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≡≡≡誠≡≡≡
-
1:
由里aya
――2005年7月20日――元気な男の子が産まれた ―名前は、「誠」
パパから貰った大切な名前パパ。 誠は6ヵ月になったよ――2006-02-08 03:12:00 -
2:
由里
2003年━由里亜19歳━━あれは、7月の涼しい夜。私は親友の理香の誘いで、当時専門学生だった信人(マコト)と輝(アキラ)の四人で合コン(?)をした。(セッティングしてくれた愛チャンはドタキャン↓)二人共めちゃめちゃ面白くてすごく楽しかったっ!!
2006-02-08 03:14:00 -
3:
由里
カラオケでオールして、皆ずっと笑顔やった☆そして朝5時になり、お開きの時間が近づく…何故か皆楽し過ぎてお互い連絡先を交換するのをすっかり忘れてた↓自然過ぎて、普通にまた会えると思ってたんかな?(笑)
2006-02-08 03:17:00 -
4:
由里
帰り道…
理香『…ぁあッッッ!!』
由里『はッッッ?!!??』
理香『番号…聞いてないヤン…ぅっわぁぁ…(:_;)』(しゃがみ込んだ)
由里『どんな落ち込むねん(笑)』2006-02-08 03:25:00 -
5:
由里
理香『正直……あんな楽しかったん初めてやわ(笑)なんで聞かんかったんやろ(:_;)』
由里『確かに楽しかったやんなぁ☆ぁぁ…愛チャンしか番号しらんもんなぁ↓、聞けばいいやん☆』
って言い終わる前に理香は愛チャンに電話してた(笑)2006-02-08 03:26:00 -
6:
由里
理香『あっ、もしもしぃ―?!(:_;)愛ぃ?!』
愛『…え?!』
理香『チョットー聞いてるぅ?!』
愛『あぁ!理香かぁ!!聞いてぇー彼氏に携帯投げられて全部メモリーとんだぁ(:_;)』
理香『〇rz……ショック…』 愛『なんてー?』 理香『オヤスミ…(泣)プープー―』2006-02-08 03:28:00 -
7:
由里
由里『なんて??』 理香『由里…運命信じよ(笑)』
由里『アハハッ!まぁまたそのうち会えるかッッッ(笑)』
【―運命ってあるん??――あの頃は運命ってあると思ってた。運命があるとしたなら…… 運命は幸せか―― 不幸せか―――】2006-02-08 03:31:00 -
8:
由里
由里は夏の夜風が、大好き☆8月…今日も通い慣れた道を歩いて仕事から帰る―
〔今日も疲れた…(-д-;)ぁーやだやだヽ(o´д`o)ノ楽してお金稼ぎたいわぁッッ(*・д`・)〕そう思いながら歩いてた。
!!ブァキッッッ!!! …(・_・?)アレ?なんか………… Σ(oДo。ノ)ノハァッ?!2006-02-08 10:14:00 -
9:
由里
ミュールのヒールが…折れてる…(゚ε゚;)ンな、あほな。〔商店街のど真ん中でヒール折れた靴もって裸足でペタペタ歩けと?!オィォイ(゚_゚ 冗談やめて(T_T)どうしよう…こんな日に限って残金…200エン━(。´Д`pq━。
2006-02-08 10:16:00 -
10:
由里
とりあえず、靴屋サンに。
『これ、もぅ直りません』
はぁ…そうですか…さようですか(T_T;;) 『それでも靴屋かッッ!!!』 って言ってやりたかったけどO型の由里には無理でした(笑)
うーん〔汗〕どうしよう…ベンチに腰掛けた。流れていく人込みをボーッと見てた……ん?…どっかで見たぞ(゚_゚??デッカイかばんもってー…大変やなぁ…美容学生は………って…?2006-02-08 10:19:00 -
11:
由里
「アッッッ!!」 (゚パ)と、デカい声出し過ぎた!!とおもった時には気付かれてた…
信人や……(笑)2006-02-08 10:23:00 -
12:
由里
こっちにニヤニヤしながら歩いてきた。
信人『由里やんッッ!もしかして俺待ってたん?』 由里『いや、ちゃうで?』信人『うそー?(笑)』 由里『嘘ちゃうで(゚_゚』 信人『ホンマの事言ってみ?』由里『だから、ちゃうて(笑)』2006-02-08 10:24:00 -
13:
由里
信人『ちゃうんかぁ!じゃあ何してんの?』 由里『これ見てや(T_T)』 信人『うわッッ!あほや!!』 由里『タシケテ…(笑)』信人『アッ!だから俺待ってたんかぁー(>_<)』 由里『ぃゃ、だから待ってたんじゃないけど……』 信人『じゃぁ帰る(-_-)』 由里『待ってぇ!!待ってマシタ!!!('_'))))(д`;)』 信人『やろーッッ?(笑)とりあえず靴買ったるわ』 由里『とりあえず頼んだ!!ありがとうッッ(>_<)』
2006-02-08 10:26:00 -
14:
由里
【黒のリボンのついたパンプス。汚くなったけど、まだ大事にもってるで?メッチャ可愛いからお気に入りやねん。ありがとう…信人】
帰り道、番号交換した★★お金返す口実でまた逢う約束した。何とも思ってなかったけど一緒にいるだけで楽しかったし、また会いたいと思った。2006-02-08 10:41:00 -
15:
由里
理香『もしもぉーしッッ』
由里『はぃー(^O^)』
理香『何してんのぉ?』
由里『チョット聞いて。運命ってあったでッッッ(>_2006-02-08 10:45:00 -
16:
由里
理香『芸能人見た?』
由里『なんでやねんッ!笑』理香『由里、あんたなぁ小学校んときから芸能人と逢っただけで運命運命言うてなぁー(●`・д)それは運命ちゃうからなぁッッ!!』
由里『ぃや、それは運命やねんけどな!それより、逢ってんやん!』
理香『だからッッその辺に居てる芸人や……』
由里『信人に…』2006-02-08 10:48:00 -
17:
由里
理香『!?』
―――すべて話した――
なんか理香は喜んで、はしゃいでた★★2006-02-08 11:11:00 -
18:
夏菜
おもしろそう??
最後まで読むんで主さん完結ヨロシクねぇ?2006-02-08 12:56:00 -
19:
削除削除されますた
あぼ~ん -
20:
由里
【あの時に、キッパリ別れていたら今の現実はココに無いですか?二度と逢わなければ、あなたは今どうしてたかな…】
2006-02-08 21:29:00 -
21:
由里
――12月――
年に一度の★Memory〜要らない人は消しちゃうよ〜〜大会★を一人でしていた。 《メモリーNO000 信人》 何故か声が聞きたくなった……替えたアドレスから誰かわかる?とメールした。2006-02-08 21:32:00 -
22:
由里
♪〜♪メールあり。。恐る恐る開いて見てみた…
〈由里やろ(^O^)久しぶり★★★元気やったぁ?〉2006-02-08 21:35:00 -
23:
由里
嬉しかった…素直に。私の心は動揺と緊張と嬉しさでイッパイになった。
――信人。会いたい――2006-02-08 21:38:00 -
24:
由里
……数日後―私達はまた仲良くなった★何度も遊んだ。。離れてた時間を取り戻すかのように……
――2004年2月4日―――よりをもどし、同棲する。すごく楽しくて幸せやった―同じ毎日やったけど――色んな所に行ったり、恥ずかしいけどラブラブやった★(笑)2006-02-08 21:45:00 -
25:
由里
夏菜チャン(:_;)みてくれてるんですかぁ!!嬉しすぎる!
頑張るッッ!!ありがとうッッッ(泣)2006-02-08 21:48:00 -
26:
由里
――2004年11月――
体調が悪い…元々煙草を吸わない私は、煙いのが嫌いでいつも信人が煙草を吸ってると離れた。でもどんなに離れても臭いが気になる。眠くて…なんかオカシイナァ…(:_;)
…??2006-02-09 14:55:00 -
27:
由里
ある日―――仕事から帰って来たら先に帰ってた信人がご飯炊いてくれてた★
信人『おっかえりぃ★あなたー★★早くご飯にしましょッッ★★★(笑)』
由里『(笑)ご飯ありが…ッッ…ゥウッ(:ノ;)ぎぼぢわるぃ゛(oДo。)…ウーー((T_T)』信人『どしたん??!なんか幽霊みたいなってるやん(:_;)!!』
由里『なんかおかしい(泣)…トマト食べたい(:_;)』 信人『トマト?!今日カレーライスやで!?』
由里『チラ(゚_゚…(マダ野菜だけ炊いてた鍋をみる)…(゚_゚……う゛ぇーー(>д<)』2006-02-09 14:58:00 -
28:
由里
信人『うわぁッッ(T_T)!!どした?!!出るッッ?!ヤバイ!きたろうぶくろが要る!』
由里『フッ…(笑)なんやねん!キタロウブクロて!(爆笑!)』
信人『ぇえッッ?!キタロウブクロやんけぇ(>_2006-02-09 15:00:00 -
29:
由里
―次の日ホンマに10個作ってありました(笑)天然ヤナ(笑)――2006-02-09 15:02:00 -
30:
由里
【小さな気遣いしてくれる所・天然な所・・可愛い所・・・ツッコミ所満載な所…全部を愛してるよ?もぅ一回アタシの大好きな笑顔見せて…???】
2006-02-09 15:02:00 -
31:
由里
―2004年12月―――
一度実家に帰る。
母『アンタ顔色わる(-.-;)』妹『ホンマや、顔悪いw(゚o゚)w(笑)』
由里『おい(゚_゚)ノ』 妹『何しに帰ってきたーん?いつまでいるん??あっ、来月成人式やろ?お姉』 由里『そぉや??』
妹『ぃいなぁ☆ミィも早く大人になりたいわ(-_-メ)』 由里『歳取るのって早いで(T_T)今日ご飯なに??』
母『アンタのは無い(゚_゚(笑)ウソウソ..今日は、魚焼くわ』2006-02-09 15:05:00 -
32:
由里
由里『ヤッタ(・∀・)魚めちゃめちゃすきやからなぁッッ(笑)』と、ウキウキで、妹と松ケンサンバ踊ってたら……プーン…お米の炊ける匂い..由里『(@д@;)ウェ…あかん…マタやぁ…(*△*)吐くかも…』しゃがんだ。
妹『(気付かず踊り続ける)♪♪〃〃……え?Σ(oДo。ノ)はぁ?!どしたんッッ?!!オカン!!お姉がぁ!』
母『いやッッッ!!アンタどしたん?!』走って来た。
由里『キタ…ロウ……ブク…ロ』母・妹『ぁあッッ!キタロウブクロね!!』2006-02-09 15:09:00 -
33:
由里
……知ってた……(笑)
由里『ちょっと寝るわぁ』母『風邪か?!熱計りやぁ』由里『ぅん…』
妹『オカン、お姉普通にあほやのに風邪なんかひくわけないやんかぁぁ(笑)』 母『ぃゃ、アホが風邪ひく時が一番怖いんや(-_-メ)』由里『今日は元気ないからツッコむんやめとくわ…』妹『だいぶヤバいな(-_-;)』2006-02-09 15:12:00 -
34:
由里
―ウチの家族は母子家庭で三姉妹・女家族。男の子が家に居るとすごく違和感があって落ち着かない(T_T)いつも仲良く暮らしてる♪♪
【私が今立って居られるのも、生きてれるのも大事な大好きな家族があるから。お母さん、産んでくれてありがとう。妹達、私と姉妹でいてくれてありがとう】2006-02-09 15:15:00 -
35:
由里
―次の日―――
妹が学校から帰ってくると部屋に来て、『お姉、妊娠ちゃうん??顔色悪いし…吐きそうなんやろぉ?!』と言った。
由里『……(*_*)マサカ…?!』妹『これ貰ったしやってみぃ??汗』
そこには明らかに買って来てくれた検査薬があった。2006-02-09 15:17:00 -
36:
由里
由里『ぇー(:_;)恐い…』妹『アカン!赤ちゃん居てるんやったらオカンに煙草やめてもらわなあかんからッッ!』由里『うーん…』
―検査中――検査後―
妹・由里『(..)ジーッ……』何分か経った…2006-02-09 15:20:00 -
37:
由里
…でた……くっきりと。 由里『ぁあ…(T_T)やってもた…どうしよ…どうしよ…頭真っ白……』―って言いながらも、早く病院行って赤ちゃん見たかった(^^)妹『妊娠ってホンマにするんやぁ―…』
由里『あんたは気ぃつけや!!そんなんなったらオカンビックリしてハゲるから!』
妹『それよりどうすんの???』2006-02-09 15:23:00 -
38:
削除削除されますた
あぼ~ん -
39:
由里
『お母さんにはまだ言わんといてな』と言うメールを妹に送った。
なんか焦ると言うより、ビックリして頭がボーっとしてた…
信人…何て言うやろ。。2006-02-09 23:18:00 -
40:
夏菜
更新されてる?(*≧∀≦*)?
キタロウブクロって目隠しって意味やったんやぁ?
夏菜ずっとゲゲゲのキタロウやから『ゲゲゲ〜』からきてるんやと思ってた?ワラ
2006-02-10 14:41:00 -
42:
由里
夏菜チャン》》アハハッッ(笑)ゲゲゲーですか(笑)
私も始めびびりました(>_2006-02-10 16:42:00 -
43:
由里
その日の晩――
信人に〔妊娠してた…検査薬陽性やった?〕とメールしたら、すぐに電話がかかってきた………
信人はも、言わずに『陽性やったん?!大丈夫かッッ??!』と焦ってた。由里『大丈夫やけど、赤ちゃん出来たよ(^_^)』
信人『そっか…チョットまた後で電話するな』
――カチャ…プーップー…………由里『?…?』あたし、嬉しいのに……それよりお母さんに何て言おう…(T_T)ものスゴ怒られるやろなぁ…(泣)ぎりぎりまで黙っとこうかな……でもなぁ……そんな事を考えてたら、いつの間にか寝てしまってた。2006-02-11 01:22:00 -
44:
由里
―――――ウッウゥ…(T△T;)気持ち悪い…―――――…
吐き気で目覚める事ホド嫌な事ないわぁ…(*_*;)ゥゥ…
由里『もぅ朝方やぁ…』
携帯を見る。着信履歴は―……無い。2006-02-11 01:27:00 -
45:
由里
……【あの時、アタシはただ喜んでほしかった…。なんだか、一人ぼっちにされた気がしてたんやで?言葉にすると寂しくなるから言わずにいたんやで…??】
2006-02-11 01:29:00 -
46:
由里
―理香に電話してみた― 理香『どしたん!?こんな時間にッッッ!!』
由里『由里、赤ちゃんできた……』
理香『!!?…はぁ??!チョット待って!!整理するから!』 由里『………』
理香『あんた…(泣)信人に言った?!何て言われたん?!』
由里『後で電話するって言われた…』
理香『由里は?……由里はどうしたいん??』2006-02-11 06:44:00 -
47:
由里
由里『由里産むよ!』
理香『信人が何言っても?』
由里『うん!二人の子やし、たったひとつしかない命やし!』
理香『あんたなぁ…簡単ちゃうで?!ましてやシングルとかなったらキツいで?!自分のお母さん見てたからわかるやろ??』2006-02-11 06:50:00 -
48:
由里
由里『うん…でも……この子、守ってあげれるのは由里しか居ないから……。』理香『………』由里『理…香?』
理香『フゥ……アンタらしいわ(^^;)とりあえず信人にもう一回電話してどうしたいか聞き!!産む覚悟したなら信人が無理って言っても、ウジウジしなやッッ』
由里『わかった!』
正直、信人が産んでって言ってくれる自信があった。 ――でも、それはただの勘違いやった。――2006-02-12 02:37:00 -
49:
由里
簡単に決めてしまったかもしれない……もし、お父さんが居ない子になったらヤッパリ可哀相かな…自分には子供を育てて行ける程の器量はあるのか……… 色んな事考えた。
2006-02-14 09:41:00 -
50:
由里
♪〜♪〜 ん…?アッッッ!信人……
由里『も、もしもしッッ?』信人『由里?今イケル?』由里『大丈夫やで?』
信人『俺なぁ…色々考えてんけど、ヤッパリ俺養って行かれへんし産まれてきた子が可哀相やと思うねん…こんな貧乏な所に産まれたら可哀相やろ…?だから……今回は…無…』
由里『…………別れて…』2006-02-14 09:43:00 -
51:
由里
信人は焦ってた。 『え?…ッッ!!!違うねん!由里とは別れたくない!でも子供は育てて行かれへん!!わかってくれ…よ………』由里『わからん。都合良すぎちゃう?二人の赤ちゃんやのに。殺すんや。』……アカン…きれる………妊娠中の情緒不安定のせいでスグ泣く・スグ怒る・が、揃ってた私は、何を言ったか忘れるぐらい早口で色んな事を言い、『おろすなんかアホみたいな事いうな!!!人殺し!!最低やッッ!!出来ても殺すんやったら始めカラすんな』と叫んでた……
2006-02-14 09:50:00 -
52:
由里
由里『そんな事…言われると思わんかった。ちっさな赤ちゃんは、何も判らんと思ってんの?』 信人『そんな事ない……でも、産まれてきて俺等んとこ来ても…不幸やんか…』 由里『産まれて来て不幸な子なんかおらん!!例えそのこに不幸が続いても産まれてきた事は幸せなんやで!生きたくても…生きれない人……居るんやから…』
2006-02-14 10:29:00 -
53:
由里
――私は、友達の死を見た事がある――
…中学生の時…たくさん居た友達の中でも、よく話が合った。理香といつも3人で居た。沙菜……すごく元気でいつもハイテンションだった。2006-02-14 10:31:00 -
54:
由里
―ある日(土日明けの月曜)―
沙菜が学校を珍しく休んだ。
理香『アレ?沙菜は?』
由里『ほんまやー休み?!』理香『お見舞い行くか★』由里『おーぅ★★』
―学校が終わり、沙菜んちに向かう―
ピーンポーン♪♪
沙菜ママ『ガチャ…はい?』
理香『あっ、沙菜チャンのお見舞いにきましたぁ★』
ママ『あっ、どうぞ…』さなのママは元気無かった…2006-02-14 10:34:00 -
55:
由里
ピーンポーン♪♪
沙菜ママ『ガチャ…はーい。』理香『あっ、沙菜チャンのお見舞いにきましたぁ☆★』ママ『あっ、どうぞ……』さなのママは元気無かった
由里『おじゃまします★』理香『沙菜ぁ??』
―部屋に入る―…
沙菜『来てくれたんやぁ』由里『………さな……』2006-02-14 12:45:00 -
56:
由里
3日でこんなに人って変わるの?痩せすぎ…なんで?!心の中で何回も思った。。理香『さなぁ!!どしたん?元気ナイやーん(T_T)!』
沙菜『そぉ?全然大丈夫やで★』
理香『それやったらいぃけどなぁッッ★今日なぁ〜先生がなぁ…(^_^)』
……私は途中から話も聞かず、ボケっと沙菜を見ていた。2006-02-14 12:49:00 -
57:
???
読んでるよ?頑張って?
2006-02-14 13:24:00 -
58:
由里
???サンありがとうッッ?
嬉しぃ??頑張るゾ??2006-02-14 16:26:00 -
59:
夏菜
更新されてる〜?
最近ここチェックするのが日課になっちゃった??
主さん頑張ってねぇ?2006-02-14 18:44:00 -
60:
由里
夏菜っちぃー!!(笑)誰も見てくれてないと思ってたぁ(T_T)ホンマありがとう(^_^)頑張るね★
2006-02-15 13:01:00 -
61:
由里
理香『じゃぁ、体しんどいやろし帰るな(^_^)寝とかなあかんでぇ★』
沙菜『わかったぁ(^O^)理香・由里ありがとうッッ★バイバーイ★★』
理香『じゃぁねーッッッ(笑)』
―私達は沙菜ママに挨拶して帰った。――2006-02-15 15:19:00 -
62:
由里
――――帰り道――――理香『……り…?ュリ……ゆぅーりぃーー!!』
由里『えっ?!あっ何ッ??!』
沙菜の事考え過ぎて、私は理香の言葉が全然聞こえてなかった。2006-02-15 15:21:00 -
63:
由里
理香『どしたん??アンタずっとぼーっとしてる。』
由里『そ、そぉ?!』
理香『沙菜の事やろ…』
由里『ぇ……』
理香『すごい痩せてたな……見てられへんかった…可哀相に……どうしたんやろなぁ……早く元気になってほしいよなぁ………』すごく辛そうに理香は呟いた。由里『…りか……ごめんな。由里動揺してしまって…』理香『しゃーないよ。』………私達は泣きそうになりながら帰った……2006-02-15 15:24:00 -
64:
由里
沙菜は一週間経っても学校へは来なかった。
心配でたまらなくて家に何時か行ったが沙菜には逢わしてもらえなかった。
―――二日後―――
沙菜は入院した………2006-02-15 15:26:00 -
65:
由里
原因は、まだ中学生の私達にはわからなかった………ただ解ったのが、だんだん筋肉のちからが弱まり、最後には動けなくなる病気って事だった…
沙菜は体の異変に気付きながらも黙っていたらしい…
それを聞いた、私達は………泣き続けた……。2006-02-15 15:36:00 -
66:
由里
《なんで…沙菜なんよ…》2006-02-15 15:39:00 -
67:
由里
私は、何度も何度も、そう思った……2006-02-15 15:45:00 -
68:
由里
私達は毎日お見舞いに行った…
沙菜が怖がらないように…心配しないように……2006-02-15 16:04:00 -
69:
由里
―ある日――
沙菜の大好きなプリンを買って行った。
理香『さなぁー一緒にたべよぉッッ(^O^)』
沙菜『おっ、ありがと…と……と…ぅ……』
理香『えっ?!どした?!』沙菜『うー…ん…最近たまに言葉が詰まって…ハハッッ』2006-02-15 16:11:00 -
70:
由里
……沙菜は、笑っていた。でも、本当は辛くて怖くて不安で……段々死が近づいてるのを毎日実感していて……本当は笑ってなんか、いられへんのに……私達の前では笑顔で居てくれた…だから…沙菜の、毎晩泣いて腫れぼったい目に気付きながらも一緒に笑って過ごした。
2006-02-15 16:11:00 -
71:
削除削除されますた
あぼ~ん -
72:
由里
スプーンも、コップも持てなくて…自分で歩く事も……話す事も。私達に書き続けてくれた手紙も、字が読めなって行った……。
でも私達は、病室をでるまでは笑顔で居た。
でも…――――病室を出た瞬間、涙はとめどなく流れた………2006-02-15 16:19:00 -
73:
由里
《私達は本当に何もしてあげられないの……?……》2006-02-15 16:23:00 -
74:
名無しさん
いい??
これは期待大?2006-02-15 22:40:00 -
75:
???
読んでるょ?完結さしてなぁ?
2006-02-16 09:29:00 -
76:
由里
?ッチありがとうッッッ?今から書くよ?
2006-02-17 06:28:00 -
77:
由里
私達は、悔しさでっぱいだった。。
ただ、時が流れていくのを黙って見てるようだった。2006-02-17 06:29:00 -
78:
由里
―沙菜が入院して一年――
病室に入ると、いつも笑顔の沙菜が泣いていた…文字板を指差し、「見て」と合図をした。
2006-02-17 06:30:00 -
79:
由里
【リカ、ユリいつもありがとう。サナは、かんしゃのきもちでいっぱいです。ふたりとともだちで、よかった。ありがとう。サナは、もうすぐいなくなってしまうけど、ふたりには、ながいきしてほしいです。だいすきなふたりだから。でもサナもいっしょにいきたかったな。。しょうじき、もっと 生きたい。さんにんでママになって、こどもたちをあそばせたかったな。生きたいよ…もっともっと、このせかいにいたいよ……はなれたくない…本当はしぬのがこわいよ……ぜんぶ、わすれたくない…】
2006-02-17 06:34:00 -
80:
由里
『ぅッッ…うぁぁッッ……』沙
菜は出ない声で思いきり泣いた…―
理香『さな……ごめ…ん……ッッ!あた…し……何も…して…ヒック……あげら…ゥッ…れへんか…ヒックッ……た……なんでッッ?!…ゥッッ…さ…ななん…ッッ…』
私も理香も、声をあげて泣いていた。三人共…泣いていた…2006-02-17 06:36:00 -
81:
由里
沙菜が泣きながら、また文字板をさした。
【ありがとう…なにもできなかったなんか、かなしいこといわんといて?たくさん勇気とか、希望とかくれたやん…?サナは死んでもわすれへんよ…ほんまにありがとう…】2006-02-17 06:37:00 -
82:
由里
【あとな…、サナがいなくなっても、これだけはまもって?命を大切にするって…生きたくても生きれない人はたくさんいるから…どんな不幸を背負っても産まれるって事はすばらしいことやし、幸せやで…その命がどれだけ短くても、ぜったいその命は大事にするべきやとおもう…サナは短い人生やったけど、すごくしあわせやったし…お母さんに感謝してる。絶対殺してもいい命なんかないからな?
サナは二人に会えてほんまによかった。うまれかわっても三人一緒な。】2006-02-17 06:38:00 -
83:
由里
私達は、さなの心の声を胸に刻み込んだ。私達は絶対忘れない。あの時の沙菜の精一杯の気持ちを…
泣きながら何度も何度も、繰り返し誓った…。2006-02-17 06:40:00 -
84:
由里
―その日の夕方18時25分―
沙菜は、天使になった。出なくなった声を必死にだして言ってくれた……2006-02-17 06:42:00 -
85:
由里
『み…んな…、ごめ……んね……ありが…とう。』
―それが最後の言葉―……2006-02-17 06:44:00 -
86:
由里
可愛い笑顔…幸せそうな…安心したように笑って見せてた……辛くて苦しかったやろうに…私達の手を握ったまま天使になった沙菜。2006-02-17 06:50:00 -
87:
由里
……その手は、ずっと繋いだままやからな…?……
段々冷たくなっていく手を握りしめ、沙菜に約束した。2006-02-17 06:52:00 -
89:
名無しさん
続きがきになる?主さん完結してね?
2006-02-17 09:08:00 -
90:
由里
名無しサン?ありがとうッッッ?頑張るッッ??
2006-02-17 13:47:00 -
91:
名無しさん
???
2006-02-17 18:17:00 -
92:
由里
???さん?上げてくれてアリガトです??
2006-02-17 19:23:00 -
93:
由里
…沙菜……生まれ変わっても、一緒に遊ぼう?一緒にプリン食べよ?…好きな人の話しよう…?イッパイ笑おう??ママになっても仲良しでいような?誰よりも健康で、長生きしよう??ありがとう…沙菜はとても大切なものを、残してくれたよ……『命の大切さ』『生きる意味』…ありがとう……
天国行ったら元気に走り回って、笑って暮らせますように……。。2006-02-17 23:07:00 -
94:
由里
―それから…5年経ち…まさに私は命の重みを実感している……―
2006-02-18 07:39:00 -
95:
由里
沙菜の言葉が無かったら、私は迷ってたと思う。
最悪な結末を選んでいたかもしれない……
たったひとつの命の灯を一瞬で消していたかもしれない。
沙菜があの時命の大切さ、教えてくれたから。だから…この子を堕ろそうなんて一回も考えた事なんかなかったよ…?2006-02-18 07:40:00 -
96:
由里
――そして私は、沙菜の事を信人に打ち明けた…――
2006-02-18 07:41:00 -
97:
由里
すべて話した後…
由里『命は大切やねん!!それがわからん人なんかと一緒には、やっていかれへん。』
最後に冷たくそう言った…信人『ご……ッッ…め…ん……』
泣いていた。。2006-02-18 07:44:00 -
98:
由里
信人『俺……何…も解っ…て無か…った…不必要な命なんかないよな…産まれる事が幸せなんやな……俺……その子とお前の為…に頑張…る…俺なんかで、いぃ…んか……?』
由里『当たり前…やん…か』2006-02-18 07:45:00 -
99:
由里
【あの時二人で、流した涙は凄く綺麗やったなぁ…?お互いを必要としてるって、確信したよ……?ありがとう…信人……頑張るって言ってくれて、今までにないぐらい嬉しかった…。】
2006-02-18 07:47:00 -
100:
由里
―そして、妊娠4ヵ月―
年明けに親に挨拶・結婚の準備・新居探し・・・
ものすごく忙しかったケド、幸せだった…。
2006-02-18 07:48:00 -
101:
由里
―でも、神様はいじわるをしました。最悪な出来事が起きた…。
2006-02-18 07:50:00 -
102:
由里
あれは、2005年2月18日。
ちょうど妊娠5ヵ月に入った所で……。ベビー用品を二人で買いに行ってた。少し出てきたお腹をさすりながら仲良く歩いて行ったっけ………。
2006-02-18 07:54:00 -
103:
由里
由里『女の子やったらいぃなぁーッッ(^O^)絶対可愛いッッ』
信人『いや!男の子で、一緒にバスケするねん(^_^)!!!!』
由里『ウーン(笑)でも、虫とかいっぱい捕まえてくるやぁぁん(T_T)由里、虫ヤバイぐらい嫌いやねーんッッ!』
信人『はぁぁッッ!?(笑)大丈夫や!由里のカオのほうが怖いp(^^)q』2006-02-18 07:58:00 -
104:
由里
由里『(*・д"・)!ハァ??!なんやと?』
信人『…(笑)アッ、この服可愛いでッッ!!なぁなぁ〜★』
由里『(-д-)アンタなんか知らん』
信人『アハハハッッ!すまんすまん(笑)』2006-02-18 08:01:00 -
105:
由里
【二人は確かに笑ってたやんな。幸せやった。色んな話して…お腹撫でてくれたやんな…大事に大事にしてくれたよな?由里が生きていくのに、必要な信人とお腹の赤ちゃんやったのに………なんで……?】
2006-02-18 08:02:00 -
106:
由里
――帰り道――
由里『今日めっちゃ買い物したなぁ★ベビー肌着やろー?ロンパスにぃー、ヨダレかけ★(笑)絶対まだ早いケド★』
信人『ホンマ気ぃ早い奴やなぁッッ!(笑)でも、それ見たら頑張って行けそう(^_^)』
由里『ほんま頑張ってやぁ★パパ(笑)』2006-02-18 08:07:00 -
107:
由里
私は振り返り、話しながら、横断歩道を渡ろうとした……2006-02-18 08:07:00 -
108:
由里
由里『あっ、それでなー…』
――プーッッッ!!プププーッ!!!!!!
信人『由里危な………』
!!!キキキキキッッッッ!!!!!2006-02-18 08:11:00 -
109:
由里
……ドンッッッッッッ……
一瞬何が起きたか、判らんかった……。自分は、ひかれたと思った………。2006-02-18 08:12:00 -
110:
由里
由里『いたッッ……まこ…と………?』
ふと…隣を見た。
散らばるベビー用品……
…と………………血まみれで倒れる信人が居た……。2006-02-18 08:18:00 -
111:
由里
『え………?』
信人にも私の服にも、今日買ったベビー服にも…たくさんたくさん血が付いていた……2006-02-18 08:20:00 -
113:
由里
由里『…信人!!!?え!?大丈夫ッッッッ!!!??』
信人『ユリ……赤…ちゃ…ん大丈…夫…か………??』
由里『アカン!!!そんなんいいから!!誰かーッッッッ?!救急車よんでくださいッッッッ!!!!早くッッ!死んでしまう!!!!お願いしますッッ!早くッッ早くぅッ!!!』2006-02-18 18:48:00 -
114:
由里
信人『大…丈夫…や……』
信人は苦しそうに言った。2006-02-18 18:49:00 -
115:
由里
由里『アカンてッッッッ…!!!だ…れ……か………』
2006-02-18 18:52:00 -
116:
由里
―――バタンッ――…………
2006-02-18 18:53:00 -
117:
由里
2006-02-18 18:54:00 -
118:
由里
……私はショックで気を失っていた。だれが救急車をよんで運んでくれたかもわからない……2006-02-18 18:55:00 -
119:
由里
由里『…ん……イタッッ………』
お母さん『あっ!!由里!!』
由里『アレ…?……病院…?』2006-02-18 18:58:00 -
120:
由里
はっ…!!
―――…ガバッッ―――
私はスリッパも履かず、走って廊下に走った。2006-02-18 19:00:00 -
121:
由里
母『由里ッ!待ちッッ!!!』
由里『お母さん!信人は?!!信人…!!!』
母『落ち着き!アンタは一人の体ちゃうねん!!とりあえず座り!!!』
由里『ちゃうねんッッ!信人が!イッパイ血ついててん!!』2006-02-18 19:15:00 -
122:
由里
母『大丈夫やからっっ!』
2006-02-18 19:17:00 -
123:
由里
私はその言葉を信じてベットに座った。
すぐに医師が来た。
『倒れ込んだ衝撃はありましたが、車にあたったのは旦那さんだけでした。そのお陰と言ってはアレですが、赤ちゃん、無事でしたよ。でも赤ちゃんびっくりしてると思うからしばらく安静にしててください。』
…と言って、去ろうとした。2006-02-18 19:24:00 -
124:
由里
由里『あの!!先生ッッ!!主人…の容…態は……』
医師『……意識が戻れば良いのですが……』
え……?
どーゆうこと…??2006-02-18 19:40:00 -
125:
由里
由里『ど…こに……居…るん……です…か』
医師『今、集中治療室デス。誰も入れないんですよ…』2006-02-18 19:41:00 -
126:
由里
由里『…………先生…
助けてください!お願いしますッッ!!!私あの人居ないとダメなんです!お願いします!!ぅッッ…お願い…ヒックッ……します…ウゥッッ……』
泣き崩れると言うのはこーゆう事だと思った……。2006-02-18 19:43:00 -
127:
由里
母『ゆり…………』
由里『お母…さ…んッッ…ヒックッ…信人んとこ…ウッ……連れて…ってぇぇぇ…ッッ…ウッ……おね…がぃ…ぃ…。』
私は立ち上がれないぐらい泣いていた…。
お母さんは車椅子に乗せてガラス張りの部屋(ICU)に連れてってくれた。2006-02-18 19:44:00 -
128:
由里
そこには、何本も線に繋がれた彼が居た。
…側に行きたくて…、中に入りたくて…触れたくて……話したくて………何時間も涙が止まらなかった。
2006-02-18 19:45:00 -
129:
名無しさん
??
2006-02-18 23:13:00 -
130:
由里
――何時間たったかな――
《お願い……目開けて…………お願い…お願い……》
………ポンッ………2006-02-19 01:49:00 -
131:
由里
由里『…?!…う、動いた?!……』
ポンッポンッ……
由里『信人…今赤ちゃん動いたで…?赤ちゃんが………動いたのに……。なんで…?早く信人も……触ってよ……』2006-02-19 01:51:00 -
132:
???
しおり?
2006-02-19 02:35:00 -
133:
名無しさん
(´・ω・`)
2006-02-19 02:49:00 -
135:
夏菜
いっぱい更新されてて嬉しいけど、めっちゃ悲しい?
書くん辛いかもやけど頑張って??2006-02-19 05:48:00 -
136:
由里
夏菜チャン・ありがとう?書くのつらすぎるときあるけど、私達のことを振り返るいいきっかけになるので書くね(>__
2006-02-19 08:07:00 -
137:
◆AU/OjWxByc
しおり
2006-02-19 09:26:00 -
138:
由里
シオリありがとう(>_
2006-02-19 19:36:00 -
139:
由里
……ずっとお腹をさすっていると……
看護婦『もぅ、面会時間はおわりです…一緒に病室帰りましょう?』
由里『…中に…入らせて…』2006-02-20 10:55:00 -
140:
由里
看護婦『今は無理なんよ…ごめんね……』
由里『………』
私は、何も言わずただ信人を見つめた。2006-02-20 10:56:00 -
141:
由里
看護婦『行こうね?』
由里『………』
看護婦は、車椅子を静かに動かした。
私は、遠ざかる信人を見て『いつになったら、側に行けるんですか………』と聞いた。2006-02-20 11:01:00 -
142:
由里
看護婦『うーん…先生に聞いとくね?』
由里『………お願いします』2006-02-20 11:03:00 -
143:
由里
私は病室に戻され、魂の抜け殻状態でボーっとしていた。ただ、ひたすら信人の事を考えて…。
2006-02-20 11:04:00 -
144:
由里
【由里なぁ、ずっと決めてた事あんねん。絶対に自分の大好きな人は、先に逝かせへんって……信人…由里を助けてくれたせいで………もぅお願いやから…目開けてや……いつまで寝てるん………?一生のお願い…起きて……?】
―私は祈り続けた―。2006-02-20 11:11:00 -
145:
由里
……ポンッ…ポンッッ…
赤ちゃんは《元気になって?パパは大丈夫!》と言わんばかりに、お腹を何回も蹴ってくれた……
由里『ごめん……パパが怪我したんは、ママのせいやねん………ごめんな……』
……ポンッ……2006-02-20 11:12:00 -
146:
由里
私はお腹の赤ちゃんに、ありがとう。
信人にごめんねを繰り返し…声を殺して泣いた……。
気が付けば――…
明け方だった。2006-02-20 11:15:00 -
147:
由里
―――ドタドタッッッ――― 『ん…?』
何やら廊下が騒がしい。。
『なんやろ…何かあった?』
廊下に出てみると、医師や看護婦が足早に向かっているのはICUの方だった…。2006-02-20 11:37:00 -
148:
由里
『由里ちゃん!!!』
びっくりして振り返ると、そこには、走って息切れした、信人のママが居た。2006-02-20 11:41:00 -
149:
由里
由里『お義母さん!』
信人ママ『由里ちゃん!ハァハァッッッ…体大丈夫?!大変やで!信人が、…ハァッ……意識戻ったって!!私が車椅子押してあげるから!行こう!』
由里『は…はいッッッ!!』
私は嬉しすぎて、動揺していた。2006-02-20 12:57:00 -
150:
名無しさん
(´・ω・`)
2006-02-20 13:03:00 -
151:
由里
ICUに着くと、何本もあった線は少なくなっていて…そこには…こっちを向いて微笑む……
――彼が居た―――
2006-02-20 13:09:00 -
152:
由里
由里『まこ…ッッ…と…ウゥッッ………うわぁぁぁぁんッッッ!!!…信人!!ヒック……大…丈夫……?』
信人『何…泣いて…んねん…アハハ…大丈夫や…ゆぅたやろ(^_^)』
2006-02-20 13:10:00 -
153:
由里
信人ママ『あんたは、ホンマ心配かけて!!!…グスッッ……よかったなぁ?!由里ちゃん…』
由里『…ウッ…はい……アハハ…ホンマ信人のバカァ…』
私は嬉しすぎて…安心して…緊張の糸が切れて、大泣きしてしまった…。2006-02-20 13:12:00 -
154:
由里
信人『ゆり……赤ちゃん…大丈夫か…?!元気…か?』
信人は、まだ喋りにくそうな声で必死に聞いて来た。
由里『大丈夫!!アンタが守ってくれたんやんか…』2006-02-20 14:22:00 -
155:
由里
信人『そっかぁ…よか…った(^_^)由里、前…みて…歩かんから…俺…死に…かけ…たやん…(笑)』
由里『もぉ!ホンマごめん!!!命の恩人やぁ!ありがとう!ホンマに…』
信人『赤ちゃんに…教えなあかんで…パパは…スーパーマンやで…って(^_^)』 由里『うん!』2006-02-20 23:58:00 -
157:
由里
【私は、この時…信人も赤ちゃんも助かって、凄く幸せだった。
でも、あの恐ろしく…一生忘れられない出来事のせいで…
私は、大切な人を失うなんて……考えても見なかった…】2006-02-21 16:02:00 -
158:
夏菜
リアルタイムかな??
2006-02-21 16:05:00 -
159:
名無しさん
(´・ω・`)
2006-02-22 04:13:00 -
160:
名無しさん
おもしろい!楽しみにしてるから頑張って!
2006-02-22 05:50:00 -
161:
由里
ナッチャン・リアルタイムやってんけど、途中で用事出来たから中断しちゃった(:_;)ごめん(:_;)
名無しサン・頑張るねッッ!おもしろいなんて嬉しすぎて泣きそぉw(゚o゚)w2006-02-22 07:20:00 -
162:
由里
一ヶ月経ち…
信人は回復も早く、一人で歩けるようになっていた。2006-02-22 07:20:00 -
163:
由里
由里『信人ーッッ☆今日でちょうど6ヵ月やねんでぇーっo(^-^)o』
信人『ぇえーッッ!?めっちゃ早いなぁ☆あと4ヵ月で会えるんかぁ(>__2006-02-22 07:21:00 -
164:
由里
由里『えー(-д-)女の子やろー(笑)今度の検診で判ったらいいのになぁ(>_
2006-02-22 07:22:00 -
165:
由里
毎日幸せを実感しながら、私は面会時間ギリギリまで病室に居た。
でも、何故か胸騒ぎがしていた…もぅキズも治って大丈夫やのに、心配でたまらなかった…。
2006-02-22 07:24:00 -
166:
由里
【今…思えば、あの時の胸騒ぎは、勘違いじゃなかったん…??
赤ちゃんが教えてくれてたんかな…‥】2006-02-22 07:25:00 -
167:
名無しさん
(´・ω・`)
2006-02-22 17:46:00 -
168:
由里
―妊娠7ヵ月――
信人は退院後、仕事復帰し、毎日働いていた。
私はというと、お腹も出てきて胎動を感じながら、ママになる準備をしていた。
料理を勉強したり、マタニティの本を読んだり、お掃除したり、洗濯したり…本当に楽しかった。2006-02-23 01:13:00 -
169:
由里
信人『ただいまー(:_;)もぅ仕事しんどすぎぃ!!!!』
由里『おかえりー☆今日朝早かったもんなぁ?!』
信人『そぉやねん(:_;)』
由里『お疲れ様☆ご飯にする?』2006-02-23 01:17:00 -
170:
由里
信人『あっ、その前にチョットここ座って(^_^)』
由里『…ん??……』
私の目の前には、小さな箱が二つ置かれた。2006-02-23 01:21:00 -
171:
由里
由里『なに?!これッッ!』
信人『開ける前に聞いて?…俺なぁ…自分の名前気に入ってんねん☆』
……??…一体何の話?と思った(笑)2006-02-23 01:22:00 -
172:
由里
信人『オカンがな、人に信用される子になってほしいって付けてくれてん。』
由里『ほぉー…そんな意味があったんやぁ…』
信人『由里は俺の事信じて一緒に居てくれてるん?』由里『え?当たり前やん!!じゃないと結婚なんかせーへんし(^_^)いつも信じてるで☆』2006-02-23 01:25:00 -
173:
由里
信人『そっか☆それやったら大丈夫やな☆ってか今言いたかったんは、俺の名前の意味だけやねんけどな(笑)』
由里『ハハッ(笑)そうやと思ったわぁ!で、これなに?』2006-02-23 01:28:00 -
174:
由里
信人『今日仕事帰りに、めっちゃ可愛いやつ見つけたから、いつも頑張ってる由里チャンにプレゼント☆』
由里『…ぇえーッッッ?!めっちゃうれしぃ!!(:∀;)』2006-02-23 01:30:00 -
175:
由里
信人『開けてみぃ?こっちの箱……やったかな…?』
…うん…―パカッ――
由里『……?!信人…コレ……………?かなり、ちっさいんちゃう??(笑)』
その箱には、小さな小さな赤い宝石のついた指輪が入っていた。2006-02-23 01:33:00 -
176:
由里
信人『ぁあッッ!Σ(oДo。ノ)ノ間違ったぁぁ!!!そっちじゃなかった!!こっち!こっち!そっちは…後から説明する!(笑)』
…?…
そしてもう一つの箱を開ける………――パカッ――
由里『!!うわぁ……きれぇ…(:_;)』2006-02-23 01:37:00 -
177:
由里
そこには、サファイヤがキラキラ輝いていた。そして、もう一つの小さな指輪…
2006-02-23 01:38:00 -
178:
由里
信人『それなぁ、ベビーリングってやつでなぁ?オチビ誕生日が7月やろー?だからルビーやねんo(^-^)o可愛いやろぉ!?んで由里のは、サファイヤ☆九月やから(^_^)』
由里『…信人ぉ……アリ…ガト……ウ(泣)』2006-02-23 01:40:00 -
180:
由里
信人『おいーッッ!!泣くなょー!(ノ_・。)
頑張って可愛い子産んでな?たくさん辛い事あるけど一緒やったら楽しいやん?俺出来る事は、なんでもするで!苦しい事とか嫌な事あって我慢してても、カオ見たら判るからな?これからは家族三人で頑張ろうッッ☆』
由里『う…ん。本当ありがとう……』2006-02-23 01:44:00 -
181:
由里
もぅ今までにないぐらい嬉しくて…何より赤ちゃんの事を愛してくれてた事が嬉しかった……
嬉し泣きってこうゆう泣きかたの事かぁ…と思った。2006-02-23 01:47:00 -
182:
由里
【今もあの指輪は、一回も外した事ないよ?ベビーリングも由里のネックレスに付いてるよ……赤ちゃんが大きくなった時にベビーリング見せて「パパはスーパーマンやってんで!ママ達を助けてくれたんやからぁ」って教えてあげるねん…】2006-02-23 01:50:00 -
183:
由里
今日の更新は終了デス☆☆
名無しサン・ショボーンあげありがとう☆
名無しサン・アンカーありがとう☆
これからも頑張ります☆2006-02-23 01:54:00 -
184:
夏菜
ナッチャンゎあたしかな?
だったらカナって読むねん?2006-02-23 02:38:00 -
185:
由里
カナチャン・うわーw(゚o゚)w(笑)めちゃめちゃ恥ずかしい!
ごめんなぁ!2006-02-23 03:07:00 -
186:
名無しさん
(´・ω・`)
2006-02-23 05:48:00 -
187:
夏菜
全然okッスョ?
無理しないで頑張ってね(o^∀^o)ノ2006-02-23 18:51:00 -
188:
由里
何もかも順調で…
誰よりも幸せ感じていた。
――でも…悪魔は……私達に無惨な結末を持って、やって来た―――…。2006-02-24 23:50:00 -
189:
由里
妊婦8ヵ月を過ぎたあたりから、ウチの家や信人の携帯に無言電話が増えた。
信人は犯人が誰か判っていた。2006-02-24 23:52:00 -
190:
由里
―――元カノ――…
最近彼氏と別れて、ヨリを戻してほしいとしつこかったらしい…その子は、気に入らない事があればすぐ自分の体を傷つけて痛め付ける癖がある。自殺未遂(薬・ガス・放火・首吊り)・リストカット・揚句の果てには自分のふとももにナイフを刺す始末…
信人の時が1番ひどかったらしい…2006-02-24 23:54:00 -
191:
由里
信人 『あいつ、ホンマおかしいからなぁ…』
由里 『なんで今更なんよなぁ?!』2006-02-24 23:58:00 -
192:
由里
信人『誰でもいいんやろ…』
由里『最悪なやつやん(--;)』
信人『あいつ浮気しといて、俺が怒って別れるって言ったら気狂ったりするしな…まぁ…最終的には俺がフラれたんやけどな。でも最近また信人がいぃからヨリ戻してとか言ってきてな…でも結婚してるからってハッキリ断ってるから何してこんやろ……多分…』2006-02-25 00:00:00 -
193:
由里
―何だか嫌な予感がした―
2006-02-25 00:02:00 -
194:
由里
それから毎日無言電話が続いた。ポストには信人の写真が……。私は狂いそうだった。それでも信人の大丈夫と言う言葉を信じた…2006-02-25 00:03:00 -
195:
由里
―でも…全然大丈夫じゃなかった――…
2006-02-25 00:04:00 -
196:
マリア
*BETTERFLY*のマリアです?わかるかなぁ??読みにきたよぉー?思い出しながら書くの辛いと思うけど最後まで頑張ってね?またちょくちょく読みにきますッ?
2006-02-25 03:27:00 -
198:
由里
マリアちゃんありがとう?
由里もバタフライよんでまぁーす?2006-02-25 22:30:00 -
199:
由里
ある日
私は、いつものように大きなお腹を抱えてユックリあるいてた。
周りを警戒しながら…
スーパーへの行き道に歩道橋がある。そこは妊婦の私には難関だった…2006-02-25 22:31:00 -
200:
由里
『ヨイショ・・ヨイショ…』と必死で階段を登る。
2006-02-25 22:33:00 -
201:
由里
『スイマセーン……』
誰かが私に声をかけた。
振り返ると、誰も居ない…『アレ??』
そしてもう一度階段を上がろうとした。2006-02-25 22:34:00 -
202:
由里
その時………
ドンッッ――…
『キャッ……』
ゴロゴロゴロゴロッッッッ!!!!!ドサッッ!!!2006-02-25 22:39:00 -
203:
由里
私は、6段目ぐらいから、転がり落ちていた。
『ッタ……赤ちゃん…大丈夫…ウゥゥウッッッ!!!!痛いッッ!』
痛すぎて意識が朦朧とする……そして…上を見た。2006-02-25 22:44:00 -
204:
由里
歪んだ景色の中に見えた一人の女……
不気味に微笑み、私を見下ろし…言った。
『死ね。』
ハッキリ聞こえた。そこから意識が無い………2006-02-25 22:49:00 -
205:
由里
気付けば、病室だった―…
信人『……り?ゆり…?』
由里『ん……マコ…ト…』
信人『大丈夫かっっ?!』
由里『あっ…赤ちゃんは………』2006-02-25 22:56:00 -
206:
由里
ズキズキお腹が痛む―…
信人『今きこえてるやろ?ドクドク言ってるのが赤ちゃんの心音やで!!ちゃんといきてるで!それにしても階段から落ちたって聞いたケドどしたん?!』2006-02-26 04:18:00 -
207:
由里
由里『あの娘や………』
信人『?!…も、もしかして………ゆ…り…ごめん…』
由里『なんで信人が謝るんよ…あの娘ホンマに頭おかしいんやな…』2006-02-26 15:47:00 -
208:
夏菜
オンナって恐ぁぁぁぁいッ???
2006-02-26 21:55:00 -
209:
由里
女は怖いよなッッッ!(泣)
カナチャンも気ぃつけてや(笑)2006-02-26 22:25:00 -
210:
名無しさん
頑張れ?
2006-02-26 23:59:00 -
212:
?誠?
私、女やけど名前、誠やからめっちゃ気になって読んでます?
頑張って下さい?2006-02-27 14:03:00 -
213:
名無しさん
名無しチャン・頑張りますッッ?
らいむチャン・しおりありがとう?
誠チャン・気になってもらえて嬉しいッッ???
これからもよろしくね??2006-02-28 07:56:00 -
214:
由里
由里がかきました↓
2006-02-28 07:57:00 -
215:
由里
由里『確実に…由里狙われてるよな……』
信人『………―』
由里『赤ちゃん…守ってあげな……』2006-02-28 08:01:00 -
219:
夏菜
取り敢えずそんな女にゎならんよぉに気を付けるわッ?
2006-03-01 03:07:00 -
221:
?みか?
初めて?します?
スゴィ続きが気になる?
最後まで読むんで、頑張って下さい??∀?2006-03-01 06:39:00 -
222:
名無しさん
更新一個とか多いからイライラする。
2006-03-01 13:49:00 -
223:
夏菜
↑さん、書き手にも都合があるんやしィラィラするとか言わんでえぇやん(>_
2006-03-01 15:17:00 -
224:
由里
みか?チャン・読んでくれてありがとうッッ?これからもヨロシクネ?
名無しサン・ごめんなさいッッ?家事、育児に追われてました??今から更新します?
カナッペ・かばってくれてありがとう?カナッペも更新待ってくれてんのにごめんね?2006-03-02 06:27:00 -
225:
由里
由里『何でこんな事…するんやろ…』
信人『ホンマ…最低や……あいつは訳解らん…。俺が絶対話付ける!!』
由里『………』
信人『俺が守るから!絶対由里と、赤ちゃん守るからッッ!』
信人は必死で怒りを抑えてた。2006-03-02 06:30:00 -
226:
由里
【私……なんでこの時…止めなかったんやろう…。話なんかつけにいくのが、どんなに危険か解ってなかった……このアホな頭で、もっと違う方法を考えればよかった……】
2006-03-02 06:32:00 -
227:
由里
―3日後―退院―
信人に連れられ私は、久しぶりに外の空気を吸った。
久しぶりの外は、気持ちいいはずなのに。病院を出た瞬間、急に激しい動悸・息切れに襲われた…2006-03-02 06:36:00 -
228:
由里
――トラウマ――…
2006-03-02 06:37:00 -
229:
由里
信人『だッ…大丈夫かっ?!』
後ろ振り向くのが怖い。
階段が怖い…。
一人で外を歩けない。
1番怖かったのは、あの娘に似た感じの子を見掛けた時だった。。心臓がバクバクドキドキして……今にもしゃがみ込みそうになりながら、必死で歩いてタクシー乗り場へ向かった……。2006-03-02 06:42:00 -
230:
由里
一ヶ月経っても、ずっとあの日の悪夢を見る………。トラウマは続いた…。
私は退院後1ヶ月半ぐらい実家に引きこもっていた。「赤ちゃんだけは守る」という一心で。
2006-03-02 06:45:00 -
231:
由里
――妊娠9ヵ月半――
由里『信人、うちに一人で怖くない??』
信人『俺は大丈夫やで!あっ、あさってアイツと話つけてくるわ…。』
由里『え…』
信人『大丈夫やから★俺、きっぱり断って帰ってくるわ。今までも断って来たケド…何て言うか……断り方がアカンかったんやろな…それでお前があんな酷いことされて……俺が悪いから…ちゃんと感情的にならんと話してくるな?仕事が手一杯で遅くなってしまったけどな…』2006-03-02 06:51:00 -
232:
由里
【…信人……あんたは優し過ぎんねん・・。
相手傷付けたくナイんやろ?由里は解ってるで?】2006-03-02 06:55:00 -
233:
由里
そして2日なんてすぐに来た――…
〔今から行ってくるな(>_2006-03-02 06:56:00 -
234:
由里
〔了解(>_2006-03-02 06:57:00 -
236:
麻友利
読ませてもらぃました?
続き気になるょ?無理しなぃで書ィてね?2006-03-02 08:35:00 -
237:
夏菜
あっ更新されてる??
ィャィャ、書き手ゎ由里チャンやねんから由里チャンのペースでイィねんで?2006-03-02 10:57:00 -
238:
名無しさん
↑誰にゆぅてるん?
2006-03-02 11:49:00 -
241:
由里
マユリチャン・読んでくれたんですかぁ?ありがとうッッ?
カナチャン・ありがとう?頑張る?
名無しサン・アンカーありがとう?2006-03-03 01:19:00 -
242:
名無しさん
あげ??
2006-03-07 04:18:00 -
243:
名無しさん
(´・ω・`)
2006-03-07 04:47:00 -
244:
名無しさん
かいて
2006-03-09 03:29:00 -
245:
由里
みなさんお待たせしてすみませんでした(>_
2006-03-10 11:35:00 -
246:
名無しさん
まだですか?
2006-03-10 13:22:00 -
247:
由里
…半日経ってもメールは来なかった……。
『どうしたんやろ…』何回も何回も呟きながら携帯を見つめる。2006-03-10 14:37:00 -
248:
由里
プルル……プルルッ………
何回電話してもつながらない。私は変な胸騒ぎが止まらなかった。2006-03-10 14:38:00 -
249:
由里
【まこと…?この時すでにもう、悪夢の様な出来事の幕開けは始まっていたんやな…いや、もっと前からかな。毎日後悔してる。あの時行かせなかったら…って。】2006-03-10 14:39:00 -
250:
由里
♪〜♪〜♪〈着信・信人〉
『あぁッッッ!!信人!もっもしもしッ?!今どこ??』
私は焦りすぎて、カミカミやった(*_*)2006-03-10 14:43:00 -
251:
由里
信人『今…病院……ハハッ…』
由里『え?ハハハハッ(^O^)……………ぇ!!??…びっ病院っっっっ?!!』
私とお母さんはスグに病院に駆け付け、病院を探した。2006-03-10 14:44:00 -
252:
由里
お母さんは先生の所へ向かい、私は病室へ入った。そこには信人が座っていた。
由里『信…人……?どしたん……?そ…れ……』
信人の左腕には包帯がぐるぐる巻きになっていた。2006-03-10 14:49:00 -
253:
由里
信人『ハハ…ちょっとな…』
由里『あの娘にやられたん………?』
信人『まぁな。…もめたからな……たいした事ないで??』2006-03-10 14:52:00 -
254:
由里
私は言葉が出て来なかった………。ひど過ぎる…。怒りで震えが止まらない。信人が言うには、あの娘にハッキリと結婚してること・子供がもうすぐ産まれる事・付き合うとか無理と伝えた。でも逆上して気が狂い、果物ナイフを振り回し、自分の手首を切り信人にも襲い掛かってきたらしい。信人の手を切って血をみたら焦って救急車よんだらしい。
2006-03-10 14:57:00 -
255:
由里
由里『由里…あの娘に会うわ。話する』
信人『あかんっっっっ!!絶対アカン!お前は一人の体ちゃうねん!!あいつはホンマ頭おかしいから!もぅ俺も会わへんから!!忘れよ。この怪我だけで済んだんやから。もぅ……忘れよ』
信人は必死に止めた。私は何も出来ない事が悔しくて…ただ黙って信人の話を聞いていた。2006-03-10 14:59:00 -
256:
由里
その頃、私は予定日まで一週間をきっていた。
信人はすぐに退院し、いつ出産になるかわからんからウチの実家から仕事に通った。相変わらずまだ私にも信人にも無言電話は続いたままやった。2006-03-10 15:07:00 -
257:
由里
信人『なぁ。』
由里『んー??』たまごクラブを読みながら、返事をした。
信人『赤ちゃん産まれたらスグ引っ越そうか…』
信人が突然言い出した。2006-03-10 15:11:00 -
258:
由里
由里『え?』
信人『嫌か??』
由里『嫌ちゃうよ?うん…そうしよ』
信人が引っ越そうと言った理由はひとつしかなかったから私はすぐ答えた。2006-03-10 15:15:00 -
259:
由里
私達は、その日から家捜しを始めた。産後すぐには動けないから、2ヵ月経ったぐらいに引っ越そうと決めて…
2006-03-10 15:17:00 -
260:
由里
―7月20日 早朝――
ミーンミーンミーンミーン…ジジジジ…ミーンミーンミーンミーンミーン…ジジ…
その日は予定日で、まさに晴天。すっごい暑かった…2006-03-10 15:20:00 -
261:
由里
由里『んー…なんかお腹痛いナァ…陣痛…かなぁ』
定期的にくるお腹の痛み。まだ余裕で耐えれたケド一応病院に電話してみた。2006-03-10 15:24:00 -
262:
由里
看護婦『ハイ。赤十字病院産婦人科です。』
由里『あのー…陣痛ですかね…これ(T_T)』
看護婦『えッッ?はッ?』
由里『あのー今日予定日なんですけど…』
看護婦『ぁあーッ(^O^)何分間隔ですかぁ?』
由里『今は…まだ15分ぐらいです…』
看護婦『あっそぅ(^O^)じゃぁマダマダやし、声も元気そうやからまだ大丈夫!またどうしようもなくなったら電話してくださいねー』由里『ど、どうしようも…』
ガチャ―。
切られた(T_T)(T_T)2006-03-10 15:25:00 -
263:
由里
今日はこれでおしまいです
2006-03-10 19:54:00 -
264:
夏菜
めっちゃ下がってるー(>_
2006-03-16 05:49:00 -
266:
由里
読んでくれてるのに待たしてごめんなさい??
更新します?2006-03-21 02:11:00 -
267:
由里
>>262
イタタタ……
お腹が苦しい…。
もぅヤバイと思いもう一回病院に電話する。
「もし…も…し。もう、たいがいやばいです………」すぐに病院に来なさいとの事。2006-03-21 02:12:00 -
268:
由里
ちょうど家には誰も居なくて一人だった。
「戸締まりして……荷物もって…その前にタクシーよばなあかんな…」
まだ本格的な陣痛じゃなかったから、痛みが治まれば動けた。
でも痛みが来るとしゃがみ込んでしまう…。2006-03-21 02:16:00 -
269:
由里
そしてお母さんと信人に《陣痛きたから病院行くね。》とメール。
♪♪♪着信 お母さん♪♪由里「もしもし…?」
母「ぇええ??!あんた今どこ?!」
由里「タクシーあと10分ぐらいで来るみたい…」2006-03-21 02:19:00 -
270:
由里
母「すぐ帰るわ!!」
ガチャッッッ…プープー………由里「お母さんめちゃめちゃ焦ってるや……いたッッ…!!ヤバイ…うぅ」
痛みの間隔が狭くなって、痛みの時間が長くなって来ていた。
痛みに耐え切れずしゃがみ込んでいると…2006-03-21 02:19:00 -
271:
由里
「由里!!!」慌てるお母さん。
私達はタクシーに乗って病院に向かった。
2006-03-21 02:21:00 -
272:
由里
病院に着き、しばらくしてから本格的な陣痛が来て、6時間………
2006-03-21 02:22:00 -
273:
由里
ものすっっごい痛くて気失いかけた時に…
「はい!いきんでー!!」
ウーーーーーーン!!!痛いヤバイ痛いやばいッッッ!!!!
「オギャーーーッッツ!」2006-03-21 02:24:00 -
274:
由里
………ハァ…ハァ……
……産まれた…?………
2006-03-21 02:25:00 -
275:
由里
確かに大きい泣き声が聞こえる…
「可愛い男の子ですよー(^O^)元気やねー(^O^)お母さんよく頑張ったね(^^)q」凄い小さい体で精一杯泣いてる我が子…。可愛い……めちゃめちゃ嬉しくって感動して涙がポロポロ落ちた……2006-03-21 02:30:00 -
276:
由里
「赤ちゃんの体綺麗にしてくるねー」と言い看護婦サンは違う部屋に連れていった。
「良かった……頑張って良かった!!!…ン?…アレ?」
ふと周りを見ると誰も居ない…
立ち合い出産するはずの信人も居ないし、お母さんも居ない。2006-03-21 02:31:00 -
277:
由里
「外で待ってるんかな☆」そんな事を考えてたら、赤ちゃんが綺麗になってやって来た!
初めての抱っこ。
フニャフニャで今にも壊れそうな細い手足。
「可愛い……」
もぅニヤニヤしまくりで皆に早く会わせてあげたくて、ソワソワした。2006-03-21 02:33:00 -
278:
由里
処置も終わり、歩くのはカナリ痛かったケド病室に向かう。
なんか、ものすごく力使ったからヘトヘトでベッドに寝転がってボーッとしていた。
「なんで誰もおらんのかな…?」
そぅ思いつつ眠ってしまってた…2006-03-21 02:34:00 -
279:
由里
――コンコンッ――
「赤ちゃん連れて来ましたよー」
看護婦の声で目が覚めた。「まだ誰もおらへん…携帯充電切れやし…ってか可愛いぃぃ!!」
これでもかって言うぐらいにジィィィーっと見つめて
「はじめまして(^^)やっと会えたなぁ☆名前は何がいぃかなぁ??もうすぐオバァチャンとパパが来るからね(^^)」2006-03-21 02:36:00 -
280:
由里
だけど、結局その日は誰も来なかった。
2006-03-21 02:38:00 -
281:
由里
今日はココマデにします?
2006-03-21 02:39:00 -
282:
夏菜
由里チャンお久しぶり〜?
更新再開めっちゃ嬉しい??
無理しないで完結目指して頑張ってねぇ?
あと、休んでる間にまた最初から読み返したりしたんだけど多分、夏菜と由里チャン同い年っぽい??2006-03-21 06:08:00 -
283:
名無しさん
(´・ω・`)
2006-03-21 10:40:00 -
284:
由里
カナッペ同い年ぃ?!!
あたしは今年22やよ☆
どこでわかったぁ?(笑)2006-03-21 13:52:00 -
286:
夏菜
アタシも今年22やで??
成人式の日取りで気付いたょ??
2006-03-22 04:56:00 -
287:
由里
そぉなんやぁ☆
なんか親近感(人´∀`*)2006-03-22 11:21:00 -
288:
名無しさん
雑談スレかい
2006-03-22 11:40:00 -
289:
名無しさん
↑つっこむんかい
2006-03-22 11:58:00 -
290:
名無しさん
人気ある小説で宣伝すんなよ!
2006-03-22 13:59:00 -
292:
名無しさん
人の小説読む暇あるんやったら更新しろよ。
2006-03-22 17:14:00 -
293:
名無しさん
289ワロタ
更新待ってます??2006-03-25 18:04:00 -
294:
名無しさん
(´・ω・`)
2006-03-26 01:51:00 -
296:
夏菜
由里タン、夏菜も勝手に親近感持っちゃうょ???ワラ
夏菜のせいで雑談スレみたいになったんゎゴメンやけど、そんな事書かれたら由里チャン更新しにくくなる思うからヤメテ欲しい?
夏菜も書き込み減らすし?
2006-03-29 13:35:00 -
298:
由里
――次の日――
産まれた直後から母子同室で、全然寝付けずにいた。2006-03-30 04:21:00 -
299:
由里
何もかも初めてで、訳がわからなくて何回も助産婦さんをよんでしまう…(恥)うまく母乳を飲ませてあげられなくて、少しミルクを足してもらうのと、沐浴で赤ちゃんを新生児室に預け、部屋に戻った。
2006-03-30 04:22:00 -
300:
由里
その時……
―コンコンッッッ。2006-03-30 04:28:00 -
301:
由里
「やっと誰か来てくれたぁぁぁ(:_;)はぁーいッッ!どうぞー」
「はいるでぇ★」と、そこに立っていたのは…2006-03-30 04:29:00 -
302:
由里
理香!!!
「あんたよく頑張ったなぁ!!!」
嬉しくて思わず涙ぐんでしまった…。いつも応援してくれてた理香に言われて、なんかホッとした。2006-03-30 04:32:00 -
303:
由里
「りーかぁーー(:_;)聞いてやぁ!誰も来てくれへんねーん…」
「ぇえッッッ?!信人はぁ?オバチャンは!?」2006-03-30 04:34:00 -
304:
由里
「わからん…(泣)」
「携帯はぁ?!」
「充電切れ………」
「アンタなぁー(-_-メ)コンビニあるやーん!どうりで繋がらん訳やなぁ…これ使いぃ!!」と、充電器を貸してくれた。2006-03-30 04:40:00 -
305:
由里
「あっ電話ないのによく産まれたってわかったなぁ!」
「昨日の朝オバチャンから連絡あってん!」
「そうなんやぁ★」2006-03-30 04:43:00 -
306:
由里
……カチッ―……
「ふぅ…ありがとう(:_;)良かったぁ!同じ機種でぇ!」
充電器を挿し、問い合わせ………。2006-03-30 04:46:00 -
307:
由里
━新着メール 5件━
信人かな…と思いつつ、受信Boxを開く。2006-03-30 04:47:00 -
308:
由里
届いた順番に読む。
05/07/20 9:07
★信人★
ゆりーッッッ!!頑張ってなぁ!俺仕事終わったらスグ行くからな!!2006-03-30 04:51:00 -
309:
由里
〔……そぉやぁ…病院に電話したりしてて充電朝からやばかったんや…〕2006-03-30 04:52:00 -
310:
由里
05/07/20 13:30
★信人★
今昼休み★ごめんッッッ!!今日ちょっと遅くなる!!
2006-03-30 04:54:00 -
311:
由里
〔……由里が分娩室入ったぐらいやなぁ…赤ちゃん16:30産まれやしなぁ〕
2006-03-30 04:56:00 -
312:
由里
05/07/20 14:48
★信人★
もぉ産まれたかぁー?!俺ソワソワし過ぎてヤバイワ(笑)もぅ仕事あがらしてもらったから、用事済ましたら飛んでいくわ(^O^)待っとけよー!マイベイビィちゃん★2006-03-30 08:26:00 -
313:
由里
〔…(笑)……そんなんいいながら来てないやん(:_;)(笑)〕
2006-03-30 08:28:00 -
314:
由里
━━最後の一件━━
私はまだ何も知らない。次のメールを開く事で、地獄の鈍底に突き落とされるなんて、知る予知もない。
出産と言う女の幸せの絶頂にいる私を悪魔は…2006-03-30 08:38:00 -
315:
由里
05/07/20 15:55
★信人★
『消えろ邪魔絶対にお前も子供も消したる
みんな消えてしまえ。信人は殺した今から私うちも死にますさよならあたしの勝ちや』2006-03-30 08:42:00 -
316:
由里
訂正→×新着メール5件
◯新着メール4件
ごめんなさい(:_;)2006-03-30 08:46:00 -
317:
由里
今も鮮明に覚えてる。
2006-03-30 08:55:00 -
318:
由里
「ぇ……え!?な、何?!コレ!!!」思わず声が出た。
理香が覗き込む…
「………どうゆうこと……」
頭の中が真っ白になった。でも次のメールで、私の思考回路はストップした。2006-03-30 08:56:00 -
319:
由里
05/07/20 16:09
★信人★
ゆりあいしてるでごめんな
2006-03-30 09:02:00 -
320:
由里
「……………………」
カタカタカタカタカ……
携帯を持つ手から、全身へ物凄い震えが伝わる………
理香がアタシを抱きしめ、
「違う!!ただの嘘や!!由里!大丈夫!!とりあえず電話し!!!」2006-03-30 09:08:00 -
321:
由里
……あの娘や………
2006-03-30 09:09:00 -
322:
由里
……間違いない………2006-03-30 09:09:00 -
323:
由里
「……怖い………ぃゃ…ま…こと……」
カタカタカタカタカ………
ブルブル…ガタガタ………
震えが止まらない。何かおかしいと思った……でも信じたくない。絶対信じない。もし本当なら…なんか考えたくもない。2006-03-30 09:15:00 -
324:
由里
?今日の更新はココまでにします?
読んでくださりありがとうございました?2006-03-30 09:16:00 -
325:
名無しさん
リアルタイムやぁ?お疲れさます??また次の更新たのしみにしてます?がんばってください?
2006-03-30 09:59:00 -
327:
名無しさん
(´・ω・`)
2006-03-31 05:13:00 -
328:
名無しさん
???
2006-04-02 21:09:00 -
329:
名無しさん
なんでこの小説だけ荒れないのかしらねワラ
2006-04-02 21:29:00 -
330:
名無しさん
頑張って下さい
2006-04-07 13:42:00 -
331:
名無しさん
あげ
2006-04-09 03:48:00 -
332:
名無しさん
主サン忙しいのかな?
2006-04-10 12:33:00 -
333:
名無しさん
続き待ってます?
2006-04-17 00:39:00 -
334:
由里
あげてくださった皆様ありがとうございます☆バタバタと忙しくてすみません↓更新していきます(>_
2006-04-17 00:54:00 -
335:
削除削除されますた
あぼ~ん -
336:
由里
訂正
理沙ではなく理香です(>_2006-04-17 01:00:00 -
337:
由里
私は繋がらない信人の携帯に電話をかけつづける。
メールも送り続けた―…
2006-04-17 01:00:00 -
338:
由里
《今どこ?》送信。ピッ…
2006-04-17 01:03:00 -
339:
由里
《赤ちゃん産まれたよ(>__2006-04-17 01:05:00 -
340:
由里
《待ってるで(・∀<)》
送信。
《赤ちゃん可愛いで☆》
送信。ピッッ……2006-04-17 01:07:00 -
341:
由里
…………。
「信人…早く……きてよぉ……ぅぅ……」
何が何かわからないまま、嫌な予感だけが頭の中をぐるぐる駆け巡り、とめどなく涙が溢れた。2006-04-17 01:09:00 -
342:
由里
その時。
赤ちゃんの授乳の時間がきて看護婦さんが呼びに来てくれた。
「赤ちゃん授乳の時間ですよ☆………って…どしたの!??」
看護婦サンは、目をまるくして私の泣き顔をみて言った。2006-04-17 01:14:00 -
344:
由里
「……………」何て言ったら良いかわからず黙り込んでしまった…。
「どっか痛い?!大丈夫?授乳……どうしよか?」
何かを察したのかどうかは、わからないけど看護婦サンは優しいカオで言った。
「あっ授乳行きます!赤ちゃんイイコにしてましたか??」私は、赤ちゃんに笑顔で逢いたくて、無理して笑った……。。2006-04-17 01:33:00 -
345:
由里
赤ちゃんに授乳しながら、妊娠した時の事や、悩んだ事。沙菜の事…たくさんいろんな事思いだしていた。この訳わからん現実から、少しでも逃れたかった……。
2006-04-17 07:00:00 -
346:
由里
〈ごめんね…赤ちゃん。今はこの世に産まれて来てくれた赤ちゃんの事だけを考えてあげたいのに……グルグル不安ばっかりが頭の中を回ってるねん……ごめんな―――…〉
2006-04-17 07:02:00 -
347:
由里
初めて飲ますオッパイは、飲ます方も、飲む方もヘタクソで凄く痛かった。
それでも一生懸命飲む赤ちゃんをみて、何とも言えなくなり涙が止まらなかった――…2006-04-17 07:03:00 -
348:
由里
〈なぁ、赤ちゃん…。パパは何してんのかなぁ……。早く逢いたいね?〉
2006-04-17 07:04:00 -
350:
名無しさん
更新ありがと?
2006-04-17 17:05:00 -
351:
由里
名無しさん読んでくれてありがとうッッ?
2006-04-17 21:00:00 -
352:
名無しさん
????
2006-04-20 05:23:00 -
353:
名無しさん
・゚・(>_
2006-04-20 22:04:00 -
354:
名無しさん
読みました(泣)
辛い!!
主さん頑張って!2006-04-21 20:42:00 -
355:
???
ゥチのチビも7月20日生まれ(。´∨`。)??
ゥチんとこゎ2004年ゃから主サンの赤ちゃんの1つ上カナ??
書くの辛なったりするかもゃケド頑張ってゅっくり完結させてくださぃ?_?
最後まで読みます??2006-04-22 07:25:00 -
356:
名無しさん
続き気になるゥ?
2006-04-24 00:15:00 -
358:
名無しさん
泣ける(泣)
2006-04-24 15:09:00 -
359:
名無しさん
続き気になる??頑張って???
2006-04-26 16:17:00 -
360:
名無しさん
気になります(>_
2006-04-27 03:27:00 -
361:
由里
名無しさん片?あげてくれてありがとう?
???さん?ちょうど一年ちがいですね??なんか、同じ誕生日ってうれしいッッッo(^-^)o
読んでくれてる人がいるなんて感動です(>_2006-04-29 16:38:00 -
362:
由里
授乳も終わり、赤ちゃんを預けて少し寝ようと思い、そのまま赤ちゃんを新生児室に預けた。2006-04-29 16:40:00 -
363:
由里
その日理沙をずっと待ってたけど出て行ったきり戻っては来なかった。お母さんや信人も…やっぱり誰も来なかった。2006-04-29 16:43:00 -
364:
由里
―入院3日目―
その日は朝からずーっと赤ちゃんと一緒に居た。
小さく瞬きをする可愛い赤ちゃんを見つめながら、
「名前何にしょっかー?」と語りかけたりした。2006-04-29 16:45:00 -
365:
由里
……決して信人を忘れた訳じゃない。
どうなってるのか知りたいに決まってる。
何も知らない、何も分からない、何も出来ない自分に1番腹が立つ。2006-04-29 16:46:00 -
366:
由里
…いや…分からないじゃなくて、分かろうとしなかったんかもしれん。
ただの現実逃避やったんやろな………。
赤ちゃんを今のうちにたくさんみて癒されて、大きなショックのクッションにしようと、頭の中が勝手に動いてたんかな。2006-04-29 16:47:00 -
367:
由里
ただボーっと赤ちゃんを見つめ………気付けば、お昼になっていた。2006-04-29 16:49:00 -
368:
由里
その時…。
2006-04-29 16:50:00 -
369:
由里
激しい息切れと動悸に襲われた。
「ハァ………ッッッ…ハァ…苦し………いっ!!」
誰か来て!と必死に心の中で叫んだ。2006-04-29 16:51:00 -
370:
由里
コンコンッッ!
ガラガラガラ…
「お昼ご飯ですよー…え?!!!だ、大丈夫?!ちょっと待ってな!先生呼ぶからね!!」
看護婦さんは急いで、ナースコールを押しながら私の背中をさすった。2006-04-29 16:52:00 -
371:
由里
《はぁ…ッッ!うっ…苦しいわ………息…でけへ…ん》2006-04-29 16:52:00 -
372:
由里
「大丈夫ですか―!??今、楽になるからねー」先生がきて酸素マスクをしながら言う。
呼吸が落ち着くまで、安静にと言われ、私はベットで寝ていた。2006-04-29 16:54:00 -
373:
由里
「なんで急にあんなんなったんやろぉ……。」
2006-04-29 16:56:00 -
374:
由里
【今思えば、あの発作は私と最愛の人との永遠の別れを意味してたんちゃうかな…。なぁ、信人…】
2006-04-29 16:57:00 -
375:
由里
……夢をみた……。
子供は幼稚園の歳になってて今日は運動会と、はしゃいでる…
「ママ」と呼ぶ笑顔は信人にそっくりで、世界一可愛い笑顔!2006-04-29 16:57:00 -
376:
由里
「ほらほらッッ!早く行かないと遅刻やでぇ!」
私はママらしくなってる。
「いってらっしゃい」と見送ったら、後ろから聞き覚えのある声で「由里!」と誰かが呼ぶ。2006-04-29 17:00:00 -
377:
由里
信人だった……。
その姿を見るだけで涙が溢れた。2006-04-29 17:02:00 -
378:
由里
「何泣いてんねん★しっかりせな★由里はママになったんやから★俺はパパや★」
優しい信人が、あの大好きな笑顔で私に言った…2006-04-29 17:04:00 -
379:
由里
「信人!どこ行ってたん?!!」
私が、泣きながら聞くと
「俺はなぁ、そろそろ行かなあかんねん。俺と由里の大事な子供を何があっても守っていこうな?俺は側には、いれないけどいつも一緒やからな?もう泣き虫由里は卒業や★カッコイイママになってや★子供に言うといてくれよ!パパはスーパーマンやでって…愛してる。世界で由里と赤ちゃんは1番や!」2006-04-29 23:56:00 -
380:
由里
「じゃぁな!由里……俺はいつも一緒や!」
少し涙が浮かんでるようにみえた。
「待って!!あかんって!いかんといて?!お願い!!どこ行くん?!!信人!!!」
何回も転びながら追い掛け、叫んだ。走っても走っても信人の居る所には辿り着けなくて…。それでも追い掛けた。2006-04-30 00:00:00 -
381:
由里
―でも、白い光に包まれ、信人は消えて行った―…
2006-04-30 00:03:00 -
382:
由里
私は、たくさん涙を流した跡を顔につけて目覚めた…。2006-04-30 00:04:00 -
383:
由里
「変な………夢…。」
2006-04-30 00:06:00 -
384:
由里
―――コンコンッッッ―――
「失礼しますー!目、覚めましたかぁ?どう?調子は。」
看護婦さんだ。
「はい…」
「そっか★よかったよかった★血圧、はからしてね」2006-04-30 00:07:00 -
385:
由里
沈黙が続く。
先に沈黙を破ったのは、看護婦さん…2006-04-30 00:09:00 -
386:
由里
「よく泣いてるの見掛けてるケド、どうしちゃったん?せっかく赤ちゃん産まれたのにぃ…」
「………」
「言いにくいよな(>_2006-04-30 00:10:00 -
387:
由里
夕飯も終わり、赤ちゃんを連れて来てもらった。
「一緒にネンネしようね(^-^)」と話し掛けて、同じベットに寝かした。
小さい手…小さい足…なにもかもが、小さくて可愛いくて仕方ない……。2006-04-30 00:13:00 -
388:
由里
見せてあげたいな…。
さわらしてあげたいな……
2006-04-30 00:14:00 -
389:
由里
【もし、信人がこの子を見たら、可愛いぃぃ!って言ったやろな。プニプニやぁ!って喜んだやろうな…
見せてあげれなくてごめんな…?】
2006-04-30 00:15:00 -
390:
由里
その日の夜は、ソワソワして寝れなかった。隣を見れば、スヤスヤ寝てる赤ちゃん…
息してるか何度も確かめたりして。2006-04-30 00:16:00 -
391:
由里
「おやすみ…。赤ちゃん」
2006-04-30 00:17:00 -
393:
名無しさん
・゚・(>_
2006-04-30 06:15:00 -
394:
名無しさん
更新ありがとう?
2006-04-30 07:11:00 -
395:
名無しさん
あげ?気になる??
2006-04-30 14:49:00 -
396:
名無しさん
あげ??
2006-05-01 15:38:00 -
397:
名無しさん
続きまだかなぁ
2006-05-03 16:03:00 -
398:
名無しさん
(^O^)
2006-05-06 08:32:00 -
399:
由里
皆様あげてくださってありがとうございますo(^-^)o
これから更新します◎2006-05-08 00:01:00 -
400:
名無しさん
なにそれ?
2006-05-08 03:05:00 -
401:
由里
昨日めちゃめちゃねてしまってました(-.-;)
今度こそ頑張ります(笑)2006-05-08 21:11:00 -
402:
由里
――次の日――
―コンコンッッ―…
「ハァーイ。どーぞ………。」そこには、お母さんと理沙。2006-05-08 21:11:00 -
403:
由里
「ぁあ!!!おかーさんッッッ!なんで一緒に付いててくれへんかったぁーん!?由里一人で淋しか……」
私は、真っ黒な服を着ている二人に違和感を覚えた。2006-05-08 21:12:00 -
404:
由里
「何黙ってん…の??理沙?お母さん?」
お母さんの手には、風呂敷に包まれた箱……。2006-05-08 21:16:00 -
405:
由里
「由里…。淋しい思いさしてごめんね?でもなぁ、お母さんが今から言うこと、落ち着いて聞いてな…?」
お母さんの目が泳いでいる。2006-05-08 21:17:00 -
406:
由里
「え……………。」
私は少し震えてきていた。
お母さんは、その震えに気付いたのか、私の側へ座って手を握り…話しだした。2006-05-08 21:21:00 -
407:
由里
信人は、もうこの世にはいない事……。
2006-05-08 21:27:00 -
408:
由里
今日、骨だけになってしまった事……。
2006-05-08 21:28:00 -
409:
由里
そして。
あの女に無理心中を、はかられた。
と―――…。2006-05-08 21:28:00 -
410:
由里
私は、この何処にもぶつけられない怒りや悲しみ、憎しみをこらえるために血が滲む程、唇を噛み締めた。
2006-05-08 21:32:00 -
411:
由里
「なんで……………」
狂いそうやった。
この言葉しか出てこなくて何度も、呟く。2006-05-08 21:35:00 -
412:
由里
「あんたはこのショックに耐えれそうに無いと思ってお葬式にはよばれへんかったんよ…ごめんな……」
お母さんは、目にいっばい涙を溜めながら私にあやまった……。2006-05-08 21:37:00 -
413:
由里
「由里……」理沙は泣きながらボー然とする私を抱きしめてくれた…。
私は、目から勝手に出る涙をボロボロこぼしながら箱に手をのばし、中をソッと覗いた。2006-05-08 21:42:00 -
414:
由里
――これが信人……?――
2006-05-08 21:44:00 -
415:
由里
「え……これ…何…こんなん信人違う!!!!お母さん!なぁ…!何これ!!!」
その箱を持つ手には、力も入らない…2006-05-08 21:50:00 -
416:
由里
こんなに小さなカケラになる訳ない…。
こんなんやったら、喋られへんやん。
顔も見られへん、手もつながれへんやん…由里って呼んでもらわれへんやん!
おかしいやん!!
何も残ってないやんか…!2006-05-08 21:52:00 -
417:
由里
赤ちゃん……見せられへんやん……か……
私は、ベッドを降りブツブツいろんな一人言を言いながら病室を出た…。2006-05-08 21:53:00 -
421:
名無しさん
・゚・(>_
2006-05-08 23:34:00 -
422:
名無しさん
そんなぁ…
2006-05-09 00:25:00 -
423:
夏菜
由里ちゃん久しぶり?
書き込みしてなかったけど毎日見てたよ??
旦那さん、子供の顔見たかったやろぉねぇ?
夏菜も号泣や・・・?2006-05-09 05:27:00 -
424:
由里
名無しさん読んでくれてありがとう(>_
2006-05-09 07:19:00 -
425:
名無しさん
あげ泣き
2006-05-10 00:34:00 -
427:
由里
今から更新しますo(^-^)o
2006-05-12 02:23:00 -
428:
由里
病室を出た私は、トボトボと新生児室(産まれたての赤ちゃんがたくさんいる部屋)に向かっていた。2006-05-12 02:24:00 -
429:
由里
ガラス越しに、我が子を探す。
「………赤ちゃん……」
右から二番目に小さなオメメを開けて隣をじぃーっと見ていた。
鼻から下が信人によく似てる……。2006-05-12 02:29:00 -
430:
由里
「赤ちゃん…………パパが……ね………ウッ…ウゥ……ッ…もう……あわ…れ…ヒック……へん…ねんて………」
新生児室の前で泣き崩れてしまった。2006-05-12 02:31:00 -
431:
由里
信人からもらった指輪とベビーリングをにぎりしめながら、どうしようもないぐらい泣いた。
その時
……『オギャー…オギャー!』
泣き声は、うちの赤ちゃん…2006-05-12 02:34:00 -
432:
由里
「また励ましてくれてるんやな……始めて動いてくれた時も、ママが泣いてる時やったなぁ……ありがとう…赤ちゃん……」
涙はとめどなく溢れ‥流れた。2006-05-12 02:38:00 -
433:
由里
そこに座り込んだまま、動けなくて看護婦サン達が何度も様子を見に来ていた。2006-05-12 02:41:00 -
434:
由里
そこへ理沙が来た。
「由里………そんな所座り込んだら冷えるで……部屋戻……」
「なんで……?…何で信人なん……なぁ…理沙ぁ…あたし一人で、どうすれば…いい…ん?!もぅ………訳分からんよぉ…」2006-05-12 22:59:00 -
435:
由里
理沙のあの時の表情は、今も忘れられへん。
2006-05-12 23:00:00 -
436:
由里
「一人ちゃうやろ……信人とあんたの大切な赤ちゃんが、おるやんか…アタシも由里の家族も……これ、はい…。」
私に手渡されたのは、シルバーの指輪。2006-05-12 23:01:00 -
437:
由里
「……これ…」
「信人、最後までこの指輪握って、はなさへんかってんて…」
それは、入籍した時に二人で買いに行った指輪やった…。2006-05-12 23:02:00 -
438:
由里
あの時、二人で誓ったよな………。
どんなことあっても指輪は外さんとこうって。
奮発して、良い指輪買おうって。
左手の薬指にはめてもらった時、嬉しすぎて涙が出た……。
信人がくれたサファイアの指輪と重ねて付けたっけ…。2006-05-12 23:04:00 -
439:
由里
ほんまに、
もぅ会われへんの…?
2006-05-12 23:07:00 -
440:
由里
二度と触れられへんの・・?
あんなにいつも近くにおったのに?
いつも由里の名前呼んでくれてたのに…
1番楽しみにしてた赤ちゃんも見れないまま、居なくなってしまったん…?2006-05-12 23:08:00 -
441:
由里
一緒に、赤ちゃんの服買いに行くって…
バスケットボールで遊ぶって言ってたやんかぁ……
お願いやぁ……
戻ってきてやぁ…2006-05-12 23:09:00 -
442:
由里
もう殺されたとか無理心中とか、元カノとか考える気にならんかった。
2006-05-12 23:10:00 -
443:
由里
ただ……
最愛の人がこの世から…居なくなってしまったという現実だけが私を苦しめた…。
2006-05-12 23:15:00 -
444:
名無しさん
実話?頑張って?
2006-05-12 23:27:00 -
445:
名無しさん
・゚・(>_
2006-05-13 01:18:00 -
447:
由里
名無しサン
実話です??
よんでくれたんですか??ありがとうございます??頑張ります?
名無しサン
・゚・(>_2006-05-13 01:58:00 -
449:
名無しさん
実話なんやぁ?
めちゃ泣けるわぁ?2006-05-13 08:03:00 -
450:
444
だいぶ前から読んでる-?
私も妊娠6ヵ月やから、
自分と置き換えたら悲しくなる?
頑張ってなぁ?2006-05-13 14:13:00 -
451:
由里
名無しサン?泣いてくれたんですか??ありがとう??
444さん?
だいぶ前から読んでくれてたんですかぁ??ホンマ嬉しい?ありがとうございます?頑張るネ?2006-05-13 21:01:00 -
452:
名無しさん
あげ
2006-05-14 00:12:00 -
453:
名無しさん
2006-05-14 16:20:00 -
454:
名無しさん
泣いた…
主さん頑張って?2006-05-15 07:44:00 -
456:
名無しさん
・゚・(>_
2006-05-16 02:28:00 -
457:
ヒロ
最初の頃からコッソリ読んでたょ☆実話なんやね‥。あたしも今年22歳で去年の6月に♂出産してるねんけど、同じ妊娠&出産でも、全然別のどこか知らん場所で由香チャンがこんな経験してた事考えたらホントに悲しくなっちゃった‥。今は幸せに暮らせてるの?もし幸せにやれてるなら嬉しいな(^-^)長文ごめんねッ(>_
2006-05-17 05:09:00 -
458:
名無しさん
めっちゃ泣きました?悲しい?こんなドラマみたいな話ホンマにあるんや?今わもぉ立ち直ってるんやんな?スゴイと思う?がんばって下さい?
2006-05-18 21:42:00 -
459:
名無しさん
アゲ
感想スレに書き込んで
感動うすれるから?2006-05-18 23:02:00 -
460:
由里
たくさん感想増えててうれしいです?
なんか感想スレ作ってくれはったみたいで、そちらにお返事書きますね?
今から更新します?2006-05-18 23:26:00 -
462:
由里
「由里。いっぱい泣き……。。いっぱいいっぱい泣いて、赤ちゃんのお母さんになり。。…あたし、由里に何て…言ってあげたらいいか……わからんけどな……ウッ…辛いよなぁ…ごめんなぁ………最後のお別れしたかったよなぁ…あかんって言われても…ヒック……連れて行け…ば…よかった……ごめん…ごめん…ッッッ…」
理沙は私を抱きしめて、凄く泣きながら謝った。2006-05-18 23:30:00 -
463:
由里
「理沙………」
頭がボーっとしている。
何も言葉が浮かんでこなくて、理沙にかけることばが浮かばなかった。2006-05-18 23:35:00 -
464:
名無しさん
理香やろ?
2006-05-18 23:50:00 -
465:
由里
理香でした(>__
2006-05-19 04:33:00 -
466:
由里
「あたし…ちょっと出掛けてくる………。」
「え?!由里?何処行くん?!」
「信人に…会いに……。」
私が力無く言うと、理沙は言葉を無くしていた。2006-05-19 04:34:00 -
467:
由里
病室に帰って、服を着替えて居るとお母さんが、
「由里…ちょっと座り」
とキツめに言った。2006-05-19 04:37:00 -
468:
由里
「あんたな、凄い辛いと思う…。悲しいやろうし、寂しいやろぅ…でもなぁ、絶対に信人クンの所に逝こうなんか思ったらあかん。ほんまに。お母さんもお父さんも居なくて、赤ちゃんどうするん?1番かわいそうなんは赤ちゃんやろ?あんたは我が子ほって逝けるんか?一生懸命産んだ信人くんと由里のたった一人の子置いていきなや。信人くんは、あんたに我が子を託したんやからな?お別れにやったら行っておいで…。赤ちゃん見といてあげるから。夜には帰ってくるんやで!先生にも言っといてあげるから」
2006-05-19 04:39:00 -
469:
由里
お母さんには、何でも見透かされていた…
お母さんの言葉は今の私にはキツ過ぎる言葉やった。
でも今思えばあの言葉がなければ…私はこの世からいなくなってたと思う…2006-05-19 05:07:00 -
470:
由里
「わかってる。」と一言残し、何も持たずに病院を出て信人を求め、足がかってにフラフラと向かった先は、初めて会ったカラオケボックス。
2006-05-19 05:09:00 -
471:
由里
お店の前に立ち、思い出す……。
「楽しかったよなぁ…信人……。」
もぅ涙が出ない…。体は脱力感に侵され、ただボー然とポケットの中にある小さな白いカケラを握りしめる。2006-05-19 05:10:00 -
472:
由里
【信人は、始めどう思った……?初対面の時…。アタシは良い友達になれそうって思ったで…?楽しかったもん。理沙も楽しんでたんやで…?楽しましてくれてありがとうな…】
2006-05-19 05:12:00 -
473:
由里
……そしてまたフラフラと違う場所へ向かう。2006-05-19 05:14:00 -
474:
由里
次は再会の場所の商店街…
「たまたま会ってんな…あわへんかったら今はどうなってるんかな……。」
ポケットからカケラを取り出し、見つめた。2006-05-19 05:15:00 -
475:
由里
【あたしがヒールが折れてしまった時助けてくれたんよな…あの日、ほんまは逢いたかってん。信人見つけた時、本気でうれしかってん。信人が買ってくれた靴は、めちゃめちゃお気に入りで、毎日毎日履きたかったけど汚れてしまいそうで、あんまり履けなかってんで?笑うやろ?今も大切に持ってるんよ。信人…あの日のアタシに気付いてくれてありがとう。】
2006-05-19 05:22:00 -
476:
由里
私はひたすら歩いた。
信人と行ったお店。
信人歩いた道。
二人、見慣れた景色。
愛する人が隣に居ないだけで目に映る景色は、悲しい色になっている。2006-05-19 05:29:00 -
477:
由里
もう二度と、一緒には見れないねんな……。
悲し過ぎるやろ………。
2006-05-19 05:31:00 -
478:
由里
気付けば、私と信人が住んでいた家に居た。
カギを大家さんに借り、中に入る。
2006-05-19 05:32:00 -
479:
由里
「こんなに散らかして…ちゃんと片付けなあかんやんか……」
何もかもが、信人を思い出させる…。
匂いも、物も写真も…。すべてが幸せだった日々に戻ったみたいやった。2006-05-19 05:35:00 -
480:
由里
ふと、目についたMDコンポのスイッチを入れてみる。
2006-05-19 05:37:00 -
482:
陣
アカン!久々に男泣き?
2006-05-19 15:33:00 -
483:
名無しさん
アゲ
2006-05-19 23:57:00 -
484:
名無しさん
・゚・(>_
2006-05-20 15:13:00 -
485:
名無しさん
泣きました(:_;)
何とも言えない気持ちになって、苦しくなりました。2006-05-20 17:47:00 -
486:
由里
今から更新します(^O^)
2006-05-23 02:59:00 -
488:
由里
“あの道を歩けば君がいる今でも。
公園を歩けば君の面影ちらついて。
君が残して行った部屋は、まだ君の匂いを残してて
時々ハッとしたりする。
I JUST
忘れられる物なら、忘れてしまえれば、この痛みも消え去り楽になれるかな。
一人にしないで…
笑って嘘だと言って。
あぁ。あの日の様に。2006-05-23 03:02:00 -
489:
由里
“あの道を歩けば君がいる。Fourever
二人で見つけたあの店には誰ともいかないで。
君が残して行った思い出達が笑いかける。
こんなにもたくさんの、幸せ気付かず過ごした。
IJUST
悲しい事あるたび隣を振り返る
もう君は居ないのに。
居るはず無いのに。
知らずに過ごした心が悔しくて。
あぁ。夢だと…願うよ。2006-05-23 03:04:00 -
490:
由里
私は一体、曲が終わるまでに、どれぐらい涙をながしたやろう。
2006-05-23 03:05:00 -
491:
由里
もう涙は出ないと思ってたのに。
2006-05-23 03:05:00 -
492:
由里
「なんで…この曲………」
私の1番好きな曲が…
1番悲しい曲になった。
聞いてるだけで苦しい。
胸が苦しくなって、目が熱くなりボロボロ涙が零れる。声が出るぐらい泣いた。2006-05-23 07:51:00 -
493:
由里
【信人………。あた…し…淋しぃ…わ……
あんたに逢いたい………。お別れなんか…したくない……】2006-05-23 07:52:00 -
494:
由里
写真の信人は、私の大好きな笑顔で、笑ってる。
こんなに良い笑顔で笑ってるなんて、…当たり前過ぎて気付かんかった……。
時間が止まったみたいやった。ボー然とする中で、この部屋で過ごした沢山の日々が目にうかぶ。今にも「ただいま」ってドアが開くような気してた。2006-05-23 07:57:00 -
495:
由里
……と、ティッシュを取ろうとした時に、封筒を見つけた。
《出産おめでとう!》と書かれている。
「これ……」
それは信人が私達に残した最後の手紙。少し震えながら読み始めた。2006-05-23 08:00:00 -
496:
由里
《ゆり★よく頑張ったなぁ!俺手紙とか書くの初めてやから字とか汚いし、文もよく分からんと思うけど読んでな?
この手紙渡す頃には、可愛い可愛い赤ちゃん見れるねんなぁ★俺は男が良いって言ってたけど正直、由里と俺の子やし健康ならそれでいいと思う★きっと由里も、そう思ってると思う★2006-05-23 08:02:00 -
497:
由里
それと、たくさん心配かけてしまってごめんな?
由里に怖い思いや危ない思いもさしてしまった。
ほんまごめん!
でも、もぅ大丈夫や!これからは、引越して新しい家で3人仲良く暮らそう★いや、3人やったら少ないな★2006-05-23 08:03:00 -
498:
由里
家族はたくさんのほうが楽しいからな!
由里、俺らの可愛い赤ちゃん産んでくれてありがとう。
男やったら名前俺に決めさしてー!カッコイイ名前付けるで!かお見て、バッチリ男前な名前つけたる★
女の子やったら由里が決め★でも、俺の「マ」は入れてな!
って、俺書きすぎやな。2006-05-23 08:06:00 -
499:
由里
じゃあ次は赤ちゃんへ。
君は今産まれてきたんやで★
パパはなぁ、ママに教えて貰った事があるねんで?
人は産まれて来る事が1番幸せやねんって事、生きるって凄いって事。まだまだ意味わからんと思うから、これからパパが教えて行くな?★2006-05-23 08:07:00 -
500:
由里
パパは君とママが大好き。君はママとパパが大好き。ママは君とパパが大好き。
そんな、幸せな家族になろうな★
2005.07》2006-05-23 08:09:00 -
501:
由里
信人の男っぽい字でかかれた手紙。
涙がポタポタ落ちて文字が滲んでみえなくなった…
2006-05-23 08:12:00 -
504:
名無しさん
泣ける
2006-05-23 16:35:00 -
505:
名無しさん
MISIAのなんて曲?
2006-05-23 22:44:00 -
506:
名無しさん
↑【あの日のように】
ってゆう曲やで〜?2006-05-23 23:36:00 -
507:
優
初めから読みました。今この小説をみておもぅこと…自分ゎちっちゃな人間って。泣きすぎて涙とまらん。自分の情けなさと感動で…小学3ネンからあることをきっかけで涙を流すことをしなかったのに自然に涙がながれました。なにかふっきれたきがします。なにかわからなぃけど由里さんありがとぅ。
2006-05-24 00:30:00 -
508:
名無しさん
・゚・(>_
2006-05-24 05:51:00 -
509:
由里
返事はhttp://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1147960826/l5
2006-05-24 07:03:00 -
513:
由里
手紙を読み終えると、頭の中に、たくさん言葉が浮かんだ。
「……………なんで!!!まことッッッ!!!うっ…ウァァァァ……!!お願いお願い!!帰ってきて!!!!赤ちゃん名前付けたってよッッッ!!家族もっと増やそうや!!あの子一人じゃ寂しいやんか!!男前な名前付けたってやぁ…!信人!!由里置いて…どこ行ったんや…ばか…ほんまにどーしたら……いいんよ………あほ。
由里頑張って産んだんやで…?」2006-05-24 23:25:00 -
514:
由里
手紙をグシャグシャになるぐらい握りしめ、気が狂う寸前まで叫んだ。何度も何度も。2006-05-24 23:26:00 -
515:
由里
【もう、やり切れない………助けてください。
神様は何がしたいんですか。いっそ、由里を殺してくれればよかったのに。】
2006-05-24 23:27:00 -
516:
名無しさん
・゚・(>_
2006-05-25 00:40:00 -
517:
由里
泣き疲れてぐったりしている私は……ふと空をみた。夕方になっていた。
空は雲ひとつ無いオレンジ色で、綺麗…。その空を見たらまた泣けた。2006-05-25 01:26:00 -
518:
由里
「信人、痛かったやろ…?息が止まるとき苦しかったやろ……かわいそうに…………それでも「愛してる」ってメールうってくれたんやな……そんなんせんでいいのに…。なにより生きててほしかった…。
信人…由里は、信人のいる所に行ったら…アカン…の……?辛くても悲しくても、この世におらなあかん…?なぁ………まこと。」2006-05-25 01:27:00 -
519:
由里
力無い声で、綺麗な空を見上げ話した。
本当に信人に聞こえるような気がして―――――…
2006-05-25 01:28:00 -
520:
由里
人生でこんなにも大きな存在があったとは。
失うと、自分が崩れてしまう。
あんなにも大切な人が一瞬で消えてなくなるなんて。2006-05-25 01:31:00 -
521:
由里
―死ぬのなんて怖くない―
2006-05-25 01:32:00 -
522:
由里
その時。
「イタタタタ………」
授乳の時間が何時間も空いたから、オッパイが張って痛い。赤ちゃんが欲しがってるサイン…。
なんとも切ない苦しい気持ちになった。2006-05-25 01:35:00 -
523:
由里
[最愛の人の死]
[最愛の人の生]
究極の選択。2006-05-25 01:37:00 -
524:
由里
よく考えた。
あの子の命を守るのは、私しか居ない……。今、私が居なくなったら、あの子は「今の私」と同じ気持ちになる……。
同じ……気持ち…に…。
あの子に、こんな辛い想いさせれる?2006-05-25 01:41:00 -
525:
由里
……そんな事……
2006-05-25 01:42:00 -
526:
由里
…できひん
2006-05-25 01:43:00 -
527:
由里
私はまた空を見上げた。
「信人…………。正直今日あんたの事聞いたばっかりで、頭の中ぐちゃぐちゃで何もする気せーへんし、ほんまに今も死にたいと思ってる。でもな…由里、あの子置いては逝かれ…へんわ…。信人と由里のたった一人の赤ちゃんやから……。信人の代わりに由里がカッコイイ名前つける!家族増えなくたって楽しく明るい家庭にしてみせる!信人もいつも一緒やで!
ごめんな………一人で決めちゃうけど…………信人も賛成ッッッって笑ってくれるよな…?」2006-05-25 01:47:00 -
528:
由里
夕焼けのオレンジ色の空に、浮かんだ信人の顔は、
優しく、ほほ笑んでいた。
2006-05-25 01:49:00 -
529:
由里
立ち直った訳じゃない。
忘れれる訳じゃない。
まだ帰ってくるような気だってしてる。
外を歩く時はきっと信人を捜してしまう。
逢いたいと、毎日心から思うとおもう。2006-05-25 01:51:00 -
530:
由里
でも、私はひとつの命をこの世に産みだした。
2006-05-25 01:52:00 -
531:
由里
【信人。由里今は死ねない…
今は由里にしか出来ない事がある。
やらないとあかん事が、ある。あの子を立派に育てないと。信人の様に、優しいいい子に…。2006-05-25 01:53:00 -
532:
由里
だから………
今は逝かれへんねん…
ご……めんな…。
許して…な………?
待っててな…?】2006-05-25 01:54:00 -
533:
由里
今日はここまでにします(>_>512-532
まで更新しました◎読んでくれてありがとう◎感想を感想スレに書いて貰えたらめちゃめちゃ嬉しいです◎
よかった書いてください☆http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1147960826/l5" target="_top">http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1147960826/l52006-05-25 02:04:00 -
534:
??
???
2006-05-25 02:39:00 -
535:
名無しさん
???
2006-05-25 04:26:00 -
536:
名無しさん
アケ〃
2006-05-26 01:16:00 -
537:
名無しさん
・゚・(>_
2006-05-26 04:32:00 -
538:
名無しさん
アゲマース
2006-05-26 13:35:00 -
540:
名無しさん
これは読んだほうがいい?考えさせられるなぁ?
2006-05-27 15:25:00 -
541:
名無しさん
何を?
2006-05-27 17:45:00 -
542:
名無しさん
あげ
2006-05-27 20:18:00 -
543:
名無しさん
主さん頑張って?まってるから???
2006-05-28 12:15:00 -
544:
名無しさん
頑張って?
2006-05-28 22:50:00 -
545:
名無しさん
書いて?サィ?
2006-05-29 00:08:00 -
546:
名無しさん
?
2006-05-29 00:09:00 -
547:
由里
読んでくれてありがとうございます★
今から更新します★2006-05-29 02:32:00 -
549:
由里
手紙を綺麗に封筒に直し、ポケットに入れた。靴を履き、玄関から見渡す私たちの家。思い出だけが溢れかえっている。
2006-05-29 02:34:00 -
550:
由里
【今日、信人は天国に行けたかな…。
安心して、いけた…?
見守っててください。
大好きな…大好きな信人。】2006-05-29 02:35:00 -
551:
由里
《プルルル……プルルッ…》
帰り道。お母さんに電話をする。
「あっ、お母さん?今から帰るな。…うん………わかった。……ハイハイ…」2006-05-29 02:37:00 -
552:
由里
帰りに一輪の花を見かけた。信人が記念日によく買って来てくれてた……私の大好きなオレンジのバラ。
なんだか一緒に居るような気がして振り返ってみた…
「…おる、はずないよな…」
グッと涙をこらえて、病院へと向かう。2006-05-29 02:39:00 -
553:
由里
病院に付くと、看護婦さんが心配そうな顔で迎えてくれた。「迷惑かけてすみませんでした…」と言い、病室に戻るとお母さんがミルクを飲ましてくれてた。
2006-05-29 02:40:00 -
554:
由里
「おかえり★赤ちゃん淋しがってたで★あんたは、ちゃんと帰って来ると思ってたわ!はよ、おっぱい飲ましたり★」
と、優しい笑顔で笑ってくれた。
私は急いで着替え、授乳した。ただいま…赤ちゃん…2006-05-29 02:42:00 -
555:
由里
【赤ちゃん…今日はな、パパに“イッテラッシャイ”してきたよ?お空に行っちゃったから。あなたの顔を1番に見たがってたんやで?パパは、名前付けたがってたんやけどなー…無理になってしまってんよ…だから……だから……ママがカッコイイ名前付けるからね?パパはいつもママとあなたの側にいるからね…?頑張って、幸せに生きていこうな?何があってもママが守るから…。幸せにしてみせるから。絶対に守るから。な…?赤ちゃん…】
2006-05-29 02:44:00 -
556:
由里
自分に言い聞かせるように何度も、強く誓った。
知らない間に、涙が零れていた。
もぅ泣かないと決めたのに。泣き虫なママはあかんと思ってるのに。
そう簡単には、いかへんな…。2006-05-29 02:46:00 -
557:
由里
お母さんが、その様子に気付き、
「由里。無理せんでいいんやで…?ちょっとお母さんの話聞いてくれる?」
と、言った。2006-05-29 02:48:00 -
558:
由里
私が「うん……。」と、頷くと、お母さんは少し悲しい目になり、話し出した。
「お母さんなぁ…18から、付き合ってた人が、おったんやけどな?その人は、お母さんが殺したようなもんやねんよ…。お母さんのせいと言うか…
2人共すごいサーフィンが好きでなぁー!その日も、ちょっと天気悪いけど行こうかーってなって二人で海に行ってん。」
お母さんは時々、言葉を詰まらせながら語った。2006-05-29 02:52:00 -
559:
由里
「その人は、先に海に入って、サーフィン出来るか見て来てあげるって言って、お母さんがまだ用意してるのに先に行っちゃってんやんか…。」
お母さんの目には、涙がたまって今にも、こぼれおちそうになっている。2006-05-29 02:54:00 -
560:
由里
「で、やっとお母さん用意出来て、走って行ったら中々見当たらんねんよ……。しばらく探してたら、頭が見えて…こっち向いて『今日は無理やぁー!やめとこー』ってバツ印を、お母さんにした瞬間に……おっきな波が後から来てな………飲み込まれてんな?そしたら、ボードがその人の頭に直撃したみたいで、沈んだまま浮かんでけーへんかってん。」
お母さんは泣くのをこらえてた。
それは由里が見ても分かった……。2006-05-29 02:55:00 -
561:
由里
「それって…お母さんの目の前って事……?」
私は少し震えた声で聞いた。
「うん……。救急車も呼んだし、お母さん、探しに行って海から、あげて人口呼吸もいっぱいした………。で…も……アカンかったんよ……お母さんの為に様子なんか見に行かんかったら、そんな事ならんかったんやけど…な……」
お母さんの前に私が泣いた。そんな事ってあるん……?お母さん………。2006-05-29 02:59:00 -
562:
由里
「こんなん由里に今言うのはアカンと思うけど、人には、“忘れたらあかん人”が、おると思うよ。信人くんは、言葉だけじゃなく、ほんまに心の中にいると思う。居なくなってしまったんじゃない。辛い事や、嬉しい事を心の中に居る信人くんに、いつも報告したらいいし、迷った時は相談すればいいんやで?」
2006-05-29 03:10:00 -
563:
由里
「お母さんは、その人と婚約してて、子供も女の子三人って決めてたし、名前だって決めてたんやで?三人の名前も、その人が決めてた名前やで?お父さんには悪いけどなぁ…
その人が亡くなったんは、お父さんと結婚するずっと前の話やけど…その人の事は、今でもずっと大好きやで?逢いたくもなるやろうし、話したくもなるやろう…?悲しいし淋しいやろ…でも、そこで立ち止まるのは、良くない。信人くん悲しむでぇ…」2006-05-29 03:13:00 -
564:
由里
「お母さんは、違う人と結婚したけど、その人との約束果たそうと思った。だから三人の女の子産んだし、名前も由里亜と美月と桜にしたんよ?お父さんは何も知らんかったけどな?由里は強い子やから、肩肘張って頑張り過ぎると思う。でも、赤ちゃんは由里だけが頼りやで?頑張り過ぎて潰れてしまう前に、お母さんや、周りのみんなに頼りや★」
2006-05-29 03:16:00 -
565:
由里
「力不足かもしれんけどな?みんな由里の味方やからな!頑張ろ!一緒に!…それにしても、お父さんに悪い事したなー(笑)まぁ、もぅ離婚してるし関係ないかッッッ★アハハハッ★(笑)」
お母さんはケラケラ笑っていた。さっきの話が嘘の様に。2006-05-29 03:19:00 -
566:
由里
私は、一本の明るい光が、さした気がした。
「一緒に頑張ろう」って言葉に、こんなに勇気付けられるとは思っても見なくて…。
何回拭いても涙は止まることは無かった。2006-05-29 03:21:00 -
567:
由里
【お母さん…辛い過去を話してくれてありがとう。
由里は、お母さんみたいなママになるよ。
お母さんってやっぱりすごいわ……ありがとう。ほんまにありがとう……。】2006-05-29 03:24:00 -
569:
名無しさん
・゚・(>_
2006-05-29 05:47:00 -
570:
名無しさん
切なぃ‥(。pД`q。)?
2006-05-29 06:10:00 -
571:
名無しさん
更新されてるゥゥ〜??
2006-05-29 06:10:00 -
573:
名無しさん
頑張ってね?
2006-05-29 18:38:00 -
574:
名無しさん
上げ!?
2006-05-30 00:58:00 -
575:
名無しさん
頑張って?
2006-05-30 15:33:00 -
576:
名無しさん
?
2006-05-30 22:27:00 -
577:
名無しさん
?
2006-06-01 00:57:00 -
579:
由里
そして、退院の日。
私は小さな小さな赤ちゃんに、悪戦苦闘しながら新しい可愛い服を着せた。
「かっわぃぃー!!」
妹の美月が、デレデレの表情で言う。「はぁ…可愛いなぁぁぁ…」って何回も(笑)2006-06-01 18:44:00 -
580:
由里
私は、久しぶりに笑った気がした。
2006-06-01 18:46:00 -
581:
由里
思えば、いつも支えてもらい、いつも元気づけてくれたのは家族。自分が素で居られる所でもある。いつも感謝でいっぱい…。この子を、育てて行くのには凄くいい環境やとおもう。
2006-06-01 18:47:00 -
582:
由里
私たちは、病院の人にお礼の挨拶をしてタクシーに乗り込んだ。
7月下旬…。暑くて、太陽の陽射しが痛い位、眩しかった。
赤ちゃんに帽子を被せ、窓の外をボーっと見つめる。2006-06-01 18:51:00 -
583:
由里
【信人…。今日は退院の日やで★見える…?赤ちゃんの顔。目は由里に似てるで★鼻から下と輪郭は信人そっくりやで?一緒に買いに行ったベビー服着せたよー?………可愛いやろ…?】
2006-06-01 18:51:00 -
584:
由里
空を見ると、雲ひとつ無い真っ青な空。
私の目には信人の笑顔が見えた。2006-06-01 18:57:00 -
585:
由里
実家に着くと、早速ベビーベットに赤ちゃんを寝かして、ソーっと離れた。
お母さんが小さな声で、
「あんたも休憩しいや」といったから、私もコソコソと動いてたら美月が、でっかい声で「あー!あっつぅぅ!クーラーつけよ!!!」
思わず私は、「あんたうるさいぃ!」って言ってしまった………2006-06-01 18:58:00 -
586:
由里
そしたら、案の定…
「オンギャー…オンギャー!!!」
もぉー(:_;)って言いながら、かけ寄り、抱っこしてあげた。2006-06-01 18:59:00 -
587:
由里
【小さい手……あんなに豆粒みたいやったのに、ちゃんと手足が出来てオメメも出来て……凄い事やなぁ…命ってすごいなぁ…?】
2006-06-01 19:00:00 -
588:
由里
やっと寝てくれ、ベットにゆっくり静かに寝かして、リビングに行くとお母さんが、
「あんた、信人くんに手合わさんでええんか?」
と、唐突に言ってきた。2006-06-01 19:04:00 -
589:
由里
「えっ…?」
私はてっきり向こうのお義母さんが遺骨と遺影を持ってかえったと思ってたのに、うちの実家にあってびっくりした。2006-06-01 19:05:00 -
590:
由里
「う、ん………」
仏壇のある部屋に行くと、たくさんの花に囲まれた遺影。その中の写真は、私の1番お気に入りの写真…2006-06-01 19:08:00 -
591:
由里
久しぶりに信人を見た。
まるで今にも喋り出しそうなぐらい笑ってた。
私は、仏壇のまえに座り、ジーっと信人の目をみた。2006-06-01 19:10:00 -
592:
由里
「信人……………。」
2006-06-01 19:20:00 -
593:
由里
視界が涙で段々ぼやけて、信人がうまく見れない。
「あかん…あかん。なかへん。………ゥッ……信……人……ウゥッッッ……な…んで…そんなに…笑って…んの……ウッ…」2006-06-01 19:21:00 -
594:
由里
写真の信人は、とても優しくて。今にも、泣くな★っていってくれそうだった…
私は親指から信人の指輪を外し、そこに置いた。2006-06-01 19:22:00 -
595:
由里
「これ…は、信…人が持って…てな……」
私は泣きながら、ただひたすら手を合わせ目をつむった。2006-06-01 19:28:00 -
596:
由里
【何故、あなたは逝ってしまったんですか…。由里はがんばらなあかんのに…
過去の思い出と…現在を行ったり来たりして、前にすすまれへんねんやん。】
2006-06-01 19:55:00 -
599:
名無しさん
・゚・(>_
2006-06-01 23:47:00 -
600:
名無しさん
?
2006-06-02 01:13:00