃらにやってきた。

    2006-11-23 23:19:00
  • 421:

    名無しさん

    巻き髪は明るい髪はこっちでは安っぽくなってしまう。髪の色は自然な栗色に、エクステをはずしストレートをこころがけて、爪はシンプルなフレンチにした。                                                
    言葉の壁は思ったよりなくて、美香はすぐ関東の生活に馴染んだ。

    2006-11-23 23:22:00
  • 422:

    み-

    リアルタイムや??更新頑張ってねえ?この小説めっちャすき??

    2006-11-23 23:25:00
  • 423:

    名無しさん

    「まぁ!関西の方なんですか?私もです!」美香がそう言うと客は喜び、話がはずむ。                                 
    久々に聞く関西弁。やっぱり落ち着くなぁ。。美香はもうこっちに来て6年。。関西弁がずいぶんぬけてしまったから。

    2006-11-23 23:27:00
  • 424:

    名無しさん

    ヒロ?                                             
    美香はすっかりあの頃のヒロの年を追い越してしまいました。                                            
    ヒロ?あなたはどこにいますか?

    2006-11-23 23:29:00
  • 425:

    名無しさん

                                                    
    「美香?愛しとるで」                                      
    ヒロは、やっと口を開いた。                                               
    美香はその言葉がなぜか胸に突き刺さった。

    2006-11-23 23:37:00
  • 426:

    名無しさん

    「ヒロ?美香の事嫌いになっちゃったから何も言わなかったんじゃないん?」                                     
    ぽんぽんっ。ヒロは美香の頭をなでて体を放してほほ笑みながら美香を見た。                                                 
    「そんなんで嫌いになるわけないやろ☆大好きやねんから」

    2006-11-23 23:40:00
  • 427:

    名無しさん

    いつものヒロだ。                                        
    美香が大好きな優しいヒロだ。                                              
    ヒロは美香にキスを何度もした。いつもより激しいキスを。

    2006-11-23 23:42:00
  • 428:

    名無しさん

    「ベットにいこっか」耳元でそう囁き、美香は胸がきゅんとした。                                          
    ヒロは美香を抱き抱え優しくベットのうえに寝転ばせた。                                              
    外の雪は風と供に強く降っていた。。薄暗い明かりがヒロの顔を照らす。

    2006-11-23 23:46:00
  • 429:

    名無しさん

    美香の体をヒロは隅から隅までゆっくり優しく愛撫した。いつもと全然違う愛撫。                                   
    けどねあったかい優しい愛撫。                                              
    美香の声が吐息まじりに静かな部屋に響きヒロは美香の部分をためらいなく音をたてながら舐めた。

    2006-11-23 23:50:00
  • 430:

    名無しさん

    体が敏感に反応し、意識はふわふわとして、体はあつくなり、美香は力がはいらない体をくねらせる。                                      
    「気持ちいい?」ヒロの声。美香は吐息とともに「…‥…いきそう」と言うとヒロが下から美香の胸あたりまで動いてきて美香の手に指をからませ耳を愛撫しはじめた。

    2006-11-23 23:53:00
  • 431:

    名無しさん

    いきそうになるとヒロはやめて、キスを何回か繰り返し美香は力がすっかりぬけてしまった。                                          
    そしてヒロが美香の中に入ってきた瞬間美香はいってしまった。                                           
    美香はヒロにキスをされたままいってしまった。

    2006-11-23 23:55:00
  • 432:

    名無しさん

    ヒロが美香をみつめたままゆっくり腰を動かし鼻先やほおにキスをして、美香はヒロの首に腕をまわした。                                    
    「ヒロ、愛してる。」                                                  
    自然と出た言葉に自分でもびっくりした。でもね、本当にそう思うんだよ。美香ね、愛しすぎてどうしていいのか分からない。

    2006-11-23 23:59:00
  • 433:

    主。です

    みなさんに主からささやかですが待ち受けプレゼントしたいんで、ほしい人書き込みしてください!                           この作品にあったものになっちゃってもいい方限定です??                                 
    あっ、名前も教えてください!

    2006-11-24 00:10:00
  • 434:

    違うスレたてるんでそっちに待ち受けほしい人は書き込みしてください!

    2006-11-24 00:49:00
  • 435:

    名無しさん

    ヒロは一瞬動くのをやめて美香の目を見つめ、美香の体を起こして美香が上になった。                                             
    ヒロを見おろす。                                        
    ヒロは手をのばし美香のほおを触り

    2006-11-24 00:57:00
  • 436:

    名無しさん

    「美香、気持ちは俺だけのものやで?なぁ?絶対他の男受け入れんなよ」                                       
    そう言って下から美香をついてきた。                                           
    そしてまた美香が下になりヒロは美香と一緒にいった。いってしまった。

    2006-11-24 01:00:00
  • 437:

    名無しさん

    優しく美香を抱き締め、美香もヒロを抱き締めた。                                                 
    こうする瞬間がね、こうやって触れ合う瞬間がね美香大好きだよ?大好きなんだよ。                                                          
    ヒロは美香の頭を優しく何度も何度も撫でた。ずっと。

    2006-11-24 02:20:00
  • 438:

    名無しさん

    「美香は俺とおって幸せなんか?」                                                                                            
    突然のヒロの言葉に美香はびっくりしてしまい何も言えない。。。だってだって、美香幸せだもん。幸せすぎて失うのが恐いんだよ?                                                                        
    「ごめん。俺何言ってんやろ…忘れて」                                                                                          
    ヒロはそう言った。ちょっと小さい声で。。

    2006-11-24 02:27:00
  • 439:

    名無しさん

    「美香ね、ヒロの腕の中が一番大好きやねん」                                                                                                               
    ヒロ泣き虫だね。。また泣いてる。。                                                                                                       
    「世界で一番大好きよ?気持ちはいつもヒロでいっぱいやで?」                                                                                                                   
    ヒロは泣きながらうなずいた。うなずいたんだ。

    2006-11-24 02:30:00
  • 440:

    名無しさん

    この幸せがいつまでもいつまでも続くのならば                                                                                                               
    他に何もいらないと本気で思った。                                                                                                        
    美香はヒロを愛しています。                                                                                               
    ヒロも?同じ気持ちだよね?けどなんで泣いてるの?なんで辛そうにするの??

    2006-11-24 02:33:00
  • 441:

    名無しさん

    ヒロを初めて見たのは夕方の広場。ベンツに乗っていたヒロ。一瞬目が合った。                                    
    店にいきなり来たんだよね。美香を見て「彼女です」って指名くれた。美香ね夢じゃないんだろうかってあの時思った。                                                                  
    付き合う事が決まった時握手したよね?ヒロの手に包まれた時、本当に安心できたよ。

    2006-11-24 02:37:00
  • 442:

    名無しさん

    ヒロと食事行ったとき、迷うことなく美香を抱き締めてくれた。                                                                   
    東京から写メもおくってくれたよね、東京タワーの写メ。美香の都合が合えば一緒に来ようねって。                                                   
    朝いきなり美香の家にやってきて初めて美香はヒロとひとつになったよね。ヒロね美香の事愛してるって言ってくれて美香本当にうれしかったよ。

    2006-11-24 02:44:00
  • 443:

    名無しさん

    クリスマスの時美香お姫さまみたいな気分になった。ヒロからのプレゼントのドレスを着てガラスの靴じゃないけど美香にとってはそれ位価値がある靴をはいて、一緒に踊ったよね。                                                                                      
    正月は一緒に一日中ゲームしたりした。初詣二人でおみくじひいて今年も頑張ろうって。。                                                                               
    ヒロ?美香ヒロといる時すっごい笑ってるよね?それってねそういう事だよ?「幸せだって証拠やん」

    2006-11-24 02:49:00
  • 444:

    名無しさん

    ヒロは何も言ってはくれなくて、ただ美香を抱き締めていた。                                                                    
    なんか言ってほしいときにヒロは何か言葉を選んで話したりするよね。美香ねそんなのいらないの。選んだ言葉より思うままに話してほしいんだよ。

    2006-11-24 02:53:00
  • 445:

    名無しさん

                                                                
    店につくと大量の花があり全て美沙さんの名前がかかれてあり美沙さんのすごさを感じる事ができた。                                      
    店に入っても花は続いていた。花屋でもひらけそうやなぁ。。

    2006-11-24 13:03:00
  • 446:

    名無しさん

    フロアーはすでに満席に近い状態。。まだ八時ですけど!ってかみんな美沙さんの客やん!                                           
    「美香ぁ!おはよう!はよ着替えてきてくれぇ!」マネージャーが美香に気付き慌てて近づいてくる。

    2006-11-24 13:06:00
  • 447:

    名無しさん

    「今日はヘルプまわりやね!頑張るわぁ「何言ってんねん!全部お前指名やぞ!ダブル指名やねん!」                                                              
    はぁぁぁ???まじで言うてんの?16かぶりとか聞いたことないんですけど!                                                                                                 
    「美沙さんの客やんみんな。なんで美香指名なん?」「なんでもええから着替えてこい!」

    2006-11-24 13:10:00
  • 448:

    名無しさん

    更衣室に行っても誰もいなくて何か変な感じがした。服を着替え髪にスプレーをして携帯をチェックしてからフロアーに出た。                                                   
    ヒロからのメールはなかった。さっきまで一緒にいたんだもん。。平気。                                                               
    「美香さん入ります!」マネージャーに言われ美香は客の隣に座る。

    2006-11-24 13:49:00
  • 449:

    名無しさん

    「あっ、ど〜も指名ありがとうございます」何だか変な感じ。客はにこにこ笑ってるけど現状が把握できない。                                              
    美沙さんは忙しそうにフロアーをまわっている。3分きざみで席についてるんだ。。。って事は。。                                       
    「美香さんお願いします」マネージャーが美香を呼ぶ。。

    2006-11-24 14:01:00
  • 450:

    名無しさん

    えぇぇっ?!美香なんも話してないんやけど!「美香ちゃんほら呼ばれたで笑行ってきなさい」                                         
    客は慣れた様子で美香に言ってきた。美沙さんつねにかぶってるからそりゃ慣れるかぁ。                                                        
    美香はとりあえず席をたちマネージャーの所へ行くとマネージャーが耳打ちしてきた。美香と歩きながら「美香、しっかりしろ!お前は今日からうちの看板になんねんから!」                                                     
    ぽんっ!背中を叩かれる。

    2006-11-24 14:06:00
  • 451:

    名無しさん

    え?                                                                      
    美香が看板?                                                                              
    考える暇もなくマネージャーが次の席に美香をつれていき「美香さんはいります!」そう言った。

    2006-11-24 14:08:00
  • 452:

    名無しさん

    「やぁ!美香はっはっは!お前動揺しすぎやん笑!しっかりせぇよ!」その客は美香が新人の時から来てる客。                                              
    「何かもぅわけが分からん〜!」「とりあえずな、名刺の裏に連絡先書いて渡していけやぁ☆はよせなまた呼ばれるぞ☆美沙見てみろちゃんと話してるやろ?」                                                
    客にいわれ名刺入れから名刺をとりだし裏に連絡先を書きながらも美沙さんを見ると余裕の貫禄で席をまわっている。

    2006-11-24 14:13:00
  • 453:

    名無しさん

    やっぱりすごい人やぁ。。関心している場合じゃないない!                                                                     
    こうなったらこの状況を美香も楽しもう!よしっ!                                                                         
    美香のスイッチがはいった。。ってかやるっきゃないっしょ!

    2006-11-24 14:15:00
  • 454:

    名無しさん

    「これが連絡先やから!メールちょうだいなぁ!」美香スマイルを見せて名刺を渡すと客が笑顔でうけとった。                                              
    「美香さんお願いします!」                                                           
    マネージャーが美香を呼び美香は席をたち次の席へまわる。                                                         
    美沙さんと一緒の席につくのは時間前だけであとはばらばら。

    2006-11-24 14:18:00
  • 455:

    名無しさん

    何でいきなりみんな美香を指名したのか理由がわかったのは店が終わってから。                                                
    みんなでお別れ会をすることになり巨大ケーキや花束が登場した。                                                      
    女の子の疑問は美沙さん指名の客が美香指名した事。

    2006-11-24 14:56:00
  • 456:

    名無しさん

    「はい静かに!ほらルナ!じゅん!こっちに来て!」                                                
    そう言ったのはマネージャーではなく美沙さんだった。ルナとじゅんはそう言われ慌ててみんなが座ってる所に来た。

    2006-11-24 15:00:00
  • 457:

    名無しさん

    「みんな美沙指名の客が何で美香指名にしたかめちゃ疑問やと思うねんけどそれはな」                                                                     
    美沙が客に頼んだ。美香がこの店に入って美沙指名の客が口をそろえて言っていた事が、美沙がやめたら美香指名するって。                                                    
    美沙さんが話してみんながざわめいた。舞さんは美香に耳打ちして「だってな美沙と美香よう似てるねん」そう言って美香に微笑んだ。もちろん美香だってびっくり。

    2006-11-24 15:09:00
  • 458:

    名無しさん

    「指名なんて客が選ぶものでうちらに阻止することなんて出きないやん?これも美香の実力やと思う。だからみんなも指名がないからとかヘルプがいややからと言うので落ち込んだりせんとってな!あんなグラフで人の価値なんて決まらんねんから。美沙はみんなが大好きで本間に愛してる」                                                                         
    ぽた。                                                                                             
    美香は美沙さんの涙を見たのは初めてでした。

    2006-11-24 15:13:00
  • 459:

    名無しさん

    その涙に女の子は泣きだした。みんな美沙さんが大好きだから、みんな淋しいんだね。。                                                                    
    ━━「美香ちゃんって言うんやぁ」初日の日最初に話してくれたのが美沙さんだった。そして美香に握手してくれた。━━━━   なんて綺麗な人なんだろうと思った。                                                                               
    ━━━「どんまいどんまい!美沙何か何回も客怒らせたことあるで!」美香が客を怒らせた時、席をほったらかしにして駆け付けてくれた。━━━━━━

    2006-11-24 15:19:00
  • 460:

    名無しさん

    ━━━━「美沙もへん顔できるで!」何も気取る事無く美香や理沙の前でへん顔した。落ち込んでる理沙を励ましたんだ。言葉なんて無意味だからと笑いながら言った━━━━━                                                                                        
    ━━━━「殴るなら私を殴らんかいや!」店の子が他の店の子に殴られそうになった時美沙さんは駆け付けて、その子の前にたったんだっけ━━━━━                                                                                        
    ━━━━「美香?グラフなんかで人の価値なんて決まらないねんから。。美香の良さは美沙が知ってる」あの笑顔に美香は何度も助けられました━━━━━

    2006-11-24 15:25:00
  • 461:

    名無しさん

    ━━━━「初めまして美沙です」席に一緒につくとき美沙さんが来たらぱあっと明るくなった。あれは美沙さんやからできた事。美香には真似できない━━━━━━                                                                                              
    いつもグラフではずばぬけてトップで、でも気取らなくて、いつも笑顔で自分がしんどくても人を優先して                                                                                                
    美香はずっとずっと美沙さんに守られていたんだね。守られていたんだ。

    2006-11-24 15:29:00
  • 462:

    名無しさん

    ううん違う。                                                                  
    みんなが美沙さんに守られていた。守られていたんだ。                                                                       
    言葉で美沙さんに八つ当りした事もあった。泣きながら美香は美沙さんにぶつけた時、美沙さんは美香の言葉全部聞いてから

    2006-11-24 15:40:00
  • 463:

    名無しさん

                                                                
    「美香ごめんな。。気付いてあげれんでごめん」悪いのは美沙さんじゃないのに美香の手をぎゅっと握りながら美香にそう言ったんだ。何も悪くないのに攻められるのは辛かったしきっと、胸が引き裂かれる気持ちだったろうに。。                                                                                                                
    自分の弱音吐かないでいつも人の事ばっか心配して。美香には真似できないよ。美沙さん。

    2006-11-24 15:43:00
  • 464:

    名無しさん

                                                                                        
    やだよ。やだ。美香、まだ美沙さんに教えてもらいたいこといっぱいあるのに。                                                                        
    美沙さんはみんなに囲まれて初めて泣きました。美沙さんの性格からして、みんなの事、心配だもんね。                                                                                                 
    一人一人に美沙さんは言葉をつまらせながら手紙を読んで、名前を呼ばれた子は美沙さんからのメッセージに泣き崩れて。。

    2006-11-24 15:47:00
  • 465:

    名無しさん

    「美香!」                                                       
    美沙さんが美香の名前を呼んだから美香は美沙さんを見た。                                                                                             
    「いつもにこにこしていて、美沙は美香の笑顔にいっぱいいっぱぁい支えられてきたよ!今日からこの店のトップとしてぐいぐい頑張り!」                                                                                 
    美沙さんは美香に席をゆずったんだね。トップの席を。。美香は泣きながら返事をするとみんなが拍手をしてくれた。

    2006-11-24 16:03:00
  • 466:

    名無しさん

    拍手の意味は美沙さんが美香をひっぱり、握手したからだ。                                                                     
    「りっぱになるんやで!美沙の事おいぬかしてな!」                                                            
    その言葉に美香は思い出した。ちょうど入店して一ヵ月。指名に悩んでるとき美沙さんがグラフなんて関係ないって言ったあと

    2006-11-24 16:06:00
  • 467:

    名無しさん

    「早く成長して、美沙がおるとこまではいあがっておいで。。美沙その日まで美香の近くにおるから」                                                                                                  
    そうか。そういう事か。美香はもう成長したって事?だから、、、だから美沙さん辞めるの?

    2006-11-24 16:08:00
  • 468:

    名無しさん

    「美沙さん…‥…美香まだ全然美沙さんの足元にも近づいてない」美香が泣きながら言うと美沙さんは笑った。                                                                                                          
    「美香はもう大丈夫!明日から頼むから」                                                                                                     
    そう言って握手した手を放した。放したんだ。                                                               
    美香は美沙さんの姿を見るのが本当に大好きでした。恥ずかしいくらい大好きでした。美沙さん、もう美香は大丈夫です。これからは舞さんと一緒に店を支えます。

    2006-11-24 16:15:00
  • 469:

    名無しさん

    出会いがあれば別れは当然で、別れがあるから人はまた出会う。                                                                                           
    人生の中でこんな大切な出会いなんてあんまりない。                                                                                    
    けどいつまでも同じ場所にはいられないんだね。。                                                                                                             
    美沙さんははばたくんだ。この場所から違う場所へ。。美香が引き止めても、はばたいていくなら、背中をおして応援する!

    2006-11-24 16:18:00
  • 470:

    名無しさん

    みんなでケーキを食べて美沙さんと写真をとりまくった。けどみんな化粧はげはげやけど、そんなん関係なかった。                                                                                            
    巨大ケーキの生クリームを鼻先につけたり、食べさせ合ったり、シャンパンぬいたり、                                                                                             
    美沙さんは手をたたいて笑った。

    2006-11-24 19:11:00
  • 471:

    名無しさん

                                                                
    「美香おつかれぇ!」                                                                          
    美沙さんが美香に両手を振り美香は手を振った。                                                              
    美沙さんの水商売最後の姿なんやね。。

    2006-11-24 19:56:00
  • 472:

    名無しさん

    美香は頭を下げ「美沙さんおつかれさまでした!」美香は心を込めて叫んだ。美香の人生であなたに出会えた事はとても意味がありました。                                                                                                         
    家に着いた時、鏡を見て吹き出した。だって美香化粧ぼろぼろやねんもん!

    2006-11-24 20:01:00
  • 473:

    名無しさん

                                                    
    次の日から美沙さんがいない生活が始まった。どうなることやろと思いながらも一ヵ月もすれば慣れてしまう。                                                                      
    ヒロとはなんとかうまくやってる。うん。うまくいってるね!映画にも行ったし遊園地にも!ヒロはたくさん美香に笑顔を見せてくれた。

    2006-11-24 21:01:00
  • 474:

    名無しさん

    「理沙辞めよっかなぁ」                                                                         
    久々昼から理沙と遊び、パスタでランチ。。久々の神戸。やっぱおしゃれな町だなぁ。                                                                                                         
    「あんた毎回よくそんな辞める辞めるって言えるよなぁ笑」美香がそう言いながらパスタをほおばる。

    2006-11-24 22:12:00
  • 475:

    名無しさん

    「だってさぁまた理沙指名違う子にされたしぃありえんでまじで!ルナむかつくわぁ」「理沙ぁ〜。別にルナが悪い訳ちゃうやん!美香だって何人も客に指名変えられた事か!けど気にしてないで!気にしてる自分が嫌やもん」

    2006-11-24 22:14:00
  • 476:

    名無しさん

    「美香は客いっぱいおるからええやぁん!理沙なんか数少ない指名客やのにさぁ、そのうちのでっかい客やで?本間なしやわぁ!」                                                 
    理沙は見た目も可愛らしいしもてるタイプ。けどかけひきができない。                                                                                                    
    損しちゃうんだね。

    2006-11-24 22:17:00
  • 477:

    名無しさん

    「ねぇ、美香はどうやって指名とってんの?」はい?何を今更聞いてるんですか?                                                                                               
    「指名?う〜ん。。分からん」その答えに理沙が美香を睨む。いやいやいや!あんた何そんな顔しとんねん!                                                                       
    「美香は理沙の後にはいったのにさぁ〜一人指名とりまくって気付いたら2000円のカバンがグッチに変わり、ディオールに変わりシャネルに変わり今ではエルメスやもんなぁ!」

    2006-11-24 22:27:00
  • 478:

    名無しさん

    そこまでには美香は本間大変やったんやで!なぁんて言える訳がなく、美香はただ聞き流していた。                                                               
    そうやなぁ。最初ボロボロカバンやったよなぁ。。懐かしいなぁ。。

    2006-11-24 22:56:00
  • 479:

    なな

    この小説1番すき???毎日かいてくれる主さんも大好きです??がんばって完結させてくださぁい?

    2006-11-25 00:55:00
  • 480:

    あや

    主さん大好き??
    頑張ってくださぃ

    2006-11-25 01:16:00
  • 481:

    主。◆tRd/QWYm5M

    主はみぃんな大好き!                                                                          
    大好きすぎて意味が分からないくらい好き!

    2006-11-25 03:20:00
  • 482:

    名無しさん

    美香は最初源氏名をあゆにしたかった。もちろんあゆが大好きだから。                                                    
    「あゆはおるからあかんわぁ。。ってか美香って名前は売れると思うけど」ボールペンで頭をかきながらマネージャーが言った言葉で美香は本名でいくことにした。                                                          
    貧乏で店で着る服がなくて貸しドレスで靴は1980円の靴やったっけ。。髪の巻き方ぐっちゃぐちゃで。

    2006-11-25 03:32:00
  • 483:

    加藤

    500

    2006-11-25 03:32:00
  • 484:

    名無しさん

    店の子みんながめちゃめちゃ綺麗に見えて美香めっちゃ不安やったなぁ。                                                                           
    待機中女の子の輪の中に入れなくて、一人うつむいてた。携帯だってプリケーやったし。                                                                                
    一際目立ってた白いドレス姿のめちゃめちゃ綺麗な人がやたら視界に入って。。一人だけオーラが違ってて。

    2006-11-25 03:35:00
  • 485:

    名無しさん

                                                    
    いきなり席から立って走ってきて美香の元に来て「名前は?!あたし美沙!」っていきなり笑顔で言われて、「美香です!」緊張して震える美香の手を取り「美香ちゃんっていうんや!よろしく」そう言った。

    2006-11-25 03:39:00
  • 486:

    名無しさん

    最初はずっと指名とかとれなかったし、店に慣れるのに必死で笑。                                                                  
    今なんて店に慣れすぎやし。ははは!懐かしすぎやし!

    2006-11-25 03:42:00
  • 487:

    名無しさん

                                        
    「懐かしいなぁ2000円のカバン!あれ美香大事に置いてるねんで」美香がそういうと理沙はびっくりした表情をした。                                                                                           
    そりゃそうだよねあんな安いかばん。。けどあれはあの時の美香にとったら大事な唯一のカバンで、靴は捨ててしまったけど一足しかなくて履きつぶした。

    2006-11-25 03:46:00
  • 488:

    名無しさん

    生きていく事に必死だった。お金がなくてご飯すらまともに食べれなかった。                                                                                     
    美香あの頃からしたらめっちゃ成長したよ。そりゃ指名の波がなかったわけじゃなくて安定するまで本当に時間はかかったし途中で全て投げ出したくもなった。

    2006-11-25 03:50:00
  • 489:

    名無しさん

                                                    
    ブーン。。。ブーン。美香の携帯がテーブルの上で振動して美香は携帯を開いた。                                                                                               
    「ちょっと電話出るね」理沙にそう言い受話ボタンを押した。

    2006-11-25 03:54:00
  • 490:

    名無しさん

    電話してきたのはヒロだった。                                                                                  
    「もしもし?」『ごめんなぁ急に今電話大丈夫?』                                                                                     
    ヒロ外に居るのかな?何だか騒がしい。。                                                     
    「うん大丈夫やで?」『別れよう』

    2006-11-25 03:59:00
  • 491:

    名無しさん

                                                                                        
    えっ?                                                                                 
    「えっ?今なんて『別れよう』                                                                                                          
    美香は急すぎて理解できない。。

    2006-11-25 04:00:00
  • 492:

    名無しさん

                                                    
    「何で?ちょっちょっと待ってヒロ今どこ?」                                                                           
    焦りながらも話てる美香。ヒロ何言ってんの?理解できないよ?                                                                                           
    『その方がいいやろ。やっぱり「どこにおるんか聞いてるねん」                                                                               
    ヒロの悪い癖。人の話たまに無視するとこ。。

    2006-11-25 04:04:00
  • 493:

    名無しさん

    ねぇお願い答えて。いつもは我慢してた。話聞いてもらえないときがあっても美香我慢してた。                                                                 
    けどね、今は違う。大事な話はね会ってするものだよね?そうだよね。                                                                
    『美香、美香は一人でだい「答えてよ?どこおるん?何で答えてくれへんの?!」                                                                       
    理沙がびっくりしている。こんなとこで美香叫ぶのは間違えてるから席を立ちながら話、そのまま電話しながら上着も着ずに外に出た。

    2006-11-25 04:09:00
  • 494:

    名無しさん

    外は昼間だというのに人が多くて、騒がしい。                                                               
    「・・・会いたくないから言わないん?・・・美香なんかした?『・・・別れよう』                                                                                  
    人の話も聞かないで、ヒロ?そんなにそんなにも美香が嫌なの?

    2006-11-25 04:13:00
  • 495:

    名無しさん

    「ヒロ?会って話聞かせて?別れるのはわかったからせめてちゃんと理由教えてよ。。」                                                                                
    深呼吸した後に美香がいった精一杯の言葉。こんな急に別れようって言われて、はいそうですか。なんて言えない。言えるわけない。

    2006-11-25 04:19:00
  • 496:

    名無しさん

    こんなん美香嫌や。ありえへん。ありえへんにも程がある。。ヒロの嘘つき。。一生一緒におるとか言ったのもずっと美香だけとかも全部全部嘘だったんだ。                                                                         
    『分かった。今から会える?』                                                                                  
    ヒロからの言葉で今から会う事になり美香は理沙に理由を話理沙とわかれた。

    2006-11-25 04:23:00
  • 497:

    名無しさん

    http://e.pic.to/8g58p

    2006-11-25 04:29:00
  • 498:

    加藤

    調子乗って500取ったんやけど、この小説めっちゃ書き方綺麗し画像とか載せて新しいと思う?小説読んで初めて涙出た?本間応援します?あげ???

    2006-11-25 04:47:00
  • 499:

    名無しさん

    美香は走った。ヒロが待つあの場所まで、初めてヒロを見たあの広場まで、息を切らせながら。                                                     
    会ってしまえば、話をされて、終わってしまうのかもしれない。さよならするのはきっとどうあがいてもね、ヒロは美香に告げる。告げて美香はきっと笑いながらうなずくんだ。                            
    美香強がりだから、こんな時笑ってしまうんだ。

    2006-11-25 05:01:00
  • 500:

    名無しさん

    走るのをやめて歩く。ゆっくり。どんな顔してどうやってヒロの話を聞けばいい?どうやったらいいの?                                                             
    大好きなヒロから                                                                                        
    今から別れを告げられるのに。。。

    2006-11-25 05:04:00
  • 501:

    名無しさん

    分からないなりにも足は、美香の足はヒロが待つ広場に向かい、美香の目はヒロの姿を見つけた。                                                                            
    ドクン、、、ドクン、、、                                                                        
    胸がはりさけそうだ。。。

    2006-11-25 05:05:00
  • 502:

    名無しさん

    いつもならヒロ笑って迎えてくれて、美香は抱きつくとヒロはやさしく抱き締めかえしてくれる。                                                                            
    「ヒロ。。。」美香が呼び掛けるとヒロは美香の顔を見て悲しく微笑んだ。                                                                          
    馬鹿だねヒロ。。無表情の方がね傷つかないんだよ?こういう時って。。。そんな顔しないでよ。。。

    2006-11-25 05:09:00
  • 503:

    名無しさん

    手をのばせばヒロの手は握れた。大好きなヒロの手。美香の大好きなヒロのあったかぁい手。                                                                  
    けど握れない。。美香はコートのポケットに手をつっこみ、ヒロに笑いかけた。いっぱいいっぱいだ。。

    2006-11-25 05:11:00
  • 504:

    名無しさん

    「どっか入る?」ヒロの言葉に美香は頭をふる。するとヒロは少し遠くを見てから、                                                                                  
    美香の顔を見てうなずいた。風がヒロの髪を揺らしヒロの目に前髪がかかる。                                                 
    美香ね、ここでいいよ。一緒にいるとさぁきっとヒロを困らせる事になっちゃうから。。ここでいい。充分だよ。

    2006-11-25 05:15:00
  • 505:

    名無しさん

    広場はティッシュくばりの人や待ち合わせしてる人や通り過ぎる人がたくさんいた。                                                          
    美香はそんなのに視線をうばわれずにただヒロを見た。美香の目にヒロをいっぱい写したいから。                                                                            
    「なぁ美香?」

    2006-11-25 05:17:00
  • 506:

    名無しさん

    リアルタイム?主さん頑張ってください???

    2006-11-25 05:18:00
  • 507:

    名無しさん

    ドクン。。                                                                   
    息をしたら、美香は崩れてしまう。。ヒロの話をちゃんと聞くって決めたんだから。。しっかりしなきゃ。。                                                                                   
    「ん?」美香は精一杯声をだした。胸がつまって声が出ない。。

    2006-11-25 05:20:00
  • 508:

    名無しさん

    晴れた空。澄みきった空。深い深い青をつくる空。 まるで美香の事、見守ってるみたいだね。                                                                 
    「俺、美香の事幸せにするって言ったやん?」ヒロは美香の目を見てそう言った。真面目な顔して。美香の目を見ながら。言葉を選びながら。                                                        
    ドクン。                                                                    
    美香はこんな時に何微笑んでるんだ。。

    2006-11-25 05:24:00
  • 509:

    名無しさん

    美香はうなずく。本当はうなずきたくない。                                        
    うなずく事はね理解してる事になっちゃうもん。けどねうなずかなきゃダメなんだね。ヒロの気持ち考えなきゃ。

    2006-11-25 05:27:00
  • 510:

    名無しさん

    「世界一幸せにするって言ったよな?」                                                      
    そうだよ。美香の事抱き締めながら、優しく言った。今は思い出したくないよ。                                                
    美香はうなずく。声が出ないの。胸がつまって。。

    2006-11-25 05:29:00
  • 511:

    名無しさん

                                                    
    ヒロは一瞬言葉をつまらせた後美香にこう言った。                                                                         
    「約束守れなくなった。」                                                                        
    ドクン。。                                                                               
    「お互いの未来を進もう」

    2006-11-25 05:32:00
  • 512:

    名無しさん

    「美香の事、、、美香の事嫌いになっちゃったん?」                                                            
    泣いちゃだめ、泣いちゃだめ。。ちゃんと聞かなきゃ絶対後悔する。

    2006-11-25 05:33:00
  • 513:

    名無しさん

    ヒロ、優しいヒロ。美香の大好きな大好きなヒロ。                                                             
    いつも抱き締めてくれて、アイシテルって言ってくれた。そんなヒロはもういない。                                                          
    ヒロは美香の目の前で小さくうなずいた。「美香、ごめん」

    2006-11-25 05:36:00
  • 514:

    名無しさん

                                                    
    美香は目をそらすことなく、ヒロに笑った。                                                                            
    「そっか」                                                                   
    そんな言葉どっから出たんだろ。。ヒロが美香を嫌いになっちゃったから?                                                              
    どこが嫌とかどうしたらいい?とか美香は聞けないの。むなしくなるからね、せめてかっこよくいたいからね、ヒロを攻めないの。

    2006-11-25 05:38:00
  • 515:

    名無しさん

    「いいよ!別れよ!美香もヒロがいてね仕事しにくいなぁって思ってたねん」ヒロに向かって苦笑い。                                                              
    ヒロは美香に悲しくほほ笑み「そっか」そう言った。                                                                                    
    ヒロは美香の支えだからね邪魔なんかになるわけないのに、何が「そっか」なの?ばかだね。

    2006-11-25 05:44:00
  • 516:

    名無しさん

    ヒロは一瞬美香に笑いかけ、真面目な顔をした。                                                                                      
    「美香?幸せになれよ」                                                                                     
    美香の幸せはヒロなのに。

    2006-11-25 05:46:00
  • 517:

    名無しさん

    「うん!ヒロもね!」                                                                          
    そんな事全然思えないのに。                                                                                                           
    「じゃあ行くわ」                                                                                        
    ヒロ?美香いやだ。

    2006-11-25 05:48:00
  • 518:

    名無しさん

    ヒロは手を差し出してきた。                                                                                   
    別れの握手。                                                                                          
    美香が手を差し出すと、ヒロはぎゅっとにぎった。

    2006-11-25 05:49:00
  • 519:

    名無しさん

    この手を放すとヒロとさよならなんだね。                                                                             
    「元気でな」                                                                              
    ヒロからの言葉に美香はうなずけずにうつむいてしまった。

    2006-11-25 05:51:00
  • 520:

    名無しさん

    ヒロの手があったかくて、いつもと変わらないあったかさ。                                                                                 
    ぎゅっ。                                                                                            
    ヒロの指に力がはいって、ヒロは美香から手を放した。

    2006-11-25 05:53:00
  • 521:

    名無しさん

    美香は顔をあげてヒロに手をのばそうとした時、それをさえぎるかのようにヒロと美香の間を人が通った。                                                            
    そしてヒロは背中を向けゆっくり歩いていく。美香を残して。ゆっくり歩き始めた。                                                                                  
    美香はこんな時なのに涙が出ない。。

    2006-11-25 05:56:00
  • 522:

    http://i.pic.to/82xv1

    2006-11-25 06:04:00
  • 523:

    主。

    途中で寝てしまうのがみなさんに失礼だと思い、別れの部分をかきあげました。話はまだ続きます!                                                               
    眠いので寝ます!書き込みありがとうございます!

    2006-11-25 06:09:00
  • 524:

    名無しさん

    一番ハマって読んでます!かなり好き!完結まで頑張ってください!

    2006-11-25 07:14:00
  • 525:

    名無しさん

    小さくなるヒロの背中。大好きなヒロの、ヒロの背中。                                                           
    ――美香が引き止めればまだ間に合うよ―――――                                                                                     
    ううん。それはね、そういうのはねない。ありえないの。美香ね、ヒロの性格ちょっとは分かってるからね

    2006-11-25 14:49:00
  • 526:

    名無しさん

    ヒロは決めたら最後なの。                                                                        
    最後なんだ。                                                                                          
    ありったけの愛で美香を包んでくれたヒロ、美香のヒロの背中はこの町に住んでいてももうたぶん見る事はない。

    2006-11-25 14:52:00
  • 527:

    名無しさん

    ―――♪♪♭――――                                                  
    ヒロとは違う着信音が美香のカバンで鳴ってる。美香に悲しむ時間はありませんってまるであざわらうかのように悲しく響いた。

    2006-11-25 14:55:00
  • 528:

    名無しさん

    カバンから携帯を取出し電話に出た。ヒロの姿見えないや。。                                                                                            
    「はいはい」『後ろ見て』客から言われた一言。美香はびっくりして後ろを向くと                                                                                                                                   
    ヒロと出会った時の客がこっちに近づいてきた。。ふっ。美香はちょっと笑ってしまった。

    2006-11-25 14:59:00
  • 529:

    名無しさん

    まるであの時に戻ったみたいだね。ヒロに出会ったあの日みたい。                                                                                          
    「おはよう!こんな時間になにしとん?」客はびっくりしながら美香に話てくる。美香は「今からミーティングやねん!また終わったらメールするな!」そう言って笑顔で答えた。

    2006-11-25 15:03:00
  • 530:

    名無しさん

    そして美香は歩きだした。ヒロが歩いた方向と逆の方向へ。                                                                                             
    悲しみはなぜかなかったの。けどヒロ、忘れないで?                                                                                                
    美香はあなたを愛してる。永遠に愛しい。。

    2006-11-25 15:06:00
  • 531:

    名無しさん

                                                                            
    http://h.pic.to/82mys
    銀座。。                                                                                
    「ママ今日面接に来る子ママと同じ関西出身らしいですよ」チーフがそう言った。美香は着物の襟元を鏡を見ながら直す。

    2006-11-25 15:13:00
  • 532:

    名無しさん

    「えっ?そうなの?」                                                                          
    そう言った時店のドアがゆっくり開いて、一人の女の子が恐々入ってきた。                                                                                      
    チーフが行こうとした時美香が制止して目で合図をした。美香が行くから。と。チーフは一瞬びっくりした後優しくほほ笑みカウンターの中に入った。

    2006-11-25 15:17:00
  • 533:

    名無しさん

    「こんばんわ。さぁどうぞ。よく来たね」美香は、女の子の前に立ち女の子の手を握り握手をした。                                                                                                   
    女の子の手は震えていた。だからぎゅっと握った。握る事で、体温を感じる事で全てが安心に変わるのを美香は色んな人から教えてもらったんだ。

    2006-11-25 15:21:00
  • 534:

    名無しさん

    面接用紙に女の子は書いてる間、美香は身分証をチーフにコピーさせに行った。                                                                                    
    20かぁ。若いなぁ。そう思ってると女の子が美香に面接用紙を渡してきた。                                                              
    可愛らしい字 でぎっしりちゃんと書き込んである。それにゆっくり目を通す。

    2006-11-25 15:25:00
  • 535:

    名無しさん

                                                    
    ・・・?!・・・あるところで美香の動きがとまる。だって、美香が働いていたあの店の名前がかかれてあったから。                                                                               
    「あなたDOORにいたの?!」女の子はうなずく。「はい。オーナーから東京で働くなら、ここにしろってこの店を勧められました」

    2006-11-25 15:29:00
  • 536:

    名無しさん

    オーナーって・・・そうかマネージャーオーナーになったんだった!                                                                                         
    思わず吹き出してしまう。「ごめんねっ。。。はっはっはっは!あ〜っおかしぃ笑笑。涙でちゃった!オーナー元気?頭はげてない?!いつ?いつまでいたの?すごい懐かしいわぁ!」                                                                                                 
    「先週までです。オーナー今日一緒に来てくれてるんですよ。。」女の子の言葉を聞き美香はびっくりしすぎて立ち上がった。「えっ?今?どこにいるの?!呼びなさい☆」美香がそう言うと女の子は携帯をとりだし電話をかけはじめた。

    2006-11-25 15:35:00
  • 537:

    名無しさん

                                                    
    オーナーに会うのは、美香が東京に出てくる日以来だ。連絡は半年前にして以来していない。                                                                                                      
    「おぉ!美香ぁ笑!久々やなぁ!お前着物着るよぅなったんかぁ!」美香の店にオーナーがやってきてオーナーは笑った。

    2006-11-25 17:17:00
  • 538:

    名無しさん

    女の子はびっくりした顔だがオーナーがいるので安心してるのだろう笑顔になった。                                              
    チーフは烏龍茶の入ったグラスをテーブルに置きオーナーに「初めましてチーフの松林です」名刺をオーナーに渡した。

    2006-11-25 17:20:00
  • 539:

    名無しさん

    オーナーは丁寧に名刺を受け取るとスーツの胸ポケから名刺入れをだしそこから一枚名刺をだし                                                                             
    「初めまして、関西で店やってる荒川です」名刺をチーフに渡した。                                                                                         
    「オーナーご飯食べた?」美香がそう言うと「まだやけど」オーナーはそう答えたので美香は店をチーフに任せ開店まで一時間半くらい時間があったので女の子と三人で食事をすることにした。

    2006-11-25 17:33:00
  • 540:

    名無しさん

                                                                
    近くにある寿司屋に入り、席に座る。                                                                               
    「美香、うちの店で一番やった由美はどうや?こっちで頑張れる思うか?」オーナーがそう言って由美が合うかどうか聞いてきて美香は笑った。

    2006-11-25 17:37:00
  • 541:

    名無しさん

    「合う合わないじゃなくて、合わせるんだよ?笑!オーナー何言ってんの?けど由美なら大丈夫かな!髪を暗くしてストレートにしようね!」美香がそう言うと由美は返事をした。                                                                           
    キラキラした目でいっぱい希望溢れる瞳で美香を見る。。ん?。。。誰かに似てる気がする。。

    2006-11-25 17:40:00
  • 542:

    名無しさん

    「美香気付いたか?」オーナーがにんまり笑いながら話、美香は疑問の表情をみせる。                                                                                 
    けどこの子の雰囲気、、誰かに、、、ん?                                                                             
    「美沙の妹や」

    2006-11-25 17:42:00
  • 543:

    名無しさん

    オーナーの一言で美香は気付いた。                                                                                            
    そうだ。この子美沙さんに似てる。。。うん!よく似てる!                                                                                 
    まだあどけないけどそれは美香がもう31だからだろう。

    2006-11-25 17:48:00
  • 544:

    名無しさん

    「ねぇ、あなた美沙でいきなさいよ!うん!美沙がいいよ!わぁぁ、オーナー素敵な子をありがとうね!」オーナーと美香と美香の憧れでいまだにおいつけていないと思う名前をつけた美沙は乾杯した。

    2006-11-25 17:53:00
  • 545:

    名無しさん

    美香の大好きな美沙さんはもう五歳になる子供がいて、今でも連絡はたまにとっている。                                                                                
    美香の大好きな大好きないつまでも憧れの美沙さん。                                                                        
    美香の大好きな美沙さんの妹が、美香の店で働くんだね、今日から。美香のひらいたお店で!

    2006-11-25 17:56:00
  • 546:

    主。

    http://e.pic.to/at4m9

    2006-11-25 18:01:00
  • 547:

    名無しさん

    なんでヒロクンと別れちゃうことになったんですか?ヒロクンが別れをきりだした理由がいまいち分からないんですけど。

    2006-11-25 18:02:00
  • 548:

    主。

    その理由はまだ先ですが美香が分かることになります。                                                           
    美香自体この時点ではわかっていない設定なんですよ。                                                                                   
    衝撃的な結末があなたを待っています。。

    2006-11-25 18:05:00
  • 549:

    名無しさん

                                                                                                    
    美香はたまにヒロを思い出す。。ヒロの顔はもうはっきりは思い出せない。                                                                          
    今でも好きかと聞かれたら美香は素直にはうなずけないし町でばったり会ってもたぶん分からないだろう。                                                                        
    この空の下にきっといるんだ。。

    2006-11-25 18:11:00
  • 550:

    名無しさん

    時間はいくら止めようとしたって止まりはしない。常にチクタクと音をたて進み続ける。                                                                                
    美香はヒロから卒業するのに何年も時間がかかりすぎた。。ヒロと過ごした場所にいることでいつまでも縛られている自分が嫌で選んだ場所がここ。東京だった。

    2006-11-25 18:13:00
  • 551:

    名無しさん

                                                    
    美香がDOORを辞めると決めてすぐマネージャーに報告するとマネージャーは美香を止めることなくうなずいてくれた。25の美香にキャバクラはちょっとしんどかったから。                                                                                           
    理沙は美香が22の時に、客と結婚すると言って寿退社したし、舞さんは新地でママになっていた。                                                                            
    みんなそれぞれの道を歩み初めているのに美香はいつまでも同じ場所に居たままで。。

    2006-11-25 18:20:00
  • 552:

    名無しさん

    それからすぐ東京に来て、わけがわからないまま家を借りて。。。                                                                              
    がむしゃらだった。本当にがむしゃらだった。一人は慣れていたけど、知らない土地に言葉の壁。                                                                            
    それでも美香は生きてきたんだよ。生きてきたんだ。

    2006-11-25 18:23:00
  • 553:

    名無しさん

                                                                            
    東京の町に店を出すのを考えだした時、美香の携帯に電話がなった。28才の時。

    2006-11-25 18:25:00
  • 554:

    名無しさん

                                                                
    「お父さんがさっき息をひきとった」                                                                               
    母さんからの電話。いきなりの電話だった。                                                                            
    美香は気付けば新幹線にのっていた。それまで、美香は母さんが何を言おうが無視していたし、父さんが倒れたって聞いても耳すら貸さなかった。

    2006-11-25 18:29:00
  • 555:

    名無しさん

    新幹線の中、窓から見える景色に目をうばわれながら、頭の中は父でいっぱいだった。大嫌いな父。美香の父さん。                                                                                
    美香は泣かない自信があった。悲しくなんてない。だってずっともう親子なんかじゃないって思ってきたから。

    2006-11-25 18:32:00
  • 556:

    名無しさん

    最後くらい顔を見ようという程度の気持ちで、美香は何も考えなかった。。                                                                                      
    その時の話をきいてください。

    2006-11-25 18:35:00
  • 557:

    名無しさん

    『大阪〜大阪です』車内にアナウンスが流れ、美香は大阪の地に足をつけた。三年ぶりの大阪。こんな形で戻ってくるなんて。。。                                                                                     
    カバンから携帯を出し、母さんに電話をかける。通夜は明日だよね。。どこにおるんやろ。                                                                   
    階段をおりながらコール音を聞いていると母さんが出た。

    2006-11-25 18:38:00
  • 558:

    名無しさん

    「○●病院にいるから」母さんはちょっと落ち込んだように話した。                                                                             
    タクシーに乗り病院の名前を言う。泣かないと思っていたのに何だか父さんの顔は見たくない。見たくないんだ。

    2006-11-26 00:20:00
  • 559:

    名無しさん

    病院に行くにはちょっと派手すぎる美香の服。母さんにまた嫌味言われるかもしれないけどもう会う事のない人。関係ない。                                                                            
    バタン。病院前でタクシーは停まり美香は下りた。

    2006-11-26 00:22:00
  • 560:

    名無しさん

                                                                
    はぁ。。。深呼吸をしてから美香はゆっくり歩きだした。父さんと会うのは17以来。。もう11年。。そう考えながら美香は歩く。

    2006-11-26 00:25:00
  • 561:

    名無しさん

                                                    
    病室の前で美香はためらう。一瞬ドアを開けるのが恐くなった。

    2006-11-26 00:26:00
  • 562:

    名無しさん

    ガチャ。呼吸を整えドアを開けると母さんが視界に入る。。美香に気付くと椅子から立ち上がり「美香。。。」なんだかいつもの母さんとは違い落ち込んでいて美香は拍子抜けしてしまった。                                                                                              
    ベットのうえに眠っている小さくなった父さんの姿が目に入り、美香は母さんに「遅くなってごめん」そう謝った。。素直に謝ったのは素直に悪いと思ったから。

    2006-11-26 00:31:00
  • 563:

    名無しさん

    会うには遅すぎた。父さんこんなシワがあったっけ。。こんな小さかったっけ。。                                                                                   
    美香は眠っている父さんの顔を見た。何でこんな固まってるの??美香は父さんの顔に手をのばしほっぺを触った。                                                                                            
    冷たい。。

    2006-11-26 00:34:00
  • 564:

    名無しさん

    「一週間前から急に体調悪くして。。。」母さんの言葉に耳を傾ける。                                                                                        
    「最後に美香の名前を呼んだねんよ?ずっと父さん美香の心配ばかりしてたから」                                                                                   
    美香は父さんの顔を触りながら唇をかみしめた。。美香の心配。。。?父さんが?

    2006-11-26 00:37:00
  • 565:

    美奈

    やり方わからないんで、誰か500からよめるようにお願いします?

    2006-11-26 02:10:00
  • 566:

    2006-11-26 03:02:00
  • 567:

    あれ?>>500->>600    こうかな。

    2006-11-26 03:03:00
  • 568:

    名無しさん

    >>500>600

    2006-11-26 03:04:00
  • 569:

    2006-11-26 03:05:00
  • 570:

    2006-11-26 03:06:00
  • 571:

    主。

    出来ない(*_*)どうやんの?

    2006-11-26 03:08:00
  • 572:

    名無しさん

    美香の事なんていつも怒って美香だけ殴ってたくせに。。美香いっつも何かするたび殴られてたのに。。心配なんてうそだ。                                                                                        
    「そんなの嘘だよ…‥私の事邪魔だったくせに」                                                                          
    美香は母さんに小さな声で言った。心配するより美香の事が邪魔だったから美香を殴ってたんだよ。父さんは。

    2006-11-26 03:12:00
  • 573:

    名無しさん

    「その逆や。。。美香の事いっつも心配してなぁ、、美香が帰ってこない時なんか全然寝てなくて。。お父さん口より手が出る人やったから。。。成人式にあんたが着る着物も父さん買ってたし、あんたがいつ帰ってきてもいいように部屋そのままにしとけって。。。っ。。。お父さん。。。美香を一番に。。。一番に考えとったんよ。。。?!」                                                                                    
    母さんは言葉をつまらせて泣きだした。声をあげて。                                                
    この人が泣くなんて。。。

    2006-11-26 03:17:00
  • 574:

    名無しさん

    成人式なんて美香出てなかった。みんなが着物きてる中美香は仕事だったから同伴してたんだ。。。                                                                                       
    動かない父さんの顔。。こんなおじいさんみたいになって。。。                                                                                           
    「自業自得じゃん。。自分が悪かったんだもん。。私のせいにしないで」

    2006-11-26 03:20:00
  • 575:

    名無しさん

    「再婚した理由知ってる?母さんが泣きながら話しだした。                                                                     
    「あんたの事、好きになったからでしょ?」美香は父さんの顔を見ながら話すと母さんがこう言った。                                                                                      
    「ばかね・・父さんはね、自分のせいで美香を一人にさせてしまって・・・母親がいないせいでひどいいじめにあってるのを知って、母さんにお願いしてきたの・・母さんは最初断ってたんだけど・・・何度も何度も頭を下げて・・・」

    2006-11-26 03:27:00
  • 576:

    名無しさん

                                                    
    そんなの美香今初めて知った。                                                                                              
    美香のために?                                                                                         
    「不器用ながらも、美香には必死で。。美香の話をする時、父さんいつもやさしい顔するのよ。。。殴ったのはしつけだったんよ。。殴ったあと美香が家を飛び出したあと、父さん辛そうな顔して・・・後悔してたんよ・・」

    2006-11-26 03:33:00
  • 577:

    名無しさん

                                                                
    美香は父さんに殴られるのが嫌で門限一分でもすぎたら帰れなくて彼氏の家に逃げてたっけ。。。家に帰ったら父さん美香に怒鳴りつけて殴って。。                                                                             
    美香殴られたあと家飛び出して、そのあとの父さんの事なんて知らない。。考えたことなかった。。                                                                           
    たばこ吸ったときも、警察に世話になったときも一番にすごい怒ってまわりなんて気にしないで美香をひきずりまわして。。

    2006-11-26 03:38:00
  • 578:

    名無しさん

                                                    
    美香が悪いことしてたからだったの?美香はただ家が嫌でしてた事。。。父さんをずっとずっと恨んでた。。。                                                                                  
    「美香が警察の世話になった時ね母さんが美香を悪く言ったら父さん美香をかばったの。本当は素直ないい子で、こうなったのは自分のせいだって・・・」

    2006-11-26 03:42:00
  • 579:

    名無しさん

                                                                            
    父さんの顔に美香は手をあててから思い切り平手打ちした。                                                                                 
    バーン!!!病室に響く。。                                                                                   
    「美香!」母さんが美香の腕を強くもって止めようとしたけど美香の顔を見てその手を放した。。

    2006-11-26 03:45:00
  • 580:

    名無しさん

                                                                
    「起きろや・・・・・」父さんの顔をまた平手打ちした。                                                                                  
    何で動かない。。。。動かない。。。                                                                   
    「起きろって・・・美香やで?!美香ここにおるねんで?!早く早く起きろや!!!・・・っおきろやぁ!」

    2006-11-26 03:48:00
  • 581:

    名無しさん

    美香の目は涙で溢れていた。                                                                       
    体を揺すってもたたいても何も変わらない。。ただ冷たくかたくなってる。。                                                                                     
    “今までどこにおったんやぁ?!”って怒鳴っていいから。殴っても我慢する。今なら我慢するから・・・

    2006-11-26 03:51:00
  • 582:

    名無しさん

    美香は床に崩れ落ちただ怒鳴り続けた。                                                                              
    「起きろや!おき・・・おきろやぁ!!おき「もういいから!美香わかったから」                                                                       
    美香の体を強く母さんが抱き締め、美香は母さんの胸を何度もたたいた。

    2006-11-26 03:53:00
  • 583:

    名無しさん

                                                    
    本当は、大好きでした。                                                                                                 
    素直になれないでいただけで、本当は父さんの事大好きでした。                                                                                           
    美香の小さい頃のアルバムには美香を抱く父さんがいて、やさしくほほえんでいました。

    2006-11-26 03:56:00
  • 584:

    名無しさん

    ――美香ぁ!重くなったなぁ―――そう言って美香を抱き上げ抱き締めた。                                                                          
    ――ほら!タコさんやぞ!はははっ―――お風呂で美香にいっぱい楽しい遊びを教えてくれた。                                                                             
    ―――美香!こっちや!ほらっ!よしよし!――――自転車の練習の時、美香が乗れるまでずっと教えてくれた。

    2006-11-26 04:00:00
  • 585:

    名無しさん

    ママがいなくなったあと、父さんは毎朝毎晩ご飯をつくってくれて、毎週日曜はかならずずっといてくれた。                                                                                               
    今頃、それに気付くなんて、、美香悪いことばっか忘れないようにしすぎてたからいいこと忘れてた。。忘れてしまってた。

    2006-11-26 04:03:00
  • 586:

    名無しさん

    数えきれないくらい美香は父さんから愛されていたのに、何で何も分かろうとしなかったの?                                                                                          
    何で意地ばっかはってたの?そんなの何にもならないのに。。。                                                                               
    父さんの通夜が終わり、葬式が終わり最後に顔みる時美香は箱の中に父さんにずっと渡したくても渡せなかった父の日のプレゼントを入れた。

    2006-11-26 04:07:00
  • 587:

    名無しさん

    そして、                                                                                
    冷たくなった父さんの胸に最後に顔をひっつけた。

    2006-11-26 04:08:00
  • 588:

    名無しさん

                                                    
    「父さん、大好き・・・大好き・・・美香父さんの娘で・・・本当によかった・・」                                                                                                                                  
    そう言った後、体を放すと、父さんは蓋をしめられた。。。

    2006-11-26 04:11:00
  • 589:

    名無しさん

                                                    
    写真には美香を抱き上げ笑ってる父さんがいる。                                                                          
    「美香は世界一大好きやからなぁ!」                                                                               
    父さんの声が聞こえた気がした。

    2006-11-26 04:19:00
  • 590:

    http://l.pic.to/982n0

    2006-11-26 04:40:00
  • 591:

    名無しさん

                                                                                        
    28の美香の身に起こった出来事…‥…。                                                                              
    一日一日を大切にしようと思った。そして人を大切にしようと思った。

    2006-11-26 05:19:00
  • 592:

    名無しさん

                                                                
    でも会うすべを美香は知らない。どこにいるのかさえ分からない。                                                                              
    けど強く願えばかならずまた巡り会える。会えるんだ。。そう。かならず会えるんだ。

    2006-11-26 05:25:00
  • 593:

    名無しさん

                                                                            
    前編終了。                                                                               

    2006-11-26 05:26:00
  • 594:

    主。◆tRd/QWYm5M

    スレが1000を軽くこえてしまうので新しくスレをたてます。

    2006-11-26 05:30:00
  • 595:

    名無しさん

    >>58襖はノックしないよ

    2006-11-26 23:18:00
  • 596:

    名無しさん

    2006-12-01 03:35:00
  • 597:

    名無しさん

    新しいスレもぅできてますか?

    2006-12-03 06:44:00
  • 598:

    名無しさん

    2007-05-25 09:09:00
  • 599:

    名無しさん

    .

    2007-05-30 17:03:00
  • 600:

    名無しさん

    ?

    2007-06-21 08:41:00
  • 601:

    名無しさん

    2007-06-24 20:57:00
  • 602:

    名無しさん


    2007-07-28 11:36:00
  • 603:

    名無しさん

    続きめっちゃ気になる?

    2007-07-31 02:27:00
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