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━続・傷跡━
-
1:
理都
完結まで、宜しくお願いします?
━傷跡━初めからはこちらです→http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1133335290/-52006-01-04 03:52:00 -
301:
理都
「………光輝くんが、そう言うなら。俺はいぃんすけどねっ!」
‥‥‥良かった。
2006-01-17 19:58:00 -
302:
理都
光輝くんが間に入ってくれたおかげで、その場のゴタゴタは悪化せずに済んだ。
「そうぃや…りぃお前マジで誰かおらんの!?モテへん俺に紹介してやぁ〜笑」気まずい空気を掻き消すように、光輝くんが、笑いながら言った。
『…えっ?……いやいや、寄り取りみどりでしょ?あたしの友達まで手出さないで下さいよ。笑』
少しホッとしたあたしは、それを返すように笑顔で答えた。2006-01-17 20:16:00 -
303:
理都
「……なぃっすわぁ〜。 部長っ…!!それはなぃっすわぁ〜!!」
『いや、それ…何?ってか誰?笑』
「・・・紹介してよ。笑 俺、真剣に一年くらい女おらんねんて〜なぁ龍!?」
光輝くんが、龍二を見て言った。2006-01-17 20:27:00 -
304:
理都
「…えっ!?あぁ、そぅっすね。沙奈さん…以来っすもんね。一年っすね〜!」
「おぅ。…ってか、何ボーっとしてんねん。ちゃんと起きてんか?笑」
「えっ?起きてますって。ほら、めちゃめちゃ目ぇパッチリっすよ。」
「…パッチリやな。笑 ならもっと話に入ってこぃって。 」2006-01-17 21:12:00 -
305:
理都
「あ…はい、了解っす。」
―――――ん??
なんか、今、龍二と… 目が合った気がする。
たまたまかな‥‥?
2006-01-17 21:16:00 -
306:
理都
「ってな、ワケやから。りぃちゃんヨロシクな。笑」
『えっ…?(゚□゚;ノ)ノ』 「今の話、聞いてたやろ〜?ほんまに一年おらんねんて…。出会いもないし!」『ん…ん〜〜〜〜〜〜。』
《彼氏欲しい》って言ってる子は何人かいたし、紹介してもいいかな?って、思った。光輝くんは、ほんまに悪い人やなさそうやし。
2006-01-17 21:27:00 -
307:
理都
『じゃあ…あたしの後輩でもいーですか?』
「えっ!マジで!?紹介してくれんの?」
《ア・ン・タが…言ったんやろε=(´c_` )》
『…うん。 五つも年下で良ければ。笑』2006-01-17 21:37:00 -
308:
理都
「マっジで〜!!さっすがりぃやなっ☆年下好きやから全然OKっ!!ノープロブレム!!笑 」
『……あっそう。笑』
「でっでっ、どんな子よ?可愛い?美人!?一途っ?性格えぇ!?」
『………(;-_-+』2006-01-17 21:46:00 -
309:
理都
部屋に、笑い声が響く。
その笑い声に【彼】の声がなかったこと――。
あたしは… 気付いていなかった。
2006-01-17 22:18:00 -
311:
???
しおり?
2006-01-17 22:50:00 -
312:
理都
『なぁ、龍二!!アンタ、一回会った事あるよなぁ?あたしの後輩のマリコ☆』
確か、前にコンビニで会ってみんなで話したよな…。
『龍二?聞いとんっ!?』
2006-01-18 00:28:00 -
313:
理都
「何?聞いてなかったわ」
『……なんで、さっきからテレビばっか見とん?』 あたしらの話、聞いてなかったんや――。
「は?別に。おもろい番組やっとうからやん。」
『……そうなんや。』
「なんや〜?次は、龍二がスネよんかいなっ。…お前ら似たもんやなぁ。笑」2006-01-18 00:35:00 -
314:
理都
「いや、マジそんなん…ちゃいますて。」
龍二は苦笑いしながら、またすぐに体を、テレビの方へ向き直してしまった。
なんなんやろ・・・。
まぁ、いっか。2006-01-18 00:39:00 -
315:
理都
『じゃあ、マリコにメールしとくんで。アドレス教えて下さい。』
「あ、俺の〜?オッケイオッケイ!ちょっと待ってやぁ〜♪」
ピピッピピッピ―。
「…ややこいから、赤外線でそっち送るわなぁ。笑」そう言うと光輝くんは、自分の携帯を前に差し出してきたので、『あ、はい。』あたしも、同じように携帯を取り出した。2006-01-18 00:46:00 -
316:
理都
『あ、来た来た!!』
「お〜いったかぁ?これで完璧やなっ!あとはぁぁ、姫ヨロシクぅ!」
『誰が姫やねん…。笑』
あたしは、赤外線で送られてきた光輝くんのアドレスを、ひとまず登録する事にした。
ピピピピッピ―‥。2006-01-18 00:51:00 -
317:
名無しさん
??????????????
2006-01-18 01:37:00 -
319:
理都
『よし、完了。』
「お〜う!サンキュゥ!」光輝くんは、ニコニコしながら言った。
『マリコはかわいーい後輩やねんから、泣かしたら許しませんよっ。』
あたしが、それに釘を刺すように言う。
「…お、おう!笑 そのかわいーい後輩に、仲良くしてって言っとってな!」2006-01-18 09:08:00 -
320:
理都
『仕方なぃなぁ〜。笑 分かりましたっ☆あっ、その代わりぃ――』
「……………理都。」
《もしメールが来なかったら、龍二の携帯に電話してきてください…!!》 ――言い掛けた、時だった。
2006-01-18 09:18:00 -
321:
理都
『……あっ、龍二!?どないしたん?』
龍二が突然、名前を呼んだ。
「コーヒー、おかわり入れてきてや。」
『えっ…?あ、うん!』
あたしはその場を立ち上がり、龍二のカップを手に取ると、台所へ向かった。2006-01-18 09:23:00 -
322:
理都
『光輝くんはぁーいりますかぁぁ!?』
台所から、部屋に向かって叫ぶ。
「えー?…あぁ、コーヒーまだあるからいらんわぁ!サンキュゥ!!笑」
『はぃはぁーぃ☆』
コポコポコポ‥‥‥ あたしは、お湯を湧かしおえると、持ってきたカップにゆっくりと注いだ。2006-01-18 09:28:00 -
323:
理都
『はい、お待たせぇ!』 カップを、ベッドに寝転がっていた龍二に、手渡す。「…おう、さんきゅ。あとさ――」『あっ!!マリコからメール返ってきた〜!』
「――――‥。」
「えっ!?マジでぇー!!やたら早いなぁ。笑 で、返事はぁ!?」
『彼氏おらんしメールならOKやって☆』
2006-01-18 09:43:00 -
324:
理都
「…………理都、」
「おっさすがマリコやぁぁん〜!」『いきなし呼び捨てするなよ。笑』
――気付かなかった。
―――【彼の声】、に。
2006-01-18 14:30:00 -
325:
理都
悪気があった、ワケじゃない。
仲良くしていた、ワケじゃない。
それでもあたし、笑ってた
だって、アンタの――― 【友達】やから。
2006-01-18 14:40:00 -
326:
理都
「おい理都っ!!!!!」
――――ビクッッ―――――
え・・・・・?
――。―――突然の声に、一瞬、驚いた。 『…何?どうしたん?』
2006-01-18 14:52:00 -
327:
理都
「これ、砂糖入ってんねんけど。」
【カチャン―】
龍二が、カップをテーブルに置く。
『えっ…マジで?ごめん』まったく気付いてなかったわ……。2006-01-18 14:57:00 -
328:
名無しさん
????????????????????????
2006-01-18 15:01:00 -
329:
理都
「おいおい…お前、ビックリするやんけ。笑 龍も、砂糖くらいえぇやん。」
『龍二ごめんな…光輝くんのと、間違えたわ。』
光輝クンノト間違エタワ―
2006-01-18 15:13:00 -
330:
理都
――その瞬間、やった。
【!!グシャッッッ――――】
っ・・・・・・・!!
2006-01-18 15:20:00 -
331:
理都
何が起きたのか、分からなかった。
ただ、座っていたあたしの足元には………タウンページくらいの分厚い車の専門雑誌が、落ちていた。
2006-01-18 15:24:00 -
332:
理都
『痛…………………。』
額を触ると、生温い感覚。
触った指を顔の前に持ってくると、想像通りの鮮やかな赤い、色をしていた。
2006-01-18 15:27:00 -
333:
理都
「お……おい、りい大丈夫かっ!?ちょっ…龍!?お前何してんねんっ!?」
光輝くんの声が、遠くで、聞こえる。
赤い色は、あたしの目まで降りてきて、 流れた―。
2006-01-18 15:35:00 -
334:
理都
まるで、【涙】のように。
「お前さぁ、朝からふてこいねん………。いい加減にしとけよ?」
2006-01-18 15:38:00 -
335:
理都
恐らく、このタウンページくらいの本が、あたしの顔に飛んできたんだろう。
運悪く【角】が、当たっちゃったな………
「……っつか、話聞いとんかいや?黙っとらんと何かしゃべれや!?」2006-01-18 15:45:00 -
336:
理都
『ごめんな。コーヒーさっきので…切らしてもてん。すぐ、駅まで買いに行ってくるわ。』
「お…おいっ!?りい待てって!?お前、その顔じゃ外出れんて!!」
『……大丈夫ですよ。もーすぐ血止まると思うし。』
―あたしは、財布を持ってその場を、立ち上がった。2006-01-18 15:51:00 -
337:
理都
光輝くんは玄関まで来て、あたしの腕を、引っ張る。
「お前…………いっつも、こんな事されてんか?」
『…そんなワケないですよ。今日は、たまたま機嫌が悪いんやと思います☆』
不安そうな表情の光輝くんに、あたしは、笑顔で答えた。
2006-01-18 15:59:00 -
338:
理都
【ガチャン―――】
外に出たあたしは、階段までの廊下を、振り返らずに真っすぐに歩いた。
タンタンタンタンタン‥‥‥‥
下に着いて、マンションのポストの前に――、立つ。
2006-01-18 16:05:00 -
339:
理都
反射して映る自分の顔を見て、驚いた。
血は思ったよりたくさん出ていて…
あたしの顔は、【吸血鬼】みたいになっていた。
『ひっどい顔‥‥‥。』
2006-01-18 16:19:00 -
340:
理都
さすがに外は歩けそうになかったので、先に、マンションのトイレに入って顔を洗う事にした。
【キュッキュッッ――‥】
もう一度、鏡を見る。
2006-01-18 16:23:00 -
341:
理都
自然と、涙は出なかった。
額にくっきりと残った【傷跡】を、鏡越しに、他人を見るように――‥眺める。
2006-01-18 16:29:00 -
342:
理都
『ぶっさいくぅ……!』 あまりにもマヌケな自分の姿に、思わず、笑ってしまった。 あたしは、その傷を前髪で隠した。人から、見えないように。自分から、見えないように……。
あたしは、こんな事じゃ負けへん。
2006-01-18 16:40:00 -
343:
理都
こんな【傷跡】くらいで、弱音なんか…吐かへん。
アンタの【心の傷】に比べたら、こんなんかすり傷みたいなもんやから。
だからね、ほら
あたし、まだ笑えてるよ?
2006-01-18 16:54:00 -
344:
理都
アンタの【傷跡】が消えるまでは、強くいるから。
誰よりも、強くいるから…
2006-01-18 18:19:00 -
345:
名無しさん
休憩とか終わるんなら教えて
2006-01-18 20:20:00 -
346:
理都
349サン、了解しました。
今日はまだ少し、書いていきます!
2006-01-18 20:39:00 -
347:
理都
あたしは、そのままコンビニに行きコーヒーの粉と、バンドエイドを買った。 コンビニ袋をぶら下げながら、帰り道に、財布の中を覗く―‥。『はぁ‥‥。』ため息が、出る。
お金はどんどん無くなってきて、すぐにでも、底を尽きそうだった…。
『何日‥‥‥持つかな。』
2006-01-18 20:46:00 -
348:
理都
通り慣れた道に夏の面影は残らず、季節は代わり、 すっかりと秋だった。
『あ、柿や…。』
ふと上を見上げると、近所の家の庭に、柿の実がなってるのを見つけた。
こんな都会でも…変わらず草木は生きてるんやな。
2006-01-18 21:07:00 -
349:
理都
汚い空気、汚い世の中、 生き物は、それでも、懸命に生きている。
尊い生命を、守るため。 それは、私達人間も同じ。みんな、あらゆる傷みや苦しみを抱えながらも…明日に期待して、生きている。
だから、そう 本当に悲しいのは、諦めてしまう事‥‥でしょ?
2006-01-18 21:23:00 -
350:
理都
あたしは、負けない。負けたくない。自分自身に、過去なんかに……。 未来を変えれるのは、現在を生きてるからなんだ。 最期まで、笑っていたい。
まだ、諦めたくないよ……
2006-01-18 21:46:00 -
351:
理都
あたしはそのまま家に帰った。帰ると、光輝くんの姿はなかった。
『……ただいま。』
テレビを見ている龍二に、声をかける。返答はない。【パカ―‥】
買ってきたバンドエイドを開け、額にゆっくりと貼る。《いたた………。》
額にバンドエイドって・・こんなん小学生以来やな。2006-01-18 21:54:00 -
352:
理都
鏡に映るさっきよりもマヌケな姿に、思わず情けなくなった。
「………俺は、謝らへんからな。」
テレビの画面を凝視しながら、龍二が、呟く。
『いーよ。別に。』
あたしは、それだけ言うと買ってきた袋を持ちキッチンに行き、今度は、砂糖無しのコーヒーを入れた。2006-01-18 21:58:00 -
354:
理都
龍二があんな事をした理由は分かってる。
凡そあたしが、光輝くんと仲良くした事が気に入らなかったんだろう。
コポコポコポ‥‥‥ ヤカンから吹き出る白い湯気はモヤモヤとその場を埋め尽くし、まるで、あたしの心の中みたいだった。
2006-01-18 22:05:00 -
355:
理都
ここで休憩します。2006-01-18 22:06:00 -
356:
理都
352の、季節は代わり×
季節は変わり◎
の間違いです?スミマセン??2006-01-18 22:52:00 -
357:
???
頑張って?
2006-01-18 22:59:00 -
359:
名無しさん
頑張れ?
2006-01-19 00:35:00 -
360:
名無しさん
まだ読んでないけどどんな内容?
2006-01-19 00:52:00 -
361:
名無しさん
簡単に説明できません
2006-01-19 01:31:00 -
362:
名無しさん
いつまで休憩?
2006-01-19 03:10:00 -
363:
名無しさん
簡単じゃなくていいから説明せよ?
2006-01-19 06:54:00 -
364:
名無しさん
よめやうざいな
2006-01-19 08:27:00 -
365:
名無しさん
彼氏彼女の同棲生活の話。
2006-01-19 09:23:00 -
366:
理都
???チャン、363サン、応援?ありがとう!??
364サン、内容は、感想スレにも書いたのですが…
人間の弱さや、強さ。それに常に交わる【信じる心】の意味…を一応テーマに書いています。2006-01-19 11:00:00 -
367:
理都
365サン、ありがとう!?
366サン、すみません?今から少し更新?しますね?
369サン、ありがとうございます!?2006-01-19 11:03:00 -
368:
理都
あたしは、彼を信じてた。
きっと思い出してくれる。
きっと、失った【感情】を取り戻してくれる。
2006-01-19 11:19:00 -
369:
理都
その為ならあたし、
何だってできる―――‥。
ずっとそう、思ってた。
2006-01-19 11:21:00 -
370:
理都
その日、結局龍二は口を開こうとせず、あたしのいれた砂糖なしのコーヒーも、飲まなかった。
2006-01-19 11:25:00 -
371:
理都
チュンチュンチュン‥‥
翌朝、目が覚めたら――、龍二の姿はなかった。
『…どこ行ったんやろ。』テーブルの上には、山のような冷凍食品のカスが転がってる。
2006-01-19 11:30:00 -
372:
理都
『…あっ』と思って、財布の中を見る――‥と、中身は昨日と同じままだった。
《……お金も持たんと、どこ行ったんかな。》
あたしは、とりあえずテーブルの上を綺麗にして、顔を洗うと、今のうちに洗濯を干す事した。2006-01-19 11:34:00 -
373:
理都
『うっわー…めっちゃいい天気やなぁ。』
秋晴れってこの事だろう!そう思うくらい、今日の空は青く、綺麗だった。
そう、まるで…彼と出会ったあの日のような。
2006-01-19 11:38:00 -
374:
理都
パンパンパンパンッ――
布団を叩く音だけが、朝日を浴びるマンションのベランダに、響いた。
『……さて、今日のご飯はどーするかな!』
スリッパを脱いで部屋の中に戻ると、あたしは着ていたスウェットを脱いで、出かける服装に着替えた。2006-01-19 11:48:00 -
375:
理都
【カチャン―。】
マンションを出て、いつも通り、買い物に行く。鍵は《いつもの場所》に入れる。変わらない毎日。 そう、変わる事のない毎日だった。
あんな事が、起こるまでは―――‥。
2006-01-19 11:57:00 -
376:
理都
仕事なので、ここまでで休憩します??2006-01-19 11:59:00 -
377:
名無しさん
りっちゃんいつもええとこでじらしすぎやがな??
Sめぇ??笑2006-01-19 12:08:00 -
378:
りり
読んでます♪♪頑張ってね☆ミ次から感想スレにします!!スィマセン↓
2006-01-19 13:24:00 -
379:
か
じらすねぇ?
2006-01-19 16:21:00 -
380:
名無しさん
2006-01-19 18:51:00 -
382:
???
しおり?
2006-01-19 19:25:00 -
383:
名無しさん
?????????????????
2006-01-19 19:29:00 -
384:
名無しさん
???
2006-01-19 19:56:00 -
385:
理都
381サン、遅くなってスミマセン?眠たくなるまで頑張って更新?するので、良ければ読んで下さいね??
りりチャン、ありがとう☆久しぶりに、りりチャンからのカキ見て嬉しかったです!あと、場所は気にしないでねm(*o_o)m
かチャン、ありがとう!?2006-01-20 00:16:00 -
386:
理都
???チャン、しおりありがとう??
あげてくれた皆様、ありがとうございました!
今から出来るトコまで更新?しますので、良ければ読んでやって下さい?
2006-01-20 00:18:00 -
387:
理都
現実ってね、時にものすごく曖昧で
近いようで、それは、あまりに遠く感じる。
目を閉じれば、昨日までの景色が、ほら… こんなにも繊細に浮かぶのに。
2006-01-20 00:29:00 -
388:
理都
目を背けてしまいたい。 あんな事が起きなければ、まだ、笑っていれた?
あんな事がなければ、まだ無かった事に出来たのに―――――‥。
2006-01-20 00:36:00 -
389:
理都
―その日は、雨だった。
ザーザーザーザー…
昨日までの、目を掠めるくらいの秋晴れとは打って変わって、外はどしゃぶり。『……雨って、久しぶりやん。』
2006-01-20 00:41:00 -
390:
理都
『龍二ぃー、傘あったっけ?』
あたし達二人は相変わらずで――、
あの日、結局音沙汰もなく夜中に帰ってきた龍二は、一言も゛ごめん ゛とは…言わなかった。
「傘?折畳みが、クローゼットにあるかも。」2006-01-20 00:48:00 -
391:
理都
『マジー?見てみるわ。買い物行かなあかんし。』
【ザーザーザーザー】
降り止みそうにない大雨。傘なかったら、こりゃキツイしな…。
「ってか…金あるん?」2006-01-20 00:53:00 -
392:
理都
『え?……あぁ、あと何千円かなら残ってるで。』
ついに、【万札】をきってしまった――。
「…そうなんや。っつか、お前、それ飽きひんの?」龍二が、あたしの手元を見て言った。 あたしの手元には、食べかけの【フランスパン】が、握られてる。2006-01-20 00:59:00 -
393:
理都
『あぁ、コレ…?うん、なんか慣れた!!』
あたしは、自分で言って、笑いながら答えた。
気付いたら、スーパーの帰りにいつも゛ソコ ゛に寄るようになっていた。匂いに釣られるのもあったけどなんせ、これだけであたしの【食費】は二日浮く…。
ここ最近は、油っぽい冷凍食品もやめて、゛コレ ゛しか食べていなかった。2006-01-20 01:07:00 -
394:
理都
すみません!
睡魔に襲われてきたので、明日の朝一に、急いで続き書きます。本当に、少なくてごめんなさい?
2006-01-20 01:10:00 -
395:
名無しさん
ほぉ〜い?お疲れさん?
また朝なぁ〜?2006-01-20 03:09:00 -
396:
名無しさん
???????????????
2006-01-20 03:31:00 -
397:
理都
「ってか、お前……ちょっと痩せた?」
――――――。
『…えっ!!?ほんまに?それ誉め言葉!?痩せたとか嬉しいわぁ。笑』
「何……言ってんねん。そんなんばっか食ってるからやん。ちゃんと食えよ。」2006-01-20 08:06:00 -
398:
理都
『食べてるって〜!ほら、冷凍食品って…食べ過ぎたら体に悪そうやん?笑 パンならそんな事ないし☆』
自分でも、気付いていた。
「…そっか、ほんま理都はパン好きやな。パンってそんなうまい!?」
2006-01-20 08:18:00 -
399:
理都
体調は、あまり良くない。
体重は…少しずつ減っている、こと。
『うん、おいしいで☆龍二も食わず嫌いせんと、食べてみたらいいのに〜!笑』
――それでも、あたしは、笑って答える。 今日も、そして明日も。
2006-01-20 08:29:00 -
400:
理都
こんな事が、起きるまではきっと――――‥。
【♪〜♪〜♪】
『…あれ?』突然、部屋に鳴り響いた、機械音。
2006-01-20 08:34:00 -
401:
理都
「電話?俺?」
『うん…。あたしじゃないわ。』
龍二の携帯が、鳴った。 【カチャ―】「もしもし?」
「…はい。えっ………!?マジ!?健輔君!?」
2006-01-20 08:45:00 -
402:
理都
その名前に……一瞬、驚いた。【健輔君】といえば、千葉に住んでるという龍二の学生時代の先輩。
そう、那智さんの―――‥
《龍?久しぶりやな…。》「…健輔君、めっちゃ久しぶりっすね〜!!元気でした!?あれからすぐ、千葉帰ったんすか!?」
《…おう。相変わらず、マスオしてるわ。笑》
2006-01-20 08:53:00 -
403:
理都
「ははっ、お魚くわえた鬼嫁〜っ♪っすね。笑」
《…それゆうなよ。笑》
「で、どうしたんすか?電話なんて珍しいっすね!」《あぁ……うん。》
そういえば、彼もあの時、那智さんに協力するって言ってたうちの一人。一体、何の用なんやろう――‥?
2006-01-20 09:00:00 -
404:
理都
《那智の事………やねん、けど…な。》 「‥‥‥‥‥‥。」
《おい、龍二…?聞いてるか?》
「あ……はい。」
お願い。これ以上‥‥‥ 思い出させないで――?
2006-01-20 09:09:00 -
405:
理都
《恨まんといて……やって欲しいねん。アイツの事》「‥‥‥‥‥。」
《アイツもな、色々抱え込んでたねん。昔から、強がりな奴やった…やろ?だから、後輩にカッコつけて、誰にも弱音見せれずにあんな結果になってもて……》
「――――え?」
2006-01-20 09:17:00 -
406:
理都
「あんな結果って……那智さん、東京で成功してないんですか?」
《――東京?》
《え‥‥‥まさか龍二、お前……まだ知らんのか?》「え?」
《ニュースや新聞は!?お前……まだ見てへんの?》2006-01-20 09:25:00 -
407:
理都
「……ニュース?新聞?」《マジ‥‥‥で。今朝の、新聞ある?》
「いや、うち新聞とってないんで。ってか…いったい何なんすか?ニュースとかって……那智さんに、何かあったんすか!?」
《…………。》
「もしもし!?健輔君?」
2006-01-20 09:30:00 -
408:
理都
《那智は………今朝、死んだで。》
「――――は?」
《テレビにも、新聞にも…載っとった。ビルの上から飛び降りた…ねん。》
「何―――言ってんすか。健輔君…それは――‥冗談になってないっすよ!笑」
2006-01-20 09:39:00 -
409:
理都
《………冗談やったら、ええのに…な。残念ながら…事実やわ。》
「うそ―――でしょ?」
《龍二…今から俺が話すこと、良く聞いてくれ。お前、那智の未収の話は…聞いてたよな?》
「――――‥。」
2006-01-20 09:47:00 -
410:
理都
《そのうち二人は一緒に住むようになって、そんな日々が、四年近く続いてた。やけど…な、やっぱり那智も【ホスト】やから、営業もせなアカンし、店にいたら自分以外の女に優しくする那智の姿を、毎晩見る。レナちゃんは、精神的に病んでいって医者に鬱病を診断された。那智はそれを心配して…【ホスト】を辞めるって言ったねん。それで一度、神戸の店を辞めた。ミナミに変わったって聞いたやろ?》
「……はい。」
《那智にとったら、レナちゃんの為にした事やった。神戸ではナンバー争いするぐらい波に乗ってた自分を捨てて、女との、レナちゃんとの生活を取ったんやから。やけど…レナちゃんは怒ったねん。勝手に辞めたことを。「アンタが辞めたら、あたしの…四年間はどうなるん?那智…思い出して?夢を諦めんとって!」鬱病で飯もろくに食えんくなって痩せ細っていく体、やけど、レナちゃんは毎晩那智を説得した。》
2006-01-20 10:30:00 -
411:
理都
《それから…約一ヵ月後、那智は復帰したねん。ミナミで新しいスタートをきった。やけど、レナちゃんの事を想ったら今までみたいに営業が出来んくて…売り上げは上がらん一方やった。それを見ていたレナちゃんは、辞めていた風俗をまた始めた。「あたしが…なんとかせなアカン!!那智を助けれるのは、あたししかおらん。」前と同じ生活の繰り返し。やけど、変わった事が一つ‥‥。自分でも気付かへんうちに精神的に追い詰められてたレナちゃんは、鬱病から、【自殺未遂】を頻繁にするようになった。》
「……自殺…未遂?」
2006-01-20 10:46:00 -
412:
理都
《簡単に言ったら…リストカットやな。分かるよな?レナちゃんの腕に日に日に増える【傷】を、那智は、見てみぬフリするしか出来んかった。レナちゃんは、自分の夢を…応援してくれとったから。那智の隣で、レナちゃんはいっつも笑ってた。アイツは絶対【涙】を見せへん…那智がいっつも言ってたわ。やけど…》「…健輔…くん?」
《……ズッ、…ははっ、悪いな。続き、話すわな。》
《…やけど、ある日、いつも通り仕事後に那智の店に来とったレナちゃんが、仕事から家に帰るとおらへんかった。那智はすぐに地元の連れや、俺んとこに電話してきたけど…俺は千葉におったし探す事とか出来ひんかったねん。》
2006-01-20 11:00:00 -
413:
理都
《でも、何日経ってもレナちゃんは姿を現さんくて、心配で……とりあえず、俺もそっちに戻った。お前と三人で会った時や。》
「‥‥あぁ、あの日。」
《お前が帰った後に、那智に詳しい事情を聞いた…。やけど、レナちゃんが何処におるかはさっぱり見当がつかんかったねん。残ったのは…レナちゃんの給料日までに溜まった、大量に残る店の未収だけ――‥。》
2006-01-20 11:16:00 -
414:
理都
「未収……って、那智さんが言ってた…。」
《そう、エースである客が飛んだ。それが…レナちゃんの未収や。やけど、俺らも那智自身も、レナちゃんが急に飛んだ理由が分からんかった。昨日までは、あんなに笑っとったのに…。そう考えとったある日、レナちゃんから一本の電話が鳴った。「那智?早くこっち来て!」「…お前、何処にいるねん!?」「東京!アンタの夢叶える為に、先にこっちで働いてるよ!」レナちゃんは、嬉しそうに言った。東京で家も借りたから、待ってるって…。》「とう…きょう…?」
2006-01-20 11:26:00 -
415:
理都
《……那智の夢や。東京でナンバー1のホストになる事。聞いた事あるやろ?》「…はい。」
《やから…那智は、店を飛んだ。レナちゃんが待ってる東京に行く為に。事情を知ってる俺は、アイツに協力した。やけど、龍二……お前は自分を慕ってくれてる可愛い後輩や。那智も、お前にだけはほんまの事を話せへんかった…。情けない姿を、見せたくなかったんやろな。》
「―――‥。」
2006-01-20 11:36:00 -
416:
理都
《やけど、東京に行ったアイツは……夢やったホストにはならへんかった。》
「え…?」
《今度こそ、ずっとレナちゃんの傍におってやりたかったんやろな。那智は、慣れへん昼の仕事を始めて、レナちゃんの事も、二度と働かさへんかった。》
「――それ…で…?」
2006-01-20 11:42:00 -
417:
理都
《……それで、レナちゃんは、どうしても、納得いかんかったんやろな。那智の夢を叶える為に東京まで来たのに、自分がアイツの夢を邪魔をしてる。自分がいたらアカン!……そう、思ったんかも知れへんな。レナちゃんは、那智に別れを告げた。【好きな人】が出来たから――って。》
「好きな―…人?」
《最初は…な、那智もレナちゃんが自分の為に無理してるんやと思って、そんなん話も聞かへんかった。》
2006-01-20 11:51:00 -
418:
理都
《やけど、レナちゃんは…那智が止めていた風俗を、また自ら始めた。仕事後はホストクラブを渡り歩いて朝まで、帰ってこーへん。那智は何度も止めたけど、聞く耳すら持たへんレナちゃんは……そのまま落ちていく一方やったねん。》
「―――‥。」
《サイトにはレナちゃんの名前がいろんなスレで目についとった。【○○の本カノは○○のレナやで!】【○○とラブホから出てくるとこ見た!】金回りがいいと思って疑ったら、ついには…パパの存在まで出てくる始末やった。》
2006-01-20 12:06:00 -
419:
理都
《立場……逆転ってとこやな。那智は、どんどん病んでいった。飯はもちろん、仕事にも行けんくなった。「女なんかいらんわ!」くらい、昔みたいに強気で開き直れたら良かった…ん…やけどな。ホストを辞めたアイツは、一人の男としてほんまにレナちゃんが全てやったから……。相変わらず帰ってこーへんレナちゃんから、メールが入った。【もう別れよ。】昨日の夜やった…。那智の…ズッ…おっちゃんから電話が……あったんは。》
「――――っ‥‥。」
2006-01-20 12:17:00 -
420:
理都
中途半端_?なトコですみません。仕事なので、中断します??
2006-01-20 12:18:00 -
422:
名無しさん
ぁ|+〃?
2006-01-20 19:29:00 -
423:
か
ぎゃー気になる?
2006-01-21 02:29:00 -
424:
名無しさん
???????????????
2006-01-21 09:28:00 -
425:
名無しさん
おまじない?
http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/uranai/1137594585/l52006-01-21 12:23:00 -
426:
名無しさん
前から気になってたんゃけどこれ実話ですかぁ?
2006-01-21 14:17:00 -
427:
名無しさん
http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/uranai/1137594585/l5
2006-01-21 17:14:00 -
428:
名無しさん
実話って書いてたやん
2006-01-22 04:58:00 -
429:
理都
かチャン、遅くなりました?頑張りますね!?
431サン、都合上、住んでる地名、年令(私以外)などは少し変えています。あとは実話です。記憶が曖昧なセリフ部分は、微妙ですが…2006-01-22 13:56:00 -
430:
理都
「‥‥‥‥那智さんが…、自分か…ら?」
《……アイツも、お前にはほんまに悪い事したって、金返しといてくれ…って。俺…預かってるから。》
ソンナンアリエヘンヤロ。
2006-01-22 14:54:00 -
431:
はな
一気によんぢゃった?頑張ってちょ?
2006-01-22 17:02:00 -
432:
名無しさん
????????????????????????
2006-01-22 17:28:00 -
433:
あ
おーい
2006-01-23 00:49:00 -
434:
理都
はなチャン、ありがとう!?読んで頂けて嬉しいです?頑張るので、宜しくお願いします??
438サン、あサン、ありがとう!更新遅くなってごめんなさい?今から仕事まで書いていきます?2006-01-23 11:16:00 -
435:
理都
アリエルワケ・・・ナイ
「……だって、那智さ……んは……………」
那智サンハ―――――‥‥
2006-01-23 11:20:00 -
436:
理都
《…………そう……やな。アイツが言ってた…ズッ…一番弱い、人間や。…一番弱くて…なりたくないもんに……なってもたんやな》
一番弱い、人間――――。
那智‥‥さん‥‥
2006-01-23 11:29:00 -
437:
理都
――――――――――――――――――――――――《おい龍二っ☆もーすぐ始まんで!!集会!》
《…えー?マジ?んでぇ、今日はぁ誰が仕切るん?》《今日はな、那智さん来てるみたいやねん!!》
《………えっ!!?それほんまなん?》
2006-01-23 11:41:00 -
438:
理都
《ほんまやって!すげぇやろっ?健輔くんと一緒に来るみたいやわ〜☆》
那智さん来るんや―――‥
《……久々やな。緊張するわ。》
《確かにな〜!笑…なんせ我らの、総長やからな!》
2006-01-23 11:46:00 -
439:
名無しさん
????????????????????????
2006-01-23 11:51:00 -
440:
理都
――【那智さん】は、
当時、ここらの若いもんを裏で率いてる頭。言えば、族の総長…やった。
そんな那智さんに憧れてるヤツらは少なくなくて、俺も直哉も、そのうちの一人やった。那智さんが直接、集会に参加する事はほとんどなくて…やけど、なぜか皆那智さんについていく。あの゛不思議なオーラ ゛に、俺らは完全に引き付けられてた。《最後までこの人についていきたい。》那智さんは、そういう力を…持つ人やった。
2006-01-23 11:57:00 -
441:
理都
《お疲れさまっすーーーー!!!》
黒を探すのが難しい程、カラフルな頭をした集団…。胡散臭い集団が、声を揃えて一斉に挨拶をする。
《あ、お疲れぇー。》
それに笑顔で応える男前。やっぱり那智さんは、カッコイイわ…!!!!
2006-01-23 12:03:00 -
442:
理都
《んじゃぁーえーっと、集会始めまぁーす。》
そっから淡々と夜の海岸で集会が始まり、その週にあった事や…他の族の情報などを、各自報告し合う。
はっきり言って、俺はそんなもんどーだって良かった。俺の目標は、【那智】という人間。
ただ一人やったから。
2006-01-23 12:09:00 -
443:
理都
《んー…まぁ、あんまり顔出してない俺が言う事やないんやけどぉ。仲間は、大切に。》
全員が、彼の言葉に、耳を傾ける――。
《今、こうやって自分がこの場所にいれる事…。仲間あってこその、自分やと思って欲しい。》
《コホン…もちろん、仲間だけじゃない。一番に感謝せなあかんのは、もちろん自分の【親】や。》
2006-01-23 12:27:00 -
444:
理都
すみません。一回中断します???
2006-01-23 12:32:00 -
445:
名無しさん
????????????????????????
2006-01-23 17:42:00 -
446:
理都
《腹立つ事もある。筋違いな事もある。やけどぉ…どんな事があっても【親】だけは大切にして欲しい。》
【親】――――、か。
俺には…難しい話やな。
《ぇーってな感じで俺の教訓はなぁ、》
2006-01-23 22:45:00 -
447:
理都
《男ならぁー、人前で涙を見せるな!女を泣かすな!親を泣かすな!マジでこの三つやからぁ…。》
《ー‥‥ぁーあとねぇ、これ最悪。 自殺する奴。》
自殺……?
2006-01-23 23:01:00 -
448:
理都
《親から与えられた命、なんやと思ってるん?自殺なんか親不孝な事する人間はぁ…一番弱い人間やわ。そんなんには、なりたくないやん?》
《…みんな覚えとけぇー。腕に傷ある奴らもいるけどさぁ、お前らがそうやって自分傷つけたり、何気なく過ごした今日は、誰かが必死で夢見た゛明日 ゛やねん――。分かるよな?》
2006-01-23 23:20:00 -
449:
名無しさん
????????????????????????
2006-01-23 23:30:00 -
450:
理都
《聡、単車乗って、コケんなよ。》
《…あ、はいっ!》
《…順平、シンナーは止めとけ。分かったな?》 《…………ハ…イ。》
《お前らぁ、みぃーんな命粗末にするなよー!!俺からは以上でっす。はい、健ちゃんバトンタッチ☆》
2006-01-23 23:51:00 -
451:
理都
那智さんの、【口癖】だった。
《命、粗末にするなよ!》《俺は、弱い人間だけにはなりたくないねん!》
影でいつも、恐いもんなしの俺等の事…心配してた。
《…自分が、龍二って子?健輔と゛タイマン ゛張ったってほんまなん?笑》2006-01-24 00:10:00 -
452:
理都
え――?俺、那智さんに、話し掛けられてる・・!?
《……あ、ハイ。タイマンってか…1.2発殴り合っただけっすけど。》
直接会話するんとか初めてやし…。うっわ‥‥ヤバイマジ緊張やん!
《そーなんやぁ。健輔とやり合うなんて、なかなかいい根性してるやん☆自分、気に入ったわ。笑》
《え…?》2006-01-24 00:18:00 -
453:
理都
《龍二、お前はビッグになるよ。》
《ビッグ…?俺が…?》
《お前は…俺と同じ匂いがするわ☆三月に俺等おらんくなっても、頑張れよ。》
那智さん達は…今年でこの学校を卒業する――。
2006-01-24 00:27:00 -
454:
理都
《おいっ…おい…龍二!!お前、今那智さんに話かけられてなかった!?》
《あ…おう直哉。マジ…緊張して鳥肌立ったわ。》 《相変わらずオーラすごいもんなぁ。あの人だけは…ほんまの天性やなっ!》
那智さん、あなたはそれくらい俺等の 憧れでした。
2006-01-24 01:35:00 -
455:
名無しさん
????????????????????????
2006-01-24 03:18:00 -
456:
名無しさん
ぁげ??
2006-01-24 11:55:00 -
457:
名無しさん
????????????????????????
2006-01-24 20:19:00 -
458:
ぁぃ
がンばッτ(・?・?)?
早く続き読み+ニぃ?2006-01-25 18:49:00 -
459:
理都
あげてくれた方、ありがとうございます?
ぁぃチャン、ありがとう??今から遅れた分、たくさん更新?しますね???2006-01-25 20:56:00 -
460:
理都
《―――…し?…もしもし龍二?…聞こえるか!?》「――え? あ…ボーッとしてました。」
《……今日、通夜があんねん。那智のから預かったお金、その時に渡すから。》
「……。」
2006-01-25 21:48:00 -
461:
理都
「健輔くん…その女、は?那智さん追い込んだ女は…今何処にいるんすか?」 《…。レナちゃんか?レナちゃんは、実家に帰ってるんちゃう…かな。》
「……実家?そいつ、いったい何なんすか?那智さん殺したん…そいつやないすかっ!!!」
許されへん――――…。
2006-01-25 22:04:00 -
462:
理都
「そいつ、とっ捕まえて、責任取らせましょうよ。」《責任…?》
「風俗、してるんでしょ?慰謝料でも何でもぶん取ってそんなくそ女…ボロボロにしてやったらいいやないすか!!」
《……。》
2006-01-25 22:13:00 -
463:
理都
《……喜ぶと思うか?》 「…え?」
《那智が、そんな事して…喜ぶと思うか?》
「……。」
《龍二、昨日おっちゃんから電話があった時な……》2006-01-25 23:10:00 -
464:
名無しさん
????????????
2006-01-26 00:00:00 -
465:
名無しさん
遅いなぁ
2006-01-26 00:18:00 -
466:
理都
《すぐに、新幹線で駆け付けたんや、俺も。けど、誰よりも…那智の所に先に着いてる子がおった。
……レナちゃんやった。》
「―――‥。」
《…レナちゃんは、何も言わずにただ、那智の傍で…手を握っててん。那智が息を引き取ってからも、涙一つ… 見せへんかった。》
2006-01-26 02:00:00 -
467:
理都
《龍二、分かるか…? 人の心なんてな、そいつにしか分からへんねん。いや、自分自身でさえ…分からへん時もあるくらいや。レナちゃんの真意…なんてな、誰にも分からへんねん。》
ヒトノココロ――――?
那智さん…
2006-01-26 02:10:00 -
468:
理都
「…健輔く…ん、俺は…俺は…… いったい、どうしたら?」
《…辛いのは分かる。みんな一緒や。やけどな龍二、人を憎むのは間違ってる。少なくとも那智は…レナちゃんを憎んだりしてないはずやで?お前にだって、分かるやろ?》
「……。」
2006-01-26 02:32:00 -
469:
理都
エラーが多すぎるので、明日の朝一に更新します??
読んでくださった方、ありがとうございました???2006-01-26 03:07:00 -
470:
理都
《那智の分まで…俺等は強く生きるしか、ないんちゃうか?》
「そう……すね。」 《今日、来いよ。》
「…。」
《んじゃあ、夜に…な。》「………ハイ。」
2006-01-26 11:22:00 -
471:
理都
【カチャ――】
『……。』
《一体、何があったん?》とは、ただならない雰囲気からか、聞けなかった。
「…ちょっと、外行ってくるわ。」
『え…?外、大雨やで?』2006-01-26 11:27:00 -
472:
理都
あたしの言葉も聞かず、龍二は立ち上がると、そのまま玄関へと、迎う。 『…傘は?』
「いらん…わ。」
【ガチャン―】
玄関の扉が、ゆっくりと閉まる。
…。2006-01-26 11:31:00 -
473:
理都
どうしよう…。
【―ピッ】
龍二が置いていった携帯電話を開き、着信履歴を、画面に映す。
『……。』
【プップップッ…プルルルルル―】あたしは、発信ボタンを押して、゛彼 ゛へとかける。2006-01-26 11:39:00 -
475:
名無しさん
更新いっぱいするとかゆーてたのに全然やん。しかも更新遅いから全然内容分からんくなる。
2006-01-26 16:41:00 -
476:
理都
482サン、皆様。
申し訳ないです。早起きして、更新しようと思ったのですが…すみません?
事情があって仕事を掛け持ちし始めたので、寝る時間があまりなくて更新がどんどん遅れてしまい、本当にご迷惑おかけします?少しずつになりますが、どうぞ見守って頂けたら…嬉しく思います。
2006-01-26 23:38:00 -
477:
名無しさん
????????????
2006-01-26 23:56:00 -
478:
あい
仕事τ"大変ゃのレニゴメンね?小説楽∪みレニ∪τるカラゆっくりτ"も[|[|カラ頑張っτなぁ(・?・?)?
2006-01-27 00:36:00 -
479:
まや
ゆっくりでィィょ??
2006-01-27 01:11:00 -
480:
知香
『後悔……か……』
『ん?』『ぁっ、なんでもないよ』
私の頭の中は混乱していた。あの子を見殺しにするという罪悪感と助けてあげる優越感に揺れ動いていた…たくさんの言葉を思い出した。陸や千春さんや、りぃ達の言葉を…
一体自分がどうしたいのかわからない。。2006-01-27 02:10:00 -
481:
名無しさん
↑え?????????
2006-01-27 02:19:00 -
482:
名無しさん
レィン?やん?笑
2006-01-27 02:20:00 -
483:
名無しさん
誰?書くとこ間違ってるやろ…。(笑)
2006-01-27 02:44:00 -
484:
理都
『ハイ……』
『け、健輔くん?理都。』『あっ、おう』
何故か聞きたい気持ちはイッパイやのに言葉がでない…『い、一体どしたん?なんかあった?龍二すごい顔でウチでていった…』
『ぇ……』『………』
その日龍二は帰ってこなかった2006-01-27 06:39:00 -
485:
知香
すみません?
2006-01-27 06:40:00 -
486:
名無しさん
????????????????????????????????????しおり?
2006-01-27 07:18:00 -
487:
理都
…龍二はマタ那智さんの事で深い悲しみの中に埋もれて行った…何だか胸騒ぎがおさまらない…
健輔君に全てを聞いた。 ━━神様…どうして…?もぅこれ以上あの人がキズつかないよに祈ってきたのに…どうして、何も叶えてはくれないの…?━━━━━2006-01-27 08:53:00 -
488:
理都
もし願いが叶っていたなら、あんなことにならずに済んだのに…
運命はあまりにも厳しすぎるよ。あたしがどんなに頑張っても運命を換える事は出来ない。
━━━出来なかった━━━2006-01-27 08:54:00 -
489:
名無しさん
なんでレインの主がでてきたんゃろ?
2006-01-27 09:48:00 -
490:
理都
491、494、495、
私じゃありません!!??ビックリしました………。
2006-01-27 11:31:00 -
491:
理都
あいチャン、まやチャン、優しい言葉をかけてくれて本当にありがとうございます??
本当に少しずつで申し訳ないですが…?どうぞ、お付き合い下さい(。_。*?)2006-01-27 11:35:00 -
492:
理都
知香サン、気にしないで下さいね???
では、480からの続きになります!仕事まで書いていきます!
2006-01-27 11:38:00 -
493:
理都
《…もしもし?》
『……あっ…あの、突然すみません。私――‥』
きっと、これから【何か】が起きる。
胸騒ぎは、あたしの鼓動を確実に… 速めていった。
2006-01-27 11:43:00 -
494:
理都
健輔くんから、゛全て ゛の真相を聞いた。
こんな事が、 本当に起こっていいのだろうか。
『…待ってよ。まるで、昼ドラやん☆』
笑ってしまう。言葉が見つからないから、現実を叩きつけられたあたしは‥‥ この場で笑うしかない。
2006-01-27 11:49:00 -
495:
理都
【ガチャンッ――】
ダンダンダンダンダンッッ――。玄関のドアを乱暴に閉め、突っ掛けのまま、階段を駈け降りる。
『……はぁ…はぁっ。』
2006-01-27 11:53:00 -
496:
理都
雨は、降り止む事を知らない。
ザーザーザーザーザーザー…
目を掠めてみる。
゛彼の姿 ゛ に、あたしは切れた息が、止まりそうになる。
胸が… 締め付けられる。2006-01-27 11:58:00 -
497:
理都
『……じ、龍二ぃ!!!』
マンションの入り口から、擦れた声で、叫ぶ。
傘もささずに、道路の真ん中で、立ちすくむ彼からの返答は――‥ない。
『なぁ…っ、そんなとこおったらぁ…風邪ひくでぇ?早くこっち…入りよっ…』2006-01-27 12:02:00 -
498:
理都
【ザーザーザーザーザーザー】 雨の音だけが… 二人だけの空間に、響いていく。
『なぁ龍二ぃーっ…?聞こえてるんー!?』
「…。」
2006-01-27 12:05:00 -
499:
名無しさん
????????????
2006-01-27 12:12:00 -
500:
理都
「……なぁ理都、那智さん自殺… したんやって。」
ザーザーザーザーザーザー‥
『……うん。聞いたよ。』
ザーザーザーザーザーザー‥2006-01-27 12:12:00